◆横浜→練馬→渋谷→代官山→白金→横浜:はれ:15444歩
本日は、JRのダイヤ改正で、はやぶさ号の320キロ運転とか、スーパーこまちE6系デビューも気になるところではあるけれど、なんといっても、待ちに待った東横線〜副都心線直通運転の開始ということでこちらを優先。巷間言われているようにいろいろと課題もあるのだけれど、とにかく乗ってみないことには始まらないということで、9時53分の特急飯能行きで出発。特に混雑はしていないけれど、車内には、何やらハレの気配が漂っていて、みんなあれこれ新ダイヤについて語っている。
(いよいよつながります)
(路線図も複雑)
(昨日までは全部渋谷行きでした)
(飯能までは80キロ)
(特急から急行になって、さらに快速急行に化けます)
今回の直通運転の範囲は、元町・中華街〜飯能or森林公園ということで、かなり盛大なのだけれど、これで、もーさん〜横浜スタジアム〜拙宅〜斉須さん〜神宮球場〜うしさん〜kecoさん〜西武ドームが一本でつながった。小手指やら小竹向原のダイヤの乱れで帰宅の足が乱される恐れはあるけれど、とにかくめでたいということで、本日は、kecoさんの御城下、だいこん町こと練馬へ。自由が丘で各駅停車石神井公園行きに乗り換えて、代官山の様子を確認。マニアの方多し。どうして今日から突然地下に潜れるのか今ひとつわからず。後続の各駅停車渋谷行きに乗車するも、先頭車両の運転席後方かぶりつき席は満員。さすがにこのあたりはマニアだけでなく一般の人の関心も高そう。
(大工事の後の代官山)
(案内のおじさんも勉強中)
(東武と西武に分かれて直通します)
渋谷の地下駅から今度は、川越市行きの急行。副都心線内はソコソコの乗車率、マニアっぽくない普通の夫婦連れなども、直通運転についてあれこれ語っている。休日は明治神宮前停車になってしまったけれど、地下鉄内急行運転はやはり快適。渋谷〜池袋は、山手線より速く埼京線と同程度だが、乗り場は山手線が断然便利だ。
直通運転の是非については、立場によって、いろいろ損得もあるし、実際、横浜から川越や所沢に乗る人はほとんどいないだろうけれど、たとえば京浜東北線だって、大宮から大船まで乗る人はいない。しかし、京浜東北線が仮に上野の東京でそれぞれ折り返していたら、やっぱりかなり不便に感じる人も多いだろう。今回の直通にしても、日吉から池袋とか、田園調布から新宿三丁目に行きたい人だっているだろうし、渋谷での銀座線への乗り換えが不便になったら、じゃあ、三越やめて新宿の伊勢丹にするかという人も出てくるかもしれない。需要というのは、路線が開通すればどこからか湧いてくるいう部分もある。いろいろな目的地の人がいるし、いろいろな選択肢ができることは悪くない。そのまま急行に乗車して、小竹向原へ。
コタケムカイハラと言われても、正直、何区にあって、山手通りや環七との位置関係はどうなのか?目白通り沿いなのか?とかさっぱりわからないのだけれど、都心側は、有楽町線と副都心線(ここまではそれぞれが複線なので複々線)、郊外側は、副都心線(東武方向)と西武有楽町線ということで、4線ずつがX型にクロスする重要な拠点になっているらしい。2面4線の単純なホームだけれど、ここに発着する列車の行き先は、朝晩の例外を除いても、新木場、元町・中華街、菊名、武蔵小杉、石神井公園、保谷、小手指、飯能、和光市、川越市、森林公園その他ものすごい数になる。そして、次に乗るのは、快速西武球場前行き。これは、みなとみらいを小生が乗った飯能行きの30分後に出た東横線の特急だったやつで、普段は、西武線内快速急行の小手指行きなのだけれど、今日はオープン戦とはいえ、野球開催日ということで、西武球場前行きになる。それはいいのだけれど、構内のアナウンスは、「快速」といい、電光表示には、「快速急行」とあって、係員が電話で対応に追われている。正解は「快速」で、どうやら野球開催日は、行き先を西武球場前に変更する代わりに、快速に格下げして、ひばりが丘から先は各駅に停まってしまうようだ。はるばるみなとみらいから参戦する可能性のある小生としては少し残念。
(一大拠点となる小竹向原。いかんせんなじみのないエリアです)
(この時間、小手指行き「快速急行」が、野球開催日は、西武球場前行き「快速」となるらしいのですが、電光板が混乱していました)
(本日は、オープン戦ですが、野球開催日扱いのようです)
そんなコタケムカイハラから5分ほどで、いよいよ練馬に到着。西口改札口でkecoさんのお迎えを受けるが、あまり元気がない。直前まで行われていたフィギュアの世界選手権で大ちゃんこと高橋大輔選手が冴えなかったようである。
気をとりなおして、目白通りを西へ。本日は、だいこんの町が誇る名店、「玄蕎麦野中」さんへ参戦する。練馬というと、杉並あたりと同様、細い一方通行の路地というイメージであったが、このあたりは、開発時期が遅かったのか、道はまっすぐで、企業の社宅が売りに出された後に立てられた新しい低層マンションなどが多い。花粉飛ぶ中15分ほど歩いて、到着。幸い、待たずに入場を許される。
(はるばるだいこんの町へやってきました!)
