◆京都→近江八幡→豊郷→京都:はれ:15418歩
7時起床。明日の予習を少しだけしてから朝食ヴァイキング。研修中の朝は、食欲不振だったけれど、休日の今日は元気。オレンジジュース3杯、オムレツ、サラダ、フルーツ、カリカリのベーコンとニッカン。
食後も少し予習をしてから11時45分のホテルバスで出発。12時の新快速で近江八幡へ。
京都の休日2日目は、ヴォーリズさんをたずねる。戦前に英語教師として来日して、その後、数多くの建築をてがけた人である。東京では、山の上ホテルなんかも彼の作品。まずは、ヴォーリズ記念館へ。予約制なので、外観だけ。ちょっと切れちゃっているけれど、煙突が特徴。
続いて、旧八幡郵便局。こちらは、内部見学可能との話だったのだけれど、予約制に変わったようで残念。
近江八幡は、ヴォーリズ建築以外にも、歴史ある町並みが残っていて、なかなかよい雰囲気。
中心部から少し離れた池田町では、ヴォーリズがモデルハウスとして建てたという洋館が今でも使われている。実際に人が住んでいるので、こちらも外観のみ。
近江八幡は、小生の好きな水の都でもあって、江戸時代は、琵琶湖からの水路で発展したという。戦後、へどろが堆積して埋め立てられそうになった八幡堀が整備されて、観光船も通っていい感じ。
中心部には、ヴォーリズさんの銅像も。ヴォーリズさんを知らない人でもメンソレータムはご存知と思うけれど、これも彼の事業です。
この他にも、八幡宮とか白雲館とか見所が多い。東海道線沿いで人口も多く、観光で生きていかなくても十分にやっていけるからなのだろうけれど、これだけの観光名所があるのにあまり知られていないのは、もったいないとも思う。そして、名物はまだあって、駅前に戻って、ティファニーさんで、近江牛ステーキを堪能♪
ヴォーリズといえば、忘れては行けないのが、豊郷小学校。10年くらい前に立て替え問題で町を二分する騒ぎになったけれど、幸い、旧校舎は、保存されることになった。新快速で彦根へ出て、近江鉄道で豊郷町へ。
ところが、駅前に着くと、「ようこそ聖地へ」との看板が。どうやら旧豊郷小学校は、ヴォーリズ建築の聖地ではなくて、今では、ある物の聖地となっているようなのだ。
入場無料の校舎の中をさっそく見学。階段の手すりのうさぎとかめもかわゆい。これ、スタートラインだから並んでいるけれど、階段の途中で、うさぎが寝てて、亀が上の方を歩いているんですよね。
講堂を見学していると、妙な歌声が聞こえてきた。実は、この豊郷小学校、「けいおん」なるアニメのモデルとされていて、アニメな方々の聖地になっているようなのだ。今日もかなりの見学者でにぎわっているのだけれど、ヴォーリズ建築を見にきた人ではなくて、ほとんどの人が、アニメな方々。駐車場は、地方ナンバーのクルマばかりで、派手なアニメ塗装のものも多い。けいおんは、軽音部のアニメとのことで、3階の音楽室では、バンドの演奏もやっている模様。
いかんせん小生には理解できないけれど、せっかくの歴史的な建物が今でもこうやって活用されているのはうれしいことだし、多くの人が集まってくるのもよいことだ。
帰りは、米原から新幹線とも思ったけれど、彦根から新快速でも10分も変わらなかった。座席もグリーン車なんか乗らなくても、2人がけの前向きだから関西の人はうらやましい。
19時すぎにはホテルへ。明日からのカンヅメ生活に備えて、早々に就寝。
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