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2016/10/31:ハンガリー国立フィル&コバケン&松田理奈@東京芸術劇場コンサートホール♪

◆横浜・東京:くもり時々はれ

 ファイターズ日本一の週末が明けて出社。まぁいろいろと懸案もあるのだけれど、とりあえず17時半に退社して丸ノ内線で池袋へ。スープストックさんで腹ごしらえを済ませて、東京芸術劇場コンサートホールへ。お芝居は何度か見たけれど、コンサートホールは初めて。19時開演なのはありがたい。
 本日はハンガリー国立フィルハーモニー管弦楽団のオーケストラコンサート。もっとも、小生、ハンガリーフィルがどういう楽団なのかとか、そういうことは全然知らない。指揮は、小林研一郎。これはわかる。コバケンだ。もっとも、小生、コバケンがどういう指揮者なのかとか、そういうことは全然知らないし、そもそも小生の知ってる日本人の指揮者というと、世界の小沢と佐渡さんと飯森さんくらいしかいない。ヴァイオリンソロは、松田理奈嬢。これはわかる。10代で日本音楽コンクール1位になって、デビューしたんだけど、美女なんですよ。なんだ、結局それだけかよっていうことなんだけど、まぁ、高嶋ちさ子嬢とか宮本笑里嬢とか松田理奈嬢のおかげで小生も多少はクラシックに親しむようになったんだからよしということにしましょう。

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 素敵なホールの前から7、8列目の通路側という良席。小生のチケットには、「特別S席¥7,600」と書いてある。オーケストラコンサートにしては安いような気がしてあらためてチラシをみると、S席¥14,000と書いてある。?間違えて学生専用チケットでも買ってしまったか?とビビったが、そんなことはないようで無事に入場を許される。どうも売れ行きが芳しくなくてネット限定で値下げしたのではないかと思われるが、場内は上の階まで埋まったようで何よりだ。
 最初に知らない曲を2つやって、さて、ハンガリー舞曲というところで、いきなりコバケンさんが話し始めて驚く。「曲の前にお話しをするとお叱りを受けるかもしれませんが・・・」と前置きして、日本語とハンガリー語が似ていることなど紹介してから、ハンガリー舞曲第5番。これはわかる。ジャンジャンジャーン!というやつ。(後で確認したら最初の2曲は、ハンガリー舞曲の第1番と第6番だった・・・)
 続いて、松田理奈嬢が登場して、メンデルスゾーンのヴァイオリン協奏曲。これもわかる。久しぶりの理奈嬢、ちょっとおばさんぽくなったかしらん。。。
 休憩の後は、ベルリオーズの幻想交響曲。聞いたことあるような気がするけど、何楽章まであるかよくわからないので、拍手のタイミングに気をつけないとね。最後は、盛大に盛り上がって、場内からも、ブラーボ!とか声援が飛んで、アンコール2曲も堪能して21時20分終演だからけっこう盛りだくさん。帰りの副都心線が渋谷を通るので、変なかぶりものの一団とか乗ってこないかと警戒したけど、そういうこともなく無事帰宅。

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2016/10/30:ファイターズ2016シーズン回顧

◆広島→横浜:はれ

 6時半起床。朝風呂。ハヤトくんの習い事の都合で朝早い帰京となるサイスさんをお見送りして、朝食ヴァイキング。早めに空港へ行って、ラウンジで一休み。そろそろ搭乗というところで、スーツ姿でいきなり投球フォームの確認を始める2人組。何者?と思うと、なんとジョニーと佑ちゃんである。そして、搭乗ゲートには選手団が!さとぼうも吉井コーチも宮西もバースもヤノケンジもオカヒロミも!
 12席しかないプレミアムクラスはどうするのかしら?と思ったけど、監督と吉井コーチ、レアード、武田久までは確認できたけど、さとぼうとかは一般席だった。久は別格なのね。
 選手たちは乗り継ぎで北の大地だけれど、小生は早々に帰宅して、恒例のシーズン回顧。

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◇栗山采配での日本一

 今から5年前の秋、ダルビッシュがメジャーに行きそう、菅野が入団拒否濃厚、栗山氏が監督就任濃厚という三重苦だったのだけれど、3つ目は完全に間違っていた。何度も書いてきたから繰り返さないけど、今年の優勝は、栗山氏に負うところは大きい。二刀流のメリハリはもちろん、レギュラーシーズンは無理せず大事に戦い、故障者を最低限に抑え、勝負どころとみた15連勝の時期には、中田に代打、増井抹消と勝負をかけ、夏場は大谷を打者専任にして、増井を再生して穴を埋め、9月の一騎打ちの最後の最後にまた大谷フル回転。そして、CS〜日本シリーズでは先発をすぐに降ろしてでも、先手先手で勝負をかける。見事としかいいようがない。今年は、栗山町のパレードに行きたいね。

