2015/7/4-5:ANAで行く夏休みシンガポールの旅(4)旅の終わりはラッフルズホテルで
◆シンガポール→東京→横浜:あめ→はれ→あめ:22852歩/7819歩
最終日の朝。豪雨。そして、豪雨の中、湾沿いにあるスタジアムには観客が早くからつめかけている。
最終日の朝食も、ToastBoxさんで軽く済ませて部屋に戻ると、雨は小降りになってきたけれど、スタジアムのグランドには兵隊さんが集結している。いったい何事?と思うと、今度は、観客席の人たちがグラウンドに降りてきて盛大なことに。なんだかさっぱりわからない。徴兵制の兵士の見送りか歓迎ではないかというのがkecoさんの読みだが、後述の軍事パレードの謎が解けても、こちらは、最後まで正解がわからなかった。ちなみに海に浮かぶこのスタジアムは、日本の佐藤工業が作ったとかで、観客席とグラウンドの間に道路があっては不便ではないかと思ったら、そもそもは、F1を観戦するためのスタンドとして作られたとか。
自動チェックアウト機でチェックアウトを済ませて、荷物を預けて、まずは裏側にある植物園へ。広大な敷地におなじみのSFっぽい塔が建っていて、本来の植物園はもっと奥の方なんだけど、手前の公園部分でも十分楽しめる。調子に乗って、塔と塔を結ぶ有料の橋に登ってみるが、怖いので、早々に撤収。
雨も上がって蒸し暑くなってきたけれど、おみやげも何も買ってないということで、MRTで街へ。オーチャード通りのショッピングセンターならということでオーチャード駅へ行くのはよいのだけれど、例によって、めざすショッピングセンターへダイレクトにアクセスしないと、交差点が渡れない。右往左往してから、なんとか高島屋ショッピングセンターへ到着。半分が高島屋、半分がショッピングセンターで、間の広場では、フードフェスタみたいのをやっている。高島屋側の地下では、北海道フェアも開催中。
高島屋から先はオーチャード通りを隣の駅まで歩いて再びMRTで昨日迷ったエスプラネード駅へ。
最終日のお目当てはラッフルズホテル。シンガポールの歴史もまともに勉強してこなかった小生でも名前くらいはわかる名門ホテルさん。駅から間違えないように最短ルートで地上へ出ると、なんと爆音とともに戦車や装甲車が!カーブを曲がるときに戦車の砲台がこっちに向くので、本当に怖い。いったい何事???
呆然としながら戦車を見ていても、次から次へと来るし、歩行者は歩いてもかまわないようなので、横断歩道を渡ってラッフルズホテルへ。予約しておいたハイティーにはまだ早いので、まずは、LONG BARに参戦。シンガポールスリングの発祥のBARであり、ちょうどシンガポールスリングが誕生して今年で100年になるという。14時すぎということですんなり入場を許される。ホテル棟とちがってこちらはカジュアルな雰囲気で9割方の人がシンガポールスリングを飲んでいる。もちろん我々も。お値段はこの際気にしないことにする。そして、ピーナツを食べて床に捨てる。
LONG BARで時間をつぶしてから、ティフィンルームへ。こちらは、ホテル棟側にあって、多少のドレスコードもあって、豪華な雰囲気。日本からのネット予約も無事に通っていて入場を許される。おしゃれな3段重ねのお皿にケーキやサンドイッチ。さらに、ブッフェコーナーには、フルーツと点心などもあって、もちろん我らでは全部は食べきれないというか、ほとんどの人が盛大に残していた。旅も終盤、ハープの生演奏を聴きながら、美味しい紅茶もいただいて、ぜいたくなひとときを。さらには、ショップで盛大におみやげも購入。
ここまで来ればもうサンズまではすぐなのだけれど、飛行機の時間まではけっこうあるので、最後にもう人歩きして、シンガポールフライヤーさんへ。おなじみの観覧車なのだけれど、ここのは普通のとちがって、上から釣っていない。カゴが丸い輪の外側についていて、ぐるっと外側を回っている。じゃあ、中の人はどうなってしまうんだというと、もちろん普通に座っているので、二重構造になっていて外側の位置の変化に合わせて中が回転するんだろうなということは理屈ではわかるのだけれど、実際に回転しているところを確認するまではけっこう大変だった。世界の三菱重工さんの作品。けっこうな高さまで登ってなかなか楽しいけれど、33$っていうのは観覧車というよりは、テーマパークなみのべらぼうなお値段ですよね。。。
(不思議な方式)
無事に全日程を終えて、サンズに戻ろうとすると、今度は、戦闘機が爆音とともに次から次へと低空飛行でやってくる。さらには、ヘリコプターは国旗をなびかせている。いったいなんなんだ???
結論からいうと、独立記念日の軍事パレードの練習とのこと。独立記念日はたしか8月なのにヘンだし、パレードにしては、華やかさがないのでおかしいとは思ったけれど、練習とは。。。よくあることのようで、そういえば、地元の人は特に反応もしていなかった。
サンズで荷物をひきとってタクシーで空港へ。ラッフルズホテルでけっこう盛大に買ったので、免税手続きをすると、後日10$くらいがカードの口座に戻ってくるとのこと。いわゆる免税店での買い物とは別の、海外での免税戻しは初めてかも。
帰りは深夜便。少し遅れたうえに、出発前に、台風でベルトサインが消えないかもしれないから、トイレに行っておくようにとのアナウンスが流れたりしてどうなることかと思ったけど、多少揺れた程度で、定刻より少し早く6時半前に羽田へ。3泊5日ということで、夏休みとしてはちょっと短めだったけれど、シンガポールをエンジョイするにはこのくらいがちょうどよさそう。物価も高いし、歴史もないけれど、とりあえず勢いがあるので、バブルの頃がなつかしい世代としては、たまにはこういうところに行って元気をもらうのもいいね。
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