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2014/10/6-7:パリジャンとパリジェンヌの休日

◆パリ→横浜:くもりのちあめ

 遠征もいよいよ最終日。だいぶおみやげも増えてきたけれど、入れ替わりに入浴剤がなくなって、パンツと靴下とスニーカーを捨てたので、今回は、荷造りには比較的余裕がある。捨てるつもりだったタオルと傘は日本への帰還を許されることになった。今日は傘がいりそうだしね。3日間お世話になったトゥーレインオペラさんに荷物を預けて出発。引き換えの荷札を渡されるので安心感がある。ここのホテルは本当によかった。
 今日もどんより曇って寒いけれど、12号線でコンコルド広場まではすぐ。まずはオランジュリー美術館へご案内してお約束の睡蓮を堪能。早めに来たので、ゆっくり見られてよかった。

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 前回のアメリカでは、女子のお楽しみがあまりにもなかった点が反省点となったので、最終日の昼間はデパートで放牧。世界最古らしいボンマルシェさんに参戦。ちょうどジャポネフェスタのようなものが開催されていて、安藤忠雄さんの直島の紹介フィルムが流れていたり、日本の小物が売られていたり。お弁当箱とか、お弁当グッズが最近人気らしい。たしかに、遠足のお供といっても、固いフランスパンのサンドイッチしか見たことないのだろうから、パンダの形したおにぎりとか持っていたらびっくりするだろうねぇ。
 洋服売り場はサイズが合わないからパスして食料品売り場を散策してコーヒーカップにひっかけるかわいい砂糖とかでテンションがあがってきたところでkecoさんと合流。人がいるレジでもお金は機械に投入するというのが不思議な感じだった。

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 前回のアメリカでは、食事があまりにもプアーという点は、お互いあまり食に関心がないこともあって反省点とはなっていなかったのだけれど、今回もアヴィニョンはまだしも、パリに来てからは、オルセー内のカフェ→デパ地下のお惣菜→ホットドッグ→TGVのストレンジな車内食→ラーメン→寿司と来ている。で、最後もデパートの中で。ただし、日本で言えば三越の中の千疋屋パーラー?みたいな感じのおしゃれなお店で、吹き抜けの店内を眺めながらカウンターでワインとサーモンのタルタルとエスプレッソ。グラスワイン8ユーロは高いなぁと思ったら、テイスティングの後に、なみなみと日本の倍くらい注いでくれた。

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 再びオペラ近辺に戻って、パッサージュを散策。おなじみの古い建物の扉を開けると中がアーケードになっているスタイルで、おしゃれといえばおしゃれだけれど、中野とか高円寺とか阿佐ヶ谷によくあるスタイルといえなくもないし、そのあたりにいそうな古本屋の親父さんみたいな人もちゃんといる。

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 最後の最後になってとうとう雨。疲れもたまっているので、仏国式リフレクソロジーでも行きたいところだけれど、そんなものは存在しないようなので、ホテル近くのカフェでショコラ。当初の予定では、夕方市内を出れば、21時の便にはちょうどよかったのだけれど、台風18号の余波で日本からの到着便が大幅遅れで、我らの折り返し便もなんと4時間の遅延で7日1時発になるという。首都圏は、月曜の朝の通勤時に台風直撃で、みなさんご苦労様と思っていたけれど、思わぬところで影響を受けてしまった。
 これ以上散策する元気もないので、ホテルで荷物を受け取って、オペラ座裏のユニクロ前から、おなじみのロワッシーバスでシャルルドゴール空港へ。雨脚も強くなり帰宅ラッシュで渋滞する中を連接バスがくにゃくにゃとすり抜けて19時すぎに到着。ANAカウンターでは、先発の成田便に振り替えを希望する人もいたがすでにブックフルの模様。「あんた1人だったら、プレミアムエコノミーにアップグレードできるぞ」と言われるが、せっかく無事にけんかもせずに仲良く最後まで来てそんな冷たいこともできないのでパスしておとなしくラウンジへ。
 ラウンジ滞在4時間強。あまりにもあんまりだけれど、逆に言えば、ラウンジに入れなかったらもっとしんどいわけで、エコノミー搭乗でもラウンジへ入れるのだから、ダイナースカードで維持しているANAスーパーフライヤーズの効果がもっとも発揮される場面ともいえる。ビアと怪しげな軽食をいただき、竹内まりや問題、藤竜也問題、野口五郎問題、Howマッチ問題など検討しているうちに2時間くらいはすぐに過ぎたのだけれど、西から帰る時の新幹線の名古屋から先が長いのと同じでこのあたりからが長い。日本は深夜なのでツイッターとか見てもあんまり変化もない。
 うとうとしたり、ローマ人の物語を読み始めたりしながら、なんとか日付が変わって0時すぎに搭乗口へ向かうと降りて来たお客さんとすれ違う。これじゃ、とてもすぐには出発できないだろうと思うと、案の定1時半登場開始に変更。離陸したのはたぶん2時くらい。前が壁の少し足下の広い席を確保できたので、食事もパスして早々に就寝。4、5時間うとうとして、目が覚めると日本時間ではもう午後だから、無理に寝ないようにして、日記の執筆に専念。本来なら夕方羽田に着くはずだったので、リフレクソロジーか万葉倶楽部で態勢を整えて明日から復帰と思っていたのだけれどかなわず。

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