« 2016年6月 | トップページ | 2016年8月 »

2016/7/31:第98回全国高校野球選手権神奈川大会決勝に参戦

◆横浜:はれ時々くもり一時あめ:横浜の最高気温=31.4度

 6時20分起床。朝食をたっぷりいただきながら、プロ野球ニュース(再)〜競馬予想TV(再)。
 本日は、高校野球神奈川大会決勝戦。慶応高校が8年ぶりに決勝に勝ち進んできた。相手は横浜高校なので、まぁ勝ち目はあまりなさそうだけれど、せっかくだからハマスタに応援に行きたい。
 ところが、友人のFacebookなどを見ると、昨日の準決勝も大行列の末、かなり早い時間にブックフルになったという。13時試合開始だけれど、開門は10時半の予定が9時半に繰り上がったという。どうなるかわからないので、とりあえず9時半すぎに家を出る。間違えて馬車道で降りてしまい、日本大通りまで乗り直して、横浜公園へは10時すぎに到着。いやぁ、すごい列。最後尾は教えてくれたけど、盛大にぐるぐる回っていて、どこへ向かっている列なのかさっぱりわからない。

Dsc_0026

Dsc_0031

 あちこちで折り返してぐるぐる回って、どうやら1塁側内野方向へ進み始めて、11時前には、チケットを購入できた。これで入場は保証されたし、試合までまだ2時間あるので、すぐに入場しなくてもよいのだけれど、自由席なので、間際になると席を探すのに苦労しそうである。そのまま入場して、ビア、シウマイ弁当、みかん氷を購入して、1塁側内野後方通路側に陣取る。あちぃのだけれど、大気の状態が不安定で、急に黒い雲が接近したと思うと、ザーッと強い雨が降って、シートノックが中断したりもしながら、なんとか2時間経って、塾歌や若き血を歌ってテンションも高めて、いよいよ13時試合開始。

Dsc_0034

Dsc_0035

Dsc_0037

Dsc_0040

◇2016/7/31:●慶応義塾 3-9 横浜(横浜)

 慶応の先発は、2年生エースの森田くん。初回、いきなり横浜3番の増田くんに被弾。一方の横浜は、150キロ近い速球でプロ注目の藤平くんが先発。どうみても、投手力は、横浜の方が上で、慶応は、イッキマンに褒められた内野の守備でなんとか打たせてとりながらふんばる。
 しかしながら、5回、守備のミスが出て、2死2塁となったところで、初回に被弾している増田くん。2ストライクと追い込んでおきながら、高めに投げて、またレフトスタンドへ。ここで内角高めはないよなぁ・・・横綱相手にエラーがらみで失点してはもう厳しい。さらに連打で0−5。6回にも代わった井上くんが打たれてとうとう0−8。
 決勝戦もコールド負けってあるのかしらん?と心配になってきたところで、7回裏。せっかく来たのだからと若き血を盛大に歌うと、ここから打線がつながって3連打で1点、さらに2死2、3塁から下山くんタイムリーで3−8。藤平くんをKO!さらにつないで、2死満塁で正木くんという場面まで持ち込んだ。一発出れば1点差ということで、応援団のボルテージもあがり、小生もダッシュケイオウその他、いろいろ歌って応援するが、まさかの見逃し三振で万事休す。8、9回もそれなりにチャンスを作るも結局無得点で3−9。横浜高校が甲子園出場。
 監督が「10回やって1回勝てるか」と言っていたらしいけれど、まさにそのくらいの感じで、たのみの守りにミスが出たのだからまぁ仕方がない。打撃のチームでよくここまでトーナメントを勝ち上がってくれた。
 8年前は、90回記念大会ということで、神奈川が代表2枠になって、横浜高校とは当たらずに決勝で東海大相模に勝って46年ぶりの出場を決めたのだけれど、今年は1枠。東海大相模のコールド勝ちしても、決勝で横浜が立ちはだかる。この2つに両方勝つのは難しいっていうことだよね。
 8年前のような感動には立ち会えなかったけれど、決勝まで勝ち進んでくれたチームはよくがむばった。エースと4番は2年生だから来年にも期待したいし、3年生には、神宮でまた楽しませて欲しいものである。

Dsc_0047

Dsc_0046


2016/7/30:メイクデビュー札幌〜めざましクラシックスサマースペシャル♪

◆札幌→東京→横浜:くもりのちはれ:札幌の最高気温=28.5度

 ルートインとドーミーインではベッドや枕がだいぶ違うので心配だったのだけれど、案外よく眠れた。6時45分起床。大浴場は断念して朝食ヴァイキング。
 3000本安打にあと2つのイチローがスタメンということでBS-1でメジャーリーグ中継。山下大輔さんと新井宏昌さんもテンションあがっていたのだけれど、残念ながらノーヒット。相手チームの猛攻ばかり見ているうちに、10時チェックアウト。
 空は曇っているけれど、さすがに涼しくて快適だ。コインロッカーに荷物をあずけて、桑園から無料バスで札幌競馬場へ。開催初日からにぎわっているけれど、新スタンドは広々としていて余裕がある。ソフトクリーム、ビア、豚丼。4レースでティータン騎手から流して2着に持ってきてくれて小勝。

Dsc_0002

Dsc_0003

Dsc_0005

Dsc_0009

 いよいよ5レース、メイクデビュー札幌2歳新馬戦。パイオニアステップ、シャレードスマイルの2頭は、デビュー戦も参戦できず、その後も一度も応援できていないので、JRAの愛馬応援はけっこう久しぶりである。愛馬バルコラベーロ号は、血統平凡、調教平凡、厩舎地味、騎手も謎ということで、ノーザンファーム生産馬にしては人気がなく9頭立ての少頭数にもかかわらず6番人気くらい。パドックの気配はまずまずというところか。

Dsc_0010

Img_20160730_110659

 ポケットからスタートの芝1500m。新馬戦らしくバラバラっとしたスタートだが、バルコラベーロ号は、一番いいスタートで2番手につけて淡々とした流れを追走。これはなかなかいい感じである。終始2番手から4コーナーでじわっと先頭を伺う。ひょっとしたら!ティータン行け!と思ったら、一杯になってしまったというか、切れ味不足というか、後続にだらだらと抜かれて終了。5着。うーん。。。3着くらいには残って欲しかったけどねぇ。。。このまま続戦して欲しいけれど、喉が鳴るという噂もあるので、前途不安である。

