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【復刻版】ぐんぐん杯レポート(1998/6/26-2006/4/29)

第12回ぐんぐん杯(伊東CC・2006/4/29)

 大型連休初日。1年ぶりのぐんぐん杯が開催されることになった。今年の連休は、全国的に好天の見込みとニュースでは報じられているが、関東地方に限り、今日29日に限り、雨の予報が出ている。さすがは、ぐんぐん杯である。
 こだま号にて出発する。熱海からは、伊東線。伊豆急・リゾート21の先頭車両でビュー楽しみ、8時すぎには、伊東駅に到着した。おなじみの紫色のサイス号にてゴルフ場へ。見慣れない白い車が駐車場に止まっているが、どうもぐんぐんさんの新車のようである。衝撃的である。1時間半以上も前に到着して、2回も練習して、すでにぐったりしている。一方で、小生は、横浜チャーハンの影響でお腹の調子が厳しくなってきた。不安を抱えながら、今にも降り出しそうな曇天の下、どうにかスタート。
 今回のハンデは、サイスさんを0として、小生が21、ぐんぐんさんが24、イッキマンさんにいたっては、33である。いくらなんでもサイスさんに厳しいのではないかと思うのだが、ディフェンディングチャンピオンであるところのサイスさんは、ぐんぐん杯を自宅に忘れてきたという。相当自信があるのだろう。
 ハンディキャップ1の6番ホール。小生とイッキマンはOB、ぐんぐんさんは、林へ。このあたりから、雨が激しくなる。そして、今回も、午前中にサイスさんの優勝が、ほぼ確定した。
 午後のスタートは豪雨。サイスさんがパー。小生が9。ぐんぐんさんとイッキマンさんは、10。あまりにもあんまりである。特にイッキマンさんは大変なことになっている。このままでは、太めのグラビアアイドルのウエストなみのスコアになってしまいそうだと言っていたが、実際は、細めのグラビアアイドルのバストになってしまったようである。
 雨は上がり、17番ホール。オナーのサイスさんがナイスショットすると、キャディさんが、
「みなさん、続きましょう!」
 と言う。我々の見苦しいプレーを我慢して、ボールなどもよく見つけてくれるし、よく働いてくれていたのだが、内心は、こいつらいい加減にせい!と思っていたのであろう。すると、ぐんぐんさんのドライヴァーが快音とともについに炸裂した。このホール、サイスさんがパー。ぐんぐんさんと小生はボギー。やればできるのだ。
 道場のランチをかけた小生とぐんぐんさんの戦いは、2打差で最終18番ホールへ。ぐんぐんさんの最後のパットは、50cm。入れれば氏の勝利なので、OKを出すわけにはいかない。案の定終了して、引き分け。しかし、あまりにもあんまりなスコアではある。

       123456789 OUT101112131415161718 IN   TOTAL
 PAR   453544434 36 444353544 36   72
----------------------------------------
 斉須    653656455 45 465376544 44   89
 ぐんぐん  875888537 59 1068686758 64  123
 しん    786867665 59 999585856 64  123
 イッキマン 888810101058 75 109941551078 77  152

           グロス ハンデ ネット
 優勝 斉須      89   0  89 次回優先出場権獲得 
 2位 ぐんぐん   123  24  99 グロス120以上のため予選会へ
 3位 しん     123  21 102 グロス120以上のため予選会へ 
 4位 イッキマン  152  33 119 グロス最下位のため予選会へ

 伊豆開催といえば、帰りの居眠り運転が心配されるところであるが、今回は、東急ハーベストさんのお世話になるので、安心である。2部屋がコネクティングになっていて便利である。さっそく入浴。小生とぐんぐんさんは、足裏マッサージで疲れを癒してから昼寝。4人とも熟睡してしまう。
 19番ホールは、おなじみのかっぽれにて、あじのたたき、小魚の唐揚、小宮山問題などをつまみに、ビールで乾杯。タベスギウシサンは不在であるが、最後の雑炊まで、けっこう盛大に4人で平らげる。
 連休の土曜の夜というのに寂しい繁華街であるが、スイートハウスさんが遅くまで営業しているのは心強い。20番ホールは、福塩線問題などについて検討しながら、ストロベリーパフェをいただき、人格者であるところのサイスさんより、「さすがに、うしさんの馬がGIを勝ちそうになると、応援できない」
 というまとめがあったところでお開き。再度入浴して就寝。

第11回ぐんぐん杯(姉ヶ崎CC・2005/3/12) 

 伝説の鹿児島大会から1年あまり、ようやくぐんぐん杯が再開されることになった。イッキマン号がお迎えにやってくる。アクアライン経由で姉ヶ崎CCは近い。途中、道を間違えそうになり、前科のあるイッキマン号だけに不安になったが、1時間以上前には無事に到着する。練習場へ行くと、フランク氏、カタマリ氏など、おさななじみの同級生が集結している。まったくもって偶然であるが、2組後ろでプレーするようである。衝撃的である。大変なつかしいメムバーではあるが、世の中、ぐんぐん杯よりレベルの低いコンペがあるはずもなく、みな上手である。見苦しいプレーを見られないようにひっそりとスタートする。
 うしという方の雨乞いも実らず、穏やかな晴天であったが、気がつくと、まわりは、スギの木だらけ。1番ホール、風が強くなったかと思うと、盛大に花粉が舞っている。テレビで花粉症についてとりあげるときに使われる資料映像のような衝撃的な花粉の飛び方である。みな本格的な花粉症ではないはずであったが、さすがに目がかゆくなり、鼻水が出る。イッキマンさんなどは、ふりかぶってから、鼻水が出ないうちに打とうとするために、今日はやたらと早打ちである。午前中は、比較的事件は少なく、サイスさんも今ひとつ調子が出ないため、かろうじて全員に優勝の望みがつながった。
 後半開始前、ぐんぐんさんが、突然、黙々と素振りを始める。しかし、その直後に、サイスさんの2回連続通算7回目の優勝が、ほぼ確定し、12ホール目くらいから、ぐんぐんさんが疲労を訴える。今回、ぐんぐんさんは、宮里藍ちゃんモデルのニュードライヴァーである。徹底的に試打してきたようであるが、いかんせん、スイートスポット以外のところにボールの跡が集中している。そして、シャンクして右の山へ登っていってしまった。戻ってきて、ワンペナで再開することになったが、ここで、空振り問題が発生する。緊急ルール会議が開かれるが、たしか、うしという方の空振りも1打とカウントすることになっていたはずなので、ぐんぐんさんも1打とカウントすることになった。しかし、予選ならともかく、本戦でも空振り問題を検討しなくてはいけないとは、あまりにもあんまりである。
 後半になって、イッキマンさんに本日一番のティーショットが出る。サイスさんをオバードライブしてドラコン。しかし、こういうときは、得てして、よいスコアが出ないものである。小生の予想は、2打目がチョロで8か9であったが、2打目は、それでも50ヤードほど進み、3打目でグリーンにわずかに届かずバンカーか?と思ったところで、ボールが消える。ボールは、バンカーに埋もれていたが、奇跡的にサイスさんが発見。しかし、どうみても打てそうもない。アンプレアブルやむなしかと思ったが、イッキマン氏、無謀にもそのまま打ち込む。バンカーのアゴに跳ね返って、自分の足を直撃する。ここで、再び緊急ルール会議が開かれるが、自打球の罰打は、適用しないことになった。
 サイスさんが独走して、残りの3名のランチ争奪のみが白熱するという典型的な展開となり、くじ引きをのぞく17ホール中16ホールがサイスさんがオナー。打順が全く固定されてしまう。後ろの組の人も不思議に思っていたと思われる。唯一、イッキマンが2番打者となったときだけ、後ろの組がいなかったのが大変残念である。そういう意味では、前の組のおじさんたちも打順がほぼ固定されていたのだが、万年4番打者だった「山ちゃん」が、突然奮起して、ショートホールでワンオンする。こうなると、我がほうの山ちゃんも奮起しないわけにはいかないが、いかんせん典型的なおじいさん打法の前の組の山ちゃんに大きく置いていかれてしまう。前の山ちゃん氏は、いかにも人がよさそうである。人格者のイッキマン氏と同じタイプかとも思われるが、イッキマンさんは、いっしょにしないで欲しいようであった。しかし、先方は、ダブルボギーペースでは回っていると思われるので、イッキマンといっしょにされたくないと思っているのは、向こうの方と思われる。

         ネット グロス  IN OUT ハンデ
優勝 斉須     87  87 (46 +41 - 0)本戦へ
2位 イッキマン  95 125 (66 +59 -30)予選へ 
3位 しん    100 118 (59 +59 -18)本戦へ ランチ獲得
4位 ぐんぐん  100 121 (63 +58 -21)予選へ ランチ獲得
(3、4位はハンデの少ない方を上位)

 ハンデがさすがにきつくなってきたと思われたが、結局、今回も斉須氏の圧勝。そろそろ誰かが持って帰らないと伝統のぐんぐん杯が、夫人に処分される心配があるのだが、今回もお持ち帰りになってしまった。ネットでは、イッキマン2位になるが、世の中、ぐんぐん杯の2位ほど価値のない2位と思われる。
 川崎のコリアンタウンで19番ホール開催。カルビが切れなかった他は、まずまずのお味で、盛大に開催される。しかし、今回もまたぐんぐん杯は、斉須家に帰ることとなった。斉須夫人も嘆き、イッキマン夫人も嘆くという最悪のパターンである。すっかりおなじみとなった「喜びの斉須氏」のコメントにも、?マークをつけざるを得ない。次回のイッキマンのハンデはついに33。第1回はハンデ18で善戦している。いくらなんでもという気もするのだが。。。
 なお、次回については、道後温泉または千葉で開催される見込みであり、予選会の開催については、流動的である。

ぐんぐん杯第10回記念大会in鹿児島(2004/1/24-25)

1月24日(土):横浜→薩摩→国分:はれ
 ぐんぐん杯もついに10回目を迎えることになった。浮き沈みの激しいこのご時世、5年間10回も続いているというのは、偉大なことである。サザエさんも35周年記念番組では、カシオペアで北へ遠征していたが、ぐんぐん杯は、南へ向かう。主宰のぐんぐんさんを「道場」に招いての入念な打ち合わせを経て、ついに鹿児島での記念大会が実現することになった。誠に感慨深いものがある。
 しかるに、週初めから、鹿児島地方の週間予報は雨。週間予報などというのは、途中で1日くらいずれてくることが多いのだが、今回は直前まで予報が変わらず、あげくの果てには、雪の予報に変わり、木曜日の雪で金曜日には、ゴルフ場がクローズ。鹿児島新報では、「めずらしい雪にはしゃぐ子供たち」などという記事が掲載されるありさまである。
 ぐんぐん杯の歴史は、悪天候との戦いの歴史でもある。特にうし様参加以前は、うし様が東京ドームにて雨乞いをしていたこともあり、雨天順延が続いた。その後も、濃霧によるゴルフ場変更、記憶に新しい豪雨による打ち切りなど、枚挙にいとまがないが、まさか1月の鹿児島で雪との戦いになるとは夢に思わなかった。あまりにもあんまりというほかはない。
 前夜入りしたうし様が、楽観論を展開するが、どう考えても絶望である。イラクが安全だと主張して、無理やり出発するようなものである。イラクへ行ったら、治安が悪化しても帰ってこれないように、一度スタートしてしまったら、雪が降ろうが、雨が降ろうが簡単には、打ち切れないのである。あまりにもあんまりである。
 羽田空港JASカウンター集合。12枚のチケットを受け取ると、団体旅行の添乗員さんのような気分になる。荷物検査で、イッキマン夫人がナイフを所持していることが発覚する。誠に遺憾である。しかも、あいにくバスでの出発である。それでも、1番ゲト付近まで移動して、「まい泉」を購入すると、旅の気分も盛り上がってくる。
 2時間のフライトで鹿児島空港に到着。なぜか晴れている。不思議である。そして、出口へ向かうと、「ようこそ鹿児島へ 歓迎 ぐんぐん杯ご一行様」の衝撃的な看板が我々一行を迎えてくれた。すばらしいのひとことである。
 バジェットレンタカー・ヴィッツ号およびトヨタレンタカー・カローラ号の2台併走で京セラインターナショナルゴルフリゾートへ。いよいよ第10回大会の開幕である。18Hスループレー。「まい泉」だけでは、お腹が空いてしまう。サイスさんが、食事を用意するように依頼しているが、残念ながら相手にしてもらえないようである。
 前半戦。内容は今いちなものの51でまわった小生がダントツ首位である。サイスさんが50であるから、ハンデが15あるので、後半13打差以内なら優勝。新居のどこにぐんぐん杯を飾るか考えていたのだが、あまりにも遺憾なことになった。
 後半。気温がぐんぐん下がる。レディースドライヴァーは、あいかわらずチョロばかりだ。ただし、ぐんぐんさんもチョロばかりである。前の組では、うし様が完全に一杯になってしまって、全然進んでいかない。ぐんぐんさんが、唯一会心の当たりとなったスプーンで、打ち込んでしまう。しかし、その後は、前の組からも置いていかれるようになってしまう。
 せめてニアピン賞でもいただきたいとこであるが、キャリーオーバーとなった7番ホル、ニアピンの旗が、70センチくらいのところにささっている。サイスさん以外に考えられないのだが、なぜかイッキマンさんらしき人のガッツポーズが見える。衝撃的である。日頃、池に入る弾道などばかり撮影しているので、夫人も来ていることだし、ニアピンの記録を撮影しようとしたところ、デジカメのバテリーが終了してしまった。さすがである。まぁ、2パットしているようでは、やむを得ないということであろう。
 
■第10回ぐんぐん杯結果 ()内は、第11回予選順位
          ネット グロス     IN OUT ハンデ 
優勝 斉須     97   97(1)  50  47   0
2位 ぐんぐん  103  121(3)  61  60  18
3位 しん    104  119(2)  51  68  15
4位 イッキマン 113  140(4)  76  64  27
5位 うし    145  172(5)  82  90  27

 結局、今回も斉須さんの圧勝に終わった。優勝するたびにハンデを厳しくしているのだが、いかんせん、残りの4選手があまりにも情けないということなのであろう。うし様にいたっては、ゴルフのスコアではなく、グラビアアイドルのバストである。あまりにもあんまりである。リゾートコースといえでも、短パンでプレーするのは、100年早いと言わざるをえない。ゴルフ場の選択権も当分は与えられそうもない。
 いよいよホテル京セラへ向かう。うし号が先発して、安全運転の小生との差をぐんぐん広げていくが、途中でコースアウトしてしまった。うさぎとかめということなのであろう。あるいは、カーナヴィのないバジェットレンタカーの限界ということである。それでも、18時すぎには、待望のホテル京セラにチェックイン。開放感あふれる吹き抜け、清潔感あふれる大浴場に、癒しのリラクゼーションコーナーに、ホテル評価にはうるさいぐんぐんさんも上機嫌で、グランドハイアット以上のコストパフォーマンスとの評価をいただいた。添乗員としては、誠にうれしい。先に到着した斉須夫人、イッキマン夫人も、それぞれジムとプールをエンジョイされたようである。
 黒豚「いちにいさん」にて、盛大に19番ホールが開催される。京セラから徒歩2分と実に便利である。刺身、とんかつ、コロッケ、しゃぶしゃぶ、甘いものをいただき、大いに歓談する。いつもなら、爆睡するぐんぐんさんを乗せて、箱根ターンパイクを下らなくてはならないイッキマンさんも、今日は心ゆくまで19番ホールをエンジョイすることができるのは、すばらしいことである。お肉が食べ放題でないということで、一部では、安楽亭事件の再発を心配する声もあったが、そのようなこともなく、楽しく有意義なひとときとなったのは、添乗員としては、誠にうれしい限りである。
 引き続きラウンジにて20番ホールが開催。焼酎あり、ワインあり、カクテルあり、ゆっくりくつろぎながら、引き続き楽しく歓談している間に、掲示板にて、偽うし事件が発生したという。正直、小生半信半疑なのであるが、うし様には、アリバイがある。謎である。

