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2013/10/27:NODA MAP MIWA

◆横浜・東京:はれ

 台風が去って、10月らしい絶好の行楽日和。散髪を済ませてから、湘南新宿ラインで上京。本日は、池袋は、東京芸術劇場。1年ぶりのNODA MAPさんに参戦である。
 くじ運の弱いkecoさんだが、ここで毎年運を使い果たすのか、昨年の5列目に続いて、今年も前から4列目というすばらしいお席。1年ぶりの間に一児の母となったりずじゅえさんも合流していよいよ開演。(以下、多少ネタバレあり)

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 MIWA、すなわち美輪明宏さんのことは、いかんせんよく知らないので、Wikipediaさんで軽く予習しておいたのだけれど、同性愛問題の他にも、野田さんも同じ長崎出身とのことで、原爆、さらに天草四郎さんのキリスト教迫害などがからみあいつつも、けっこう実際のお話に忠実に進んでいきます。安藤牛乳こと古田新太さんの怪演もすばらしいけれど、なんといっても、宮沢りえちゃんの熱演を目の前で見られるというのはすばらしい。コンサート以上にお芝居は前で見ると迫力が違いますね。汗が飛んできそうな感じでぐっと引き込まれます。他には、瑛太、井上真央、小出恵介、浦井健治、青木さやか、池田成志の各氏。難解と言われる野田さんにしては、わかりやすかったのかもしれません。途中、kecoさんがひとりツボに入って大笑いしていたのはよくわからなかったけど。

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 終演後は、興奮さめやらぬまま、恒例のサルバトーレオフ開催。今日はいつもより7キロ荷物が軽いということで、1年前と変わらぬ笑顔で、りずじゅえさんがワインのボトルを注文して、アヒージョ、はちみつのピザなど注文も同じ。昨年も、円谷幸吉さんも寺山修司さんも知らないで理解できるのか問題が浮上してしまったけれど、今年も天草四郎は明治じゃないぞ、八重の桜を見ていればわかるのでは問題から始まり、ナカシマユニ問題、カヤック問題、青春時代がTコムロなのでなつかしい音楽がない問題、花園弾丸ツアー問題、幸雄さんマッチョ問題、デイナーショー問題、銀座ライオン問題などなど検討して楽しく解散。

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2013/10/26:東京競馬大敗!

◆横浜→府中→東京→横浜:あめのちくもり

 あんまりよく眠れず、ぐだぐだして8時すぎに起床。遠征先や出張先ではよく眠れるのだけれど、自宅だと眠れないことが最近たまにある。台風はだいぶ遠くを通ったようで嵐にはならなかったけれど、朝からしっかりとした雨。そんな中、10時38分発のみなとみらい線で出発。武蔵小杉で南武線に乗り換えて、府中本町、ということは、そう、東京競馬場への参戦である。
 東京競馬場は、今年で80周年とのことで、そのうちの1/3くらいは、小生もおつきあいしているわけだけれど、ここ10年くらいはすっかりごぶさたしていて、浦島太郎状態。府中本町から雨にぬれずに中へ入れることも知らなかったし、どうやら新しいスタンドになってから初めてらしいと気づく。

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 うしという方と合流して上階のお席で観戦。雨の土曜日ということでガラガラ。先日の中山は、スタンドがそのままだったので、なつかしい景色がいろいろとあったのだけれど、東京はスタンドがまったく変わってしまっていて、頻繁に通った90年頃をしのばせるものが見当たらない。寒いので豚汁でもと思ったけれど、これも見当たらず。一方では、コンセントやWi-Fiなどの設備は整っていて、さすがに進化している。
 今井美樹ディナーショー問題など検討しながら、新馬を見して、7Rあたりから参戦。4回東京といえば、未勝利もなくなって、関西馬や関西の騎手もそろって充実した番組というイメージがあったけれど、3場開催で頭数もそろわず厳しい番組。いかんせん日頃購入していないので、馬も騎手も調教師もひらめくものがないし、重の巧拙などもさっぱりわからない。適度に荒れていて、飛びそうな本命はなんとなくわかるのだけれど、じゃあ何が来るんだ?と言われてもまったくわからない。

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 8Rの500万下では、三浦番長のリーゼントブルースが、ダート2100mを見事に逃げ切り。当たり前のようにリーゼントの本人がウイナーズサークルに家族連れで登場して拍手。現役選手で東京競馬で口取りとは立派なものである。
 その後もさっぱり当たらず、京都メインのスワンSで勝負するも大敗。回収率5%で撤収を余儀なくされる。このレースには、佐々木大魔神のマジンプロスパーが出走していたが、こちらは1番人気に押されるも伸びを欠いた。
 帰りは京王線で新宿へ。メインレース後の新宿直通急行なのに座れてしまうのがうれしいような寂しいような。西新宿のるいすけさんに入場して、美味しい鶏さんをいただきながら、八王子問題、ピー子さん問題、Tヨシダくん問題、内輪もめに巻き込まれたいなら東京に入会すべきだった問題、北陸新幹線問題、ななつ星問題などを検討して、タカノフルーツパーラーへ転進。GG佐藤問題などを確認しつつ、ツイッターでつぶやくような話をFacebookに書かれても困るという点で意見の一致をみたところで解散。

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2013/10/19:丸の内参戦

◆横浜・東京:くもり

 台風が過ぎた後、そのまま神戸から長崎へと出張して無事に帰宅したのだけれど、風邪の方は治らず。Air Chinaで拾った?だけあって手強いようだ。喉がイガイガして、体も少しだるいけれど、態勢を立て直して、東海道線で上京。
 東京駅の地下通路までは通勤ルートで毎日通っているけれど、丸の内についてはあまり詳しくなくて、丸ビル、新丸ビル、行幸通り、三菱一号館、KITTEなどの位置関係も今日あらためて確認するほど。せっかくなので、丸ビルさんのコンランショップに参戦。見ているだけで楽しいのだけれど、うっかりすると超高級家具のコーナーへ吸い寄せられるから危険でもある。早めに切り上げて、行幸通りのディズニーの写真&ポスター展などをひやかしてからお上りさん気分でうろうろ。このあたりだけは、パスポートのいらない外国という感じである。kecoさんと合流して一号館美術館へ入場。

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(行幸通りは、ディズニーの写真&ポスター展)

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(仲通りは、ディズニーのガーデニング)

 三菱一号館美術館の名品選2013は、印象派と世紀末美術ということで、ルノワール、モネ、ルドン、ロートレック、ヴァロットンなど、美術館のコレクション展だけれど、なかなか充実している。話題の大型企画展ではないので、混雑していないのがいいし、ここは、建物の雰囲気もよいので、音声ガイドを聞きながら1時間半くらいかけてじっくりと堪能。惜しむらくは、先にこれを見てからオルセーに行けば、もう少しいろいろ楽しめたね。ルドンの残り15作品とか見ておきかった。

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(なかなかよいです)

