1/30:雪の秋田
◆秋田→男鹿→秋田→横浜:ゆき
昨晩は、結局23時就寝。日本酒、温泉、マッサージときたら、とても起きていられないよね。寝るより楽はなかりけり。浮世の馬鹿は・・・ということで、6時起床。そうか、サッカー勝ったのか。すばらしい。
朝食も朝風呂もパスして、また少し積もった駅前通りを慎重に歩いて、7時7分の男鹿線で出発。ツイッターのTLを読むと、アジアカップの興奮が伝わってくるけれど、手元のニッカンの一面は、いかんせん「沢村」で疎外感を覚える。
男鹿線は、キハ48がたくさんつながっていて、一昔前のローカル線のようだが、車窓は、案外新しい家も多く、そんなに寂れている感じはない。8時過ぎに男鹿駅に着いて、未乗線区を無事に1つ消化して、すぐに折り返し。ここまでは順調だったが・・・
30分くらい走って、二田とかいう駅で終了。奥羽本線との分岐駅の追分のポイントが故障して、下り列車が来ないので、行き違いのため待つという。まぁ、それくらいならと思ったけど、そうこうしているうちに雪も強くなってきて嫌な予感がする。
案の定、下り列車が到着していざこちらが出発しようとしたら、再びポイント故障との連絡。かなり怪しくなってきた。今日は、この後、レンタカーで乳頭温泉に参戦してから田沢湖経由で帰京の予定なのだけれど、列車が遅れると、時間もなくなるし、雪の中の運転も怪しい。
追分駅まで来たら再び終了。各地でポイント故障が頻発しているようだ。唯一の救いは、車掌さんが美女であって、しかも随時的確に情報を伝えてくれること。やっぱり秋田は美女が多いよね。東京の結婚式に間に合わなくなるじゃないか!とかで、隣の青年実業家風兄ちゃんが美女車掌に八つ当たりしかけていたけれど、きちんと説明していたら、「貴方に言っても仕方ないね」と我にかえったようで一安心。ただ、本来、鉄道って、もう少し雪に強くなかったっけ?っていう気はするよね。シベリアだって、列車は走っているわけだし。目の前の国道は、普通にクルマが走っているしね。まぁ、国鉄時代は、人が余っていて、人海戦術でポイントにカンテラ置いて雪溶かしたりしていたのかもしれないけれど。
結局、1時間20分の遅れで秋田到着は10時半。今からトレン太くんで、乳頭温泉に行っても、ほとんど時間がなくなりそうだし、そもそもたどりつけるかどうかも怪しいので遺憾ながらキャンセル。自己都合と言えなくもないので、扱いが微妙なところだけれど、幸い、列車遅延都合にしてくれて、全額返金してくれた。
どうもこれ以上うろうろしていると、東京に帰れなくなりそうな予感がしてきたので、遺憾ながら早々に撤収することにする。西武の地下の七代目佐藤養助さんで、稲庭うどんとビア。創業150年。喉ごしもよく美味しい。比内地鶏のお鍋につけていただく。
いよいよ雪は激しく、アーケードの中にも進入してくる状況。12時1分発のこまち号も入線が遅れてどうなることかと思ったが、なんとか3分遅れで出発。4時間の長旅となるので、グリーン車にしたけれど、こまち号のグリーン車は、普通車と同じ2-2配置だから今いちお得感がないね。
大曲で進行方向が変わって、角館付近は、大雪。いかにも短時間で積もりそうな雪だ。さっき、雪に弱いって、書いたばかりだけれど、この雪の中、よくがむばっている。少なくとも小生がレンタカーで運転できるような状況ではない。
一眠りしたら盛岡。8分遅れ。もう大丈夫だろう。夕方には横浜へ帰れる時間。秋田駅でおみやげに買ったきりたんぽとビアでもいただこう。
○新たに乗りつぶした路線:男鹿線
○新たに乗りつぶした距離:26.6キロ
○今までに乗りつぶした距離:18881.9キロ
○まだ乗りつぶしていない距離:948.6キロ
○乗りつぶした路線の割合:95.2%
最近のコメント