Gungun10a

1月25日(日):国分→桜島→鹿児島→横浜:はれ時々ゆき
 ホテル京セラの朝は、もちろん朝風呂から始まる。8時起床。入浴。しかしながら、大浴場に姿を見せたのは、人格者であるところのイッキマンさんのみである。斉須さんとうし様は寝坊。ぐんぐんさんは、朝風呂に入ると体調が悪くなるという。遺憾である。
 朝食は、夫婦でとっていただき、9時50分再集合。人格者であるところのイッキマンさんは、5分前に到着したが、ダンナであるところの斉須さんがなかなか到着しない。うし様のヴィッツ号が先行してぐんぐんさんを空港へ送迎する。斉須さんが盛大に遅刻したわけではないのだが、この数分の間に、鹿児島県地区対抗女子駅伝がスタートしてしまった。花の1区は、まさに京セラから空港への国道で折り返す。実に危ないところであった。このあたり添乗員間の連携がよかった。ぐんぐんさんはカルカンと墨シャンプーと証拠写真とともに10時40分発のJASにて無事に帰宅の途へ。
 雪のはずの今日もよい天気。謎である。指宿へ向かう時間はないので、桜島へ向かうことにする。東側の国道を南下して陸路で桜島へ入り、フェリーで鹿児島港へ抜ける。フェリーはわずか13分であるが、観光ムードが盛り上がってくる。観光旅行をしないうし様もうれしそうである。イッキマン夫人も撮影に余念がない。
 西郷さんの銅像が登場する。ようやく鹿児島らしい雰囲気が出てきた。となれば、あとは鹿児島ラーメンである。熟考の末、和田屋本店さんに入場する。入場して列に並んだ瞬間、危険な雰囲気を感じた。もうひとりの添乗員さんであるところのうし様もまったく同じことを感じたようで、目で合図するが、もう手遅れである。うまくいえないが、要するに、「水を頼んでも持ってきてくれない」ような店であることが確認されてしまったのである。
 それでも、まれに、態度や雰囲気が最低でも、味だけは認めざるを得ない店というのもあるわけだが、一口食べた瞬間に、斉須さんが言葉を失ってしまった。旅先で地元のラーメンをいただくのを楽しみにしている斉須夫人も、特製ラーメンを残すはめになってしまった。お水は、散々待たされたあげく、嫌味とともに出された。旅のすべてが最後まで完璧ということは、やはり難しいようである。
 雪が舞う中、空港へ戻り、JAS578便にて帰京。心配された天候もうし様の気合なのか、奇跡的に回復して、第10回記念大会が無事に終了したことは、誠に喜ばしく、またイッキマン夫人と分かり合えたことも、今後の業務遂行にあたって、大きな収穫である。ぜひとも、また節目の大会には、北海道やハワイで開催していきたいものである。しかしながら、今回もぐんぐん杯が、イッキマン家に行くことはなかった。もはや、夫人が自ら参戦するしか方法はないように思える。また、ホストとして活躍していただいたうし様は、引退を宣言している。新メムバーの検討が必要である。ぐんぐんJr.の登場を待つしかないのであろうか?

第10回ぐんぐん杯・予選会(鎌倉パブリックゴルフ場・2003/10/13)

 イッキマンさん遅刻。クルマで10分のところに住んでいて遅刻とは理解しかねるが、何しろ30分前に到着しないと、遅刻と扱われるようである。スタート小屋へ渡る橋が撤去されて、自動運転のカートはひたすら遠回りをして行く。しかし、楽チンなはずの自動運転のカートに落とし穴があるとは、この時点では、とても想像できなかった。
 マッチプレーである。しかも、ドライヴァーを封印したうし様が、予想に反して健闘して、イッキマンとほぼ同じ打数でグリーンに乗せてくるので、オーケーが出せない。50センチのパットにもかなりのプレッシャーがかかる。うし様曰く、「ゴルフは、イッキマンとの勝負じゃなくて、自分との戦いだ」
 とのことで、まったくその通りであるが、
「これは、入らないよ、うわぁー・・・」
 などと自分で自分にプレッシャーをかけてはずしてしまう。それでも、イッキマンの空振りなどもあって、前半は、2ダウンと健闘。うし様はビールを控え、イッキマンは、中ジョッキのところをグラスで我慢して後半に備える。斉須さんは、3番でバーディ。ハーフターンのところで、支配人さんから30周年記念にボールをいただく。朝いただければ、売店でボールを買う必要はなかったのだが、さすがは、やりての女性支配人である。
 予報通りに昼から雨。スタートを躊躇する我々に、スタート小屋のお姉さんは、この程度の雨で何言ってんの?という表情で相手にしてくれない。しかし、その1番ホール、小生のチョロとともに、風に舞った傘は、グリーンめがけてまっしぐらに進んでいく。300ヤード転がって、グリーン手前にとまった。落馬したカラ馬が、先頭でゴールするようなものである。イッキマン3アップ。
 続く2番。小生10年ぶりくらいのバーディ。しかし、もはや前は見えず、雷らしきものが光る。うし様1つ返してイッキマン2アップ。
 3番ホール。ついに滝のような雨となった。もはや、森喜朗君でも、続行不可能である。ついに中止となる。自動運転のカートは、前後の組が中止してくれないと、コースから離脱できない。緊急連絡先に電話して、救援車を待つが、後ろの組がプレーを続行するという。アンビリーバブルである。グリーンは水びたしである。我々も前にカートを進めざるをえない。
 ついに救援車が到着して、コースアウトして、クラブハウスへ戻る。各地で続々とカトがコースアウトしている。なかには放置されたものもある。予選打ち切り。イッキマン逃げ切る。ド-ミーホールまではドライヴァーを封印するように、うし様に告げていたのだが、とうとうドーミーホールは出現しなかった。

Gungun10

 ○イッキマン 2UP(11ホール打ち切り) うし●

 (参考:ハーフ終了時)
  斉須 46  しん 50  イッキマン 62  うし64

 新杉田ボールにて、第2回うし盃開催。堤義明さんの御城下であり、もりちゃんさんの御城下でもある。各車カーナヴィをセットして解散したにもかかわらず、イッキマン号が、なぜか逆方向に走っているのを目撃する。またしても盛大に遅刻。
 18ホールプレーしていないこともあり、みんな力を余しているのか、前半は3人が160以上というハイレベルな戦い。最後は、小生とうし様の一騎打ちとなり、お互い一杯になりながらも、なんとか小生が逃げ切ったと思った瞬間に斉須さんが優勝していた。ダイエーが最終戦で西武を振り切った瞬間に、マリーンズにマジック15が点灯して、そのまま勝ち続けて優勝したようなものである。あまりにもあんまりである。
 20番ホールは、磯子駅前の焼肉ソウルさんにて開催。うし様、やはり悔しさを隠し切れないのか、前回のようにお肉があっという間になくなるということはなかった。
 次の本戦は、第10回記念大会。うし様出場を前提に、JALバースデー割引で行く鹿児島開催が検討されたこともあったのだが、あえなく企画倒れである。斉須さんは、いよいよイベントである。ぐんぐんさんも密かにイベントのようである。構造改革により、勝ち組と負け組みの差がどんどん開いていくのだろうか?

第9回ぐんぐん杯(南総CC・2003/5/25)

 仕切りなおしとなった第9回ぐんぐん杯は、まずまずのお天気の下、千葉の南総CCにて開催された。いきなり、ぐんぐんさん、風邪にて体調不良との情報が流れてくるが、三味線の可能性もあるので、油断はできない。虚々実々の駆け引きが早くも展開される。
 しかしながら、イッキマンさんのいないぐんぐん杯というのは、やはりクリープのないコーヒーのような感は否めない。しかも、ディフェンディングチャンピオンであるとことのぐんぐんさんが、ぐんぐん杯を家に置き忘れたことが発覚。これでは、盛り上がりようがない。さらに、序盤から、うし様が、11-11-12-12と乱れ脱落し、風邪のはずのぐんぐんさんが、3番ロングホールでドラコンを獲得してパー。斉須さんが意外な不調で、小生は、レディースドライヴァーが当たらず、予選カットラインだけを意識しての独自の戦いだ。
 ハーフ3時間かかった午前中で大勢が決してしまう。お昼休みには、囲碁対決を行うも、1勝1敗。うし様は、イビキをかきながら熟睡。
 午後になって、ようやく斉須さんが、挽回するも、万事休す。自己ベストはならなかったものの、パットを確実に決められてはぐんぐんさんの圧勝。いつのまにか新しいパターに替わっており、しかも、自宅にパター練習機を購入していたことが発覚する。
 
         ネット グロス OUT IN ハンデ
優勝 ぐんぐん   81 102 (48+54-21) 本選出場権獲得 
2位 斉須     96  96 (53+43- 0) 本選出場権獲得
3位 しん    102 117 (55+61-15) 本選出場権獲得
4位 うし    137 164 (89+75-27) 予選へ

 アクアラインを快走して、川崎の焼肉屋にて19番ホール開催。みな元気がなくウーロン茶をいただく中、風邪で金曜日に会社を休んだはずのぐんぐんさんのみが、ビールをおかわりしている。「アンニョンハセオ」と言われても、今ひとつ冴えないお店で、「イッキマンには負けない」とのうし様の叫びだけが空しく響いていた。
 なお、次回予選会行きが、うし様ひとりとなったため、緊急ルール会議が開催され、次回予選会は、マッチプレー方式にて行われることが決定した。10打打とうが、相手が11打なら勝ちであるし、相手が15打のところでパーを出してもタダの1勝にしかならない。見こみのないホールはギブアップOKなので、グラビアアイドルのバスト並みの見苦しいスコアが残されることもない。ただし、勝負がついた時点で、プレーは打ちきりである。また、18ホールを終了しても決着しない場合は、うし盃の順位により、本戦出場者を決定することになった。大変注目される。

第9回ぐんぐん杯・予選会(箱根園ゴルフ場・2002/10/6)

「いかにも安いゴルフ場の入口だ。」
 とドライヴァーの斉須さんがつぶやきながら、入場したのは、箱根園ゴルフ場。もちろん堤義明さんの御城下である。今回は、ぐんぐんさんが高みの見物となり、斉須さんが参加してきた。予選会としては、異例のことである。そして、予選会そのものも大きな節目を迎えることになった。

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(1)9/29付、小生の日記
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 ぐんぐん杯も9回目を向かえるが、毎回予選を開催していると、年間4ラウンドになってしまう。別にかまわないといえばかまわないのだが、長く続けていくためには、少し多いような気もする。考えてみれば、予選といっても、うし様が勝手に150くらい叩いて退場していくだけであるし、プロに習うわけでもなく、今後も上達する見こみはない。JRAの未勝利馬対策のように、3回連続予選落ちした場合は、1回出場停止とするなどの対応を検討したいところである。
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(2)10/2付、掲示板でのイッキマンの発言
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ぐんぐん杯改善のためには、参加者を増やして本選を2組で戦うのが一番なんでしょうが。 数年待って、ぐんぐんさんJr.の登場を待つのでしょうか!?
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(3)10/2付、掲示板でのうしさんの発言
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皆で、ぐんぐん杯から小生を締め出そうという訳ですな。。。。
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(4)10/4付、斉須さんからのメール
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うしさんとの親睦ゴルフという趣旨にした方が良いかもしれないですね。
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 突然の”うしおろし”が吹き荒れる中、最後となるかもしれない予選会がスタート。谷を豪快に越えていく5番ロングホールで、うし様がドラコンを獲得するなど、予想外の展開を見せたものの、前半を終わった時点で、3位イッキマンとは6打差。意地で見せ場を作ったものの、まぁ、予選としての機能は終わり、親睦ゴルフになると誰もが思った。

うしvsイッキマンの死闘
        前半 10 11 12 13 14 15 16 17 18
 うし     67  6  6  5  8  6  5  6  7  6 
 イッキマン  61  8  8  5  6  8  7  6  7  8
 差       6  4  2  2  4  2  0  0  0 -2!

 後半のスタート2ホールでいきなりうし様が4打返して、2打差。俄然緊張感がみなぎる。これがよいプレッシャーになったのかいつになく真剣なうし様は、その後も安定したショットを続け、逆にイッキマンは、あまりにも予想外の展開に固くなってアプローチのチョロなどが出始め、15番でついに並ぶ。
 ここからの3ホールは、ぐんぐん杯史上に残る死闘。17番ロングでは、うし様ピンチとなったが、同じくらいの70cmくらいのパットをイッキマンがはずし、うし様が沈め、同点のまま最終ホールへなだれこんだ。そして、ドライヴァー禁止の18番では、3番アイアンで快打を連発したうし様に対して、イッキマン、無念のワンペナ。ついに奇跡が起きた。

友情出演 斉須     90(46-44)
予選1位 しん    105(54-51)
予選2位 うし    122(67-55)
予選落ち イッキマン 124(61-63)

 本大会ハンデ→斉須0 しん15 ぐんぐん21 うし27

 正直、今だに信じられないが、歴史が変わるときというのは、こんなものなのであろうか?ロストボールまで厳しくカウントしており、空振りもどきが1打あったものの、2打差なので大勢に影響はない。それにしても、あまりにもあんまりである。小生も、15番くらいまでは、盛り上げるために、うし様を応援していたが、最後は、どうすればよいかわからなくなってしまった。スコアこそ健闘したものの、クラブを忘れ、貴重品ロッカーは、空かなくなるなど失態も多かった。20番ホールは、「バーミヤン」にて、盛大に開催されたが、それにしても、
「いつになったら、ぐんぐん杯が家に来るの?」
 と待っているイッキマン夫人に、この事実を告げるのは、あまりにも酷である。急きょ新設された「うし盃」で許してくれるだろうか?大変心配である。また、明日のIPメッセージのトラフィック増大も心配である。

第1回うし盃(大磯プリンスホテルボーリングセンター・2002/10/6)

優勝  イッキマン  297(143-154)
2位  しん     288(131-157)
3位  うし     266(124-142)
ビリ  斉須     228(123-105)

第8回ぐんぐん杯(伊東カントリークラブ・2002/5/11)

 ぐんぐん杯の歴史は、日本のサッカーW杯の歴史である。4年に一度のW杯がもう時期やってくるということで、年に2回のぐんぐん杯も、8回を数えることになった。
 まずは、今回も、うし様の雨乞いとの戦いから始まった。週初めから、雨の予報が続き、前日になっても変わらず。主宰であるところのぐんぐんさんは、中止を期待している様子であったが、直前になって少し予報が回復傾向を示したこともあり、斉須号は、大雨注意報の中、強引に出発。伊東「かっぽれ」にて、まず0番ホールを開催。あじのたたき他をいただき、東急ハーヴェストクラブにて入浴。準備万端といいたいであるが、入浴前に、タオルを忘れて部屋に戻る際、間違えて、隣の部屋(なぜかカギが開いていた)に入ってしまい、怒られるという失態を演じてしまった。
 なお、ブックメーカーによる、今回のオッズは、以下の通りである。

 斉須:  1.1倍
 ぐんぐん:  6倍
 イッキマン:30倍
 しん:  200倍

 さて、当日は、雨は上がりそうな気配を見せているが、天城高原は濃霧。急遽、開催を伊東カントリークラブに変更することになった。ぐんぐんさんの小田原駅到着時刻を考慮しながら、お迎えのイッキマンさんに連絡したのだが、ぐんぐんさんは、突如予定を変更して、愛車のベンツで伊豆スカイラインを劇走しているという。あいかわらずよくわからないが、どうにか、スタート25分前くらいには到着して、朝定食をかきこんでいる。お腹をこわすのは、時間の問題かと思われたが、結果は、まことに遺憾なことになった。

           グロス ハンデ ネット
 優勝 ぐんぐん   104  24  80 次回優先出場権獲得 
 2位 斉須      92   0  92 次回優先出場権獲得 
 3位 イッキマン  129  27 102 グロス最下位のため予選会へ 
 4位 しん     124  15 109 グロス120以上のため予選会へ

 スタートホールで、小生のドライヴァーが、150ヤードほど飛んだときには、
「おぉー!」
 と歓声が上がったのだが、結局、朝の2,3ホールだけで終わり、生(グラス)を飲んだだけで終了したのか、後半はフラフラである。一方で、ぐんぐんさんは、ぬかるんだフェアウェイにもかからず、好調なフェアウェイウッドで距離を稼ぎ、苦手のパットもどうにか3パットでまとめている。イッキマンさんは、あいかわらずである。斉須さんは、途中やや不調も立てなおしてきたが、ハンデ差が大きく、ぐんぐんさんの圧勝となった。通常は、最後に何かが起きるのだが、後半4ホールをボギーペースにまとめられては、手も足も出ない。
 19番ホールは、伊東駅前の「海女屋」にて開催されたが、確実と思われた優勝を逃した斉須氏は、何か物足りないらしく、斉須号は、拙宅を通過。横浜駅前に新装オープンしたばかりの「Round One」にて、20番ホール・緊急ボーリング大会が開催され、ピカピカのレーンを堪能。さらに、1日に2回だけ行われる「マジック・ムーンライト」とかいうイベントで、場内が暗くなった瞬間に、見事ストライクをゲットして、花のレイをかけられて記念撮影とやりたい放題である。当欄掲載を恐れた氏が、写真を持ち帰ってしまったのが大変残念である。