 外はすっかり暗くなって、仲通りのライトアップも美しいのだけれど、にわかに冷え込んできたので、散策もそこそこに丸ビルさんに避難。食に関してあまり冴えない2人だけれど、めずらしくすぐに意見が一致して、山形バールdaedokoさんに参戦。ギリギリで入場を許される。

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(もうライトアップ始まってます)

 後で調べたら天童の温泉旅館の経営のようなのだけれど、徹底的に山形の食材と料理にこだわっていて、日本酒やワインも山形産だし、米沢牛に何とかさんの何とか里芋、お米はつや姫、おそばは板蕎麦という感じ。ちょうど新米の季節だし、何とかさんの何とか右衛門とかいう里芋も今週から登場したらしい。2人とも昨日、「キッチンが走る」で秋田の里芋のいも煮を見ているのでテンションがあがる。
 冷えた体をいも煮で温めつつ、CAさんから転身して3年でお店をオープンするとはすばらしい問題、柿右衛門はいいけれどバスの床まで木にしなくてもいいのではないか問題、我らが断念したオールブラックスのチケットをイッキマンが獲得していたとは遺憾だ問題、古谷を見ると思い出す問題、全日本選手権展望など検討していると、炊きたてのつや姫が登場。ふあーっと湯気が上がるだけで美味しそうなのだけれど、風邪気味で香りを堪能できないのがちょっと残念。納豆とか漬物みたいのとかが付け合わせについてくるのだけれど、美味しい炊きたてのお米はそのままいただいても美味。お値段も立地を考えればリーズナブルだし、こういうコンセプトのお店は楽しいよね。街おこしには、都心に47階建てのビルを建てて47都道府県のアンテナショップを各階に入れるというのが持論なのだけれど、ワンフロアにこういうお店を47軒並べてもらうのもいいね。地元のゆるキャラが登場したり、産地の何とかさんの解説とかもね。

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(何とかさんの何とか右衛門とかいう里芋)

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(米沢牛と里芋のいも煮!)

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(炊きたてのつや姫!)

2013/10/16:台風来る

◆横浜→東京→神戸:あめのちくもり:東京都心の日降水量=176.5ミリ

 携帯を水没させたり、風邪が治らずでぐったりの3連休が終わり、1日出社すると、今度は台風接近。前日の時点で朝のラッシュを直撃することが確実と思われたので、会社には、安全優先で休める人は休むよう連絡しておいたのだけれど、一方で、気象予報士の端くれとしては、血が騒ぐところもあって、なかなか眠れない。
 こういう時は早め早めの出社に越したことはないのだけれど、今回の予報だと、中途半端に早く出ると帰って直撃をくらいそうにも見える。今日から2泊の出張なので荷物が多いのも難点。迷った結果、5時すぎに起床して、6時2分のみなとみらい線で出発。JRは怪しいので、そのまま東横線で。実際に、直後に東海道線は終了。東横線は、10両編成の列車が運休という変則スタイルだが、急行運転も実施していて、車内も空いている。中目黒で日比谷線へ乗り換えて、7時すぎには出社。会社の直前のビル風がすさまじくて最後の最後にびしょぬれになってしまったけれど、まずはうまく立ち回ったようだ。
 出社してしばらくしたら予報通り晴れてきたけれど、吹き返しの風や河川の増水、倒木などでダイヤが本格的に乱れたのはむしろ台風通過後で、多摩川を渡るところで私鉄も軒並みも終了してしまい、列車に閉じ込められて大幅に遅れたたり、午前休にした人も多かった。
 バタバタと打ち合わせをして夕方から羽田へ。19時のANA伊丹行きが遅延して、バスで三宮に着いたのは、21時半すぎ。これなら新幹線の方が早かった。ステーキランドのラストオーダーが22時なので、急いで入場すると、本日は、いつもより30分早く22時には閉店だという。あと20分しかないけれど、一応入場を許してくれて、本来なら順番に焼いていくところを、前菜も野菜もお肉も全部いっぺんに焼いて、ワインとスープも急いで飲んで、ガーリックライスはさすがに断念したけれど、22時にはちょうど退場。なかなか定宿の決まらない三宮だけれど、ヴィラフォンテーヌさんができたようなので、初参戦。きれいだしベッドも快適でなかなかよろしい。

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2013/10/14:ファイターズ2013シーズン回顧

◆横浜:はれ

 暑さもおさまって絶好の行楽日和の3連休後半。当初の予定では、昨日からフェニックスリーグ参戦を検討していたのだけれど、風邪のため断念。ウィルコムをいじくってすごす。CSが始まった一方で、ようやく公式戦最終戦が終了したので、ファイターズ2013回顧と来シーズンの展望

◇投手陣

 先発が足りないのは予想通り。木佐貫ががむばってケッペルが復帰してなんとか格好はついた。光夫も今年は投げられないかと思っていたけれど、とりあえず1年間ローテーションを守った。問題は来年、ケッペルさんクビにして、ウルフまで出してどうすればいいのか?中村勝にもう1年だけ期待したいけれど、前途は険しい。
 一方で、盤石のはずの救援陣も怪しくなってきた。榊原が終了(何もクビにしなくても)、石井、増井、武田久もそれぞれなんとか全うしたものの微妙な感じ。信頼できるのは宮西だけ。そろそろクローザー交代も検討すべきか?矢貫が一杯になった後半になって、河野がいい感じになってきたので、来年ここへ1枚くわわれれば少し安心。谷元も本当は中継ぎで使いたいけれど、先発陣の駒不足がそれを許すかどうか。それは、大谷くん次第ということになってこよう。

◇大谷くん!

 kecoさんが早い時期から指摘したように、今年のファイターズの低迷の原因は大谷くんだという声は大きくなってきた。たしかにローテーションも混乱したし、外野もレギュラーが決まらず混乱した。しかし、それは、彼の責任ではない。開幕戦の2塁打、札幌の代打ホームランなどすばらしかったし、オールスターのテレビ中継を見ても、やはり華があるし、何より1年間、かなりのワクワク感を与えてくれた。
 来年は、やはり投手優先か。となると、ある意味セ・リーグの方が楽しめたわけで、DHはずすと万一KOされた後が困る。土曜日に先発固定して、火〜木は打者専念くらいできるといいのだけれど。

◇野手陣

 賢介、糸井の抜けた後は、西川くんと谷口くんでというのはさすがに厳しかった。特に西川くんの守備は本当に困った。だからといって、若いうちから1塁に定着されても困るし、レフト前ヒットしか打てない中島では辛いので、なんとかセカンドをものにしてもらわないと。
 中田のサードコンバートが噂されている。個人的には賛成。となると外野が2つ空く。そこで近藤くんをどうするのか?たしかに打者転向を検討したい気もするが、鶴岡がFAで出て行きそうな気配となると、やはりキャッチャーで残すのか?谷口、石川でなんとかなれば一番よいのだけれど。
 
