◆気仙沼→盛→釜石→盛岡:くもり:12817歩:大船渡の最高気温=24.8度
夜中に目は覚めたけれど、ラ・ジェントさんのベッドはまずまず。7時前に起き出して朝風呂、朝食ヴァイキング。
8時半にチェックアウトして、気仙沼からBRTで出発。途中、陸前高田を通る。震災後にお客様の復興のほんの端っこの方だけれどお手伝いした町。がれきはもちろんなくなったけれど、流された旧市街地はそのままで、高台に新しい街が造成されて景色がだいぶ変わって来た。
(ピカチュー)
(今日もBRTで出発)
(奇跡の一本松)
(陸前高田新市街)
(専用道を行く)
こちらも懐かしい大船渡市に入って、盛駅着。本日は、3鉄まつりが開催されている。三陸鉄道の3鉄かと思ってたけど、JRと岩手開発鉄道も含めての”3”鉄ということのようだ。
(3鉄祭り)
着ぐるみとかミニSLとか物販も盛んだけれど、お目当ては、三陸鉄道の運転体験会。昨年、岩手県にけっこうまとまった金額をふるさと納税して、使途に三陸鉄道支援を指定したところ、返礼として運転体験会ご招待となった次第。
他にも有料での申し込みや抽選で当たった人など本日は19名が参加する模様。受付、写真撮影の後、運転講習ということで、ヴェテランの運転士さんの講義を30分ほど受けてから順番に運転開始。
(マニュアルを熟読)
(運転講習)
運転は、構内の引き込み線の中を2往復。ひとり10分の計算でスケジュールが組まれているようだけれど、スケジュールが押しまくり。待っている間に、ポイント切り替え体験とか司令室見学とかもあるのだけれど、こちらがまた段取りが悪くて、かなり混乱。小生は13番目なのだけれど、当分回ってきそうもないので、いったん祭り会場に戻ってぶらぶら。今は旅客扱いを辞めてしまった岩手開発鉄道の機関車など見学して時間をつぶす。
(駅構内で運転体験)
(いよいよ来年)
(震災後、クウェートの補助で購入した36−700形)
(お隣の岩手開発鉄道・1)
(岩手開発鉄道・2)
(岩手開発鉄道・3)
(三鉄くん)
13時頃にさすがにだいぶ進んできて、まずポイント切り替え体験。けっこう重い。そして、司令室見学が終わると、いよいよ運転が近づいてきた。早めに車両に乗り込んで、前の人たちの様子を見学。過去に何度か経験した人もいるようで、ブレーキをピタッと止めて本職の運転士に驚かれてる方もいる。
(ポイント切り替え体験)
(いよいよ運転体験!)
(車内の様子)
いよいよ小生の番。前の方から帽子とカギを受け取る。前後の切り替えスイッチを操作してから、前方へ移動して、ATS警報解除、車掌の出発合図を受けて、後方確認よし、前方確認よし、警笛を鳴らしていよいよ出発!
(前方よし!)
初回は本職の運転士さんが手を添えていっしょに操作してくれる。ブレーキを解除して、マスコンを手前に引き、1ノッチ。さらに2、3ノッチまで入れて戻す。時速10キロ近く出るからけっこうなスピード感。車庫のはずれで係の人が旗を降っているので、その前で止める。ブレーキ1、2、1。ふぅ。。。
(出発進行!)
休むまもなく、前後を切り替えて、反対側の運転台へ。今度は、車庫の奥が行き止まりになるので、より慎重に。操作を指導する運転士さんの他にも、撮影してくれる助手の方がいて、車掌の役目の肩がいて、全体を見る方もいてだから、本当に手間がかかっていて、ありがたいことである。
(50mくらいを)
(2往復します)
どうもビビってしまって、ブレーキも早くなってしまい、正直、あまりセンスがよいとは言えなかったけれど、なんとか2往復終了。修了証をいただき運転体験会終了。いい記念になったし、何より応援している三陸鉄道でできたのがうれしい。国鉄の赤字ローカル線廃止の法案ができたときに、地元負担の第3セクターなら存続できることになって、その切り替え第1号が三陸鉄道。昭和59年開業だから中学3年の時だけれど、ちょうど修学旅行が東北で、オプションで選ぶコースの中に開業したばかりの三陸鉄道があって乗車できたんだよね。以来、何度か乗車して応援してきたけど、来年には、被災したJR山田線の宮古ー釜石間も引き継いで、盛から久慈まで160キロを超える路線になる。第3セクターの優等生と言われて当初は黒字だったけれど、近年は赤字続きで地元自治体の負担で存続している現状だけれど、なんとかこれからも維持してほしいし、先日来たばかりの鵜住居の復興スタジアムの近くにも駅ができるようなので、来年のワールドカップの輸送にも活躍してもらわないとね。
(無事に終了して)
(修了証をゲット!)
(来年もまた来ます)
(南リアス線で釜石へ)
盛からは、その三陸鉄道の南リアス線に乗って、2週間前に来たばかりの釜石へ。明日トライアスロンの大会があるようで、駅前は、それらしい体格の人が大きな荷物で集まっている。
(恋し浜・1)
(恋し浜・2)
(釜石・1)
(釜石・2)
(待ち遠しい)
だいぶ日も暮れてきたけれど、17時47分発の釜石線で盛岡まで行く。先日高速で走った仙人峠を2両の気動車はのんびりと越えて、花巻から東北線に入り盛岡まで直通。地元の銀河高原ビールを飲みながら、ゆったり3時間弱の旅。
(釜石線)
(銀河高原ビール)
先々週は時間がなかったので、フェザンで済ませたけれど、盛岡まで来たら、やっぱり盛楼閣だろうということで、さっそく参戦すると、盛大に並んでいる。何やら音楽フェスがあったようで、遠征組の女子多数。一瞬めげたけれど、はむほーも確認できたことだし、名前を書いて待ってると、案外早く入場が許される。冷麺だけの観光客が多いけれど、せっかくなので、ハイボール*2、キムチ、ロース、カルビ、冷麺(ちょい辛)とたっぷりいただき大満足。青春18きっぷで乗り継いで来た割には盛大に散財してしまったけど、まぁ、それはそれ、これはこれだろう。フェスのせいか、メトロポリタンがブックフルなので、夜風の涼しい市内を歩いて、ダイワロイネットさんにチェックインして盛大な1日が終わる。
(盛楼閣・1)
(盛楼閣・2)
(盛楼閣・3)
(大団円)
最近のコメント