Dsc_0017

 早々に退場して、快速エアポートで新千歳空港へ。ラウンジで慶応高校の神奈川大会決勝進出を確認して、プレミアムクラスへのアップグレードにも成功。しかしながら、帰りも飛行機は遅延。それはまぁ仕方ないのだけれど、遅延でみんな焦っているところへ、子供連れがたくさんいるので、事前改札搭乗を通常の搭乗開始と勘違いしたのか一般の人がどんどん乗り込んで無法地帯になってしまった。これでは、優先搭乗の意味がないし、ひと声かければ済むことじゃないか。指摘した小生に謝るのではなくて、列の人に「ただ今はお子様連れの方の事前改札搭乗中です。」と言えばいいのだ。なぜその程度のことができないのか。ちょっと見苦しすぎる。
 14時台の便ということで、プレミアムシートのお食事は軽食。ちょっと物足りないなと思っていたら、お隣の方がビーフストロガノフスープをリクエストして美味しそうだったので、小生も参戦。赤ワインとともに美味しくいただき30分以上遅れて、16時半すぎになんとか羽田へ。
 京急で新橋へ出て銀座線で溜池山王へ。本日後半は、サントリーホールにて、めざましクラシックスサマースペシャル。2年ぶりの参戦である。18時の開演にはなんとか間に合った。

Dsc_0024

Img_20160730_174436

 「モルダウ『わが祖国』より」で始まった第1部は、ニューアルバムから、高嶋ちさ子嬢作曲の2曲も披露されて、前半のスペシャルゲストは、ヴァスコ・ヴァッシレフさんが登場。ブルガリア生まれで世界的に活躍しているというヴァイオリニストは、親日家で、白子ポン酢と純米酒とウオシュレットを愛しているという。メリー・ウイドウより「唇は黙して」など、さすがの演奏。
 休憩の後は、おなじみの12人のヴァイオリニストが「雷鳴と電光」とともに入場。ニューアルバムのためにスキマスイッチが作曲したという「SPLASH!!」もなかなかいい曲。そして、軽部さんが悶絶するほど好きだというラフマニノフの交響曲第2番第3楽章は、軽部さんの悶絶する指揮で。途中、どこをやってるかわからなくなる事故がひそかに起きていたという。
 そして、本日のスペシャルゲストは渡辺美里。めざクラは2回目だけれど、ちさ子嬢との競演は初めて。毒舌のちさ子嬢に臆することなく堂々のトークで、案外意気投合した模様。「My Revolution」、「始まりの詩、あなたへ」、「10years」。ストリングスバージョンもなかなかいいね。そして、「My Favorite Things」は、軽部さんとの競演で。
 アンコールの「威風堂々」までたっぷり3時間、にぎやかなコラボレーションが今年も楽しかった。来年はめざクラ20周年、サマースペシャルも4DAYSを計画とのことで、ますます楽しみだ。

Dsc_0023

2016/7/29:間席で北の大地へ

◆横浜→札幌:はれのちくもり:東京都心の最高気温=32.4度
 
 17時までの会議が10分早く終わってくれて、浜松町で2分の乗り換えで空港快速をゲットしたので、予約しておいた便より1本早い18時のANA75便に間に合った。今週末の予定は、愛馬のデビューがぎりぎりまで決まらず、美里がゲストのめざましクラシックスや慶応高校の神奈川大会予選、ホークスとの首位攻防戦などもろもろの兼ね合いもあって様々なバリエーションがあったのだけれど、昨日の夕方になって、ようやくバルコラベーロ号の土曜デビューが確定して、ANA株主優待で行く金曜出発の北の大地弾丸ツアーが確定した次第。
 北の大地滞在18時間くらいの弾丸ツアーなので1本でも早い便に繰り上がったのはうれしいのだけれど、
「おくさん!何年振りかの間席ですよ!」
 もう
「往生際悪く、何度たたいてもダメ、いつもは最後はなんとかなるんだけれどねえ。。」
 なにも、こんなに疲れているときに。。。。。。
 ダメ元のプレミアムクラス空席待ちは、なんだか要領悪い2人組がバタバタしたあげく、1つ前の人で満席。挙げ句の果てに出発も盛大に遅延と冴えない旅立ち。

Img_20160729_202018

「間席で遅延、さらに快速エアポートも遅延となると疲れますね」
 札駅到着は21時。どうやら、今日の札幌は、豊平川花火大会の予定だったのが雨で順延になった模様。雨は上がって、さすがに涼しい。
 水曜日まではジャスマックさんが空いていたのだけれど、出馬確定時点ではブックフルになってしまったので、事前に確保していたルートイン北口さんに久々にチェックイン。この時期の北の大地で7000円台で泊まれるのはありがたい。
 荷物を置いて、地下鉄ですすきのへ。首位攻防第1ラウンド終了。というか、もはや終戦かもしれない。
 だるま6・4さんに参戦。ほとんど待たずに入場が許された。ハイボールとお肉おかわり、〆はお茶漬けで。疲れたからだににんにくの効いたタレがしみるねぇ。

Img_20160729_213815

 帰りは、ポールタウンから地下歩行空間を通って、歩いてホテルへ。せっかくなので、北の大地のポケモンでもゲットしようかと思ったけど、安っぽいのばっかりだ。

20160728b


2016/7/28:松屋銀座、鉄道模型ショウに参戦

◆横浜・東京:くもり時々はれ:東京都心の最高気温=31.1度

 関東甲信越ようやく梅雨明け。だらだらと長かったわりには、東京の水不足はあまり解消していない感じだけれど、とりあえず猛暑日も熱帯夜もほとんどないまま7月が終わりそうなのはありがたい。
 18時前に退社して、まず、会社近くのセブンイレブンでビアを購入。なんでわざわざ会社の近くでビアなんか買って帰るのかというと、プレミアムモルツの新幹線限定缶が、近所には見当たらないのだ。日本全国の12種類の新幹線がセットになったやつは、えきねっとの通販でゲットしたけれど、ドクターイエローやイーストアイといったレアものの入った4缶セットは、コンビニ限定。なぜか会社近くのセブンには、たくさん余っているので、ようやくゲット。

