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2013/3/31:お寒い試合

◆東京→所沢→横浜:くもり時々あめ:所沢の最高気温=7.9度

 当初の予定では、記念すべきみなとみらい線直通の元町・中華街始発の西武球場前行きで参戦する予定だったのだけれど、諸般の事情により都営バス田87系統により出発。恵比寿1丁目から恵比寿駅、湘南新宿ラインで池袋。電動車いすの方がいたのだけれど、駅に係員がいないので、あれ?っと思ったら、「手伝っていただけますか?」と言われて、よっこらしょと持ち上げる。気になっていてもどうしていいかわからないことあるので、こうして遠慮なく声かけていただけるといいなと思う。
 冬に逆戻りの冷たい雨。セーター2つのうち1つは実家へ置いていくつもりだったのだけれど、2枚重ね着に変更。お腹と足にホカロン、耳当て。駅ソバと缶コーヒーで暖をとり、ドーム81号にて出発。
 中1日の西武ドーム。一昨日も寒かったけれど、あのときは油断していて薄着だったということもあった。今日は万全の重装備。しかし、所沢の正午の気温は、6.8度。何百試合も野球を見てきたけれど、ここまで寒いのはちょっと記憶にない。試合開始10分前には、1塁側内野席にてファイターズ毛布で完全防備のkecoさんと合流。本日は、大谷くんはベンチスタート。

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◇2013/3/31:●F 2-5 L(所沢)

 正直、あまり書くところのない試合。初回、西川くんの盗塁などで1死1、3塁としたものの翔さん終了。その裏、谷元は、ヒットと四球でいきなりピンチ。栗山内野ゴロで1死2、3塁、打てそうもないオーティズを討ち取って2死2、3塁。ここでヘルマンならなんとかと思っていたが、ここも四球で満塁となって浅村に2点タイムリー。いかにも点の取られ方が悪い。
 あまりにも寒いので、今日もホットワイン。正直、以後あまり見せ場はなく、今日も矢貫はがむばったけれど、乾くんはあいかわらずコントロールが定まらない。打線は、十亀を立ち直らせてしまいショートゴロの山で、途中からはランナーもほとんど出ず。試合は淡々と進み、今日はブルペンで75球投げたという大谷くんが代打登場もサードゴロ。9回には、今日も大勢が決してから翔さんにヒットが出て、アブレイユホームランで2−5。最後は鵜久森が初球を打ち上げて終了。
 とにかく冷えたので、黄色い3扉車快速の昔風の暖房でお尻を温めながら撤収。豊島園線はよく生き残った問題、丸ノ内線は赤くないとダメだ問題、西武池袋店の接客はいかがなものか問題、快速はいつから大泉学園を通過するようになったんだ問題、杉谷はKen8あたりに憧れて育ったのではないか問題など検討して、石神井公園で快速急行を先に通して練馬で解散。湘南新宿ラインにて帰宅。

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2013/3/30:晴海でコンサート&月島でもんじゃ

◆横浜→晴海→月島→白金:くもり一時あめ

 昨晩はプロ野球ニュースにすぽるとまで堪能して1時すぎに就寝したので、7時起床。ニッカンを購入しようとすると、おなじみのローソンのお兄さんから
「大谷くんすごいですねぇ!」
 と言われ、
「昨日、投手一本がいいといったのは間違いでした。」
 と訂正。
 本日は、開幕第2戦ではなくて、コンサートに参戦する。難病の子供たちをサポートするメイクアウイッシュさんの20周年チャリティーコンサート。柏木さん、NAOTOさん、榊原大さん、西嶋徹さんに仙道さおりさんという、葉加瀬太郎ファミリーマイナス葉加瀬太郎みたいなメムバー。期せずして大江戸線車内でkecoさんと合流。会場の第一生命ホールというのは、GHQに接収された由緒あるホールが、晴海のトリトンスクエアに引っ越してきたらしい。勝どき駅も晴海トリトンスクエアも初めてだが、小さいけれど、天井が高いので音もよいし、座席もゆったりして傾斜もあって見やすくすばらしいホールである。
 柏木さんのトークとソロで始まって、曲ごとにメムバーを少しずつ変えながらの演奏。榊原大さんとかNAOTOさんっていうのは、若いのかと思ったら、そうでもなくて、みんな同世代なのね。柏木さんの大地を繋ぐ樹の下でとかHeart to Heartがいいし、榊原さんの曲もよかった。気持ちよすぎて、後半ちょっとうとうとしてしまったけれど、2時間ゆったりとすごせました。
 晴海トリトンスクエアさんというのは、住友さんの御城下のよう。住友さんで働いて、終業後は、コンサートを堪能して、敷地内の成城石井さんで買い物して近くの高層マンションに暮らすのも悪くないね、なんと話しがら川沿いを歩く。小生も勤務先さえ横浜になれば、限りなくそれに近い生活になるんだけどね。

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(トリトンスクエア)

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(桜は長持ちしてるけど寒すぎ)

 冬に逆戻りした寒さが桜を長持ちさせてくれたけれど、どんより曇って冷え込んでいるので、お花見気分にはなれない。なんとか一駅歩いて、月島に出てもんじゃさんをいただく。月島さんのもんじゃ街が10年ぶりくらいの参戦。おしおさんに入場して、明太子もちチーズと桜海老をいただく。小生などがうっかり手を出すと見苦しいことになるのは確実なので、お店の人に焼いてもらって暖かい店内でビアとともに堪能。この寒い中マリンはまだやってるみたいだけれど、ファイターズは終了。まぁ明日勝てばいいか。

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(土手を作ります)

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(不思議な食べ物だね)

2013/3/29:開幕戦!大谷くん打者デビュー!

◆横浜→所沢→横浜:くもりのち時々あめ

 いよいよプロ野球開幕。年度末最終営業日にブチョーが休みってどうなのよ?と言われてもまぁこればかりはやむを得ない。
 コンビニでニッカンを購入。なじみの店員さんが、
「あ、今日は開幕ですか。大谷はどうですか?」
 と話しかけてくるので、
「ピッチャー一本がいいと思うけどねぇ。」
 とおもわず言ってしましたが、そんな単純なものではないことは、この後の日記で証明される。
 さすがに今週はバタバタだったので、8時起床でも疲れがとれていない感じがする。昼すぎまでベッドの中でだらだらとすごして、入浴しながらオフィシャルガイドを熟読してビアでテンションを高めていよいよ出発。今年のオフィシャルガイドは、SHINJOあり、ヒルマンあり、歴代球団社長あり、倉本聰さんあり、原田雅彦あり、その他裏方さんなどもあって、読み応え十分だ。
 昨年優勝、一昨年2位のファイターズだけれど、3年前の順位で開幕権が決まるというばからしい状態なので、今年は西武ドームでの開幕。野球開催日は、みなとみらい線~副都心線直通の西武球場前行きができたのだけれど、平日は試合開始ギリギリに到着する1本しかない。開幕戦くらいは、早めに到着したいので、従来とおり、湘南新宿ライン~特急むさし号の乗り継ぎで参戦する。

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(満席のレッドアロークラシックで出発)

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(ライオンズ列車に乗り換えます)

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(テンションも高まってくるね)

◇2013/3/29:◯F 5-3 L(所沢)

 17時すぎに到着。テンションは上がってくるけれど、昼間はけっこう暖かかったのに、早くも寒くなってきた。とてもビアという感じではない。富士宮焼きそばを購入して1塁側指定席へ。3塁側はほぼ埋まっているが、こちら側はけっこう空席がある。大谷くんは8番ライトでスタメン。昨日イースタンで投げているのだから本当に恐ろしいルーキーだ。

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(大谷くんスタメン!)

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(いよいよ今年もプロ野球開幕!)

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(スマイルジャパンさんの始球式)

 ライオンズ先発は岸。何しろ寒いのでテンポが早いのがありがたい。オープン戦から好調だったようだが、初回、2回と無得点ながら球数はけっこう投げさせていて、後半なんとかなりそうな感じはある。
 一方、我らが勝さんはというと、初回に栗山タイムリーで失点、2回も西川くんの見苦しい守備(内野安打)から片岡に打たれ失点。まぁ、西川くんの見苦しい守備は今年は我慢するしかないだろう。いずれの回ともに後続を断ったのが大きかった。寒すぎるので、ホットワイン。
 3回表も簡単に2アウトとなってしまったが、鶴岡、陽と連打が出て、西川くんの痛烈なライナーがライト線を襲い、同点タイムリー!オープン戦から今ひとつだった西川くんだが、開幕戦ですぐに結果が出たのは大きい!
 その裏、またしても西川くんの見苦しい守備(エラー)があったが、勝さんが後続を断つ。ちょっと木元を思い出してしまったが、まだ20歳。とにかく今年は我慢するしかないだろう。ところが、4回、勝さんが突然降板。矢貫の登場。もっといいことアリゾーナからずいぶんたつし、今年あたりはやってくれそうな気がすると思っていたら、力のあるストレートで6回途中まで踏ん張った。
 打線は5回に大谷くんプロ初ヒット!バントで3塁に進み、内野ゴロで三本間に挟まれるときの走塁もしっかりしていた。そして、6回、2死2塁から、大引勝ち越しタイムリー!さらに大谷くんタイムリー!!!いずれもライト前でルーキーの金子くんにはかわいそうな難しい当たり(片方はワンヒットワンエラー)。やはり同じルーキーでも持っているものが違うのかな。打つ方ではがんばってたけどね。
 6回裏には、1点差に迫られてなおピンチというところで、モルケンかと思いきや、鍵谷くん!プロ初登板には酷な場面を2球で切り抜ける。あっぱれ!
 7回以降は、岡本篤→長田のおなじみのリレーでだめ押ししたいところだが、振り逃げなどでチャンスを作りながらも抑えられる。しかし、ファイターズは、石井→増井だから安心感が違う。そして、9回、サファテから、西川くんが四球を選んで、走って、翔さんタイムリー!点の取り方がすばらしすぎる!
 9回裏は、久が2死からピンチを作って、21時35分発のドーム78号に間に合うかどうかハラハラしたけれど、なんとか勝利!大谷くんが2安打、ルーキー鍵谷くんもホールド、西川くんがタイムリーに盗塁。勝さんは心配だけど、ブルペンは今年もばっちり。寒さも吹き飛ばす最高の勝ち方。今年も楽しいシーズンになりそうだ☆

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(恐るべしゴールデンルーキー!)