◇二刀流の完成

 メジャーに行くなら、とにかくチームを優勝させてからにして欲しいと思っていたけれど、日本一になったからもういつでも行きたいときに行ってくれてかまわない。これまで生で見た試合では打者ではすごかったけど、投手ではけっこう不安定な投球が多かったのだけれど、天王山の福岡、そして最後の西武ドーム。ダルビッシュにも負けない完璧な投球を見せてくれた。漫画のような1年が終わったけれど、もしあと1年見られるなら、ただただじっくりと目に焼き付けたい。

◇投手陣

 大谷以外では、前半は有原、後半は増井が先発を支え、期待通りに高梨くんが台頭。ブルペンも、マーティンが6月途中から9月頭まで完璧なクローザー。宮西、谷元は今年も磐石。石井も例年通り夏頃に戦力になってくれた。ルーキー加藤くんも8月以降の大事な時期の先発をがむばったし、バースは、日本シリーズでは、MVP級の活躍。ブルペンの高齢化がやや気がかりなので、鍵谷、白村になんとかもう一段上へ願うのは昨年末と同じ。来年は、石川直くんにも期待。

◇野手陣

 さぁ翔さん!今度こそ!っと チャンステーマをバックに今年も何度も何度も祈り続けたのだけれど、目の前でスカッと決めてくれたことは少なかった。打点王だし、故障なく4番にどかっと座ってくれるのはありがたいのだけれど、もっともっと翔さんの試合を決める一打がみんな見たいんだよ。
 その点、レアードは、リーグ優勝を決めた試合はもちろん、負けられない試合の貴重な一打が本当に多かった。
 そして、西川がついにねぇ。。。期待が大きすぎたので、酷評に酷評を重ねてきたけれど、もうそういうことは言わない。まだ5年目なんだよね。賢介だって、輝く瞬間ずっと待たされたもんね。
 陽選手の動向が不明で、福岡のスーパープレイなどみると、もちろん残って欲しいのだけれど、岡もブレイクしたし、来年あたりは浅間くんの番だよね。層の厚い外野に比べると、内野は若手の育成が遅れ気味。将来のレアード後継は、横尾くんに期待していいのだろうか?

◇観戦成績

 レギュラーシーズン12勝7敗。日本シリーズ1勝1敗。年々観戦の減る札幌だけれど、今年は全勝。東京ドームも含めてホームで7勝1敗。

千葉●●
東京○○○●○
所沢●●○
横浜○
名古屋●
札幌○○○
仙台○●
福岡○○
広島●◯

◇観戦ベストゲーム

 高梨くん完封の仙台とか、いろいろ楽しい観戦もあったのだけれどやっぱり今年は最後の9月の死闘につきるよねぇ。

1位:◇2016/9/28:○F 1-0 L(所沢)「北の国から 2016 伝説」~ファイターズ、パ・リーグ優勝~
2位:◇2016/9/21:○F 2-1 H(福岡)天王山先勝!
3位:◇2016/10/29:サイスさんと行く呉越同舟・夢の対決、ファイターズ10年ぶり日本一!
4位:◇2016/9/25:○F 2x-1 E(札幌)延長11回激勝!マジック3!
5位:◇2016/9/24:○F 4-1 E(札幌)爽やか北の大地で快勝!マジック5!


2016/10/29:サイスさんと行く呉越同舟・夢の対決、ファイターズ10年ぶり日本一!

◆横浜→広島:はれ時々くもり

 マツダスタジアムの連敗から1週間、今さら地上波で野球中継を見る気にもならず、大谷くんのサヨナラヒットも、西川のサヨナラ満塁ホームランも夢の中。北の大地で流れは変わり、王手をかけての第6戦。
 今回のチケットは、対戦相手も決まらず、同行者の意向も確認せずでとりあえず申し込んだのだけれど、カープvsファイターズの日本シリーズとなれば、サイスさんに声をかけないわけにはいかないだろうということで、打診したところ、ハヤトくんの分のチケットもとれればOKということで、急きょ一般発売で、なんとかビジターパフォーマンスをゲット。難航した宿の方はサイスさんががんばって確保してくれて、呉越同舟の夢の対決が実現。羽田空港ANAラウンジで久しぶりのハヤトくんとも合流して、シウマイと千疋屋の杏仁豆腐を交換して、出発。
 1週間ぶりの広島空港、季節が進んで風は冷たいが、今日はよく晴れている。バスの渋滞もそれほどなく17時すぎには広島駅へ。今季初観戦というハヤトくんのテンションも上がってきた。駅近くでサイス親子は風船を、小生はプログラムを、さらにお好み焼きなど購入してスタジアムへ。サイスさん親子は、先週とほぼ同じ2階内野席。もちろん今日も赤い。お好み焼きだけいただいてから、小生は追加購入のビジターパフォーマンスへ移動。カープファンが購入して立ち見しているとかで多少空席があるし、発売開始1分後にギリギリ購入したお席は仕切りが邪魔で見切れ席のようだけれど、とりあえず赤い人に囲まれないので、これなら心細くはない。

