2021/5/4:市ヶ谷スリバチ散歩~建築模型カフェSUMIKAに参戦♪
◆横浜・東京:はれ:12909歩:東京都心の最高気温=24.5度
連休4日目、鎌スタのチケットをだいぶ前から確保していて、朝から晴れて、絶好のやきう観戦日和なのだけれど、ファイターズさんが大変なことになっていて、試合は中止。緊急事態宣言下の都内の娯楽といえば、スリバチ歩きしかないだろうということで、東横線~目黒線~南北線で上京。市ヶ谷駅でkecoさんと合流。
市ヶ谷といえば、中央線から見る釣り堀のイメージしかないのだけれど、こちらも休業中。スリバチ本を頼りにとりあえず、西側へ坂を登っていくと、高速道路でも作っているのか?というくらいの盛大な谷があって、その奥に大日本印刷(DNP)の高層ビル。よく見ると、周囲の建物や公園もDNP関連ばかり。思った以上に大きな会社なんだね。
芥(ごみ)坂、鼠坂なんていう坂があったかと思えば、浄瑠璃坂の仇討跡地なんていうのもあって、赤穂浪士の件とともに江戸の三大仇討ちだとか。このあたりは、古い地名も残っていて、市谷加賀町っていうのは、加賀藩の屋敷でもあったのかしらん。やっぱり○○△町目より楽しいよね。
さらに西へ歩くと、盛大に道路拡張していると思ったら、外苑東通り。このあたりだけは、まだ拡張が終わってないのね。
そして今度は、市谷柳町の窪地。お寺に囲まれた小さな窪地に、急な階段の家が集まっていて、行き止まりに井戸カフェがあったりもする。
さらに曙橋方向へどこかで、谷を下りたいのだけれど、傾斜地に突然41階立ての高層マンションが出てきて驚く。帰宅してから調べて分かったけれど、フジテレビの跡地なのね。坂の下のあけぼのばし通りは、いかにも暗渠跡という感じで、クリーニング屋さんなんかも多い。ここも以前は、フジテレビ通りだったとのこと。
靖国通りに出たところに、超狭小住宅を発見。しかも1階はATMになっているので、階段で2階へ上がる。狭小住宅もいろいろ見てきたけれど、これはすごい。
さらに南へ歩いて、甲州街道との間が、いよいよ、スリバチ学会一押しの一級スリバチ、荒木町の窪地。スリバチの底にあたる場所には、今でも池が残っていて、地元のご老人もくつろいでいたりして、文字通り都会のオアシス。料亭があったかと思うと、隠れ家フレンチもあって、油断できない。戦前は軍人で、戦後はフジテレビ関係者でにぎわったようだ。
南へ向かえば、さらに信濃町方向へ谷筋が続いているようなのだけれど、暑い中けっこう歩いて、いっぱいになってきた。ゴールは新宿三丁目と決めてあるのだけれど、甲州街道に沿って、西へ2駅歩くのは、シンドイので、丸の内線でショートカット。
伊勢丹の向かい側の明治通りの一本裏のパチンコ屋の4階、事前に調べてなかったらちょっと尻込みするような雑居ビルのエレベーターを降りると、おめあての建築模型カフェ、SUMIKA(棲家)さん。4月28日にオープンしたばかりの広い店内には、有名建築の模型が各テーブルに。コルビジェのサヴォア邸に陣取って、アイスコーヒーとフルーツサンドをいただく。他にもライトの落水荘とか、イームズさんのイームズハウスとかたくさんあって、ライブラリコーナーもあるし、建築家や設計士への相談コーナーなんかもある。ちょっと冷房が効きすぎて冷えちゃったけれど、夜はバァにもなるようだから、緊急事態宣言が明けたら、またゆっくり来たいね。そして、もちろん早くこれらの名建築の本物もまた見に行かれるように・・・
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