2021/3/31:吾妻山公園~旧吉田茂邸~明治記念大磯邸園を散策
◆横浜・二宮・大磯:はれ:18868歩:横浜の最高気温=21.6度
めずらしく、期末試験の夢を見た。年度末だからかしらん。そんな3月最終日、桜前線は記録的なスピードで北上して、なんともう仙台も満開とのことだけれど、神奈川の桜もけっこう長持ちしている。今日も朝からいいお天気で、気温も上がりそうということで、昨日からいろいろ検討したのだけれど、8時半すぎの湘南新宿ライン(東海道線)で西へ向かい、40分ほどで二宮駅へ。
菜の花と富士山でおなじみの吾妻山公園、桜の季節は初めて。上着を脱いで山を登る。今日も霞がかかって、富士山は見えないけれど、桜は盛大♪穏やかな山頂でしばし休憩。
帰りは階段で二宮駅へ降りる。駅に何やら撮り鉄の姿が、と思ったら、EF65が!しかも伊豆箱根鉄道の車両か何かを牽引しているようだ。ブルートレインでお世話になったEF65も今や貴重な存在だよね。
いつもなら早々に帰浜なのだけれど、今日はここからが本番。国道1号線を大磯へ向かって歩く。
てくてく30分くらい歩いて、プリンスホテルの入口をすぎて、ようやく旧吉田茂邸に到着。小生、戦前の昭和史は、主に半藤さんのお世話になったけれど、戦後史となると、もっぱら戸川猪佐武さんの「小説吉田学校」にお世話になっているので、どうしても吉田びいきになりがち。映画の森繁久彌さんのイメージが焼きついている。
旧吉田邸は、プリンスホテルの別館として使われた後、大磯町が中心になって、公園として整備する計画を検討している最中に残念ながら、焼けてしまって、4年前に再建。一体が公園としてきれいに整備された。お庭だけなら無料で、焼け残ったサンルームも見られるけれど、せっかくなので、家の中へ。2階からの眺めがいいね。ここで、あれこれ人事とか考えたのかしらん。
公園は、国道の反対側の旧三井別邸地区とも一体になっていて、展望台もあるようなのだけれど、もう登りはしんどいし、もう一つ目的地があるので、先を急ぐ。国道1号沿いをさらに東へ進み、海との距離も近くなってきたあたりで、ようやく明治記念大磯邸園へ到着。
個人的には、大磯というと、吉田茂と伊藤博文のイメージがあるのだけれど、その他にも、陸奥宗光、大隈重信、西園寺公望なんかの別荘もあって、明治の政界の奥座敷と呼ばれていたらしい。その割には、メジャーな見どころがないなぁと思っていたのだけれど、明治150年を期に、公園として整備が始まり、ようやく第1期がオープン。とりあえず陸奥宗光別邸跡に建つ旧古河別邸と旧大隈重信別邸が外観だけ見られる。このあたりは、戦後は、古河家のものになっていたらしい。
庭の松林の向こうは海で、なかなかいい雰囲気なのだけれど、今はまだ入れない。伊藤博文邸跡の旧滄浪閣や、西園寺公望別邸跡の旧池田成彬邸など、第2期を含めた公園全体の完成が待ちどおしいけど、惜しいのは、間にひとつマンションが建ってるんだよね。うまく隠しながら工事しているみたいだけれど、海側には、西湘バイパスもあるし、どう整備していくのか、完成したらまたゆっくり確認したいね。
大磯の駅も桜がなかなかいい感じ。帰宅して、浦和の桜花賞に参戦して小勝。夜は、お肉をしゃぶしゃぶ。明日もお天気はよさそう。どこの桜を見に行くかな。
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