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10/31:ファイターズ2011シーズン回顧

◆福岡→東京→横浜:はれ:10088歩

 飛行機で行ったり来たりしているうちにファイターズも終了したので、恒例のシーズン回顧。

◇投手陣

 みんながんばりましたね。正直、これで優勝できないともう伸びシロがないっていうくらい。特にリリーフ陣。シーズン前半は、久と榊原は0点台、増井が1点台で、宮西が悪く見えたくらい。ソコソコだった林が2軍に行かされて、代わりの石井も0点台。敗戦処理とはいえ、多田野も広範まで0点台。最後の最後のさすがに息切れしたけれど、谷元も含めて、誰も2軍に落ちないので、実は2軍でがむばっていた、木田、植村、乾あたりに声もかからなかった。
 うれしい誤算は増井。セットアッパーで1年活躍するとは思わなかった。そして、彼の成績が0勝4敗というのが、今年のファイターズを象徴していて、基本的に先行逃げ切りが徹底していたということ。榊原、増井、久は、ほぼリードした場面でしか使わなくて済んでいたから、たまに失敗したときに負けはついでも、勝ちはつかない。9月は、あまりに打てなくて同点で出さざるを得なくなって、いろいろと崩壊した感じ。磐石のリリーフ陣がいたからこそ、ケッペル、ウルフ、佑ちゃんは、試合さえ作ればよかったし、よく作ったとは思う。
 伸びシロの来年は、まず、ダルビッシュがどうなるか。そして、菅野くんが入ってくれるのか?佑ちゃんは、もう少しやってくれそうな気はする。もう糸数、吉川にチャンスをあげるのはやめて、大塚、榎下、矢貫、中村勝あたりから、なんとか先発をひとり。

◇野手陣

 賢介の故障をスケさんが埋めているうちは何とかなっていたのだけれど、スケさん終了とともに、賢介不在のツケがまわってきて、最後の最後は、信二放出のツケまで回ってきた感じ。翔くんはよくがむばったけれど、小谷野、稲葉がとにかくチャンスで打てない。そういう意味では、後半戦、もう少しニオカ選手に期待してみたらどうだったのだろうか?やっぱりダメかな。
 なんだかんだ1年間、大きな波がなくがむばったのは、陽くん。走塁も光ったね。後半戦、杉谷は、ずいぶんチャンスもらったけど、ブレイクまではいたらず。外野ではなくて、内野で期待したいのだけどね。また来年、キャンプの特訓でさらにステップアップしてもらいたい。

◇観戦成績

 開幕から11試合まで無敗。8月まで18勝2敗2分。どこに遠征しても、楽しい祝勝会と美味しい朝食ヴァイキングばかりだったのだけれど、9月は2勝7敗で、2勝が東京ドーム。それでも、20勝9敗だから、まぁ立派なものではあるけれど、今年は、ミラクルな試合が少なかったね。それと、めぐりあわせだけれど、ホークス戦を一度も見なかった。なので強さを実感できなくて、いつでも追いつけるような気がしてしまったのだけれど、最後は、まぁ、参ったね。9月の天王山、見なくてよかった。
 
 札幌   8勝4敗1分
 東京   4勝0敗
 函館   2勝0敗
 千葉   1勝0敗1分
 大阪   1勝1敗
 神宮   1勝1敗
 広島   1勝1敗
 仙台   0勝2敗
 所沢   1勝0敗
 横浜   1勝0敗

◇観戦ベストゲーム

1位:◇2011/4/17:○F 8-4 M(札幌)佑ちゃん初登板初勝利☆
2位:◇2011/7/2:○F 4-2 L(所沢):杉谷くんプロ初安打!
3位:◇2011/9/10:●F 1-4 E(仙台)初対決!マーくんvs佑ちゃん@仙台
4位:◇2011/5/14:○F 11-2 B(函館)盛大!函館遠征!
5位:◇2011/5/28:○F 1x-0 C(札幌)カープオフ@北の大地開催♪

10/30:沖縄→横浜→福岡、1500マイル

◆北谷→那覇→横浜→福岡:はれのちくもり時々あめ

 沖縄最終日。今日もよい天気。朝食ヴァイキングと朝風呂の後、ビーチを散策。名残り惜しいけれど、早めの撤収となり、ヴィッツ号で出発。泊大橋から、新しく開通したうみそらトンネルを通って空港へ。宜野湾バイパスなどとあわせると、58号の海側ルートもだいぶ整備されてきたけれど、まだ浦添あたりに米軍があるから、あそこは難しいのだろうか。

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 飛行機は11時40分なのだけれど、おみやげを買ってから、10時半にはラウンジへ。まずは天皇賞の投票。外人とブエナビスタのボックスでいいのではないかと思うのだけれど、ついついペルーサも追加してしまい、同じ外人でもエイシンフラッシュを厚めにしてしまった。
 11時からは、1-3月分の旅割先行予約。2月の沖縄キャムプの航空券を今から予約しなくてはいけないのだから大変。日程はおろか、監督も決まってないのにね。その他、札幌のジャムプ、帯広のスケートなどを予約して、あわただしく搭乗。

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 少し遅れて、14時すぎに羽田着。14時10分のバスに飛び乗って、YCAT。雨の中歩いて帰宅。荷物の入れ替え、スーツに着替えて、天皇賞大敗を確認して、あわただしく出発。外人ボックスでよかったのにさぁ。。。
 再びのYCAT。16時のバスに乗れたので、やれやれと思うと、海底トンネルで渋滞。なんとか湾岸環八で脱出して、16時40分に羽田着。ファイターズ終了の気配を感じつつ17時の福岡便に搭乗。65番ゲートっていうのは、さっき沖縄の帰りに降りたゲートと同じじゃないか。。。ずっと前から決まっていたプライベートの沖縄と直前に決まった出張の使い分けでこんな妙な日程になってしまった。
 18時55分福岡着。ぐったり気味だけれど、西の美女であるところのS嬢のお迎えを受けて、華味鳥さんにて、水炊きをいただく。S嬢といえば、ホークスファンであって、ホークス優勝、ファイターズ終了ということで上機嫌。ただし、CSの相手はファイターズの方が安心だったのにとのことで、まったくもっておっしゃるとおり。土曜日の6時台にメールで叩き起こすのはいかがなものか問題、つぶやかないと思うけれど、ブクログなら考えてもよいか問題、あいふぉんを購入したのにiPodminiがクルマに装着されているのは話にならない問題などゆっくり検討したかったのだけれど、店員さんが次から次へ料理を出してきて、早々に撤収を余儀なくされたので、早めに解散。