Img_6581

 ビア4缶を抱えているので、さっさと帰宅すべきなのだけれど、茅場町で日比谷線に乗り換えて久しぶりに銀座へ出て松屋銀座さんへ入場。実家はけっこう松屋を愛用していたので、子供の頃はけっこう参戦したのだけれど、最近はすっかりご無沙汰である。いつのまにか地下に千疋屋さんも入っていて驚くが、素通りして、8階の催事場へ急ぐ。本日は、鉄道模型ショウへ参戦である。
 夏の松屋銀座というと、子供の頃は、中央競馬写真展の思い出があるけれど、鉄道模型ショウはおそらく初参戦。まぁ、各社いろいろと出展していて、それなりに楽しいけれど、特にどうということもないという意味では、先日の世界鉄道博と同じである。お客さんもコアなマニアと夏休みの子供連れが交じっている。エヴァンゲリオンの500系あたりが目玉だろうか。SONYのカメラを積んだカメラカーをスマホで制御するというのはおもしろそうだったけれど、これは参考出品らしい。

Img_6572

Img_6573

Img_6575_3

Img_6576

 軽くジオラマを見学して退場すると、例によってグッズ売り場があって、世界鉄道博で迷って断念したつり革がここでも1080JPYで売っている。その他にもマニア向けグッズ充実で、なんといっても、圧巻は、実物のヘッドマーク。ボンネットの先につけていたと思われるあさま号のヘッドマークは、なんと110万円!撮影もNGとのこと。この他にも、ヘッドマーク各種は、数十万円から。機関車の形式プレートは、10万円台から。
 気になったのは、電動の行き先表示板。最近でこそ電光表示になってしまったけど、昔なつかしいバックライトがあってぐるぐる回るやつ。「大月」とか「横須賀」とか表示されていて、5種類くらいある。だいたい4、5万円くらいで、実際に動かせるようだ。おおいに食指が動いたのだけれど、かろうじて我慢して、結局、「東京ー沼津」のサボと、「指定席」のプレートと、つり革を購入。計12,960JPYなり。サボは、1万円以上が相場かと思っていたので、案外安かった気がするのだけれど。。。
 20時すぎに帰宅できたので、なぜか今日は曜日も時間もちがうドキュメント72時間。ネットオークションの裏側に迫る。自分の書を3000万で売りに出す人とか、本に興味ないけど、古本売って生活する人とか、レアもののマニアな世界。こちらも隠居に向けておおいに参考になる。

20160728


2016/7/24:メアリー・カサット展に参戦

◆横浜:はれときどきくもり:横浜の最高気温=27.7度

 昨日は父の十三回忌。めいっことポケモンGO。めいっこは、父を見たことがないのに、夢に出てきたという。Tシャツに短パンにリュック姿で、みんなが法事に来てくれるのか確認していたとのこと。
 本日は、kecoさんが来浜。横浜美術館のメアリー・カサット展に参戦。メアリー・カサットさんは、アメリカからヨーロッパへ渡った印象派の女流画家とのことなのだけれど、オルセー美術館ではあまりお目にかからないので今まであまりご縁がなかった。ドガやモリゾさんとも親しく、浮世絵にも影響を受けたとの由。

Img_6561

Img_6571

 せっかくはるばる来浜していただいたので、みなとみらいが誇る天ぷらの名店「ふく西」さんへご案内。ロッキード事件問題、コーチャン氏問題、舌平目問題、そよかぜ問題、たみこさん問題、黒酢酢豚問題、戒名に入れる字を考えておかなくては問題など検討しながら、カウンターで締めの天茶まで美味しくいただく。

Img_6562

 せっかくはるばる来浜していただいたので、パシフィコ横浜で開催中の世界鉄道博2016にご案内。しかしながら、パシフィコの前まで来ても人の流れがまったくない。恐竜博もかなり寂しかったけれど、それ以上に閑散としている。入場は1500円とけっこう高い。メアリー・カサット展の半券で100円引き。

Img_6570

 原鉄道模型博物館の協力ということで、世界の鉄道についてパネルで解説しつつ、模型が展示されているという趣向でOゲージの車両が盛大に走り回る。もっとも、すぐそばで原鉄道模型博物館は今日も営業しているのだから、そちらへ行けばよかったのか?という疑問もなくはない。各社協賛ブースがあるが、パネルとチラシのみであまりやる気は感じられず。相鉄のコーナーには、噂の革張りシートの椅子も。

Img_6564

Img_6566

 全長650mとかいう盛大な模型コーナーの後は、トーマスのコーナーがあってここが一番子供たちでにぎわっている。マニアな方々はあまり来ていないようだ。
 最後は、グッズショップがあるのだけれど、古い記念切符とかが大量に販売されていて、クリアファイルに入っているのだけれど、これが西武ライオンズ優勝記念とかいろいろあって、中古レコード屋さんで古いレコードを探すような感じでいろいろ探すとなかなか楽しい。その他につり革1080JPYにも食指が動いたのだけれど、断念。サボ(行き先表示)はあいかわらず高くて、「小樽行」とあるだけで、4万円とか。

Img_6569

 せっかくはるばる来浜していただいたので、赤レンガ方面へ歩いて、今年新しくオープンした「マリン アンド ウォーク ヨコハマ」へご案内、というか小生もここは来たことがない。新港パーク近くの海側にできたサンタモニカ風?の作りの小さなショッピングモール。いい加減オーバーストアではないかと思うのだけれど、SODA BARとか、あまりなじみのない業態の店もあって、一応差別化はされている模様で、お客さんもそこそこ入っている。沖合が工事中でクレーンが放置されていたり、海上保安庁の作業船みたいのが停泊していたりと今いち雰囲気が出ないので、周辺も整備したらいい感じになるかもしれない。
 馬車道駅まで歩いて解散と思ったけれど、馬車道はFライナーが停まらないので、みなとみらいまで一駅乗って、ちょうど野球が佳境。1点を追う8回裏、2死2、3塁で翔さん三振を確認して解散。


2016/7/18:中銀カプセルタワーに参戦!

