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2023/1/24:都道府県廃止論

◆横浜:はれのちくもり夜一時雪:3722歩:横浜の最高気温=12.9度

 最近は、話題に上ることも少なくなってしまったけれど、小生は、地方分権大賛成で、首都機能の一部移転、たとえば、文化庁の京都移転なんかもさっさとやればいいのにと思っているけれど、最近は、その前に都道府県という制度をなんとかしないと強く思う。

 東京23区にいると、少し特殊なので、気づきにくいかもしれないけれど、大阪府と大阪市・堺市、神奈川県と横浜市・川崎市・相模原市、福岡県と福岡市・北九州市など、政令指定都市が強い府県での二重行政の無駄は、維新が提起している通りで、維新は大嫌いだけど、二重行政の無駄は、まちがいない。札幌、仙台、名古屋、広島なんかも似たようなものだろう。

 その解決も大事なのだけれど、最近気になるのは、国策のおける地元との対立、特に知事の権限の問題。

 以下にあげる3つの問題。いずれも賛否両論あるだろうけれど、国のレベルで(実行するかしないかも含めて)判断すべき重要なテーマであることは間違いと思う。

 リニア。川勝氏ひとりの反対で、2027年の開通は絶望である。大井川の水の問題のはずだったのに、最近は、開通後の東海道新幹線ののぞみの停車駅とかに口を出してきて、正体みたりというところだけれど、こんなことやってたら、いつまでも進まない。小生は、鉄道マニアだから、リニアには甘いけれど、東海道新幹線のバックアップというのは、国レベルで考えるべき、けっこう切実な問題のはずだ。(せめて北陸新幹線を大阪まで通せればよいけれど、こちらもいつになるかわからない)

 沖縄の問題。基地問題は、国民的テーマのひとつで、意見はいろいろあるだろうけど、たとえば、下地島の飛行場。せっかく橋がかかったのだから、新宮古島空港にしてしまえばいいのにと思っていたけれど、結局、今までの宮古島空港がメインで、下地島へは、たまにLCCが飛ぶ程度。立派な滑走路があるのに、実にもったいない。ならばということで、自衛隊や米軍が使おうとすると、過去のしがらみその他いろいろあって、デニー知事が了承しないと簡単には使えないという。これも、安全保障としては、けっこう大事なテーマだ。

 原発の問題。なんだ、基地に原発とお前は、自民党の回し者かと言われるかもしれないけど、小生は、元々は、原発には否定的。正直、宇宙開発と原発のコントロールは、日本ではできないと思っている。ただ、政府が代替エネルギーに本腰を入れず、当面は原発再稼働でしのぐと決めたのなら、さっさとやってくれないと、いつまでも節電要請で、不要不急の外出自粛とかでは、どうしようもない。原発が稼働している関西や九州と、その他の地域の電気料金の格差も相当なものだけれど、別に九州に住んでる人が全員原発賛成で、関東の人が全員原発反対というわけじゃないのに。

 長々と書いてきたけれど、言いたいことは、「国の重要政策執行にあたっての知事の権限が強すぎる」ということ。川勝氏もデニー氏も、僅差とはいえ、地元で選出されたことは間違いないし(よりによって再戦されてしまった・・・)、リニアや基地問題や原発再稼働がそれぞれの選挙の争点であったこともたしかである。地元の民意なのだから、地方分権論者のあんたは、むしろ積極的に受け入れるべきだろうと言われそうだけど、ちょっとちがう。

 「地方の課題は、地方で決める」というのが地方分権であって、日本は、霞が関の官庁の権限が強すぎるのだけれど、そういうものをもっと地方に降ろしていったとすれば、最後に残るのが、外交・安全保障・エネルギー・社会保障とそれに関わる財政・金融といったテーマであって、アメリカだって、中絶の是非が州によって違うなんていうすごい状況が起きるけれど、さすがに軍隊は、州単位ではないよ。

 日本は、体育の授業でマスクどうする?なんていう細かいことまで文科省が通知する(決められないで地方側が求めているケースも多いけれど)のに、外交問題に発展しかねない国策レベルのテーマでも頑固な知事がひとりノーといったら、まったく進まない。

 そして、地方のことは地方でというけれど、都道府県の下には、市町村がある。実は、身近なテーマはほとんど市町村で解決できるのであって、たいていの人は、市役所には、たまには用事があっても、県庁に行く機会というのは、ほとんどないのではないか?学校、病院、美術館その他、県立○○、市立○○が両方あって、さらに国立○○もある。

 例にあげて申し訳ないけれど、鳥取県の人口は、55万人。高校野球の参加チームは、連合チームも含めて22チーム、高校ラグビーは、3チームがエントリーしたものの、実際には2チームが15名そろわず、倉吉東が1試合も戦わずに代表に決定。

 スポーツならは、個別に解決すればいいけれど、政治では困る。参議院は、最近になって、ようやく鳥取・島根とか合区したけれど、首都圏との1票の格差はまだまだ大きい。東京都は1400万人、神奈川県は900万人。5、60万人の県と権限が同じというのは、もはや無理だと思う。

 政令市ではなくても、50万人規模の市町村はたくさんある。もう都道府県というくくりは廃止して、日常生活に関する課題は、市町村で決めて、外交・安全保障・福祉などは、国で決める。町や村では、受け皿が小さすぎるところもあるかもしれないけれど、そのための平成の大合併だったはずで、さらに合併が進めば解決することだ。鳥取県がなくても、新鳥取市、新倉吉市、新米子市が機能すればいいだけだし、福島県だって、新福島市、新郡山市、新会津市、新いわき市、青森県だって、新八戸市、新青森市、新弘前市などに集約すればいい。もともと、このくらいの単位で、文化も天気なんかもけっこうちがったりする。

 実は、これらの単位は、地域によっては、けっこう昔の「藩」に近い。人口30~50万くらいの300くらいの藩に自治を任せて、国の権限は絞る。そうなれば、自然に地方の中核都市の再生も進むのではないか?そして、中長期的には、少子化対策にもなっていく可能性がある。お金があるからって、東京都知事が思いつきで大盤振る舞いしても、様々なコストが高い東京で働きながら子どもを3人以上育てなくても、地元にも仕事があれば、そもそも上京しないで地元に残って、子ども育てる人が増えるはずだ。

 実は、これって、25年位前に、小沢一郎くんが、似たようなこと言ってたんだよね。最近は、どうしてるんだ?

 それにしても、川勝やデニー氏は論外としても、コロナ禍でいろいろみえたように、近頃は、知事がどこもぱっとしないよね。何もしないか、めちゃくちゃやるかのどちらか。いいと思えるのは、千葉県知事くらいかしらん。以前、ダンナとめずらしく新橋の居酒屋で、競馬でなくて政治について熱く語ったときに、後ろで宮城県の浅野知事(当時)に聞かれて、

「聞かせていただきましたよ。政治やってるの?」

 なんて、にやっとしながら言われたのが懐かしい。あの頃は、けっこう若くて意欲的な知事がたくさんいたよね。

 以上、長々と隠居の戯言を書いたけれど、リニアだけは、元気なうちに乗りたいんだよ。ホント、勘弁してよ。。。

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