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10/29:のんびり秋の沖縄

◆北谷→那覇→北谷:はれ

 6時半起床。朝食ヴァイキング。沖縄タイムスとオレンジジュース3杯。地方紙のなかでも、沖縄タイムスは読みでがある。食後にビーチを散歩。今日も絶好の天気で風が爽やか。
 いったん部屋に戻り、タオルと本を持って、再びビーチへ。パラソルとベッドを2500円でレンタルして読書。サービスのかき氷をいただきながら、運命の人二巻をじっくりと。季節はずれのビーチには、外人さんが多く、海外リゾート気分。いつもは、美ら海とか森カフェとかあわただしくドライブするけれど、たまにはのんびりビーチでくつろぐのもいい。

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 昼すぎまでに二巻を読了したので、ちゅらー湯で汗を流して、いったん部屋に戻る。風呂上りにビアを飲むかどうか迷ったけれど、夜のおでかけに備えて我慢。BSでCSを見ようかとも思ったけれど、ダルに任せて昼寝。冷房効かせて2時間ほど。
 16時前に起きたので、テレビをつけると、ノーアウト1,3塁で稲葉、翔さん、スケさん終了。あまりにもあんまりなので、Numberなど読んで、そろそろ試合が終わったかなと再びテレビをつけると、久が打たれて同点。おかわりくんを内角攻めで完璧に封じたのだけれど、あれで試合終了じゃなくてまだ2アウトという時点で嫌な予感はあった。もはやこれまでなので、やきうは忘れることにして、夕陽を見に行く。今日もビューティフルなのだけれど、これでも、最後の最後は、雲に沈んでいくんだよねぇ。

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 日も暮れたところでおでかけ。まずは首里城へ。沖縄は毎年来ているけれど、ここはかなり久しぶり。何やら首里城祭とやらが開催中で、万国津梁の灯火とのことで、ライトアップが美しい。”平和”のベタなライトアップの文字も、普通ならちょっと白けるけれど、沖縄でとなると重みがある。

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 さらに南下して、那覇中心部。国際通りになんとかクルマを停めて、「ライブハウス島唄」に参戦。こちらも宜野湾から那覇に移転してからは初めてだからけっこう久しぶり。お店も広くなって、ネーネーズも実質的には4代目くらいになっているけれど、安里屋ユンタ、てぃんさぐの花、庭のがじゅまるなどおなじみの曲も多い。そして、最後は、黄金の花とはすばらしい♪ブルーシールアイスクリームをいただき、ホテルに戻ってオリオンビアを飲んで就寝。まずは、秋好日といえよう。

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10/28:秋の沖縄へ♪

◆横浜→那覇→海中道路→平安座島→浜比嘉島→北谷:はれときどきくもり:10087歩:那覇市の最高気温=27.4℃

 4時15分起床。昨晩は、最終のひとつ前ののぞみ号で出張から帰宅して、24時頃に就寝だから、いくら朝に強いといっても、目覚ましの不快な電子音に叩き起こされる感じになる。荷詰めをして真っ暗な中をYCATへ。空気はひんやりと冷たく、新月ということもあって、横浜とは思えないほどたくさんの星がみえる。5時15分の始発のバスで羽田へ。
 6時5分というのは、第2ターミナルを最初に飛び立つ飛行機で、始発のバスでもギリギリだけれど、なんとかプレミアムチェックインカウンターへ寄って、どうせなら沖縄で使おうと残しておいたポイントでプレミアムシートへアップグレード。北の大地でおなじみの53番搭乗口からの出発。隣の52番からは、6時10分という続行便が出るようだ。

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 道中爆睡して、8時45分、那覇空港到着。名護キャムプ以来だから8ヶ月ぶり。すばらしいお天気で気温は30度はいってないと思うけれど、陽射しはなかなか強い。トヨタレンタカーさんヴィッツ号で出発。まずは、久しぶりに海中道路をめざす。
 沖縄北IC経由で海中道路へ。古宇利大橋の方が、セブンマイルブリッジみたいな爽快感は上だけれど、ここも海の上を一直線なので、今日のようにお天気に恵まれれば気分も上々。浜比嘉大橋も渡って、浜比嘉島で折り返し。

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 一般道経由で戻って北谷へ。今回のお宿は、ビーチタワーさん。14時まで部屋には入れないので、アメリカンビレッジ内のお店で沖縄そばをいただき、ホテル駐車場にクルマを泊めてからちゅらー湯に入浴して、テラスで海を眺めながらビア。お腹が空いてきたので、また沖縄そば。

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 14時少し前にお部屋に入れたので、読書。「Number790 秋のプロ野球名勝負」は、読むところが多すぎて、かえってもったいなくなってしまい少しずつ読む。昼寝。2時間寝てもまだ眠いので30分延長。沖縄まで来て、真昼間から昼寝かよと言われそうだけど、今回は、穏やかな秋の沖縄で、のんびり読書と昼寝という趣旨なのだ。
 17時すぎに起き出して、ホテル目の前のサンセットビーチへ。その名の通り夕陽がビューティフルで、雲もなく実にいい感じ、これなら水平線に沈むかも!と思ったら、2枚目の写真の後は、やっぱり雲に隠れてしまった。とはいえ、半袖で少し涼しいくらいの風が実に気持ちがよくていい感じ。

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 ビーチタワー宿泊中は何度でも無料のちゅらー湯で再度入浴。ここは、意外にも源泉かけ流しである。湯上りテラスでビア。20時からホテルに戻ってマッサージ。21時から読書。昨年末に買ったのだけれど、一巻の途中で中断していた「運命の人」に再挑戦。文藝春秋連載中から、早く文庫になれと待っていた作品なのだけれど、なんとなく読むのをためらっていたので、やはりこの作品読むなら沖縄だろうということで、最初に戻ってじっくりと。日付が変わる頃に一巻を読了。

10/26:追悼マンボウ先生

◆横浜・東京:はれ(木枯らし1号):13465歩

 今月は、シンボリルドルフにサッカーボーイと追悼日記が多いのだけれど、今朝は、マンボウ先生こと北杜夫さんの訃報。84歳だから仕方ないのだけれど、大変残念。
 以前も書いた気がするけど、小学校低学年まで、ドラえもんは読むけど、読書はほとんどしなかった小生に読書の楽しさを教えてくれたのは、北さんの「船乗りクプクプの冒険」。我が家の蔵書1500冊の原点はここにあって、北さんをきっかけに、遠藤周作、星新一、畑正憲、宮脇俊三と少しずつ広がっていった次第。
 そんなわけで、マンボウ先生の本は今でも30冊くらいある。もっとも、夜と霧の隅でも読んでないし、楡家の人々は途中で挫折するしで、実は、まったく話にならないのだけれど、クプクプ以外にもう1冊あげるとすれば、マンボウ周遊券。阿川さんとの講演旅行、星新一さんとのソ連旅行も面白いのだけれど、なんといっても、「頑張れ、阪神」がすばらしい。カープ初優勝の昭和50年のことで、小生がやきうを知る1年前のことではあるけれど、テレビを見ながら、マダカスカルの神に祈ったり、中継が終わってしまい、ラジオを聴きながら、自分で作ったジンクスで仰向けになったり、手足をバタバタしたりという件がとても共感できる。
 もうひとつ北さんといえば、躁うつ病。精神病という暗いイメージを払拭して、困ったものではあるけれど、飼いならすこともできるというイメージを作ってくれた功績は偉大で、父が神経症になったときも、小生も母も北さんの躁うつを知っていたので、突然ハイになって株を買いまくったかと思えば、ぐったり寝込んでしまうという感覚が多少なりともイメージできたのは、ありがたかった。
 そんなわけで、小生の読書第1世代の作家もあとは、阿川さんとムツゴロウさんくらいになってしまった。寂しいですね。