 伊東カントリークラブでの開催は、3回目であるが、ここで過去3回のスコアを比較してみると。。。

 斉須      97- 93- 92
 ぐんぐん    欠場-122-108
 しん     108-124-124
 イッキマン  129-132-129

 となっている。斉須さんとイッキマンさんは、だいたい同じペースであり、小生とぐんぐんさんが入れ替わるという誠に遺憾な結果になっている。氏は、すでに次回予選の友情出演を斉須さんに譲るなど、余裕を見せており、2強2弱となる恐れが出てきた。

Gungun8

第8回ぐんぐん杯・予選会(鎌倉パブリックゴルフ場・2002/3/3)

 とうとう引退をかけた大一番を迎えることになった。長谷俊太郎杯を辞退して、ぐんぐん杯一本に絞っている小生としては、ここで予選落ちということは、ゴルフ界からの引退を意味する。正直、引退してもかまわないのであるが、イッキマンに、「失礼しました」と書いて引退では、悔いが残る。幸い、花粉も適度に飛んでいるようである。距離の短い鎌倉Pの開催も有利であり、とにかくスコアメイクに徹する覚悟だ。
 前半は、まずまず接戦であったが、17番(インスタート)で、うし様が脱落して、予選落ちの危機は去った。18番ロングホールでは、120ヤード飛ばして、見事にドラコンを獲得。ちなみに112ヤード、132ヤードにもかかわらず、ニアピンは該当なしといういかにも予選会らしい展開で前半を終えた。
 昨日と一転して、冷え込みが厳しく、ビールを飲んだ後半は、トイレとの戦いも加わったが、どうにかまとめて逃げ込み態勢。しかしながら、徹底的に持ち越したニアピンは、最後のショートホールで、イッキマンがグリーン真中に見事に乗せて、19番ホール代を獲得した。
 そして、5番ホールのグリーン。競馬の成績をチェックしているうし様の表情が一瞬ゆがんだのを見逃さなかった。どうやら、小生と斉須さんが一口ずつ所有する愛馬イカルスドリーム号が優勝した気配である。ここで気を抜いてしまい3パット。
 続く6番では、「こんな池にいれるわけがない」と禁句を発したところ、イッキマンさんの2打目、小生の3打目、そして、うし様の5打目が見事に吸い込まれた。前回の教訓を生かしたぐんぐんさんが、一気に首位に浮上。最終ホールは、ぐんぐんさんが、ロストボール、イッキマンさんがOB。100ヤードでもドラコンという状況だったが、小生もチョロ。結局、ロストボールのぐんぐんさんが、一番怪我が少なく逃げ切り。

                    (※昨年のスコア)
1位ぐんぐん  111(57-54)    111
2位しん    113(53-60)    100
3位イッキマン 118(57-61)    112
4位うし    142(69-73)    138

 1位のぐんぐんさんが、昨年と同じで、あとの3名は、軒並みスコアを落としている。一方、斉須さんは、ハーフ39を出して待機している。これでは、永遠に、イッキマン家にぐんぐん杯が行くことはなさそうである。いっそ、イッキマン夫人が、ご自分で参戦して獲得を狙った方が早いような気がする。ぜひご参加ください。
 スコアは、さっぱりだが、安楽亭にて、盛大に19番ホール開催。うし様の食欲は、長いつきあいの小生にも、衝撃的であった。何しろ、一口食べる間に、いつのまにか、一皿すべてがペロリと平らげられている。みんなすごい食欲なのかと思ったが、ミノとレバによって、疑問が解決することとなった。

第7回ぐんぐん杯(伊東カントリークラブ・2001/12/1)

 メンバー全員が揃い、天気も最高。小生と斉須さんは、前夜入りして、伊東駅裏の和食処「かっぽれ」のあじのたたきで、0番ホールを満喫、さらに、ハーベストクラブの展望大浴場にて、朝風呂。これ以上ない状態で、伊東カントリークラブの1番ティーグランドに立ったわけだが、その内容は、遺憾の一言に尽きる。
 
       123456789 OUT101112131415161718 IN   TOTAL
 PAR   453544434 36 444353544 36   72
-----------------------------------------------
 斉須    655575625 46 356375657 47   93 
 ぐんぐん  410412510948 66 6663748610 56  122
 しん    7104868575 60 76741061068 64  124
 イッキマン 7955812765 64 12794646119 68  132  

 2番ホールで、小生とぐんぐんさんが、早くも「10」。4番ホールでは、さらにぐんぐんさんが「12」。下りのパットを強く打って、グリーンから退場してしまい、さらにアプローチでまた上につけ、また下りのパットを・・・という典型的なはまりパターン。斉須さんが、腹痛をこらえつつ、8番でバーデイーをとった時点で早くも「ぐんぐん杯」の行方は決した。
 となると、問題は、予選会の行方。グロス最下位の他、1R120以上叩いた者も予選出場という条件がつけられたのだが、10番の「12」でイッキマンがまずほぼ確実に。小生もほぼ絶望となり、問題は、後半巻き返したぐんぐんさんの動向である。
 16番ロングホールの第1打。ティー手前20cmくらいの所にぐんぐんさんのドライバーが叩き込まれた。空振りである。あまりにも衝撃的である。ちなみに、おミソのうし様とは違うので、もちろん「1打」である。
 それでも、氏は、このホールを8でまとめ、迎えた最終ホール。7であがれば、予選免除というところにこぎつけたが、ここからミスを連発。6打目のアプローチを3mに寄せたが、運命のパットは、大きくはずれ、結局また10。なんと3人が予選会出場という異常事態となった。次回予選会は、まだうし様とプレーしたことのない斉須さんが、友情出演を検討していたのだが、予選参加4名となり枠がなくなってしまったわけである。

           グロス ハンデ ネット
 優勝 斉須      93   0  93 次回優先出場権獲得 
 2位 ぐんぐん   122  21 101 グロス120以上のため予選会へ
 3位 イッキマン  132  24 108 グロス最下位のため予選会へ 
 4位 しん     124  12 112 グロス120以上のため予選会へ

 新ハンデ→斉須0 しん15 ぐんぐん24 イッキマン27

 19番ホールは伊東駅前の寿司屋にて開催。ぐんぐん杯は、定位置である斉須さんのもとへ。急遽作成した第7回優勝 イッキマン」というテプラは無駄になり、そのまま寿司屋におきざりにされた。

第7回ぐんぐん杯・予選会(天城高原ゴルフコース・2001/9/1)

 第7回の予選会は、おなじみの天城高原。小生とうし様は、前夜入り。会員制リゾートホテルであるところのハーヴェストクラブは、ほとんど無人であるが、8畳洋間+6条和室の部屋を各々独占して、温泉に入浴して、充実した朝食ヴァイキングをいただく。
 掲示板を確認すると、ぐんぐんさんが、「トラブル発生、ふざけるな!」と書きこんでいる。未明3時30分頃のようである。となると、もはや参加は絶望である。おそらく小生のH”にでも電話していると思われるが、あいにく圏外である。体調不良による敵前逃亡かどうかはともかく、予選不参加となれば、自動的にうし様が本戦に出場してしまう。そうなれば、一大事である。
 しかしながら、ぐんぐんさんは、無事に到着して、無事に10番ホールからスタトすることになった。今回は、キャディさん付であり、うし様は、初のキャディさん付である。4ホール目でいきなり、
「馬、聞いている場合じゃないですよ!」
 と怒られる。マイネルエドワード号は終了、しかし、うし様はパーを獲得した。

       101112131415161718 IN 123456789 OUT TOTAL
 PAR   444353454 36 454434354 36   72
-------------------------------------------------
 しん    6985464105 57 765484687 55  112友情出演
-------------------------------------------------
 ぐんぐん  677768559 60 5655636119 56  116予選通過
 イッキマン 71077810578 69 5653668613 58  127予選通過
-------------------------------------------------
 うし    1011846105911 74 89107757915 77  151予選落ち

 前半7ホール終了時点では、うし様とイッキマンさんが並び、どうなるかと思われたが、やはり落ち着くべきところに落ち着いた。徹夜のぐんぐんさんは、フェアウェイウッドで快打を連発するが、天城の難グリーンに苦しむ。1メートルの下りのパットを強く打って、4メートルくらいオーバーしたりして、キャディさんに怒られる。かくいう小生も、100ヤードずつしか進まず、アプローチでなんとかダブルボギーにまとめる消極的なプレーで、「華がない」と酷評され、いじけていると、「いぶし銀」と言い換えてくれた。いずれにしても、すばらしいキャディさんのおかげで、どうにか18ホールを完了することができた。
 19番ホールは、小田原のすかいらーくの向かいの和食屋で開催。ぐんぐんさんは、小田原から新幹線で無事帰京されたが、スカイライン号は、その後、アクシデントに見舞われてしまった。誠に遺憾である。
 とにかく予選会も終わり、本戦開催を待つだけとなった。イッキマン夫人の悲願がかない、イッキマン氏が獲得できるのかどうか注目される。

第6回ぐんぐん杯(伊東カントリークラブ・2001/5/12)

 ぐんぐん杯も歴史を重ね、6回目を迎えたが、とうとう主宰のぐんぐんさん欠場という緊急事態を迎えてしまった。調整不足で、小生やイッキマンさんにかないそうもないからといって、主宰の敵前逃亡とはあんまりである。しかしながら、主宰が雨男だったのか、はたまた、予選参加であきらめのついたうし様の雨乞いがなかったためか、すばらしい天気となった。ちなみに、斉須さんは、今回もクルマが替わっていた。ぐんぐん杯毎に買い換えるのも大変なことだろうと思う。
 会場の伊東カントリークラブも、本戦にふさわしく、グリーンもよく整備され、適度に難しく、すばらしいコース。乗用カートにGPS装備と、風力発電の風車もあるなど、ハイテクも取り入れられている。斉須さんの割引券が通用しないという衝撃的な事件があったものの、久々によいコースでプレーしたという感じがした。
 
       101112131415161718 IN 123456789 OUT TOTAL
 PAR   453544434 36 444353544 36   72
-----------------------------------------------------
 斉須    465587546 50 455466755 47   97
 しん    6105646646 53 658②85867 55  108
 イッキマン 911685101056 70 988373867 59  129

 ホームコースの斉須さんが、今ひとつ波にのれず、15ホールくらいまでは、得意のチョロが鳴りをひそめたこともあり、小生が、ついに念願のぐんぐん杯を獲得した。ぐんぐんさんの欠場で、予選会出場枠について、検討されたが、順位にかかわらず、120を叩いた場合、予選会出場という新ルールがさっそくイッキマンさんに適用されることになった。したがって、次回予選会は、うし様、ぐんぐんさん、イッキマンさんの3人で2つの椅子を争うことになった。
           グロス ハンデ ネット
 優勝 しん     108  15  93 次回優先出場権獲得 
 2位 斉須      97   0  97 次回優先出場権獲得 
 3位 イッキマン  129  24 105 予選会へ

 新ハンデ→斉須0 しん12 ぐんぐん21 イッキマン24

 19番ホールは伊東駅前の寿司屋にて開催。スタートが早く、プレーも順調だったため、まだ日が高い。明るいうちから、ぐんぐん杯片手に寿司屋で一杯とは、最高の気分である。斉須さんが独占状態だったぐんぐん杯の行方もここへ来て、ようやく、動きだした感がある。イッキマンさん、うし様にも、予選会を勝ち抜いて、ぜひともこの気分を味わっていただきたいものである。

第6回ぐんぐん杯・予選会(鎌倉パブリックゴルフ場・2001/3/10)

 鎌倉パブリックゴルフ場は近い。クルマで35分。10時41分のスタートなのに、9時すぎには到着してしまう。すでにうし様も到着している。ぐんぐんさんが、タクシーで乗りつけ、イッキマンさんも登場。うしさんと初対面のご挨拶を済ますと、ぐんぐん杯の歴史に新たな1ページを刻む予選会のスタートである。
 最終組ということで、安心していたのだが、早朝スタートでハーフを終えた先頭の組が、すぐ後ろに現れてしまう。何やら”先生”とその弟子という3人組だが、この先生が、我々にからんでくる。向こうは、ハーフターンでビールでできあがっているが、こちらは、朝イチのティーグランドで緊張しているのだから、たまったものではない。しかも、よりによってというか、期待通りとうか、我組の1番打者は、うしさんである。
 陽気な先生は、空振り1回くらいでは、驚きもせず、冗談で、うしさんの緊張をほぐしてくれようとしていたが、さすがに2回目の空振りのときは、息を潜め、
「おい、今のも空振りか?」
 と焦っていた。幸い、イッキマンさん以下の3人がまずまずの当たりで、どうにか出発。
 
       101112131415161718 IN 123456789 OUT TOTAL
 PAR   443444345 35 434344445 35   70
-------------------------------------------------------
 しん    8735584610 56 53636③657 44  100
 ぐんぐん  653657566 49 54837106811 62  111
-------------------------------------------------------
 イッキマン 8846458611 60 465456769 52  112予選通過
-------------------------------------------------------
 うし    9859811588 71 587787898 67  138予選落ち

 まぁ、斉須さんだったら、酷評すると思われる、距離が短く、フラットで優しいコースであったが、沖縄に続いて、30ヤードくらいのアプローチをねじ込み、バディをゲットして、44は、10年ぶりくらいの快スコア。後半4ホールで、ぐんぐんさんを大逆転。そのぐんぐんさん、「こんな池に誰が入れるんだ?」などと調子に乗って、自分で2発放り込む。イッキマンさん猛追もわずかに及ばず。
 予選カットラインは112。以下は省略するが、「夢庵」にて19番ホールが開催、うし様もエンジョイされたご様子。

※本日、イッキマン氏が4人中2位以内の場合は、次回から、本戦での予選免除を上位2名に限定するということに決まっていたが、1打差の3位となったため、次回本戦も上位3名が予選免除となる見込み。

第5回ぐんぐん杯(函南スプリングスCC・2000/10/29)

 第5回ぐんぐん杯は、またしても雨の予報。しかしながら、予選敗退のうし様の祈りもむなしく、天候は回復し、曇り空の函南スプリングスCCにて無事に開催にこぎつけた。前回からわずか3ケ月しかたっていないが、斉須氏は、S2000ではなく、オレンジのボルボでの参戦。そして、ぐんぐん氏は、なんとベンツにて参戦である。
 しかしながら、これまでのぐんぐん杯開催コースとはひと味もふた味もちがう難コースに苦戦の連続。例によって、斉須さんの独走となり、焦点は、次回出場権をかけたグロススコア(ハンデなし)での3位争いに絞られた。
 急追するイッキマン氏をどうにか振り切り、小生が6打のリードで迎えた最終ホル。OBでも前進4打で逃げ切りと思っていたが、なんと第1打がチョロ。さらに第2打がOB!2打目がOBでは、前進することはできない。打ち直しの第4打がさらにOB!この時点で貯金をほぼ使い果たし、イッキマンさんが3オンに成功した時点で、「うし様とJAS無料航空券で行くファイターズ沖縄キャムプ&ぐんぐん杯予選会」を覚悟した。
 ところが、イッキマンさんが痛恨の4パットで7。小生が12でまとめ、1打差で逃げ切り、第6回出場権を獲得した。
 優勝はもちろん斉須氏。後半はなんと39で独走であった。
 ホールアウト寸前にやや雨が強くなったものの、それほど濡れることもなく、終了後は、函南温泉入浴、堤義昭氏経営のドライブイン「アゼリア」にて19番ホールを開催して解散となった。
 なお次回予選は、年明けに大宮国際で、本戦は来春に伊東CCでの開催が検討されている。
           ネット  グロス
 優勝 斉須      88   88(49,39)次回優先出場権獲得 
 2位 ぐんぐん    99  117(62,55)次回優先出場権獲得
 3位 イッキマン  107  128(72,56)
 4位 しん     115  127(64,63)次回優先出場権獲得

