2021/11/15:古代東海道をテクテク
◆横浜・東京:はれ:11349歩:東京都心の最高気温=20.4度
秋晴れの月曜日。東証続伸を確認して、10時前のみなとみらい線で出発。自由が丘、旗の台と2回乗り換えて、池上線の洗足池駅からスタート。
中原街道沿いだから、洗足池は、何度も通ったけれど、ちゃんと眺めるのは初めてかもしれない。縁が直線になっているのは、昔、人工的にせき止めてできた池だからとのこと。
中原街道を都心方向へ向かい、すぐに右へ分岐して、長原の商店街へ。何気ない地味な商店街だけれど、この道が、江戸時代は、品川道、そして、江戸以前は、京から東国へ向かう東海道(以下「古代東海道」)だったというから、わからないものだ。
古代東海道は、奈良の飛鳥から東国へ向かい、終点は、常陸国、今の茨城県だったとのことで、ルートもいろいろ変遷があるようだけれど、平安時代頃には、丸子橋付近で多摩川を渡り、洗足までは、今の中原街道を通ってから、この商店街沿いの道で品川方面へ向かったという。(ちなみに、品川付近では、今の東海道より一般内陸側の二本榎通りだったとか)
残念ながら、古の面影を感じさせる風情は、特にないのだけれど、よく観察すると、両側が谷になっていて、この道が尾根筋であること、そして、それほど広くない道にもかかわらず、ほぼ一直線に引かれ、環七とクロスしてもそのまま直進していることなど、かなり昔から道があったことは、なんとなくわかる。そして、今では、品川区と大田区の区境にもなっているようだ。
しばらく進むと、道標が。「西せんぞく・おくさわ道、南いけかみ道、北めくろ道、東しながわ道」。これは、江戸時代後期、天保2年に建てられた道標だから、しながわ道になっている。そういえば、先日、斉須さんと歩いた自由が丘付近にも、道標があったね。
第2京浜(国道1号)もまっすぐ越えてから、少し寄り道。スリバチ地図によれば、このあたりで、品川用水が立会川をアーチ橋でまたいでいたというのだけれど、痕跡はあまり残っていなかった。このあたりは、北馬込。そういえば、馬込っていう地名も何やら歴史を感じるよね。
このまま直進すれば、西大井の駅まですぐなのだけれど、まだ時間があるので、右手の谷へ降りていく。如来寺下の谷は、なかなかのスリバチで、あっちもこっちも階段ばかり。一度谷底へ降りてから、あらためて環七方向へ坂を登ると、新幹線と横須賀線がクロスしていて、何やら撮り鉄な方の姿も。
品川道へ戻って、西大井駅の手前の緑は、伊藤博文のお墓だというけれど、非公開。お札にもなったくらいなのに、お墓が非公開なのは、何か事情があるのかしらん。
踏切を渡って、西大井駅。この先の古代東海道は、推定ルートが2つに分かれて、大井町から品川へ向かうようだけれど、今日のところはこれで無事にゴール。だいたい1万歩♪
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