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◇2016/10/29:○F 10-4 C(広島)

 初回、第5戦の満塁ホームランで勢いに乗った西川くんがいきなり3塁打!中島もつないで岡タイムリー先制してなおノーアウト。さぁ翔さん!ここで打てばほぼ決まりだ!というところでゲッツゥー。。。
 2回裏、ノーアウト2、3塁のピンチ。小窪、石原ならなんとかならないか?と思っていると、ワイルドピッチとレアードトンネルであっさり逆転。。。最近、大野くん、ちょっと後逸が多いよねぇ。。。第5戦の市川が満塁でハーフバウンド止めただけに。。。
 4回表、今度はカープのエラーにつけこんで、賢介タイムリーで同点。なおノーアウト2、3塁で大野くん内野ゴロ。どうもねぇ。。。ここで追加点がとれないと嫌なムードになると思ったのは栗山監督も同じだったようで、いったん打席に向かった増井に代えて代打ヤノケンジで勝負!レギュラーシーズンは無理せず我慢の采配だけれど、短期決戦になるとホント積極的で見ている方も納得できる。しかし三振。うーん・・・というところで、西川くんが今日2本目の3塁打!!!すばらしい。
 早めに増井を代えて、高梨くんあたりのロングリリーフかと思いきや、鍵谷。うーん。嫌な予感がするけれど、ここまできたら栗山さんを信じるしかない。先頭打者に四球。見ていられないので、裏の通路へ移動。2死2、3塁まで追い込まれて、代打新井。ようやく緒方監督も栗山さんを見習って早めの勝負に出てきたようだ。ここが今日の勝負どころになりそうだったがなんとか三振で切り抜ける。
 5回に丸ソロで1点差となって、6回の表のチャンスをつぶして、6回裏。石井が先頭の松山に打たれて1人で交代。さて、ちょっと早いけど、バースか谷元か?と思うと、なんと井口。。。えー・・・ここまで来たら栗山さん信じるしかないんだけど、だけどさぁ。。。大野くんの見苦しいプレーなどもあってどうなることかと思ったけど、とりあえず同点で止まったよ。。。松山に代走出してくれたしね。カープはここでひっくり返したかったよね。
 仕切り直し。もう3時間経過。寒いけれど、気にしていられない。7回、今村6連投。そして8回。ジャクソン6連投。今日は仕方ないけれど、結局、ここまでの使い方が?っていうことだよね。それでもあっさり2死になって、西川ポテンヒット。ナカシじゃ長打がないし、西川が走ってもヒットじゃ簡単には還れないからここから点をとるのは大変と思っていたら、中島四球。岡ヒットで勝ち越しか!と思ったらやっぱり還れない。満塁。結局、翔さんなんですよ。翔さんが打てば勝つし、打たなければ勝てない、さぁ!と思ったら押し出し。。。結局、すかっと決める翔さんは今シーズンあんまり見られなかったけど、勝ち越しは勝ち越しだ!ちなみにネクストの大谷くんについていろいろ解説者が語っているけれど、ピッチャーの打順だから一応誰か立つんだし、あの場面すでに満塁で歩かせる選択なかったから、正直、あれはあんまり深い意味はないと思うけどね。
 それにしても、ここで緒方監督が固まっちゃたよね。岡のところ、翔さんのところ、百歩譲ってバースのところ。1点なら全然わからなかったからねぇ。。。逆転されたから、ピッチャーだからって、あれよあれよ。そしてバースタイムリー!ほぼ決まったけど、それでもまだここで交代だったよね。レアードが満塁で握った!!!いよいよ日本一へ!!!
 貴重なタイムリーを打ったバースが8回を三者三振!そして6点リードの9回は谷元。うん、これでいいよね。大谷くんを最後まで温存して日本一を決めた!胴上げ!

