2014/10/1:アヴィニョンへ
◆横浜→東京→横浜→東京→フランクフルト→マルセイユ→アヴィニョン:はれ
いよいよ今年もフランス遠征。今回は羽田からの深夜便なので日中は普通にお仕事。18時に退社して19時すぎには帰宅。GAORAで渡辺諒くんのデビュー戦を見ながら最終の荷造り。入浴中に稲葉さんの逆転2ラン。白村くんのプロ初セーブを確認して出発。
21時59分のみなとみらい線急行で出発して、22時37分、羽田空港国際線ターミナル着。グローバルWi-Fiさんでモバイルルータを受け取り、3階の出発ロビーでkecoさんと合流。オンラインチェックイン済みなので、荷物を預けて、両替して、出国もあっという間。ラウンジで休憩するしかないのだけれど、いつもなら就寝の時間なのでかなり眠い。
0時55分発のANA203便で出発。最後列は2人掛けなので、多少ラクなのだけれど、やたらと寒い。毛布を2枚もらっても震えてしまうが、とにかく眠いし、時計を戻して向うには早朝に着くわけなので、眠らないわけにはいかない。軽食が出る気配を無視して、とにかく目を閉じる。
姿勢を変えたりしながら、悶々として、どうせまだ大して時間経ってないんだろうなと思うと、離陸から9時間経過していて、あと2時間半だというから、意外と眠ったようで、ラッキー。クールジャパンを見て、朝食をいただくともうドイツ上空。定刻よりだいぶ早く5時半くらいには、フランクフルト国際空港に無事に着陸。
ここの乗り換えは3回目くらいだと思うけれど、中国の方が多くて早朝からけっこう混んでいる。中国の方は、お茶をマイボトルで持ち歩くようなので、荷物検査でことごとくひっかかって時間がかかる。無事にEUエリアへ入るとあとは国内線同様なので緊張もほぐれる。再びラウンジで一休みして、今度は、8時5分発のマルセイユ行き。ゲート横に巨大なクジラみたいのがいて、お、エアバスA380に乗れるのか!と思ったら、そんなわけはなくて、マルセイユ行きは、バスでのご案内。視界不良の中、広大な空港のはるか端っこの方までバスで行って、737に乗り込むと、空港内をまた延々移動して、ようやく離陸。
機長がめずらしく長々としゃべっているなと思ったら、アルプス越えについて解説していたようで、低い雲を突き抜けているアルプスの山々を見ながら南へ飛行して、1時間あまりでマルセイユ空港に到着。
荷物を待つ間にお手洗いに行くと、入口が男女共通。個室はさすがに分かれていたけれど、待つときは男女いっしょというのも違和感がある。そして、便座問題が発覚。便座がないのである。男性用だけかなのかな、でも大のときはどうするんだ?居酒屋とかでたまにあるみたいに大は女性用と共通なのか?と思ったら、なんと女性用も便座がないという。これは、いったい???
乗り継ぎだとどうしても荷物が心配になるのだけれど、最後の方になってようやく出てきて一安心。事前の予習通り、シャトルバスで最寄りのフランス国鉄の駅までは無事に着いたのだけれど、切符の自動販売機が英語表記がなく難航。電車の時間も迫っているので、あわててしまうからますますうまくいかない。なんとかアヴィニョンまで大人片道2枚を入力して、クレジットカードで決済するとちょうど列車がやってきてギリギリセーフ。ところどころ地中海を見ながらアヴィニョンまでは1時間。よく晴れて暖かい。
アヴィニョンのホテルは、出発3日前になって楽天さんからオーバーブックの連絡があってかなり焦ったのだけれど、なんとか代替のオングルテールさんをゲット。幸い12時すぎなのにチェックインを許されてほっと一息。これはうれしい。
態勢を立て直して半袖で出発。BS日テレの「大人のヨーロッパ街歩き」で先週の土曜日に見たばかりのアヴィニョンの街は、メインストリート一本で実に分かりやすい。まっすぐ進んで、法王庁宮殿へ。14世紀頃にローマ法王が住んでいたというだけあって、壮大なスケール。ただし、番組で紹介されていたおみやげ用の小さなワインセットがなくなってしまっていたのは残念。
通りをさらに進んでロシェ・デ・ドン公園。ここからのアヴィニョン橋の眺めがよい。そして、階段を降りて、アヴィニョン橋に入場しようと思うのだけれど、どこから入場してよいかわからない。迷っていると、ドイツの老夫婦がやってきて、あんたたちは橋に行ってきたか?どこから行くんだ?と聞かれたのだけれど、我々も迷っているので、説明できず。
さらに歩いて、ようやく入場口を発見して、中へ入ると、塀の外にさっきの老夫婦がいるので、身振り手振りで入場口を説明。あんまり通じた感じはしなかったのだけれど、その後無事に橋の上で再開。とても喜んでくれて、記念撮影。断片的にしか話はわからないのだけれど、ドイツのハイデルベルグから来たとのことで、日本人もたくさんいる、いい街だから次回はぜひ来なさいとか、そんな感じ。それにしてもお爺ちゃん90歳というからびっくり。平均寿命は日本が一番というけれど、男性のお年寄りの元気さという点では、ヨーロッパの方が上かもしれないね。
城壁をくぐって、ふたたび街へ戻り、番組でも紹介されたラベンダーのお土産屋さんなどをひやかす。すでにかなり歩いて疲れてきたので、カフェに入場してビアで一休み。
再び街歩き再開。今度は、中央市場の方向へこちら側は、観光客というよりは、地元の人向けのエリアのような感じ。一回りしてメインストリートに戻ると、いよいよぐったり。お昼も食べてないので、早めのお食事と思うけれど、ディナー向けの店はまだまだ営業が始まらない。仕方がないので、カフェっぽいレストランに入場。例によってメニューの解読が難航。なんとか、前菜とメインを選んで、最後のデザートまで入って19.9ユーロかと思いきやデザートは別料金だったようで、ちょっと納得いかないけれど、まぁ、おすすめのワインが美味しかったので許すことにする。
サマータイムも19時半すぎになってようやく薄暗くなってきた。初日は時差の関係もあってどうしても眠くなる。早めにホテルに戻って、早めに就寝。
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