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2016/5/28:さよなら485系〜Y157記念列車の旅〜

◆横浜→根府川→横浜:くもり

 昭和の時代、国鉄の特急といえば、日本全国、北から南まで、肌色に赤のラインのワンパターン、そしてそのほとんどが485系。はつかり、やまびこ、つばさ、ひばり、ひたち、あいづ、白鳥、雷鳥、しらさぎ、有明、にちりん、かもめetc...新幹線といえば、東京ー博多までしかない時代、食堂車付きの12輌編成で、東北線や北陸線を120Km/hですっ飛ばしていた。旅行、出張、帰省などで、ほとんどの人がお世話になったのが485系である。
 分割民営化でJR九州を筆頭に、各社がユニークな車両やコストの安い車両を次々と開発するとともに、新幹線の延伸でどんどん活躍の場所を狭めた485系、晩年は、隼人あたりで、真っ赤に塗られたきりしま号などに乗ると、老朽化は否めなかったが、いよいよ最後の1編成がこの6月で引退するという。そんな中で、なぜか石川町発石川町行きの臨時列車が運転されるというので、あわてて申し込んで、なんとかキャンセル待ちでゲットした次第。

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 Y157という横浜のイベントに便乗した格好になっているので、石川町始発の石川町行きだけれど、もちろん乗客は、100%マニアであって、98%くらいが男性。石川町の京浜東北線下りのホームは1本しかないので、通常の大船行きとかの間をぬってなつかしい485系が6輌編成で入線すると、感慨にひたる間もなくすぐに乗車して、3分停車ですぐの発車。駅構内は、乗客以外にも情報をゲットしたマニアでごった返している。

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 12時27分石川町発。この列車は、石川町発石川町行きだけれど、ルートはマニア向けの凝ったもので、まずは、根岸線を進むと、大船の手前で徐行を繰り返しながら貨物線に転線する。湘南ライナーでおなじみの東海道貨物線である。したがって、ここから先は、茅ヶ崎とか平塚を通るけれど東海道線とは線路やホームが別で並走シーンも見られる。

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 コアなマニアな方々だけれど、5号車はおひとりさまが多いこともあって、意外と静か。写真を撮るくらいで、あまり目立った動きはない。
 13時から元町リカちゃんとの撮影会。はっきりいって意味不明なのだけれど、一応Y157イベントということで、元町リカちゃんなるコムパニオンさんが4名乗車していて、車内で記念撮影。写真は後日いただけれるとのこと。
 相模貨物駅で運転停車して、小田原から東海道線に戻って、海が見えてきたところで、13時38分根府川駅着。ここは中線があるので、折り返しができるようだ。23分の停車時間があるので撮影タイム。空はどんより曇っているけれど、海も見えて、東海道線でも屈指の風景である。

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 14時1分に折り返し東京方面へ発車。車掌さんが記念切符にパンチを入れにくる他は特にイベントはなく淡々と進行。大船から地下に入って横浜羽沢駅。ここは、もうじき相鉄が乗り入れてくるポイント。さらにトンネルに入ると、東海道線に並走しておなじみの鶴見から今度は横須賀線に並走して、新川崎の隣の新鶴見貨物駅。ここで再び方向転換。

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 ここまではだいたい見たことのある景色だったのだけれど、鶴見から東高島への貨物線は初体験。首都高速1号線をくぐって、東海道線から海側へ離れると、東神奈川あたりで、おなじみのゴルフジョイさん前の踏切を通って、東高島貨物駅で停車。市場の近く、みなとみらいの入口でもある。旧マリノスタウンの裏からアンパンミュージアムの裏を通って桜木町へ。このルート、横浜駅を通らないとはいえ、観光用にも使いたいよね。そして、桜木町から終点の石川町へ。降りる時に、車体をポンと叩いて、お疲れ様。

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 記念列車のお客さんは、Y157のイベント会場の山下公園で、記念品をもらえる。先週に引き続きバラもきれいな公園内には、出店もいろいろ出てて、ニューグランドさんの唐揚げとビアをいただいて、シーバスで帰宅。競馬予想TVでダービーを検討して就寝。

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