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(今年も楽しいシーズンになるかな)

2013/3/28:セ・リーグ2013展望

◆横浜・東京:くもり時々はれ

 先週からいろいろとバタバタして、ぐったりしたまま開幕直前となってしまったが、どうにか開幕前夜までこぎつけたので、遅れていたセ・リーグの展望。

◎:ジャイアンツ

 毎年、評論家の下馬評ほどは強くないと主張して、昨年の前半までは実際そうだったのだけれど、今年ばかりはどうにもならない。以前のような4番打者ばかり並べるバカなチームではなくなってしまったし、若手投手の台頭もめだつ。ガイジンは怪しいところもあるが、原監督は、ベテランでも高いガイジンでも見切る時はあっさり見切るし、そうなれば代わりはいくらでもいる。後ろの投手に若干の不安はあるが、いざとなれば誰か回せばいいし、他球団に比べればマシ。やむを得ない。

◯:スワローズ

 投手陣がある程度計算できるので、Gを追える可能性はある。毎年故障者がけっこう出て層の薄い悲しさで好位一杯の可能性は高いが、なんとかがむばって欲しいものだ。

▲:タイガース

 Gを負かすという意味では、こちらの方が可能性はあるかもしれない。ブレークしかけた上本の故障は残念だが、結果として、レギュラーがほぼ固定された。西岡、福留は全然ダメということはないだろう。金本がいなくなって野手のバランスがよくなった。勢いに乗ってしまえば、投手力の不安を補ってしまう可能性はあるのではないか?

△:ドラゴンズ

 結局、落合の遺産は1年で使い切ってしまったとしかいいようがないのではないか?明るい話題が皆無である。こういうのもめずらしいと思う。あんなにたくさんピッチャーいたのにね。正直、4位も危ない。

…:カープ

 迷ったが、一応5番目に。ピッチャーはそろっているのだから、早く監督代えて、1年でいいから黒田に戻ってもらって、すばらしい球場ですばらしいファンに優勝を見せてあげたいと思うのだけれどねぇ。

…:ベイ

 そろそろなんとかなるのでは?とも思ったのだけれど、いかんせん投手が。ペナントレースの成績は、投手の勝ち星予想の足し算では当たらないというのはわかっているけれど、さすがにこのメムバーでは。。。

 週ベを購入して早めに帰宅。プロ野球ニュースの開幕スペシャル、惜しくもファイターズのところだけ間に合わなかった。ネットで購入したオフィシャルガイドブックも到着して、こちらは読み応え十分。さぁ、いよいよ明日開幕です☆


2013/3/24:ばんえい記念参戦

◆帯広→横浜:はれ:10662歩:帯広の最高気温=4.6度

 一度目が覚めたもののまずまずよく眠って7時起床。もちろんモール温泉の朝風呂。冷え込んでいるけれどよく晴れてばんえい記念日和。
 北海道ホテルは、朝食会場の雰囲気がいい。こことか道後山の手ホテルに泊まるとご飯党の小生でも洋定食が食べたくなる。雪の残る中庭を見ながらオムレツ、ベーコン、サラダ、ヨーグルト、スープ、パン各種、オレンジジュース2杯、コーヒー。道スポ。
 部屋に戻って久しぶりに喝!など見てから、ばんえい記念検討。発走は17時15分で、早くから競馬場に行っても寒いので、オフシーズン限定のレイトチェックアウトを申し込んで部屋でのんびり。たしか震災直後の2年前もこのパターンでゆっくり参戦したのを思い出す。今回はシングルだけれど、部屋からリスさんが見えたりしていい感じである。オッズパークさんで競輪のダービーの投票。帰りのバスの時間がギリギリなので、矢野さんの予想など参考にして、ばんえい記念ももう買ってしまう。iPodでばんえい午前中のレースのネット中継見ながらうとうと。便利な時代ですな。

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(洋朝食で)

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(中庭がいいです)

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(暖炉もいいです)

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(お部屋からリスが!)

 13時チェックアウト。北海道ホテルからタクシーで7、8分でいよいよ帯広競馬場到着。ちょうど目の前にうしという方を乗せたタクシーが到着しているようだ。よく晴れて風もなく、絶好のばんえい記念日和。リッキーにごあいさつして入場。

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(リッキーにごあいさつ)

 ビアとラーメンで腹ごしらえを済ませて、6Rの3歳オープン若草賞から参戦。残念イレネー記念というメムバー構成で、素直に2、3着馬を軸にしての3連単で的中。幸先のよいスタートを切るが、その後は、惜しいところでハズレ。しかしながら、馬場が乾いてきているので、第2障害を越えてからの差しもあって、レースはなかなか見応えがある。場内には、矢野さん、須田さんなどの姿もあり、ツイッターのTLでも続々と常連さんが到着しているようだ。さすがに今日はよく入っている。

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(よく入ってます)

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(騎手インタビュー)

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(おなじみ池田高校さん)

 帰りのバスの時間がレース終了後ギリギリなので、ばんえい記念は、ネットで購入しておいたのだけれど、途中、競輪の立川ダービーの結果を確認すると、3連単180倍的中で大幅プラスになっている。せっかくなので、ばんえい記念も買い足し。実績がものをいうレースで、その実績は、今日が引退レースとなるカネサ、ナリタが断然なのだけれど、それではあまりにも希望がないので、カネサの相手には、5番のギンガリュウセイ。帯広記念で900キロ背負ってカネサと僅差ならなんとかなるのではないか?陽も西に傾いて、さすがに冷え込んできたが、パドックでは、カネサブラックを応援する親子や、生産者の知り合いのようなおっさん、今日が初めてのような若いファンなど、みな思い思いに熱く語っている。場内の熱気はいよいよ高まってきた。おなじみの自衛隊さんの生ファンファーレでいよいよスタート!

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(なんだこれは?)

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(王者カネサブラック有終の美を飾れるか?)

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(自衛隊さん)

 水分が2%を切っており、ゆっくりと進む。やはりばんえいはこうでないとおもしろくない。第2障害手前まで2分。いよいよ勝負!

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(さぁいけ!)

 本命カネサブラックが先頭で第2障害を越えて、6番のキタノタイショウが続く。これでは、あまり儲からないと思っていたら、5番のギンガリュウセイが突っ込んできた。うしという方の本命ボブサップは後方でもがいている。最後は、ギンガリュウセイがカネサブラックを差しきって優勝。世代交代成る。

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(世代交代と思いこんで帰宅の途に・・・)

 昨年のニシキダイジン、フクイズミに続いて今年の2頭の引退で、来年度以降が心配されていたが、王者カネサが実力を出したレースで負かしたのだからギンガリュウセイも立派なものだし、3着キタノタイショウはまだ7歳だからこちらも楽しみ。ボブサップはちょっとかわいそうだったが、馬場も乾いて、迫力満点のいいレースだった。売り上げの低迷で賞金も下がり、厳しい環境は続いているけれど、若いファンも着実に育っているので、なんとかこれからも北の馬事文化の象徴としてがむばってほしいものである。

 と、ここまでエアドゥの機内で書いて、羽田に着いてツイッターチェックしたら、「おめでとうカネサブラック」とか書き込みがあって、???と思って調べたら、なんと、5−1−6じゃなくて、1−5−6だった。。。勝ち馬勘違いして帰ってきたなんて30年競馬やってるけど記憶にないというかありえない。
 1−5−6でも5−1−6でも当たりで、ネット購入なので、払い戻し並ばなかったし、うしという方は、どっちにしろはずれだったし、混んでたから決勝戦手前まで行かないで見切ってしまった。。。勝ち馬間違えて、何が「いいレースだった」だよって言われると言葉もないけれど、どっちが勝ったかわからないくらいいいレースだったということで・・・しかし、iPadは忘れるし、勝ち馬は間違えるし、なんともねぇ。。。

2013/3/23:時速320キロのちぐったり帯広

◆みなとみらい→横浜→東京→新青森→函館→五稜郭→函館→南千歳→帯広:はれのちくもり時々雪

 5時起床。明日は、ばんえい記念ということで、これから6本の列車を乗り継いで、帯広へ行く。6時35分のみなとみらい線渋谷行きで出発。6時45分の横須賀線千葉行きで東京駅へ。ここまでは、普段の通勤と変わらない。

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(メトロ型で出発)

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(通勤と変わらず)

 東京駅で少し時間があったので、本日から発売の交通系ICカード相互乗り入れ記念のsuicaでも購入しようかと丸の内口へ行くと、階段のはるか下の方まで列が伸びていて、そこでまた折り返したりしていてものすごい人の数に衝撃を受ける。別にそこまでして欲しくはないので早々に断念、というか、こんな列に並んでいたらはやぶさ号に乗れなくなってしまう。

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(ようやく1枚で!)