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 2連敗からの4連勝。そして、接戦からちょっとした相手のスキにつけ込んで大量点で決める。11.5ゲーム差をひっくり返した今シーズンと同じような戦い方が凝縮された6試合。テレビはほとんど見なかったけれど、大谷くんや黒田のおかげでそれなりに注目もされたようで、日頃あまり野球を見ない人たちにも、プロ野球の楽しさ、ファイターズとカープのすばらさしさの一端を見てもらえたのがうれしいよね。翔さんユニを着たまま、歩いてホテルへ。最高のシーズンに乾杯♪

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2016/10/23:25年ぶりに師と府中へ

◆広島→府中→横浜:はれのちくもり

 4時45分起床。バスセンター5時55分発のリムジンバスで広島空港へ。さすがに早朝便には余裕がありポイントでアップグレードしてプレミアムクラスで朝食をいただき、ANA SKY WiFiで日記を更新して羽田へ。定刻より早い8時50分には64番ゲートに到着。京急川崎から川崎、南武線で府中本町。久しぶりの東京競馬場参戦。うしという方と合流。

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 早朝便で府中へかけつけたのは、25年ぶりに恩師をお招きしての観戦だから。うしという方と同じクラスだった高校1年当時の数学の先生だったドクターAことA先生夫妻と25年ぶりの再会。正直、一瞬わからなかったけど、すぐに時間は当時に戻る。まずは、オークラに参戦して当時をしのびつついろいろとインサイダーな話に花が咲く。派閥争いに巻き込まれたぞ問題、今でも夢にみるぞ問題、アメリカンクラブ問題、ウォーターメロン問題、麻雀はやらないけど、他人の携帯を盗んで初期化するぞ問題その他諸々。
 お席に戻って、午後から参戦。高校時代、小生やうしという方で作っていたQ馬新聞に予想をしてくれていた先生はまぁわかるのだけれど、いっしょに毎週WINS汐留に参戦しているという奥様もかなりの競馬通なのには驚く。預託料は60万くらいだ問題、和田竜二問題など詳しいうえに、新潟の平場まで購入するのだから大したものである。

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 いかんせん久しぶりなので馬券の方は冴えず、当たり損のつまらないのがいくつかひっかかるだけ。それでもめずらしく京都最終まで先生とお別れ。同窓会にはほとんど参戦しない小生だけれど、こういう機会はいいものです。


 

2016/10/22:日本シリーズ@マツダスタジアム♪

◆横浜→広島:あめ

 福岡、札幌、所沢、パリと続いた遠征が一段落したところで、さすがに疲れもでてぐったり。まぁ目標はあくまでリーグ優勝なので、クライマックスシリーズは、心おだやかに見守っていたのだけれど、マツダスタジアムでの日本シリーズともなればまたワクワクしてくるというもの。クライマックスの結果がわからない段階でいちかばちか申し込んだローソン先行予約が見事に当選。カープvsホークス戦にならないでよかった。
 午前中は、3年ぶりに近所の眼科へ。人間ドックで毎年のように眼底検査でひっかかり、両目視神経乳頭陥凹拡大とか怖いこと言われたのだけれど、視野検査の結果、緑内障の疑いなし。これで心おきなく野球が見られるというものだ。
 YCAT13時発のリムジンバスで出発、立教健児の敗退を確認して、羽田へ。ラウンジでお弁当をいただき、14時35分発のANA681便で久しぶりの広島空港へ。遠征らしき人の姿も見えるが、赤い人ばかり。プレミアムクラスには番長の姿も。屈強な方々が多数搭乗してきたと思ったらこちらはリコーブラックラムズさんだった。
 定刻よりやや遅れて到着。雨。かなり降っている。1週間やきもきした天気予報は、最終的に雨のちくもりになったのだけれど、本当に止むのだろうか?万一のときは、払い戻しではなくチケットごと明日に順延されるので、大変やっかいだ。
 kecoさんと合流してリムジンバス。いつもは正確に45分くらいで着くのだけれど、めずらしく市内に入ってから渋滞で広島駅に到着したのは、17時半すぎだけど、まだ雨。折りたたみ傘はあるけれど、正直雨対策はあまりしてこなかった。まさか赤いカッパを買うわけにもいかないし・・・
 3年ぶりくらいのマツダスタジアム、駅からのアプローチの入口に高層マンションがほぼできあがっていて驚く。ごちゃごちゃしたお店があった気がするのだけれど、あっという間になくなったようだ。球場入口にも、結婚式場とかマンションもできてますますにぎやかになってきた。そして、カクテル光線が漏れる入場ゲート。雨の中だけれど、いよいよテンションは高まってくる。
 2階内野B指定席。普段は自由席のエリアだろうか。背もたれがない。もちろん周囲は真っ赤っか。ユニだけでなくカッパ着用なのでますます赤が目立つようだ。ビジターエリアをのぞくとファイターズファンの姿は本当に少ない。雨は止まないが、幸い、ギリギリで屋根がかかっている。吉川晃司さんの君が代、伊調馨さんの始球式でいよいよプレイボール!

