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2012/9/28-29:楽しいアメリカの旅〜ユナイテッド航空で行くMLB遠征・第7・8日〜

◆ニューヨーク→成田→横浜:あめのちくもり

 7時起床。楽しかった旅行もいよいよ帰国の途へ。パソコンの電源を入れたら、「吉川完封!ファイターズマジック4!」との見出しが飛び込んできた。すばらしすぎる。いろいろと買い込んだグッズやおみやげをマリナーズバッグになんとか収納して、昨夜スーパーで購入しておいたフルーツをいただき、8時半にはチェックアウト。帰りはJFK。外は大雨だし、$52固定と案外安いので、タクシーで行くことにする。雨がいよいよ激しくなって、途中道路が冠水して渋滞したりしたけれど、9時半には空港到着。出国手続きなんてあったのかどうかもわからず、セキュリティもすんなり通過して、10時すぎには、ブリティッシュエアのラウンジに入場。お味噌汁とおにぎりをいただきいよいよ搭乗。
 帰りは14時間と長いので、通路をはさむようにお席を別々に抑えておいたら、お互いにお隣も来なくてこれならエコノミーでも快適。AC電源完備のお席でためていた日記を書いて、映画は、シービスケットさんを堪能。案外と退屈せずに成田に・・・と機内で予定稿を書いたのだけれど、向かい風も強く、14時間はさすがに長い。インビクタスを見て、残しておいた本を読んで、それでもなかなか到着しなくて、軽食をいただいて、なんとか成田到着は、日本時間土曜日の午後。モバイルWiFiを返却して、バスでYCATへ。車内でファイターズ勝利を確認。とうとうマジック2!

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 6泊8日で大陸を横断しながら、移動日も含めて5日連続野球観戦+聖地クーパーズタウン日帰りという強行軍だったけれど、体調を崩すこともなく無事に帰国。ダルビッシュは残念だったけれど、メジャーリーグとボールパークとクーパーズタウンをたっぷりと堪能。シアトル、テキサス、ニューヨーク、クーパーズタウンとアメリカの様々な姿を見ることもできた。日頃、ニュースとか見てると、アメリカもねぇ・・・って思うけれど、一昨年の競馬の聖地ケンタッキー遠征のときも思ったように、やっぱりアメリカのスケールの大きさとかには圧倒されるし、おおらかさ、特に田舎のすばらしさも実感。もちろん日本にもすばらしいところはたくさんあるけれど、ボールパークの楽しさでは、アメリカにかなわない。また次の機会には、今回行かれなかったたくさんのボールパークを訪れてみたいものだ。

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2012/9/27:聖地クーパーズタウンへ!〜ユナイテッド航空で行くMLB遠征・第6日〜

◆ニューヨーク→クーパーズタウン→ニューヨーク:くもりのちはれ

 5時45分起床。大旅行も今日が実質的には最終日。締めくくりは、野球の殿堂、クーパーズタウンへの日帰りツアー。7時に1階ロビーに集合すると、H.I.S.さんのお迎えが来てくれる。ベースボールファンの聖地であるクーパーズタウンだけれど、なにしろマンハッタンから250キロくらい離れた田舎にあるので、ツアーでないと参戦するのが大変である。いろいろ探したのだけれど、最小催行人員に達しなかったりクルマが用意できないとかでキャンセルされたりして、なんとかH.I.S.さんのツアーにたどりついた。もっともツアーといっても参加は我ら2人だけで、日本人のドライバーさんが2人。日本のバス事故の影響で、長距離はドライバー2人体制になったのことで、ずいぶん贅沢な旅である。ワゴン車みたいので出発。マンハッタンを抜けて、87号線をひたすら北へ向かう。

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(87号線を北へ)

 サービスエリアで休憩してさらに北上。このまま行くとモントリオールもけっこう近いのだけれど、アルバニーで西へ進路を変えると、だいぶ田舎っぽくなってきて、4時間のロングドライブ。とうとうやってきましたクーパーズタウン!

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(聖地に到着!)

 さっそくミュージアムに入場。入口の案内役のおじいさんに「どこのファンか?」と聞かれて、ちょっともごもごしていると、「日本のチームもわかるよ、ジャイアンツ?タイガース?」と来たので、「ファイターズ!」と答えるが残念ながらわからなかった様子。仕方がないので、「ダルビッシュのチーム」と付け加えると、「オー!ワンダフル!エンジョイ!」とのこと。
 まずは、ベースボールの歴史を偉大な選手たちの足跡とともにゆっくり振り返る。ベーブルース来日の際のパンフレット、球聖タイ・カップさんのユニフォームやグローブなど、いちいち書いていたらきりがないほどのさまざまな展示にテンションを高めながら進む。松井のメジャー1号ホームランのバットなんかもあった。3階の記録のコーナーには、ライアンとかアーロンとかリプケンとか偉大な人たちに交じって、イチローの記録もたくさん紹介されてます。

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(ベーブ・ルース来る)

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(タイ・カップさんの時代のグローブ)

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(テッド・ウィリアムスさん。外角低め以外は全部打ちます)

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(スライリーじゃない)

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(記録コーナーにはもちろんイチローも)

 1階に戻ると、いよいよ野球殿堂。太陽を取り込んだ明るい雰囲気がすばらしい。米国人以外にも7、8カ国の選手が殿堂入りしているようで、国旗も掲揚されている。オランダ人もいたけれど、あと何年かしたら、イチローが加わって日の丸も揚がるだろうか?

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(HALL OF FAME)

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(ヘンダーソンさんとリプケンさん)

 博物館や美術館というと、ガイドブックで2時間は必要と書いてあっても30分くらいで退場してしまう小生だけれど、気がついたらなんと3時間。さすがにお腹が空いたので、レストランへ。ビアで祝杯。念願かなったkecoさん曰く、「もうこの世に思い残すことはない!」と!

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(お魚注文したつもりがムール貝(^.^;))

 食後は、クーパーズタウンの街を散策。メインストリート1本の小さな湖畔の街だけれど、夏は避暑地としてにぎわうとのこと。ちなみにここもマンハッタンと同じニューヨーク州。ちょっとひんやりするけれど、お天気も回復して実に気持ちがいい。ベースボール発祥の地(本当はちがうらしいけど)であるダブルデイ・フィールドへ。緑の芝が美しい。そして、通り沿いのショップをひやかしているうちに名残惜しいけれど、出発の時間。帰りはルートを変えて山沿いの田舎道を飛ばし、やはり4時間かけて20時すぎにマンハッタンへ。
 本日もホテル近くのスーパーで買い出し。さすがにニューヨーク、24時間営業のスーパーには温かいお惣菜やサラダや果物も充実。メキシコビアをいただきながら、スペイン語会問題、昭和30年代は最先端のOLだった問題など検討して、念願かなったすばらしい1日をしめくくり。

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(ダブルデイフィールド!)

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(本当は別の場所で誕生したという説もありますが、まぁいいよね。)

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(美しい芝生・1)

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(美しい芝生・2)

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(サチェル・ペイジさん)

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(美しい湖畔。夏は避暑地としてにぎわうそう。)

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(グッズショップもいろいろ)

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(紅葉も美しい)

2012/9/26:テキサスからニューヨークへ〜ユナイテッド航空で行くMLB遠征・第5日〜

◆アーリントン→ダラス→ニューヨーク:はれ

 6時起床。昨日とおなじロビーでの朝食だけれど、今日は、ワッフルを焼いてみる。コーヒーとオレンジジュース2杯。何しろ連日のナイター観戦で夜はジャンクフードだし、ユナイテッドの飛行機はランチ有料で、面倒なこともあってパスしてしまうので、朝くらいはしっかり食べておかないと体に悪い。kecoさんなどは、昨日の夜ご飯はチュロス1本ということで、朝はバナナで栄養補給。ファイターズ勝利、ライオンズ敗北を確認してから出発。
 フロントでタクシーを読んでもらったら巨大な黒いリンカーンがやってきた。ハイヤーみたいなものだろうか。快適ではあるが、メーターはなく$47とのこと。行きの普通のタクシーの5割増しくらい。チップ込みで$55払ったら握手してくれた。
 ダラスはアメリカンの本拠地でユナイテッドさんの便は少なく、チェックインカウンターも空いている。自動チェックイン機も慣れてきたのでスムーズ。セキュリティもCTスキャンみたいなやつが今回初めて登場したけれど、すんなり通過。9・11以降、アメリカの国内線というとやたらと混雑してセキュリティに時間がかかる印象があって、2時間前空港入りを目安にしていたけれど、意外とあっさりしている。盛大に時間が余るので、本日もユナイテッドクラブさんで1時間あまり過ごしてから搭乗。ニューヨーク(ニューアーク)行きのB737は、空席が多かった。

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(今日もユナイテッドさん)

 3時間半の飛行で、時計を1時間進めると、いよいよニューヨークに到着。ニューアーク空港から市内への行き方は悩ましかったのだけれど、ブログなどを参考にして、ターミナル間シャトルのエアトレインでニューアークリバティ駅へ出て、ここからニュージャージートランジットなる電車。途中主要駅のみ停車なので、25分くらいで、マンハッタンのペンシルバニアステーションに到着。これで$12.5だから安くて早い。

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(電車でNYへ)