◆横浜・東京:はれ時々くもり:東京都心の最高気温=33.5度

 3連休最終日は、10時20分のみなとみらい線で出発して上京。新橋から徒歩数分、中銀カプセルタワーに参戦する。
 中銀カプセルタワーと言われても知らない人も多いかもしれないが、黒川紀章先生の代表作ともいえる名建築。カプセルをつみあげた未来型のマンションは、首都高速会社線から見たことのある方もけっこういるのではないだろうか?新幹線の500系が子供の頃の未来の乗り物の姿だとすれば、このカプセルタワーも今もまだ未来型の住居の形である。

Img_6553

Img_6554

 名建築だけれど、一般のマンションであって、見学者は立ち入り禁止。なぜ小生が参戦したかというと、保存のためのプロジェクトに一口参加させていただいたから。築44年ということで老朽化著しく、立て替えか保存かで十年来意見が分かれているようなのだけれど、なんとか保存できないかということで、建築家の方が10人でシェアするしくみを考えだして、小生もその中に入れていただいたという次第。グーグルカレンダーでスケジュールを調整すれば自由に使うこともできるということで、本日が待望の初参戦。

Img_6544

 シェアしているメムバーは、サテライトオフィスのように使われている人もいるようだけれど、小生は特に何か目的があるわけではないので、1階のコンビニでビアを買って持ち込んで読書。4畳半くらいのカプセルだけれど、余計な物がなく、エアコン完備で快適。丸い窓が宇宙船を思わせて格好いい。

Img_6542

Img_6547

Img_6543

Img_6552

 数ヶ月前に何かのチラシで売りに出たカプセルが600万円くらいだったのを見て、案外安いんだなと思ったのだけれど、今回のしくみは、家賃+光熱費6万円を10人でシェアだから月6000円で、利用回数に応じて調整するしくみも実によくできている。
 マイ枕でも持ち込んでお昼寝もよさそうなのだけれど、本日のところは、初参戦ということで、2時間ほど滞在して、日記を書いたり、読書したりして撤収。
 ちょうど、昨日、ル・コルビュジェの建築群が世界遺産に登録されたけれど、黒川紀章の師匠の丹下健三は、ル・コルビジェに強く影響を受けたという。西洋美術館もいいけれど、このカプセルタワーもぜひ後世に受け継いで欲しいと心から願う。


2016/7/17:八十八に参戦

◆横浜:くもり時々はれ:横浜の最高気温=29.6度

 先週に続きバタバタした1週間が終わり、なんとか3連休にたどりついた。昨日は、たまっていた雑事をだいぶかたづけたので、今日はのんびり。散髪を済ませて、野球もないので、心安らかに昼ビア、昼寝。
 15時すぎからでかけて、郵便局でディアナの精算を済ませて、サロンでYo子さん、Yoくん、Oちゃんと合流。101番のバスで馬車道へ。
 ROOTS66が次々と大台を迎える今日この頃、Yo子さんの誕生日のお祝いということで、1年ぶりに八十八さんに参戦。山口瞳さんも愛した名店である。明治43年創業。現在の建物は、戦前は銀行に使われていて、戦争で唯一焼け残ったとのことで、よく見ると、高いところに金庫の後が残っていたりする。ブラタモリ風の解説が欲しいところである。

Img_6524

 ビアだとおなかいっぱいになってしまいそうなので、石垣牛のたたきと鱧の煮こごりをつまみにワインで乾杯。なかなか美味しいワインである。

Img_6525

 サロンに遊びに来てくれるのはうれしいけれど、おばあちゃんよばわりはあんまりだ問題、カップやきそばにお湯を入れたところで台所で寝たのはあんまりだ問題、普段から手強い人が周りにいるのでそろばんの先生くらい大丈夫だ問題、あれとかこれとかそれとかばっかりだ問題、イチローはバッティングセンターで低めを見逃していたぞ問題、ポルシェくらい自分で買ってほしいぞ問題など検討しながら待つことしばし、待望のうな重月丁が到着。あいかわらず美味である。山椒もぴりりといい味だ。やっぱりひつまぶしよりうな重だねぇ♪

Img_6527

 途中でお誕生日ネタが仲居さんにバレたようで、サプライズのデザートがサービスに。大根にローソクがささっているのがキュート。

Img_6529

 美味しくいただいたところで、帰りは、尾上町の泉平さんのいなり寿司をおみやげに購入。こちらも天保10年創業の老舗で、食べログの得点は、偶然にも八十八と同点の3.51だ。
 山下公園の花火をビル越しにちらっと眺めながら腹ごなしに歩いて帰宅。

Img_6530


2016/7/10:無念の途中退場もミラクルサヨナラ14連勝、大団円♪

◆富良野→札幌→横浜:くもり時々あめ:札幌の最高気温=20.8度

 5時半起床。お散歩。ラベンダーも咲いているし、夫妻は野菜ソムリエで、オーベルジュ内に菜園もある。

Img_6503

Img_6502

Img_6501

 8時から朝食。ポテトグラタン、サラダ、オムレツ、ソーセージなど。それぞれ道内各地のこだわりの素材。せっかくなので10年ぶりくらいに牛乳も飲む。高温殺菌していないので臭いもなく小生でも大丈夫だ。デザートまで堪能してお部屋でくつろいで10時チェックアウト。夫妻の盛大なお見送りを受けて出発。Facebookによれば、清掃スタッフなどが欠員で、ホント、朝から晩まで夫妻で働き続けている感じで、心配になってしまうけれど、とにかくすばらしかった。また違う季節にも来てみたい。真冬に真っ白な中でくつろぐのもまたいいかもしれない。

Img_6505

Img_6506

Img_6507

 札駅でベンツを返却して、非日常の2日間から日常に戻る。
 実は、今季初参戦の札幌ドーム。チームは13連勝、日曜日、大谷くんということでお客さんの出足も早い。それはすばらしいのだけれど、ひとつ気になるのは、我らが最後にファイターズを観戦したのは、名古屋ドームで光夫で負けた試合。すなわち、連勝前の最後の試合である。14試合ぶりの観戦で14連勝を止めてしまってはシャレにならない。大谷くんなら大丈夫だろうと思いたいが、今季投手の大谷くんを見たのは、開幕戦の千葉とGWの所沢でいずれも負けている。。。