 グロス上位3名に次回本戦優先出場権
 
 新ハンデ→斉須0 しん15 ぐんぐん21 イッキマン24

Gungun5


第4回ぐんぐん杯(天城高原GC・2000/7/22)

 1年ぶり、さらに2度の雨天順延と、のびのびになっていた第4回ぐんぐん杯。当日も早朝からの保土ヶ谷バイパスの大渋滞で一時はどうなるかと思われたが、ECOカーが箱根ターンパイクを激走し、定刻10時30分には、標高1064mの天城高原GC1番ホールに4名集合した。
 過去3回優勝の大本命、斉須さんが、いきなり4連続パーという絶好のスタートで、今回も楽勝かと思われたが、過去3回シンガリ負けのぐんぐんさんが、快打を連発、期待されたパッティングのミスもなく、自己ベスト目前。後半120ヤードのショートホールで衝撃的な「11」を叩き自己ベストは逃がしたものの、ハンデ差を生かし、まさかの優勝。今回から用意された「ぐんぐん杯」は、多摩川を渡り、ぐんぐん家に飾られることになった。
 なお、上位3名に、第5回ぐんぐん杯への優先出場権が与えられたが、チョロ連発で、断然のシンガリとなった小生は、うし様との予選会にまわることになった。誠に遺憾極まりない。

 優勝 ぐんぐん  107( 86)
 2位 斉須     92( 92)
 3位 イッキマン 122(101)
 4位 しん    127(115)

 ぐんぐんさんは、優勝のため、次回から、ハンデを-3。
 (斉須0、しん12、ぐんぐん18、イッキマン21)

第3回ぐんぐん杯(天城高原GC・1999/6/5)

 イッキマンさん無念の欠場となった、第3回ぐんぐん杯。心配された霧もなく、標高1000mの高原の風が涼しい絶好のコンディションとなった、天城高原GCで開催された。
 前半から、マイペースでボギーペースを続ける斉須氏、同じくダブルボギーペースを続ける小生は、それぞれホームコースといえるだけの地の利があるが、当地初参戦となるぐんぐん氏は、ティーショットがぶれ気味のため、2打目以降のライが悪く、傾斜地からのショットに苦しみ、練習の成果が出ない。後半3ホール目のやさしいミドルホールで、「12」を叩き、完全に終了。
 その次のホールのティーグランドにある五島昇氏の碑には、「もっと心にゆとりを」
 と書かれている。まさにそのとおりであり、その後、氏はかなり挽回したが、万事休す。見事に3回連続の最下位となり、「ぐんぐん杯」の名に恥じない成績をゲットし、「スーパービュー踊り子190号」グリーン車にて、一足先に帰宅された。さすがである。
 しかし、遺憾ながら、今回、ぐんぐんさんとランチを賭けるのを忘れてしまった。イッキマンさんがいたら、必ず2人で「道場」のランチを賭けていたはずである。かえすがえすも残念であり、次回は、再びイッキマンさんと4人でのプレーを早めに実現したいものである。

 優勝 斉須     96(96)
 2位 しん    114(105)
 3位 ぐんぐん  128(110)

 斉須さんは、優勝のため、次回から、ハンデを-3。
 (斉須0、しん12、ぐんぐん&イッキマン21)

第2回ぐんぐん杯(千葉セントラルGC・1998/12/6)

 優勝 斉須    100(100)
 2位 イッキマン 125(107)
 3位 しん    124(115)
 4位 ぐんぐん  134(116)
 ()内がネットスコア

ぐんぐん杯レポート(大宮国際CC・1998/6/26)

 企画・構想2年、トピックオフを経て、ようやく開催にこぎつけた「ぐんぐん杯」。梅雨の晴れ間に恵まれたというべきなのか、朝から気温の方もぐんぐん上昇している。延長されたばかりの首都高速埼玉線で、さらに近くなった大宮国際CC。9時すぎに到着すると、すでに斉須さんが到着している。何でも、今朝4時まで飲んでいたとかで、かなり厳しそうである。
 しかしながら、イッキマンさんの愛車シビック号が到着しない。横浜のぐんぐん宅を7時に出ているのに、到着しないとは!どうして関越など走っているのかよくわからないが、ギリギリスタートには間に合い、あわただしくスタート。ティーグランドに4人上がり、いきなり警告を受ける。遅れ気味のスタートでもあり、冷たい視線に送られての慌ただしい幕開けとなった。
 9年ぶり2回目で全く覚えていないが、学生時代に親しんだ河川敷が懐かしい。調整不足でショット不調も、平坦で距離もなくどうにかスコアをまとめる。マリーンズキャップのイッキマンさんも好調。ファイターズキャップの小生も負けられない。
 猛暑というか、湿度がすごい。汗をかいては、ドリンク補給の繰り返し。寝不足&二日酔いの斉須さんは、アルコールも抜け始めた7番ロングホールでバーディ!パーをとったイッキマンさんは、9番ホールでハーフの自己ベストに挑むが、まさかの9で終了した。
 ビールで乾杯し、うな重でスタミナを補給し、アイスで体を冷やし、午後のスタートへ。またしても、スタートホールで、警告を受ける。そして、いきなり610ヤードのロングホール。打てども打てでも進まず3人が9。
 後半は、バテ気味で、各自スコアが伸びない。新しいドライバーのぐんぐんさんは、ロフト角8.5°という難しいドライバーで好打を連発するも、アプローチ、パットに苦しむ。水ぼうそう明けで、最後はスタミナ切れで脱落。混沌とした優勝争いは、今度は1Rの自己ベストに挑んだイッキマンさんが、最終ホールで、なんと12!の大たたき。ハンデ分を含めても逆転で斉須さんの優勝となった。

Gungun1

【復刻版】しんちゃん日記(2004/10/1-2004/12/31)

12月31日(金):横浜・東京:雪のち雨
 大晦日は、TCKに参戦するつもりで、早くから新スタンドの指定席を確保していたのだが、予報は雪。しかし、なかなか降り始めないので、とにかく出発する。有馬記念、グランプリと大敗したので、何とかしておかなくてはいけない。
 13時すぎに到着する頃から、本格的な雪。いかにも積もりそうな雪で、1時間であっという間に一面真っ白になった。東京大賞典も雪にたたられて売り上げ大幅減のTCK、かきいれ時の大晦日も、6Rに到着した小生が、先着1万名のうまたせタオルをいただけるような状況。大雪の中、何とか開催を続けようと、トラックが除雪に登場するが、1周1600mを回ってくる間に、また真っ白になってしまう。ついに7R直前で中止が決定した。小生、3000円の指定席券を購入して、馬券をまったく買わないうちに退場である。飛行機が着陸できずに引き返したり、台風の中、ぎりぎり飛行機で脱出したりと、天候に振り回された1年だが、最後の最後まで、あまりにもあんまりである。ちなみに、81年の歴史にピリオドをうつ高崎競馬は、最後の高崎大賞典を待たずに雪のため8Rで打ち切りというしまらない結末になった。
 気をとりなおして、みなとみらいホール・ジルヴェスターコンサートへ参戦する。小生には、客席にいる音楽監督の池辺晋一郎氏くらいしかわからないが、全国のジルヴェスターコンサートの中でも、なかなか豪華な顔ぶれであるらしい。「カルミナ・ブラーナ」で年が明ける。
 日々エンジョイしている小生としても、2004年は、よい年とは言い難かった。「あまりにもあんまりです」が連発されすぎている。2005年が、みなさまにとってよい年になりますように。

20041231

12月30日(木):横浜・川崎:はれ
 今日から正月休みであるが、6時に目が覚めてしまうので、「坂の上の雲」を読む。児玉源太郎の参戦で、とうとう二百三高地が攻略された。一安心である。
 30日といえば、KEIRINグランプリである。しかしながら、小生、まだ一度も参戦したことがない。どうやら桜木町に会員制の場外車券場がオープンしたようなので、行ってみるが、即日入会はできないとのことである。仕方がないので、そのまま日の出町へ出て、京急にて、花月園駅へ降りてみるが、人の流れがない。どうやら、ここでは場外発売をしていないようである。いかんせんわからないことが多い。
 結局、アーバンバンク川崎へ参戦して、グランプリの前売のみ購入。悲願の初制覇がかかる神山から小橋、小野、岡部、小橋から神山、小野、岡部。小野からも神山、小橋。オリンピックで銀メダルの伏見からも4点。まぁ、よくわからないので適当である。
 早めに帰宅して、NHKのBSハイビジョンにて観戦する。何とかなりそうな感じであったが、神山が早々に脱落して、小野→岡部→小橋。惜しいといえば惜しいが、結局は大敗である。この時期になると、毎年同じようなことを書いている気もするが、もはや明日のTCKにすべてを託すしかないようである。

12月29日(水):横浜・東京:雪
 今日で出勤も終わり。もうすることもあまりないので、ぶらぶらと1日を過ごし、17時に退社。
 Y嬢、N嬢との蕎麦オフが久々に開催される。最近、読者が増えて、イニシャルをいろいろと推測されているであるが、Y嬢は2人いるので、念のため。
 今回は、田園調布の「兵隊屋」さんに参戦。メニューにカレーライスとかあるので、これはやばいか?と思ったが、長野産、新潟産の蕎麦は、まずまずで、お酒も充実していた。主なテーマは、沖縄問題、ANA問題、人間ドック問題、朝食ヴァイキング問題、司馬遼太郎問題、ハセシュンタロウさん問題、うし様問題、イッキマンさん問題などであるが、話題が、かなり年寄りくさいのは否めない。
 引き続き田園調布駅前にて甘いものをいただく。ブレンドコーヒーが4種類あり、ミラノ風とベネツィア風とフィレンツェ風とシシリー風について秋元康風の社長さんが、薀蓄を語ってくれたのが、バブル時代を思わせてくれてよかった。

12月27日(月):横浜・東京:はれ
 今年もいよいよ最後の1週間。チームの忘年会。なんとふぐオフである。しかし、ぐんぐんさんとのふぐオフは、天然であるが、今回は、弟子同伴で、小生もそれなりに負担しなくてはいけないので養殖である。
 昼食時、たまたまそのふぐ屋の前を通りかかると、営業はしていないが、水槽が見える。元気よく泳ぎまわる中で、一匹だけお腹を上に向けて終了寸前のがいる。
 刺身、から揚げ、雑炊と、ミニマムのコースながら、それなりに満足して、ふぐが、初めてという弟子も喜んでくれたようであるが、帰りにもう一度水槽をのぞくと、上を向いているふぐはいなかった。大変心配である。

12月24-26日:横浜・東京
 クリスマスイブくらいは、日記を休載にして、るいさんやイッキマン夫人の動揺を誘うつもりでいたが、なぜか掲示板も不気味な沈黙に包まれる。カウンターは、それなりに伸びているようで、みんな様子をうかがっているのであろう。そのまま25日を迎え、とうとうイッキマンさんが、しびれをきらして登場した。やはり、人格者ということなのであろう。
 タクシーの運転手氏曰く、24日は、商売あがったりとのことであるが、実際、あまり縁のなさそうなメムバーでの普通の宴会もセッティングしにくい日になっているので、一部のお店が一部のカップルで埋まる一方で、ヒマな人やお店もかなり多いような気がしなくもない。
 25日の夜遅くなって、うし様が登場するが、みなとみらい地区には近づけないとのことで、中華街の福満園さんへ。2000円のコースで、前菜からデザートまで一通りそろっていて、味もソコソコで驚く。
 26日になって、有馬記念で大敗する。

12月23日(祝):横浜:はれ
 本来ならば、湯の川温泉にて朝風呂後、ドラえもん列車にて吉岡海底駅を見学しているはずであるが、遺憾ながら7時起床。ロイヤルホストにて和朝食と納豆。帰宅して、坂の上の雲を読みながらニ度寝をしてしまう。12時に起きてNHKニュースを見て、固定資産税を払って、お墓の管理費を払って、NHKの受信料を払って、買い物して、昼食。坂の上の雲を読みながら昼寝をしてしまう。
 17時半に起きて夕食、NHKニュースを見て、坂の上の雲を読み、日記を書いて、チョコラBBを飲んで、就寝。

12月22日(水):横浜→青森上空→東京・横浜:はれ
 先週の鹿児島日帰り出張に続いて、昨日は水戸日帰り出張、さらに帰社して、最終退出者になるまで残業。めずらしくちゃんと働いていたのも、本年最後となる今日の青森出張のためである。明日の休日を利用して、函館に転戦、湯の川グランドホテル渚亭に1泊という作戦である。社内では、小生が、ドラえもん列車に乗りに函館に行くという風評も流れたようで、半分は正しいのであるが、本来の目的は、あくまでも函館イルミネーションファンタジーであり、ドラえもん列車はおまけである。しかしながら、あまりにもあんまりなことになった。
 YCATからバスで25分。昨日生まれ変わった第1ターミナル。新装なった北ウイングからの出発。24のゲートが使えるようになり、青森便ももちろんゲートからの出発である。ストロベリーオムレットを購入して、早めに入場して、ラウンジにてくつろぐ。やはり、JAL羽田NO.1ということなのであろう。
 しかるに、ラウンジにて、機材整備不良に伴う交換のため、出発が30分遅れるとのアナウンスがあり、搭乗口が33番に変更された。この時間、臨時の新潟便以外はすべて搭乗ゲートからの出発である。あまりにもあんまりであるが、さらに、青森空港雪のため、三沢への変更または、羽田へ引き返す条件付の出発であるという。急遽新幹線への変更も検討したが、朝一番の青森便も無事に着陸しているし、何とかなりそうな感じのアナウンスであった。
 出発から1時間で、青森空港上空に到着したが、滑走路の除雪完了後、4番目の着陸になるとのことで、ぐるぐる旋回する。非常口座席で隣がいないので、かなり快適であり、CAさんは、これなら合コンで1円も払わなくても許せるような美人さんであるし、お客さんとのアポイントも余裕があるので、多少の遅れはまったく問題ないのであるが、除雪後に2本の飛行機が着陸した結果、危険とのことで、羽田へ引き返すことが決定した。本年最後のJAL搭乗、あまりにもあんまりである。デモ用のパソコンの他に、るるぶや着替えも持参しており、今日は荷物がやたらに重い。しかも、今日5便あった青森行の中で、着陸できなかったのは、小生が乗った1203便だけのようである。残念ながら、JAL羽田No.1ということではなかったようである。やはり、矢田亜紀子さんよりは、伊東美咲嬢ということのようである。JGCsuicaではなくて、スーパーフライヤーズEdyということのようである。

12月19日(日):横浜→市原→横浜:はれのちくもり
 6時起床。7時に車寄せにお迎え到着。アクアラインを渡って、ミルフィーユカントリークラブに参戦する。熊谷組が建設して、ピーク時は1億近い値段で募集して、オープン前にバブルがはじけたというコースは、今では、日曜日に1万6000円でキャディさん付でプレーできるパブリックコースになっている。京セラ同様で、大変お得である。
 ハセシュンタロウ杯開催。コースも有名な人が設計したとのことで、トリッキーでグリーンも強烈に速く、ぐんぐん杯など開催したら大変なことになりそうであるが、どうにか前半は55でまとめる。しかし、難しいこともあって、前が詰まりすぎて、ハーフ3時間はあまりにもあんまりである。
 午後からかえって寒くなってきそうなので、ビールでなくてウイスキーを飲んで、後半にのぞむが、冴えない結果に終わる。まぁ、ぐんぐん杯なら問題ないレベルではある。ぐんぐんさんも、ジーコジャパンを論ずる余裕が出てきたようであるので、そろそろ真剣に開催を検討していただきたいものである。

12月18日(土):横浜:はれ時々くもり
 遠征がないので、久々にロイヤルホストでゆっくり朝食をいただくべきところであるが、風邪気味で食欲もなくだるいので、日経とニッカンだけ購入して、自宅でまるくなる。河野洋平君の私の履歴書も佳境を迎えているし、「NIKKEIプラス1」の一人楽区は、今日は特にすばらしい。やはり、始める日経、続ける日経ということなのであろう。
 終日、「坂の上の雲」を読みながらすごす。ようやく一巻を読了。全八巻なので、当分楽しめる。正月休みも安心である。
 うし様来る。木曽路さんに参戦する。さすがに混んでいる。いかにもやばそうな店員さんがでてきて、40分くらい待つという。名前を書いて、15分ほどで戻ってくると、「お客様は?」
 と聞かれる。15分の間に顔を忘れたようである。さすがとしかいいようがない。さらに、帰り際に駐車券問題でも暴れてしまった。こういう衝撃的な店員さんが登場すると、徹底的にやってしまうのが、小生のタチの悪いところである。しかし、この点については、師と仰ぐ山口瞳先生も同じなので、やむを得ない。まぁ、APA金沢とか杵屋で暴れるのは大人気ない気もするが、サービス料込みでひとり8500円払っているのだから、多少暴れても許されると思うことにする。