 ペンステーションからはタクシーで$10ほどでヒルトンさんに到着。ちょっと贅沢なのだけれど、明日の朝のツアーの集合がヒルトンに7時と早いので、やむを得ない。つい数時間前まで国連総会だか何だかあった影響か、警備が物々しい感じ。もっとも我らの低層階のお部屋は、別にどうということもない普通のお部屋で、ミニバーもセーフテフィボックスもないから、ある意味、アーリントンの方がよかったともいえる。お値段はアーリントンの4倍、シアトルの2倍。

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(大都会へ来ました)

 さて、これからヤンキース戦でイチローの応援とでもなればすばらしいのだけれど、さすがにそうは問屋が卸さず、今日の予定は、メッツ戦観戦。ただ、さすがに疲れもたまっているし、マンハッタンのど真ん中にくれば、kecoさんも女子のニューヨークをエンジョイしたいかもしれないので、打診した結果、1時間半の短期放牧後に再集合して、やきうに向かうという欲張りな結論になった。小生は、入浴などしてくつろいでから、5番街近辺を軽く散歩。

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(おなじみのお店)

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(ロックフェラーセンター)

 メッツのシティフィールドへは地下鉄。パリとちがってニューヨークの地下鉄は20年ぶりくらいで勝手がわからず、今日しか乗らないのに、$10のプリペイドカードみたいのを買わされてしまうが、とりあえずF線から7号線へ乗り換えて無事にメッツ何とか駅へ向かう。同じ7号線でも快速運転のにたまたま乗ったようで、案外早く到着しそうで、試合開始に間に合いそうなのはよいのだが、社内には、ユニフォーム姿もキャップをかぶった人もいない。平日ナイターとはいえ、あまりにも雰囲気がない。本当に試合はあるのだろうかと不安になってきたところで、スタジアムらしき物が見えてきたがなんと真っ暗!昨日の今日なので、また何かあまりにもあんまりなことが起きたのかと不安になったが、これは、旧シェイスタジアムのようで、ほどなく逆側に新装なったばかりのシティフィールドが見えた。さすがに美しい。ようやくテンションも高まってきた。

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(真新しいシティフィールド)

◇2012/9/26:○メッツ 6-0 パイレーツ(ニューヨーク)

 本日は欠場の可能性もあったので、お安い5階の内野席。東京ドームの内野自由席よりさらに高いところという感じだけれど、ホームベースの上には違いないので、全体がよく見渡せる。
 ニューヨークにおけるヤンキースファンとメッツファンというのは、読売ファンとスワローズファンみたいな関係なのか、あるいは移転前のファイターズファンみたいな関係なのか、よくわからないけれど、どちらかというと後者に近い感じがした。平日でも真っ赤に染まっていたテキサスとちがって、こちらは、お客さんの入りもまばらだし、雰囲気もかつてのファイターズファンのようにけだるい感じで、エンドウさんみたいに叫ぶ人がいたり、いかにも常連さんみたいな偏屈そうなおじさんがいたりして、これはこれで悪くない。

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(よく見えます)

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(パリーグっぽい感じ)

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(毎日こんなのばかり)

 メッツとパイレーツでは、いかんせん選手が全然わからないのだけれど、メッツ3番のライト選手の名前くらいは聞いたことがあると思ったら、今日のヒットで、メッツ選手としては最多の1419安打になったとのこと。すばらしいけれど、長い歴史のメッツにしてはずいぶん少ない。みんなFAでいなくなってしまうのだろうか。

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(ライト選手記録達成)

 試合の方は、悪送球、後逸、牽制死、牽制で誘い出しておきながら悪送球、本塁憤死など見苦しいプレーもかなり多く、消化試合の雰囲気が漂うが、めずらしくメッツ打線が爆発して大量リード。6-0となったことだし、寒くなってきたことだし、眠くなってきたことだし、セブンスイニングストレッチでりんごも見たことだし、途中で撤収。帰りも地下鉄を乗り継いで、22時半頃に帰宅。試合は、そのまま6-0でメッツが勝って、パイレーツはプレーオフ出場の可能性が完全に断たれたとのこと。高橋尚の登板もなかった。

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(りんごが登場)

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(夜の地下鉄もなんとかクリア)


2012/9/25:トゥデイ、ダルビッシュ、スクラッチ・・・〜ユナイテッド航空で行くMLB遠征・第4日〜

◆アーリントン:はれ

 8時起床。朝食は、ロビーのラウンジで、トーストとコーヒーとオレンジジュース2杯。USA TODAYを読みながらのんびりといただく。
 本日は、ひまっこ。ナイトゲームまで予定がない。クルマがないとどこにもいけないし、タクシーで往復$100近く払って観光しに行くほどダラスもおもしろいところではなさそうだ。実は、すぐそばに巨大な遊園地(富士急ハイランドなんかよりずっと巨大で怖そう)があるのだけれど、2人ともそういうのは得意でないし、営業している気配もあまり感じられない。
 まぁ、1週間の旅行の真ん中へんに休養日があるのも悪くないので、ホテルで読書などしながらだらだらとすごす。昼頃からプールサイドで読書。じりじりと熱くなってきたので、しばしプールに浮かんでからこげパンになる手前で撤収。お昼は、kecoさんが「いつか役に立つ」とシアトルのスーパーで買っておいたカープヌードル。

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(日中はプールで休養)

 ひたすらだらだらとすごしてから、ダルビッシュTシャツに着替えて16時頃に出発。今日もすごい陽射しだが、シャトルバスの始発を待ちきれないので、球場まで歩く。クルマ優先であまり歩くような道ではないのだけれど、なんとか15分くらいでボールパークに到着。まだ開門前なので、まずはショップをひやかす。
 17時すぎに開門していよいよ入場。本日は、3塁側内野の良席。そして、予告先発は、ダルビッシュ!場内にもダルビッシュTシャツの姿がけっこう多い。レフト側のオープンエリアでビアをいただきながらテンションを上げていく。

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(ようこそテキサスへ)

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(予告先発はダルビッシュ!)

 ここで、老夫婦と相席となったのだけれど、おじいさんが、むずかしい顔で、「トゥデイ、ダルビッシュ、スクラッチ」とか言っている。よくわからないので、ふむふむとうなづいておく。きっと、我らが日本人と分かってダルビッシュをほめてくれたのだろう。それにしては、ずいぶん難しい顔をしていたが、まぁ、こういう顔の人なんだろうくらいに思っていたのだが・・・

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(みんなダルビッシュが見たかった・1)

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(みんなダルビッシュが見たかった・2)

 そして、いよいよテンションも高まってきて、お席に戻り、ツイッターなどチェックしたところで、衝撃的な情報が入ってきた。なんと、ダルビッシュ、寝違えて首が痛くて登板回避だという。。。あまりにもあんまりにもほどがある。スクラッチ・・・そういえば、競馬用語でスクラッチといえば、「出走取り消し」のことじゃないか。。。さっきのおじいさんは、登板回避の情報を入手していて、我らに同情してくれていたわけだ。。。ちょっと立ち直れない感じのままプレイボール。。。

◇2012/9/25:●レンジャーズ 2-3 アスレチックス(アーリントン)
 レンジャーズの代役は、6勝11敗のフェルドマン。アスレチックスはミローン。初回、レンジャーズ、先頭打者から3連打で2点を先制して、なおノーアウト3塁でベルトレ。初回から大爆発かと思ったのだが、結局追加点なく2点止まり。2回に1点を返されて、4回にもホームランを打たれて同点。テキサスだけなのかどこでもそうなのかよくわからないけれど、敵のホームランボールは投げ返さないといけないようで、キャッチして喜んでいるとブーイングが起きたりする。
 5回以降は、消化不良気味の展開。7回は、今日も上原。2三振含む3者凡退と完璧。どうせなら勝ちをつけてあげたいと思うとその裏2死満塁まで攻めて、誰だか忘れたけど、ライトへ豪快な当たりで満塁ホームランか?!と場内総立ちになったが、ライトのスーパープレーでキャッチされて無念。

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(彼はがんばってる・1)

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(彼はがんばってる・2)

 9回で決着つかずとうとう延長戦。試合開始が19時5分なので、すでに22時をすぎているけれど、いざとなったら歩いて帰れるし、こうなったら、延長無制限のメジャーをとことん堪能しようじゃないか、投手を使い果たしたら建山も出てくるかもしれないと思ったのだが、10回表、先頭バッターにあっさり被弾すると、その裏は、クローザーのバルフォアにあっさり抑えられて終了。22時半をすぎてもかなりのお客さんが残っているけれど、さすがに帰りのことが気になるのか、なんとなく余韻にひたりながらみたいなことはなくて、試合終了と同時に一斉に立ち上がってあっさり退場していく。

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(1塁側:テキサス!)

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(3塁側:レンジャーズ!)