◇コーチと采配

 結局、今年気になったのはココ。福良、吉井、清水と退任した影響はやはり大きかったのか?そういえば、阿井氏はいったい何をやっていたのだろう?
 8月以降の栗山采配、中継ぎを回の頭からではなくちょこちょこと投入し、野手はやったことない守備位置に平気でつかせる。残り少ない試合で3位をめざすためにいちかばちかというのであれば、来年はまた元に戻してくれるのだろうか?本職と違う守備位置につかせるならちゃんとキャンプでちゃんと練習しておいてくれないと。。。

◇観戦成績

 昨年から2試合減の22試合。優勝した昨年が11勝11敗2分けなのに、最下位の今年は13勝9敗だから、あいかわらず観戦成績と順位はリンクしていない。そして、やっぱりエラーが多かった印象。東京ドームで強かったし、おもしろい試合も多かった。

東京:◯◯◯◯●◯
札幌:◯●◯◯●◯
西武:◯●●
横浜:◯●
神戸:●
甲子園:●
神宮:◯
帯広:◯
千葉:●

◇観戦ベストゲーム

1位:◇2013/6/25:○F 4-2 H(東京):天敵ファルケンボーグから3点!!!
2位:◇2013/3/29:◯F 5-3 L(所沢):開幕戦!大谷くん打者デビュー!
3位:◇2013/9/4:●F 7-9 H(東京):ぐったりパ・リーグ史上最長試合
4位:◇2013/8/17:○F 10-3 H(帯広):幸福駅、翔さん、大谷くん、ばんえい、モール温泉
5位:◇◇2013/6/26:○F 6x-5 H(東京):ホフ様奇跡の一発!最下位脱出!

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2013/10/13:まさかのウィルコム復帰

◆横浜:はれ:11221歩

 3連休初日の昨日は、ヤッシープロデュースによるW嬢の送別会ということで、半年ぶりに日影茶屋に参戦。美味しい懐石料理をいただいたのはよかったのだけれど、お食事前の恒例のお庭見学の際に、INFOBARが池にポトリ。。。そのときは、あわてて拾い上げて事なきを得たかと思ったのだが、帰宅する頃には、終了。一見動いているのだけれど、タッチパネルが反応しなくなってしまったので何もできない。
 デザインは気に入っていたINFOBARさんだけれど、正直、使い勝手はあまりよいとはいえず、そろそろ2年が経過するので、買い替えを検討していたところ。修理するくらいなら新しい機種にと思うのだけれど、今買い替えるとなんだか月額費用がやたらに上がりそう。イーモバイル+iPodでたいていのことは済ませてしまうので、電話とおサイフケータイ(モバイルsuica&edy)さえ使えればいいので、LTEもいらないし、大きな画面もいらない。一括払いの効果もあって、月額4000円弱しか払っていないのだけれど、うっかり機種変更すると1万円弱になりかねない。
 風邪も全然治らないけれど、心の準備ができないまま、ヨドバシへ。しかし、特に欲しい機種はないし、やはり一括払いをしたとしても月額も上がりそう。キャリアを変えた方が安くなるのはわかるけれど、MNPっていうのはどうすればいいんだ?
 いったん帰宅して、秋華賞でも当たれば勢いがつくかもと思うが、大敗。とりあえず、MNP番号とやらをとろうとauさんに電話するが、自宅のIP電話からはつながらない。携帯は壊れているからもちろんかけられない。足取りも重くポルタ内のauショップへ行くと、MNP番号発行は、1時間以上かかるという。そんなのありか?仕方なくジュースを買って小銭を大量に用意して公衆電話へ。オペレーターの抵抗がすさまじいと噂に聞いていたので、長期戦を覚悟するが、5、6分の抵抗でなんとかMNP番号とやらは発行された。
 再びヨドバシへ。おサイフケータイ前提だからIPhoneはダメ。イーモバイルのスマホにして、悪くなければ、将来的には、イーモバイルのルータを解約して一本にするという選択肢もあるのだけれど、ルータはルータで独立させておいた方がよさそうな気もするし、デザイン的にも冴えない。今さらドコモにはしたくないけれど、じゃあ、ソフトバンクさんはというと、これも今いち。いっそのこと母が使っているらくらくスマホにでもしようかと思ったけれど、アプリがダウンロードできないと聞いて断念。こうなったら、ピンクのディズニーモバイルでもするかね?と思ったところで、近くのウィルコムさんが目に入った。数年前にお別れしてしまったけれど、小生とウィルコムさんのつきあいは長い。数々のおもひでがあるし、たしか雑誌の取材かなんかも受けたことがある。イーモバイル共々孫さんの軍門に下ってしまったけれど、なんとか細々と生き残っているようだ。
 そういえば、最近は、ウィルコムもMNPの対象になっていたんだっけ?と思いながら、ひやかしてみると、ずいぶん安そうだ。他社乗り換えでパケット定額が月額1980円?!通信制限が1GBとのことだけれど、モバイルsuicaでのグリーン券購入とedyのチャージくらいできればいいので、1GBで十分だ。一応SHARPさんだし、画面が小さいのもいいし、カメラの画素が少なめなのもいい。一括で買えば、2年間は、月額費用を相当安くできそうだ。
 さらに聞いてみると、電話番号が2つになって、MNPで持ちこめる番号は3Gで、500回まで月額980円の電話は、PHSの別番号発信になるという。いちいち発信時に選択するらしい。例によっていろんなキャムペーンに無理矢理加入させられて、すぐ解約しないといけないとかもある。だまされているような気もするけれど、ソフトバンクのWi-Fiエリアは使えるらしいし、PHS回線でのテザリング無料というのもいざというときに心強い。まぁ、なんだかんだいっても、かつて苦楽をともにしたご縁があるということなのだろう。風邪が悪化してきたので、とりあえず、モバイルsuica定期券の移行だけ無事に完了したことを確認して、今日のところは早めに就寝。willcom back!

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2013/10/8:Air Chinaで中国ちょこっと体験〜ANA無料航空券で行くパリ・凱旋門賞の旅(6)〜

◆→(機内泊)→北京→東京→横浜:はれ

 昨日の日記は、スターアライアンスのラウンジで終わっていて、その後、搭乗口へ向かうと、かなりの大行列。しかしながら、ビジネスクラスということで、チェックインの際にラウンジの招待券の他に、ファストパスのようなものを渡されていてこれで優先レーンへ行かれるようだ。やれやれと思ったら、今度は、荷物検査でひっかかる。かばんを開けさせられて、いろいろ出していくうちに、おみやげの食器が発見。これが、先割れのスプーンみたいな形状で、一応金属なので、問題になったらしい。う~む、没収か?と思うと、判断に迷ったらしく上司に相談にいってしまった。2、3分後に戻ってきて、「イッツ、オーケー。」やれやれ。
 心配されたディレイもなく時間どおりの搭乗で、時間どおりの出発。ビジネスクラスの座席はというと、2-2-2配列で、まぁ悪くはないけれど、前との間隔がそれほど広くないので、窓側なのでトイレに行くのに若干気を使う。アナウンスは、中国語と英語でよくわからないけれど、これは、よく考えたら、他のヨーロッパ系航空会社でも同じことではある。
 夜行便なのですぐに夕食。ワインと中国式ディナー。前菜とサラダとデザートの乗ったプレートがでてきてから、パンがでてきて、これで終わりではちょっと寂しいのでは?と思ったら、その後にメインディッシュと白米が出てきた。まぁこんなものかな。

