2019/10/22:緩和ケア病棟のこと
◆横浜・川崎・東京:あめのちくもり:3416歩
妹が最期の12日間をすごした緩和ケア病棟のこと。
大学病院で、積極的な治療が難しくなると、ホスピス的な病院へ誘導されるというのは、理屈としては分かっていてもなかなか悩ましいもの。今回は、大学病院の緩和チームの先生のお弟子さんがいる病院で、妹の自宅にも近いということで、思いきって流れに任せて転院を承諾。心配していた介護タクシーがとてもやさしくてすばらしかったのは、以前書いた通り。
そして、転院先の病院の緩和ケア病棟。ここが、本当にすばらしかった。大学病院では、手が足りないこともあって、痛みを訴えると、どうしても痛み止めを多めにせざるを得ないのだけれど、転院してからは、先生が1日に何度も来て、痛みが出ないよう気をつけながら、毎日少しずつ薬を減らして3本あった点滴も1つになったから、散歩なんかも行きやすいし、眠くなることもなくなって、会話もたくさんできたし、メールの返信なんかもラクになったみたい。
そして、患者さんあたりの看護師さんの人数が多いから日常的なサポートが手厚くて、お風呂も週に1回は立派なジャグジーに入れてくれたりするし、ちょっとしたことにもすぐ来て対応してくれるから、本人も安心できる。なんと翔さんの大ファンという主任看護師さんをはじめとするみなさんには本当にお世話になりました。
それから、ボランティアの方が多くて、様々なイベントが企画される。妹がいた短い間だけでも、絵手紙作り、多摩川花火大会を見る会、日本茶の会、コーヒータイム、温灸、アロママッサージなど、毎日のように何かしらあって退屈しないし、アロマとか温灸なんかは、本当にリラックスできたようで、リフレッシュできたようにみえたよ。
緩和ケアというと、あまり希望がなくて、辛い時間のように思いがちだけれど、転院してからの2週間は、とても元気そうだったし、部屋の雰囲気もよく居心地がいいので、家族や友達も頻繁に行かれて、とてもよい時間だった。まぁ、全国的にはいろいろなケースがあるとは思うけれど、日本の医療制度も捨てたものではないというか、すばらしいと思ったので、忘れないように書いておきます。
本日は、「即位礼正殿の儀の行われる日」ということで、祝日。たまプラーザへ出て、母と義弟とデニーズでもろもろ打ち合わせしてから、実家へ泊まる。
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