Img_6509

◇2016/7/10:○F 6x-5 M(札幌)

 初回先頭打者に四球。小生が観戦するときの大谷くんはこんなのばかり。満塁から犠飛で1失点。初回だけで20球以上。162キロはボールで、三振も多いけど、球数が多い。しかも今日はDH解除していないので、打者大谷の援護がなくスタンリッジの前に翔さんは今日も沈黙。
 みけ派のうしという方が来札中ということで、コンコースでごあいさつ。その後も、試合は淡々と進んでいたのだが、7回表、大谷くんが死球、さらに初回以来の四球。マメがつぶれたとかでここで降板。123球。風船があちこちで割れてうるさいので、コンコースへ退避。谷元が2死満塁までこぎつけたが、荻野タイムリーで3点目。3点差になってしまうと角中に宮西というわけにもいかず、谷元続投ではいかにも打たれそうだったけれそ案の定打たれて、5−0。あまりにもあんまり。14試合ぶりの参戦で14連勝を止めてしまうのか・・・
 スタンリッジも100球を超え、1-0あるいは3-0くらいなら、南→益田→西野だったんだろうけど、5-0となったことで欲が出たのか続投。岡2ランで3点差。左2人なんだからここで松永でもよかったんじゃないかと思うけど、まだ続投。西川ヒット、中島ヒット。ようやく交代。南じゃなくて大谷。陽タイムリー、そして、翔さん。もう文句言わずにただただ祈るしかないのだけれど祈りが通じて、ポテンヒット!1点差。となりで号泣の気配。
 ここでようやく南。賢介、レアード倒れて7回裏終了。1点差ならまだわからない!というところなのだけれど、なんとここでタイムアップ。今年から日曜も14時試合開始になってしまったので、3時間半を超えると、19時半のANA78便に間に合わなくなってしまうのだ。
 札駅に戻ってトイレに行って戻ってくると、なんと9回裏2死から賢介起死回生のホームランだという!快速エアポート内で延長戦をチェックするも決着つかず新千歳空港着。
 飛行機が10分ほど遅れてくれたので、ラウンジで引き続き延長戦をチェック。12回表を抑えて負けがなくなったことを確認して、トイレに行って戻ってくると、なんとレアード選手サヨナラホームランだという!14連勝!途中退場なのでちょっと消化不良感も否めないけれど、楽しい初夏の北の大地、はむほーで大団円♪

Img_6513


2016/7/9:オーベルジュ・エルバステラさんへ♪

◆中標津→釧路→新得→富良野:はれときどきくもり:富良野の最高気温=27.6度

 6時起床。新館で朝風呂。温泉ブログなどで評価の高いだいいちさんだけれど、特に評価が高いのが、朝食ヴァイキング。7時の開始とともに参戦。とにかく品数がすごい。それも肉や魚や卵などはもちろんだけれど、漬け物とか酢の物とかお惣菜類の充実がすばらしい。実にヘルシーで日頃の野菜不足や栄養のアンバランスを補えそうだ。一方の肉食のkecoさんは、養老牛牛乳こそエンジョイしているものの、あまりやる気なし。メロンが途中で登場して少し元気を取り戻す。小生は牛乳はパス。

Img_6472_5

Img_6473

Img_6474

 なぜか毎日お餅つきが行われていて、お雑煮ときなこ餅をいただき、出発の際にはあんころ餅もおみやげに。

Img_6475

 朝食後、第4回入浴。あらためて本館大浴場をエンジョイして、出発。温泉ブログの高評価も納得のお湯とお食事とおもてなし。
 ちょうど放牧のために山を登っている養老牛の牛さんに別れを告げて、今日は富良野までのロングドライヴ。国道243号へ出て、4ヶ月ぶりの鶴居村を通過。前回国道沿いにいたタンチョウさんたちは、どこで夏をすごしているのだろうか。前回は営業終了していた湿原展望台に上る。天気予報は怪しかったけれど、今日もあさからいいお天気で涼しい。

Img_6476

Img_6477

Img_6480

 釧路市内を抜け、高速道路の延長を知らないカーナヴィを無視して、早めに道東道へ入り先を急ぐ。片側1車線高速にいらつきながら、ひたすら西をめざし、十勝清水へ。ETCの機械がみつからず久しぶりに料金所で料金を払う。(返却時に確認したところ、助手席のボックス内にあった模様)
 十勝清水から38号線で新得へ。日本でも有数の蕎麦の産地のひとつ。食べログで3.50と昨日の秀峰庵以上の高評価のみなとやさんへ。外見は普通の町のおそばやさんだけど、さて、どんな美味しいおそばが出てくるのだろうかと昨日以上の期待をして待っていると、普通のおそばが出てきた。もちろんまずくはないし、お値段も安いけれどいかんせん味が普通。食べログ3.5以上は、無条件で信頼していたのだけれど、ちょっとがっかり。

Img_6481

 気をとりなおして、ラジオで新谷さんの解説など聞きながら、狩勝峠越え。新日本八景とのことだけれど、そもそも日本八景っていうのも知らない。頂上はドライブインもつぶれて寂しいけれど、よく晴れて眺望はすばらしい。

Img_6483

Img_6482

 さらに38号線を北上して、富良野市内へ。オーベルジュのチェックインは16時からと決まっているので、ファーム富田さんで時間調整。早咲きのラベンダーはすでに見頃で、アジアの方も多く、夕方になってもにぎわっている。

Img_6484

Img_6486

Img_6488

 いよいよ今回の旅のハイライト、オーベルジュ・エルバステラさんへ。kecoさんのお誕生日ということで、富良野のオーベルジュを探してみたのだが、ここは、食べログの3.45はもちろん、とにかく口コミの評価がすばらしい。野菜中心のシェフのお料理もすばらしそうだし、美女であるところのオーナー夫人のおもてなしも絶賛されている。1日3組しか泊まれないこともあって、3月に予約した時点ですでに第1希望のお部屋は空いてなかったほど。期待は高まるばかりである。

Img_6490

Img_6489

Img_6491

 16時すぎに入場。ウエルカムドリンクをいただきながら、夫人に説明を受けるのだけれど、あまりの美しさに、ちょっと緊張してしまう。なんていうか、美しい先生や素敵な看護婦さんを前にドキドキしてしまったようなあの感覚を久しぶりに・・・
 お食事は、3組揃って18時30分から。シェフが作って夫人が運ぶので、一品ずつゆっくりと。お品書きがないので、写真で見ていただくしかないのだけれど、まずは、とうもろこしの小さいやつとスープ。最初から美味しいんだ、これが!