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(無念)

 シャトルバスで23時すぎにホテルへ。まぁ、ダルビッシュだけがすべてではないし、メジャーリーグの試合もボールパークも十分堪能しているけれど、そうはいっても、遠征のきっかけのひとつはダルビッシュだったし、ダルビッシュとイチローを見るために、マリナーズ2戦、レンジャーズ4戦という日程を組んだのが6月。レンジャーズはローテーションを5人でまわしているから、4試合見れば、当たる確率は4/5。しかしながら、7月にイチローがまさかの電撃トレード。そしてダルビッシュは、予告先発までたどりつきながら、当日回避とは・・・。今回は、何か事件が起こりそうな予感はあったけれど、荷物が出てこないとかそういうのを想像していたら、まさかの展開。荷物なんかなくなってもいいからダルビッシュの快投を見たかった。結局、川崎も岩隈も建山も出場せず上原のみ2試合の登板。あーあ。

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(無念)


2012/9/24:暑いテキサス、熱いレンジャーズ〜ユナイテッド航空で行くMLB遠征・第3日〜

◆シアトル→サンフランシスコ→ダラス→アーリントン:はれ

 4時起床。もちろん真っ暗。昨日とちがってあまり眠れなかった。今日の移動は、いろいろと心配な点がある。急いで荷造りをして、4時40分チェックアウト。フロントにはちゃんと人がいたし、ホテルの前にはタクシーも停まっていたので、第一関門はクリア。5時に空港着。すでに出発ターミナルの車寄せには何重にもクルマがいて朝からにぎわっている。
 スターアライアンスゴールドの効果はけっこう大きく、ここでも優先チェックイン。最近はどこでも機械でチェックインをさせられるのだけれど、ここは日本語表示もあってなんとかクリア。kecoさんの荷物は重量オーバーと表示されるが、スターアライアンスゴールドのおかげか超過料金は免れた模様。荷物はダラスまで直送されるようでこれもありがたい。ただし1時間で乗り換えてくれるかどうかは心配。
 セキュリティも優先レーンで、kecoさんのかばんがベーグルパンで再検査になった程度で順調にクリア。だいぶ時間があまったので、ユナイテッドクラブさんで一休み。早朝なので静まりかえっているが、パンとコーヒーとオレンジジュースをいただき、ホークスの敗戦を確認して搭乗開始。

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(今日もユナイテッドさん)

 UA294便は、今回もエコノミープラスで前方のやや広めのお席。ダラス行きなのだけれど、2時間乗って、サンフランシスコで乗り換え。便名は同じでも飛行機は変わるようだ。コンクリートむきだしで味もそっけもなかったシアトル空港と違い、サンフランシスコの空港はとてもきれいで機能的。リニューアルしたばかりなのだろうか。幸い、案内板ですぐに次のゲートがみつかり、ターミナル内移動にはセキュリティもなく、1時間の乗り継ぎは全然問題なかった。今度は大陸横断、3時間半の長旅。お昼が出るような案内だったけれど、どうやら有料のようなので、コークのみ。時計を2時間進めるので、16時すぎによいよテキサス州、ダラス・フォートワース国際空港へ到着。
 今回の日程で一番心配だったのは、ここで荷物がすんなり出てくるかどうかだったのだけれど、さすがは、スターアライアンスゴールドさんのプライオリティで重量オーバーのkecoさんのかばんもすんなり出てきた。すべてが順調。外へ出るとさすがに暑い。南国の日差し。アーリントンは、公共交通機関が何もないので、タクシーで今夜のお宿のハワードジョンソンさんへ。途中の景色がワイルドで、シアトルはちがって、いかにもアメリカという気分になってくる。ハワードジョンソンさんもいかにもアメリカの田舎のホテルという感じで悪くない。プールもあるし、最低限の設備は整っていてお値段はルネッサンスの半額。
 ホテルからは球場が見えるくらい近いのだけれど、歩いていくような道ではないので、シャトルバスで行く。遠征組御用達のホテルのようで、みなレンジャーズの赤や青のTシャツ。小生もさっそく「DARVISH11」を着用だ。首位攻防の直接対決4連戦だから熱くなるのも無理はない。途中のホテルでは、緑のアスレチックスさんご一行も乗ってきて呉越同舟。何やらひとくさりした後に笑い声が車内に響く。実にいい感じ。

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(みんなでバスで球場へ)

 本日は、ライト側2階のオールユーキャンイート付のお席ということで、朝からパン半分しか食べていないので楽しみにしていたのだけれど、ハンバーガーとホットドッグとチップスくらいしかなくて、ソフトドリンク飲み放題だけれど、ビア有料だから、ちょっと看板倒れ。これならTCKのダイヤモンドターンの料理の方が上である。まぁ、それでもとりあえず腹ごしらえをすませて、国歌を聞けばテンションも高まってくる。

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(レンジャーズ・ボールパークへ!)

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(オールユーキャンイートなのに)

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(選択肢がほとんどない)

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(平日でもお客さんの出足は早い)

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(綿あめ売りがたくさんいます)

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(国歌を歌ってプレイボール!)

◇2012/9/24:○レンジャーズ 5x-4 アスレチックス(アーリントン)

レンジャーズはホランド、アスレチックスはローテーションの谷間のようでストライリー。特にホランドがぴりっとせず、先制された後も、レンジャーズが1点返してはまたとられてという感じで流れがよくない。何しろ99%以上がレンジャーズファンなので、アスレチックスがホームランなど打つと、球場中シーンとしてとても点が入ったとは思えない感じになる。

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(ライアンさん)

 重苦しい雰囲気が漂ってきたところで、こちらもちょっと眠くなってきたのだが、ここで、上原が登場して、あっさり3人で片づけると、その裏にベルトレ2ラン!同点!花火が上がり球場のボルテージはいよいよ高まる。19時プレイボールのときは空席もけっこうあったけれど、この時間には月曜日というのにかなり埋まっている。

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(上原好投!)

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(ベルトレ同点2ラン!)

 こうなると、勝利の継投で、9回表は同点でもネーサン。三振ゲッツーで切り上げると、9回裏、先頭打者がヒット。日本なら99%バントだろうが、こちらの1番のヤングは送りバントはしない。なんとヒット!ここで2番はさすがにバントで、1死2、3塁。この後の2人は、今日いずれもホームランを打っている。ハミルトン敬遠で満塁でベルトレ。サヨナラヒット!すばらしい!
 帰りのバスもすぐにつかまって5分くらいでホテルへ。だいぶメジャー観戦にも慣れてきたところで、いよいよ明日はダルビッシュ!勝てば優勝へさらに大きく近づく大事な一戦。実に楽しみである。

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(サヨナラ勝ち!)

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(ファンも熱狂!)

2012/9/23:楽しいボールパークのデーゲーム〜ユナイテッド航空で行くMLB遠征・第2日〜

◆シアトル:はれ

 8時起床。日本時間にすれば、午後の1時から深夜0時までをたっぷりと9時間熟睡したことになる。初日の日程がハードだった分、熟睡できて、時差ぼけも修正できたかもしれない。朝食ヴァイキングは、フルーツ、ベーコン、ポテト、スクランブルエッグ、クロワッサン、オレンジジュース2杯。今日もひんやりと涼しいけれど、朝からよい天気で、ファイターズ勝利の知らせも届く素敵な朝。
 10時すぎに出発。今日は、デーゲーム。せっかくなので球場まで歩いてみることにする。1stアベニューまで降りて、あとは、ひたすらまっすぐ歩いていけば、15分くらいでセーフコフィールドに到着。
 まずは、レフト側のマリナーズチームストアさんに入場。マツダスタジアムと同じで、ショップからそのまま入場できるようになっている。もちろんグッズは充実していて、テンションも上がる。ダルビッシュTシャツ、マリナーズポロシャツ、さらに姪っ子にピンクのマリナーズTシャツも購入して入場。もうひとつ気になる大物があったのだけれど、これは帰りにもう一度検討することに。
 今日は1塁側内野の良席。ベンチの後ろくらいで2階席がかぶさるので陽が当たらないのでちょっと寒いけれど、試合はよく見えるし、ベンチで応援する選手の後ろ姿も近い。よく晴れた日曜日のデーゲーム、緑の芝生もあざやかでテンションはあがる。今日は、ちびっこデーみたいなイベントが行われているようで、ファイターズとおなじく、選手紹介のアナウンスその他を子供たちが務めたり、選手の似顔絵がビジョンに表示されたりする。ビアをいただき、国歌を聞いて、いよいよプレイボール。

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(やっぱりデーゲームがいいね)

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(ウォーミングアップ中)

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(国歌を歌ってプレイボール)

◇2012/9/23:●マリナーズ 2-3 レンジャーズ(シアトル)

 マリナーズ先発は、14勝をあげているバルガス、レンジャーズはデンプスター。今日も内野3塁側には、赤いTシャツのレンジャーズな方々も多い。優勝を目前にしての最下位マリナーズとの3連戦、あわよくば3連勝のつもりで遠征してきたと思うけれど、まさかの2連敗とは気の毒であるが、小生はどちらかというとマリナーズに情が移ってきた。ライアンの好守などもあって、前半は0-0。

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(今日は内野の良席)

 お買い物のために席をはずしたところで、今日はDHのナポリにホームランが出てレンジャーズ先制、さらにソト2ランで3点を先行される。3塁側内野裏の売店で、イチロールを購入。サーモンを巻いて、カニやエビさんをのせてマスタードソースみたいのがかかっていて、見た目はストレンジだけれど、案外美味しい。近くには、マリナーズの殿堂みたいのがあって、イチローとケングリフィージュニアのユニが仲良く並んで展示されている。

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(イチロール)

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(イチローとグリフィー)

