2016/7/18:中銀カプセルタワーに参戦!
◆横浜・東京:はれ時々くもり:東京都心の最高気温=33.5度
3連休最終日は、10時20分のみなとみらい線で出発して上京。新橋から徒歩数分、中銀カプセルタワーに参戦する。
中銀カプセルタワーと言われても知らない人も多いかもしれないが、黒川紀章先生の代表作ともいえる名建築。カプセルをつみあげた未来型のマンションは、首都高速会社線から見たことのある方もけっこういるのではないだろうか?新幹線の500系が子供の頃の未来の乗り物の姿だとすれば、このカプセルタワーも今もまだ未来型の住居の形である。
名建築だけれど、一般のマンションであって、見学者は立ち入り禁止。なぜ小生が参戦したかというと、保存のためのプロジェクトに一口参加させていただいたから。築44年ということで老朽化著しく、立て替えか保存かで十年来意見が分かれているようなのだけれど、なんとか保存できないかということで、建築家の方が10人でシェアするしくみを考えだして、小生もその中に入れていただいたという次第。グーグルカレンダーでスケジュールを調整すれば自由に使うこともできるということで、本日が待望の初参戦。
シェアしているメムバーは、サテライトオフィスのように使われている人もいるようだけれど、小生は特に何か目的があるわけではないので、1階のコンビニでビアを買って持ち込んで読書。4畳半くらいのカプセルだけれど、余計な物がなく、エアコン完備で快適。丸い窓が宇宙船を思わせて格好いい。
数ヶ月前に何かのチラシで売りに出たカプセルが600万円くらいだったのを見て、案外安いんだなと思ったのだけれど、今回のしくみは、家賃+光熱費6万円を10人でシェアだから月6000円で、利用回数に応じて調整するしくみも実によくできている。
マイ枕でも持ち込んでお昼寝もよさそうなのだけれど、本日のところは、初参戦ということで、2時間ほど滞在して、日記を書いたり、読書したりして撤収。
ちょうど、昨日、ル・コルビュジェの建築群が世界遺産に登録されたけれど、黒川紀章の師匠の丹下健三は、ル・コルビジェに強く影響を受けたという。西洋美術館もいいけれど、このカプセルタワーもぜひ後世に受け継いで欲しいと心から願う。
« 2016/7/17:八十八に参戦 | トップページ | 2016/7/24:メアリー・カサット展に参戦 »
「日記・コラム・つぶやき」カテゴリの記事
- 2025/4/23:MacBook Air帰還(2025.04.23)
- 2025/3/31:Pensta POP-UP STORE@高輪ゲートウェイシティ街開き(2025.03.31)
- 2025/3/7:ANAインターコンチネンタルホテル東京・カスケイドカフェに参戦(2025.03.07)
- 2025/1/5:金杯プチ敗(2025.01.05)
- 2025/1/2:実家で一献(2025.01.02)
コメント