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(長蛇の列・・・)

 8時20分発のはやぶさ5号で北へ向かう。先週から始まったはやぶさ号による世界最速タイの時速320キロ運転。当面は、こまちを併結しない単独運転の列車のみなので、1日にわずかしかないのだ。

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(未来型だね)

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(時速320キロに挑戦!)

 窓側席で電源を確保、上野駅通過を確認して、まい泉をいただき、コーヒーを飲むと眠くなってくるのがいつものパターンで、ふと気づくと、心なしかモーター音が大きい。おやっ?と思うと、すでに宇都宮を通過して時速320キロへの加速に入ったようだ。このあたりはまだトンネルも少ないし住宅地もあるので、時速320キロで景色が流れて行く。やっぱり東海道の時速270キロよりは、景色が速く流れて行くような気もする。
 320キロも安定してしまえばモーター音もいつもくらいで、結局うとうとして、気がつくと仙台到着。大宮ー仙台間は、67分だからまったくもって速い。くりこま高原あたりで上りのはやぶさ号とすれ違い。時速640キロ相当だから一瞬でいなくなってしまう。仙台から盛岡39分で盛岡。盛岡駅のホームには、E6系の試運転がいて、車内から歓声があがる。
 盛岡以北は、一番新しい区間で、トンネルの連続で騒音の心配もほとんどないにもかかわらずなぜか時速260キロ運転に戻ってしまう。九州も同じで、いわゆる整備新幹線区間は、すべて時速260キロ制限なのだけれど、一番古くてカーブもきつい東海道でも、時速210キロから時速270キロになったのだから理解できないところ。要するに、小田原厚木道路が時速70キロ制限みたいなもので、役所の論理としか思えない。青森まであと5分短縮する意味はそれほどないけれど、函館や札幌へ延長するときに東京や大宮から4時間を切れるか切れないかは大きな分かれ目になってくるので、そのときまでには何とかして欲しいし、さすがになんとかするのではないかと思う。そして、E5系は、設計上は時速360キロまで対応可能で、騒音問題で断念した経緯があるのだけれど、これもトンネル内だけでもなんとかするとかできないものだろうか?
 盛岡から47分、トンネルの連続でつまらないけれど新青森到着は、11時19分だから東京ー新青森は、2時間59分。大したものである。15分の乗り換えで第4走者のスーパー白鳥へ。13時間の列車の旅ということで、スーパー白鳥と北斗はグリーン車を奮発。新青森を出てすぐに青森で10分も停車して向きが変わり、さらに信号場で行き違いのために停車とスーパーの名が泣くような鈍足だが、先頭車両の一人がけの席は、AC電源もあって快適。外は雪。新幹線の工事もだいぶ進んでいるようが。長旅に備えて持ってきたiPadminiで文芸春秋を読んで、ひと眠りして。。。このときiPadが。。。

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(スーパー白鳥で北の大地へ)

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(新幹線もだいぶできてきた)

 ひと眠りして青函トンネルを抜けたところで、東京駅で購入しておいたsuicaペンギン弁当を開く。交通系ICカード全国相互利用記念ということで、江戸前の(?)あさり、名古屋の味噌カツ、関西のたこ焼き、博多明太子と入っている(北の大地がなかった)のはいいのだけれど、なぜか魚肉ソーセージも。曰く、suicaペンギンの好物だからだって。。。まぁそれじゃあ仕方ないか。

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(suica弁当)

 13時44分函館到着。向かい側のホームに14時発の北斗号がいるから乗り換えはラク。かなりくたびれたキハ183に3時間ということでこちらもグリーン車を奮発して1人がけ。AC電源も確認して、そろそろ五稜郭。さて、読書の続きでもと思ったら。。。
 ない。iPadminiがない。iPodも携帯もデジカメもイーモバイルルーターもMacBookAirあるけれど、iPadminiだけないんですよ、奥さん!文芸春秋読みながら寝落ちして、そのまま忘れてきたのか?どうする?どうする?

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(北斗号でさらに北へ向かうはずが・・・)

 あわてて支度して五稜郭で下車。特急のグリーン車に1駅5分乗る客はまずいないので、車掌が不審そうに見ている。すぐに来る上り列車はないので、タクシーで函館駅へ。30分ほど前に到着したスーパー白鳥号らしき姿はすでにみえない。駅員さんに相談。
 列車は青森へ折り返さずにすでに車庫に引き上げてしまっていて、明日はそのまま休みとのことで、月曜日にならないとわからないという。あまりにもあんまりだが、ちょうど駅長さんがやってきて、iPadないと困るでしょうからということで、一応調べてくれることになった。幸い、号車も座席番号も特定できる。
 しばらくして呼び出しがあって無事に発見されたとのこと。ただしやはり車庫は本来お休みなので、駅に戻ってくるのは月曜日になるからそれから着払いで送ってもらうことに。とにかく発見さえすれば一安心だ。駅長さんに感謝感謝。
 しかしながら、14時の北斗号から下車してしまったので、乗り継ぎはやり直し。幸い、15時18分のスーパー北斗13号があるので、北斗のグリーン券は無駄になるが、スーパー北斗の自由席へ。予定していたスーパーとかちへも乗り継げなくなり、スーパーおおぞら11号に変更だが、途中駅南千歳乗車で自由席が座れないと怖い。すでに一度乗車変更しているのでもう変更できず買い直し。。。
 気をとりなおしてスーパー北斗13号、自由席はガラガラでノープロブレムだったのだけれど、いきなりコーヒーをひっくり返してびしょ濡れ。泣きっ面に蜂。。。

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(あのへんで発見されたのか?)

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(スーパー北斗で出直し)

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(まだまだ雪が多いね)

 長い列車の旅もiPadがあれば、kindleで本も読めるし、音楽も聞けるしと思っていたのだが、仕方がないので、iPodさんにがむばってもらって、文芸春秋の続きを読む。複数のデバイスで読めるのも電子書籍ならでは。ガラガラの自由席も東室蘭、登別、苫小牧と徐々に埋まってきたところで、南千歳で下車。いよいよ最終ランナーのスーパーおおぞら11号。外は暗くなってしまったけれど、ここまで来れば帯広まではもう2時間足らず。キハ283の指定席で隣が来ないので、まずまず楽チンだ。本日に2回目のビア。当初の予定ではホテルで夕食と思っていたのだけれど、遅くなってしまったので、夕食は、北斗号の長万部で買っておいたかにめし。
 文芸春秋をほぼ読み終えたところで13時間半の乗り継ぎの旅も終わり。冷え込む帯広駅からタクシーで北海道ホテルへ。ばんえいと同じく北海道遺産に指定されているモール温泉のぬめぬめでほかほか温まってぐったりを癒して就寝。

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(ようやく最終走者へ)

2013/3/20:下柳引退

◆横浜・東京:くもり時々はれ:横浜の最高気温=21.4度

 春分の日。神宮へ行く元気はないので、散髪、お墓参り、かなり久しぶりにスポーツクラブに参戦して700m。54.4kg。
 週刊ベースボールのシーズン展望号を購入したので、昨日に続き、今日はセ・リーグを展望しようかと思っていたが、下柳引退という遺憾なニュースが飛び込んできた。まぁ、事実上引退していたとはいえ、BCリーグあたりで楽しくやってくれていれば、応援する楽しみもあっただけに残念である。
 そもそも90年代、一応ファイターズに関心はあったとはいえ、小生の週末というのは、府中、中山を主戦場としていたわけで、たまたま97年のある日、府中の帰りにうしという方に誘われて、東京ドームへ参戦してから、今のようなやきう中心の生活に変わっていった。97年当時のファイターズというのは、田中幸、金子、片岡、落合(!)、ブルックス、ウィルソン、上田、田口、井出みたいな感じで、打線はなかなか楽しかったのだけれど、投手陣はボロボロで、7点とっても8点とられるような状況の中、毎日のようにロングリリーフしていたのが我らが下柳であった。だいたい、7時半くらい、先発が終了して、5回くらいで2点リードされている感じで、不気味なテーマ曲(AQUA「Roses are Red」)とともに彼はやってくる。
 当時の上田監督は、右・左にこだわって、細かくピッチャーをつないでいたけど、下柳は別格で、平気で7、8回まで投げる。当時のエッセイを抜粋してみよう。