Img_6492

 ある意味メインでもある野菜たっぷりの前菜。とにかくたくさん入ってます。トマトももちろん平気。アピオスっていうのだけ覚えてる。見た目も美しいけど、味ももちろんすばらしい。後ろのお客さんも盛大に撮影しているようなので、こちらも気を使わなくてすむ。夏の北の大地の陽は長く、まだ外は明るい。

Img_6493

 パスタは2種類。チーズは、興部町のなんとかファームと白糠町のなんとかファームだったっけ?

Img_6494

Img_6495

 お魚もたくさんのお野菜といっしょに。

Img_6497

 メインのお肉は、ポトフみたいな感じ?こちらも野菜たっぷり。

Img_6498

 3時間かけて美味しく、ゆったりといただいて、デザートの時にシェフが登場。そして、お誕生日ということで、ハッピーバースデーのオルゴールとメッセージ付きプレート。過剰すぎない演出もさすが。

D20160709a

 どんなに期待を高くしても、絶対に裏切られないと思っていたけれど、ホントにすばらしいお料理とホスピタリティー。そして、幸せな気分になったところで10秒でお部屋に戻ってくつろげるのがオーベルジュのすばらしさ。ファイターズ13連勝。おやすみなさい。


2016/7/8:JALウルトラ先得で行く初夏の道東〜サクラマス、神の子池、養老牛温泉〜

◆横浜→女満別→清里→中標津:はれのち時々くもり:中標津の最高気温=21.0度

 いつもと同じ5時15分起床。3月くらいから計画していて楽しみにしていた夏の北の大地。今週は、あまりにもあんまりな1週間で、昨夜も深夜帰宅でぐったりだけれど、とにかく金曜日までたどりついた。今回は第1ターミナルからJALさんでの出発。女満別へ行くときはこの便のお世話にならざるを得ない。バスラウンジでkecoさんと合流して出発。
 道中熟睡して多少なりとも睡眠不足を解消して、女満別空港へ。爽やか!7月の北の大地も蝦夷梅雨っぽかったり、けっこう暑くなったりすることも増えた気がするけれど、こういう爽やかな時にくると、さすがは北の大地!ということでお得感たっぷりである。テンションをあげてニッポンレンタカーさんへ。
 いつもは、ヴィッツ号あたりで出発するのだけれど、今回は、なんとメルセデスさんでの出発である。ニッポンレンタカーさんのヤナセプレミアムカーレンタル、メルセデス・ベンツ体感キャンペーンでGLA180とやらをお借りすることになった。諸々キャンペーンやら割引があって、普段のヴィッツ号の倍くらいのお値段。今回は、kecoさんのお誕生日も近いのでプレミアムプランということでゴージャスにご出発。
 ゴージャスはいいのだけれど、いかんせんヴィッツばかり運転しているので、わからないことばかり。店員さんも女満別でベンツを借りるのはおそらく小生が初めてではないかと思うのだが、札幌から回送されてきたクルマのようで、最低限のことしか知らないようだ。右ハンドルはいいのだけれど、その分ウインカーが反対。そして、右側にワイパーではなくて、シフトレバーがついているので、右ウインカーを出そうとして勘違いすると、ギアをバックに入れかねないというのが恐ろしい。ただでさえ寝不足続きで、ペーパーバイクドライヴァーのkecoさんの後ろで二人乗りでもさせていただいた方がよいのでは?と思っていたくらいなので、これは相当に慎重に運転しないと危険である。カーナヴィも格好はいいのだけれど、今いちよくわからないし、ETC装置がどこについているのかも不明。それでも、kecoさんのiPhoneをUSBで接続すると、スピーカーも豪華なのかけっこういい音が聞こえてきた。BOOWYを聞きながら出発!
 本日最初の目的地は、今回の道東遠征のきっかけのひとつとなったさくらの滝。毎年7~9月頃にサクラマスが川を登ってくるのだけれど、途中、段差があって、そこを盛大にジャンプするのだという。ちなみに海へ出ないで大きくならないのがヤマメで、海へ出て戻ってくるのがサクラマスらしい。
 斜里岳の麓、ということは知床半島も近い清里町。シバザクラでおなじみの大空町の近くでもあるけれど、川へ入っていくとなれば、クマが怖いということで、amazonで購入したクマよけベルを持参したものの、道道から案内標識に沿って分け入っていくとなんのことはない広場のような駐車場があって、バスも止まっていて、あるいて1分くらいで滝へ出ると、三脚を構えた先客が20名くらいいて、クマさんの出番はなさそうだ。

Img_6447

Img_6432

 マイナスイオンたっぷりという感じの爽やかな清流。さて、ジャンプは?というと、これがけっこう盛大。10秒くらい見ていれば、どこからかサクラマスが飛び出してくる。次から次へとジャンプして、なかにはけっこう高く飛ぶのもいるんだけれど、いかんせん滝の段差が3メートル以上あるらしく、全然越えられない。毎年何千匹もやってくるらしいのだろうけど、たまには超えるやつもいるのだろうか?見ている限りちょっと絶望的な感じである。産卵は越えた奴だけがさらに上流でするのだろうか?そもそもオスとメスが両方飛んでいるのか?とかわからないことだらけである。滝の下の方は泡で真っ白なので、どういうタイミングや態勢で飛び上がるのかもよくわからないし、何匹くらいか順番に飛んでいるかも不明。下流側は、普通のきれいな小川なのだけれど、援軍が上ってきている様子もない。謎は深まるばかりだけれど、そうこうしている間にも、次々とジャンプしては無念!の繰り返しである。

