10/10:競馬で心がひとつになる日~絆カップと南部杯~
◆深浦→盛岡→横浜:はれのちあめ:11281歩
昨日は結局、19時半に就寝してしまひ、23時すぎにいったん目が覚めたものの、そのまま寝続けて、5時20分の目覚ましまで熟睡。さらに二度寝して6時15分起床。都合11時間近く寝たことになる。温泉効果恐るべし。
もちろんさっそく朝風呂へ行く。昨日は30人近くいた海辺の露天風呂も朝は、3~4人。日本海を眺めながらぼんやりとつかる。まったくもってすばらしいとしかいいようがない。朝食ヴァイキングをたっぷりと。りんごジュースを3杯。食も進む。新聞は不要。ほんと、このへんで海を見ながら温泉につかって、寝て、食べてという生活してたら、ストレスはまったくなく、不老ふ死とはいかなくても、かなり長生きしそうではある。
食後にもう一度、新館で朝風呂に入って、9時にチェックアウト。3連休にシングルがあって、2食付11000円だからリーズナブルといえよう。滞在19時間のうち11時間寝ていたというのがもったいないような気もするけれど、それも温泉効果のうち。今度は、雪のときにまた来てみたい。
盛岡へ急がなくてはいけないのだけれど、ここまで来たら、久しぶりに十二湖の青池を見たい。101号線を南下して、白神山地に向けて山道を登って到着。以前来たときより少し手前に立派な駐車場が整備されていた。
大小歩いて5分くらいで青池。美瑛の青い池は、実際に水が青いのだけれど、ここは実は、水は透明度が高く、底の方まで見える。光の加減で青く見えるというのだから、不思議であるけれど、実際、青いものは青い。光の波長のうち赤が吸収されて、青だけ残るとか。
宿を出るときには、ナヴィは、大鰐弘前IC経由を指示していたのだけれど、十二湖まで来たら、101号をさらに南下して、能代から秋田道で北上まわりというルートを指示。いくらなんでも北上まわりは遠いのではないかと思うのだけれど、昨日の道を戻るのもつまらないし、高速の方がラクなので従うことにする。能代から大館、八幡平廻りとか近いルートがありそうな気がするのだけれど。。。
大半が高速とはいえ、270キロは遠い。しかも秋田道は、片側一車線区間が多いので、追い越し車線が出てきたところで、遅いクルマをまとめて抜き去らないといけない。錦秋湖SAまで3時間近くノンストップで飛ばす。ここのSAは、温泉があるのだけれど、残念ながらパス。北上から東北道を北へ飛ばし、盛岡南ICから4号線へ。4時間のロングドライヴでいよいよ盛岡競馬場へ到着。
今日10月10日は、例年なら盛岡競馬場で統一GI南部杯が行われるのだけれど、今年は、岩手競馬支援の名目で、東京競馬場で開催して、売り上げの一部を岩手競馬に拠出することになった。震災後の開催中止や売り上げ不振で南部杯の賞金負担が苦しい岩手競馬と、こちらも売り上げ不振で、祝日開催で取り戻したいJRAの利害が一致しての一大イベント。例年なら2億程度しか売れない南部杯をJRAがどのくらい売ってくれるか、毎日王冠の50億あたりがひとつの目標であろうか。
そういう特別な日なので、本来なら、久しぶりに東京競馬場へ参戦すべきところであって、場内の岩手競馬投票所では、様々なイベントも開催されるようだけれど、温泉めぐりにひっかけて、盛岡競馬場の方へ参戦することになった。もちろんこちらもイベントはいろいろと行われていて、駐車場などもびっしり埋まってはいるけれど、14時半に到着しても、指定席もラクラク買えたし、それほど華やいだ感じはなく普通の開催日とあまり変わらない。
まずは、名物のジャムボ焼き鳥をいただき、さらに復興食堂でたこ焼きを購入。WIN3なるイベントがあって、府中の南部杯と盛岡の絆カップと大井の4Rを的中すると、賞品がもらえるという。大井の4RといってもC2(六)(七)でちょっと検討できないのだけれど、ちゃんと地元の「ケイシュウ」紙に馬柱が掲載されているのはさすがである。
今日の一般レースは、「がんばろう陸前高田」とか「がんばろう大船渡」といった名前がつけられていて、8Rの「がんばろう釜石」から参戦するもこれは飛び込み自殺。9Rはパスして、今度は、JRAの南部杯に参戦。あいかわらずJRAの売り場の方がにぎわっている感じだ。もちろんビジョンにレースの模様が放映されるのだけれど、今日は、岩手競馬で使っていたファンファーレが府中に鳴り響く。
スタート直後に、岩手のロックハンドスターが故障との実況に場内がどよめく。エスポワールシチーが軽快に逃げて、やられたかと思ったが、伸びないように見えたトランセンドがしぶとくじりじりと内から伸びて、ダノンカモン、シルクフォーチュンの追撃を抑えて圧倒的1番人気にこたえて勝利。さすがドバイ2着の実力というところだけれど、なんともしぶとい粘りで驚いた。馬連、馬単が的中して少しプラス。それにしても、岩手代表ロックハンドスターの故障は、あまりにもあんまり。青藍賞で大敗していたから、夏場以降調子を崩していたようだけれど、立場上、参戦せざるを得ない面もあっただろう。まだ3歳で将来的には全国区の活躍を期待していた馬だけに予後不良は痛恨の極み。
馬券も当たったことだし、復興食堂のTシャツなど購入して、10Rもパスして、最終の絆カップに備える。地方全国交流重賞として新設された絆カップは、賞金300万だからわざわざ遠征してくるメリットはそんなにないのだけれど、北海道、南関東、東海から4頭が参戦してくれておもしろい顔ぶれ。船橋のリュウノボーイは、サッカーボーイ産駒、地元代表のマイネルプロートスは、ダイイチシガー産駒ということは、華麗なる一族の五代目にあたる。この2頭が中心と思われるが、北の大地から来たタイセイアドミラル、勢いのあるファーストメジャーの4頭を頭にして、おなじみトウホクビジンやリリーレインボーなどを2、3着にからめての3連単80点で勝負。
レースは、ファーストメジャーが早めに先頭にたって、これは!と思ったが、さすがにリュウノボーイが差して快勝。それでも3着にリリーレインボーを連れてきてくれたので、3連単134倍の万馬券!80点買いだからいばれたものではないけれど、岩手競馬にお金を落としつつ、自力で回収したのだからすばらしい。
盛岡駅でレンタカーを返して、おなじみの盛楼閣さんへ。ハイボール、上カルビ、キムチ冷麺と堪能して、あとは、はやぶさ号で帰るだけ。盛岡→東京、上野通過で2時間20分というのは、実に速い。
三途の川を渡って恐山に入場したあたりではどうなることかと思ったけれど、大間のマグロに八甲田の紅葉に、東北の、いや日本の名湯、酸ヶ湯に不老ふ死温泉。そして、最後は、心をひとつに岩手競馬で快勝。まったくもってすばらしい3連休の遠征だったといえよう。
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