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(いよいよ!)

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(右も)

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(左も真っ赤っか)

◇2016/10/22:●F 1-5 C(広島)

 初回、ラッキーなヒットでさっそく1死1、3塁のチャンスで翔さん。結局、なんだかんだとチャンスは翔さんに回ってくる。翔さんが打てば楽に勝てるし、打てないと重苦しい展開になる。そして、我々が見てる前だと、だいたい打ってくれないんだ。期待してるんだけど・・・三振。ジョンソンの前に手も足もでない感じ。長いトンネルに入らないけどいいのだけれど・・・
 2回表、大谷くんあわやホームランの2ベース。惜しかった。そして、その裏、1死1、3塁で石原。スクイズに臭いがプンプンする。初球、はずしてもいいのでは?と思ったらスクイズ。ファウル。まぁ大谷くんの球はバントするのも落じゃない。1−1だか2−1からまた来るだろう?と思ったらやっぱりスクイズ。ファウル。スリーバントスクイズでもいいくらいじゃないの?と思ったら、さすがにそれはなく三振。やれやれと思ったら、ディレードスチールで2塁へ投げちゃってランナー生還・・・なんだよ・・・次はジョンソンなのに。。。おそらく大谷くんがサインミスでカット忘れたんだろうけど、そもそも投げる必要もないよね・・・あまりにももったいなかった。0−1で負ける可能性あり。
 3回にもチャンスで翔さん。今度はゲッツゥーだよ。。。長いトンネルにもう入ってしまった気配。。。なんだかんだ長い試合になりそうなので、裏の通路でカープうどんをいただいていたら、松山に被弾。エルドレッドにも被弾。むぅ。

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(うどん食べてたらまさかの2発・・・)

 7回にレアードが握ったけど、先頭バッターじゃ意味ないんだよね。大谷くん意地の内野安打も、ヤノケンジ併殺。それでも西川、中島が粘ってジョンソンを引きずりおろして今村を引っ張りだせばなんとかなるかと思ったけど、終了。裏には、石井とバースが打たれて万事休す。
 遺憾な結果にはなったけれど、日本シリーズっていうのは、優勝チームのファンだけが楽しめるご褒美というかお祭りであって、「絶対に負けられない戦い」ではないんだよね。だから、9月のホークスとの一騎打ちの時のように胃が痛くなったり、祈り続けて疲れたりすることもない。育成重視のカープのチーム作りはファイターズと似たようなところも多くて共感するし、1、2、3番のセンターラインはじめすばらしい選手が揃っている。そして何より日本で一番好きなマツダスタジアムの天然芝で日本シリーズが開催されて、その相手がファイターズっていうのだから幸せなことだよね。
 せっかくの広島遠征、本来ならお好み焼きでもいただきながら反省会なんだけど、いかんせん18時半プレイボールなので、八丁堀の繁華街にたどり着いたのは23時。ラストオーダーのお店も多く、うろうろしているうちに食に関心のない我らは面倒くさくなってしまって飲まず食わずで解散。


2016/10/15:慶立戦快勝♪

◆横浜・東京:はれ

 昨日は、会社の研修で、只見の森を散策。越後湯沢経由で日帰りの強行軍で、やきうの結果をチェックせずに心おだやかに就寝して、今朝は5時58分起床。プロ野球ニュース(再)を見るかどうか決めるために、恐る恐るニッカンのサイトにアクセスしてはむほーを確認してフジテレビONE。しかし、最近は、プロ野球ニュースも解説者のレベルがちょっとね。。。
 季節の変わり目で風邪気味が続いているのだけれど、11時53分のみなとみらい線特急Fライナーで上京。快晴の神宮で、恒例の呉越同舟の慶立戦である。
 おなじみのポンタシートを購入して1塁側へ入場すると、まだ第1試合の明治vs早稲田の試合が続いていて、1−1の同点。明治の柳くんから早稲田がなんとか1点とって、竹内くんから柳澤くんの継投でがむばっている。慶応にとっても立教にとっても、明治が1つでも負けた方が優勝の可能性が高まるので、周囲の早稲田ファンとともに1塁側の気持ちはひとつになったのだが、いかんせん柳くんがすばらしすぎてどもならず。延長12回力尽きて、試合開始が遅くなっただけに終わる。

