2021/11/5:松本隆作詞活動50周年記念オフィシャルプロジェクト「風街オデッセイ2021」
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本日は、いよいよ待望の「風街オデッセイ2021」。松本隆さんの作詞活動50周年記念コンサート。45周年のときには、チケットがとれなかったので、5年越しの参戦が実現。何しろ当方も含め、みんな齢が齢だから、よく5年後、いや、コロナのせいで6年後かな、とにかく無事に開催してくれてよかった。
久しぶりの日本武道館、パンフレットとTシャツを無事にゲットして、kecoさんと合流して、2階席へ。五輪に合わせて改装されたはずだけれど、中はそんなに変わってない。西側のお席は、ステージ真横だけれど、ここはなんといっても傾斜があるから、距離は結構近くてステージはよく見える。お席は、同行2人は並べるけれど、そのお隣は1席空けるというスタイルだから収容70%くらいかな。
お客さんは、まぁ、アラフィフ、アラシックスというところが中心だけれど、若い方もちらほらいる。最近、70~80年代の曲が、シティポップとやらで再評価されてるんだっけ?ずいぶん各種メディアにも出てたしね。もっとも、小生だって、リアルタイムで聞いてた曲は、聖子ちゃんとか、「ルビーの指輪」あたりからだし、作詞家としての松本隆さんを意識するようになったのは、高校生くらいのときかな。氏は、中等部出身、青山育ちだから、親近感をいただくけれど、東京五輪をはさんで生まれが約20年ちがうから、彼の言葉を借りれば、小生が生まれたときは、首都高速が空をふさいで、もう風街はなくなっていたことになる。
18時開演。休憩なしの一本勝負。はっぴいえんどメムバーのひとり、鈴木茂さんのギターで幕開け。続いて、アグネス・チャンが登場。生で見るのは初めてかも。さらに、太田裕美さん。「雨だれ」、そして、もちろん「木綿のハンカチーフ」。あらためて聴いてもいい曲、いい詞だね。
基本的には、年代順なのだけれど、今回のトリビュートアルバムをプロデュースした亀田誠治さんのコーナーは、その中から3曲、これが、また豪華で、B’zが登場して、「セクシャルバイオレットNo.1」1曲だけ熱唱して、去っていくんだよね。B’zファンの一角は盛り上がっていたけれど、1曲だけでおしまい。なんともぜいたくなコンサートだよねぇ。そして、おなじみ川崎鷹也くんの「君は天然色」、クレイジーケンバンドの「ルビーの指環」もすばらしい。歌いたい曲ばかりだけれど、もちろんマスク着用、着席で、声援も歌もなく拍手のみ。
さて、次は?と思うと、学生服の怪しい3人組が入場。ん?あれは!今回楽しみにしていたイモ欽トリオだ!山口良一さんは、まだ舞台とかでたまに見てきた気もするけど、あとの2人は、わぁっ!ていう感じ。でも、細野さん作曲のあのイントロが流れて、当時と同じ振り付けを見せてくれれば、時はあっという間に40年さかのぼるよ!実に楽しかった。
このへんから、順番は、ちょっと曖昧だけれど、もうひとつ楽しみにしていた、C-C-B。当時は別にファンではなかったけれど、この頃(84~85年)からが、本格的にレコード借りたり、テープに録ったりした時期だからね。C-C-Bは、2人になってしまったようだけれど、メガネのドラムの人は健在でよかった。
さらに、kecoさんお目当ての山下久美子さんは、もちろん「赤道小町ドキッ」。これも細野さんだねぇ。そして、早見優さんがアイドル衣装で颯爽と登場して、「誘惑光線クラッ」。これは、また筒美京平さんだ。
休憩もMCもほとんどなくて、息もつかせぬ進行、最後のはっぴいえんどの前に、どこかでお手洗いに行こうと思っていたのだけれど、いつ斉藤さんが出てくるかわからないから、うっかり席を外せない。
「風の谷のナウシカ」。安田成美さん。あいかわらずお美しいのだけれど、しばらくみなかったので、やっぱりお齢を感じるねぇ、と思ったら、早見さん、斉藤さん、そして、お隣の方と同じ66年組だからうっかりしたことは言えないや・・・
安田さんの後なら、斉藤さんの歌でも大丈夫かなと思ったら、鈴木瑛美子さんという方が登場して、「Woman”Wの悲劇”より」を熱唱。これ、難しい歌だよね。さらに、聖子ちゃんの「瞳はダイヤモンド」だから、ここはユーミン2曲だ。
そして、いよいよ斉藤さん登場。「初戀」。ということは、もう一曲、「卒業」も演ってくれる。あえて地味な感じの衣装で淡々と。
ここで、ささっとお手洗いに行ったら、もう最終盤。太田裕美さんがもう一度登場して、「さらばシベリア鉄道」。大滝詠一さんの名曲だね。
そして、フィナーレは、いよいよはっぴえんどの3人。今までの出演者も平均年齢高かったけれど、やっぱり細野さん、松本さんは、後ろ姿を見るともうおじいちゃんだね、当たり前だけど。
はっぴいえんどから、3曲。ちょうど松本隆さんのドラムがスクリーンの影に隠れてしまった。最後は、もちろん「風をあつめて」。本来なら、全員で大合唱になるところだよねぇ。。。でも、夢のような3時間、こんなぜいたくなコンサートはないよね。そして、最後は、記念撮影、鈴木茂さんの粋なはからいで、お客さんもSNSにあげなければ、撮影OKと!
いやぁ、楽しかった。幸せな時間をありがとう。松本先生、もうやりたいことは、なにもないとおっしゃっていたけれど、まだまだ長生きして、また楽しませてください!
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