◆横浜→岡山→新見→備後落合→新見→湯原温泉:はれ:8167歩
5時30分起床。あんまり眠れなかったので、かなり眠い。6時11分YCAT発のバスで第2ターミナル。ラウンジでまい泉の小とオレンジジュースをいただいて、65番搭乗口へ。
本日は、いよいよB787に乗る。国際線ビジネスクラス仕様のプレミアムクラスへアップグレードを期待していたが、さすがにキャンセルは出ず普通席へ。
夢の飛行機みたいに派手に宣伝しているけれど、それは、航空会社にとってであって、利用者から見れば別に座席が広くなるわけでもないし、前が広くなるわけでもない。大騒ぎするほどのことではないと思ってはいるけれど、そうは言っても乗ってみないことには始まらないので、芸備線の未乗区間、紅葉、湯原温泉という組みあわせの岡山遠征が組まれることになった。
座席は、たしかに多少工夫してあって、足元が広く使える。その代わり、リクライニングは、お尻が前にずれるインチキなスタイルで、後ろのお客様に配慮する必要はないかもしれないけれど、快適とはいえない。
先行導入の2機は、将来は、国際線に転用される予定なので、個人用ディスプレイとコントローラーがあるけれど、映画はもちろんNHKニュースも見られない。仕方がないので、おなじみのフライトマップなど出しておく。今後、導入される国内線用の機材ではどうなるのだろうか。あと、USBの口があったけれど、あいふぉんなど充電できるかどうかは不明。カップホルダーはないよりあった方がいい。
ホームページの座席指定画面では、非常口座席がよくわからなかったけれど、前が壁になっている席がいくつかあるようだ。小生の5Dという席は、隣がトイレで出入りするたびに、ドアの音がうるさくて遺憾。気圧と湿度は、あとで考えてみれば普段の飛行機よりはマシだった気はするけれど、湿度にしても、超乾燥がけっこう乾燥になるくらいだから、別に乗ってて快適なわけではない。
まぁ、そんなわけで、特別に感動はないけれど、岡山空港に到着すれば、乗客の多くが、カメラを向けるので、小生もその中に割り込む。まぁ、767あたりに比べれば多少はいいという程度かな。
ニッポンレンタカーさんでのヴィッツ号で出発。まずは、空港近くの近水園さんへ。このあたり足守町とやらで、古い武家屋敷などが残っている。緒方洪庵の生誕地などもあって、のんびり散策するには悪くなさそうな町並みだが、時間があまりないので紅葉をちょこっと眺めて先を急ぐ。
岡山道から国道180号に入り、井倉峡の絹掛の滝。豪快に落ちるのではなくて、斜面に沿って上品に流れ落ちるのは、たしかに絹のよう。紅葉もきれいなのだけれど、レストハウスのトイレが邪魔して今ひとつ写真にならず遺憾。少し先には、井倉洞があるのだけれど、パスして新見駅へ。
駅前にクルマをとめて、ランチをしてから12時47分発の芸備線で備後落合へ。ゆっくりと1両の気動車が進む。高校生が降りてしまうと、車内は十数人くらい。秋の陽を受けながら、うとうと。山あいの地味な景色だけれど、案外風情がある。そして、意外と勾配が急なのだろうか、本当にゆっくりとあえぐように勾配を登っていく。
1時間半で備後落合。2年くらい前にも来たけれど、一見交通の要衝のように見えて、何もないところで、ソフトバンクは圏外。前回は木次線で来て、芸備線を三次方向へ抜けたけれど、今日は新見へ折り返す。3方向に路線がある駅は、乗りつぶしのためには、必ず2回来る必要があるわけである。乗り継ぎは考慮されていて、1両の気動車が3方向からほぼ同時にやってきて、それぞれひっそりと折り返していく。
車中でクレヨンロケット号、1番人気3着を確認。優勝賞金で遠征代くらいにはなるだろうと思っていたので遺憾である。新見からヴィッツ号に戻って、中国道から米子道で1時間弱、今夜のお宿は、湯原温泉の米屋。温泉街から少し離れた国道沿いに建っている。
湯原温泉といえば、露天風呂番付西の横綱の砂湯さんがメインだけれど、まずは、旅館のお風呂に。源泉かけ流しのお湯はよいのだけれど、夕食前は、男性用は中浴場ということで、狭いし、混んでいる。露天風呂は妙に暗くて、お湯が熱く、内風呂は、逆に温い。しかもよくしゃべるおやじが多くてなんだか落ち着かないので早めに撤収。
夕食は、まぁ、いわゆる固形燃料その他。2625円だから文句も言えないか。ビア。 せっかくなので、温泉街へ出てみるが、あまりにも寒い。何度も断念しようかと思ったが、なんとか砂湯までたどりつくと、けっこうなにぎわい。なんといっても露天風呂番付西の横綱である。適当に着替えて入浴。ここは混浴であって、夜の方が入りやすいのか、女性もけっこういる。冷え切った体が温まるが、いかんせん宿までまた15分歩くと冷え切ってしまうので、内湯へ。20時から男女入れ替え。さっきのお風呂よりは大きいけれど、今度は露天がない。週末にお一人様2食付12000円だから文句はいえないけれど、せっかく湯原温泉まで来て、肝心のお風呂がしょぼいのは遺憾だし、砂湯が遠いのも辛い。なんだか風邪ひきそうな予感がするけれど、とりあえず早々に就寝するしかないようだぬ。
○新たに乗りつぶした路線:芸備線(備中神代-備後落合)
○新たに乗りつぶした距離:44.6キロ
○今までに乗りつぶした距離:19525.2キロ
○まだ乗りつぶしていない距離:456.6キロ
○乗りつぶした路線の割合:97.7%
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