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(普通の座席)

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(このあとメインがでました)

 そんなにくつろげる感じではないし、夜行便なので、さっさと寝ようかと思ったら、隣の座席で何かトラブルがあったようで、CAさんも2人くらい来て何かゴソゴソやっている。故障か物でも落としたのか不明。その他にも、モニターもよくハングアップしてリブートされるようだ。
 フランス時間の深夜帯にかかるので、案外よく眠って、朝食で起こされる。おかゆを少しだけいただく。いつのまにかモニターの地図が映らなくなったのは、中国上空になったからなのか、ただの故障なのか不明。
 心配された遅延もなくまずは無事に北京空港到着。当たり前だけど、特に日本人だからといって不快なことはなくて何より。オリムピックにあわせて拡張されたらしい巨大なターミナルをTransfersの案内にしたがってひたすら歩く。そういえば、中国は、動く歩道は、左右どっちを空ければいいのか?そもそもそういう習慣はあるのか?もっといえば、クルマはどっち側通行?何しろ食わず嫌いで避けているので、中国のことは何も知らないのだ。
 今回も中国には入国はしないけれど、入国とは別に、InterNational Transfersのカウンターがあって、一応パスポートに何か押しているようだ。ここで出国の方と合流して再びの荷物検査を済ませれば、もう中国にさようなら。

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(無事に到着)

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(入国じゃなくて乗り継ぎだけ)

 順調に進んだので、時間はたっぷりある。少し探したらラウンジも無事に発見されたけど(看板にスターアライアンスの表記がなくて、Air Chinaとしか書いてない)せっかくなので、足裏マッサージさんを探す。ちゃんと日本行きの搭乗口近くにあった。45分で198元~。そういえば、元っていくらだっけ?本当に何もしらないのだ。10円くらい?コーラが4元で売ってるからもう少し高いか?両替所に行くとだいたい16円くらいの模様。ついでに100ユーロを両替してみる。日本人がユーロ→元なのでちょっと怪訝な顔をされたけ700元になって戻ってきた。コミッションが結構高いようだけれど、699元のところをおまけしてくれたみたいだ。
 足裏マッサージさんに戻って、せっかくなのでオイル付きの45分268元のコース。フットバスはなくて、お湯につけたぞうきんみたいなタオルで足をふいてからスタート。思ったほど痛くないし、指の先からふくらはぎまで丁寧にやってくれて悪くない。担当は若い男性。途中、「コリアンか?」と話しかけてきたので、「ジャパン」と答えたら会話が打ち切られてしまった。

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(足裏マッサージさんへ)

 ラウンジに入場して、さてネットはどうするのか?と見回すとアカウント発行機があって、パスポートのコピーをとるというずいぶん大げさである。ちょっと迷ったけど、みんなやってるようなのでエントリーしてパスワードをいただくが、Facebookにはつながらない。(web経由だからかもしれない)メールの調子がヘンだなと思ったら、googleさんから「不正なログインがブロックされました」とのメールが届く。いつもと同じ端末でアクセスしているのに、場所が北京だからっていきなりブロックとは。。。やっぱりこの国は何かと厄介だよ。そういえば、大気汚染が深刻で飛行機欠航なんていうニュースもあったけど、たしかにスモッグっぽいけど、飛行機飛べないほどではなかったね。
 そんなこんなで3時間以上あった乗り継ぎ時間は案外早くすぎて搭乗口へ。ANAの機体を見るとほっとするけれど、よりによって787さんである。まぁ大丈夫だよね。それにしても、客が少ない。搭乗間際に搭乗口の椅子がガラガラの日本便はめずらしい。まぁ、中国の人はわざわざ日系航空会社使わないし、日本人客も減ってるのだろうけど。
 機内に入って、日本人CAさんのあいさつとともに葉加瀬太郎さんが聞こえてくれると、海外一人旅の緊張から開放されてほっとする。ガラガラなので、ニッカンをいただいてしばらくするとすぐに離陸。どうやら無事に帰れそうである。オルフェーブルは残念だったけれど、力を出し切っての2着だし、皆既日食の日に嵐とか、ダルビッシュの当日登板回避に比べればあきらめもつくし、今回はトラブルもほとんどなかった。ほとんど冒険しない隠居の旅だけれど、秋のパリを堪能して、ちょこっと中国を体験のおまけもついた。一応ツアーじゃなくて個人旅行で予定通り帰ってこれそうなのはめでたいこと。白ワインで祝って、後は羽田到着を待つばかり。

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(ANAの機体を見てほっとしたけど787)

2013/10/7:月曜日のパリジャン〜ANA無料航空券で行くパリ・凱旋門賞の旅(5)〜

◆パリ→(機内泊):はれ

 最終日になって5時半まで熟睡。時差の調整が終わる頃が帰る日というのは、まぁいつものことである。凱旋門賞も終わったので早々に帰国すべきところであるが、飛行機が20時発ということで、パリで1日時間がある。せっかくなので、美味しい朝食でもいただこうかとホテルのヴァイキングをパスして、早めにチェックアウトして、地下鉄でマドレーヌへ出て、ラデュレさんへ。マカロンでおなじみのお店だが、サロン併設でフレンチトーストの朝食が美味だという。
 ところが、ショップは営業しているのだけれど、なんとサロンが改装中。あまりにもあんまり。朝から何も食べてないので、お腹がへっている。世界の言葉にでも駆け込みたいところだけれど、見当たらない。仕方がないので、日本メニューのあるカフェに入ってみるが、この日本語メニュー、フランス語が併記されていない。これでは、小生が、「カスタードプリン」のところを指差してもギャルソンにはわからないのではないか?位置で覚えるのか?と思ったら、案の定、砂糖たっぷりのクレープが出てきた。まぁいいけどね。

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(プリンをたのんだらクレープ)

 気をとりなおして、ラデュレさんでマカロンを購入。見ているだけでも楽しいね。

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(ラデュレさんのマカロン・1)

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(ラデュレさんのマカロン・2)

 コンコルド広場まではすぐなので、オランジュリー美術館へ。10分ほど待って入場。ここもいつのまにか撮影禁止になっちゃいましたね。おなじみの睡蓮を堪能。以前は薄めの色合いのが好きだったのだけれど、今日は、濃いめのやつが気になった。齢とともに好みも変わるのかな。

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(オランジュリー美術館)

 まだまだ時間はあるので、14号線に乗って、ベルシー地区へ。ここは初めて。パリの中では田舎っぽい地区だったらしいけれど、再開発でショッピングセンターができていい感じ。もっともこういうところは、地元の人ばかりでお上りさんはお買い物しづらいのよね。

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(ベルシー・ヴィラージュ)

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(ベルシー公園)

