2014/12/31: 高知競馬中敗に始まり、高知競馬大敗に終わる
◆岡山→高知:はれのちあめ
三井ガーデンさんで迎える大晦日の朝。6時半朝風呂、7時朝食ヴァイキング、予習をしてから9時すぎに出発。早島インターから山陽道〜瀬戸中央道。瀬戸大橋も久しぶり。逆光になってしまうのだけれど、せっかくだから与島PAへ。穏やかだけれど、ちょっともやがかかっている感じ。
うどん県に敬意を表して豊浜SAできつねうどんをいただいてから、川之江JCTで高知道へ入り、連続19本のトンネルで一気に山を超えて太平洋側へ。昨年はまだ有料だった高知桂浜道路が無料になっていた。
元旦以来の高知競馬場。1Rの時間を12時半だと勘違いして少し飛ばしたのだけれど、13時半の間違いだった。それでも、さすがに今日は場内にぎわっている。特観席は400円。ここの指定席はなかなかよい。20列ほど離れたところに同僚のK君を発見。納会の時に高知に参戦すると聞いていたのでびっくりはしないけれど、かなりの奇遇である。彼は、明日は園田に転戦するとのことで、まったくもってすばらしい。
有馬記念小勝の儲けを東京大賞典大敗で吐き出して、KEIRINグランプリも大敗していよいよ最終決戦。もっとも、北日本は今夜あたりから荒れるとのことだけれど、ここ南国高知はポカポカ陽気でのどかなムードではある。
1レースは、最下級条件であまりにもやばそうなので見送ると、なんとこれが、とんでもない大穴で、3連単240万馬券というのは、どうやら的中1票のようである。
2Rから参戦。事前にネットで購入してプリントアウトしておいた福ちゃんで予習もしてあるのだけれど、下級条件は難解なので、パドック重視で行く。4階から1階までレース毎に階段で往復。いい運動になる。お腹も空くので、その都度、焼き鳥とか豚串とかおでんとか。なかなかいい味だしてるし、1つ100円(税込み)というのもいい。
古きよき時代の地方競馬を堪能させてくれるすばらしい競馬場なのだけれど、肝心の馬券の方はさっぱり。転入馬がけっこういて、パドックでよく見えて勝負してもこれがさっぱり。ゴミみたいな固い馬券をとっただけで後半へ。
大晦日ということで、全国の地方競馬場はかきいれ時であって、各地で重賞開催。なんとか生き残っている各競馬場を応援すべく、徹底的に購入するのだけれど、水沢の桐花賞は、大本命ナムラタイタンまさかの2着で大敗、笠松の東海ゴールドCは大当たり損、園田の園田ジュニアCも当たり損、起死回生をかけたtckの東京2歳優駿牝馬も大敗。いよいよ後がなくなってきた。
泣いても笑っても最後の大一番、高知県知事賞。普段は行われない2400mということで、距離適性の差で人気馬がけっこう飛ぶことがある。名手赤岡騎乗のファイアーフロートは、母の父がタバスコキャットで、いかにも短距離向き。となれば、リワードレブロンで固いと思われるので、ファイアーフロートを蹴飛ばして、長距離向きの馬をセレクトして馬連、3連単をたくさんかって起死回生を期す。
いつの間にか雨が振り出し、ナイター照明も点灯。そして、スタート直後に、穴馬の一角ザグが落馬。ファイアーフロートは先行一杯となり、リワードレブロン圧勝、こうなれば、2、3着が荒れればこっちのもの!と思ったら、人気薄でも買ってないカネマサゴールドが突っ込んで来て万事休す。3連単10万馬券。起死回生のチャンスは目の前にあったのに無念・・・
ちょっと過去に記憶にないほどの記録的大敗。早々に撤収して、日航ロイヤルさんにひきこもる。高知競馬は、適度に荒れるし、検討しがいもあって、やられてもまた来たいと思わせる競馬場なんだよね。そういえばと思って、元旦の日記を読み返すと、タイトルは「高知競馬中敗!」。中敗に始まり、大敗に終わる。進歩がないどころか退歩してしまったようだ。
サウナで今年の垢を落として、ビアをいただきながら、十数年ぶりの紅白で、聖子ちゃんや中島みゆき嬢でも見て寝よう。
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