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「下柳の魅力について」

 なぜ下柳を応援するのか?これはそれほど難しい質問ではない。一度でいいからドームに足を運んでもらえばわかることだ。試合が佳境にさしかかる頃、独特の不気味なBGMをバックに彼が登場するに違いない。そして、その容貌にまず度肝を抜かれることになるかもしれない。
 しかし、下柳の魅力は実はその容貌にあるのではない。ダイエー時代から、「アイアンホーク」の異名をとったというそのタフさにあるのだ。今季も折り返し前の現在ですでに30試合以上に登板、それもロングリリーフだから恐れ入る。救援投手で規定投球回をクリアするという異常事態が続いているのである。6月の西武戦では先発もこなし、次の3連戦では、何食わぬ顔でベンチ入りである。
 そして、今シーズンは、一躍下柳の名前が全国に知れ渡ることになった。あのイチローの連続無三振記録をストップさせたのである。(詳しくは、観戦記を参照)すでに中継ぎで7勝をあげており、仰木監督の粋なはからいで、オールスター戦への出場も有力となった。まだ知らない方も、鉄腕下柳を知るいい機会である。そして、ぜひドームにも足を運んでもらいたい。

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 そう、この年、中継ぎで65試合くらいに投げて規定投球回に達して9勝くらいあげて、オールスターにも出場したのだけれど、なんといっても痛快だったのは、イチローの連続無三振記録をストップさせたシーン。当日のイチローは、6月くらいには、3割9分くらい打っていることが多くて、特に東京ドームのファイターズ戦では徹底的に打ち込んでいた。そして、連続200打席くらいの無三振記録が話題になっていた当時の日記がこれ。

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★観戦日記(1997/6/25・日本ハム6-4オリックス)

 イチローファンの美女(?)二人を同伴しての観戦。わずか15分遅れての到着だが、すでに2点を失っている。しかし1安打しか打たれていない。事態がよくわからないまま、今井は降板。代わった長冨も2回には降板し、結局下柳の登場。こんなことなら先発させておけばよかったのだ。攻撃面では、散々塁をにぎわしながら、効率の悪い攻めでストレスのたまるお決まりの展開。
 しかし敗色濃厚となってきた4回表、あの男がやってくれた!場内注目の中、イチローから三振をとったのは我らが鉄人下柳!!おもわず歓声を上げる小生に、女性陣の冷たい視線が向けられる。
 その後試合は淡々と進み、下柳の無駄使いかと思わせた7回、めずらしく上田監督が早めに勝負に出た。代打広瀬がヘッドスライディングの内野安打、そして何を思ったか田中のところで、星野から渡辺に交代。ちょっと理解に苦しむ。前半からファウルなどで粘っていたので、かなりの球数を投げさせていたのがよかったのかもしれない。これはもらったと思う。満塁となって、金子が、同点タイムリー。片岡のところでは左腕でも野村でなく清原。ずいぶんなめられたものだが、見事に逆転タイムリー。快勝である。下柳はハーラートップの7勝目。最高である。今シーズンのベストゲームである。ちなみに同伴のもりちゃん&なみのちゃんは、今季オリックス戦を3試合観戦してすべてハムが勝っているという。勝利の女神は思わぬところにいたようだ。
 
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 今井とか長富とかなつかしいけれど、まったくもってすばらしい試合だった。この翌年の98年には、ビッグバン打線で優勝目前まで行ったけれど終了。その後は低迷が続き、東京ドームの楽しみといえば、小笠原のフルスイングと片岡の四球、たまにある幸雄さんのホームランとエンドウさんのかけ声、そして、なんといっても下柳であった。
 トレードで阪神に行ってしまったけれど、ファイターズ当時とはまったく逆の芸風で、技巧派になって週1回の先発でけっこう活躍して優勝にも貢献。そして、昨年、被災地支援がてら佑ちゃんを見にいった南三陸の試合で、なんとイーグルスの先発が下柳。これが生でみた最後の勇姿になったけれど、全然ダメな佑ちゃんに比べてけっこうがむばって試合を作っていた。
 投げる姿はもう見られないし、解説とかコーチっていうイメージもないけれど、とにかく小生にとっては、野球観戦の魅力を教えてくれた功労者のひとり。お疲れさまでした。

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2013/3/19:パ・リーグ2013展望

◆横浜・東京:はれ時々くもり:東京の最高気温=25.0度

 WBCも終わってしまったので、恒例のパ・リーグ展望。昨年は、ライオンズとオリは下馬評ほど強くなく、下馬評は低くてもマリーンズは手強いと予想して、前半はまったくその通りだったのだけれど、マリーンズがまさかの失速。今年も予想は難しそうだ。昨年同様にファイターズを除く5球団の評価。

◎ホークス

 平凡だけど仕方ない。昨年、あれだけ主力が抜けても予想通り健闘したし、秋山采配も悪くないし、若手野手には伸びしろがありそう。ファルケンボーグが怪しくなってきたので、後ろで苦労する可能性はあるが、投手陣の層は厚く、ルーキーの東浜もやりそう。重盗失敗の内川が五輪後のGG佐藤みたいにならなければよいが、まぁ大丈夫だろう。

◯イーグルス

 昨年は1弱と予想したが、ひょっとしたら今年の穴はこれか?昨年後半、若手野手がぼちぼち出てきたし、ジョーンズも加入して得点力不足解消の可能性はあり。投手もマーくんだけでなくて、釜田も楽しみだし、ルーキーの則本も使えそう。3マウテンズにラズナー、ハウザー、斉藤隆など後ろもそれなりにそろってきた。今さら星野?という感じもするけれど、今年は侮れない。

▲ライオンズ

 毎年書いているように、いくらスター選手がいても、中継ぎエースが岡本篤や長田じゃ、石井、宮西、増井とはレベルが違いすぎると思う。クローザーは、サファテが来たので、一応格好はついたように見えるけれど実績あるとはいえ、ガイジンクローザーは1年通して計算するのは心配。もうひとつこれも毎年書いているように、細川の抜けた穴が大きく、ギンジロウがWBC(なぜ選ばれたのか?)でよほど成長していない限り改善は見込めない。おかわりくんが出遅れているようだし、中島のいない打線は怖さがない。

△マリーンズ

 正直、昨年からの上がり目が見込みずらい。井口も里崎も薮田もサブローも確実に1つ齢をとる。グライシンガーや唐川はどうせ1年元気とはいかないのだろう。内外野にいい選手はいるが、タイプと世代が重なりすぎている。岡田、清田がいて、荻野貴、伊志嶺。あるいは、根元と鈴木大地。その割に、将来を任せられる捕手や4番が見えてこない。このところのドラフトでの即戦力少数精鋭偏重の弊害が出てきていないだろうか?
 ただし、ひとつだけ上がり目があるとすれば、監督。混戦に持ちこめばおもしろいかも。

…バファローズ

 糸井はたぶん立派な成績を残すと思うけれど、それがチームの成績につながるタイプではないと思う。いろいろ補強はしているが、故障者も多い。ただ、ここも監督が変わったので、その点は気になる。

 結論として、戦力不安の2チームの新監督ががんばれば、混戦も見込める。で、ファイターズがどうなるか?一時期は、今年はダントツ最下位みたいな展開もありうるかと思ったけれど、やはり投手陣がソコソコしっかりしているし、守り勝つ野球が身についているので、そんなにひどいこともなさそうだ。まぁ、今年は優勝にはそれほどこだわらないので、若手の成長を暖かく見守りたいと思う。


2013/3/17:ファイターズ2013展望

◆横浜:はれのちくもり

 7時半起床。今日も鎌ヶ谷でオープン戦あるけれど、花粉も盛大なので、ローソンでニッカンを購入してそのままひきこもり。競馬予想TVの再放送を見て、洗濯などした後は、昼間からいよかんチューハイなど飲みながら昨日の日記を更新して、午後は昼寝。16時半まで3時間も寝てしまい、競馬中継も見逃してしまった。ドミノピザさんを注文して、GAORAでファイターズキャンプの選手インタビュー総集編を見ていたら、急にわくわくしてきたので、恒例のファイターズ展望。

◆投手編

 もう今年は計算できないと思っていた光夫がなんとかなりそうな感じになってきた。ウルフも好調。一方で、ケッペルはまだ怪しいし、佑ちゃんも今年はダメだろう。となると、やはり木佐貫にかかる期待は大きい。先発は、武田勝、吉川、ウルフ、木佐貫、谷元、中村勝で6枚。ここに、森内、多田野あたりがからむ展開か。なんとか中村勝にがむばって欲しいのだけれど。キャンプ中は、糸数に期待していたのだけれど、やっぱりダメそうだ。
 不安の残る先発陣に比べ、12球団トップクラスの救援陣は今年も盤石。石井、宮西、増井、武田久。これでもうあと2〜3枠くらいしか残っていないところへ、モルケン、矢貫、乾、大塚あたりが争うのだけれど、個人的には、ルーキーの鍵谷くんにもけっこう期待している。久みたいなタイプにならないかな。あとは、榊原。彼がシーズン後半でもいいから戦力に加わってくれれば、ますます心強い。

◆野手編

 賢介と糸井が抜け、金子が手術ということで、昨年夏に展望した2017年型ファイターズを一気に先取りする期待が高まったのだけれど、キャムプ〜オープン戦を見ると、西川くんや谷口くんもまだまだ結果を残せず、逆に、鵜久森や今浪の方が目立っていたりもする。GAORAのインタビューでも金子が言っていたように、今年優勝するとしたら2007年型の守りで勝っていくしかないだろうから、ヤングのブレークは、もう少し先まで待つしかないかもしれない。
 新戦力では、もちろん大引に期待するけれど、キューバから来たアブレウが案外やりそうな感じになってきた。ホフ様と両方試合に出てしまうと守備の心配があるけれど、DHなら悪くない。
 中田と稲葉がWBC参加で、開幕まであと10日となっても、若手にチャンスを与えながら見極めている状況で、どんな打順になるのか実に悩ましいけれど、一応、こんな感じで希望。

