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2013/4/2:ダービーニュースのおもひで

◆横浜・東京:あめ

 プロ野球の開幕で盛り上がった先週末は、競馬界の話題もにぎやかで、ジェンティルドンナがドバイで2着、オルフェーブルは大阪杯を完勝ということで、ゴールドシップとの宝塚記念での対決も楽しみになってきたけれど、そんな中、ダービーニュース休刊というあまりにもあんまりなニュースが飛び込んできた。
 今でこそ小生も競馬新聞といえば「競馬ブック」になってしまったけれど、大学生くらいまでは、小生は「ダービーニュース」。ちなみに当時は、うしという方が「勝馬」、カトさんが「馬」、ダンナが「日刊競馬」などみんなそれぞれ流儀があった。ここ数年の不況で、浮き沈みの激しい世界でがむばっていた伝統の「馬」、大川慶次郎さんを擁していた「ケイシュウ」など続々と休刊に追い込まれていたとはいえ、まさかダービーが終了するとは思っていなかっただけに誠に遺憾である。以前から言っているように、配達コストが大きな負担になる競馬新聞こそ早く電子版へ移行すべきではないかと思うのだが、いずれにしてもネットで情報が手に入り、夕刊紙やスポーツ新聞が130円でほぼ同じ情報を提供している中、450円も出すダンナはもはやほとんどいなくなってしまったということなのだろう。

Photo
(無念)

D130402b
(目になれた紙面)

 子供の頃、週末に麻布十番とか六本木に家族で外食に行くと、父が
「出馬(デンマ)買って帰ろう。」
 と言う。出馬とは競馬新聞のことである。父は運転しているので、路肩にクルマを止めると、小生が300円(最初は200円だったかもしれない)握りしめて、タバコ屋とかに買いにいく役目。
「何買う?」
「そうだな。ダービー。」
 ということで、緑色のダービーニュースを買ってくる。父の愛馬が明日出走というときには、
「ダービーと一馬。」
 など二紙購入することもあった。帰宅して、父の後にダービーを読む。祖父の家に行けば、さらにぎっしりと過去の競馬新聞がスクラップされている。(祖父は一馬が多かった。)こんなことをやっていれば、競馬好きになるはずである。当時のダービーは、伊藤友康氏がメインでがむばっていた。サクラショウリとか、ハギノトップレディとか、ホウヨウボーイとかそんな時代から。。。
 ということで、ダービーニュースを偲んで特別に古い写真を公開。2歳の頃だから40年以上前。お尻の下には勝馬、わきには、ダービーニュース。当時はまだ緑色ではなかったのね。

1972
(40年以上前から傍らに。。。)

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コメント

古い写真よく出てきましたね。

28頭立ての馬柱が載る新聞はみるだけでワクワクしたものです。

今後、競馬新聞も電子化して、新聞を座布団代わりにする男の子は永遠にいなくなりますな。(すでに居ない気もしますが。)

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