◆パリ→ランス→パリ:くもり時々はれ夜一時雨
7時半に目覚ましをかけておいたけど、6時半には目が覚めた。日本時間の昼すぎ。まずまず熟睡して一応の時差調整はできた模様。アメリカ系ホテルということで朝食ヴァイキングはけっこう充実していて、卵、ベーコン、ハム、サーモン、サラダ、パイナップル、パン、コーヒー、オレンジジュース2杯。オルフェーブルとキズナが裏一面で特集されているPARIS TURFを読みながらたっぷりといただく。
いったん部屋に戻りくつろいで、朝風呂でさっぱりとしてから出発。朝食込みかと思っていたら別料金でただでさえ高い宿泊料金がさらに高くなった。ちょっとクレイジー。
(朝食ヴァイキング5000円とは。。。)
起きた頃は雨が降っていたけど、陽射しも出てきた。オルフェーブルにとっては重馬場も悪くないけれど、観光するには晴れてくれた方がうれしい。自動販売機でパリまでの切符を無事に購入して、RERのB線で出発。この線は治安があまりよくないという評判だったけれど、空港利用客中心だし、特に気になることもなく35分ほどでパリ北駅に無事到着。
(RERで出発)
まずはコインロッカー。これが難航することも多いのだけれど、地下に無事に発見。両替機もついていて、荷物を入れてからコインを入れると暗証番号は機械がレシートに打ってくる方式でこれも特に問題なし。お昼どきなので、ビアとパンのセット。全般に物価が高く感じるけれど、この4ユーロはまぁ許せる。
(パリ北駅)
(昼ビア♪)
上の階からはロンドン行きのユーロスターなども出ているけれど、小生は地上ホームからTGVで出発。チケットは日本で購入していたので問題なし。北の方へ向かう地味な路線だけれど、けっこう混んでいた。16両編成で途中駅で分割される。
(TGVで北へ!)
1時間ちょっとでランスに到着。ランスというと南の方じゃないかと思いがちだけれど、そのランスはRでここのランスはL。炭坑だかなんだか寂れた町の再生プロジェクトの一環として、ルーブル美術館の別館がオープンしたのだ。
(1時間ちょっとでランス到着)
美術館へは、シャトルバスもあるのだけれど、せっかくなので歩いてみる。駅を出て左へ進むと、案内があって、あとは看板に沿って15分くらい。一部だけ市街地を通るけれど、あとは専用の遊歩道で快適だ。
(駅から遊歩道で美術館へ)
ルーブル・ランスは、金沢21世紀美術館でおなじみのSANAAの設計。はるばるやってきたのも展示というよりは、この建物を見るため。金沢に似た低くて白とガラスの多い建物が、広々とした敷地の緑の芝生に映える。ちなみに、このルーブル・ランスも日本の新国立競技場も、SANAAとザハ・ハリドの一騎打ちで、ルーブルはSANAAが勝って、国立はザハ・ハリドが勝ったんだよね。新国立はいかにも予算オーバーしそうで、SANAAの穏やかな案の方がよかったのにと思う。
(金沢21世紀美術館と同じSANAAの設計)
中に入ると、なんと入場無料。小学生や幼稚園児みたいな団体もいたから地元開放日か何かなのかもしれぬ。展示は、ルーブルの別館ということで、小生にはよくわからないギリシャ、エジプト時代ものも多いのだけれど、展示室も美しいし、完全年代順で、壁に西暦が書いてあるのもわかりやすい趣向。
(きれいな展示室は手前から年代順)
(よくわからん1)
(よくわからん2)
(よくわからん3)
いかんせんよくわからないので、あっという間に見終わってしまい、テラスでしばらくくつろいでから撤収。帰りはシャトルバスで。
(緑の芝に建物が映えます)
帰りもTGV。チケットに指定された席に先客がいて、おやっと思うが、連れとバラバラになったので、適当に座っていたようだ。チケットを見せても動こうとせず、どうせ空いてるから適当にその辺に座れという。途中駅で乗ってくるかもしれないし、ちょっとずぅずぅしいんじゃないの。仕方が亡いので、席を移動して、PARIS TURFで明日の検討。キズナの帯同馬ステラウインドがドラール賞(G3)に出走するようだ。
(帰りもTGVで)
北駅のコインロッカーで荷物をとって、ホテルへ。パリの宿はだいたいいつもオペラ〜サン・ラザール周辺にしているのだけれど、今回なかなかなくて、北駅からオペラ方向へ10分くらい歩いたところ。北駅周辺は治安の心配もあるようだけれど、こちらの方向なら問題なさそうだ。☆3つのオーシャンさんは、セーフティボックスや冷蔵庫もあって設備はまずまずだけれど、3日バスタブなしはちょっと辛い。このクラスでも2万5000円ですからね。旅行者にとって日本の物価が高いっていうけれど、今や世界の大都市でホテルが一番安いのは、東京じゃないだろうか。都心だって、7〜8000円だせば、東横インとかルートインとかでインターネット無料、朝食付き、バスタブ付きで清潔だからね。
(お世話になります)
まだ明るいので、周辺を散策。日本料理屋の多いエリアのようで、迷いつつも「福知山」さんに入場。福知山なんだけど、なぜかローマ字表記は、Fukushiyama。ビアと焼き鳥と巻物のセットで19.30ユーロだからまずまずリーズナブルな方か。
(福知山さん)
スターバックスでコーヒー。カプチーノのトールサイズで3.75ユーロだから500円でしょ。やっぱり高いよね。部屋に戻って、テレビをつけてみるが、CNNもESPNも映らないので、早々に就寝。
(バスタブなしが残念)
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