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2012/8/18:がむばれ秋田内陸縦貫鉄道

◆→(車中泊)→鷹巣→阿仁マタギ→角館→盛岡:はれ:16650歩:角館の最高気温=33.4度

 年季の入った24系個室は、空調が強すぎて、寒かったり、乾いたりしたけれど、なんとか眠ったようで、秋田の手前のおはよう放送で目が覚める。外は夏の青空。単線の行き違いなんかも増えてのんびり進んで、8時15分の鷹ノ巣で下車。

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 なぜ鷹ノ巣かというと、鷹巣農林高校であって、なぜ鷹巣農林高校かというと、さとぼうこと中嶋捕手であって、なぜ中嶋か?というのは、kecoさんにでも聞いてもらうしかないのだけれど、青空の下、何もない駅前に出ると、いい旅夢気分のオープニングのような気分にはなる。とにかくシャッター通りの駅前を歩いて、旧鷹巣農林高校、現秋田北鷹高校をめざす。
 15分ほど歩くと、何やらフェンスが見えてきた。野球部フェンス工事中。さとぼうの寄付か?と思ったら、学校全体も大工事中で、廃校になった代わりに統合して立派な学校に生まれ変わりつつあるようで、テニスコートなんかも整備されている。これなら第2のさとぼう、第2の高橋大斗(複合)が出てくる日も遠くなさそうで、kecoさんも一安心であろう。

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 学校は立派だけれど、鷹巣(北秋田市)の町は、なかなか厳しそうで、廃墟のようなコーヒーショップなど見ながら駅に戻る。JRのお隣の駅舎は、内陸線、秋田内陸縦貫鉄道。なぜ内陸線か?と言われても、kecoさんの鉄分過剰としか説明のしようがないのだけれど、第3セクターとしてかなり厳しい状況にあると聞けば、応援せざるを得ない。さっそくタオルなどグッズを購入して、10時25分発の1両のディーゼルカーへ。夏休みの土曜日ということで、さすがに今日はそれなりにお客さんがいる。

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 乗車して、しばらくすると、車窓から渓流釣りの人たちが見えた。「イワナか?」「ヤマメか?」「こんな町からすぐのところでも釣れるんだねぇ」「水がきれいなんだろうね」などと適当な事を言ってたら、隣のおばさんが見かねて、「鮎です。ヤマメはもっと奥に行かないと。」とのこと。こういう場合、いろいろと話し込まれることが多いのだけれど、このおばさんは、方言もないし、我らの間違いだけ訂正して、さっさと降りてしまった。その後は、田んぼアートなど見ながらのんびりと山を分け入っていく。阿仁合で乗り換えて、阿仁マタギ着。送迎車で温泉へ連れて行ってくれるのは、いい旅夢気分で確認済みなのだけれど、運転手の専務さんが、相乗りしたお客さんと知り合いのようで、強引に熊牧場に連れて行かれてしまった。行きがかり上、我らも熊牧場に行くしかないかと思われたが、kecoさんがきっぱりと拒否したので、我らは温泉直行を許される。

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 夜行で来た旅先の温泉はなんともいえず気持ちがよいし、お湯もなかなかよい。露天風呂はけっこう涼しい風も通る。湯上がり所でビアをいただき、再び送迎車で送っていただき、内陸線の続き。うとうとしているうちに終点の角館へ。

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 角館といえば、武家屋敷。しかしながら、あまりにも暑い。武家屋敷といえば、青柳家なのだけれど、途中の岩橋家あたりでもう疲れてしまい、青柳家を断念して、イチゴミルクをいただき撤収。kecoさんは、いわゆる観光地はあまり興味がないようで、ブラタモリ気分で町を歩きながら適当に妄想を重ねる方がお好みのようだ。

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 こまち号で盛岡へ。乗りなれたはずの新幹線も、あけぼのや内陸線の後だけに妙に近代的に見える。盛岡駅でのはやて号との連結でテンションをあげる方1名。
 盛岡といえば、冷麺。盛楼閣もぴょんぴょん舎もさすがに大混雑。30分ほど待って盛楼閣へ。タンとカルビしか食べないからといって、食に興味がないわけではない問題、冷麺といえば、梨かリンゴかスイカか問題、ユッケといえばリンゴか問題など検討して、サタデースポーツの山岸何ガシはさっさと民放にでも行ってもらえばいいけれど、松尾くんの行き先は難しいという結論になったところで解散。


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