12月16日(木):横浜・東京:はれ
 昨日に引き続いて、理屈っぽい話。「プロジェクトの定量的進捗管理」とかの研修を受ける。予定に対して、進捗率がどうで、このままのペースだと、期限が守れないから、増員するとか、スケジュールを見直すとかを、グラフなどで表す技法だという。
 専門的な用語を使って解説していたけれど、名前こそ違えど、小学校の頃の夏休みの宿題の進捗管理だって、小生は同じような手法を使っていた。漢字ドリルを10日、計算ドリルを10日、理科の自由研究を20日とか割り振って、夏休みの消化状況と宿題の消化状況をグラフにしていたものである。見積もりをする人間と実行する人間が同じなので、「進捗ポイントを稼ぎやすい種目」がわかってしまうので、一見、順調に消化しているようにみえて、最後に、難しい種目が残るのがタマにキズである。
 うし様来る。ランチオフ開催。このところ公私ともに冴えず、そういうときは、馬も走らんということで、うし様は、元気がない。ライブドア最初で最後のファンイベントとか、佳境にさしかかる、河野洋平君の私の履歴書とか、楽しい話題もあるし、滝本の湯から出直そうと激励して別れた直後に、ナナイロノキセキ号故障。あまりにもあんまりである。

12月15日(水):横浜→鹿児島→横浜:はれ
 6時起床。「おはよう日本」を見ていると、温泉について、着色、加熱、循環などについて、表示を義務づけて、罰則規定も作られることになるという。ようやく温泉教授などの声が届いたようで、喜ばしい。考えようによっては、循環は着色ほど悪いことではないのだが、情報公開が何よりも重要である。
 次のニュースは、道路標識の表示見直し。小生は、巷でよく言われるほど、日本の道路標識だけが外国に比べてわかりにくいとは思っていないが、今回とりあげられた外国語表示については、前から気になっていた。要するに、ローマ字と英語をどう混在させるかということで、
「東京駅 Tokyoeki Station」と表記する場合と、「東京駅 Tokyo Station」
 と表記するのとどちらを選ぶか?
 ということで、まぁ、常識的には後者であり、今回の検討結果でも、極力英語を使うことになったようである。
 ただ、標記として正しいのと実用の問題は、また別で、
「東町小学校」という交差点を「Higashimachi Shogakkou」ではなくて、「Higashimachi Elementary School」
 などと標記した場合、カタコトの日本語を話せる外人さんが、
「ヒガシマチエレメンタリースクールどこですか?」
 と聞いてもおそらく地元のおばあさんはわからないが、
「ヒガシマチショウガッコウ、どこですか?」
 と聞けば、すぐに答えてくれるということがある。
 また、英語標記をあまり突き詰めていくと、「日本橋」が「Nippon Bridge」とか、「Japan Bridge」になってしまうが、これは、どう考えても、「Nihonbashi」だし、「新橋」が「New Bridge」では、誰もわからない。
 どうでもいいことであるが、前から気になっていたので、朝から理屈っぽいことをいろいろと考えて目が覚める。
 YCATからバスで出発。3日ぶりの羽田空港だが、第1ターミナルに着くと、やはり心が落ち着く。同行の睡眠時無呼吸症候群のおじさんも同感のようで、曰く、「レストランと居酒屋の違いがある。僕は、やっぱり居酒屋が落ち着く」
 とのことである。
 4番ゲートからクラスJで出発して、ついに今年9回目の鹿児島である。誠に遺憾ながら、小生の度重なる鹿児島出張with京セラが、F嬢をはじめとする後輩陣から疑惑の目で見られており、今回は、まじめなところをみせるため、日帰りである。
 無事に仕事を終え、中央駅までタクシーに乗る。4年前まで東京にいたという運転手氏に、鹿児島はすばらしい、街も元気があるとほめる。「鹿児島、そんなに元気ありますかね?」「東北なんかに比べたら、すごく元気ですよ」「そりゃ、東北と比べたらそうでしょう」
 と比べる相手が不満のようである。そして、中央駅が近づいたときに、「しかし、お客さん、あの新しい駅ビル、あれ、東京の人から見てどう思いますか?」
 と言う。たしかに、新幹線開業にあわせてリニューアルした中央駅、合併して大きくなった新鹿児島市のランドマークとして、もう一工夫惜しかったのはたしかである。普通の地方都市としては、十分元気であるが、目標はもう少し高いところにあるようで、その意気やよしである。
 市内は、日韓首脳会談を控えて、警備が厳しく、渋滞も激しい。誠に遺憾ながら、「元首が浴衣姿を見せるのはいかがなものか?」との理由で、砂風呂会談は中止になってしまったようだが、鹿児島の魅力を存分にアピールしてもらいたいところである。
 空港に着くと、30分前のANA便があるので、本来なら、変更してさっさと帰るところであるが、ロイヤルにてゆっくりお食事をして、JAL最終便のクラスJにて帰る。なんと定刻よりも15分も早く、もちろんゲートに到着。YCAT行きのバスもすぐに出発して、スムーズに帰宅できた。やはりJAL羽田No.1ということのようである。

12月13日(月):横浜・東京:はれ
 めずらしく遅くまで仕事。東京駅で「週刊将棋」を購入するが、横須賀線車内で広げると、すでに読んだ先週号であった。月曜発売のはずなのに、あまりにもあんまりである。
 23時に帰宅して、今日はニュース23の方を見る。首都圏レールウォーズとかで、JRvs私鉄をとりあげている。しかし、どうみても小田急も東急も苦しそうである。
 清水寺で毎年発表される恒例の今年の漢字は、「災」。地震や台風などの災害が多くて、圧倒的1位であるという。しかし、清水寺の和尚は、同じ災害でも、天災ということで、天皇家ネタや、楽天参入もあり、「天」の字を勝手に練習していたという。上位5つは、災・韓・震・金・新。考えようによっては、少しは時代が明るくバブルっぽくなってきたともいえる。

12月12日(日):松山→岡山→横浜:くもり
 7時起床。入浴してから朝食へ。新聞は、部屋には運ばれないが、フロントでタダでもらえる。朝食が、ヴァイキングではない。和食か洋食の選択となると、おかずはなんでもいいが、ご飯とジュースとサラダにコーヒーを希望する小生としてはいつも悩むのであるが、和食にも、サラダとフルーツとコーヒーがついていたので、何の問題もなかった。英国風のティールームのようなレストランでゆっくりといただく。朝早いせいか、お客さんが少なく、静かなのもよい。大浴場も空いていてよかった。結婚式などは多いが、宿泊客は、それほど多くないのかもしれない。
 部屋でくつろいで、もう一度入浴して9時半にチェックアウト。光文社新書の「極みのひとり旅」で絶賛され、ホテルランキング1位の期待もあったオールドイングランド道後山の手ホテル。ダブルの部屋の間取りがちょっと効率が悪かったり、湯上りラウンジがないこと、浴衣が有料なこと、そもそもダブルで朝食付14800円は安くはないことなどの課題もあるが、道後温泉全体の魅力も加味して、温泉街へ浴衣で歩いて出られる洋風ホテルとして高く評価できる。ゴルフ付プランもあるようなので、ぐんぐん杯の開催地としても検討できるのではないだろうか?
 一六タルトを購入して、みかんジュースをいただき、坊ちゃん列車にて出発する。蒸気機関車風だが、実はディーゼル機関車であるが、マッチ箱のような客車に乗ってJR松山駅へ。小泉首相も今年の1月に乗車したようである。車中は、昔のボイさん風の車掌さんの観光案内があり、愛媛県民会館の建設費は202億円であるという。こういうのがもったいないと思う。橋は3本架けてもよいから、県民会館とか市民会館とか文化センターとか体育館とかそういうものは、あまりお金をかけないか、四国各県でひとつずつ豪華なものを作って、共同で使うとかそういう発想に変わって欲しい。愛媛新聞の観光客誘致についての座談会でも、同じような意見が出ていた。
 JR松山駅のトイレに入ると、ヘンなおじさんが、着替えを始めた。怪しい人かと思って見ていると、おもむろに横浜FCのTシャツに着替えているので驚く。そう、今日は、天皇杯5回戦。ガンバ大阪vs横浜FCの一戦がここ愛媛で開催されるのである。小生の遠征に合わせたかのようで、本来なら一も二もなく参戦するところであるが、小生は、しおかぜ16号グリーン車にて出発する。このあたりが、超割の厳しいところである。それでも、高いキャンセル料を払って、日程を変更することも検討したのであるが、夕方の松山発の便がすべて満席、試合終了後に広島や岡山へ出るのでは、帰りがかなり遅くなるため、見捨てることになった。今日が、リトバルスキー監督最後の一戦となるかもしれない。奥寺GMが孤軍奮闘しているが、J2昇格後は、サポーターの内紛などもあり、観客動員も増えず、JFL時代の、今のザスパ草津のような熱い盛り上がりがなくなってしまった。しかも、みなとみらいには、マリノスがやってくることになってしまった。誠に遺憾である。
 グリーン車はもったいない気がして、普通車に変更しようかとも思っていたのだが、先頭車両の最前列で景色がよく見えて、1-2配置の1列側の座席という在来線のグリーン車としては、かなりレベルの高い席であった。AC100Vも用意されているので、車掌さんにことわって遠征記を執筆。いつの間にか雨が降り出している。
 瀬戸大橋を渡って、岡山へ。このままのぞみ号に乗り換えれば、17時前には、新横浜へ到着できるのであるが、空港バスで岡山空港へ。初めての空港だが、地方によくあるスタイルでどっかで見たような感じ。
 飛行時間はわずか1時間あまり。松山駅で買った「坂の上の雲」を読んでいるとすぐに到着する。次回訪問までには、読了しておく必要がありそうである。遺憾ながら、バスでの到着。ふと見ると、1番前の座席には、橋本龍太郎君の姿がある。高知へ行けば中谷防衛庁長官、福岡へ行けば自見庄三郎先生、政治家は、さすがに週末に実家へ帰っているということがわかるが、小生もよく遠征に出ているということであろう。橋本龍太郎君は、元気がなかったが、バスには、乗らずに先に消えたようである。まぁ、橋本龍太郎君をもってしても、第2ターミナルのゲート不足はいかんともしがたい。YCAT行のバスも、第2→第1の順に回るようで、座れるのはよいが、時間はかかってしまう。来年1年間、スーパーフライヤーズへの道は険しいものとなりそうであるが、道後温泉は、早いうちに再訪したいものである。

20041212

12月11日(土):横浜→松山→しまなみ海道→松山:はれ
 5時30分起床。YCATからバスで羽田空港へ。バスの経路が注目されたが、湾岸環八で降りて、新設の連絡路で、第1ターミナルへダイレクトに入っていく。これなら、第1ターミナルに関しては、従来より5分近く短縮される感じだ。第2ターミナルへは、出発階へ上がる通路に直結できないので、小さく360度のターンをして上るため、信号が1回入ってしまうが、それでも従来の第1ターミナルと同じくらいの所要時間で到着できるので、バスに関しては、あまり問題なさそうである。なお、YCATの出発案内で、ゲートが表示されることになった。松山行は、64番ゲートということで、バスは回避されたようである。
 注目の第2ターミナル。出発フロアの2Fには、千疋屋が見あたらない。仕方がないので、早々に入場する。ガラス張りで美しいことは美しいのだが、いかんせん慣れないためか、旅立ちの気分が盛り上がってこない。売店もどこで何を売っているかわからないので、ひと通り探してみなくてはいけない。
 64番ゲート付近で、ようやく「まい泉」を発見するが、6個入りのみの販売である。あまりにもあんまりである。シウマイ弁当と横浜チャーハンは、品切れである。話にならない。なお、第2ターミナルでは、出発客と到着客の動線が完全に分離され、そのこと自体は保安上望ましいのであるが、そのために、動く歩道が、手荷物検査ゲートから出発ゲート方向のみの一方通行になっているため、小生のように、「まい泉」などを求めて、入場後にあちこちうろつくには不便なようである。
 ANA583便、777-200にて松山空港へ。トヨタレンタカー・ヴィッツさんにて出発する。今回の予定は、まず、しまなみ海道を渡る前提で、超割を確保して、その後、オールドイングランド道後山の手ホテルの存在が発見されたため、ちょっと効率が悪い。2ケ月前に押える超割の悩ましいところである。今日は、早々に道後入りして、明日、しまなみ海道を渡って岡山へ行くのが妥当なルートであるが、せっかく天気がよいので、このままドライブすることにする。
 今治までちょっと退屈な国道を1時間近く走ると、いよいよ西瀬戸自動車道、通称「しまなみ海道」である。いわゆる本四架橋、尾道・今治ルートである。
 今治ICを出発すると、いきなり最長の来島海峡大橋である。世界初という3連吊橋。横浜ベイブリッジを3つつなげたような感じである。渡った先は大島。ここで降りて国道317号へ。しまなみ海道は、橋の部分は、すべて高速道路で完成しているが、陸上部分は、高速道路が未完成で、国道を走る。お金はかえって安く済むのだが、ETCではないので、何度も料金所を通るのが、ちょっと面倒である。実際のところ、このルートは、明石・鳴門、児島・坂出のルートに比べて、個々の島々を結ぶ生活道路としての役割が大きい。7つの橋も順次開通しているし、直通客が少なめで、すべての橋が、自転車と歩行者も渡れるようになっている。
 伯方・大島大橋、大三島橋を渡る。大三島橋は、昭和54年の開通。子供の頃にこの橋が、本四架橋最初の橋として開通したニュースをワクワクしながら聞いた覚えがある。本州と四国に3本の橋を架けたことを批判する声もあるが、小生は、国家プロジェクト規模の公共事業には、寛容である。ピラミッドにしても、万里の長城にしても、凱旋門にしても、後世に残るのは、国家規模の公共事業である。せっかくの戦後の高度成長。新幹線、青函トンネル、本四架橋、東京湾横断道路など、世界最高の技術の結晶を残しておいてもバチは当たらないだろう。それに、トンネルに比べて橋は、なんといっても美しい。立派な芸術作品である。
 鶴見つばさ橋のような形の多々羅大橋は、世界一の斜張橋で、これを渡ると広島県。生口橋を渡り、因島へ。ここまで来たら本州の尾道まであとわずかであるが、小生、尾道ラーメンにも、大林映画にもあまり興味がないので、そろそろ道後温泉に向けて引き返すことにする。それにしても、今日は暖かくて、実に気持ちがよい。なんといっても、旅の印象は、天気に大きく左右される。

