2021/5/31:TOKYO2020展望
◆東京・横浜:くもり時々はれ:2200歩:横浜の最高気温=25.4度
このブログは、20世紀最後の日、2000年の12月31日からスタートして、かれこれ20年以上、ほそぼそと続いているのだけれど、お試し期間としてその前の9月に「五輪日記~SYDNEY2000~」として3週間の五輪観戦日記が残されている。
小生の好きなものといえば、旅と鉄道と北の大地、競馬と野球、美里に斎藤さんなどなど、いろいろあるのだけれど、なんといっても、4年に一度の五輪と選挙であって、展望記事や回顧記事もたくさん書いてきたし、もっと前の長野五輪の観戦記も残っている。
そんなわけで、東京五輪の開催が決まったときは、世の中の中くらいの盛り上がり以上に個人的には喜んだし、ちょうど隠居生活が始まるタイミングだったので、チケット争奪戦もじっくり作戦を練って大量にゲット。マイナー競技中心ながらほぼ毎日現地で参戦できるように態勢を整えていた。
しかるに、コロナ禍で1年延期。どうにも先行き不透明ということで、昨年の時点で半分くらいキャンセルしたけれど、まだ、馬術、野球、アーチェリー、カヌーなどなど半分くらいのチケットは残してある。
正直、春の時点では、もう開催はないだろうと思って、中止決定→株暴落→株購入→株暴騰というシナリオを狙っていたのだけれど、ここへきて、どうやら開催されそうな気配になってきた。1年の半分近くを緊急事態宣言で外出抑制、移動自粛、映画館や美術館までいじめておいて、五輪開催はないだろうと、五輪マニアの小生でも思うけれど、やるとしたら、有観客なのか、無観客なのかも決まっていない。有観客なら、50%とかに抑えるのだろうか?その場合は、お席の再抽選が必要になるし、そもそもマイナー会場の競技は、自由席のものが多いから、どうするつもりなのだろう?もう2ヶ月もないのだ。中止できればそれが一番と思うけれど、どうしてもやるなら少しはお客さんを入れてほしいとも思う。自国で開催して、無観客というほどつまらないこともない。
それと、もうひとつ、それなりに管理がしっかりしているNPBとかJリーグだって、クラスター発生、再検査まで数日間の中止に追い込まれているのだから、どう考えても選手やスタッフの陽性者は大量に出るだろう。都民・国民への感染リスクもさることながら、競技としての成立も危ぶまれる。濃厚接触者調査、再検査とかやってる間は、競技は中断するのか、不戦敗になるのか。プロ野球だったら、1年のうちの3日くらい中止でもまだなんとかなるけど、五輪ではそうもいかないだろう。現にトップリーグのキヤノンは準々決勝で陽性者が出て不戦敗で涙を飲んだし、決勝トーナメント進出のかかったラグビーW杯のスコットランド戦が、台風で開催できるかどうか物議を醸したのも記憶に新しい。五輪ともなれば、競技の数も選手も多く、そのレベルでは済まず、連日、メダリスト誕生の報道の傍らで、○○競技の△△チームは何名陽性、欠場だの不戦敗だの延期だのとやって、収拾がつかなくなるのではないだろうか?
そんなわけで、さすがの小生も今回の五輪に前向きにはなれないのだけれど、もうひとつの4年に1度のお楽しみ、選挙も今年は確実にやってくる。しかしながら、こちらも、90年代~2009年の政権交代までは、ドラマがあったし、新しい政党もできたりして、大いに盛り上がったのだけれど、ここ数年は、投票したい政党、候補者が減る一方で、どうにもならない。日本新党時代から応援していた枝野さんもすっかり変わってしまい、今の立憲民主党では、55年体制の社会党と同じで、1/3くらい議席とって、批判だけして、自己満足しているだけだろう。かといって、維新みたいのは論外だ。じゃあ、どうすればいいんだ?ということになる。
五輪もつまらん、選挙もつまらん、旅と鉄道と北の大地は自粛では、息が詰まってしまう。幸い、競馬と野球は、ほそぼそと開催されている。そして、週末には、待望の美里がある。こればかりは、リクスをとってでも参戦して、「My Revolution」を心の中でご唱和してテンションを上げることにしよう。
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