14西川(杉谷)
26大引(中島)
33稲葉(アブレイユ)
47中田
58陽
65小谷野
7Dアブレイユ(ホフパワー、鵜久森)
82鶴岡(大野、近藤)
99赤田(谷口、杉谷、大谷)

 まぁ、常識的には陽選手1番なんだろうけど、なんかちょっと違う気もするのよね。右投手のときは、オープン戦後半でようやく調子の上がってきた西川、左投手のときは杉谷で、足もからめてかきまわして欲しい。そして、今年は、小谷野がかなりやってくれそうな予感。サードの守備で守りをしっかり固めて、6番で打点を稼いで欲しい。それにしても、上にあげただけで17人いて、代打の切り札にニオカセンシュ、守りのバックアップに飯山と加えると19人。1軍登録は15〜6人だから、3人ははみ出してしまうのが悩ましい。

◆捕手編

 野球解説者たちが、毎年順位予想で、ファイターズを下位にして恥をかく原因のひとつは、キャッチャーを重視していないからではないかと思っている。鶴岡、大野、近藤、さらに中嶋という4人のキャッチャーは、質・量ともに12球団ダントツではないか。ベイあたりは、大野くんでも獲得すれば、それだけで強くなるように思うし、逆にWBCにギンジロウが選ばれているのとか意味不明で、ライオンズが毎年下馬評を裏切るのは彼のせいではないかと思う。近藤くんも打撃ならすでに4人の中で1番だろうし、経験も積ませていきたいので、今年も併用が続くのだろう。とにかくこのメムバーなら、誰か故障しても心配がなく、レギュラー捕手が故障すると突然弱体化するチームも多いなか、実に心強い。

◆大谷くん!

 栗山監督曰く「勉強しないで東大に入るタイプ」。優等生だし、好青年だし、文句のつけようがない。先日は教育リーグで投げて152キロ、今日は、1軍オープン戦でホームラン。本当にどうなっていくのか、とにかく楽しみとしかいいようがない。ダルビッシュ、翔さん、佑ちゃんと来て、今年は大谷くん。国民的なスターがいることで、チームの注目度が上がってそれがいい方向へ作用している気がする。とりあえずは、21日のオープン戦での二刀流デビューが見逃せない!

 ということで、開幕まであと2週間。混戦の予想されるパ・リーグということで、順位予想は難しいけれど、今年もなんだかんだと楽しいシーズンになりそうな気分は高まってきた♪

 


2013/3/16:みなとみらい〜東武&西武直通運転開始!

◆横浜→練馬→渋谷→代官山→白金→横浜:はれ:15444歩

 本日は、JRのダイヤ改正で、はやぶさ号の320キロ運転とか、スーパーこまちE6系デビューも気になるところではあるけれど、なんといっても、待ちに待った東横線〜副都心線直通運転の開始ということでこちらを優先。巷間言われているようにいろいろと課題もあるのだけれど、とにかく乗ってみないことには始まらないということで、9時53分の特急飯能行きで出発。特に混雑はしていないけれど、車内には、何やらハレの気配が漂っていて、みんなあれこれ新ダイヤについて語っている。

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(いよいよつながります)

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(路線図も複雑)

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(昨日までは全部渋谷行きでした)

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(飯能までは80キロ)

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(特急から急行になって、さらに快速急行に化けます)

 今回の直通運転の範囲は、元町・中華街〜飯能or森林公園ということで、かなり盛大なのだけれど、これで、もーさん〜横浜スタジアム〜拙宅〜斉須さん〜神宮球場〜うしさん〜kecoさん〜西武ドームが一本でつながった。小手指やら小竹向原のダイヤの乱れで帰宅の足が乱される恐れはあるけれど、とにかくめでたいということで、本日は、kecoさんの御城下、だいこん町こと練馬へ。自由が丘で各駅停車石神井公園行きに乗り換えて、代官山の様子を確認。マニアの方多し。どうして今日から突然地下に潜れるのか今ひとつわからず。後続の各駅停車渋谷行きに乗車するも、先頭車両の運転席後方かぶりつき席は満員。さすがにこのあたりはマニアだけでなく一般の人の関心も高そう。

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(大工事の後の代官山)

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(案内のおじさんも勉強中)

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(東武と西武に分かれて直通します)

 渋谷の地下駅から今度は、川越市行きの急行。副都心線内はソコソコの乗車率、マニアっぽくない普通の夫婦連れなども、直通運転についてあれこれ語っている。休日は明治神宮前停車になってしまったけれど、地下鉄内急行運転はやはり快適。渋谷〜池袋は、山手線より速く埼京線と同程度だが、乗り場は山手線が断然便利だ。
 直通運転の是非については、立場によって、いろいろ損得もあるし、実際、横浜から川越や所沢に乗る人はほとんどいないだろうけれど、たとえば京浜東北線だって、大宮から大船まで乗る人はいない。しかし、京浜東北線が仮に上野の東京でそれぞれ折り返していたら、やっぱりかなり不便に感じる人も多いだろう。今回の直通にしても、日吉から池袋とか、田園調布から新宿三丁目に行きたい人だっているだろうし、渋谷での銀座線への乗り換えが不便になったら、じゃあ、三越やめて新宿の伊勢丹にするかという人も出てくるかもしれない。需要というのは、路線が開通すればどこからか湧いてくるいう部分もある。いろいろな目的地の人がいるし、いろいろな選択肢ができることは悪くない。そのまま急行に乗車して、小竹向原へ。
 コタケムカイハラと言われても、正直、何区にあって、山手通りや環七との位置関係はどうなのか?目白通り沿いなのか?とかさっぱりわからないのだけれど、都心側は、有楽町線と副都心線(ここまではそれぞれが複線なので複々線)、郊外側は、副都心線(東武方向)と西武有楽町線ということで、4線ずつがX型にクロスする重要な拠点になっているらしい。2面4線の単純なホームだけれど、ここに発着する列車の行き先は、朝晩の例外を除いても、新木場、元町・中華街、菊名、武蔵小杉、石神井公園、保谷、小手指、飯能、和光市、川越市、森林公園その他ものすごい数になる。そして、次に乗るのは、快速西武球場前行き。これは、みなとみらいを小生が乗った飯能行きの30分後に出た東横線の特急だったやつで、普段は、西武線内快速急行の小手指行きなのだけれど、今日はオープン戦とはいえ、野球開催日ということで、西武球場前行きになる。それはいいのだけれど、構内のアナウンスは、「快速」といい、電光表示には、「快速急行」とあって、係員が電話で対応に追われている。正解は「快速」で、どうやら野球開催日は、行き先を西武球場前に変更する代わりに、快速に格下げして、ひばりが丘から先は各駅に停まってしまうようだ。はるばるみなとみらいから参戦する可能性のある小生としては少し残念。

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(一大拠点となる小竹向原。いかんせんなじみのないエリアです)

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(この時間、小手指行き「快速急行」が、野球開催日は、西武球場前行き「快速」となるらしいのですが、電光板が混乱していました)

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(本日は、オープン戦ですが、野球開催日扱いのようです)

 そんなコタケムカイハラから5分ほどで、いよいよ練馬に到着。西口改札口でkecoさんのお迎えを受けるが、あまり元気がない。直前まで行われていたフィギュアの世界選手権で大ちゃんこと高橋大輔選手が冴えなかったようである。
 気をとりなおして、目白通りを西へ。本日は、だいこんの町が誇る名店、「玄蕎麦野中」さんへ参戦する。練馬というと、杉並あたりと同様、細い一方通行の路地というイメージであったが、このあたりは、開発時期が遅かったのか、道はまっすぐで、企業の社宅が売りに出された後に立てられた新しい低層マンションなどが多い。花粉飛ぶ中15分ほど歩いて、到着。幸い、待たずに入場を許される。

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(はるばるだいこんの町へやってきました!)

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(練馬の誇る名店「野中」さんへ!)