20041211a

 当初の予定では、明日もう一度、しまなみ海道を渡って、岡山でヴィッツ号を返す予定であったが、乗り捨て料金があまりにも高い。しまなみ海道は十分に堪能したので、明日は、瀬戸大橋を渡るつもりであったが、乗り捨て料金+高速代を考えると瀬戸大橋を渡るなら、レンタカーを6時間で返して、特急のグリーン車に乗っても、十分お釣りが来る。
 松山駅から市電で道後温泉へ。正直、こんなに近いとは知らなかった。駅のすぐ前から道後温泉本館までアーケードが連なっているが、明るくてなかなかいい感じである。
 オールドイングランド道後山の手ホテルにチェックイン。まずは、さっそく、道後温泉本館に入場する。ローカルルールがよくわからないのだが、霊の湯は、ブックフルとのことなので、リーズナブルな神の湯に入場する。2F席を確保するが、いきなり男女同席の休憩室で浴衣に着替えさせられる。かけ流しにもかかわらず、条例で塩素を入れさせられたと温泉教授が嘆く伝統の温泉は、さすがによく暖まるが、湯上りの休憩室でも、近くに若い女性がけっこういるのに、浴衣からまた着替えなくてはいけない。浴場横の脱衣場で、浴衣の下に下着は着ているので、裸になるわけではないのだが、小生が恥ずかしいというよりは、女性の方が困るのではないかと思う。80円の坊ちゃん団子をいただき、坊ちゃんの間を見学して、早々に退場する。なかなか難しい芸風のようである。
 目の前の地ビール屋で、じゃこ天をつまみに、地ビール「漱石」をいただき、温泉街を散策してから、ホテルへ戻る。元は普通の温泉旅館だったようだが、最近、欧風のホテルに衣替えした。ボーイさんも、英国紳士風である。雰囲気は悪くないが、宴会利用が多く、ちょっと落ち着かない感じもする。ホテル内の大浴場へは、パジャマはNGだが、300円で浴衣を借りるとOKというのも不思議である。その大浴場は、かけ流しではないかもしれないが、さすがは道後の湯で、京セラなどよりは、じんわりと暖まる。そのまま浴衣に丹前で、おしゃれなレストラン(浴衣入場は不可)、英国紳士風のボイさんの前を通り、ふたたび温泉街へでて、うどんをいただく。夜になってもそれほど冷え込まないので、実に気持ちがよいし、遅くまでおみやげ屋さんが開いているのもよい。このように健全ににぎわっている温泉街は、今や少ないのではないか?
 部屋に戻って、Jリーグチャンピオンシップを見ると、これがいい試合で、途中でやめられなくなり、最後まで見てから、もう一度入浴して就寝。

20041211b

12月10日(金):横浜:はれ
 7時20分起床。人間ドックの朝は、検便から始まる。無事にゲットして、病院へ。徒歩30秒なので、まったくもって便利である。
 しかしながら、最初の種目は、検尿である。いかんせん検便のときに、いっしょに小用を済ませてしまっているので、採取できない。こうなる予感はあったが、大だけして、小を我慢するなどという器用なことはできない。ドーピング違反のような気分になるが、仕方がないので、後回しにしていただく。もっとも、朝から何も飲んでいないので、待っても出ないものは出ない。胃のレントゲンと採血終了後に、ポカリスウェットのサービスがあるので、それを2杯飲んで、なんとか25ccだけ確保。
 体重46.5キロ。風邪気味だったこともあって、ちょっと減りすぎである。明日からの遠征で回復する必要がある。
 バリウムを飲んだため、下剤を飲む。大変危険である。家でおとなしくしているべきところであるが、たまの平日の休暇なので、いろいろと所用を済ませたい。不動産取得税の支払いを済ませてから、免許の更新。4年前に1度だけ北の大地でスピード違反があるので、ゴールド免許にはならない。1時間の講習のうち32分が映画で、永島敏行主演、さだまさしが主題歌「償い」を歌う。なかなか豪華版である。

12月9日(木):横浜・東京:くもり
 疲れていて早めに寝たので、目覚ましが鳴る前に目が覚めるが、まだ外も暗いので時計も見ないで、布団の中でまるくなっている。しかし、いつまでたっても、なかなか目覚ましが鳴らない。どうもおかしいと思って、起きると、妙に太陽の位置が高い。なんと8時3分である。目覚ましが故障したようである。
 よりによって9時からえらい人との会議である。あまりにもあんまりである。まぁ、電話一本で許される範囲ではあるが、日頃からまず寝坊などしないし、実際、目が覚めていただけに悔しい。着替えてヒゲだけそって、8時12分のみなとみらい線に間にあって、横須賀線では話にならないので、8時20分の東海道線。8時50分に東京駅着。朝のラッシュ時で平均速度60キロ弱であるから、さすがにたのもしい。結局、息絶え絶えになったものの、間にあってしまった。
 ここからは汚い話。小生、明日、初めての人間ドックである。会社の健康診断とちがって、検便があるようで、3日前から当日までの間に2回取得せよとのことである。
 まさか出張先にそんなものを持っていきたくないので、今日と明日の朝に取得するつもりであったが、今朝は、そんな余裕はないので、スーツのポケットに、「正しい大便のとり方」という紙と収集用のスポイトみないなものだけ突っ込んで出社することになってしまった。
 こればかりは、和式トイレの方がゲットしやすいようであるが、どうにか無事にすませて、スポイトに収納する。しかしながら、1日持ち歩かざるを得ない。今日は、カバンも持たずに手ぶらで出社したので、そのまま右のポケットにうんちを入れたまま仕事をすることになってしまった。
 もちろん、ケースに入っているので、まったく問題はないのであるが、ふとポケットに手を突っ込んだりすると何とも違和感がある。今日は、お客さんとの打ち合わせにも出かけたのであるが、まさか、小生の右のポケットにそんなものが入っているとは夢にも思わなかったであろう。

12月8日(水):秋田→東京・横浜:あめのちはれ
 ANAにて帰京。初体験の第2ターミナル。57番ゲートに無事到着した。慣れていないせいか、到着ロビーまでが遠く感じられる。
 15時すぎに到着してしまったため、直帰するかどうか真剣に悩むが、モノレールの快速浜松町行がちょうど出発するところだったので、第2ターミナル探検は、週末のお楽しみとして、会社に戻る。山手線の中には、他にも、同じように直帰するかどうか迷っている人たちがいたようだ。
 日本の子供の学力が低下したというニュースが大きく取り上げられているが、その問題がなかなかよかった。下のようなグラフを示したうえで、511→518と変化した値をみて、「大幅に増加した」というコメントは正しいかどうかを問う。グラフが、0からではなくて、500から始まっているので、わずかな増加がやたらに強調されてしまうのがポイントである。基本的に、小生は、小学校の頃に、0から始まらないグラフは作らないように教わった覚えがあるので、今でもよほどのことがないと、このようなグラフは作らない。
 昨日のニュース10で、有働アナは、「グラフを見ると大きく伸びたように見えるが、実際はたった7しか増えていない」という説明をしたが、この回答は、実は満点とはいえない。グラフの伸びを疑うようなコメントではあるけれども、”7”という絶対値には何の意味もなく、「511に対しての7」が大きいか小さいかという観点で答えないと×である。あるいは、もうひとつ、もう1年変化をみないと評価できないというのも別の観点で正解とのことである。
 11%の子供が正解したとのことであるが、大人も同じようなものではないだろうか?ゆとり教育には賛成しないけれども、最近の子供の学力ばかり問題にする前に、大人の学力も怪しいものだと思う。

20041208

12月7日(火):横浜→秋田:くもり時々あめ
 うし様ランチオフ開催。ぐんぐんさん同様、忙しい忙しいといいながら、そうでもないようである。
「うしさんとランチオフするけど」
 とF嬢をお誘いしてみるが、相手にされない。曰く、
「ざくろで合コンの相談でもされてはいかがですか?」
 とのことである。仕方がないので、ざくろにて、ライブドア証券問題などについて検討する。牛ロースバタ焼2730円(税込・サ別)という衝撃的なお値段であるが、11時40分の時点ですでに満席というから大したものである。
 秋田へ飛ぶことになった。残念ながら、ALなので第1ターミナルである。しかも、まだ北ウイングは工事中なので、あっさりバスでの出発である。いちご杏仁を購入してMD-90にて出発する。けっこう揺れたが、飛行時間は50分程度で、市内行のバスがすぐに出発したため、3時間で秋田駅に到着した。やはり、こまち号よりは、断然速いようである。
 秋田のホテルには、はじめから期待していないので、JR系のメトロポリタンにとまる。ネット接続サービスが開始になったとのことで、いきなり同軸ケーブル接続のモデムが貸与される。ずいぶん大げさだが、快適は快適である。デラックスシングルとは要するに、ツインのシングルユースのようで、ベッドが2つあるだけでなくて、部屋もけっこう広い。

12月6日(月):横浜・東京:はれ
 広い意味で宴会が5日続いていて、風邪がぶり返してきたので、今日は早く帰ろうと思っていると、18時から会議になってしまった。それでも、19時には終わって、席に戻ってくると、F嬢がにやにやしている。ぐんぐんさんがやってきたようである。なぜか、いつも小生のいない時にふらっとあらわれる。F嬢曰く、
「元気そうだし、ヒマそうですが、本当に忙しいのでしょうか?」
 とのことである。
 おっしゃるとおりであるが、当面は、本当に忙しいようであるし、他の人のお誘いであれば今日はお断りするところであるが、ぐんぐんさん上京とあればやむをえない。
 ガード下にて焼きそばオフが開催される。ぐんぐん杯については、ブセナテラスか、3月に千葉で開催する方向で調整が進むが、福岡のエヴァーグリーンマリノアホテルでの開催も浮上。うしさんだけ、八百治ホテルでよいのではないかとのことである。
 なお、ぐんぐんさんは、自宅の新聞をヘラルドトリビューンにしたという。さすがである。まったくもってすばらしいの一言である。

12月5日(日):横浜・東京:はれ
 風の音で目が覚める。低気圧が急速に発達して首都圏を通過。都心の最大瞬間風速が40mというからちょっと考えられない。雨があがり、バルコニーの窓をあけると、今度は、まるでハワイにいるかのような暖かい空気が流れる。ロイヤルホストで朝食をいただく途中では、バス停が倒れていた。
 法事のため上京。電車のダイヤも乱れている。実は、当初、法事を忘れて、超割を予約してしまい、北の大地参戦を予定していたのであるが、札幌は積雪が30センチを超えて、新千歳空港も欠航があいついでいるようである。関東では、12月の観測史上最高の気温を更新しているのだから、日本も広い。

12月4日(金):横浜・船橋:くもり後あめ

 病み上がりに宴会続きで疲れがたまっているのだが、なぜか今日も3時に目が覚めてしまい、2度寝して、さわやかでない朝を迎えてしまう。
 中山競馬へ参戦することになった。クルマでの参戦はかなり久しぶりである。行田団地の都市計画道路が50メートルほど完成して、ほんの少しだけ近くなった。
 7Rを的中して幸先よいスタートを切るも、その後、徹底的にやられてしまう。いかんせん検討不足のため、マークシートを塗るだけで時間に追われている。中京のメインを一番たくさん買ってしまい大敗するという典型的な負けパターンである。
 先輩一家と横浜のやきとり家にて会食。以前は、よく遊びにいったのだが、何分、今では3歳と1歳半のお子さんがいるので、久しぶりである。まぁ、なにかと大変で、正直、小生には、とても子供の面倒はみれそうもない。もーさんの大変さと偉大さがよくわかるが、なぜか、ぐんぐんさんには、あまりそういう感じはしない。

12月2日(木):横浜・東京:はれ
 3時に目が覚めてしまい、眠れなくなる。こういうことは、めずらしいのだが、どうも、このところあまりよいことがないということもあり、そのまま悶々と朝を迎えてしまった。仕方がないので6時すぎに家を出て、一番乗りで出社してしまう。
 しかも、諸般の事情によりお昼が、「名作」1枚になってしまう。あまりにもあんまりといいたいところであるが、午後から流れが変わり、よいことが4つくらいあったので、すっきりとした気分で帰宅する。

12月1日(水):横浜・東京:はれ
 今年もあと1カ月。いよいよ羽田空港第2ターミナルがオープン。うし様も忙しいことと思われる。早くANAで遠征したいものである。
 東京ビッグサイトに参戦して、NEC・C&Cフォーラムを見学する。まぁ、たまには息抜きも必要である。例年、各界の著名人の講演が行われるのだが、日記を読み返してみると、3年前は、青色発光ダイオードの中村教授の講演を聞いてから、北の大地に旅立っている。今年は、前の三重県知事の北川氏の講演を聞く。地方分権について、熱く語った後、「官僚も無責任、国会議員も無責任だが、一番無責任なのは、それを放置する国民。それを堂々と言いたいから、国会議員に復帰しない。」
 としめくくった。
 北川氏といえば、”マニフェスト”で流行語大賞を受賞しているが、今年の大賞は、「チョー気持ちいい」のようである。ちょっとどうかと思う。
 それにしても、中村教授の講演は2年前かと思って、日記を読み返すと、2年前の今頃も風邪を引いていて、そんななかふぐオフが強行されている。「諸般の事情により、ふぐオフを開催している場合ではないのだが、やはり、ふぐの魅力には勝てない。」
 と記されている。我ながら、あまりにも進歩がないというか、変化に乏しいようである。ちなみに当日の結論はというと、「本日の結論としては、「イッキマン=大隈重信」というところに落ち着いた。」
 とのことだったようである。

11月29日(月):横浜・東京:はれ
 朝、のどが痛くて目が覚める。一瞬、休んでしまおうかとの邪念がよぎるが、先日、月曜日になるとよく遅刻や病欠する弟子に向かって、「月曜日だけは、休むな。遅刻するな。体調管理をしっかりやれ。」
 とえらそうに言ったばかりなので、パブロンとチョコラBBとレモンウォーターとヴィックスドロップを投入して出社する。
 会議でもあまり発言せずに早々と帰宅。日記を書く気もなかなかおきないが、モーさんの日記も頻繁に更新されているので、小生もがむばらなくてはいけない。
 久しぶりにテレビタックルを見る。教育問題であるが、森永卓郎氏も含めて、出演者の意見は、おおむねまとまっている。低学年での基礎・反復学習の徹底、三平方の定理を美しいと教えることができる先生の必要性など、小生も賛成である。特区で行われているさまざまなモデル実験からもよいものをどんどん取り入れればよいと思う。
 しかしながら、三位一体改革の義務教育国庫負担金の問題となると、ちょっと考えてしまう。小生、基本的に地方分権論者であるけれども、義務教育の前に、分権することがいくらでもあるのではないか?浅野知事や、石原知事や、田中知事に日本を変えて欲しいと思っているけれども、この問題だけは、森喜朗君の言い分にも一理あるのではないか?
 悪役と決めつけている人がたまによさそうなことを言うとかえって困ってしまう。たとえば、読売の今度の球団社長なんかも、スピード重視のチーム編成、観客動員の実数発表、さらに今日は、視聴率を多少犠牲にしても、日曜はデーゲームで、という。まったくもっておっしゃる通りなのである。
 もっとも、日曜日の東京ドームのデーゲームには、ファイターズファンなら誰もが知っている別の問題点が潜んでいることまでは、さすがにご存知ないようである。

◆みなとみらい・クリスマスライトアアップ特集

20041128

11月28日(日):箱根→横浜:はれ
 朝食ヴァイキングをたっぷりいただいてから箱根を出発して、昼過ぎには帰宅する。どうやら風邪が悪化したようである。そのまま休養する。
 ジャパンCダート、ジャパンCとGI2レースをテレビ観戦。PAT残高がゼロのため投票もできない。WINS参戦も検討するが、断念してよかったとしかいいようがない。コスモパルク、指し返す根性はタダモノではないが。。。
 正直、ジャパンCよりも、女子ゴルフ中継の方が気になる。しかしながら、ニッカンのサイトでいきなり結果がわかってしまう。地上派中継のある場合は、通常、放送前には、結果はでないのかと思っていたが、このあたり基準はあるのだろうか?それにしても、4日間同じ組で最後まで優勝を争った2人は大したものである。ヒール役の不動だが、小生も含め、今回は宮里の今後のためにも、不動に格の違いを見せて欲しいと思っていたファンも少なくないようである。
 そういう意味で、朝青龍の優勝決定後に勝った魁皇を横綱というわけにはいかない。北の湖理事長、いくらなんでも甘すぎると思っていたが、さすがに昇進は見送られたようで、これでよかったと思う。
 横浜FC、リトバルスキー監督退任。遺憾である。しかも、マリノスが日産本社の移転にあわせて、みなとみらい地区への進出を計画しているという。今さら、マリノスを応援するわけにもいかないのであるが・・・

11月27日(土):東京・横浜→箱根:はれ
 東京ドームホテルを早々に退場。いったん帰宅して態勢を立て直して、おなじみのむらさき色のサイス号にて箱根に向かう。
 途中、スプートニク号が出走。昇級初戦の内容が平凡だっただけに、18頭立てで、せめて8着に入ってくれればと思っていたが、3着と検討。やはり、パスキエ騎手ということなのであろう。前回もサイスさんとの遠征中に勝利の知らせが入ったので、縁起がよいようである。
 御殿場のプレミアムアウトレットさんへ参戦する。天気もよく、11月下旬とは思えない暖かさで気持ちがよい、小淵沢とちがって、品揃えは、充実しているが、あいにく財政難となっているため、購入は見送り。サイスさんは、ダウンジャケットを購入している。
 さっそく入浴。やはり、ラクーアとは違うようである。食後に、ラウンジにてくつろぎながら、ANA問題、マダム問題、るいさん問題、モガチュー氏問題、ブセナテラス問題などについて検討するが、結論としては、Uさんということである。