 試合に戻って、セブンスイニングストレッチで体をほぐすと、7回にはライアンとテムズのソロで1点差に詰め寄り、8回裏には、2死満塁まで攻めたけれど、ヒメネスに回ってしまい万事休す。3Aで3割打って昇格してきた期待の大砲のようであるが、西浦か藤島せいごうかというところで、ちょっと現状は打てそうもない。9回はネーサンに抑えられて万事休す。残念ながらスイープはならず。岩隈も上原も建山も登板せず、川崎の出場もなかった。
 ちなみに試合中は、いろいろとセレモニーもあって盛り上がるのだけれど、試合後は案外あっさりしていてヒーローインタビューなどはない。ちょうど今日の日経に外国人記者がみた日本野球のよいところと悪いところというのがあって、よい点には、ヒーローインタビューがあげられていたけれど、たしかにそうかもしれない。悪い点は、引き分けが多いこと、シーズン末期になると試合の消化がずれてしまうことをあげていて、まったくおっしゃるとおりなのだけれど、この記者は、日本の応援歌はけっこうお気に入りのようだった。まぁ、たしかにいろんな歌があるのはいいのだけれど、ピッチャーが投げるときは静かにしてもらいたいもので、なんといっても、青空の下、緑の芝生の上で、球音が聞こえるというのがすべてではないかと思う。
 あと、他球場のスコア表示がないというのも記者は指摘していたけど、こちらでは、全球場の結果が刻々と表示されている。こんなのは、日本の方が得意そうなのになぜやらないのか不思議である。今日はヤンキースもオリオールズも負け、ライオンズも含めて、さすがにどこもなかなかスイープは難しいようだ。

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(変なキャラ)

 チームストアに戻って、午前中迷っていたマリナーズのキャリーバッグを購入。$130が4割引で$78とはお買い得であるし、10年くらい前にドーヴィルで購入した今のランセルのバッグもお気に入りではあるのだけれど、いかんせん容量が不足しているし、フィンランドやらドバイやらケンタッキーやらと酷使したのでだいぶくたびれてきた。思いきって購入して、さっそくコロコロと転がしながら帰りも歩いてホテルへ。
 17時すぎにはホテルに戻ったのだけれど、いったんくつろいでしまって、kecoさんが検討しているイケメンで選ぶWBC代表検討(これがなかなかクセがあって難しい)や、ファイターズ若手の将来の背番号問題などにつきあっているうちにお出かけがめんどうくさくなってきたので、帰りに見かけた近所のスーパーへ買い出しに行くが、日曜日なので6時で閉まってしまう。仕方なく近所をさまよっているうちになんとか別のスーパーを発見。ビアとサラダとパンとフルーツを購入。連日、移動やナイター観戦が続くので、あとで考えるとまともなディナーをいただくとしたら今日しかなかったわけだし、小生の遠征は、プランとしては悪くないけれど、食が充実していないとはよく言われるところである。しかしながら、kecoさんも小生に負けず劣らず食には関心がないようだし、お買い物して部屋で広げるのも案外楽しいものである。田舎生活はできない問題、隠居といっても東京ドームのファイターズ戦くらいは上京するから大丈夫だ問題、シャッターを降ろしてしまうので誘われなくなる問題など検討して、明日は早いので早めに就寝。

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(シアトルの港)

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(お部屋でお食事も楽し)

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(お買い上げ!)

2012/9/22:念願のメジャーリーグ参戦!〜ユナイテッド航空で行くMLB遠征・第1日〜

◆横浜→成田→シアトル:くもりのちはれ

 いよいよ本日から遅めの夏休みで9連休。休んでばかりで遠征ばかりじゃないかと思われそうだが、まとまった休みは久しぶりである。ということで、西武ドームでは決戦第2ラウンドが行われるが、小生は、待望のメジャーリーグ遠征に。5月頃から構想を練り、6月には航空券を購入して、地球の歩き方その他で念入りに検討してきたので、出発前からすでに頭の中ではずいぶん堪能した感じもあるし、7月末には、イチローのトレードという予定外の事件もあったけれど、とにかくいよいよ出発の日を迎えた。念入りに検討しても、シアトルのナイターがどの程度寒いかというのは結論がでず、BS中継を見ながら荷造りをぎりぎりまで迷う。(岩隈は今日登板してしまった)さらに、出がけに戸締まり確認に家に戻ったり(こういうときは必ずちゃんと締まっている)して、13時29分の成田エクスプレスにギリギリで駆け込む。
 久しぶりの成田エクスプレスは、東京駅で池袋からの編成を併結。向こう側にはkecoさんが乗っているはずなのだけれど、確認できず。

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(横浜組と池袋組を併結)

 14時57分成田空港着。無事にkecoさんとは合流したものの、なんとなく成田空港は羽田とちがって緊張感がある。第1ターミナル南ウイングからの出発は、チェックイン、両替、モバイルルーターの受け取り済ませて出国。シアトル行きは、7月からANA便が就航したのけれど、我らは諸般の事情によりユナイテッドとの共同運行便なので、ラウンジは、ユナイテッドクラブさんを利用。このラウンジが、もうすでにアメリカというか、案内表示は英語だし、外人さんがiPadとかで盛大にやってるし、トイレの便器は半分くらい壊れている。
 ファイターズ2点リードを確認して搭乗。エコノミープラスというのは、何がプラスということなのか今いちわからないけれど、多少前との間隔が広い気がしなくもないし、窓と通路のABだからまぁ快適ではある。

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(ユナイテッドさんで出発)

 白ワインとチキンカレーの夕食をいただき就寝。もちろん眠れないけれど、本を読んだりしないでなんとか悶々と寝ているつもりになること4時間くらいで夜が明けて、時計を16時間戻して、また土曜日の朝。朝食をいただき、無事にシアトル・タコマ空港に着陸。
 しかしながら、予想していたとはいえ寒い。しかも小雨が降っている。空港から市内へは、ダウンタウンエアポーターなるバスで高速をぶっ飛ばして20分くらい。乗り場が分かりにくかったけれど、なんとかルネッサンスホテルに到着。2人で$27。モバイルWiFiが簡単につながったのはよいけれど、ネットから最初に入ってきた情報は、ファイターズまさかの逆転負け。あまりにも遺憾。
 さすがにまだチェックインはできないので荷物を預けて散策。ブラタモリというよりは、世界ふれあい街歩きという感じ。ダウンタウンは、それほど広くないのだけれど、とにかく坂が急なのに驚く。海から順に1stアベニュー、2ndアベニューとなって、ルネッサンスは5thアベニューなのだけれど、その間がそれぞれかなりの急な坂。函館の山の手から倉庫街へ降りる感じが比較的近いけれど、もっと大規模だし、単純に海側が低いだけでなくて、途中にもアップダウンがあるから、大変である。なんだかんだと盛大に歩いて戻ってきたけれど、夜にはふくらはぎがかなり張ってしまった。ここで生活してたら、自然に足が鍛えられそうである。

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(水陸両用の観光バスが人気。奥は現代美術館。)

 街歩きはまずは、パイスプレイクマーケット。ここに来たら急に人が増えて驚く。函館の朝市みたいな感じでカニとかシャケとかを盛大に売っていたり、果物屋さんとかお花屋さんもにぎやか。そして、市場を出たところが、シアトル一番のみどころともいえるスターバックス1号店なのだけれど、盛大に行列しているので断念。山側へ歩いて、kecoさんご要望のシュールストロムみたいな名前の百貨店とマリナーズチームストアをひやかして、パープルカフェ&ワインバーさんでランチ。ワシントン州のワインとサラダとサンドイッチでハーフのセットがあって、量も多すぎずなかなかよかった。地元の人でにぎわっているだけのことはある。お天気は回復してきたけれど、気温は低め。

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(楽しいパイク・プレイス・マーケット)

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(スターバックス1号店は大行列)

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(ワインバーでランチ)

 いったんホテルに戻りチェックインしてお昼寝して態勢を立て直して、いよいよセーフコフィールドへ出発。タクシー$10だから近い。ネット予約のチケットもWILL CALLの窓口で無事に引き取りに成功していよいよ入場。

 正面から入場すると、いきなりランディ・ジョンソンとイチローの写真が飾ってある。そして、エスカレーターでひとつ上がれば、もう鮮やかな緑の芝生が見えてきて寒いけれどテンションは上がる。マツダスタジアムのような感じでコンコースが1周できるので、お店なども利用しやすい。

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(イチローとランディ・ジョンソン!)

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(美しい天然芝とガラガラのスタンド)

 本日は我らはライト側3階の安いお席で、マリナーズの低迷もあってこのあたりはガラガラ。1列どころか1区画100席分くらい独占している感じでゆったりと観戦。寒いけれどビアとポテトでテンションをあげて、起立してアメリカ国歌を聞いていよいよプレイボール!

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(まずはビア!)

