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2018/12/24:武相荘へ。

◆横浜・町田:はれ:11586歩

 7時半起床。まだお腹が怪しいので、ヨーグルトだけ。桜木町まで歩いて、横浜線直通の快速で町田へ出て、小田急線に乗り換えて、鶴川駅。全日本フィギュアのチケットがとれず、クリスマスが暇だと嘆くkecoさんと合流して、寒風の中、鶴川街道を歩く。本日は、旧白洲邸、武相荘へ参戦。白洲次郎、正子夫妻が戦時中に引っ越してきた家が一般公開されているのだ。

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 混み合う前にまずはレストランへ。クリスマスイブの日のランチに、わざわざ鶴川までやってくる人がいるのか?というと、けっこういるのだ。ただし、平均年齢はかなり高いけどね。

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 名物の海老カレーをいただく。正子さんの兄がシンガポールで食べて気に入った味とのことで、なかなか美味しい。キャベツが添えられていて、カレーをかけて食べるのが次郎流ということで、それに従う。

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 食後は、茅葺屋根の母屋へ入場。年譜などもあって、次郎は、芦屋の実業家の出身で神戸一中に入学して、「野球部とサッカー部に在籍、乱暴者としてならし、アメリカ車ペイジ・グレンブルックを乗り回した。」というから、手に負えない。で、卒業後イギリスへ留学。夫人の方は、樺山資紀の孫で学習院女学部初等科修了後アメリカへ留学というから、これまた手に負えない。
 昭和恐慌で、両家とも傾いたらしいのだけれど、そのあたりのことはよくわからなくて、とにかく昭和18年に鶴川村へ引っ越してきて、畑仕事をしながら終戦工作をしていたらしい。
 家の内部には、憲法草案やらサンフランシスコ講和会議の記録などの他、書斎にはたくさんの難しい本、そして、雅子さんの着物、さらに焼き物その他があって、見どころいっぱいだ。

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 離れみたいな小屋は、バァとして使われていたようで、こちらもとてもいい雰囲気だ。

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 ひと通り散策して、駅へ戻るのだけれど、あまりご縁のないこのあたり、川の両側が崖になっていて、傾斜地の強烈に急な階段に沿って、家が立っていたりして、ブラタモリ的興味をそそる。

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 さらにその急坂を登っていくと、けもの道みたいになって、山を降りたところに、何やら大きなお屋敷があって、「武州元木山柵大笠館跡」、「古代熊野之豪族・神ノ倉龍蔵之碑」という碑が立っている。しかも、kecoさんによれば、
「そういえば、さっきから、神倉さんっていう家がたくさんあった!」
 というではないか。庭の雰囲気もただものではない感じだよ。

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 帰宅して調べても、いまいちよくわからないのだけれど、古代の豪族が、戦国時代にこの地に移ってきて、お城を立てて、その後大地主になったのかな。ホント、何やらすごいんだよね。このお屋敷は、大河ドラマ「吉宗」のロケにも使われたとのことで、数年前までは、香山園として一般公開されていたらしいのだけれど、閉園してしまったとのことで、とても残念。
 と思ったら、町田市が買い取って、来年公開の方向という話もあるようだ。楽しみ。東京近郊でも、まだまだ、知らない場所は多いし、街歩きは楽しいね。

元木山城 - Wikipedia

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