10/23:ひきこもりで読書

◆横浜:くもり時々はれ

 今週(正確には先週)は、世界体操やカシオペアのツケがまわってきて、バタバタと忙しく、夜の会食も多くて、ぐったり。週末のフェニックスリーグ遠征を断念して休養に専念。年に何回かこうやって、高いキャンセル料を払って無駄になってしまう旅割ができてしまう。
 何とか週末にたどりついて、金曜日の夜は、「スロウハイツの神様(下)」を買って帰って読みふける。辻村深月さんの作品は初めてだけど、北の大地で上巻を読み始めてから、中断することなく、土曜の午前中には、下巻まで一気に読了。
 土曜の午後は、諸般の事情により、Yo子さんとボランティア作業。早く終わったら、カップヌードルミュージアムにでも参戦と思っていたが、そんなに甘くなくて、夕方までみっちり作業。何とか完了したので、クイーンズスクエアにてビア。途中でYo君も合流(ビアは飲まない)。チェックインしたら10%OFFクーポンがもらえてラッキー。
 夜は、競馬予想TVを見てから、今度は、五十嵐貴久の「For You」。少し読み始めたところで眠くなってしまい21時半には就寝。
 毎日早く寝るので、5時台には目が覚めてしまうのだけれど、ニッカンを読んで朝食を食べるとやることがないので、ふたたびベッドへ。二度寝しないで、読書。最近は、平日の夜や週末だと、長い小説を読むエネルギーがなかなかなくて、今週末、金曜日休んで遠征先でゆっくり読書でもという予定だったのだけれど、この週末は、体が小説を求めているようでどんどん進む。
 お昼はチャーハンを作ってビア。また読書。15時からグリーンチャンネル。競馬予想TVを見れば見るほど、オルフェーブルの三冠は怪しいのでは?と思ってしまったのだけれど、あまりの強さびっくり。まぁ、馬券はハズレても三冠馬の誕生は素直にめでたい。ミスターシービーの時は、中学生だったけれど、テレビの前で震えが止まらなかったことを懐かしく思い出す。
 昨日の作業で首や腰が痛いので、万葉倶楽部に参戦する予定だったのだけれど、それも面倒になって、再び、ベッドに戻って読書。「For You」も読了。五十嵐貴久の作品は、3冊目だけれど、どれも読みやすい。週末だけで、1000ページも小説を読んだのは、かなり久しぶりではないだろうか。
 この後は、豚肉でもしゃぶしゃぶして早々に就寝の予定だけれど、遠征帰りとちがって、こういうひきこもりの日曜日の夜は、眠れないんだよね。。。


10/16:ホーム最終戦もあんまり

◆札幌→横浜:あめのちはれ:14255歩

 8時まで熟睡してもまだ眠い。カシオペアの睡眠不足が解消されないようである。朝風呂で目を覚まして朝食。しかしながら、道スポとともに勝利の余韻にひたるはずの遠征先の素敵な朝のヴァイキングともすっかりご無沙汰である。
 何やら外は嵐みたいだけれど、11時ギリギリまで部屋でぐったりして、宮越屋さんでブログを更新しているうちに雨があがって、ドームに着く頃には、ホーム最終戦にふさわしい青空に。相手はマーくんだけれど、なんとか今日は満員のファンに応えるすばらしいゲームにして欲しいと心から思う。我ら年パス組も、ないるさん、かんちゃんも合流して、久々にフルメンバーで応援。試合前には、ファイターズ北海道移転からの歴史をふりかえる特別展示で気分を盛り上げる。今日こそ絶対勝つぞ!

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◇2011/10/16:●F 0-2 E(札幌)

 1番杉谷、2番今浪、3番加藤のヤングファイターズ。先発は、未来のエースとして期待する埼玉のダルビッシュこと中村勝。本物のダルビッシュの最多勝、防御率1位をアシストするためには、マーくんからたくさん点をとって勝ちたいところで、このメムバーでそれをやってくれれば最高なのだけれど、やはりそうは甘くない。相手のミスでもらったチャンスに1死2、3塁で杉谷ということで久しぶりに盛り上がったのだけれど、マーくんに本気を出されると格が違いすぎて手も足も出ない。
 今浪のファインプレーなどもあって、中村勝もがむばっていたのだけれど、6回に2失点。球数も多かったし、鉄平に打たれていたから、消化試合でなければ頭から回の頭から代えていたかもしれないけれど、まぁここは将来の先行投資。6回を投げきったのだからよしとしたい。
 しかるに、打線の方は、あまりにもあんまり。唯一打てそうな雰囲気があるのは、小谷野だけで、その小谷野の4打席のうち3本は、いい当たりの外野への飛球。もうひとつが、ランナー2塁でのライト前ヒットだったのだけれど、2塁走者ストップ。あそこはイチかバチか突っ込ませて欲しかった。案の定、スケさんがあっさり終了。北の大地のファンは、今日もあたたかいけれど、kecoさんなどは、ガイジンはチームの和を乱すからいらないなどと、盛大に毒を吐いている。
 9回にはさとぼうも登場して、野手はほとんど顔を見せたけれど、その後は見せ場もなく21度目の完封負け。9月以降の遠征は、ひたすら連敗で、あまりにもあんまりなままシーズンが終わってしまった。
 ホーム最終戦ということで、梨田監督と鶴岡副会長のあいさつ。映像で1年を振り返れば楽しい試合もたくさんあったシーズンだけれど、どうにもテンションが上がらないまま終わってしまった感は否めない。
 例によって新千歳空港でお弁当を購入。つい先日もkecoさんといっしょにここでお弁当を買ってラウンジでいただいた気がするのだけれど、前回ここでお弁当を買ったのは、7月の遠征の帰りだと言われて驚く。ファイターズとともに歩む1年は早い。あっという間にまた来年の沖縄キャンプになって、また杉谷と中島の特訓を見守り、そうこうしているうちに新しいシーズンが始まるのだろう。
 ラウンジで、星野監督と田淵コーチを発見。2人は、本当に仲がよさそうだ。そして、やはりオーラがすごかったのだけれど、搭乗口で発見した榊原は、あまりにも普通のお兄さんだった。そんなこんなで今季のレギュラーシーズンの観戦はこれにて終了。みなさまお疲れさまでした。