 14号線でマドレーヌへ戻って、ちょうどカルネを使い切った。今度はチョコの名店らしひピエール・エルメさんへ。美女用、実家用、自分用など購入しているうちにだいぶ荷物が増えてきた。

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(ピエール・エルメさんのチョコ・1)

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(ピエール・エルメさんのチョコ・2)

 最後にラファイエットさんによっておみやげを物色していると、お寿司のイートインを発見。最後の食事は、北駅のカフェでステーキフリットのつもりだったけれど、ワインと寿司詰め合わせに変更。20ユーロ。

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(ラファイエットさんのSUSHI SHOP)

 ユニクロさんなどもひやかして(かなりにぎわっていた)、3日間お世話になったCADET駅のスターバックスさんにもう一度寄って、歩いて北駅へ。コインロッカーの荷物を取り出して、なんとかおみやげを収納。例によって下着類とかシャツの一部を捨ててきたのだけれど、おみやげやらロンシャンのレーシンプログラムやらでけっこう一杯になってしまった。
 RERでシャルルドゴール空港へ。第1ターミナルの駅で降りても結局CDGVALで移動が必要なようだ。さて、帰りもスターアライアンス無料航空券のビジネスクラス、直行便がとれないのはいつものことだけれど、今回はエア・チャイナさんの北京経由しかとれなかった。日中関係は最悪のままだし、よりによってここ数日、北京は大気汚染がひどいらしいし、どうなることやら。心配なので、荷物は預けずに持ち込むことにする。とりあえず羽田までのチェックインは何ごともなく終わって、スターアライアンスのラウンジに入場を許されて一安心。PCを使うにはデスクがちょっと物足りないけれど、Wi-Fi対応でブログを更新。なんとか無事に羽田までたどり着きますように。

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(古いけど未来型の第1ターミナル)

2013/10/6:今年も開かなかった夢の扉〜ANA無料航空券で行くパリ・凱旋門賞の旅(4)〜

◆パリ:はれ時々くもり

 いよいよ決戦の朝。今日も2、3回目が覚めて、7時起床。朝食ヴァイキング。ハム、チーズ、パン、ゆで卵、フルーツポンチ、オレンジジュース3杯、グレープフルーツジュース1杯、コーヒー。チェックインの際に部屋を変えてくれたのが原因でちょっとトラブルがあったが、なんとか解決。
 気分は盛り上がってきて落ち着かなくなってくるが、1レースの発走は13時45分なので、焦っても仕方がない。とりあえずルーブルさんへ出て、地下のショッピングセンターでおみやげを検討。オランジュリー美術館参戦を検討するも、今日は無料の日ということでけっこうな列なので明日に回すことにして、コンコルド広場で腹ごしらえをして早めにPorte d'Auteuil駅へ。シャトルバス乗り場はすでにけっこうにぎわっている。そして、12時半すぎには、ロンシャン競馬場へ到着。

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(世界中の人が撮影してます)

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(ショッピングセンターは逆さまの三角錐)

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(おなじみチュイルリー公園)

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(コンコルド広場で腹ごしらえ)

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(シャトルバスも早くから混雑)

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(いざ入場!)

 すでに前売りが始まっているようなので、まずは、凱旋門賞の馬券を買っておく。頼まれた日本馬の単勝の他、小生は、オルフェーブルから、ルーラーオブザワールド、キズナ、トレヴに少し薄目も組み合わせた馬連、3連複。筆談なので、フォーメーションみたいな買い方が面倒で、40点くらいメモ帳に書いて窓口に出したのだけれど、レース番号やら金額やらの打ち間違いが多くて、何度もやり直し。あげくの果てに本来の金額より少ない金額を要求された。これはちょっとラッキーだけど日本では考えられない。
 さすがに場内は混んでいるけれど、身動きとれないほどではないし、日本とちがって、ベンチの場所取りがないので、たまには座ってひと休みできる。これは、日本でもぜひ徹底してもらいたいもの。
 1レースのPrix de l'Abbaye de Longchampアベイユドロンシャン賞は、直線1000mのGIで向正面だけでレースが終わってスタンドにいても何も見えないというすごいコース設定。しかも20頭立てで牡馬とせん馬(このレースやたらに多い)は62キロくらい背負っていてなかなかワイルドである。

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(華やかなスタンド)

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(何やら盛大です)

 2、3、4レースもGIというか、今日は全部GIで、特に2レースは2歳牝馬の、3レースは2歳牡馬のチャンピオン決定戦。日本でいえば、スプリンターズS、阪神ジュベイナイルフィリーズ、朝日杯フューティリティSという感じで、実に豪華である。アメリカのブリーダーズCもそういう趣向だし、香港もGIを4つくらいやる。日本でもそろそろという声もあるけれど、毎週GIをやった方が馬券が売れるという意見も根強くなかなか難しいところではある。もう少し国際交流が増えないと日本馬だけでやってもね。
 せっかくなので、早めにパドックへ。傾斜があって見やすいこともあり案外よい位置がとれた。もっとも前の方に座り込んでいるのは日本人ばかり。本当に日本人たくさんきていて、勝負服のTシャツ来てたり着物来てたり、鉢巻きしたりとかなり盛大。まぁお祭りなんだから恥ずかしいことはないし、実際、PARIS TURFの一面もそうだけれど、今回の凱旋門賞、日本馬の初制覇なるか?というのは、地元でもかなりの話題というかレースのポイントになっているようで、場内放送でも、ジャポンとかオルフェーブルとかタケとか盛大に聞こえてくる。ちなみにオルフェーブルは単勝2.2倍の1番人気。キズナは7倍くらいで3番人気。◎と▲を送りこんでいるのだから、なんとかならないものか。

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(早めにパドックへ)

 そのオルフェーブルとキズナ。昨年のあまりにもあんまりな2着の雪辱をはらすべく帰ってきた3冠馬オルフェーブルは、母の父がメジロマックィーンで、父ステイゴールドの母は、サッカーボーイの妹。日本がまだ世界とは少し差があったかもしれない頃、だけど競馬が今よりもずっと盛り上がっていて楽しかったあの頃のスーパースターの血を引いているのがうれしいし、それが、他のサンデーサイレンス産駒とちがってタフさとして加わってロンシャンの適性となった気がする。世界の頂点へあと一歩。

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(がむばれオルフェーブル)

 一方、3・11以降の日本再生の合い言葉だったキズナは、社台に唯一対抗できるレベルでがむばっているノースヒルズさんが、その年の1番馬にと付けた名前で、その名前に恥じない活躍とともに、故障から不振が続いていたスーパースター武豊の復活というもうひとつのファン待望のストーリーも実現しての世界挑戦。本当に名実ともに日本を代表する2頭が揃ってやってきてくれたものだ。

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(がむばれキズナ)

