2024/5/11:新緑とアートの越後路、清津峡渓谷トンネルへ!
◆横浜→東京→越後湯沢→十日町→弥彦→燕三条:はれ:13807歩:十日町の最高気温=28.3度
昨日1日様子を見たけれど、脚の状況は変わらず。普通なら中止するところだろうけれど、右足を引きずりながらのよちよち歩きで、横須賀線グリーン車で上京。IC乗車で、新幹線改札を通過して、20番線ホームでkecoさんと合流。事情を説明して、ヨタヨタととき号に乗り込む。幸い、座ってしまえば、脚は痛くない。
オイシックスvsファイターズに合わせての今回の新潟遠征、3月にホテルをチェックしたら、なんと新潟市内のホテルがすべてブックフル。一体何ごと???と思ったのだけれど、何やら、Travis Japanの新潟公演、震災中止の振替分が、今日と明日の2日間、朱鷺メッセで行われるとのこと。ん?トラジャ?といえば、みけさんの娘ちゃんも遠征?と思ったら、それは、トレジャで、また別のグループらしい。まったくわからないけれど、実際、とき号も、キャリーケースを持った女性が圧倒的に多い。さらに、今日は、アルビレックスvsレッズ戦も合って、大宮からは、赤い方々も多数乗車して、指定席は、満席。自由席は、かなり混み合っている様子。
越後湯沢で下車。普段なら歩いてすぐの、目の前の営業所までが、遠いけれど、なんとかたどり着いて、ニッポンレンタカーさんで出発。アクセルワークがしんどかったらまずいと思ったけれど、幸い大丈夫そう。
今日は、よく晴れて、気温もぐんぐん上昇。新緑が実に美しい。そして、藤の花が盛大。藤棚ではなくて、野生の藤って、あんまり見たことないけど、こんなに盛大になるんだ。後で調べたら、特に新潟が有名ということではないようで、この季節なら、日本各地で見られるよう。
清津峡渓谷へ。インスタなどでおなじみの、あのトンネルへ初参戦。雪解け水豊富な渓谷は、教科書のような盛大な柱状節理も見事。
トンネルは、往復1.5キロ。比較的平坦なのがせめてもの救い。元々は、峡谷沿いに遊歩道があったのが、80年代に落石事故で閉鎖され、その後、92年から4年かけて、観光用トンネルが完成、さらに、2018年の越後妻有のトリエンナーレに合わせて、作品としてリニューアルしたようだ。
ゆっくりゆっくり歩く。途中の白黒の作品は、実は、トイレだった。そして、ようやく待望のパノラマステーションへ到着!
説明不要のビュー!水の中に入れば、ギリギリまで行かれるけれど、手前からでも十分美しい。インバウンドな方も含めて、それなりにお客さんはいるけれど、GW直後でもあり、譲り合って撮影できる程度の混雑。逆光になるので、知らない方の写真でも使えるのもいいよね。(大地の芸術祭期間の週末は、事前予約限定になるので注意)
帰りもゆっくり歩いて、国道353号線で、次の目的地へ。広い新潟県のこの辺りは、飯山線とほくほく線で通過した以外は、ほぼ初めて。「松代」という地名は、長野にもあって、松代(まつしろ)の大本営跡があるけれど、こちらは、「まつだい」。ほくほく線のまつだい駅前が、道の駅になっていて、アート作品に囲まれた、ミュージアムの2階が越後まつだい里山食堂。普段は、野菜ブッフェなのだけれど、この時期だけ、「山菜ブッフェ」が提供される。蕗のとう、わらび、ぜんまい、うど、うるい、こごみなどなど。天ぷらや和え物、漬物などがメインで、ブッフェのおかずとしては、地味だけれど、これだけ色々な山菜を食べる機会もなかなかないし、実にヘルシーだ。藤の天ぷらも少々。
ほくほく線に並行する国道253号で十日町へ。町といっても、十日町市であって、この地域の中心だ。道の駅と日帰り温泉に併設の越後妻有里山現代美術館MonETへ。ここで、小生は、休憩。池を囲む広場で脚を休める。美術館見学は、kecoさんに託したけれど、現代美術館としては、かなり楽しめたとのことで何より。元気な時にまた来よう。ちなみに、このいい感じの建物を作った建築家は、札幌ドームと京都駅ビルでおなじみのあの方だって。
今度は、飯山線に沿って、国道117号で新潟方向へ向かい、越後川口から関越道へ。信濃川、そして、ようやく平野が広がって、田植えが終わった田んぼもちらほら。
三条燕ICで高速を降りる。新幹線の駅は「燕三条」だけれど、インターは「三条燕」。燕三条市だと思っている人もいそうだけれど、三条市と燕市。平成の大合併でもくっつかなかったから、あまり仲はよくないのだろう。駅名とインター名で前後を分け合っている。人口は、三条市が9万3千、燕市が7万7千。
今日は、もう1つ、弥彦神社(彌彦神社)へ参戦する。乗りつぶしで弥彦線に乗った時に来たことがあるような気もするけれど、ほとんど覚えてない。大きな鳥居をくぐって、山の麓に広い駐車場と、門前のお土産屋さん。もう16時すぎだけれど、けっこうなにぎわいだ。祀られている天香山命は、天照大神の曾孫で、万葉集にも詠まれた歴史ある神社とのことで、近畿や九州からは、ずいぶん離れているけれど、日本海経由で交流があったのだろうか?神社は、山の麓にあるけれど、弥彦山は、高さ634メートルだから、スカイツリーと同じ高さ。山の向こう側は、もう海が近い。
ホテルへ向かう途中、交差点に「廿六木四」とある。「26木4」?てなんだ?と思ったら、次は、「廿六木三」。ということは、地名が「廿六木」。なんて読むの?と思ったら、なんと「とどろき」。諸説あるけれど、「とどろき」=滝の音、車の音などから来る当て字のようで、轟木、驫木、動木、十々六木、二十六木、等々力、みんな元は同じようだ。いやぁ、日本は、広いし、知らないことはまだまだホントたくさんあるねぇ。
おそらく燕市側にあると思われる東横イン燕三条へチェックイン。もう歩けないの夕食は、近場で、と思ったら、目の前の道の駅、燕三条地場産センターの1階にいい感じのイタリアンが。「Tsubamesanjo Bit」さんは、地元の食器や食材を使っていて、メニューも豊富。お客さんも若い人も含めて賑やかで、勢いを感じる。なんと銀座や東京にも出店しているようで、食べログでの評価も高い。地ビアで乾杯して、アスパラ、タケノコ、ホタルイカのアヒージョ、下田豚、渡り蟹のパスタ、と我らにしては、かなり盛大にいただいても2人で1万JPYだから、これはおすすめ。充実の1日を美味しく締めくくる。
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