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2018/8/5:シベリア鉄道で行くロシア横断の旅(14)エストニア・タリン旧市街へ!

◆ヘルシンキ→タリン→ヘルシンキ:はれ:11051歩

 6時すぎまでぐっすり。日曜日は朝食ヴァイキングが7時半からということで、みなさん待ちきれずに開店と同時に殺到。まずまず充実している。

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 今日は、バルト海を渡り、エストニアのタリンへ行く。手軽な日帰りコースということで以前から気になっていたのだけれど、ヘルシンキ4回目にしてようやく実現。
 特に準備してこなかったのだけれど、日曜日は混雑しそうなので、昨日急遽ネット予約。これが、メールをクリックすると、アプリのような画面が起動して、そのままオンラインチェックインもできて、さらに搭乗券にもなって、Wifi接続機能も付いているという優れもの。タリンクさんすばらしい。

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 マーケット広場前から出る船もあるのだけれど、タリンクさんは西ターミナルからということで、歩いては行けない。トラムに乗ることになるのだけれど、こういう市内交通は、ローカルルールがわからないので案外難儀することがある。日本も同じだけれど、地元の人はICカードみたいなので乗っていて、現金では乗れなくて、自販機もあまりないみたいなパターン。で、いろいろ調べると、アプリをダウンロードして乗るのがおすすめと書いてあるのでチャレンジ。これがまた優れものだわ。事前準備登録しておいたクレジットカードで1回決済すると、それから80分間有効で画面でカウントダウンされるので、その間に運転士さんに見せて乗るだけ。時間制だからその間なら乗り継ぎとかも自由自在。これなら明日からも活用できそうだ。

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 3日前くらいから少しずつ猛暑が落ち着いてきたけれど、今朝は半袖じゃちょっと涼しいくらい。まぁ昼間になればちょうどよいだろう。港行きのトラム7号線は、なんとホテルの目の前から出ていてすばらしい。ただし、1回2.2ユーロ(約300円)っていうのはなんとも高いよね。

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 無事に西ターミナルへ到着。なかなかおしゃれな港だ。バーコードでサクッと入場。国際航路だけどエストニアもEU圏だから手続きは何もない。

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 10時30分出航。メガスターさんは、就航したばかりの最新フェリーで10階まである豪華客船。そこらじゅうにカフェテリアやバァやファーストフードがあって、適当に注文してくつろぐもよし、デッキで海を眺めるもよし、普通の座席エリアには、テーブルとAC電源が完備。国際航路だから免税店もある。やはりアジアの団体さんが多くかなりの人数が乗っているけれど、広いので十分ゆとりがあって快適だ。ビアを飲みながら甲子園の結果をチェック。慶応高校サヨナラ勝ちを確認して、無事にタリンに到着。

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 タリンについては、地球の歩き方フィンランドでも4ページしか触れてなくて、港から旧市街の道がはっきりしなかったけど、教会を目印に歩いていたら無事に到着。旧市街は、「大人のヨーロッパ街歩き」に出てきそうな美しい街並み。実にすばらしい。石畳の坂道を登って行くと、頂上がトームペア城とアレクサンドル・ネフスキー大聖堂。そしてその反対側のパットクリ展望台とコフトゥ通り展望台からの眺めがまたすばらしい。お天気に恵まれたのもあるけれど、この景色は、今回の充実した旅行の中でもトップクラスだね。

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 坂道を下って、旧市庁舎前がラエコヤ広場。ヨーロッパではおなじみのスタイルの広場があってにぎわっている。せっかくなので、広場に面したお席でランチ。食堂車でビアとか、豪華客船でビアとか、広場沿いの店でビアとか、こういう時間が旅の醍醐味だよね。このあたりは治安も悪くないからホントくつろげるし。今日は久しぶりに日経のクロスワードも完成。素敵な午後。

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 ぶらぶらと歩いて港へ戻って、帰りは16時30分のスター号。メガがつかない分少し古いけど、こちらも立派な船。日曜の夕方だからかなり混雑したけれど、無事にカフェに席をとって、コーヒーを飲みながら読書して、デッキで海を眺めて、船内のスーパーで買い物すれば、もうヘルシンキ。昔の青函連絡船が青森から函館まで4時間弱だったから、フェリーで2時間っていうのはかなり近いってことだよね。

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 遅めのランチがヘビーだったので、夕食はパス。今日もお天気雨がぱらっときたようで、トラムの窓から虹が見えた。19時すぎにホテルへ戻ると、枕元の2ユーロがそのまま置いてある。チップの習慣がない国でも枕銭くらいは置いてるけれど、そのまま残ってたのは初めてだ。

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 ネットやアプリのおかげで快適だったタリン日帰り旅行。お世話になったサイトはこちら。

ヘルシンキ トラムの乗り方 2018 (モバイル・チケット Ver.)

タリンク シリヤライン乗り方ガイド:ヘルシンキからエストニアのタリン編

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