 3レースの2歳牡馬GI Prix Jean-Luc Lagardereで日本産馬KARAKONTIEが優勝。母の父がサンデーサイレンスらしい。持ち込んでまた連れ帰ったのかな。ちょっとよくわからないけど、縁起がいい。そして、4レースのPrix de l'Operaでは、スミヨン騎手が勝利とこちらも縁起がいい。そして、いよいよパドック。日本とちがって2、3周しかしてくれないので、あっという間に終了で、各馬の気配をじっくり検討する時間がない。あとは、がむばってもらうしかない。

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(さぁいよいよ凱旋門賞)

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(たのむよスミヨン)

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(やっぱり武豊には華があります)

 パドックから発走までも時間がないので、急いでスタンドへ戻り、なんとか全体が見渡せそうな位置をゲット。日本のGIに比べれば、一般スタンドでも多少は余裕がある。そして、ゲートイン。キズナは早々に入って、オルフェーブルが少し遅れて入って、さぁ!という時に、突然場内に日本語アナウンス、「タケユタカがいよいよ出発です!」って、画面はオルフェーブルなんだけどね。本馬場入場時も日本の2頭のときだけヘンなアナウンスあったけど、これはあまりにもあんまりで、あちこちで失笑。
 緊張がほぐれたところで、スタート。このあたりはもうテレビで見た人の方が詳しいと思うのだけれど、オルフェーブルは中団待機でちょっと窮屈に見えたけれど、それほど大きな不利もなく、最後伸びてきたのだけれど、トレヴがもうはるか前。無念。。。しばし呆然と。神様はいないのか???

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(さぁいよいよ発走!)

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(大丈夫か?)

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(あぁ。。。)

。。。

 完敗の2着。まぁ、昨年と違って人気上位馬が力を出して上位入線しているのだから、勝った相手をほめるしかない。トレヴは5戦5勝。歴史的名牝誕生の瞬間にあたってしまったのか?キズナもよくがむばって4着。この馬はまだ先がある。

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(強すぎる。。。)

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(よくがむばったよ)

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(おめでとうございます)

 悔しいけれど、これが競馬。凱旋門賞を勝てなくても日本馬が世界レベルにあることは間違いないし、実際、アメリカ調教馬も凱旋門賞には勝ったことがない。ジャパンCで日本馬が強いように、どの国際レースでも地の利は相当に大きいわけで、そういう意味で欧米と公平な条件に近いドヴァイワールドCでは、ヴィクトワールピサとトランセンドがワンツーを決めている。今や何も凱旋門賞だけが世界一決定戦ではない、2400mが真のチャンピオン戦とも限らない、というのは、たしかにその通りなのだけれど、スピードシンボリ、メジロムサシ、シリウスシンボリ、ディープインパクト。シンボリがメジロが社台が、日本を代表するホースマンがめざしてきた歴史があるから、とにかくなんとしても一度は勝って欲しいと思う。いや、あんたもホースマンの端くれだったら、自分の馬で挑戦しろよというのも一理あるのであって、今年のサンデーRでの小生の1歳馬は、キングジョージ勝ちのハービンジャー産駒の牝馬だから、2400mも大丈夫そうだし、3歳秋なら、54.5キロで出られるわけで、1/40だけど、2年後を楽しみにすることにしよう。

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(戦いすんで)

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(当たり損)

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(今年も届かず)

2013/10/5:オルセーからロンシャンへ〜ANA無料航空券で行くパリ・凱旋門賞の旅(3)〜

◆パリ:くもり時々はれ一時雨

 4時頃に一度目が覚めて二度寝して6時半起床。まぁ早起きしておいた方が時差は戻しやすい。7時に朝食ヴァイキング。ハム、チーズ、パン、ゆで卵、フルーツポンチ、オレンジジュース2杯、グレープフルーツジュース1杯、コーヒー。
 昨日に比べると少し気温が下がったけれど、これは想定内で、厚手のシャツにジャケットでちょうどいいくらい。最寄りのCadet駅から7号線でPyramides駅へ出て、チュイルリー公園からセーヌ川を渡ってオルセー美術館へ。このあたりは慣れたルート。

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(メトロに乗って)

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(おなじみチュイルリー公園から)

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(オルセー美術館へ)

 土曜日ということでオルセーはにぎわっているけれど、10分待ちくらいで入場できた。3年ぶりだけれど、その間に改装されている模様。さっそく5階の印象派のコーナーへ。モネはもちろん小生ごひいきのシスレーもたくさんあります。なんか増えた気がする。日本だったら1枚だけの目玉商品で人だかりがするような絵があっちにこっちにもあって普通に目の前を独占して見られるから本当に贅沢。たいていの美術館は30分もあれば終了してしまう小生も、ここだけはたっぷり1時間以上いても飽きない。

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(本当は撮影禁止だけど、このあたりまでは黙認されているようです)

 ゆっくりしているうちにお昼時になったので5階のカフェでランチ。ワインとビーフソテーのヌードル添え、これはほとんど牛肉焼きそばという感じでご丁寧にお箸もつけてくれたけれど、なかなか美味。ワインもおすすめにしたがったらこれも美味でいい感じ。

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(赤ワインと焼きそば)

 満足して退場しようと思ったら、ポスト印象派ということで、ゴッホなどを見ていないことに気づいて、あわてて2階へ。ゴッホ、ゴーギャン、さらには1階でボナールなどかけ足で通りすぎるのだからこれも贅沢な話。今度丸の内に来るらしいロートレックさんもどこかにあるはずなのだけれど発見できず。
 今度は地下鉄ではなくてRERのC線でBoulainvilliers駅へ出て、16区の緑豊かな高級住宅街を散策して、マルモッタン美術館へ。印象派の名前の元になった「印象・日の出」ほかモネがたくさん。

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(RERに乗って)

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(マルモッタン美術館へ)

 ここからは、ブローニュの森の入口に沿って歩く感じで、Porte d'Auteuil駅まで出て、いよいよロンシャン競馬場へ向かう。シャトルバスは駅前にたくさん並んでいて、ごていねいに日本語で「無料シャトルバス」の表記も。10分ほどで競馬場到着。明日の凱旋門賞を前にまずは今日は下見。このあたりでツイッターで、最大のライヴァルノヴェリストの出走取り消しを知る。残念ではあるけれど、日本馬にはかなりの追い風だ。

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(20年ぶりのロンシャン競馬場)

 2日セット入場券が14ユーロで売っていて、これを買うと入口で半券を切ると同時に明日の入場券をくれる。どこもかしこも日本語表記があるし、入場口横には日本人用のインフォメーションカウンターがあって、馬券の買い方なども教えてくれる。日本語窓口もあるし、本当に至れり尽くせり。実際、日本人の数も本当に多い。

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(スワーヴダンサー号)

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(日本語売り場もあります)

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(にぎわうスタンド1)

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(パドック)

 明日は相当混み合うのだろうけど、今日はまだ余裕があるので、グッズを購入してから、ビアなどをいただき、せっかくなので、馬券も買ってみる。GI目白押しの明日ほどではないが今日も1レースから重賞という豪華番組。3レースのPrix de Royallieuは、3歳以上牝馬の2500mG2戦。PARIS TURF紙を見てもあまり検討できないのだけれど、前走トレヴに負けた組にルメールをからませて、2−5−8のボックスを馬連とワイドで。6−5−2−8と入線して的中。ワイドで27倍は好配当。

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(ドンペリバー)

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(にぎわうスタンド2)

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(3レース的中!)