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10/15:豊平峡にて温泉とカレーと紅葉を満喫♪

◆(車中泊)→札幌:くもり:7992歩

 旅慣れているとはいえ、寝台車で熟睡できるものではなく、青森らしき気配も記憶にあるし、青函トンネルの走行音も覚えているし、函館に止まったとうな気もするから、全然寝てないような気もするけれど、徹夜明けという感じでもないから、断続的に2~3時間は、眠ったのだろう。寝るまでは、車内の温度はけっこう快適だったのだけれど、夜になって妙に暑くなってしまい、床に置いておいたお茶も熱くなっている。
 6時前に起き出してぼんやりと車窓を眺める。このあたり、噴火湾に沿って走り、大沼や駒ケ岳も見えて、北海道の車窓でもトップクラスのはずなのだけれど、あいにくの曇り空でぱっとしない。九州の日没はいつも東京よりも遅いけれど、北海道の日の出は、いつも東京より早いとは限らない問題について説明するけれど、理解されないようなので打ち切り。
 車窓のおはよう放送が入り、早めに食堂車にかけつけるけれど、すでに40分待ちということで断念。あわてて逆方向のラウンジ車に急ぎ、かろうじてサンドイッチを確保して無料サービスのコーヒーといただく。予約制のディナー以外は、競争が激しくて大変である。ただし、車内は実は満席ではなく、空室もあったりする。たくさん抑えた人が直前にキャンセルしたりするのだろうけれど、1ヶ月前にお休みまでとってはりきって確保した立場としては釈然としないものもある。
 ラウンジでディーゼル機関車を眺めながら旅のノートなどを読む。新婚さんとか、夫の定年記念なんていうのも多く、これから札幌ドーム行きますなんていうのもけっこう多かった。

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 洞爺、登別、苫小牧とおなじみの駅をたどり、いよいよ終点の札幌が近づいてきた。kecoさんも名残惜しそうにしているからまぁ満足いただけたようで何よりである。札幌駅ほぼ定刻の9:32到着。東改札にないるさんのお迎え。長旅の目的地にお迎えに来ていただけるというのはうれしいものである。
 疲れてはいるけれど、札駅北口よりニッポンレンタカーさん日産のティーダ号にて出発する。本日は、ナイターなので、それまでの時間に紅葉ドライヴという趣向。天気予報が悪くてなかなかテンションが上がらなかったが、どうにか雨は止んでくれた。国道230号を南へ。途中の石山あたりでもけっこうきれいに紅葉している。
 まずは、定山渓さんへ。おなじみのビューホテルのあたりから少し脇道に入ると、川沿いになかなかいい感じで紅葉している。

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 さらに進み、豊平峡温泉へ。ここは、源泉かけ流しで温泉教授もおすすめの温泉。紅葉を見ながらの露天風呂がすばらしい。年間百回は来ているという地元のおじさんも、ここが一番だという。先週の酸ヶ湯に不老ふ死温泉に続き、2週連続で全国でもトップレベルのお湯を満喫できるとは幸せなことであるし、何よりも夜行列車明けの露天風呂というのは気持ちがいい。
 ここは、なぜか温泉だけでなくて、カレーが有名とのことなので、ランチはカレー。実際、お風呂以上に混みあっている。なぜここがカレー屋になって、インド方面の方が働くようになったのか経緯は不明であるが、たしかに美味しくて、食べきれるかどうか心配だった大きなナンもぺろりといただく。

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 腹ごなしにさらに奥の豊平峡ダムへ。車で10分くらい行ったところでいったん駐車して電気バスに乗りかえてトンネルを抜けてダムへ。ここの紅葉が実に見事。空が曇っているので、写真としては今いちだけれど、岩肌に赤や黄色の木が張りついていて、実際はとても美しい。ピークの時期に札幌郊外でも渋滞もなく来られるのだから東京周辺に比べれば、実に恵まれている。ただし、カメムシが増殖しているので要注意。

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 美女と紅葉と温泉とカレーを満喫して、いったん三井ガーデンさんにチェックイン。1時間ほど昼寝して、態勢を立て直して、ドームへ。本日も年間パスポートの使えない日でC指定席に参戦。

◇2011/10/15:●F 0-4 B(札幌)

 まぁ、はっきりいって、今日も観戦記の書きようがない試合。病み上がりのウルフは粘ったけれど、守りのミスなどもあって先制され、散発3安打ではどうしようもない。これが、金子千尋ならまだあきらめもつくけれど、木佐貫に2勝目を献上とは本当に話にならない。杉谷や乾くんも活躍せず。いいところなくしょんぼりと退場。反省会をする元気もなく、早々に解散。祝女と弾丸トラベラーを見て就寝。

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10/14:カシオペア号にて北へ!

◆横浜→東京→(車中泊):くもりのちあめ:16515歩

 早いもので、開幕延期でいろいろともめた今年のプロ野球もいよいよシーズン最終盤。すでに消化試合ではあるけれど、札幌ドームでの今季最終戦シリーズは、今シーズンの遠征をしめくくるべく、カシオペア号にて参戦という豪華プラン。トラブルなど起きるとやっかいなので、12時前に退社。東京駅で味噌煮込みうどんを食べて、リフレクソロジーなどしても時間を持て余し、14時すぎには、上野駅に到着。いくらなんでも早すぎる。エキュートで車内用におやつや飲み物や本を購入したりしていると入れ込みすぎで早くもぐったりしてきてしまう。
 やはりテンション高めのkecoさんと公園改札付近で合流して、いよいよ13番線ホームへ。最近の列車は、発車5分くらい前に入線してきて急いで乗ってすぐ出発というのが増えたけれど、さすがは、カシオペア、発車45分くらい前には、入線していて、みんな写真を撮ったりしながら出発前のひとときをエンジョイしている。写真で見ると豪華だけれど、実は案外狭いカシオペアツインに入場。16時20分、静かに動き出して、17時間の長旅のスタート。

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 東海道の夜行は、いつも自分が通勤している品川や横浜の駅の通勤風景を余裕を持って眺めたり、小田原の先で海が見えたりと車窓も楽しいのだけれど、東北線は、車窓は地味で、空も曇っているので、冴えない感じ。我らの個室は、1階なので、うっかりするとホームの女子高生のミニスカートを下から見上げる感じになってしまう。
 検札が終わると、シャワールームのご案内放送が流れるのだけれど、案内するそばから、もうほとんど売り切れであるという。あわてて3号車ダイニングカーにかけつけると、今すぐか明日の朝しかないという。熟考の末、kecoさんは今すぐ、小生は明日の朝ということに。車内シャワー初体験のkecoさんが、何か事件を起こさないか楽しみにしていたのだけれど、残念ながら無事に6分間のお湯をエンジョイされたようである。ちなみに、kecoさんは、卒業旅行で富士だか何かに乗って以来の寝台列車とのことであるが、バブル世代の卒業旅行で富士ってどうなのよ問題についてしばし検討。
 夕食の時間までヒマなので、早くも缶ビアをいただき、車内のモニターのカーナヴィみたいのを眺めながら、世界体操問題など、おしゃべりなどしてすごす。車内では、NHKのBSのみ見られるのだけれど、あまりおもしろそうなのはやってなかった。