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◇2016/10/15:◯K 6-4 R(神宮)

 17年ぶりの優勝へ今シーズンも好調の立教に対して、加藤くん以外の投手があまりにもあんまりな慶応だが、まだかすかに優勝の可能性も残っている。今日は加藤くんだから絶対に落とせない。以前は、初回から150キロで飛ばして、後半バテるという感じだったが、だいぶ緩急もつく感じになってきた。
 立教は澤田くんを後ろに回す余裕があり、先発は田村くん。しかし、今日は調子が悪そうで、初回から慶応打線につかまる。ただ4回まで毎回のようにチャンスを作りながら、巨漢岩見くんのタイムリーと柳町くんのソロの2点だけと効率が悪い。そうこうしているうちに、5回に突然加藤くんが乱れ、四球連発で押し出しで1点差に。
 それでもその裏に柳町くんのタイムリー、代わった黒萩くんも攻めて、ここまで23打数ノーヒットの照屋くんにもタイムリーヒットが出て、一挙4点。おなじみのシリウス、ダッシュケイオウ、突撃のテーマなどに今シーズンから新曲「朱雀」も加わって応援歌も盛大♪

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 さすがに今日は余裕ちゃんかと思ったが、なぜかいつももつれるこの呉越同舟対決。8回に3点とられて一気に怪しくなってくるが、慶応にクローザーはいないので、加藤くんが投げ続けるしかない。西日が暑かったスタンドも影になって、照明が点灯。すると、なぜか審判が6人に増えて、しかも球審以外は白い手袋をはめる。急遽登場する線審はそれまでどこで何をしていたのか?暗くなると手袋がどう役にたつのか?よくわからないが、9回を抑えて加藤くん161球完投。来週のドラフトで声はかかるだろうか?加藤くん卒業後の投手陣はかなり心配だけれど、攻撃陣では、期待の1年生柳町くんが活躍してくれたのは明るい材料だ。

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 終了後は、新橋へ出て、カプセルタワーへkecoさんをご案内。本棚にあった昭和初期の婦人画報をパラパラとめくると、これが実におもしろい。特集の令嬢のご紹介が延々続いたかと思うと、市川房江さんが働く女性について熱く語り、化粧品の通販の広告なんかもあって、80年くらい前なのに、意外と何も変わってないような気もしてくる。
 さらに、せっかくなので、シュッシュッポポンさんへご案内。おなじみの鉄道模型バァである。奥のカウンターに陣取るが高架線は0系と200系の新幹線で、いまひとつ面白味にかける。地上線は、ゆふいんの森とリゾート21とのことなのだけれど、リゾート21がいつまでたっても現れない。トンネル入り口でエンコしているのを発見したが、バーテンさんが、ちょっと押してみたら、トンネルまで進んでトンネル内でまたエンコしてしまい終了。我が家もそうだけれど、レイアウトのメンテナンスは大変である。反対側の
 金粉入りのカクテル「ななつ星」とピザをいただきながら、鉄度博物館ナンパ問題について検討していると、声優の卵みたいなお姉さんによる車両紹介とちょっとした物語の朗読とかが始まった。
 日本シリーズに出たらどうするんだ問題、沖縄キャンプ問題など懸案も残っているのだけれど、フィーもお高いので、結論が出ないまま1杯だけいただいて解散。

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2016/10/3〜4:パリの休日

◆パリ→横浜:はれ

 パリから日本への飛行機は夜便が多いので、凱旋門賞終了後に帰国というのも不可能ではないのだけれど、さすがにリスキーなので弾丸トラベラーとはいえ1泊することになる。この日程だと、月曜日はオルセーがお休み。前回はオランジュリーに参戦したけれど、今回は久しぶりにポンピドーセンターに参戦してみようと思う。
 ホテルに荷物を預けてチェックアウト。パリ中心部で2泊で320ユーロはリーズナブル。今後も定宿にしようと思う。メトロを乗り継いでポンピドーセンターへ。マグリット展が始まったばかりということでけっこうにぎわっているが、常設展示の方は、マティスやピカソの作品群の前もほとんど無人で実にぜいたくである。撮影可もうれしい。