 続く4レースは、Prix Dollar(ドラール賞)G2。3歳以上1950m。キズナの帯同馬ステラウインドが武豊騎手で登場。ルメールやスミヨン、メンディザバルらと組み合わせて5頭のボックス。ステラウインドは伸びなかったけれど、スミヨンールメールで決まってこれも的中。馬連14倍。スミヨンは1レースでも勝っていて、オルフェーブル陣営にとっては幸先がよい。

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(ステラウインドと武豊)

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(4レースも的中!)

 2レースとも的中で5000円ちょっと儲けて明日に備えて早めの撤収。帰りに購入した明日のPARIS TURF一面は、なんと地球と凱旋門をバックにオルフェーブルが他の馬を引き連れて天を翔るというすばらしいもので現地でもかなりの話題になっていることがわかる。
 10号線から8号線へ乗り換えてOpera駅へ。おなじみのオペララーメンさんで前祝い。スーパードライと餃子と醤油ラーメン。パリに来るたびに参戦しているけれど、隣にあった三越もとっくの昔に無くなったし、浮き沈みの激しい一等地でよくがむばっている。

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(オペラまで戻って)

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(オペララーメンさんへ)

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(スーパードライと醤油ラーメンと餃子で前祝い)

 ラファイエット通りを3駅歩いてホテル近くのスターバックスでコーヒーを購入して宿に戻る。いよいよ決戦は明日。前夜検討をじっくりしてから就寝のよてひ。

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(いよいよ明日、日本競馬界の夢をのせて!)

2013/10/4:ルーブル・ランスへ〜ANA無料航空券で行くパリ・凱旋門賞の旅(2)〜

◆パリ→ランス→パリ:くもり時々はれ夜一時雨

 7時半に目覚ましをかけておいたけど、6時半には目が覚めた。日本時間の昼すぎ。まずまず熟睡して一応の時差調整はできた模様。アメリカ系ホテルということで朝食ヴァイキングはけっこう充実していて、卵、ベーコン、ハム、サーモン、サラダ、パイナップル、パン、コーヒー、オレンジジュース2杯。オルフェーブルとキズナが裏一面で特集されているPARIS TURFを読みながらたっぷりといただく。
 いったん部屋に戻りくつろいで、朝風呂でさっぱりとしてから出発。朝食込みかと思っていたら別料金でただでさえ高い宿泊料金がさらに高くなった。ちょっとクレイジー。

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(朝食ヴァイキング5000円とは。。。)

起きた頃は雨が降っていたけど、陽射しも出てきた。オルフェーブルにとっては重馬場も悪くないけれど、観光するには晴れてくれた方がうれしい。自動販売機でパリまでの切符を無事に購入して、RERのB線で出発。この線は治安があまりよくないという評判だったけれど、空港利用客中心だし、特に気になることもなく35分ほどでパリ北駅に無事到着。

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(RERで出発)

 まずはコインロッカー。これが難航することも多いのだけれど、地下に無事に発見。両替機もついていて、荷物を入れてからコインを入れると暗証番号は機械がレシートに打ってくる方式でこれも特に問題なし。お昼どきなので、ビアとパンのセット。全般に物価が高く感じるけれど、この4ユーロはまぁ許せる。

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(パリ北駅)

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(昼ビア♪)

 上の階からはロンドン行きのユーロスターなども出ているけれど、小生は地上ホームからTGVで出発。チケットは日本で購入していたので問題なし。北の方へ向かう地味な路線だけれど、けっこう混んでいた。16両編成で途中駅で分割される。

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(TGVで北へ!)

 1時間ちょっとでランスに到着。ランスというと南の方じゃないかと思いがちだけれど、そのランスはRでここのランスはL。炭坑だかなんだか寂れた町の再生プロジェクトの一環として、ルーブル美術館の別館がオープンしたのだ。

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(1時間ちょっとでランス到着)

 美術館へは、シャトルバスもあるのだけれど、せっかくなので歩いてみる。駅を出て左へ進むと、案内があって、あとは看板に沿って15分くらい。一部だけ市街地を通るけれど、あとは専用の遊歩道で快適だ。

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(駅から遊歩道で美術館へ)

 ルーブル・ランスは、金沢21世紀美術館でおなじみのSANAAの設計。はるばるやってきたのも展示というよりは、この建物を見るため。金沢に似た低くて白とガラスの多い建物が、広々とした敷地の緑の芝生に映える。ちなみに、このルーブル・ランスも日本の新国立競技場も、SANAAとザハ・ハリドの一騎打ちで、ルーブルはSANAAが勝って、国立はザハ・ハリドが勝ったんだよね。新国立はいかにも予算オーバーしそうで、SANAAの穏やかな案の方がよかったのにと思う。

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(金沢21世紀美術館と同じSANAAの設計)

 中に入ると、なんと入場無料。小学生や幼稚園児みたいな団体もいたから地元開放日か何かなのかもしれぬ。展示は、ルーブルの別館ということで、小生にはよくわからないギリシャ、エジプト時代ものも多いのだけれど、展示室も美しいし、完全年代順で、壁に西暦が書いてあるのもわかりやすい趣向。

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(きれいな展示室は手前から年代順)

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(よくわからん1)

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(よくわからん2)

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(よくわからん3)

 いかんせんよくわからないので、あっという間に見終わってしまい、テラスでしばらくくつろいでから撤収。帰りはシャトルバスで。

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(緑の芝に建物が映えます)

 帰りもTGV。チケットに指定された席に先客がいて、おやっと思うが、連れとバラバラになったので、適当に座っていたようだ。チケットを見せても動こうとせず、どうせ空いてるから適当にその辺に座れという。途中駅で乗ってくるかもしれないし、ちょっとずぅずぅしいんじゃないの。仕方が亡いので、席を移動して、PARIS TURFで明日の検討。キズナの帯同馬ステラウインドがドラール賞(G3)に出走するようだ。

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(帰りもTGVで)

 北駅のコインロッカーで荷物をとって、ホテルへ。パリの宿はだいたいいつもオペラ〜サン・ラザール周辺にしているのだけれど、今回なかなかなくて、北駅からオペラ方向へ10分くらい歩いたところ。北駅周辺は治安の心配もあるようだけれど、こちらの方向なら問題なさそうだ。☆3つのオーシャンさんは、セーフティボックスや冷蔵庫もあって設備はまずまずだけれど、3日バスタブなしはちょっと辛い。このクラスでも2万5000円ですからね。旅行者にとって日本の物価が高いっていうけれど、今や世界の大都市でホテルが一番安いのは、東京じゃないだろうか。都心だって、7〜8000円だせば、東横インとかルートインとかでインターネット無料、朝食付き、バスタブ付きで清潔だからね。

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(お世話になります)