◇2012/9/22:○マリナーズ 1-0 レンジャーズ(シアトル)

 リーグ優勝目前のレンジャーズとあいかわらず低迷の続くマリナーズ。序盤は、お互いにランナーを得点圏に進めるも野球盤式でなかなか点が入らず。併殺あり、本塁憤死あり、2塁を欲張ってアウトあり。その2塁を欲張ってアウトになった直後にソーンダースのソロホームランでマリナーズ先制だからまったくもって効率が悪いのだけれど、レンジャーズもなかなか追いつけない。
 陽が落ちていよいよ寒くなってきて、試合もお寒い感じで淡々と進む。こういう試合は、最後にレンジャーズが爆発して終了だろうと思っていたのだが、マリナーズ先発のビバンがなんだかんだと好投。一方のレンジャーズも接戦なら上原、大敗なら建山を楽しみにしていたのだけれど、エース格のハリソンが8回完投。そして、9回もマリナーズのクローザーのウィリヘルムセンに抑えられてあっさり終了。
 見せ場も少なくしょぼい試合ではあったけれど、応援がうるさくないので、バットの折れた音なんかも聞こえるし、少ないながらもお客さんもそれなりに一体感があって、まずまず堪能。
 帰りは、タクシーがなかなかつかまらなかったが、なんとかホテルへ戻り、長い1日目、まずは順調に終了。

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(1−0でマリナーズ勝利)

2012/9/16:25年ぶりの大井川鉄道参戦

◆浜松→金谷→千頭→井川→長島ダム→千頭→川根温泉→金谷→静岡→横浜:はれのちくもり:10672歩:川根本町の最高気温=32.5度

 6時40分起床。daybydayさんの無料の朝食は、パンとゆでたまごとコーヒーとオレンジジュース。
 7時58分発の東海道線で出発。車内でゆっくりニッカンをと思ったら、静岡版の一面に「大井川」とある。何事かと思うと、秋の静岡大会で大井川高校が地区予選を突破した云々。まったくもってローカルであるが、本日の目的地は、その大井川である。
 天気予報は怪しかったが、朝から今日も夏空。金谷駅でお弁当を購入して、まずは大井川鉄道本線で千頭へ向かう。高校生の頃に、たしか斉須さんとSLに乗って、寸又峡の夢の吊り橋を渡ったから、25年ぶりくらいになる。いきなり30年くらい前の近鉄特急が登場して驚く。さすがは大井川鉄道で、さまざまな車両を使っていて、動く博物館みたいなものであるが、元特急型ということで、冷房付きのクロスシートは快適である。

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(25年ぶりに大井川鉄道鉄道に参戦!)

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(近鉄型♪)

 千頭で乗り換えていよいよお目当ての井川線へ。乗り換えが4分しかないのであわただしいが、ビアを購入しておトイレを済ませてトロッコ列車へ急ぐ。こちらは冷房はないけれど、窓を全開にすれば、標高500mの渓谷沿いということでそんなに暑くない。車掌さんの観光案内に耳を傾けながら大井川の上流の景色を堪能する。土本駅周辺には民家が4軒しかなくうち3軒が土本さんとのこと。

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(千頭からはトロッコ)

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(窓を開けて景色を堪能)

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(川と川の合流点)

 ボックスを占有して、そろそろお弁当でもいただこうかと思っていたら、奥泉かどっかで突然クラブツーリリズムさんが大挙して乗車してきて、車内は満員に。お弁当どころではなくなってしまいビアの置き場にもこまるくらいだが、団体さんが一部区間とはいえ、大井川鉄道を組み込んでくれたことはうれしい。そして、アプトいちしろで機関車を後ろにつけて、いよいよお目当ての日本で唯一のアプト式区間へ。
 千頭から井川までの区間は、元々ほとんど人は住んでいなくて、井川ダムの建設目的で作られたあとは、観光列車として生き残ってきたのだけれど、平成に入って、長島ダムの建設により、線路の一部も水没することになってしまった。補償金が出るとはいえ、井川線ももはやこれまでかと思われたのだが、ダムの上側に新線を作り、急勾配になる分は、アプト式(歯車型の3つ目の線路を真ん中に敷いて、機関車で噛み合わせながら登る)を採用したのだからすばらしい。スイスの観光鉄道などではよくあるけれど、日本では、昭和40年代に碓氷峠の旧線が廃止になって以来の復活で、もちろん25年ぶりの小生も初乗り区間。

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(いよいよアプト式)

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(アプト専用機関車で後押し)

 アプト区間は1キロあまりで、90/1000という日本最急勾配を登ると長島ダム駅でここで機関車をはずす。ダム湖の上の駅でクラブツーリズムさんが降りると車内はのんびりした雰囲気に戻るが、日本一高い鉄橋の上とかで停車して、下を見るとさすがに怖い。以前はダムの工事の小屋があったけれど、今は誰も住んでいない秘境のような駅とかを過ぎて、終点の井川へ。

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(日本最急勾配)

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(長島ダム)

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(日本一高い関の沢鉄橋)

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(帰りもせっそ号で)

 同じ列車で折り返すのだけれど、平行した道路にバスを走らせてくれていて、こっちの方が全然早いので、どこかで途中下車ができる。長島ダムで降りてダムを散策。ちょっと天気が怪しくなってきた。列車で1時間くらいかかるところをバスは20分で千頭へ。

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(長島ダム駅で途中下車)

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(ダムの下には、旧線も)

 千頭からは、大井川鉄道のもうひとつの名物SLかわね路号。こちらも7両くらいつないでいるけれどほぼ満席。連休の中日とはいえ、これだけ盛大なのはうれしい限り。スイスアルプスへ行くと、あちこちで観光や登山用の鉄道があってにぎわっているけれど、日本で純粋な観光鉄道というと、大井川鉄道と黒部峡谷鉄道くらいしかない。いずれもマニアじゃなくても十分楽しめるし、いつまでもがむばってもらいたい路線である。本当は、こうした鉄道がもう少し増えるといいのだけれど。先日の横川のトロッコを軽井沢へ伸ばしたり、上高地とか富士山なんかも途中でクルマを止めて鉄道にすれば環境にもやさしい。

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(SL健在)

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(旧型客車がまたいい)

 川根温泉駅笹間渡で降りて、川根温泉へ。入場すると、どこかで見たようなファイターズ3番の写真が。なんとオレ流である。川根温泉のお湯にひかれて、年に何度も参戦しているとのことである。さすがはオレ流だし、講演を聞いた翌日にこんなところで写真に遭遇するのも不思議なご縁であるが、45歳まで現役を続けたオレ流が愛したお湯だから、体に悪いわけはないだろう。実際、このテの共同浴場にはめずらしく源泉かけ流しで、大混雑ではあったけれど、お湯はなかなかよかった。

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(なんとオレ流もファイターズ時代に参戦していた!)

 帰りもまた近鉄型に乗って金谷からは東海道線で静岡、こだま号に乗り換えて帰浜。新横浜着は、19時58分の予定だから、オルフェーブルのフォア賞の中継には間に合いそうだ。

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(こだま号で帰宅)

2012/9/15:落合博満講演会「オレ流」@浜松アクトシティ

◆横浜→浜松:はれ:4863歩:浜松の最高気温=32.7度

 3連休、パ・リーグの優勝争いはいよいよ佳境、大通公園ではオータムフェストとくれば、早々に北の大地へ向かうべきところであるが、諸般の事情により見送り。来週の遠征に備えて大人しくしている予定だったのだけれど、近場で何かないかと検討しているうちに、オレ竜を発見。7月に腹痛で断念した講演会は、先日渋谷でもあったのだけれど、ちょっとうっかりしていた。浜松ならひかり号で1時間ちょっとということで、昼からお出かけ。アクトシティは昨年、美里のコンサートで来ているので駅から近くてなかなかよいホールということも分かっている。

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 14時からオレ竜登場。本日は、夜には静岡で講演ということでダブルヘッダーだから大変だ。注目の講演内容はというと、いかんせん顔面麻痺問題とWBC監督問題にかなりの時間を使ってしまったのが残念。もっと今の野球の話を聞きたかった。それでも、後半になって、ようやく、「昨日の川井はありえない」というあたりから、ドラゴンズネタへ。ベンチに監督が2人いるからどうにもならないという。浅尾は故障していないのではないか問題、岩瀬には、50試合登板とセーブ王のタイトルをとらせてあげるべきだ問題、今年のドラフトで穫るなら、東浜、大谷、藤浪くらいだ問題、郡山のG戦を何が何でもとらなくてはいけなかった問題、キャンプのスケジュールにサイン会が組まれているようでは話にならない問題、森野は太り過ぎ問題、山井の球は一級品だが病は気から問題、スワローズの方がCSに出てきたら手強いけれど、せっかくだからカープが出た方がいいだろう問題、横浜だけはどうにもならない、キヨシがんばれ!というところで大団円。ドラゴンズファンが多く、質問もなかなか鋭くてよかった。

 本日のお宿は、daybydayさん。今風のおしゃれなデザインで朝食付き5000円だからリーズナブル。荷物を置いてから駅前へ戻り、浜松に来たらうなぎということで、創業明治40年の「あつみ」さんへ参戦する。夜の部は17時15分からの営業ということだが、せっかくなので30分以上前から並んで無事に入場。17時15分に来た人はたぶん入れなかった。

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 このご時世、もちろんお値段はお高くて、上重4400円。しかしながら、お味の方はさすがで小食の小生でもご飯のおかわり(タレ付き)をお願いするほど。

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 ホテルに戻って恐る恐るやきうの結果をチェックすると、9回表ピンチ。見ていられないので、入浴を済ますとなんとか勝利。ライオンズが敗れて首位奪還!すばらしい☆

2012/9/13:今年も引き分け、呉越同舟のマリンスタジアム

◆横浜→東京→千葉→横浜:はれ:14072歩:東京の最高気温=33.8度

 お客様立寄りで午後出社、昨日が日帰り出張なので、雑務もたまっているけれど、なんとか最低限だけかたづけて、18時前に退社。東西線快速に乗れば、18時20分すぎには西船橋に着くのだけれど、ここで津田沼行きを2本見送って、千葉行きに乗って幕張本郷。バスもなかなかこなくて、なかなか進まない。1年ぶりのマリンスタジアム、なかなか着かなくてイライラしていたけれど、終わってみれば、そんなにあわてなくても試合はながーく、見所も後半にたっぷりあった。