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 シテ島側へ歩いて、ノートルダム寺院を眺めてからボンマルシェ百貨店へ。2年前にディアナで提供して好評だったかわゆい砂糖を買いにきたのだが、前回のあたりに見つからない。あまりにもあんまりかと思われたが、別の場所に無事に発見。少し種類が変わっているが、あいかわらず充実している。もう少しひとつが小さいとたくさん買えるんだけどね。

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 地下のワインバーみたいなところで軽くランチをいただき、まだ早いけれど疲れたのでホテルへ戻り荷物をゲットしてロワッシーバスで空港へ。2泊4日でコロコロ持参だから来る時は本当にスカスカだったのだけれど、グッズやおみやげでなんだかんだと一杯になってしまった。まぁ大勝したことだしやむをえない。
 あいかわらず鶏のエサみたいな食事しかないラウンジで一休みして搭乗。帰りもB787のWifi付き。プレミアムエコノミー空いてそうなのにアップグレードしてくれなかったのはちょっと残念で、隣も2人いるけれど、通路側だしまぁなんとかなる。

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 正直、一番眠い時間に食事はいらないんだけど、なんだかんだといただいて日本時間の朝になってから機内を暗くして寝させられて、案外早く極東へ。仕事は2日だけ休んでの2泊4日弾丸ツアー、馬券で遠征代をまかなっておつりがきたし、テロに会うこともなく無事に帰国できそうだ。やっぱり秋のパリはいいね。また来年も行きたいから、日本馬にもまた挑戦して欲しい。そして、9月後半から続いた怒濤の遠征もこれで一段落。明日からは少しは働かないとダメかしらん。

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2016/10/2:祝!JRA海外馬券発売!凱旋門賞歴史的大勝♪(マカヒキ無念)

◆パリ・シャンティ:はれ時々くもり

 早々に就寝したので、当然2時頃目が覚めて、二度寝、三度寝して6時には起床。日本時間の午後1時。PATの画面にログインすると、海外ネット投票の画面が出て、すでにオッズも発表されている。なかなか新鮮だし、感慨深いものがある。マカヒキだけでなくポストポンドもかなり人気で2頭に偏っている感があるので、3連単は手広く。マカヒキ1着は、現地で買うことにして、マカヒキは、2、3着づけで。

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 朝食は7時からだけど、7時に行くと、まだ部屋が暗くて準備中なのは2年前と同じ。ハム、チーズ、ソーセージ、スクランブルエッグ、クロワッサン、フルーツ、オレンジジュース、コーヒー。競馬は午後からだから、朝一番でオルセーに行くというテもあるのだけれど、いかんせんぐったりしているので、例によって部屋でゴロゴロ。松坂終了を確認して、シャワーを浴びて、10時すぎに出発。
 北駅まではけっこう距離はあるのだけれど、おなじみのルートなので歩く。シャンティまでの切符が無事に買えるかというのもひとつのポイントだったけれど、前日にネットで予習した通りに自動販売機で購入成功。今日はSNCF(フランス国鉄)の臨時列車が出ている。RERもあるのだけれど、こちらの方がわかりやすい。ノンストップ25分くらいでシャンティへ到着。

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 シャンティは以前お城だけ見にきたことがあるけれど、競馬場は初めて。人の流れに沿って歩くと、2400mのスタート地点に出る。勝手にコースに入って写真撮影するおじさんなんかもいて、GI開催日にしてはずいぶんゆるい。馬運車もたくさん停まっているけれど、日本みたいに統一仕様ではなく、各陣営それぞれのクルマが無造作に止めてある。

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 当日券20ユーロを購入して無事に入場。まだ1レースまでは2時間以上あるので、今のうちに、お買い物を済ませておく。グッズ売り場には、日本人多数。プログラム、キャップ、スカーフ、バッグなど購入。さらにたのまれ馬券も購入。マカヒキ頭の3連単を購入しようとすると、場内では3連複しか売ってないとのこと。

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 ビアとハンバーガーで腹ごしらえを済ませればあとはレースを待つだけ。今日は豪華番組で、1レースから2歳牝馬のGI。サンデーブレイクの産駒やペールギュントの産駒、小林厩舎の馬や社台の勝負服もいたりしてにぎやかだ。秋晴れで空気は少しひんやりしているけれど、まずまずの競馬日和。早めにパドックに陣取るが、ロンシャンに比べるとパドックはずいぶん空いている。