 まだ明るいので、周辺を散策。日本料理屋の多いエリアのようで、迷いつつも「福知山」さんに入場。福知山なんだけど、なぜかローマ字表記は、Fukushiyama。ビアと焼き鳥と巻物のセットで19.30ユーロだからまずまずリーズナブルな方か。

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(福知山さん)

 スターバックスでコーヒー。カプチーノのトールサイズで3.75ユーロだから500円でしょ。やっぱり高いよね。部屋に戻って、テレビをつけてみるが、CNNもESPNも映らないので、早々に就寝。
 
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(バスタブなしが残念)

2013/10/3:丸1日かけてパリへ〜ANA無料航空券で行くパリ・凱旋門賞の旅(1)〜

◆横浜→成田→フランクフルト→パリ

 5時50分起床。いよいよ凱旋門賞にむけて出発。7時5分のみなとみらい線から7時28分の成田エクスプレス11号へ。ツアーじゃないので、そんなに早く空港へ行き必要もないのだけれど、成田からの出発というのは、不便な反面、それはそれでハレのイベントなので、時間に余裕を持って出発2時間以上前に到着。Wi-Fiを受け取り、ユーロへの両替を済ませて出国。ANAラウンジにて、オレンジジュースとおにぎりをいただきながら雑誌やパリのガイドブックをダウンロードして準備完了。海外遠征というと、文藝春秋やら文庫本やらるるぶやらと荷物がかさんだものだけれど、地球の歩き方以外はだいたい電子かされたので、実に便利になった。

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(成田エクスプレスで出発)

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(遠い分だけ成田の方がテンションあがります)

 海外競馬遠征は、現地の移動や競馬場事情がよくわからないので、だいたいツアーにしていたのだけれど、パリは土地勘もあるし、ロンシャンも行ったことがあるので、無料航空券ビジネスクラスでの参戦。4月頃には参戦を決めていたのだけれど、例によってパリ直行便の無料航空券はまったくとれず、NH209便、フランクフルト行きでの出発。

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(まずはフランクフルトへ)

 777ー300のビジネスクラスは、全席通路側の1-2-1配置で、コックピットみたいに各人独立していて、前方窓側の快適なお席。これなら何時間乗っていても苦にならない。前後で配置をずらしているので後ろの人の動きが気にならないのもいいし、リクライニングを倒して、足を前に出すとベッドに近い感じにもなる。

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(1人ずつ独立した快適なシート)

 日本海を渡ってハバロフスクあたりでお食事。シャンパン、チーズ、生ハム、赤ワイン、ビーフシチュー、パン、モンブラン、コーヒーと堪能。

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(まずはシャンパンから)

 昼間のヨーロッパ便は、飛行時間と時差がかなり相殺されるので、乗っても乗ってもずっと昼間で、機内で無理に寝ないで、着いてから熟睡すると時差が調整されやすいのだけれど、機内は窓を閉めさせられてしまい暗くなってしまう。せっかく快適シートなシートで読書その他ゆっくりエンジョイしたいのに暗くされると気分が盛り上がらない。仕方がないので、機内オーディオで高嶋ちさ子嬢のニューアルバムを聞いたり、長澤まさみ嬢の映画を見たりしているうちに5、6時間が過ぎる。

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(シベリア上空)

 iPadminiで上野千鶴子さんの男おひとりさま道など読み始めたところで、到着前の軽食。基本は、和食、洋食のチョイスなのだけれど、別メニューからも選べるということで一風堂のラーメンさんをいただく。まぁ、インスタントっぽいやつです。そうこうしているうちにフランクフルトに到着。

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(一風堂さん)

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(11時間かけて無事到着)

 ここまで来ればパリまではわずかで、すぐに乗り継ぎできれば明るいうちに着けるのだけれど、いかんせん今回は乗り継ぎが悪い。予約当初はすぐに乗り継げる便があったのだけれど、キャンセルになってしまいここでなんと4時間待ち。パスポートを見せるだけでEU圏内に入って、ターミナルを移動して、ラウンジへ。幸い、ネットがすぐにつながったので、日記の下書きなど。日本時間では日付の変わる頃でさすがに眠い。
 現地20時20分(日本時間4日3時20分)発のLH1050便でパリへ。ビジネスクラスといっても、一番前で隣が来ないだけ。熟睡してパリまで1時間ちょっと。幸い、荷物も無事に出てきたけれど、もう22時近く。さすがにこの時間から市内へ出るのは億劫だし怖いので、今回は初日だけは空港内のシェラトンさんにお世話になることにしたけれど、はっきりいって高い。小生が自分でお金を払って泊まるホテルの史上最高記録。無料航空券のビジネスクラスにこだわるがために、乗り継ぎが悪くなって、時間だけでなく結局お金も損している感あり。
 空港内シャトルであるところのCDGVALさんで、第1ターミナルから第2ターミナルへ移動して、シェラトンが見当たらないと思ったら、ターミナル内に入口があって、たしかに空港直結便利は便利。成田でレンタルしたWi-Fiさんがあまり早くはないけどつながることも確認する頃には、23時前。日本はもう金曜の朝になっているようだけれど、こちらはようやく就寝。

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(ようやくパリに着きました)

2013/10/2:tck惜敗

◆横浜・東京:くもり時々あめ:13432歩

 宮古島から戻って、たまった仕事をバタバタ処理しているうちに週末になって、土曜日はゴルフ。社杯ということで若いものには負けられないと思っていたのだが、グロスでは一般の部ビリ。筋肉痛で日曜日は万葉倶楽部でマッサージ60分。
 本日は18時半に退社。明日からの予定を知っているOさんとエレベーターで会って、
「気持ちはもうロンシャンですか?」
 と聞かれるが、ロンシャンの前に本日はtck参戦。ホースマンの端くれとして、もちろんオルフェーブルの凱旋門賞も大事だけれど、その前にまずは自分の愛馬。カントリーウォーク号が、とかげ座特別に出走するとあっては、休み前であっても駆けつけないわけにはいかない。
 今日は交流重賞の東京盃があるので、あらかじめイープラスで指定席を確保済み。19時すぎに到着して、鶏串と復興支援の浪江焼きそばとやらを購入してビア。9RのJRA交流で飛び込み自殺。メイン10Rの東京盃も固い固い決着でドモナラズ。
 早々に馬券は終了して、後は、愛馬の応援。今年になって低迷の続いているカントリーウォーク号だが、8月あたりから徐々に復調気配。相手が軽くなってきた今回はチャンスがありそう。ただ、ようやく乗り慣れてきた三村騎手がまた病気で乗り替わりはちょっと残念。
 レースの方は、まずまずのスタートから中団につけ、気の悪さもださずに徐々に進出。さぁ!と思ったところで、伸びそうで伸びないけれど、最後はかなり差を詰めて4着。直線はちょっと窮屈になったけれど、足があれば割って出られたような気もするので、まぁ仕方ない。C1で頭打ちでは厳しいと思ったけれど、この調子ならどうやらまたチャンスはありそうだ。

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