◇2012/9/13:△F 6-6 M(千葉)

 うしという方のご厚意によりネット裏の良席。1時間遅れの参戦だけれど、まだ0−0。ビアを購入して態勢を整えているうちに、小野を攻略して2点先制。そんなに盛大に打ち込んだわけでもないのに早々に交代したのにも驚く。最近の継投は、中郷〜南〜益田〜薮田らしいということは知っていたけれど、左ピッチャーがひとりもいないのだという。ということで、ホフ様2ラン。このへんでは余裕ちゃんかと思われた。
 6回、谷元がいっぱいになったところで、モルケンでは抑えられるわけもなく、あっという間に4−3。しかし、7回表、ホワイトセルがピンチにひとりマウンドにかけよって、いいとこあるじゃんと話していたら、ファーストゴロをバックホームせずに1塁でアウトにしてしまう信じられないプレーで貴重な追加点。
 7回までくれば宮西で、2点あれば大丈夫と思っていたら、ホワイトセルの名誉挽回の一打が出てまさかの逆転5−6。でも、宮西で打たれたら仕方がない。
 このへんでもう十分にぐったりだったのだけれど、ドラマは延々と続き、8回表に益田からホフ様連発で同点。大野、飯山の1割打者にヒットが出てチャンスを広げるも無念。その裏は、増井がピンチを作るも、うし様が絶対打たないと太鼓判を押す大松が三振。清田も打ち取りなんとかしのぐ。到着してからほとんど三者凡退がないので政局談義をする時間もない。
 9回表、稲葉のバントは見たくないんだけどね。最後はニオカセンシュのいい当たりが出るも無念。そして、9回裏、ホワイトセルがもう引っ込んでいるので、先頭の根元さえ抑えれば大丈夫と思っていたら四球。。。とにかくすんなりいかない。しかしながら南の見苦しいバント失敗の三振。もう大丈夫かと思ったら、角中ヒット。こうなるといくら不振の井口でも敬遠するしかない。.000の早坂に代打が出るが田中雅彦ではどうにもならない。2死。そして、里崎を三振でなんとかゲームセット!引き分け!
 年に一度のうし様とのマリン観戦。実は、昨年も9−9の引き分けで、このときは3時間31分。今日は、たっぷり3時間56分。まぁ呉越同舟だから引き分けは無難といえば無難なのだけれど、決着は来年に持ち越されることになった。品川まで送ってもらっても帰宅は23時半。見所やポイントはいろいろある試合だったけれど、ライオンズは半歩先へ進んでしまった。

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2012/9/9:世界一の朝食と枝豆とビアと五島列島のアジ

◆横浜:はれ:6533歩:横浜の最高気温=32.7度

 6時起床。朝食我慢して朝風呂。8時すぎにYo君が到着。五島列島は奈留島のアジを持ってきてくれる。冷凍庫に入れて、そのまま赤レンガ倉庫へ。Yo子さんが先乗りしているのは、「世界一の朝食」でおなじみのbillsさん。そろそろブームが去るかと思いきやどうしてどうしてむしろ以前より列は長い。このところ秋っぽい青空の日もあったけれど、今日はむしろ真夏を思わせる日射し。
 無事に9時開店で涼しい店内に入場を許される。食べ役がいるので、ベリーベリーパンケーキと何とかパンケーキとスクランベルエッグにアボガドとベーコン。「キッチンが走る」にでも採用したい五島列島の夏休みの話を聞きながら美味しくいただく。奈留島といい、昨日の伊勢奥津といい、日本の田舎のあちこちでがむばっている人たちを応援するようなことがやりたいものである。

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 帰宅してシャワー浴びて、冷房を効かせて読書、昼寝。14時頃に目が覚めたので、枝豆をゆでてビア。世界一の朝食もいいけど、やっぱり夏はシャワーと冷房と枝豆とビアだね。

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 夕方は、例によってネットとBSとCSをがちゃがちゃと。慶応勝利、ファイターズ勝利、ライオンズ敗北。まったくもってすばらしい。グリーンチャンネルで、京成杯AH。秋の訪れを告げるレースだけれど、タイムは、なんと1分30秒7。昨日からすごいタイムが出ていたから驚かないけれど、いくらなんでもあんまりだ。1600mのレコードといえば、トウショウボーイの1分33秒6、アイノクレスピンの1分33秒5、ヨシノエデンの1分32秒9にダイナアクトレスの1分32秒2というあたりまでが記憶に残るのだけれど、とうとう1分30秒台になってしまった。
 もう一度ベッドで読書して、夜は、奈留島のアジを焼いて、コシヒカリと白ワインでいただく。あまりにも大きいので、もしかしたら大味なのかしら?とも思ったのだけれど、そんなことはなくて、なんとも格がちがいすぎるというすばらしい味。世界一の朝食なんて目じゃないね。ファイターズ勝利の録画を堪能しながら美味しくいただく。せっかくだから、サンデースポーツまでは起きていたいものだね。

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2012/9/8:がむばれ名松線

◆松阪→伊勢奥津→松阪→大阪→神戸→横浜:くもり時々あめ

 6時35分起床。3900円のシティホテルさんはまったく問題なかった。7時からの朝食を急いでかき込み、松阪駅へ。実はこれがいけなかった。
 7時32分の名松線家城行きで出発する。JR全線完乗が近づいてきて、扱いに悩むのがこの名松線。家城から伊勢奥津までは、数年前の大雨で不通になって代行バス運転のまま。このまま廃線という噂もあったのだが、一応復旧する方向に向かっているようだし、代行バスが運転されている以上は、とりあえず終点まで乗っておかざるをえないということで、時刻表と相談した結果、松阪前夜入り、伊勢奥津往復後、大阪ドームという案が浮上した次第。
 地元の高校生を20人くらい乗せた1両のワンマンカーで出発。出発間際に朝食をいただきお部屋に戻る余裕がなかったので、お腹が終了してきたが、あいにくおトイレのない車両。この時点では、まだなんとかなると思っていたのだが・・・

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 8時すぎに現時点での終点家城着。高校生はここで降りてしまい、代行バスに乗るのは、小生と同じようなリュックを背負っているマニア風氏の2人だけ。ここでおトイレに行くべきだったのが、発車時刻が迫っていたので断念。この時点でもまだなんとかなると思っていたのだが・・・

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 このあたり、かつては林業の町だったと思われる森林地帯。代行バスは狭い道をクネクネと進むのだが、これがお腹が終了している身にはなんともつらい。とても終点の伊勢奥津まで持ちそうもない。ここまで危険なのは久しぶりである。
 あと20分くらいだがとても無理。3つ目の伊勢八木でついに断念。今は列車の来ない駅のトイレに駆けこむ。幸い、列車は来なくてもトイレは使えるようになっていた。そして、代行バスは待っていてくれた。ふぅ。。。
 ようやく一息つくと、車窓はいよいよ山深くなり、お客さんの乗り降りもない。踏切は閉鎖され、線路は草ぼうぼう。正直、この路線を何億もかけて復旧する価値はないかなとこのときは思った。

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 終点の伊勢奥津。何もないところかと思っていたら、列車のこない駅にコミュニティセンターみたいのが併設されていて、駅前広場では、月に1回の地元のマルシェみたいのが開催されている。お客さんはほとんどいないから、自己満足の世界ではあるけれど、廃屋みたいな終着駅を想像していたので少し安心した。

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 雨が降ってきたので、散歩もできないし、折り返しに50分くらいあるので、駅前にたたずんでいたら、地元のリーダーっぽいおじさんが話しかけてきた。この地区の活性化委員会とかの方で、名松線復旧のリーダーでもあるようだ。小生が近鉄特急で来たというと、快速みえの方が安いのにというあたりからいろいろお話しをした。美杉地区の人口も5000人になってしまったこと、東京出張も日帰りの時代で、名松線のダイヤでは使えないこと、復旧にはまだまだ時間かかるけれど、せめて線路の草刈りだけでもしようと申し出てもJR東海はいい顔しないこと、この市場も売り上げはいくらにもならないけれど、みんながやる気になってくれるのが大事であること、最近はボランティアでもいろいろ段取りをやらないと事故が起きたときに文句いわれたりして大変なことなど、いちいちよくわかる話で、こういう方ががむばっていると聞けば、名松線復旧を応援せざるをえない。地元客だけでは無理があるので、観光客をもっとひきこまないとということで、何かないか?と聞かれたので、週末だけでも名古屋からの直通のリゾート列車みたいのがあれば便利だと伝えておいた。東日本ではよくやってるしね。
 市場の方では、竹で作った花瓶受けみたいなを作っていて、ぜひ見ていってくださいというので、応援のため購入。出来合いのものも悪くないのだけれど、ちょうど作業中の細めのサイズのが気に入ったら、さっきのおじさんが、作っているおじいさんを急かしてなんとか帰りのバスに間に合わせてくれたけど、おじいさんの方も職人気質でなかなか妥協せず穴の位置とかにもこだわるので、ギリギリだった。行きはトイレで帰りは買い物でバスを待たせたら申し訳なかったのでなんとか間に合ってよかった。

