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2020/8/8:真夏の東京スリバチ散歩(本郷~根津~千駄木編)

◆横浜・東京:くもりのちはれ:14962歩:東京都心の最高気温=32.3度

 本来なら、五輪もそろそろ終わりという3連休。舞洲のファーム交流戦も気になっていたのだけれど、諸々考慮の結果、やっぱりスリバチ散歩ということに。在宅勤務のkecoさんも0歩、0歩、0歩では体によくないしね。

 かねてから気になっていた、本郷、春日、谷根千あたりということで、スリバチ本2冊はもちろん、森まゆみさんの「谷根千のイロハ」も急いで読み込んで、予習はバッチリなのだけれど、待望の梅雨明けと思ったら、一転して猛暑。今日も東京の予想最高気温は35度で猛暑日になりそうだという。別の意味で不要不急の外出は・・・となりかねないレベル。せめてもということで、午前中に歩くことにして、ユニクロのエアリズムを着て、急きょ購入したUSB扇風機を首からぶらさげて、凍らせたポカリに着替えやらサングラスやらタオルやらをsuicaペンギンリュックに詰め込んで、重装備で出発。

 久しぶりの上野東京ラインのグリーン車で上京。新装なった東京駅のグランスタをひやかす。ニュースでは、場所がイマイチよくわからなかったのだけれど、なるほど、こういう感じなのね。ここの食堂車風レストランは行ってみたいねぇ。

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 本郷三丁目に9時半集合。幸い、薄く雲がかかっていて、思ったほど暑くない。今のうちにということで、さっそく散策開始。

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 本郷といえば、「本郷もかねやすまでは江戸の内」でおなじみのかねやすなのだけれど、なんと改装中。

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 本郷通り(国道17号)は、旧中山道、ここから北は、江戸ではないということで、ここの傾斜は、見送り坂、見返り坂を呼ばれていたらしい。

 さっそく左へ曲がって菊坂。いかにも暗渠後という感じの坂。さらに右側の坂の上ると金魚屋さん。なんか見覚えがあると思ったら、ずいぶん前にかん姉妹上京のときに参戦していたんだねぇ。たしか、あのときも強烈に暑かったんだ。カフェもあるようだけど、今日は、まだ営業していないよ。

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 本郷通りに戻って、東大の赤門を見てから、また坂だらけ、クランクだらけの路地をうろうろすると、鳳明館さん。かつては下宿屋だったということで、築百年を超える、なんとも雰囲気のある旅館。ここもコロナで大変との情報もあり、なんとかがむばって欲しいものだ。

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 東大のキャンパス内には入れないけれど、やっぱり緑も豊かで、時々風も吹いて、灼熱の街歩きを覚悟していたけど、なかなかいい感じ。言問通りへ入って、セミの抜け殻を眺めつつ、根津の谷に向かって下ると、弥生式土器の発見地の案内板が。細かい場所については、諸説あるようだけれど、弥生式土器がみつかったから弥生町なんじゃなくて、弥生町でみつかったから弥生式土器、つまり地名が時代の名前にもなったわけだね。

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 このまままっすぐ降りれば根津の谷で、その向こうには上野の山も見えているのだけれど、左折して、崖沿いの細い道や急な傾斜を堪能。そして、お化け階段。上りと下りで段数がちがう(ように錯覚する)から”お化け”という話は帰ってから復習で知ったので、気がつかなかったけど、十分に妖しい階段だね。

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 東大野球部のグランドを仰ぎ見つつ、さらに進むと根津神社。このあたりは戦災を逃れていて、重要文化財に指定されている。春はツツジも美しいとのこと。

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 いよいよゴールも近づいてきて、日本医科大学のあたりを階段や路地をうろうろしていると、突然、夏目漱石旧居跡の碑が。ということは、森鴎外も住んでたっていうことだね。家は明治村に移築されてるんだ。ちゃんと猫もいるよ♪

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 また崖下に降りると、千駄木ふれあいの杜。太田道灌の子孫が今も所有しているというからびっくり。そして、市民緑地として一般公開されているという。けっこうワイルドな杜(森)で、ちょこっと覗いただけで、撤退。

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 団子坂に向かって、さらに崖沿いを歩くと、突然新しいしゃれた建物が現れて、森鴎外記念館。鴎外の旧居「観潮楼」跡地に最近できたとのこと。せっかくなので、展示を見学。冷房の聞いた館内でゆっくりすると、坂道をずっとあるき続けてきた疲れが一気に出てくるけど、館内のビデオでは、おなじみの森まゆみさんが出てきて、鴎外のことだけでなく、町のこともいろいろ解説してくれる。

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 D坂でおなじみの団子坂を下って、千駄木駅でゴール。6キロを3時間弱、累積高低差は300mくらい。スーパー地形のアプリはホント、便利だよね。

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 駅近くのあまり密じゃないカフェで、辛口ジンジャーエールと野菜カレーをいただきながら、布団が椅子の足にかかってしまう問題、柿木くんはどうしているんだ問題、イースタンの2軍監督が豪華だ問題、口コミ第1号になってしまった問題、鳥山雄二さんの記念ライブが急きょ中止になってしまったのは残念だ問題、スパンジェンバーグの守備がやばすぎる問題、ポールパークビジョンブックはすばらしいけど非売品だ問題など、スリバチにも谷根千にもあまり関係ない積もる諸問題を検討して、文豪の町を歩いたのだから、漱石や鴎外も少しは読んでみるか?という怪しい結論になったところで、解散。まだ上野、谷中方面も気になるし、知らない東京を探す散歩はまだまだ続くね。

 午後から太陽が出てきて32度を超えたようだけれど、凍らせたポカリも飲まないうちに帰宅して、お風呂で汗を流して、ゆっくりしていると、ファイターズ大逆転。待望の貯金1とはすばらしい♪

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