2014/3/28:バニラエアで行く北の大地、81年目のプロ野球開幕戦。ファイターズ熱闘5時間サヨナラ勝ち!
◆横浜→成田→千歳→札幌:くもりのちあめ
いよいよ今年のプロ野球開幕。ワクワク・ドキドキ・ハラハラ・ソワソワの半年間が始まる。今年は、プロ野球80周年。そして、ファイターズは北の大地移転10周年。どんな戦いが待っているだろうか?と思っていたら、初日からすごいことになった。
開幕戦ナイターということで、早々にお休みを確保して、バニラエアのわくわくバニラをゲット。成田→札幌(千歳)が、なんと5500円。これに座席指定とカード決済手数料を加えても6000円。N’EXなどに乗っては節約にならないので、横須賀線〜総武快速エアポート成田のグリーン車で。成田までが2時間、成田から千歳までも2時間。
LCC利用は3回目で、過去の成績は1勝1敗。バニラ・エアの前身であるエア・アジア・ジャパンの時は無事にたどりついたが、JetStarさんの時は、雪で着陸できず成田に引き返し払い戻しもなしという苦い経験がある。何やらPM2.5とかが津軽海峡を越えてしまったようで、新千歳空港上空は視界不良、滑走路1本による運用。いつもと違うコースからの進入で到着も遅れたが、なんとか1週間ぶりの北の大地に帰ってきた。
快速エアポートで札駅へ着くと、もうチェックインしている余裕はないようなので、そのままファイターズリュックで地下歩行空間を通り、味の時計台さんで腹ごしらえ。ビア、キムチ、餃子、ラーメンとたっぷりいただいておいたのは正解だった。混み合う東豊線で久しぶりの福住。ファンフェス以来の札幌ドームへ。
17時半から開幕セレモニー。10年前に7歳で、ファイターズがやってきた!と作文を書いた女の子が、女子高生となって10年ぶりに登場して今またファイターズにエールを送るという趣向で、なかなかジーンとくるものがある。そして、歓喜の時を共にしたヒルマン監督も参戦。今ではえらくなった岩本さんが通訳するというのもすばらしい。芸能人や駐日大使を呼ぶよりもずっと暖かいすばらしいセレモニーでいよいよプレイボール!
◇2014/3/28:○Fs 6x-5 B(札幌)
開幕投手は光夫。もちろん異議はない。やってもらわないと困る。しかし、冷静に予想をしろと言われれば、先頭打者四球から崩れる予感はぷんぷんしていた。案の定、悪い光夫。特に谷の四球が余計。満塁でストライクを投げれば、ペーニャだって打つというもの。2回にも追加点。それもよく3点ですんでいるという感じの内容。
B金子もそんなによくはない。1点を返して、5回には、大谷くんが豪快な2ベース。評論家諸氏は、150キロ投げられる素材だから投手専念でと気安く言うけれど、この打球も高卒2年目のものではないし、何よりお客さんをワクワクさせる打球であり、お金を払ってみる価値のあるバッティングである。そして、翔さんタイムリーで1点差。
追い上げた後の6回表のピンチでは、ルーキー金平くんを思いきって投入し、平野恵を抑えた。変則フォームでストライクの入らないタイプかと思っていたけれど、案外そうでもない。ストライクがとれれば左打者は、相当打ち辛いだろうから楽しみだ。そして、7回から登板のクロッタも大野くんの盗塁阻止にも助けられ、なかなかすばらしい投球。俄然追い上げムード。
そして、7回裏、大谷くんが再び豪快な2ベースで金子をKO!すばらしい!さらに8回、佐藤達を攻めて、今日2回目の稲葉ジャンプのところで、パスボールで代走杉谷が突っ込んで勝ち越し!!!
長い試合も、あとは久で締めるだけ、と思ったら、ぜんぜんそんな甘いものではなくて、2死無走者から、平野ヒット、糸井2ベースであっさり同点。ふくらんだ風船がしぼむ。追いつかれるけれど逆転はされない久、なんとかふんばって、9回裏サヨナラに期待するも、1番からの好打順も平野佳に手も足もでない。開幕から延長戦。すでに試合開始から3時間40分くらいたっていて、22時になろうとしている。
そして10回表、宮西。安心して見ていたら、ペーニャにまさかの失投。投げた瞬間、エッ?って思ったら、打球はあっという間にレフト上段へ吸い込まれ、場内が静まり返ってしまう。あまりにもあんまり。
10回裏、平野続投。同点で投入した以上やむを得ないのかもしれないが、開幕からイニングまたぎとはご苦労さんである。フォークの落ちが甘くならないか?と期待したら、代打佐藤賢が豪快な2ベース、そして小谷野も続いてセンターオーバー!同点!!!
11回は増井が完璧。オリは誰かいるのか?と思うと、なんと馬原。それにしても、今日のオリのメムバーをあらためてみると、出戻り(平野、谷)、トレード(鉄平、高橋信二、糸井、山本、原)、FA(山崎)、移籍ガイジン(ヘルマン、ペーニャ)、人的補償(馬原)などなどで、生え抜きの育成がまったく機能していない。
その11回裏、大引ヒットで近藤くん。大野が活躍していただけに負けられないところだが、いかにもバントが下手そう。思いきって打たせてもおもしろいのでは?と思ったが、バント2回失敗して内野ゴロ。
12回は大塚か?と思ったが、増井続投でピシャリ。これで負けはなくなった。そして、12回裏、先頭の西川くんが左の海田相手に必死にファウルで粘って、10球目くらいにセンター前ヒット!これはいけそう!大谷くんレフトフライ。投手交代、ルーキーの東明。牽制ミスで西川くんが二進したので、翔さんは歩かされて、途中出場の岡くん。オープン戦では毎試合何かしら見せ場を作ってくれている。そして、ライト前にプロ初ヒット!
1死満塁で小谷野。23時をすぎて鳴りもの禁止になったのかよくわからないが、北の国からを盛大に歌う。打て!打て!小谷野!いけいけ!それ行け!かっ飛ばせー小谷野!そして、打球は三遊間!勝利!!!
開幕戦からまさかの5時間ゲーム。エースが打たれ、若き3、4番で追いつき、クローザーが打たれ、ルーキーが奮闘し、ベテランが決めた。「ワクワク・ドキドキ・ハラハラ・ソワソワの半年間」と書いたけれど今日1日にすべてが凝縮されていたようだ。今年これからもまたこういう熱い戦いを何度も見たいものである。
外は雨。傘はない。びしょ濡れで福住。地下鉄は最終の一本前になんとか乗る。ぎゅう詰め。残った全員が終電に乗れたとは思えないけど大丈夫なのかしらん。2週連続のだるまで祝杯。今週もホテルの大浴場の営業時間には間に合わなかった。25時チェックイン。興奮して寝つけず26時半就寝。81年目のプロ野球、すばらしい幕開け。
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