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 帰りのバスは、出発時点では、小生ともうひとりのマニア氏だけだったけれど、途中で10人くらいになって、家城で列車へ乗り継ぎ。終点の松阪で降りようとしたら同じ列車のお客さんから、「兄ちゃん、それいいね!」と竹の器を褒められた。えらく気に入ったようで、すばらしいを連発するので、奥津で売ってるよと教えてあげる。

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 なんだか温かい気持ちになった名松線の旅はこれで終了。近鉄特急で西へ。1時間半で上本町。近鉄から阪神への直通線ができて大阪ドームは本当に便利になった。試合開始の1時間前に到着。ビアとたこ焼き。東京ドームとちがって2階(ここでは5階)席も半分くらいは開放してくれるから内野自由席はゆったり座れるし、ビアMサイズ500円は良心的。札幌ドームとちがって導線がまともなので、5階席にあがってもそれほどしんどくない。

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◇2012/9/8:●F 1-2x B(東京)

 ファイターズ先発は、このところ安定しているウルフ。しかしながら、オリのマエストリとかいうのも、その名前からわかるようにイタリア系なのだけれど、これがなかなか侮れない。予想通りの投手戦。陽くんタイムリーで1点先制もその後の2死満塁で翔さんが打てず、今日も胃が痛くなる試合展開へ。
 ウルフはまったく打たれる感じはなかったのだけれど、7回2死3塁からピッチャー強襲内野安打でとうとう同点になってなってしまう。試合の進行が早いので延長もたっぷりやれそうだし、こうなってくると先攻は投手継投も難しい。8回ウルフ続投で、9回は宮西から増井でなんとかしのぐ。オリは平野へ。
 10回、大野くんにも中島卓にも代打を出さず、それでも2死1、3塁までつながって杉谷のところに代打二岡。しかし無念。その裏、モルケンじゃなくて石井だったから安心してしまったのだけれど、打てなそうな2人に四球。バント失敗もあって2死1、2塁でなんとかなるかと思ったのだけれど、イデホに打たれて終了。あまりにも痛い敗戦だけれど、もう切り替えていくしかない。三宮に出てステーキランドさんをいただいているうちにどうやらライオンズもサヨナラ負けで1ゲーム差はかわらず。
 伊丹と神戸と両方株主優待で抑えていたのだけれど、エクスプレス予約のアップグレードポイントの有効期間も考慮して新神戸からのぞみ号グリーン車に。日記を更新すればまもなく名古屋。あとは、つるかめ助産院でも読みながら新横浜へ。

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○新たに乗りつぶした路線:名松線(家城ー伊勢奥津間バス代行) ※JR東海全線完乗
○新たに乗りつぶした距離:43.5キロ
 
○今までに乗りつぶした距離:19568.7キロ
 
○まだ乗りつぶしていない距離:413.1キロ 
 
○乗りつぶした路線の割合:97.9%


2012/9/7:宏池会の哀れな末路

◆横浜→東京→横浜→名古屋→松阪:はれ時々くもり:16259歩:東京の最高気温=31.4度

 民主、自民の代表選挙に維新の会問題など、ここにきて政治もにぎやかになってきたけれど、小生、橋下さんはあまり好きではないというか嫌いなので、特に盛り上がるものもない。それにしても、谷垣さんはあまりにもみっともないことになりそうだけれど、こうなることがわかりきっていたのになぜ消費税に賛成したのだろうか?まぁ、WBCに参加せざるを得なくなった新井選手会長と同じだけれど、野党第1党の党首が新井並みではねぇ。
 谷垣さんといえば、加藤の乱であって、「あんたが大将なんだから!」でおなじみなので、師匠と同じような末路であるし、自民党総裁で唯一総理になれなかった河野洋平くんも同じ派閥で、こちらもちゃんと跡を継ぐことになりそう。名門宏池会も落ちぶれたものだと思って調べてみたら、次から次へとあまりにもあんまりなことがでてきて、今に始まったことではなかったことがわかった。
 吉田学校の系譜を佐藤と池田が引き継いで、官僚出身者を中心に池田派が結成されたわけだけれど、名門として引き継がれているわりには、池田首相以降、とにかく見苦しい結末が多い。それも政策云々ではなくて、権力闘争に見苦しく敗れているのが特徴である。歴代の代表はというと、

・前尾繁三郎
 佐藤4選を許し負け続けているうちに派内から大平氏をかつがれてクーデーターで派閥を追われる。。。

・大平正芳
 首相になったが選挙で大敗。三木・福田との四十日抗争となり自民党から賛成が出て内閣不信任案可決。その直後に急逝。

・宮沢喜一
 首相になったが政治改革法案で自民党分裂。「やるといったらやるんです。」と言いながらやれず、小沢一郎くんらの造反で内閣不信任案可決。直後の選挙で野党に転落。

・河野洋平
 新自由クラブから戻ってきて、野党に転落した自民党の総裁となって、村山首班に協力して与党に返り咲くも次は首相というところで総裁選出馬断念に追い込まれ終了。

・加藤紘一
 この時点で、すでに宮沢派は河野派と加藤派に分裂していたけれど、森内閣不信任案同調して政界再編か?と期待をもたせたが、派内が誰もついていかず終了。。。

・谷垣禎一
 2度目の野党総裁。民主党終了で、首相が見えてきたところで、野田首相には解散問題でだまされ、派閥オーナーの古賀氏には支持されず、再選断念に追い込まれそうな状況。

 選挙で負けるのは仕方ないけれど、内閣不信任案可決2回をはじめ、ほとんどが身内の裏切りで終了しているところがあまりにもあんまりである。

 さて、本日は、夕方からのぞみ号で西下。名古屋からは快速みえの方が安いのだけれど、やっぱり近鉄特急の方が快適。もっとも、はじめなんの疑いもなく名鉄名古屋駅に向かっていて、危ないところだった。本日の宿は、松阪シティホテル。なんと朝食付き3900円。東横インとかアパのようなチェーン以外でこの値段のホテルに泊まるのは相当久しぶりだけれど、無線LANとウォシュレットがあるから今日のところは特に問題なし。横浜ー四日市という夜行バスも一瞬検討したのだけれど、やっぱり前夜入りの方が圧倒的に楽だ。翔さんの一発で光夫完投とはすばらしすぎる。ライオンズも負け。ユニットバスで汗を流して、自販機コーナーで氷結を買ってきて祝杯。

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2012/9/6:日本プロ野球選手会入りのWBC検討

◆横浜・東京:はれのちあめ:7497歩:東京の最高気温=32.9度

 連日の東京ドーム参戦でぐったりのため午前休み。もっとも7時には目が覚めてしまうので、週末の遠征に備えて洗濯やら植木の水やりやら。
 先日、日本プロ野球選手会抜きのWBCメムバーを検討してけっこう反響があったのだけれど、あまりにも予想通りに結局参加することになったので、メムバーを再検討する。WBC問題については詳しくふれないけれど、本気で戦うなら、第2WBCを日本主導で立ち上げるフリだけでもしないと交渉になるわけないよね。まぁ、そもそも新井兄では、谷垣さん同様戦える訳がない。
 さて、選手選考。いろいろ意見はあるところだと思うけれど、短期決戦と日本の特徴を生かすために、守備力、走力重視で。

<投手(13)>
(先発)
ダルビッシュ(レンジャーズ)
黒田(ヤンキース)
岩隈(マリナーズ)
前田健(カープ)
杉内(ジャイアンツ)
(中継ぎ)
吉見(ドラゴンズ)
石川(スワローズ)
大隣(ホークス)
牧田(ライオンズ)
武田勝(ファイターズ)
松坂(レッドソックス)
山口(ジャイアンツ)
(抑え)
田中(イーグルス)


 大いに異論があるところだと思うけれど、先発の本格派ばかり揃えても仕方ないので、吉川や摂津には申し訳ないけどご遠慮いただいて、クセのある人も補充した。大隣のところは成瀬でもいい。藤川や岩瀬は衰えがめだち、浅尾も終了。各チームの中継ぎ・抑え専門で信頼できるのはG山口くらいしかいないので、石川、武田勝、牧田を中継ぎで使って、クローザーはマーくんで。

<捕手(3)>
阿部(ジャイアンツ)
谷繁(ドラゴンズ)
鶴岡(ファイターズ)

 鶴ちゃんは身びいきもあるけど、谷繁を入れておくといいことありそうだし、かといって、阿部と谷繁だと故障が怖いから元気者ひとり入れておいた方が安心という意味で。

<内野手(6)>
西岡(ツインズ)
川崎(マリナーズ)
松田(ホークス)
中島(ライオンズ)
中村(ライオンズ)
田中(ファイターズ)

<外野手(6)>
イチロー(ヤンキース)
青木(ブルワーズ)
内川(ホークス)
糸井(ファイターズ)
T−岡田(バファローズ)
長野(ジャイアンツ)

 宮本とか稲葉は一応今回は免除。翔さんはおかわりくんに勝てないうちはダメ。G坂本はエラーが多すぎる。内野は、本来なら鳥谷あたりを入れるべきかもしれないけどよく知らないし、実際、賢介の方が打率いいしね。ファーストの本職がいないけど、まぁそこはなんとか。
 
