◆宮古島:はれ時々くもり一時あめ:宮古島の最高気温=31.3度、最大瞬間風速13.7m/s
7時起床。台風はもう台湾の先くらいまで行ってしまったはずなのに、窓をあけると、ゴゥゴゥと風の音がして、うねりも高い。陽もさして、リゾートっぽくなってきたけれど、一度荒れてしまった海が穏やかになるにはかなり時間がかかるようである。
(天気は回復したように見えるけど)
本日は、今回のメインイベントであるカヤックで行く鍾乳洞探検&シュノーケリングツアーとやらに申し込んであって、10時集合とのこと。もっとも、昨日、一昨日は台風で中止になったとのことで、本日も開催が危ぶまれている。10時集合なら不幸の電話がかかってくるとすれば、8時ではないかということで、朝食ヴァイキングをいただきながら恐る恐る待機して、8時を過ぎたから大丈夫か?と安心すると、kecoさんのiPhoneに不幸の着信履歴があって、あっさり中止。むぅ。グァヴァジュースとマンゴージュースとオムレツとベーコンとサラダとコーヒー。食後にビーチサイドを散歩していたらいきなり雨でびしょぬれ。
態勢をたてなおして、シギラの近くのインギャーマリンガーデンさんへ向かう。ここは湾になっているので、波がおだやかなのではないかというkecoさんの読みだったが、なぜかクルマが進入禁止になっている。どうやら、第8回なりやまあやぐまつりとやらが開催されるようで、ビーチは会場になってしまっているようである。(宮古民謡のお祭りらしい)
仕方がないので、態勢をたてなおして、吉野海岸へ向かう。途中、城辺の海沿いにボロボロの野球場を発見して、まさかこれがオリックスさんの?と心配になるが、後で調べたところ2軍の練習場らしい。それにしてもあまりにもあんまりな感じであった。
吉野海岸は、道路から急ながけを降りたところにあるとのことで、怪しい笑顔のおじさんに招かれてビーチハウス兼駐車場に入場。500円也。ここで水中めがねとフィンとシュノーケルと救命胴衣みたいなやつをレンタルして送迎ワゴンで海岸へ降りる。レンタル一式2000円也。あとパラソルは最初辞退したけど、やっぱりないと無理。1000円。
(吉野海岸へ!)
ここは、一見すると、白い砂浜のビーチなのだけれど、すぐ目の前まで珊瑚礁になっているので、普通に砂の上を歩いて海に入って行くともうそこからお魚がいっぱい!ニモはもちろん、チョウチョウウオやエンゼルフィッシュみたいなやつとか青いやつとかフグとかカワハギ系とか大きいやつとか、あと細長いやつはなんだ?(後で調べたらヤガラとかいうらしい)とにかくすんばらしいです。人に慣れているのか全然逃げないし、クラゲとかゴンズイとかウツボも見当たらないし、沖の方まで珊瑚礁が続いているので、波が入ってこないのかとても穏やか。シュノーケルは久しぶりだけれど、予想通りオエッとなってしまったので、途中からは、水中メガネのみで、ジャケットもはずして、ラッコのようにくるっと回って息を吸いながら珊瑚の海をエンジョイ。ようやく夏休みらしくなってきた!ちょうど干潮になってきたので、珊瑚の上でお腹をすってしまいそうになるくらい浅くて、珊瑚の上に立ってはいけないというので、立ち上がる場所を探すのに苦労するくらい。
(目の前が珊瑚礁!)
陽射しも強くなってきて、パラソルで休憩していると怪しいおじぃが近づいてきたので、ちょっと警戒すると、地元のNPOの方とのことで、珊瑚礁の大切さについてレクチャーを受けて、珊瑚のペンダントをいただく。早々に休憩しているkecoさんより、
「マンゴージュースでも飲みたいねぇ」
との声があり、近くの売店を探すとちゃんと売っている。すばらしい。14時近くまでたっぷりと堪能。写真が今いちぱっとしないので、宮古島ナビさんにリンク貼っておきます。
宮古島ナビ・吉野海岸
いったんホテルに撤収して休憩してファイターズ1−15大敗を確認。昨日も今日もまったく見苦しい負け方で、kecoさんは栗山がやっている間は来年もダメだと悪態をついている。例年ならこの3連休、北の大地に行く可能性も大いにあったわけで、台風の影響を受けているとはいえ、南へ来てよかったと思うことにする。
お昼も抜きで、ジャガリコなど食べながらぐだぐだとすごしそうな感じになってきたので、態勢を立て直して、宮古島温泉へ向かうことにする。シギラ温泉とは別に、地元住民御用達の温泉があるらしい。表の看板に「悪霊払い」のサブタイトルがあったので、ちょっと怪しいのか?と一瞬不安になったが、全然そんなことはなくて、普通のクアハウス。シギラに比べると、地元のおじぃおばぁが多く、源泉かけ流しのお湯は適温でなかなかよかった。ここもオリックスさんのサイン多数。2月5日というから、最初の休日にさっそくやってきた選手もいるようだ。大相撲宮古島場所でもあったのか、朝青龍のサインも。そして、ロッカールームには、ニッカンのコピーが貼ってあって、「清原のひざ癒します」。なんでも、球場施設がボロいので、オリックスさんからは毎年のように撤退をちらつかされているようで、温泉をひきとめの切り札として期待しているとか。
(宮古島温泉へ)
(清原のひざは治ったのか?)
温泉でさっぱりしたところで、東平安名崎にでもドライブと思ったけれど、そこは最終日にとっておかなくてはいけないとのことで、街の方へドライブして、オリックスさんの球場を探してみることにする。カーナヴィが頼りないので、地図で緑になっているところを探して適当に訪ねてみると、何やらそれらしい球場があって、高校生が練習していて、我らにも礼儀正しく挨拶してくれる。う〜む、それにしてもボロい。名護の比ではない。いくらオリックスさんがケチでもあまりにもあんまりだと思っていたら、どうやらこれは違うらしいことが判明してほっとする。宮古高校の野球部のみなさんがんばってね。
少しの北の方にそれらしい緑を発見すると、総合運動公園のようになっていて、宮古島市民球場をついに発見。とりあえず、名護くらいの球場のようで一安心。優勝の碑と仰木さんを偲んだ記念碑も確認できたけれど、ヤスオ・フジイの植樹の看板はボロボロになってしまっている。1年に1月しか使わないのか、ブルペンも雑草だらけ。せっかく2月に各チームが沖縄にキャンプに来ても、残りの11月がやきうと無縁になってしまうのはもったいない。2軍の公式戦を沖縄で短期間集中してやるとか、地域リーグを作るとか、なんとかできないものかしら。
(宮古島球場を発見)
(オリックスさん黄金時代)
(仰木さんの顕彰碑も)
(康雄の植樹が。。。)
お昼も抜いたし、最後の晩ということで、夜はぜいたくにホテルの鉄板焼き。オリオンビアとシークァーサーサワーで乾杯してから泡盛のロックなどいただき、最後のガーリックライスまで堪能していい気分になったところで、屋上のスターダストバルコニーさんへ参戦してみると、雲の切れ間から星もいろいろと見えるけれど、なんとシギラの方向には、花火があがっている。お祭りのフィナーレが行われているようだ。
30度の泡盛で足下が怪しくなってきたので、慎重に階段を降りて、お部屋に戻って、サンデースポーツでファイターズ大敗を確認して早々に就寝。
(〆はやっぱり鉄板焼きだね)
最近のコメント