2022/1/29:豪栄道引退 武隈襲名 披露大相撲
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今月2度目の国技館は、「豪栄道引退 武隈襲名 披露大相撲」。いわゆる、断髪式だけれど、コロナ禍でことごとく延期になっていて、この2年間、引退力士は、ずっと髷のまま。今回、2年前の初場所後に引退した剛太郎が、ようやくコロナ後初の、国技館での断髪式開催にこぎつけた。
長丁場になりそうなので、少し遅れて、12時半頃に到着して、2階向正面でkecoさんと合流。すでに幕下選抜トーナメントと十両土俵入り、初切が終わって、十両の取組中。断髪式というと、ハサミを入れるシーンしか思い浮かばないけれど、巡業と同じで、一日いろいろやってくれるようだ。
十両取組が終わったところで、相撲甚句。6人登場して、交代で歌う。
「はー、どすこい、どすこい。」
こういうのは、若い衆はみんな覚えるのかしら、それとも、最初からある程度センスのある人が選抜されているのかしらん。
土俵に赤い絨毯が敷かれて、ご挨拶。引退相撲は、相撲協会の主催ではなくて、各後援会の主催。豪栄道後援会の会長は、京阪の会長らしいのだけれど、所用で欠席とのことで、京阪の副社長が代読。豪栄道引退相撲以上に大事な所用もそうないだろうから、コロナ関係の事情で出席できなくなっちゃったのかしらん。
いよいよ断髪式。先日、最後の実況を終えたばかりのNHKの藤井アナの司会進行。なんと400人がハサミを入れるのだという。後援会会長代理からスタートして、後援会関係、国会議員、足立区会議員など、名士が続くけれど、この序列決めるのって、結婚式の席次以上になかなか大変だよなぁと思ったら、さすがに100人目くらいからは、「以下は、五十音順になります。」とのことで、お父さんも、本名の沢井の「さ」のところで、登場したりする。芸能人やスポーツ選手は意外と少なくて、とにかく後援者が多いから、会社の名前と役職と名前の読み上げが延々と続く。藤井さんも大変だ。そして、このご時世、男性ばかりというのも、異様な景色。そして、今日はお席が、向正面なので、終始背中しか見えない。普段の取り組みのときは、向正面もそんなに悪い席ではないのだけれど、今日ばかりは、正面の方がよかったねぇ。
終盤は、埼玉栄高校関係、そして、縁のある現役力士、一門の親方、境川部屋OBなどが続いて、ようやく最後の親方の登場。境川親方は、元両国だね。いきなり徳俵のところでつまづいて転倒しそうになるも、なんとか態勢を立て直して、無事にチョキチョキと。そして、奥様が長男を抱いて登場して、土俵下で花束贈呈。ここで、豪栄道は、お色直しというか、オールバックにするためにいったん退場。
まだまだイベントは続いて、まずは、横綱綱締め実演。これは、初めてみた。案外手際よく出来上がるのね。そして、ここで、中入ということで、幕内土俵入り、横綱土俵入り。照ノ富士は、断髪式にも登場してるから忙しい。ひとり横綱は大変だ。さらに、呼出しの太助による「櫓太鼓打分」があって、ようやく幕内取組開始。
花相撲ということで、むきになっても仕方ないので、ほどほどの立ち会いから四つに組んで、あっさり寄り切りが多い。それに、何しろ時間が大幅に押しているので、仕切りも1分くらいで、どんどん進行する。それでも、後半は、それなりに力の入った相撲も増えてきた。佐田の海は、見納めかもしれないので、じっくりと。阿炎と志摩ノ海は、なぜか休場で、初場所休場していた貴景勝は、意外と元気に登場して、正代をひっくり返していた。勝負審判や行事も全員出てくるわけではないようで、一門の関係なのか、単に分担しているのかは不明。
結びは、照ノ富士vs御嶽海。新番付発表前だけど、大関昇進だけは決まっているので、気を利かせて照ノ富士戦を組んでくれたようだ
無事に取り組みも終わって、豪栄道改め武隈親方がオールバックで登場して、ごあいさつで大団円。最後、規制退場が余り守られないのを見て、藤井アナが怒り出してしまった。。。
断髪式時点では45分くらい押していて、どうなるかと思ったけれど、15分押しくらいまで挽回したので、まだ明るい国技館を後にする。武隈親方は、独立して、武隈部屋を設立。幕下の西川など期待の力士もいるようで、楽しみだ。そして、この後も、明日が栃煌山、来週が嘉風と、続々と断髪式が控えているようだけれど、勢には、いつ頃回ってくるのかしらん。。。
楽しい1日だったけれど、ネットに目を移せば、明日の三ツ沢のラグビー中止、コンちゃん陽性と今日も暗い話題ばかり。帰宅して、国技館で買ってきたやきとり(5本に戻っていた)をつまみながらオールフリーを飲んで、早々に就寝するしかないようだ。。。
59.5kg(-0.9)
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