 さて、スタメン。ジグザグを意識して、とりあえずこんな感じでどうかしら。左投手のときと守備固めはセンター長野、長打期待の代打はTー岡田で。

1左 イチロー
2遊 中島
3中 青木
4指 中村
5捕 阿部
6一 内川
7右 糸井
8三 松田
9二 川崎

 問題は監督。どう考えてもオレ竜しかいないのだけれど、ここへきて突如コージ・ヤマモトが浮上してきた。コージ・ヤマモトといっても、功児ではなくて、浩二なんだけれど、それにしてもねぇ。。。

2012/9/5:ぐったり東京最終戦

◆横浜・東京:はれ:15397歩:東京の最高気温=33.2度

 本日も17時半には退社してヤングファイターズの待つ東京ドームへ。今日も谷口くんスタメンということで、ライト寄りに空席を探すも、内野自由席大混雑。今年から2階を開けなくなってしまったので、どうにもならず遺憾ながらレフト側へ。楽天さんの動員でもかかっているのかこちらもけっこうな入り。

◇2012/9/5:●F 5-10 E(東京)

 今日も到着したら初回に1点とられていたけれど、3回裏、陽くんを1塁において、谷口くんのプロ初安打は、外野をまっぷたつに破って同点タイムリー!まったくもってすばらしい。kecoさん惜しくも間に合わず直後に到着。
 5回に勝ち越されたものの、雰囲気はいつでも追いつける感じ。そして5回裏、翔さん2ベースから稲葉送りバント。弱気だなぁと思ったけれど、このバントが生きて、前進守備の内野から小谷野同点タイムリーだからさすがということなのかな。そして、ホフ様勝ち越し2ラン、さらに2安打の谷口くんに代えて代打杉谷がダメ押しタイムリー。ちょうど今週号の週ベでも5年後の黄金期を特集していたけれど、そのメムバーがそのまま日替わりで活躍のヤングファイターズ、まったくもってすばらしすぎる。
 試合は長いけれど、楽勝ムードだし、明日は午前休みにしてきたので、今季最後の東京ドームをゆっくり堪能と思っていたら、6回表から一気に暗転。多田野を代えるのはまぁいいと思うのだけれど、ここへきて明らかに馬脚を表しつつあるモルケンが出て来た時点で嫌な予感はした。森内はどうしたんだ?そして、モルケンはというと、ヒットのランナーがいつのまにか2塁いると思ったらボーク、2塁打で1点返された後、またボークでそのランナーが3塁にいって、犠牲フライではどうしようもない。それでもこのフェルナンデスの当たりはホームランにならないだけツキがあったし、7回宮西乱調も翔さんレーザービームで食い止める。肩は凝るけれど、なんとか勝てるかと思ったのだが・・・
 8回の増井も乱調。彼には、打てるものなら打ってみろという投球を期待しているのだけれど、逃げ気味でボール先行、四球で1死満塁。もはや祈るしかないのだけれど、祈りが通じて、ショート正面!ゲッツー!と思った瞬間に、誠さんがまさかのエラーで万事休す。いや、正確にはまだ同点で、鉄平のいい当たりもセカンドライナーでまだ同点。ここで聖澤はいかにも打ちそうで、かといって同点で久に代えるわけにもいかず続投して終了。いや、この5-6からでもやっぱり交代だと思うのだけれど、さらに続投して牧田だめ押しで終了。あまりにもあんまり。
 連日のヤングファイターズの活躍で最高の東京ドーム最終戦と思いきや、よもやの逆転負け。采配もモルケンもいただけないのだけれど、それでも金子がエラーしなければなんとかなっていたわけだし、かといって、名手金子のエラーを責める気にもなれないし、切り替えるしかないとわかっているのだけど。。。
 最終戦だから選手が出てきて挨拶があるはずなのだけれど、逆転負けにおかんむりのkecoさんが「栗山の挨拶なんか聞いても仕方ないでしょ!」というので早々に撤収。。。

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2012/9/4:ヤングファイターズで逆転勝ち!

◆横浜・東京:はれ時々くもり一時あめ:17508歩:東京の最高気温=31.4度

 連日の接戦でぐったりだけれど、なんとかライオンズに食らいついているファイターズ。今日からは今シーズン最後の東京ドームの2連戦。夕方トラブルの気配があって心配したものの無事に解決して早々に退社。地下鉄の車中で谷口くん1軍昇格即スタメンを確認すれば、足取りもいよいよ軽くなる。本日はメンズデーで内野自由席1000円。2階を解放しないので、1階のライト側は混雑しているけれど、谷口くんファンのkecoさんがまもなくやってくるので、今日はライト側にお席を確保せざるをえない。

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◇2012/9/4:○F 3-1 E(東京)

 ファイターズは、1番陽、2番谷口、3番西川、4番中田。先日の日記で提案した2017年型の夢のオーダーに近い。この夢のオーダーがシーズンをあきらめた結果ではなく、故障者が出たとはいえ、まさに優勝争い佳境の中で実現しているのがうれしい。しかしながら、美馬ならばなんとかなるだろうと思っていると、あれよあれよと0行進。我らが武田勝は、あいかわらず抜群の安定感なのだけれど、いかんせん小生の到着前に1点とられてしまっている。久しぶりの東京ドームを堪能したいのに、試合はあまりにも早い。早々に帰宅してつるかめ助産院でも見るしかないのだろうか?

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 そして、8回表、勝さんがバント処理の際に足をひねって降板。石井〜モルケンでピンチになって、2死1、2塁でフェルナンデス。1点もやれない場面で外野は、中田、陽、谷口の布陣。果たして谷口の肩はいかに?と話していたら、フェルナンデスの痛烈な当たりがライト前へ!さぁ谷口くん!バックホーム行け!と声が出ると、これが投げた瞬間にアウトとわかるすばらしいストライク送球!よし!

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 これで流れを呼び寄せて、8回裏は、1番からのヤングファイターズ。ところが谷口くんに代打今浪。無念ながらここで今浪にヒットが出て、西川くんの内野安打はエラーもからんで1死2、3塁。さぁ翔さん!
 その翔さんの初球打ちは、冴えないながらも怪しいバウンドで3塁線ギリギリを抜ける逆転タイムリー!そして、最近の打線は本当にギリギリ無駄のない点しかとってくれなかったのだけれど、今日は小谷野のタイムリーも出て2点差だから久も安心。3人で締めて見事な逆転勝利!ライオンズが負けて0.5差。ヤングファイターズすばらしい!
 なんだかずいぶん久しぶりの勝ちゲームを見たような気がすると思ったら、6月の東京ドーム以来。翔さんのインタビューまで堪能。やっぱりホームはいいね。22時に帰宅して、さて、あとはプロやきうニュース♪

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2012/9/2:三ツ沢参戦も黒雲来る

◆横浜:くもり時々あめ:7477歩:横浜の最高気温=28.9度

 今週末は遠征なし。土曜日は、サカタのタネでコスモスを購入。雨が降り始めたところで何とか帰宅して、バルコニーの植え替え。昼ビア、ソーメン、昼寝、読書。ホークス戦は怖くて見られず結果だけ確認。
 今日もひきこもり。昼ビア、チャーハン、昼寝、読書。夕方出かける頃には雨もあがって、空も明るくなってきた。ファイターズ勝利を確認して三ツ沢へ出発。
 ビア付割引券がもらえるということで、本日は、年に1度のYo子さんとのサッカー観戦。高島屋でおつまみを購入してバスで三ツ沢へ。7月の3連休のジェフ戦のときは、バスに乗り切れないほどだったけれど、今日は、栃木SC戦ということで、バスもスタジアムもガラガラ。ただし、昇格プレーオフ6位以内をめざすにはギリギリのところにいる両チーム、お互いに負けられない一戦。

◇2012/9/2:●横浜FC 1-3 栃木(三ツ沢)

 サービスのぬるいビアをいただき、ガラガラのS席にゆったりと陣取って、優雅に高島屋のおつまみをいただき始めたところで、不吉な黒い雲が海の方から近づいてきた。いくらなんでも黒すぎると思ったら、あっという間に豪雨。嫌な予感がしていたので、すぐにコンコースみたいなところへ退避すると、椅子とテーブルがあったので、一息つく。その後、続々とお客さんが避難してきたけれど、我らだけずいぶん楽チンで申し訳ない感じで、そのままビアとおつまみをいただく。

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 雷も鳴ったので、試合開始を遅らせる。18時半頃に試合開始。雨の中、あっという間に先制されたかと思うと、さらに追加点。あまりにもあんまりである。少し小降りになってきたので、スタンドに戻り、声援を送ると、けっこうチャンスも作るようになったが、得点できず前半終了。1点は返しておきたかった。

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 後半開始直後に再び豪雨。今度は、雷が鳴ってないので、試合は続行するが、ちょっと観戦できる状況ではないので、再び撤収して通路で雨宿り。そうこうしているうちに3点目をとられた模様。話にならないので、雨宿りしながらデザートなどいただく。
 今日は、いわゆる婚活シートみたいのが行われていたのだけれど、この雨ではちょっと気の毒かしらと思ったら、どうやら近くで1組成立した模様。相合い傘になったりしてかえってよいのかもしれぬ。
 結局、後半は最後まで豪雨で、試合終了直前に撤収。昨年は遅刻で15分くらいしか観戦できなかったYo子さんは、今年も実質15分くらいの観戦。雷も鳴ってあんまりな状況になってきたけれど、一足早く撤収してひとつ手前のバス停に行ったので座れたし、まぁうまく立ち回ったとはいえよう。

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