 事前にネットで研究をしておいたので、小生としては、卵焼きと小エビの踊りあげをシェアしたかったのだけれど、kecoさんは、断固天せいろだという。要するに同じエビ天だったので、だぶってしまったけれど、サクサクして美味しい。美味しいお蕎麦さんの必要条件のひとつである卵焼きももちろん美味で昼から日本酒をいただき、土曜日の限定の淡い緑の粗挽き蕎麦を堪能。さすがに評判のお店だけのことはあります。だいこんの町侮れず。

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(丸岡産の粗挽き蕎麦をいただきます)

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(天ぷら、卵焼きも美味!昼から日本酒をいただきます♪)

 だいこんの町周辺には、あまり楽しいところはないとのことで、練馬駅に戻って、駅チカのちょっとおしゃれなカフェというかバァみたいなところでコーヒーを飲みながら、桜の早期開花やパンダ返還問題なども受けて、月島、浜離宮、神戸、甲子園ほか春の遠征計画について再考して、観光案内所でねり丸グッズを購入して解散。今度は、元町・中華街行きの快速急行で戻ります。

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(だいこんの町からも元町・中華街行きが)

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(この線は、正式には、西武有楽町線といいます)

 このまま乗っていれば1時間足らずでみなとみらいへ帰れるのだけれど、夜は、久しぶりに実家へ顔を出すことになっているので、渋谷駅で下車。駅自体は前からできていたしヒカリエも1年たつけれど、今日はさすがに人出も多い。地下5階のエスカレーターが月曜日からのラッシュをさばけるのかどうか。東京駅の横須賀線もそうだけれど、どうせみんな右側を空けてしまい、輸送力が1/2になるので、右側も歩かなくていいことを本格的に徹底してもらいたいものだ。

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(新装渋谷駅)

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(安藤忠雄さんの設計です)

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(乗り換えは遠くなります)

 ヒカリエさんにはあまりご縁がなさそうなので、南口の都営バスターミナルや旧東横線ホームを一応見学。渋谷文化圏で育ったとはいえ、渋谷にはバスや自転車で参戦することが多かったので、渋谷駅の行き止まりホームにはそれほどの感慨はなく、だから昨日も参戦しなかった。ただ、もはやあまり近寄りたくない渋谷に仕方なく参戦するときというのは、bunkamuraかPALCO劇場か渋谷公会堂なので、これらは、いずれも西側にあるので、新渋谷駅では確実に遠くなる。同じ遠いならいっそ湘南新宿ラインのグリーン車でということになりそうな気もする。そもそも渋谷という街は地下街が発展していないので、結局外を歩かなくてはならないことが多い。距離は遠くても、公園通りからヒカリエまできれいな地下街ででもつながっていて直接地下ホームへ出られればだいぶ違うのだけれど、”谷”だからなかなか難しいんでしょうね。

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(35年くらい前、このあたりでよく待ち合わせをしました。ハトがたくさんいました)

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(35年くらい前、あのあたりは、プラネタリムとか本屋さんとか映画館でした)

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(旧駅周辺、今日もまだにぎわっています)

 代官山のどこからどう地下へ潜ったのとかよくわからないので、並木橋方向へ歩いてみる。ちょうど、愛馬インディーグラブ号出走の時間なので、WINS渋谷に寄ってみるが大敗。渋谷川を渡って、渋谷車庫の裏から山手線を越えて、代官山方向へ。廃止になった踏切のあたりなどマニア氏の数がちらほら。そして、代官山駅の歩道橋で、ようやく全貌が見えてきた。
 昨日までの線路が上にあって、そこへ何事もなかったかのように東京メトロの車両がやってくる。どうやら、先に地下にホームと線路を作っておいて、一晩の間に、上の旧線路を持ち上げ、旧ホームを撤去して、地下のホームと線路が姿を現したところへ、高い位置にあった架線を降ろしてきたということのようだけれど、これがほんの5、6時間のことだから神業のような作業で、東京駅の中央線を上にあげたときとか、横浜駅の10番線を広げたときとか、本当に不思議である。
 一応様子がわかってきたところで、恵比寿まで歩いて、久々に都営バスで実家へ顔をだして、帰りは目黒線〜東横線〜みなとみらい線で帰宅。この目黒線も10年後くらいには、相鉄、新横浜へ直通する計画がある。なんだかんだいっても新しい路線ができるのは楽しみだ。

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(もう列車の通らない旧線。下の山手線は、伊右衛門仕様の緑のが来ました)

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(下が新線、上が旧線)

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(ふたたび代官山駅)

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(しっかり復習しておきましょう)

2013/3/12:例の祝勝会@銀座

◆横浜・東京:たぶんはれ

 18時に退社。大江戸線で、築地市場駅で降りて、国立がんセンターをすぎて、銀座中学の交差点。東銀座というか、銀座七丁目というか、吉兆さんとかあるあたり。ちょっと場違いな感じもあるけれど、本日は、うしという方のグレープブランデー号の祝勝会、GIの勝ち祝いともなれば、高級ふくをいただいてもバチは当たらないだろうということで、やま袮さんの個室にお招きいただきます。久しぶりに、斉須さん、ダンナも合流してなつかしい顔ぶれがそろいました。会員番号4番のカトさん不在が惜しまれます。(読んでるかな?)
 友人、知人の愛馬の活躍というのは、なかなか悩ましいもので、知らない人の馬に比べれば、親近感もあるから注目もしているけれど、あまりに活躍されると、う〜むということにもなる。グレープブランデー号については、すでにジャパンダートダービーも勝っているし、故障から復活して、東海ステークスをルメールで勝つあたりまでは比較的素直に応援できたし、そこからフェブラリーSまでは、故障のないようにとは思っていた。そして、そのフェブラリーSの直線入口、内で包まれていたときも、あまりにもあんまりだなぁと同情していたのだけれど、その直後、前が空いて、抜け出したときは、正直、あぁ・・・っていう気分にもなるんだよね。負けろとまでは思わないけど。
 まぁ、とにもかくにも高級ふぐをいただけるということで、グレープブランデー号の豪華写真集を緊急政策して贈呈。ワルマサ問題、5千円と1万円のふぐの違いはわかるけれど、1万円のふぐと3万円のふぐの違うはわからない問題、GIサラブレッドクラブ問題、雑所得問題など一通り検討して、ハヤトくんのお迎えに行かなくてはいけない斉須さんもなんとか雑炊まで美味しくいただいたところでお開きとなります。
 景気回復が叫ばれる昨今だけれど、東銀座のこのあたりの高級料亭などは、さすがにかつての勢いはなさそうで、森喜朗くんあたりにもっとがむばっていただく必要があるのでは問題、その点、千疋屋さんは、若い人の憧れにもなっている問題など検討しつつ、サラリーマンでにぎわう新橋界隈へ移動して、ハイボール酒場にて、整備新幹線260キロ問題、北上分岐問題、仙台分岐問題、準特急問題など検討して、なんとか与次郎周辺を、もう少しリゾートっぽくしたいものだという結論が出たところでお開きでござひます。

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(高級ふく)

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(豪華写真集)


2013/3/8:死闘!WBC台湾戦!

◆横浜・東京:はれ:東京の最高気温=23.2度

 WBC。うさんくさい大会であることは分かっているし、日本人メジャーリーガーも出ない、監督もノムさんでもオレ竜でもなくて、なぜかコージヤマモトだ。選手の選考も今いちだ。壮行試合から第1ラウンドの内容もぱっとせず、テレビ中継も途中で見るのをやめてしまった。
 しかしながら、それはそれ、これはこれであって、現実問題として、世界の野球を生で見る機会はそうそうないし、日頃は憎き相手である他球団のスーパースターたちとファイターズの選手がいっしょに味方として戦い、それに声援を送るのはやっぱり楽しい。過去のWBCや五輪予選がそうだったように球場に行って、生で見れば、そこには、ペナントレースとはまた別のワクワク感があるはずだ。
 ということで、福岡行きとか、台湾行きとかいろいろ検討したのだけれど、まぁ、第1Rは突破できるだろうということで、やはり東京ドーム。土日の試合は、金曜日の結果次第で日本戦になるかどうかが読めないので、金曜日の初戦しかない。お休みをいただく。この間までの寒さがうそのような春を通り越して初夏のようなポカポカ陽気。
 今日は2試合で、1枚のチケットで両方見られる。せっかくなので、お昼前に東京ドームへ到着して、まずは、オランダvsキューバ戦。夜の日本戦のチケットで見られるということもあって、まったく無人ということはなく、ぱらぱらとお客さんはいる。4番バレンティンには大きな拍手。オランダには、楽天に来たジョーンズもいてこちらは5番。監督は、ヤクルトやロッテにいたミューレンさんね。ボビーの始球式でプレイボール。

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(初夏の陽気の中、久しぶりに東京ドームへ♪)

◇2013/3/8:◯オランダ 6-2 キューバ(東京)

 韓国に圧勝したのには驚いたオランダ。前記2人以外は、アメリカのマイナー選手中心だけれど、なかなかしっかりした野球をするので驚く。わかりやすい例でいえば、ノーアウト2塁からの送りバントを何度も確実に決めたし、守っては6−4−3の併殺を確実にとる。当たり前と言えば当たり前だけれど、まずは、こうしたことがしっかりできるのが、メジャーリーガーを集めている国々のパワーに対抗する最低条件で、そこはクリアしつつあるわけだ。朝の試合では、イタリアがメキシコに逆転勝ち(9回に元巨人のエドガーがGG佐藤ばりの落球)していたけれど、ヨーロッパ勢が強くなってくれば、裾野も広がって、WBCも盛り上がるし、五輪復帰の可能性も出てくる。
 キューバはあいかわらず身体能力の高さを感じさせるけれど、併殺が多く、チャンスを行かせない。ABREUがいたので、あれ、昨日は、オープン戦に出てたのに?と思ったが、もちろんファイターズのアブレイユとは別人だった。

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(スタンドはまぁこんなものです。)

 先は長いので、5回終わったところで、グッズなど物色して、再入場用のスタンプを押してもらい、いったんドームの外へ。ラクーアで温泉でも入ろうかと思うと、目の前に、野球体育博物館がある。いわゆるホールオブフェイム(野球殿堂)である。東京ドームでは、300試合くらい野球を見ていると思うけれど、まだ一度もここには入場したことがなかった。クーパーズタウンで本物を見て来たこともあるし、せっかくなので入場。規模は小さいけれど、アマ野球も含めて、野球の歴史がしっかりと展示されている。もう一回り大きくしてくれたら、けっこうゆっくり楽しめそうだ。ちょうど過去2回のWBCの優勝トロフィーが展示されている。

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(野球殿堂)

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(3つ目を獲れるか?)