(練馬の誇る名店「野中」さんへ!)
事前にネットで研究をしておいたので、小生としては、卵焼きと小エビの踊りあげをシェアしたかったのだけれど、kecoさんは、断固天せいろだという。要するに同じエビ天だったので、だぶってしまったけれど、サクサクして美味しい。美味しいお蕎麦さんの必要条件のひとつである卵焼きももちろん美味で昼から日本酒をいただき、土曜日の限定の淡い緑の粗挽き蕎麦を堪能。さすがに評判のお店だけのことはあります。だいこんの町侮れず。
(丸岡産の粗挽き蕎麦をいただきます)
(天ぷら、卵焼きも美味!昼から日本酒をいただきます♪)
だいこんの町周辺には、あまり楽しいところはないとのことで、練馬駅に戻って、駅チカのちょっとおしゃれなカフェというかバァみたいなところでコーヒーを飲みながら、桜の早期開花やパンダ返還問題なども受けて、月島、浜離宮、神戸、甲子園ほか春の遠征計画について再考して、観光案内所でねり丸グッズを購入して解散。今度は、元町・中華街行きの快速急行で戻ります。
(だいこんの町からも元町・中華街行きが)
(この線は、正式には、西武有楽町線といいます)
このまま乗っていれば1時間足らずでみなとみらいへ帰れるのだけれど、夜は、久しぶりに実家へ顔を出すことになっているので、渋谷駅で下車。駅自体は前からできていたしヒカリエも1年たつけれど、今日はさすがに人出も多い。地下5階のエスカレーターが月曜日からのラッシュをさばけるのかどうか。東京駅の横須賀線もそうだけれど、どうせみんな右側を空けてしまい、輸送力が1/2になるので、右側も歩かなくていいことを本格的に徹底してもらいたいものだ。
(新装渋谷駅)
(安藤忠雄さんの設計です)
(乗り換えは遠くなります)
ヒカリエさんにはあまりご縁がなさそうなので、南口の都営バスターミナルや旧東横線ホームを一応見学。渋谷文化圏で育ったとはいえ、渋谷にはバスや自転車で参戦することが多かったので、渋谷駅の行き止まりホームにはそれほどの感慨はなく、だから昨日も参戦しなかった。ただ、もはやあまり近寄りたくない渋谷に仕方なく参戦するときというのは、bunkamuraかPALCO劇場か渋谷公会堂なので、これらは、いずれも西側にあるので、新渋谷駅では確実に遠くなる。同じ遠いならいっそ湘南新宿ラインのグリーン車でということになりそうな気もする。そもそも渋谷という街は地下街が発展していないので、結局外を歩かなくてはならないことが多い。距離は遠くても、公園通りからヒカリエまできれいな地下街ででもつながっていて直接地下ホームへ出られればだいぶ違うのだけれど、”谷”だからなかなか難しいんでしょうね。
(35年くらい前、このあたりでよく待ち合わせをしました。ハトがたくさんいました)
(35年くらい前、あのあたりは、プラネタリムとか本屋さんとか映画館でした)
(旧駅周辺、今日もまだにぎわっています)
代官山のどこからどう地下へ潜ったのとかよくわからないので、並木橋方向へ歩いてみる。ちょうど、愛馬インディーグラブ号出走の時間なので、WINS渋谷に寄ってみるが大敗。渋谷川を渡って、渋谷車庫の裏から山手線を越えて、代官山方向へ。廃止になった踏切のあたりなどマニア氏の数がちらほら。そして、代官山駅の歩道橋で、ようやく全貌が見えてきた。
昨日までの線路が上にあって、そこへ何事もなかったかのように東京メトロの車両がやってくる。どうやら、先に地下にホームと線路を作っておいて、一晩の間に、上の旧線路を持ち上げ、旧ホームを撤去して、地下のホームと線路が姿を現したところへ、高い位置にあった架線を降ろしてきたということのようだけれど、これがほんの5、6時間のことだから神業のような作業で、東京駅の中央線を上にあげたときとか、横浜駅の10番線を広げたときとか、本当に不思議である。
一応様子がわかってきたところで、恵比寿まで歩いて、久々に都営バスで実家へ顔をだして、帰りは目黒線〜東横線〜みなとみらい線で帰宅。この目黒線も10年後くらいには、相鉄、新横浜へ直通する計画がある。なんだかんだいっても新しい路線ができるのは楽しみだ。
(もう列車の通らない旧線。下の山手線は、伊右衛門仕様の緑のが来ました)
(下が新線、上が旧線)
(ふたたび代官山駅)
(しっかり復習しておきましょう)
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