11月26日(金):横浜・東京:はれ
 諸般の事情により、後楽園飯店さんに参戦することになった。いわゆる「青いビル」である。さらに、諸般の事情により、「黄色いビル」でボーリング大会。さらに、諸般の事情により、デニーズにてパフェをいただき、諸般の事情により、ラクーアにて入浴して、諸般の事情により、東京ドームホテルに泊まる。
 それにしても、後楽園周辺にほとんど参戦したことない人が多いのに驚く。野球場があり、WINSがあり、オフトがあり、遊園地、温泉、ボーリング場、スケート場、山下書店に後楽園ホールとこれだけそろっているのだから、普通なら、なにかとご縁がありそうなものである。みんな人生をエンジョイしていないのであろう。
 初参戦のラクーアだが、受付にて、0時を過ぎると、2695円に加えて、深夜料金1890円が加算されるという。あまりにもあんまりである。しかも、0時をすぎると、2時まで露天風呂が清掃タイムに入り、ヒーリングゾーンも終了してしまう。温泉は、まるで海水のようで、顔にかけるだけで、目にしみてくる。なぜか手違いで、深夜料金が免除されたのが、せめてもの救いといえよう。

11月23日(祝):横浜・東京:はれ
 引越しからちょうど1年たった。コンシェルジュ嬢に掃除をお願いすることにする。「私たちフロントスタッフがお掃除にお伺いします。」とのふれこみであったが、実際は、お掃除のおばさんが登場した。まぁ、たしかに、フロントのお姉さんでは、風呂場とかトイレの掃除はちょっと無理そうであるが、ちょっと遺憾である。
 JALオフ(JASオフ)が開催されるため上京する。とりオフ、サイス夫人オフ、フグオフ、JALオフと忙しい。マリーンズ沢井問題について言及されたのは、正直大したものであるが、いかんせん、はじめからご馳走になるつもりのオフというのは、小生は、認めていない。今後、参加を控えようと思う。今日のところは、リーズナブルなお店だったからよかったものの、ご縁がないとしかいいようがない。別にお金をケチするわけではなく、心がけの問題である。同じ1万円なら、ふぐオフの1万円の方がはるかに有意義であると思わざるを得ない。

11月22日(月):横浜・東京:はれ
 ぐんぐんさん現る。緊急オフを開催せざるを得ない。残業の多い後輩にむかって、「あまり残業しないように。しかし、今日は、小生は先に帰るので、あとはよろしく」
 とめちゃくちゃな指示を与えて、オフへ向かう。お疲れのぐんぐんさんには、美味しいものを食べて元気を出していただく必要がある。2年ぶりにふぐオフが開催される。ふぐ寿司、ふぐ刺し、から揚げ、ふぐちり、雑炊と満喫。東京駅近くの目立たない店で、安くはないが、ふぐにしては、リーズナブルである。
 ANA問題、マダム問題、ブッシュ問題、キングカズ問題などについて、ひと通り検討した後、第11回ぐんぐん杯の開催地について、主宰であるぐんぐんさんより、ブセナテラスという意見が出される。すばらしいことはすばらしいけれども・・・

11月21日(日):横浜:はれ
 飲みすぎで二日酔い。しかしなぜか6時40分起床。昨夜、カーテンをしめるのを忘れていたようである。島津アナのおはよう日本のオープニングを見てから、日経とニッカンを購入して、マックにて朝食をいただき、家に戻る。しかし、ここで、2度寝してしまい、12:30からBS朝日で「渡辺篤史の建もの探訪」の1カ月遅れの再放送を見る。正しい日曜朝のすごし方とはいい難い。
 夜は、テレビ朝日「大改造!!劇的ビフォーアフター」、NHK教育「N響アワー」、BS朝日「MUSIC SOUL」。これは、まぁ正しい日曜夜の過ごし方である。

11月20日(土):横浜・東京:はれ
 遠征の谷間である。7時起床。島津アナのおはよう日本のオープニングを見てから、日経とニッカンを購入して、ロイヤルホストにて和朝食と納豆をいただき、家に戻り、「渡辺篤史の建もの探訪」を見る。正しい土曜朝のすごし方である。
 JRAの来年の番組概要が発表された。いよいよ国際グレード認定をめざして、3年かけて、重賞とオープン特別の1/2を国際競走にするようである。どうせそんなに来ないのだから、これはぜひやるべきである。その他、2歳重賞における新馬勝ち馬の優先出走なども、遅まきながら実現したことは喜ばしい。6,7,8着の出走奨励金減額については、優勝劣敗という意味では正しいが、ほぼ全レースがフルゲートで、なお、多くの馬が入厩待ちという構造を変えていただかないと、馬主経済が成り立たないにも事実である。
 そういうわけで、どこにも故障もないのに、厩舎事情で4ヶ月の休養を余儀なくされていたストロングメモリーが、待望の復帰。休み明け初戦は走らないことが多いのだが、好スタートから楽に2,3番手につけ、直線もよく伸びたのだが、相手も強く、後続をちぎりながら、惜しい2着。上々ではあるが、早く1000万下に戻って勝負してもらいたい馬である。
 サイス夫人オフが開催される。参加者11名中、8名が女性であるという。考えようによっては、小生も大したものである。モンブランオムレットを購入するために、羽田空港へ参戦する。サイス家に行くには、二子玉川の方が近そうなのであるが、久しぶりにマダムにご挨拶したいからである。
 このところなかなかお会いできなかったマダムであるが、今日は、お店にいらっしゃった。一安心である。例によって列は長いが、待つのも苦にならない。ところが、小生の前のお客さんの注文が、たくさんあって、梱包に手間がかかっている。ここで、お会計担当のもうひとりの店員さんが気をきかして、小生の対応のために急遽登場してしまった。あまりにもあんまりである。まさか、「いいです、このまま待ってますから」という訳にもいかない。ちょうど小生の購入が完了するのと、マダムが前のお客さんの梱包を処理するのが同時であった。これでは、羽田まで購入に来た意味がまったくないではないか。しかも、いつもとちがって、今日は12個も購入するのである。こういうときこそ、マダムにお願いしたいと思っていたのであるが、あまりにもあんまりである。
 サイス夫人オフは盛大に開催された。夫人の美味しい料理をいただきながら、みなさんよく食べ、よく飲まれる。横浜在住のANAさんも気になるところではあるが、深夜残業後に、味の時計台さんを愛用しているというUさんもすばらしかった。あとの若い方は、ちょっと、小生やサイスさんのお弟子さんであるところのモガチュー氏の手にはおえないようである。サイス氏にいたっては、途中で就寝してしまった。

11月19日(金):横浜・東京:あめ
 日本橋にて、とりオフが開催される。お味はよいのだが、どうもお店の雰囲気が今ひとつである。うし様は、諸般の事情により元気がない。昔は楽しかったが、最近は、楽しくないという結論になってしまう。
 まぁ、90年代、打撃の職人が4番を打ったり、フジヤマケンザンを応援に香港へ遠征している頃の方が楽しかったということのようである。今年は、マイネルゼストの葵Sと、ぐんぐん杯での「ようこそ鹿児島へ」くらいだということである。まぁ、あとは、村岡兼造先生に期待するしかないようである。
 セレスティンホテルに参戦しても、甘いものがいただける気配がないので、早々に退場して、アンナミラーズさんにて、チョコレートパイにアイスクリームを乗せながら、うし様を励まし、財政難につき、横須賀線普通車にて帰宅すると、JALさんのカレンダーが到着した。とにかく、遠征に行けということなのであろう。
 久しぶりにニュース23を見ると、中学校で、株式売買ゲームを取り入れつつあるという。すばらしい。アーノンミラーチームのCMとか、金田一さんとかやっている頃はやはり、楽しい時代であったといえよう。

11月16日(火):横浜・東京:はれ
 今週は、普通に仕事をして、おとなしく帰宅する。近所に「大戸屋」さんがオープンした。今までは、それほど利用していたわけではないが、一人暮らしには、心強い味方である。しかしながら、意外とおひとり様が少ない。考えてみれば、まだまだ、昼間人口の圧倒的に多い待ちである。実際のところは、会社帰りの居酒屋として使われているようである。
 おひとり様の場合、手持ち無沙汰になるので、何か雑誌を購入して入場するのだが、手頃なものがなく、「東洋経済」を購入する。夕食代924円に対して、620円もする。孫さんが熱く語っている。曰く、ライブドアや楽天が大きくなったのは、誰のおかげか?とのことである。好きか嫌いかと聞かれれば、あまり好きではないが、認めざるをえない。
 第2特集は、名古屋である。やはり、オレ流であり、イッキマンさんということなのであろう。しかしながら、オレ流は認めざるをえないし、イッキマンさんは、人格者であるが、名古屋的なもの全般については、好きか嫌いかと聞かれれば、大阪的なものとは別の意味で、あまり好きではない。やはり、北の大地である。
 東証上場廃止が決まり、暴落を続ける西武だが、ジャスダック上場をめざすという。衝撃的である。しかしながら、経営規模が変わったわけではないので、ジャスダックに上場できるなら、東証一部に再上場できないのであろうか?よくわからない。しかし、経営破たんしたわけではないので、考えようによっては、下がりすぎという気もする。今までの株価はバブルだったということなのだろうか?あるいは、今こそ買いなのであろうか?
 スカイマークがJALと共同運航。先日まで、「ANAとコードシェアするエア・ドゥは、新規参入枠を返上すべし」と正論を主張していたのに、あまりにもあんまりである。

11月14日(日):北谷→那覇→横浜:はれのちくもり
 7時起床。ちゅらーゆにて朝風呂。沖縄タイムスとニッカンを購入して、朝食ヴァイキングをゆっくりといただく。沖縄では、スポーツ新聞が50円である。ただし、競馬欄がないので、一面に「武グルーヴ」とあっても、出馬表が掲載されないという妙なことになる。しかし、競馬欄がないだけで、50円になるというのは、謎である。ロビーにある琉球新報も読んでみると、共同通信の配信なのか、同じ記事が結構多い。県紙が2紙あるのは、全国でもめずらしいのであるが、地元ネタと社説以外は、かなり似かよっているようである。
 JAL1904便にて帰る。クラスJ空席待ち12番目ということで絶望と思っていたがギリギリで確保できた。非常口座席を押さえていたので、クラスJでも、中央付近の席になるとかえって窮屈かと思っていたが、かなりくたびれているとはいえ、旧スーパーシートのクラスJの通路側なのでさすがにラクである。しかし、全部で、20席あまりしかないと思われるので、これでキャンセル待ち12番までまわってくるというのは、ちょっと理解しがたい。
 14時すぎに羽田着。さっそくマダムにごあいさつをと思うが、不在である。このところいつも不在である。誠に遺憾である。ぶどう杏仁の購入は断念する。仕方がないので、横浜そごうにて夕食を購入して帰る。イッキマンに目撃される恐れがあるので要注意である。
 横浜FC、天皇杯4回戦でサンフレッチェ広島に勝利。これでベスト16進出である。ザスパ草津も勝利。群馬FCホリコシと群馬の2チームが進出とは大したものである。J17チームが敗退。JFLのチームにとって、天皇杯は晴れ舞台。横浜FCもJFL時代にヴェルディに挑んで2-3で惜しくも敗れた試合が、小生の観戦した試合の中でもっとも印象深い。
 もーさんの日記に小生のことが掲載されていた。「日記に自分のことが出ているとうれしい」と以前言われたことがあるが、たしかにそんな気分になる。

11月13日(土):北谷→与那城→北谷:はれ
 東京は木枯らし1号とのことだが、沖縄は今日もおだやかな陽気。眼下のグランドでは、オレ流の練習が行われている。ちゅらーゆにて朝風呂。沖縄タイムスを読みながら、朝食ヴァイキングをいただく。
 それにしても、このところの中国の動きは不快極まりない。バカにされるにもほどがある。断固とした対応を望みたいが、シュワちゃんとニコニコ握手しているようではまったく期待できないのであろう。小生、なんだかんだといって、小泉首相を支持してきたが、「自衛隊が活動するところが非戦闘地域」との発言で、完全に見限ることになった。同じ自衛隊派遣延長でも、きちんとした説明が必要である。一昔前なら、こんな発言をしたら政権が維持できなかったはずである。もう少し政治家の発言が、重みがあった。そうでなければ、いったん選挙したら、4年間、なんでもありということになってしまう。民主主義は、多数決だけではないはずである。
 美ら海水族館へ行くことも検討したが、天気もよいので、海中道路へドライブする。長さ4.7キロ。フロリダのセブンマイルブリッジを思わせる文字通り海の上を行く快適なルートである。
 14時すぎにホテルに戻り、読書。岩波現代文庫「隔離-故郷を追われたハンセン病者たち」を読む。沖縄にまで来て難しい本を読むこともないようであるが、こうした本は、普段、寝る前に気軽に読むわけにもいかない。遠征中こそじっくり本が読めるというものである。
 一眠りして、再びちゅらーゆにて入浴。サンセットビーチの夕陽が美しい。ホテルの周辺を散歩するだけで、実に心地よい。

20041113

11月12日(金):横浜→北谷:はれ
 2時就寝。4時30分起床。さすがに眠い。5:32発の京急羽田空港行の快特に乗るのは、久しぶりである。6時開店のお店をひやかしても、もちろんうし様もマダムの姿もない。
 JAL1901便は、JTAの機材と乗務員で運航される。7番搭乗口に、小型の737が横づけされている。
 どっかで見たスキンヘッドだと思うと、山下大輔氏である。小生の前の席は、田尾新監督である。山下氏といえば、ラグナガーデンホテルでおなじみのベイスターズであったわけだが、楽天のキャムプの視察か何かのようである。
 日経一面は、「西武上場廃止へ」。遠征に行く機内には、ふさわしい一面であるが、今日は金曜日なのに、ついつい土曜版を探してしまう。
 熟睡しているうちに到着。この空港の雰囲気がすでに南国ムードを感じさせて好きである。トヨタレンタカーヴィッツ号にて出発。58号線を北上、おなじものラグナガーデンホテルを通過して、今回は、北谷へ。オレ流のキャムプが行われている。
 ドーミーイン系列の「ザ・ビーチタワー沖縄」。まだチェックインできないので、隣接する「ちゅらーゆ」へ。源泉かけ流し露天風呂とプールがある。さっそくプールサイドにて、文藝春秋を読む。陽射しは、夏を思わせ、気温も30度近いが、風は、さわやかで気持ちよい。
 14時にチェックインすると、ダブルからコーナースイートへアップグレードしてくれるという。49㎡のコーナーツインは、リビングには液晶TV、ベッドルーム、ビューバス、広いバルコニーとすばらしい。マンション仕様のドーミーイン系列なので、見た目の華やかさよりも実をとる設計だが、これなら十分に長期滞在が可能で、これで、朝食付9450円とは、まったくもってすばらしいの一言である。あまりにも快適なので、とりあえず昼寝をする。
 夕方から、ホテル前を散歩。いつもなら、ネーネーズの「島唄」へ行くところであるが、宜野湾が知名定男さんのご城下だとすると、ここ北谷は、照屋林賢さんのご城下である。ホテルに隣接する「カラハーイ」にて、ティンクティンクさんのライブを見て、再びちゅらーゆにて入浴。

20041112

11月11日(木):東京・横浜:はれ
 明日から遠征ということで、さすがに忙しい。1日休むだけなのに、まるで夏休み前のように仕事がたまっているとこぼすと、「鹿児島、沖縄と夏休みみたいなものじゃないですか。忙しいのが当たり前です。」
 と弟子であるはずのF嬢に厳しく突っ込まれる。うまくいったつもりだった小生の鹿児島の業務に一部粗相があったようで、もうひとりの弟子であるとことのO君と、「次回の鹿児島出張は、我々でとりあげよう」
 と話し合っている。F嬢は沖縄へ、O君は宮崎へそれぞれ出張させているのだが、あまりにもあんまりである。
 0時過ぎに帰宅。郵便物などもたまっていて、荷詰めも進まない。遠征の前日は、気分が高揚してしまう。