 小腹が空いてきたので、一蘭さんを軽くいただいてから、東京ドーム天然温泉・SpaLaQuaさんに入場。よく考えてみれば今日は平日なのだけれど、平日の14時すぎというのに、けっこうなにぎわいだ。海水のしょっぱい温泉につかり、マッサージで体をほぐして、ビアで前祝いをして、夜戦に備える。日も暮れてきた。バスキンロビンスさんをいただいて、いよいよ東京ドームへ再入場。さすがに場内は満員。なぜかスヌーピーが登場して始球式。いよいよプレイボール!

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(一蘭さん)

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(温泉でリラックスして)

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(いざドームに復帰!)

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(盛り上がったきました)

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(なぜかスヌーピー・・・)

◇2013/3/8:◯日本 4-3 台湾(東京)

 台湾先発は、もちろん王建民。一枚看板だから、80球投げさせて、早めに降板させたい。初回、角中いい当たり、井端ヒット盗塁失敗、内川ヒット盗塁成功、阿部終了。積極的な走塁はいい。点は取れなかったが、なんとかなりそうな気配はある。
 その裏、日本の先発は能見。ダルビッシュ、松坂、岩隈らが抜けたとはいえ、大一番を能見に託す日が来るとは思わなかったが、ここまでの調整過程からみて妥当ではある。ただ、マスコミも相手も明らかに能見と分かっているのはどうなのか?オレ竜ならこういうことはなかっただろう。右投手と思わせておいて能見とかそのくらいの情報統制はあってもよかったのではないか。三振、ファウルフライ、ファーストフライ。完璧な立ち上がりで打たれそうな気配なし。
 こういう完璧なときは、ランナーが出てセットポジションになったときが怖いのだけれど、予感が当たってしまう。2回からボール先行となり、あいかわらず坂本の見苦しい守備があったが、難を逃れて問題の3回。明らかに制球が乱れている。1死1、3塁で3番打者に死球で満塁。どうみても怪しいのだから、ここで交代しかなかったと思うのだけれど、続投して押し出し。攝津が後続を断ってくれたけれど、1点を争う
一発勝負で点をとられてから交代では遅い。それにしても、3回終了で1時間半かかっていて、もう20時半すぎ。今日中に帰れるかしらん?と思ったが、そんな甘いものではなかった。。。
 4回表、坂本の内野安打で3塁をまわりかけた糸井を高代コーチが必死い止めたのは、テレビではファインプレーと報じられたらしいけれど、あれは、イチかバチか突っ込む手はなかったのか?1点勝負。ファイターズが優勝した2006年のプレーオフ、斉藤和巳が崩れ落ちたあのシーン。内野安打でどさくさにまぎれてひちょりが突っ込んだ1点を思い出す。

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(手すりがじゃまなのよね)

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(台湾応援団も盛大!)

 5回、好リリーフを見せていた攝津が3イニング目につかまり痛い追加点。6回、イトイセンシュの大きな当たりはヨー選手に捕られてしまう。結局、王建民から1点も奪えずとうとう6回まで投げさせてしまった。
 6回裏は、マーくん。気合いのピッチング。しかし、2点のビハインドは大きい、7回から台湾は必死の継投。その裏もマーくんが好投。スタンドはウェーブが始まるが、負けてるのに何やってんのという感じ。
 8回表。井端ヒット。結局、頼りになるのは、稲葉と井端のベテラン。内川もヒット。ここで、左の阿部、糸井というところなのに左腕から右腕へ交代。打てそうな雰囲気。阿部タイムリー1点差!ノーアウト1、2塁。ここで糸井選手。字面だけ見れば誰もがバントと言うかもしれないけれど、球場の雰囲気は完全に押せ押せ、たたみかけるようにイトイセンシュの長打で逆転まで行くシーンが十分想像できたのに、判で押したようなバントのサイン。結果論ではなく寂しい采配だった。それでも、坂本タイムリーでなんとか同点にはなったが、翔さんのところ、1ストライク2ボールだかで、抑えの切り札らしき人を投入。とにかく必死さの伝わる継投。翔さん無念。それでもドームはまたウェーブ。甘い。こういう試合は先攻は、勝ち越さないとダメ。
 
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(追いついた!)

 8回裏もマーくん続投。気持ちはわかる。しかし、結局、これも「打たれるまで代えない」のパターン。同点、勝ち越しの8〜9回というのは、ある程度予定の継投があったはずではないのか?突如崩れて痛恨の勝ち越し点を与えて、結局後手の交代。山口、沢村で奇跡的に抑えたけれど、こういう必死の継投も同点でやらないと意味がない。
 そして9回。そろそろ打っても?と思われた長野が終了して、2死1塁。万事休すと思われたところで、鳥谷が盗塁。正直、もうやけくそという感じだけれどこれがセーフ。見た目には非常にきわどいタイミングでアウトと言われても文句言えないくらいだった。そして、井端が!!!
 鳥肌のたつような興奮で、生観戦冥利につきるけれど、こういう展開になったからこそ、勝たなくてはいけない。これで負けては、すべてがパァになってしまう。
 9回裏。牧田。そうやく先手の継投になった。一発勝負の国際試合といえば、アンダースロー。2006年も渡辺俊介が活躍したけれど、小生も牧田には期待している。ところが、先頭打者にヒット。ここで、陽選手のバントが小フライになったところで、牧田がダイビングキャッチ!負傷も心配されたが、復活。このへんで23時近くなっていて、もう死闘という言葉がふさわしい壮絶な展開。ただ、正直なところ、これが韓国戦だと、球場内が戦争みたいな雰囲気になってしまうのだけれど、台湾戦ということで、そういうことはない。フェアな雰囲気で観戦に集中できるのはうれしい。帰りの電車の時間も心配になってきたけれど、この展開ではそうも言ってられない。家族連れも多いけれど、ほとんど誰も帰らない。
 10回表、相川ヒット。今度こそバントではなくてイトイセンシュに打たせて欲しいと思ったら、ようやく気持ちが通じた。四球。ギンジロウがいるんだから、ここは代走松田だろう!と思ったら、その通り。最後の最後になって、ようやくコージ・ヤマモトと分かりあえてきた。坂本のバントもうまかった。こうなれば、もう大丈夫だろう。後は翔さんが美味しいところを持って行くだけだ!外野フライ!勝ち越し!!!ウェーブはこういうときにやるもんだ!

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(勝ち越した!)

 10回裏。杉内。牧田もよかったけれど、やはり先手先手の継投なら納得感がある。それにしても、ここでまだ杉内が残っているというのは、やはり日本の層の厚さであり底力だろう。女性問題だかなんだか知らないけれど、そんなことは家族以外には関係ないのであって、罰金なんて払う必要もない。ここで抑えてくれればいいんだ。しかし、ここでも2人ランナーを出す台湾は、すばらしいとしかいいようがない。最後の最後になって、終電のために無念の退場をする人がぽつぽつ見られるようになったところで、最後は、6−4−3の併殺!勝った!!!
 余韻に浸りたいところだけれど、本当に帰れるかどうかギリギリなので、急いで退場。もう東海道線の終電は無理。中央緩行線の総武線直通も終わって東京行きになっている。神田で京浜東北線の磯子行き最終に間に合って、1時すぎに横浜駅。もうみなとみらい線はないので、歩いて帰宅。明日は休日出勤なのだけれど、興奮冷めやらずビアで祝杯。
 これまでの国際試合の死闘といえば、台湾で行われた北京五輪のアジア予選での韓国戦が思い出されるけれど、あの時もホテルについても興奮してビアで祝杯して、2時くらいまで眠れなかった。今日もそれに勝るとも劣らない死闘。生で見られて幸せだったし、そう言えるのも勝ったから。すばらしい!