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 途中、利根川のあたりで、線路内に人が立ち入ったとかで急停車。ダイヤが乱れるとカシオペアや北斗星はすぐに運休になるので今日までは災害とか心配していたのだけれど、まぁ乗車してしまえば、多少事件が起きてもブログのネタと思えばまぁよしである。幸か不幸かすぐに運転再開。
 20時10分からお食事タイム。3号車ダイニングカーにてフランス料理。せっかくなので、赤ワインなど注文。前菜、お魚、お肉、デザートのフルコース。車内は、カップルよりも老夫婦やおばあちゃんと娘と孫みたいな組み合わせとか。まぁ、みなさん楽しそうで何よりである。スタッフの方が各テーブルに声をかけて記念撮影をしてくれるのだけれど、スッピン問題につき撮影不許可となったのが残念であった。デザートをいただいている頃には、仙台に到着。外は雨模様。
 ほろ酔いでお席に戻ると、めずらしくファイターズが大勝。ホークス対ドラゴンズ問題、オーロラ問題、秋田内陸縦貫鉄道問題など検討して、23時すぎに盛岡駅が近づいてきたあたりでマニュアルを読みながらベッドを作る。そんなに難しくないけれど、ベッドにしてしまうと、座る場所もなく、寝るしかないので、L字型配置の不思議なベッドにて早々に就寝。

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10/12:世界体操に参戦!

◆横浜・東京:はれときどきくもり:11788歩

 早朝から着々と仕事をこなし、最後に16時の打ち合わせが16時45分に終わってくれたので、フライング退社。ところが、大江戸線がだいこんの町で事故で終了しているという。飯田橋でJRに乗り換えて、千駄ヶ谷へ。久しぶりの東京体育館。本日は、世界体操2011。待望の体操初観戦である。

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 体操に詳しいのか?と言われれば、もちろん日本の黄金時代は知らないけれど、かろうじて世界と戦えていたロス五輪のグシケンさんとモリスエさんの活躍は覚えているし、あのときの採点が甘くて10点連発していたことは知っている。しかしながら、その後、池谷とか西川はがむばったけれど、すっかり日本は弱くなってしまった。バレーボールや卓球と同じようなパターンで復活は当分難しいと思ったが、体操は21世紀に入ってから復活。2004年のアテネ五輪、時差が大きい大会だったけれど、体操団体だけは、3時に起きて生で見ましたよ。栄光への架け橋だ!っていうやつ。
 ということで、コバチやコールマンも今いちよくわかっていないけれど、それなりに思い入れはあるので、7月の段階で早々にチケットを確保。めったにない機会ということで、15000円のアリーナを奮発したら、前から5列目のすばらしく見やすいお席。平行棒なんて本当に目の前にある感じ。
 ビアでもと思ったけれど、そういうものではないようで休憩エリアでお茶とおにぎりだけお腹に入れて、早々着席。東京体育館でフジテレビというと、見苦しい展開が心配されるけれど、場内アナウンサーがちょっとばかっぽい程度で、そんなに不愉快なことはなかった。何しろ、いったん競技が始まると、インターバルがほとんどなく、ローテーション移動もわずかな時間で、まとまった休憩は一切なし。野球みたいに途中でぼんやりしているわけにもいかず、2時間半緊張の連続である。
 8カ国が4組に分かれて、同時に競技開始だから、常に4人が演技をしている。最初が先攻だった国は、次は後攻になる。日本は床から。無難にまとめた感じだが、同じ組のアメリカの方がダイナミックな感じがある。侮れない。
 第2ローテーションのあん馬で落下。元々日本はあまり得意でない種目と思われるが、この落下は痛い。2種目終わってなんと5位。ただし、種目が別々だし、国によって得手不得手があるので、そのへんの換算がよくわからない。どうやら跳馬が点が出やすいようだ。3種目目のつり輪で挽回するもまだ4位。そして、注目の跳馬。内村が16.2000で勢いに乗ると、後の2人も16点台で合計48.700!中国、アメリカ、ロシアと僅差ながら一気にトップに立つ。
 残りは、平行棒と鉄棒。日本の得意そうな種目だ。この時点で、どうやら相手はやはり中国っぽくなってきた。日本の平行棒は悪くなかったが、中国の鉄棒もすばらしくて、0.6差の2位。いよいよ泣いても笑っても最終ローテーション。
 中国は床も得意だから0.6差は微妙だけれど、鉄棒を完璧にこなせば追いつけない差ではなさそう。そのかわり、床は大きなミスが出にくいけれど、鉄棒は落下したら終わり。1人目の田中兄だっけ?が、見事な演技でほぼ中国と並んだ。しかし、ここで、田中弟がコバチで落下して万事休す。無念。
 最後の内村の時点で、中国との差は絶望的でむしろアメリカとの差が気になるところ。難度をどうするか悩ましかったと思うが、ここでまた落下。まぁ、2位も3位も同じだから仕方ないけれど無念・・・と思ったが、落下後きちんとまとめたの立派で、0.01差で2位は確保。
 完成度で勝負するはずの日本の方がミスしてしまったし、ロンドンで金メダルのためには、ホームのここは、ぜひとも中国に一矢報いておきたいところだったけれど、なんといっても生の迫力はすばらしい。内村をはじめとする日本選手もがむばったし、外国のスペシャリストたちの演技もさすが。買っておいたお茶を飲むのもトイレに行くにも忘れて、ドキドキ、ハラハラ、ワクワクの2時間半。楽しかった!

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(場内撮影禁止なので、へんちくりんな写真で失礼)

10/10:競馬で心がひとつになる日~絆カップと南部杯~

◆深浦→盛岡→横浜:はれのちあめ:11281歩

 昨日は結局、19時半に就寝してしまひ、23時すぎにいったん目が覚めたものの、そのまま寝続けて、5時20分の目覚ましまで熟睡。さらに二度寝して6時15分起床。都合11時間近く寝たことになる。温泉効果恐るべし。
 もちろんさっそく朝風呂へ行く。昨日は30人近くいた海辺の露天風呂も朝は、3~4人。日本海を眺めながらぼんやりとつかる。まったくもってすばらしいとしかいいようがない。朝食ヴァイキングをたっぷりと。りんごジュースを3杯。食も進む。新聞は不要。ほんと、このへんで海を見ながら温泉につかって、寝て、食べてという生活してたら、ストレスはまったくなく、不老ふ死とはいかなくても、かなり長生きしそうではある。