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 いよいよ発走。右回りだけど、いったん左に分岐するコースは予想以上にトリッキーで外枠はかなり不利だね。マカヒキもなんとか好位にとりついたけれど、けっこう脚を使った感は否めない。ペースがまずまず早いので、これは有利かなとも思ったけれど、直線に向いたところで終了。無念。惜敗続きだったムーアのファウンドが優勝。ハーラインドリール2着、オーダーオブセントジョージ3着。オブライエン師1−2−3、ガリレオ産駒1−2−3。どうやら馬券は的中した模様。ポストポンド5着だからこれはJRAプールではけっこうつくのでは?!
 マカヒキ無念。今年も日本競馬界悲願の凱旋門賞制覇はならず。能力的な問題でここまで大敗するわけはないので、体調、展開、その他いろいろあったのだろう。アウェイで勝のは簡単ではない。やはり、エイシンヒカリやサトノダイヤモンドなど馬場の向きそうな馬もいっしょに参戦して欲しかったけれど、また来年に期待したいし、また来年も来たい。

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 ようやくJRAプールが確定。なんと3800倍!!!記録的大勝!!!競馬歴35年以上?での最高配当を大幅に更新。遠征代なんか余裕ちゃんである。現地に3連単がないので比較しずらいけれど、3連複の配当も2倍近く日本の方が高い。マカヒキ、ポストポンドにかぶったうえに、ハイランドリールがかなり軽視されていたようである。マカヒキは無念だけど、JRA初の海外馬券発売で、38万馬券的中とはまったくもってすばらしい。さっそくシャンパンで乾杯♪

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 帰りもSNCFで北駅へ戻り、いったんホテルに荷物を置いて、またオペラ通りまで歩いて、ルーブル近くの和食「善」さんに参戦。19時開店すぐに行ったので、なんとか入れたけど、噂通りの盛況。小江戸ビアとおつまみ三種盛りで乾杯して、銀ダラ味噌焼を堪能。ムーア万歳!オブライエン師万歳!ガリレオ万歳!

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2016/10/1:ANA無料航空券で行くパリ弾丸トラベラー

◆横浜→東京→パリ:くもり時々あめ

 怒濤の9月が終わって、今日から10月。6時45分起床も疲れがたまっていて、あやうく二度寝しそうになる。急いで荷造りをして、8時半すぎに出発。京急で羽田空港国際線ターミナル。モバイルWi-Fiを借りて、荷物を預けて、両替を済ませて出国。ラウンジでおにぎりと唐揚げの朝食をいただき108番搭乗口から、NH215で出発。ANA無料航空券で行く凱旋門賞応援弾丸トラベラー、2泊4日パリの旅である。

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 パリには何度も行っているけれど、東京から直行で行くのはもしかしたら初めてかもしれない。プレミアムエコノミーへのアップグレードはできなかったけれど、お隣不在で、通路から窓までなんと3席独占、B787のWi-Fi、電源付きだから、なかなか快適。12時間の長旅も、連日忙しかったので、ようやくゆっくりする時間をもらったと思えば苦にならない。

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 道中つつがなくシャルル・ドゴール空港に到着。無事に荷物も出てきて、すぐ目の前からおなじみのロワッシーバスに乗り込めば、オペラまでノンストップで50分。2年前にも泊まったトゥーレンヌオペラさんへは、歩いて10分くらい。小さいけど設備も整っていて清潔で気持ちのよい3つ星ホテル。こちらもつつがなくチェックイン。2年前のツインルームにはたしかバスタブあったんだけど、シングルにはシャワーしかないのが誤算。入浴剤が無駄になってしまった。
 日本時間深夜だけど、こちらはまだ18時でまだ明るい。再びオペラまで出て、2年前に行列で断念したこってりラーメンなりたけさんへ。今日も18時半の開店早々から行列している。20分くらいで入場を許されて、ビアと餃子としょうゆ味玉ラーメンの脂少なめ。日本でいえば家系になるのか、残念ながら小生向きではなかった。

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 ホテルの目の前がスーパーなので便利。飲み物を購入してシャワーを浴びて凱旋門賞の前夜検討。当初はかなりの豪華メンバーが見込まれていたけれど、ラクレソニエールとアルマンゾルの回避でちょっと寂しくなってしまった。その分マカヒキのチャンスは大きくなったわけで、ポストポンドはもちろん強いけど、落鉄したドゥラメンテとの比較から、絶対に勝てない相手ともいえない。オブライエン&ムーアのファウンドは怖いけれど、ガリレオ産駒は意外と凱旋門賞では不振らしいので、ポストポンドと同じドバウィ産駒のニューベイ、レフトハンドあたりも抑えておきたい。それにしても、ここに、馬場のあいそうなエイシンヒカリ、サトノダイヤモンドあたりもいて欲しかったよね。

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