Img_6516

 いくつかの謎を残しつつも、無事にサクラマスを堪能して、次の目的地は、手打ち蕎麦の秀峰庵さん。あの翁の高橋名人も惚れ込んだという蕎麦を栽培していたのだけれど、だったら蕎麦屋もということで、高橋名人の弟子に弟子入りして、畑の中に蕎麦屋を開業。農作業の傍ら、月水金の11ー14時のみ営業、1日30食限定という幻の名店で食べログも3.27の高評価。今日はせっかくの金曜日!これはいくしかないでしょうということで、道道を少し斜里方向へ戻る。
 ベンツのカーナヴィはまったく役に立たないので、kecoさんのiPhoneのグーグルマップが頼り。道道から線路沿いを少し横道に入っただけということは分かっているのだけれど、畑の中の農道は線路に斜めに何本も交差したりしてわかりにくい。「話を聞かない男、地図の読めない・・・」というフレーズが浮かんできたところで、無事に発見。無事に入場を許される。

Img_6451

 あれもこれも食べたいけれど、今日の夜は養老牛温泉で盛大にいただく予定なので、「辛み大根」「納豆」「とろろ」が少しずついただける「味くらべ」さんをいただく。いや、これはすばらしい。先日の千頭もびっくりだったけれど、ここはそれ以上。さすがは、高橋名人が認めただけのことはある。旅先での食にあまり関心のない我々だけれど、小生は三合庵や利庵で、kecoさんは野中さんでと、全国クラスの地元の名店で鍛えられているので、蕎麦にはうるさいし、求めるレベルもかなり高い。そして、地方の名店は、結局は都会の名店に比べると・・・ということも多いのだけれど、ここは十分全国レベル。そして、斜里岳の眺めもすばらしい。

Img_6449

Img_6450

 名店を後に、再び南下して、今度は神の子池へ。道道から少しじゃり道を分け入ったところに美しい青に染まった池がある。木の歩道も整備され、アジアからの先客もいてクマよけベルの必要はなさそうだ。青い池というと、美瑛の青い池が有名だし、十二湖の青池もよかったけれど、ここが一番いい。天気に恵まれたこともあるのかもしれないけれど、光も反射してとてもいい感じである。美瑛はきれいだけれど、少し人工的な感じがあるのに対して、ここは湧き水がたまっているとのことだし、小さいお魚もいて、自然な感じもいい。

Img_6452

Img_6453

 ベンツ号にも慣れて順調に予定を消化して、本日最後のビューポイントは裏摩周展望台。さすがに今日はよく晴れている。霧の摩周湖ということでkecoさんのように初参戦で見られるのはラッキーなんだということを説明しながら登っていくと、たしかによく見えるのだけれど、目の前の木が邪魔で今いち開けないというか、やはり裏という感じは否めない。もっとも対岸の表の展望台までは相当迂回しないとたどりつけないし、向こう側が晴れている保証もないので、そろそろお宿をめざすことにする。

Img_6455

Img_6454

 分水嶺を越えて清里町から中標津町へ。ここからは根室支庁管内。道東もかなり果ての方である。そして、にわかに雲が多くなってきた。これも今回の旅のきっかけのひとつである養老牛温泉まではあとわずか。養老牛といってもそういう牛がいるのではなくて、例によってアイヌ語の当て字だけれど、なんともユーモラスで楽しそうな響きである。そして、小山がひとつ現れたと思うと、山肌に「牛」の文字が描かれていて、牛さんが盛大に放牧されている。乳牛というと狭いところにぎっしり集められているイメージがあるけれど、ここは山を含む広大な牧草地にのんびり放牧されていて、アルプスの山の羊みたいな感じ。kecoさんのテンションも高まってきたようだ。
 養老牛温泉は、湯宿だいいちさんに到着。各種温泉ブログでも評価が高く、期待が高まる。川沿いに横に長く建てられていて、どこからも川が眺められ、せせらぎが聞こえる。ウエルカムドリンクをいただきながら 夕食のチョイスをし、女子は、浴衣を選んでお部屋へ。新館のお部屋へは、長い廊下を渡っていくのだけれど、途中には、仰木彬さんのサインも飾られていた。さすがは仰木さんである。

Img_6459

Img_6460

Img_6462

 もちろんさっそく入浴する。新館にもお風呂はあるのだけれど、まずは本館側の大浴場。川沿いに多数の露天風呂があって、熱めとぬる目が用意されている。もっとも眺めの良さそうなところに、混浴大露天風呂があるのだけれど、遺憾ながら美女はあらわれなかった。男子側から丸見えのうえ、温泉ブログによると、バスタオルOKのはずだったのに、そのような記載もタオルの用意もなかったとの由。無色透明で、肌触りにもそれほど特徴はないけれど、じんわりと温まるいいお湯。

Img_6456

Img_6458

 夕食はお食事処で。

先 付
前 菜 行者にんにく醤油漬け、やまべの甘露煮、中標津ゴーダーチーズ
煮 物 ふきの油炒め、帆立、オクラ、生麩
小 鉢 わらびの三杯酢
皿 盛 根室産花咲がに

Img_6464

香の物 名人鎌田の手作り漬物
後 出
お造り おひょう、牡丹海老、帆立

Img_6463

小 鉢 根室産生うに

Img_6465

揚 物 地場の山菜天ぷら
洋 皿 羅臼産昆布クリームグラタン 鮭とじゃがいも入り
焼 物 羅臼産赤つぶつぼやき(4品から選択)
食 事 地場の山菜釜めし または 紅鮭とあさりの釜めし(チョイス)

Img_6466

吸 物 海老、ズッキーニ、三つ葉
デザート バニラアイスクリームまたはクレソンの片栗寄せ(チョイス)

 途中、シマフクロウさん来場ということで、ロビーへ。餌付けしているので、まぁお約束なのだけれど、ちゃんと毎日夜になると現れて、じっとたたずんで、大勢のお客さんの写真撮影に応えるのだからえらい。

Img_6468

 ファイターズ12連勝を確認して、せっかくなので新館の大浴場で第2回入浴。早々に就寝。

Img_6461

2016/7/3:京都鉄道博物館に参戦!