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 食後にもう一度、新館で朝風呂に入って、9時にチェックアウト。3連休にシングルがあって、2食付11000円だからリーズナブルといえよう。滞在19時間のうち11時間寝ていたというのがもったいないような気もするけれど、それも温泉効果のうち。今度は、雪のときにまた来てみたい。
 盛岡へ急がなくてはいけないのだけれど、ここまで来たら、久しぶりに十二湖の青池を見たい。101号線を南下して、白神山地に向けて山道を登って到着。以前来たときより少し手前に立派な駐車場が整備されていた。
 大小歩いて5分くらいで青池。美瑛の青い池は、実際に水が青いのだけれど、ここは実は、水は透明度が高く、底の方まで見える。光の加減で青く見えるというのだから、不思議であるけれど、実際、青いものは青い。光の波長のうち赤が吸収されて、青だけ残るとか。

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 宿を出るときには、ナヴィは、大鰐弘前IC経由を指示していたのだけれど、十二湖まで来たら、101号をさらに南下して、能代から秋田道で北上まわりというルートを指示。いくらなんでも北上まわりは遠いのではないかと思うのだけれど、昨日の道を戻るのもつまらないし、高速の方がラクなので従うことにする。能代から大館、八幡平廻りとか近いルートがありそうな気がするのだけれど。。。
 大半が高速とはいえ、270キロは遠い。しかも秋田道は、片側一車線区間が多いので、追い越し車線が出てきたところで、遅いクルマをまとめて抜き去らないといけない。錦秋湖SAまで3時間近くノンストップで飛ばす。ここのSAは、温泉があるのだけれど、残念ながらパス。北上から東北道を北へ飛ばし、盛岡南ICから4号線へ。4時間のロングドライヴでいよいよ盛岡競馬場へ到着。

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 今日10月10日は、例年なら盛岡競馬場で統一GI南部杯が行われるのだけれど、今年は、岩手競馬支援の名目で、東京競馬場で開催して、売り上げの一部を岩手競馬に拠出することになった。震災後の開催中止や売り上げ不振で南部杯の賞金負担が苦しい岩手競馬と、こちらも売り上げ不振で、祝日開催で取り戻したいJRAの利害が一致しての一大イベント。例年なら2億程度しか売れない南部杯をJRAがどのくらい売ってくれるか、毎日王冠の50億あたりがひとつの目標であろうか。
 そういう特別な日なので、本来なら、久しぶりに東京競馬場へ参戦すべきところであって、場内の岩手競馬投票所では、様々なイベントも開催されるようだけれど、温泉めぐりにひっかけて、盛岡競馬場の方へ参戦することになった。もちろんこちらもイベントはいろいろと行われていて、駐車場などもびっしり埋まってはいるけれど、14時半に到着しても、指定席もラクラク買えたし、それほど華やいだ感じはなく普通の開催日とあまり変わらない。
 まずは、名物のジャムボ焼き鳥をいただき、さらに復興食堂でたこ焼きを購入。WIN3なるイベントがあって、府中の南部杯と盛岡の絆カップと大井の4Rを的中すると、賞品がもらえるという。大井の4RといってもC2(六)(七)でちょっと検討できないのだけれど、ちゃんと地元の「ケイシュウ」紙に馬柱が掲載されているのはさすがである。

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 今日の一般レースは、「がんばろう陸前高田」とか「がんばろう大船渡」といった名前がつけられていて、8Rの「がんばろう釜石」から参戦するもこれは飛び込み自殺。9Rはパスして、今度は、JRAの南部杯に参戦。あいかわらずJRAの売り場の方がにぎわっている感じだ。もちろんビジョンにレースの模様が放映されるのだけれど、今日は、岩手競馬で使っていたファンファーレが府中に鳴り響く。
 スタート直後に、岩手のロックハンドスターが故障との実況に場内がどよめく。エスポワールシチーが軽快に逃げて、やられたかと思ったが、伸びないように見えたトランセンドがしぶとくじりじりと内から伸びて、ダノンカモン、シルクフォーチュンの追撃を抑えて圧倒的1番人気にこたえて勝利。さすがドバイ2着の実力というところだけれど、なんともしぶとい粘りで驚いた。馬連、馬単が的中して少しプラス。それにしても、岩手代表ロックハンドスターの故障は、あまりにもあんまり。青藍賞で大敗していたから、夏場以降調子を崩していたようだけれど、立場上、参戦せざるを得ない面もあっただろう。まだ3歳で将来的には全国区の活躍を期待していた馬だけに予後不良は痛恨の極み。

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 馬券も当たったことだし、復興食堂のTシャツなど購入して、10Rもパスして、最終の絆カップに備える。地方全国交流重賞として新設された絆カップは、賞金300万だからわざわざ遠征してくるメリットはそんなにないのだけれど、北海道、南関東、東海から4頭が参戦してくれておもしろい顔ぶれ。船橋のリュウノボーイは、サッカーボーイ産駒、地元代表のマイネルプロートスは、ダイイチシガー産駒ということは、華麗なる一族の五代目にあたる。この2頭が中心と思われるが、北の大地から来たタイセイアドミラル、勢いのあるファーストメジャーの4頭を頭にして、おなじみトウホクビジンやリリーレインボーなどを2、3着にからめての3連単80点で勝負。
 レースは、ファーストメジャーが早めに先頭にたって、これは!と思ったが、さすがにリュウノボーイが差して快勝。それでも3着にリリーレインボーを連れてきてくれたので、3連単134倍の万馬券!80点買いだからいばれたものではないけれど、岩手競馬にお金を落としつつ、自力で回収したのだからすばらしい。

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 盛岡駅でレンタカーを返して、おなじみの盛楼閣さんへ。ハイボール、上カルビ、キムチ冷麺と堪能して、あとは、はやぶさ号で帰るだけ。盛岡→東京、上野通過で2時間20分というのは、実に速い。
 三途の川を渡って恐山に入場したあたりではどうなることかと思ったけれど、大間のマグロに八甲田の紅葉に、東北の、いや日本の名湯、酸ヶ湯に不老ふ死温泉。そして、最後は、心をひとつに岩手競馬で快勝。まったくもってすばらしい3連休の遠征だったといえよう。

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10/9:酸ヶ湯から不老ふ死温泉へ!