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(勝った。。。)

2013/3/7:1票の格差について

◆横浜・東京:はれ:東京の最高気温=18.7度

 時事問題に関心のなくなりつつある今日この頃だけれど、1票の格差についてだけは、譲れない。最高裁国民審査も当然全員×。ツイッターでフォローしている「一人一票実現国民会議」(@hitori_ippyo)によれば、今度こそ選挙無効の判決が出るのでは?とのことで、注目していたのだけれど、昨日の東京、今日の札幌と、結局、「違憲」だけど、選挙は有効という判決。
 しかし、「違憲」だけど、選挙は有効っていうのは卑怯だよね。お巡りさんが目の前で犯罪があるのを認めているのに何もしないようなもので、考えようには格差を放置している国会議員よりもよっぽどタチが悪いよ。
 で、国会の方では、あいかわらず0増5減とかしょうもないことやってるわけだけれど、1票の格差をゼロにするには、全国1区にするか、完全比例代表にするしかないんだよね。死に票もなくなる。ただ、政党のしばりがきつくなるのと、有名人が有利になるとかいう問題はあるけれどとにかく1票の価値は平等。
 ただ、小選挙区だって、その気になれば、1.1倍くらいには簡単にできるはずで、要は区割りのやる気の問題。で、前から温めている案があるのだけれど、そもそも小選挙区を地域で割るから区割りが大変なわけだし、国政を考える代表を地域代表で選ぶから、地元への利益誘導が行われる。要するに、国民を選挙区の数でランダムに分けて投票させれば、平等だし地元利権も発生しない。
 具体的には、納税者番号でもなんでもいいから連番をふって、議員を300人選ぶなら、300で割る。有権者9000万人なら、1区は、1番から30万番までの人。2区は、30万1番から60万番までの人。これなら1票の格差は、端数だけだから、1.000003倍くらいにはなるはず。候補者は1区から300区までの好きなところに立候補すればいいけれど、自分の選挙区の有権者が誰だか分からないから、選挙公報や政見放送や今度解禁されるネットなどでひたすら政策を訴えるしかない。選挙違反のしようもない。(有権者の番号リストが漏れないことが大事だけど、漏れたところで、全国にちらばっているわけだしね)
 一見すると、だったら全国1区でいいじゃないかと思えるかもしれないけれど、全国1区で300位に入ればいいなら、おそらく十数万票前後で当選できる。これだと、業界団体代表が簡単に選ばれてしまうし、逆にいえばそういう人でないと当選できない。だけど、ランダム小選挙区の場合、業界団体や宗教法人の代表では、その選挙区の30万人の中で15万票取るのはまず無理。平均的な有権者層の半数近い支持を得ないと当選できない。地域割りじゃないから、住民票を移すこともできない。死に票は出るけれど、安定した政権を作るならこれが一番いい。たとえば、参議院を比例代表にして組み合わせるてもある。
 ついでにいうと、中選挙区制は論外で、定数5に同じ党から3人とか出ても、票がきれいに割れないで一人がとりすぎると後の2人が落ちたりとか、選挙戦術の優劣がですぎる(ま、公明党や共産党は複数人たてても、きれいに配分できるんだろうけど。自民党でも田中派や小沢一郎くんはこれのあたりの読みが巧みだったが)。さらにいえば、2人区なんて、選挙民をバカにしているでしょ。
 というわけで、言いたいことだけ書き散らしたところで、早々に就寝。
 


 


2013/3/2:ひきこもりでスポーツ中継三昧

◆横浜:はれ時々くもり

 0時すぎまで起きていたのに5時に目が覚めてしまう。そのまま起きてしまい、ニッカンと朝食を買いにマンション併設のコンビニに行くが、若者がたむろしていていかにも治安が悪い。店員さんとにらみあっている。まきこまれたくないので早々に引き上げる。
 この週末は、普通なら福岡遠征すべきところであろうし、一時は、台湾遠征も考えたのだけれど、結果的には見送り。以前として、体調がすぐれないので、近所のスーパーで食材を調達して早々にひきこもりの態勢を固める。
 10時からキッチンが走る(再)を見て、お昼は湯豆腐をいただき、午後からは、スポーツ中継と昼寝のくり返し。台湾にいかなくてもJSPORTSで台湾ラウンドが見られるのがありがたい。台中の野球場は、北京の予選の死闘を見に遠征したところで実になつかしい。台湾対オーストラリアは、オウ・ケンミン対オクスプリングでもあって、韓国、オランダとのA組は豪華であり、死の組である。(実際、夜には韓国がオランダに完敗した)

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(ヨウ・ダイカン選手も元気そうで何より)

 昼寝を終えて、今度は、GAORAでファイターズ戦。北の大地は、大荒れで千歳便も欠航しており、試合開始も遅れたりしているようだけれど、1万人を超えるファンが詰めかけてくれたようだ。札幌ドームは好きじゃないけれど、同じGAORAの中継でも名護球場から札幌ドームに変わると、音楽やDJも本番仕様になって開幕がまた少し近づいてきた感じにはなる。ファイターズ快勝。

 夜は、水炊きなどして、おじやで栄養をつけながら、一応WBC日本戦。しかし、ユウイチ率いるブラジル相手にいきなりマーくんが失点では話にならない。初戦は固くなるとはいえ、これまでに初戦を任せたエース達は、先制点は与えなかったのではないか?見苦しいので夜戦に備えて仮眠。

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(侍、大丈夫なのか?)

 本当に22時まで寝込んでしまって、コールド勝ちでもしているかと思ったら、辛勝に驚くが、相手にしていても仕方ないので、NHK-BSに切り替えてノルディック世界選手権全力応援。
 まずは、複合、個人戦で4位、団体で4位、そして、最終種目の団体スプリント。2位スタートだが、前もとらえつつ、後ろからも追いつかれて4強の戦いになってしまい、またしても4位の悪寒が。。。いったん脱落して、もはやこれまでと思ったところで、ドイツが転倒して、3位か?!と思ったが、ゴール前で差されて無念、また4位。0.6秒差。。。4位3回の渡部選手あまりにもあんまりであるが、1位との差もそれほど大きくないし、五輪での巻き返しを期待したいところ。

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(無念。。。)

 日付変わって0時半からジャムプ団体。個人では厳しいけれど、団体ならチャンスはある。1本目で、若手の清水が健闘して、5位とはいえ1位まで狙える僅差での折り返し。しかしながら、清水が2本目で失速。やはりプレッシャーがかかったか。そして、有力チームがゲートを下げてポイントを稼ぐ中で、日本チームは最後までゲートをいじらなかった。飛ぶ順番が先ということで、判断が難しかった面はあるけれど、葛西の2回目の時点で、普通に飛ぶだけでは、3位が苦しい状況になったのはわかっていたのだから、葛西と伊東の2回目は、ゲートを下げて勝負すべきだったと思う。実際、2人ともかなりいいジャンプをしたけれど、大きく差を詰めるには至らず、伊東に至っては、飛びすぎてテレマークが入らなかった。4位も5位も同じなのだから、勝負して欲しかった。結果、5位だけれど、こちらも1位までそれほど大きな差はなく、清水の成長があれば、十分五輪も期待できる。がむばってほしいものだ。

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(無念。。。)

2013/3/1:将棋界の1番長い日

◆横浜→東京→伊豆長岡→横浜:はれのちあめ

 昼前に会社を出て、まい泉を購入して、東京駅から西へ。といっても、のぞみ号ではなくて、踊り子号である。しかも昭和な香り漂う185系。サイスさん曰く、「30年前の写真かと思った」という車両であるが、遺憾ながらまだまだ健在。しかも、指定席満席というからびっくり。幸い、湘南の海がみえる窓側の席をゲットしたが、前の席との間隔はやはり狭い。

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(まだまだ健在)

 どうやら、車内は、河津桜と熱海の梅を見るおばさまで満席のようで、団体ではなく、小グループが中心。それはよいのだけれど、例によって3人なのに座席を回転している組があって、ここに入れられた青年などは本当にかわいそうだった。これ、マナー違反もはなはだしいと思うのだけれど、いざやられてしまうと、断るのに勇気がかなりいる。

 幸い、小生の席はそういうこともなく、熱海で、下田編成の自由席に移動した人もでてだいぶ空いた修善寺編成は、無事に伊豆長岡に到着。

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(吊るし雛が盛大)

 本日は、お客様にミニ講演ということで、風邪で声がかすれて申し訳なかったけれど、なんとか無事に終わって、帰りは、伊豆箱根鉄道の鈍行〜こだま号で帰宅。このこだま号でN700系A初体験だったのだけれど、特に違いに気づかず。アジの押し寿司を買って、喉に悪いとわかっていても、プレミアムモルツ。
 
 19時前に帰宅できたので、いよいよBSスカパーでA級順位戦最終局。いわゆる将棋界の一番長い日を堪能。以前は、NHKBSでダイジェスト放送だったのだけれど、今年は、スカパーで延々と生中継される。一般への普及という意味ではNHKの中継がなくなったのは痛いけれど、マニア向けには、5チャンネルすべてで盤面を生中継して、もう1チャンネルでダイジェスト解説というのだからすばらしい趣向。この6チャンネルは、スカパーの契約があれば、囲碁・将棋チャンネルの契約がなくても誰でも見られる。

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(5局同時に!)

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(谷川先生危うし!)

 本日の見所としては、もちろん名人挑戦者が羽生さんになるかみうみうこと三浦八段になるか?というのもあるのだけれど、小生の注目は、とにかく谷川九段がA級に残留できるかどうかに尽きる。勝てば自力、負けた場合は、それぞれ名人挑戦の可能性のある羽生さん、三浦八段と対戦しているハッシー橋本八段と高橋九段が負けた場合のみ他力残留。とにかくお化け屋敷こと屋敷九段に勝ってくれれば問題ないのだけれど、相穴熊でちょっとよさそうなところで強引攻めて、明らかに切れ筋。終了である。
 22時すぎに羽生さんが勝って早々に名人挑戦を決め、ハッシーが陥落。もうひとつの三浦ー高橋戦が長引きそうで、しかも高橋九段が互角に検討している。深夜にさしかかり、いよいよ佳境というところであるが谷川さんの陥落を見届けるのが忍びなくなって就寝。
(翌朝起きたら、未明2時前に三浦八段が高橋九段に勝って、谷川さんはギリギリ残留。。。ふぅ。。。)

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