◆大阪→京都→横浜:くもり時々はれ:横浜の最高気温=33.5度

 昨晩も22時には就寝してしまったので、3時頃に目が覚めて二度寝、三度寝して7時すぎに起床。向かいの吉野屋さんで特朝定食をいただき8時半チェックアウト。上本町から鶴橋で乗り換えて大阪駅へ出て新快速で京都へ。
 京都駅前からのバスで10分。本日は、待望の京都鉄道博物館参戦。オープンから2ヶ月経つけれど、当日券の購入はけっこうな列であいかわらずの人気のようで何よりだ。
 入場すると、さっそくC62、80系、0系がお出迎え。日本の近代化を支えた名車の登場である。館内へ入場すると、今度は、500系、583系、489系。朝からテンションが上がらざるを得ない。

Img_6373

Img_6376

Img_6379

Img_6380

Img_6393

 正直、本館は、思ったより狭い気もするのだけれど、ここのウリは、隣接する梅小路蒸気機関車館と屋外テラスからのリアル列車の眺め。梅小路は、子供の頃に父の友人のKさんに連れてきてもらったんだよね。40年ぶりくらいかしらん。転車台も健在。D51をはじめとする名車多数。そして、3階のテラスからは、新幹線、東海道線、山陰線の列車が間近で見られる。大宮のテッパクもそうだけど、やっぱり鉄道博物館は、こういう場所がいいよね。設計上は、現役の車両も引き込み線で博物館に入ってこられるものね。

Img_6399

Img_6403

Img_6409

 JR西日本ならではということでは、トワイライトエクスプレスが展示されているのだけれど、車内に入れないのが残念。食堂車や寝台車はもっともっとレストランや簡易宿泊施設として生かして欲しいよね。(20系の食堂車はお弁当コーナーとして利用できます)

Img_6378

Img_6413

Img_6412

 子供向けの展示も多いけれど、2階には、マルスとか行き先表示板のパタパタするやつとか、新幹線の指令コーナーを再現したりとかマニア向けのコーナーもあって、3階には図書館も。もちろんジオラマや運転シミュレーターもある。

Img_6395

Img_6396

Img_6405

Img_6406

 諸般の事情によりミュージアムショップでおみやげを購入して12時すぎののぞみ号で帰浜したけれど、またあらためてゆっくり堪能したいね。

2016/7/2:名松線、聖子ちゃん、鉄道バー

◆横浜→名古屋→松阪→伊勢奥津→松阪→大阪:はれ時々くもり:大阪の最高気温=34.5度

 5時起床。朝風呂。普段と同じ5時54分のみなとみらい線で出発。久しぶりにニッカンを購入して6時34分ののぞみ号で西下。本来なら横濱チャーハンなのだけれど、思うところあって、おむすび弁当にしておく。道中つつがなくわずか1時間19分で2週間ぶりの名古屋駅へ。

Img_6336

 名古屋からはワイドビュー南紀1号で南下。JR東海の車両は、新幹線も在来線もおもしろくもおかしくもないのだけれど、キハ85系は、25年以上経過してかなりボロくなってきた。そろそろなんとかして欲しいものだ。道中つつがなく1時間10分で松阪駅へ。

Img_6337

 松阪からは名松線。JR全線完乗の小生だけど、記録達成当時の2013年は、名松線は土砂崩れか何かで不通で代行バスに乗車したのだった。輸送密度の低いローカル線なので、そのまま廃止になってしまうのでは?と思われたのだけれど、5年近くかけてこの3月に奇跡の復活をとげた。となれば、やはり一度は乗っておかないとということで復旧から3ヶ月以上経ってしまったけれどようやく参戦が実現。

Img_6338

 1両のディーゼルカーはソコソコ乗っている。家城でタブレット交換。当時はここから先が代行バスだった。1日に数本しかない代行バスでお腹が終了してしまい、おトイレの間、バスの運転手さんに待ってもらったのを思い出す。そんなこともあって、横濱チャーハンを控えておいたのだけれど、おかげで体調も万全。林業くらいしか産業のなさそうな山あいをのんびりと進み、終点の伊勢奥津へ。かなり暑い。

Img_6351

Img_6349

Img_6348

 ハイキングなどに行く人もいるようだけれど、小生は折り返しの列車で松阪へ戻る。松阪からは、近鉄特急。ネットで予約しておいた伊勢志摩ライナーは、特別車両の最前列の1人がけという快適なお席。ぶどうサワーなどいただいてからひと眠りして、道中つつがなく1時間29分で大阪上本町に到着。

Img_6352

Img_6361

 本日のお宿もロイネットホテルさん。リッチモンドさんと間違えずに無事にチェックイン。一休みしてから大阪城ホールへ。本日第2のお目当ては、聖子ちゃんコンサート。さいたまや武道館は日程が合わなくて、今年は大阪での参戦に。

Img_6364

 外は暑くてぐったりだけれど、初参戦の大阪城ホールは、武道館に比べればやっぱり快適。コンサートの方は、例によってニューアルバムの曲をさらっと流してから、アコースティックコーナーでなつかしい曲をしっとりと、メドレーでなつかしい曲をたっぷりと熱唱して、アンコールまで。まったくもってマンネリなのだけれど、みんな赤いスイートピーやSWEET MEMORIESや時間の国のアリスや青い珊瑚礁や夏の扉を歌いたいのだからまぁいいんだよね。天国のキッスや天使のウインク、野バラのエチュードや渚のバルコニーも演ってくれてたっぷり歌って堪能。

Img_6365

 大阪はあまりというか全く得意じゃないので、さてどうしようかと食べログなど検索していたら、ホテルの近く、大阪上本町駅の地下に、鉄道バーを発見。その名もずばり「駅」。キハ風の外観に、店内は近鉄を中心とした鉄道グッズがずらり。かなりディープなお店で、立ち飲み1杯毎に現金精算、おつまみはカンヅメ中心。つり革につかまりながら、カンヅメのやきとりをつまみながら、ビアとカクテル「しまかぜ」をいただく。

Img_6368

Img_6370

Img_6371

Img_6372

 かなりマニアックな1日も無事に終了。ファイターズは今日もホークスに勝って9連勝!

« 2016年6月 | トップページ | 2016年8月 »