◆十和田→八甲田→深浦:はれ:7525歩

 6時45分起床。朝風呂、朝食ヴァイキング。雲ひとつない絶好の行楽日和。8時に出発して、八甲田行軍の遭難記念碑など見てから、ロープウェー乗り場へ。早朝から大混雑で、かろうじてクルマを止める場所を確保して行列。それでも40分待ちくらいで乗れたからまだよかった方。

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 山頂の気温は5度とのことで、薄手のジャムパーなので心配されたのだけれど、まぶしいくらいの陽が射すので、思ったほど寒くない。さっそくハイキングコースを歩く。紅葉は見ごろとのことだけれど、全山紅葉という感じではない。それでも、空気が澄んで、山の景色は鮮やか。初雪が解けたのか、足元はぬかっているけれど、60分コースを45分くらいで走破して先を急ぐ。

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 酢ケ湯さんに参戦。以前、八甲田ホテルに泊まっておきながら参戦を見送ってしまったことがあり待望の初参戦。このあたりも紅葉がきれいで、駐車場は大混雑だったけれど、ヒバ千人風呂の方はさすがに余裕がある。混浴ということだけれど、女性は、エプロンみたいな入浴着を着た人が1名。あとついたての向こうから声が聞こえる程度。顔にかけると目にしみるような感じでいかにも濃厚なホンモノの温泉という感じ。

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 山菜そばと味噌おでんをいただき先を急ぐ。国道394号線で黒石へ下り、田舎館から藤崎へと岩木山を見ながら弘前を迂回するように進む。このあたりは、りんご園も美しい。

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 鯵ヶ沢で待望の日本海沿いへ出て、五能線に沿うように国道101号を南下。いよいよ本日のお宿でありメインイベントであるところの黄金崎不老ふ死温泉さんに到着である。
 意外にもシングルルームがあって、部屋からは、噂の日本海を望む大浴場が見える。よく見えすぎて、本来、ついたての向こうになるはずの女性の着替えがなぜか見えてしまって驚くが、気をとりなおして、露天風呂へ。
 日本海に面した岩場がそのまま露天風呂であって、脱衣かご持参で海岸まで行って入浴。日帰り入浴は16時までに制限されたので、日本海に沈む夕陽は宿泊者だけの特権。おなじみのひょうたん型の露天風呂は混浴なのだけれど、今日はかなり混みあっているし、隣に女性用の小さい露天風呂もできたようなので、さすがに女性の姿はなし。さすがにマニアも多いようで、丸駒は夕陽が見えないとか、豊富は油っぽいとか温泉談義も聞こえてくる。
 例によって低い雲が水平線にかかってしまうので、きれいに海には沈まないのだけれど、爽やかな秋の空と暖かい温泉を満喫しながらのサンセットは、まったくもってすばらしいの一言。撮影禁止みたいだけど、みんな撮影しているので、まぁいいよね。
 夕食までがまんできないので、自販機でビア。ソフトバンクは圏内だけれど、イーモバイルは、圏外なので、日記は下書きのみ。この後は、新館の大浴場に入ってから夕食。ぐっすり眠れそうだ。

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10/8:リゾートあすなろで行く下北半島

◆横浜→東京→八戸→野辺地→大湊→下北→恐山→薬研→大間→十和田:はれときどきくもり:11005歩

 4時45分起床。眠すぎる。6時2分のみなとみらい線で出発。東海道線で東京駅。3連休初日ということで早朝からにぎわっている。東日本駅弁大会とやらが開催されていて、各地の駅弁を購入できるのはラッキー。早朝ということで峠の釜めしなどは入手できなかったので、山形の牛めしを購入して、臨時のはやて号で出発。車内は満席。

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 お弁当をいただくと例によって仙台までは熟睡。その後もうつらうつらしている間にあっという間に八戸到着。青い森鉄道への乗り継ぎは5分しかないので走る。

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 1時間弱乗って、野辺地駅で45分くらいの待ち時間がある。新幹線から取り残されて、昭和な雰囲気の残る駅で、ついつい駅そばなど食べたくなるが、これは、不味かった。
 11時51分発のリゾートあすなろ下北1号で、大湊線初乗り。ハイブリッド車両のリゾート列車。何がどうハイブリッドなのかよくわかっていないけれど、窓が大きくてなかなか快適な車両。こういう車両がローカル線に乗り入れることで、普段はバスに乗ってしまう観光客が鉄道を利用してくれる効果は大きい。2両とはいえ指定席は売り切れである。平坦でカーブも少ない路線なので、けっこうなスピードを出しても乗り心地も上々である。

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 終点の1つ前の下北がむつ市の中心で、ほとんどのお客さんがここで降りてしまう。トヨタレンタカーさんも駅前にあるので、小生も降りたいのだけれど、乗りつぶしが第1目的だからそうもいかない。終点の大湊まで乗ってから、あらためて折り返して下北へ。
 トヨタレンタカーさんで出発して、まずは恐山へ。何やら怖そうで、あまり食指が動かないのだけれど、ここまで来たら参戦しないわけにはいかないだろう。予想以上に険しい山道を30分ほど進むと、いきなり三途の川が登場してしまった。

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 三途の川を渡ってしまうと、もう向こう側の世界へ行ってしまったのではないかと不安になる。ここから数百メートルで恐山の入口。秋の祭りだか何かのはずなのだが、そんなに混雑はしていないが、入山料500円を払って入場すると、イタコの口寄せとやらには行列している。いわゆる死者の言葉を聴くやつだろうか。思ったより怖そうな雰囲気はなく、占いでもやっているような感じにみえる。
 さらに進み、本堂にお参りしてから、場内を一周。いわゆる地獄谷のような感じで温泉も沸いているし、石がごろごろして、殺伐とした雰囲気で、たしかに地獄風である。賽の河原とかもある。供養のためか、表札とかもたくさん捨ててある。今日は天気がおだやかだからまだいいけれど、どんより曇って生ぬるい風でも吹いたらかなり不気味かもしれぬ。

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 そんなに楽しいところではないので、先を急ぐことにするが、ここから薬研温泉までの道はさらに狭くカーブの連続。幸い、先導車がいたので、多少ラクだったけれど、かなり手ごわい道である。40分くらい走って、薬研温泉。ここで、ホテルニュー薬研さんで日帰り入浴。加水のみのかけ流し。なかなか気持ちがよかった。

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 下北半島の見所といえば、尻屋崎の寒立馬も気になるのだけれど、やはりここまで来たら、本州最北端の大間をめざさざるをえない。だいぶ陽が傾いてきたところで、なんとか大間崎に到着。

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 大間といえば、マグロということで、マグロ屋さんが並んでいる。よくわからないので、るるぶの指示に従って、魚食いの大間んぞくさんに入場。築地で2020万という伝説の高値記録を持つ漁師の店とのことである。まぐろ刺身定食は、2800円。

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 この写真、Facebookでもいいね!がたくさんついてみなさん関心が高いようなのだけれど、お味の方はどうなんだ?と言われると、もちろん不味くはないけれど、そんなに感動もなかった。子どもの頃はマグロ大好きだったけれど、今はそんなに大好物でもないしね。まぁ、話のタネにというのが正直なところ。
 ここまで来たら、下北半島のどっかに泊まるのが普通だけれど、明日に備えて、十和田市まで戻る。夜の一般道130キロの運転はけっこうしんどいけれど、覚悟していたこともあって、聖子ちゃんを歌いながら1回休憩してなんとか3時間弱で到着。ルートインさんの人工温泉で疲れを癒して早めに就寝。

