8/29:マニアの血が一瞬騒いだが~民主党代表選挙~
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民主党代表選挙。よく「誰がなっても同じ」っていう人がいるけれど、そんなことは絶対にない。絶対にないとは思うけれど、今回は、準備期間も短いし、選挙マニアの小生も今ひとつ盛り上がらなかったこともたしかである。
それでも、当日の朝ともなると、さすがに血が騒いでくるわけで、5人も立候補して、1回目の過半数が難しいとなれば、いろいろと作戦もある。政策はともかくとしても戦略にも注目せざるをえない。
小沢陣営は、決選投票での下位連合、特に鹿野氏が2位で、そこへ、前原・野田票が合流することを恐れたようで、その気持ちはわからなくはない。しかし、そのために、何がなんでも1回目で決めようとして、鹿野陣営から票を引き剥がしにかかったことで、鹿野氏の逆鱗にふれて、下位連合の逆転を許してしまった感がある。初めから1回目の過半数をあきらめたうえで、政策的には鹿野氏は中間なのだから、うまくポストで釣って、1-4位連合で抱き込めなかったものか。まぁ、しかし、昨年、大将自らが出て、200-206で負けているわけで、海江田くんにそこからの上積みを求めるのは酷だし、だからといって、西岡議長を担ぐようでは、タマ不足は否めない。どうやっても勝ち目はなかったともいえるし、残念ながら、小沢一郎くんの終了は、いよいよ隠せないものとなってきたようだ。
個人的には、今回、なって欲しい順番としては、海江田>馬淵>鹿野>前原>野田の順で、要は、しばらくは、建設国債で公共事業、経済対策優先の人になって欲しかった。しかるに、もっとも小生が避けたかった野田くんが勝利。増税と大連立を掲げて当選とはあまりにもあんまりである。まぁ、早い段階から立候補を表明して、前原くんの後だしにもめげずにスジを通したといえば通したので、海江田氏のようにやりたいのかどうかもわからないけど担がれたというのよりはいい面もあるけれど、菅さんのように、総理になるのが目的でなってみたらやめないこと以外に目的がないということにならないよう祈りたい。これだけの株安と円高を招いた財務大臣にそもそも資格があるのかという気はしないでもないが、まぁ、首相になれば違うというならお手並み拝見するしかない。
昨年のタルトコ氏のときも書いたけれど、海江田氏も前原氏も野田氏も日本新党1期生。小生が政治にもっとも熱かった時代にデビューした世代である。鹿野さんも、自民党を離党して、新党みらいとか作ってて、当時は期待してた。終わった以上は、仕方がない。細川さんの教え子?たちに、もう1回だけ期待してみるか。
るいさんのアドバイスにしたがって、リフレクソロジー50分。GAORAでファイターズTVを見て就寝。
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