10/26:追悼マンボウ先生
◆横浜・東京:はれ(木枯らし1号):13465歩
今月は、シンボリルドルフにサッカーボーイと追悼日記が多いのだけれど、今朝は、マンボウ先生こと北杜夫さんの訃報。84歳だから仕方ないのだけれど、大変残念。
以前も書いた気がするけど、小学校低学年まで、ドラえもんは読むけど、読書はほとんどしなかった小生に読書の楽しさを教えてくれたのは、北さんの「船乗りクプクプの冒険」。我が家の蔵書1500冊の原点はここにあって、北さんをきっかけに、遠藤周作、星新一、畑正憲、宮脇俊三と少しずつ広がっていった次第。
そんなわけで、マンボウ先生の本は今でも30冊くらいある。もっとも、夜と霧の隅でも読んでないし、楡家の人々は途中で挫折するしで、実は、まったく話にならないのだけれど、クプクプ以外にもう1冊あげるとすれば、マンボウ周遊券。阿川さんとの講演旅行、星新一さんとのソ連旅行も面白いのだけれど、なんといっても、「頑張れ、阪神」がすばらしい。カープ初優勝の昭和50年のことで、小生がやきうを知る1年前のことではあるけれど、テレビを見ながら、マダカスカルの神に祈ったり、中継が終わってしまい、ラジオを聴きながら、自分で作ったジンクスで仰向けになったり、手足をバタバタしたりという件がとても共感できる。
もうひとつ北さんといえば、躁うつ病。精神病という暗いイメージを払拭して、困ったものではあるけれど、飼いならすこともできるというイメージを作ってくれた功績は偉大で、父が神経症になったときも、小生も母も北さんの躁うつを知っていたので、突然ハイになって株を買いまくったかと思えば、ぐったり寝込んでしまうという感覚が多少なりともイメージできたのは、ありがたかった。
そんなわけで、小生の読書第1世代の作家もあとは、阿川さんとムツゴロウさんくらいになってしまった。寂しいですね。
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北杜夫さんの本を読むようになったのは、お隣さんの宮脇俊三さんの本を読んでからです。
お二人ともお嬢さんが文筆家になられましたが、お互いどことなくお父さんの文体を感じさせますね。
投稿: buschan | 2011/10/29 07:00
エッセイで他の作家のことを知って、読書の幅が広がっていくのがうれしいですよね。お二人の娘さんの本もそれぞれ何冊か読んでます。特に斉藤さんは、マンボウ先生のことが大好きという感じですよね。
投稿: しんちゃん | 2011/10/31 15:32