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 ○新たに乗りつぶした路線:大湊線
 ○新たに乗りつぶした距離:58.4キロ
 ○今までに乗りつぶした距離:19333.6キロ
 ○まだ乗りつぶしていない距離:650.2キロ 
 ○乗りつぶした路線の割合:96.7%

10/7:サッカーボーイのおもひでと川崎競馬を語る夕べ

◆横浜・東京:はれ:13536歩

 今週は、下期のスタートでもあり、出張もあったりして、小生にしてはまぁ働いた方なのだけれど、シンボリルドルフ、スティーブ・ジョブスと残念な訃報があいつぎ、今日は、サッカーボーイも死んでしまった。26歳というから、まぁ仕方のないところではあるけれど、誠に遺憾。
 競馬暦34年、ひいきの馬はたくさんいたけれど、利害関係のある馬以外で、純粋に応援したという意味では、ハギノトップレディとサッカーボーイが双璧。なんといっても。スピードぶっちぎる馬が魅力的である。そして、サッカーボーイは、きれいな栃栗毛で鞍上も小生ごひいきの河内。函館記念、2000m1分57秒8でシリウスシンボリ、メリーナイス、マックスビューティをぶっちぎった衝撃は今も忘れられない。その年の有馬記念、距離が長いのを承知で、サッカーボーイから買って、オグリキャップ、タマモクロスに完敗。雪辱を期す翌年の毎日王冠の週は、豪華メムバーでワクワクしていたのだけれど、故障で終了してしまった。産駒は活躍したけれど、父とはまったく違うタイプでちょっと残念だった。
 そんな今日の夜は、新橋にて、川崎競馬を語る夕べが開催。おしゃれなカウンターのお店で、的場さんの営業トーク問題、ミカモトはなんだかんたいっても復帰できるのだからそんなに悪くない問題、コーチ屋問題、ホースケア問題、900mの新馬があってもその先がない問題、ヘクタープロテクター産駒で390キロでは厳しい問題、C2のケツで1600m1分48秒では厳しい問題、逸走するのは恥ずかしすぎる問題、C3は100万を死守すべきだった問題、その他ここには書けないような問題も含めて、おおいに盛り上がって解散。

1988年函館記念

10/4:シンボリルドルフのおもひで

◆横浜・東京:はれ時々くもり

 お客様と一献してほろ酔いで帰宅。みなとみらい線まで来てようやくネットをチェックすると、ファイターズ久々の快勝はよいのだけれど、シンボリルドルフ死亡との大変遺憾なニュースが。
 テンポイント、トウショウボーイから競馬を見ている小生だが、本格的にのめりこむのは、ルドルフよりもう少し後。それでも、ルドルフの全成績は今でも空で言えるし、2回のJC、ギャロップダイナに負けた秋の天皇賞などは、府中で観戦している。
 当時、まだ3歳(今の2歳)戦の王道といえば、新馬(1000)、函館3歳S(1200)、京成杯3歳S(1400)、朝日杯3歳S(1600)という時代に、ルドルフの2戦目は、府中1600のいちょう特別、3戦目は、ジャパンCの日のオープン1600という選択。のちに、いちょうS~府中3歳S~ラジオたんぱ杯という新しいエリートコースができるきっかけになったといえる。厩舎にずっといないで、すぐに牧場に引き上げるというのも、今では当たり前だけれど、当時は画期的なことだった。
 ミスターシービーのような派手さはなく、ダービーや菊花賞は、案外辛勝。そして、最初のジャパンCは、ミスターシービーとの対決に胸ときめいたものだけれど、まさかのカツラギエースの逃げ切り。しかし、その直後の有馬記念で、ミスターシービーを無視してカツラギエース一本にマークをしぼっての楽勝あたりからは、北の湖のようなにくらしい強さになった。
 何度も延期になった海外遠征。サンルイレイS大敗の結果を、春休みの旅先のラジオか何かで聞いたときは、本当に残念だった。なんでダートと芝の境目があるようなアメリカへ連れていったのか、野平師&和田さんコンビといえば、やっぱりロンシャンに行って欲しかった。
 まぁ、今思えば、あの頃は、まだ世界との差が少しあったのだろう。日本競馬を世界に近づけたのが、和田さんと野平師とユキオオカベで、本当に世界レベルに届かせたのは、社台とサンデーサイレンスと武豊ということだろうか。とはいえ、ダンナの競馬という意味で、和田さんのような存在があまり見当たらない昨今の競馬は少し寂しい気もする。

10/2:横浜オクトーバーフェスト2011

◆横浜:くもり時々はれ:5317歩

 5時台に起きたら日帰り遠征という計画もあって、実際、目は覚めたのだけれど、億劫になって断念。二度寝。7時前に起きだして、永谷園のお茶漬け。ニッカンを読んでもホークス優勝を確認するだけなので、ベッドに戻り三度寝。
 午前中、だらだらとすごして、午後からようやく散歩。あいかわらず混雑するカップヌードルミュージアムを過ぎて、赤レンガ倉庫へ。おなじみのオクトーバーフェストが開催中だ。

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 入場200円を払ってバンドを腕に巻いていただき入場。オクトーバーフェストは、ミュンヘンのビア祭りを再現ということで、場内のあちこちで様々なビアが販売されているのだけれど、これがけっこう高い。ジョッキ1杯で1300円とか1500円である。本場では、ビアなんで水くらいの値段のはずだし、ユーロ安の昨今、もう少しなんとかならないのかと思うが、場内は大盛況で、老若男女、みなビアを盛大に飲んでいる。

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 尿酸値が気になる今日この頃であるが、せっかくなので、ホフブロイ社とやらのオクトーバーフェストビアをいただく。1500円+グラスのディポジットが1000円で、これは後で返してもらえる。シュニッツェルとポテトも注文したら、かなりのお値段になってしまったが、フェストビアは、何やら限定醸造とかのようで、たしかにうまい。ちょうどこの時間だけ、日が射してきて、スウエットではあちぃくらい。北の大地のオータムフェストに比べると、コストパフォーマンスの点で大きく譲るけれど、まぁ、地元がにぎわうのはよいことである。再来週までやってますので、ビア好きの方はぜひ。

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 さて、帰宅して、BSグリーンチャンネルでスプリンターズS。シンガポールの英雄ロケットマン参戦ということで、俄然楽しみになった。もちろん馬単、3連単の1着流し。まず負けないだろう。ところが、気分も盛り上がって、さぁ!というところで、ビービーガルダン放馬。盛大に3周。なんかねぇ、この時はじめて嫌な予感したんですよね。。。終了。4着だからそれなりではあるんだけど、あまりにもあんまり。
 寝るしかないということで、また昼寝。起きたら、何かいいことあるかな?と思ったら、ファイターズ終了。慶応は、やきうで明治に負け、ラグビーで筑波に負け。話にならない。早々に就寝するしかないのだけれど、今日は、もうひとつ、凱旋門賞がある。手ごわいメンバーがそろっているが、日本の2頭にも好レースを期待。

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