11月10日(水):鹿児島→東京・横浜:はれ
 7時起床。朝風呂。昨晩とは男女入れ替わっており、今度は、桜島を望むオーシャンビューの大浴場。鉄がさびたような臭いがする温泉だが、眺めはすばらしい。
 小生は、鹿児島に遊びに来ているわけではない。本日も、特急きりしま号にて出発する。
 本日は、ヒトゲノムオフが開催される。このところオフ会続きであるが、大変重要なオフである。しかしながら、鹿児島空港は遠い。新宿のオフに参戦するには、早々に仕事を切り上げる必要がある。
 幸いにして、同行者は、バツイチで、睡眠時無呼吸症候群で、ダーツをたしなみ、人生をエンジョイされている方である。小生とうし様を足して2で割ったようなものである。15時には、業務を終了して、鹿児島空港へ向かう。あいかわらずコーラもスポーツ新聞もない鹿児島空港ラウンジでひと休みして、クラスJにて羽田へ。天王洲アイルから臨海線に乗り換えて新宿へ。
 オフは、「みみう」さんにて開催される。みみうさんといえば、伝説の第1回掲示板オフが開催されたお店である。若き日のもりちゃんさんが、バイトしていたことでも知られる。いわゆるエビが飛び跳ねるところのうどんすきである。本日の幹事は、るいさんである。このあたりが、さすがである。
 20年ぶりに恩師の先生にご挨拶する。今、こうして日記を書いているのも、25年前に先生に毎日、日記を見ていただいていたからである。ちなみに、先生をのぞくと、オフ参加者は、9名であり、参加者の結婚回数は9回であるが、なぜか独身が3名もいる。子供は5人。出生率は、0.56である。スジ問題、G班問題などおなじみの話題のほか、植村さんソリ問題、のっかれ問題など、記憶の片隅から新しい問題が提起されたが、衝撃的だったのは、ヒトゲノム嬢の「2年生の2学期まではBがあった」
 という発言である。2年生の3学期からは、卒業までオールA(5)だったということのようである。
 るいさん行きつけのバーにて2次会。25年前に小生がファンだったE嬢がお隣に座るが、まぁ、だからどうということもなくて、0時頃にお開きとなる。
 しかしながら、どうということもないなら、あと10分早く終了すべきであった。サイスさんは、夫人を呼び出して帰宅している。小生の乗ったタクシーは、渋谷で別れたはずのるいさん宅に限りなく近づいていく。自由が丘から9990円だったが、さすがに若干安かった。それにしても、終電を逃してタクシーなどというのは、数年に一度だったのだが、このところ毎週のように行われている。生活がかなり乱れているようである。

11月9日(火):隼人→鹿児島:はれ
 小生は鹿児島に遊びに来ているわけではない。特急きりしま号にて、鹿児島中央駅へ向かい、日中は仕事である。
 しかしながら、16時に終了して、天文館にて一席後、19時半には解散となる。街を散策してから、マリンパレス鹿児島へ向かう。
 いわゆる共済組合運営のホテルである。何らかの形で税金が投入されている感がなくもないが、ホテルオークラ千葉なども共済組合から運営を委託されているのだから油断はできない。ここは一般客も1000円プラスで利用できる。
 目の前が海。桜島が正面にそびえるオーシャンビュー。展望温泉大浴場へは、浴衣で参戦可能。真新しい建物は、京セラにも負けない白を基調にして海へ向かって弧を描くデザイン。ツインの部屋は広く清潔でシングルユースで税サ込9975円。シングルなら7665円。広いバルコニーは、沖縄やハワイのリゾートホテルを思わせる。11月とは思えないおだやかな風が気持ちよい。完璧である。念のため、確認しておくと、小生は、鹿児島に遊びに来ているわけではない。

11月8日(月):横浜・東京→隼人:はれ
 18:55のJAL鹿児島便で飛ぶ予定なのだが、朝からめまぐるしく会議が続く。小生が鹿児島に出張に行くというと、
「どうせ今晩は京セラでくつろぐんでしょ?」
 という反応ばかりで、出発ギリギリまで、こき使われてしまう。
 しかし、さすがに17時50分にオフィスを出るのは危険である。18時の山手線、18時9分のモノレールと綱渡りで何とか間にあった。しかしながら、あわただしく駆けつけてみても、うし様もマダムの姿もない。あまりにもあんまりであるが、一応、ぶどう杏仁を購入して、慌しく出発する。シウマイもまい泉も購入できない。
 旧スーパーシート仕様のクラスJなので快適である。機内でフジを読むと、読売がキヨ選手の無償提供を申し出たが、楽天が断ったとの記事が出ている。本当かどうかは定かではないが、新球団に今もっとも必要なのは、3割打者でも15勝投手でもなくて、キヨ選手であり、あるいは桑田である。あとは、川尻、高村、小池、竜太郎が何とかしてくれるはずである。しかし、応援歌「おらほのイーグルス」と言われても、あまりにもあんまりであるし、作詞したおばさんも「三木谷氏はあつかましい」と言い切っている。前途は険しい。
 出発準備が遅れたため、どうやら5分後のANAさんの先行を許したようである。これはかなり恥ずかしいことなのであろう。ANAの1分後くらいに着陸したあと、猛然とゲートをめざして、ほぼ同時にゲートに到着した。
 8回目のホテル京セラ。もちろん本館である。大浴場でくつろげば、あわただしい1日の疲れもとれようというものである。

11月7日(日):横浜:はれ
 遠征の谷間である。8時起床。ニッカンと日経を購入して、ロイヤルホストにて、和朝食に納豆を追加していただく。9時にコンシェルジュがサービスを開始するので、クリーニングをひきとって帰宅。NHK教育にて将棋のNHK杯を見る。正しい日曜の朝のすごし方である。
 そのNHK杯は、佐藤康光棋聖対中井女流王将倉敷藤花という注目の一戦である。女流が男子プロ相手に勝つことは、最近ではめずらしくはなくなったが、佐藤棋聖は、4人しかいないタイトル保持者。最強羽生世代の一角を占める。中井2冠は、女流の2強のひとりで、昨年もNHK杯で勝ち進んだが、中原永世十段には、見せ場もなく負かされてしまっている。
 しかしながら、後手の中井女流が素人目にも十分の形勢。終盤、どうやら勝利か、というところで、佐藤棋聖の怪しい勝負手の前に小さなミスを連発して、無念の逆転負け。将棋史に残る一戦になるところだったが、実に惜しい。大熱戦で放送時間ギリギリとなってしまい、感想戦が放送されなかったのは残念である。
 今日もよい天気で、暖かい。横浜の秋を探しに、久々に電動アシスト付自転車で、散歩に出ようとすると、バテリーが終了してしまっている。仕方がないので、昼寝している間に充電して、出直し。元町まで進出するが、山口瞳先生も愛したホテルニュグランドの前の並木の紅葉はまだ。しかし、予想以上に横浜は、にぎわっているようである。ただし、残念ながら、自転車進入禁止という遊歩道がけっこう多く、押して歩くはめになる。
 うし様来浜。ランドマークプラザには、あまりおすすめのレストランはないのだが、シズラーだけが行列している。やはり、サラダバーということなのであろう。朝も夜もロイヤルということである。我ながらバカじゃないかとも思う。野菜価格高騰の折、サラダバーも大変とは思うが、レタスが長時間欠品したのは、残念である。食べ放題やヴァイキングで欠品させてはいけない。まぁ、しかし、フルーツからソフトクリームまで充実しているだけあって、外人さんがたくさん参戦してにぎわっている。外人さんがうれしそうにしているとなぜかこちらもうれしくなってくる。
 キングカズ久々のゴール。J1残留を決める。

11月6日(土):東京・横浜:はれ
 遠征の谷間である。来年1月のANA超割の先行予約日。今回は、週末が2回含まれている。来年はANAスーパーフライヤーズをめざす1年になる。1月時点でどこへ行きたくなるか読みきれないので、とりあえず、札幌、福岡、鹿児島で申し込んでおく。
 ライオンズ終了。しかし、毎年20億の赤字を出していながら、西武球場の使用継続条件付で、200億円で売却とはあまりにも虫がよすぎる。12球団に限定された閉鎖的な世界だから、こういう売却条件が許されるわけで、新規参入が自由なら、誰も赤字球団を買おうとはしない。前回の審査の経緯も含め、公正取引委員会あたりにがむばってもらいたいところだ。
 一方、ライブドアは、笠松競馬支援を表明。馬主がライブドアに支援を求めてきたという。ライオンズなんか相手にしないで、こちらの方をなんとかしていただきたいものである。
 フィギュアスケートNHK杯。フィギュアの試合のテレビ中継をじっくり見るのは、10年ぶりくらいである。日本選手が1-2-4位。もう一歩で表彰台独占になるところで惜しかった。村主が欠場していてこの結果だから、実に層が厚い。長野五輪のときは、ジャムプやスピードスケートの活躍に比べて不振だったが、一転して、冬の競技では、もっとも期待できる種目になってきた。

11月5日(金):横浜・東京:はれ
 キング・カズ終了。あまりにもあんまりもここに極まる。これではまるでピエロである。どうして、キングがピエロのような扱いを受けなくてはいけないのか?
 W杯予選で、功労者を呼ぶことについて賛否両論あるのはけっこうである。ここでそれを論じるつもりはない。初めから呼ばないなら何の問題もないのである。「サプライズがある」
 とか思わせぶりなことを言って、ニヤニヤしながら、プランを披露して、さんざん盛り上げたあげくに終了するからピエロになってしまうのである。責任はすべてジーコにある。批判は予想されていたのだから、どうしてもやるなら、黙っていきなりやればよい。
 ジーコジャパンとは、ようするに、長嶋ジャパンということなのであろう。厳しいW杯を戦っていくにあたって、監督として何かが決定的に欠けているのではないか?

11月3日(祝):横浜・東京:はれ
 晴れの特異日、文化の日。このところ、深夜まで飲んだ次の日も6時頃に目が覚めてしまうことが多かったが、今日は9時起床。これ以上寝坊してしまうと、ニッカンが売り切れたり、ロイヤルホストの朝食が終了したりして、しまらない1日になってしまう。
 アメリカ大統領選挙。開票日が日本の祝日に重なったので、初めてじっくりと開票番組を見る。日本の選挙のたびに、都市部で民主党がいくら躍進しても、所詮、地方の自民党王国の議席がものをいうことにがっかりさせられるが、アメリカもどうやら同じ構図のようである。ニューヨーク、ワシントンDC、カリフォルニアなど、日本でもおなじみの地域は、だいたい民主党であるが、南部や中部の何もなさそうな地域は、だいたい共和党である。この色分けは、かなり固定化されているようで、候補者が変わっても、結果が変わらない地域が多い。アメリカの方が、都市部と田舎の生活のあり方の差は日本より大きいので、経済や国際情勢になどあまり関心がなく、のんびり暮らしている地域の票でブッシュ氏が選ばれるのは、ニューヨークやボストン、サンフランシスコなどのビジネスマンとしては、ちょっとやってられないかもしれぬ。
 まぁ、日本から見れば、ブッシュ氏の方が相手としては、くみしやすい感はある。それにしても、毎回毎回、選挙の手際の悪い国である。民主主義を世界に押しつける前にまず自分のところの選挙をきちんとできるようになるべきである。
 TCKに参戦する。第4回JBC。しかし、場内の盛り上がりは今ひとつである。メムバーもあまり新鮮味がなく、地方競馬の祭典という感じにはなれない。スプリントが武豊、クラシックが安藤勝さん。あまりにも順当で、当然のように大敗して帰宅。我ながらとても合理的な行動とはいえないが、みんなが合理的になりすぎると、地方競馬はつぶれてしまう。
 しかし、井口を自由契約にするダイエーもあまりにも非合理的である。ポスティングにすればかなりのお金が入るはずである。小久保無償放出といい、理解に苦しむ。まぁ、今さら野球界に合理的な行動を求めても仕方がないのであろう。

11月2日(火):横浜・東京:はれ
 うし様より日本橋にてオフ開催の打診。ストーブリーグも開幕した昨今、関口くんオフ開催かと思ったが、そういうわけではなかった。高速1号線を北上して、浅草に参戦する。
 うし様の熱烈なラブコールに応えて、るいさん参戦。掲示板以外に連絡のとりようがなかったのだが、さすがである。焼肉をいただいてから、浅草ビューホテルへ。
 終電をすぎて飲むのが2週連続、10月以降、深夜まで飲むことがずいぶん増えた。合理的な行動とは言い難いが、合理的にばかり行動していては、この国の景気も回復してこない。もーさんのホームページが公開できない問題、坂の上の雲問題、前略ごめんくださいませ問題、米長永世棋聖問題、ザスパ草津小島問題、など多岐にわたり有意義な意見交換を行った結果としては、本日もやはりヒトゲノムという結論になる。

10月31日(日):小淵沢→横浜:くもり時々はれ
 心配された雨もあがり、爽やかな高原の朝。サイス夫婦は例によって寝坊である。朝食ヴァイキングをいただき、紅葉するホテル周辺を散歩。
 再び「八ヶ岳ロングライディング」さんへ。今日は絶好の乗馬日和である。昨日の今日でお尻が痛いが、昨日とちがって、実に気持ちがよい天気である。今日は、森の中の散策コースへ。2日続きの騎乗で、リンクス号とも多少気持ちが通じるようになった気がする。森の中には、川も流れていて、マイナスイオンをたっぷりと浴びながら30分ほどの外乗り。
 戻ってくると、常連さんが差し入れてくれたという蕎麦をいただく。運動した後に甲斐駒ケ岳を望むテラスでの昼食とは最高のぜいたくである。そして、ここで、スプートニク号勝利の知らせが入ってきた。まったくもってすばらしいの一言に尽きる。
 残った蕎麦も平らげて、おまんじゅうもいただく。残り物を小生が整理するなどということはめったにないのだが、遠征に行くと食欲がでる。
 小淵沢周辺は、中央高速で都内から1時間半。都内から移住する人も多く、田舎でありながらも、都会的な住みやすさもあり、夏は涼しく、冬の雪も少なめ、温泉もあり、乗馬も盛んで、予想以上にすばらしいところである。69歳の高鳥さんは、昨年、移住するにあたって、クルマの免許も取得されたという。年齢をまったく感じさせない若さで、長距離レースにも積極的に参加されているようであり、一方で、朝から天皇賞の馬券も購入済みである。まったくもって理想的な生活といえよう。
 充実した週末。マイナスイオンをたっぷり吸い込んで、サイスさんの運転で3時には帰宅できてしまう。久々に馬券を買った天皇賞大敗は、まぁご愛嬌である。

20041031

10月30日(土):横浜→小淵沢:あめ
 5時20分起床。みなとみらい線の特急にて出発する。2週連続の遠征、今週は、山梨へ行く。もちろんJALで飛べるわけはない。自由が丘駅前に、サイスさん登場。おなじみの紫のBMWではなくて、なぜかトヨタ・アベンシス号である。サイス夫妻、HBUのセレクトツアーでおなじみのサイスさんのお弟子さんであるところのモガチュー氏と4人で参戦する。
 今にも泣き出しそうな曇り空。寝不足の3人が熟睡する中、サイスさんが孤軍奮闘して、9時すぎには、「八ヶ岳ロングライディング」さんに到着する。オーナーの高鳥さんは、サイスさんのお知り合いである。69歳にして、小淵沢に移住して、乗馬クラブを始めたという。インターから5分、駅からも近く、甲斐駒ケ岳を望むすばらしい環境に5頭の馬たちと暮らす。さっそく馬場内でレッスン。登別のバンダナ以来4ヶ月ぶりである。速足になると、お尻が痛い。
 残念ながら雨が降りだしてきたので、明日再訪することにして、「翁」へ向かう。小生のバイブルである「蕎麦屋で憩う」でも絶賛している有名な蕎麦屋である。店主の高橋氏は、広島へ引っ越してしまったようだが、お弟子さんにより営業が続けられているという。お昼前でも混雑している。メニューは、ざると田舎のみ。もちろん両方いただく。さすがに美味であるが、ちょっと期待が大きすぎたかもしれない。
 翁から数百メートル。今度は、「清春白樺美術館」へ。白樺派の作家たちが建設しようとして果たせなかった幻の美術館を実現したという。梅原龍三郎や、中川一政の絵画を見てしばし休憩する。
 さらに「サントリー白州蒸留所」へ。小生、最近は、ウイスキー党である。ここは、山崎と並ぶサントリーの蒸留所で、ウイスキーだけでなくて、「南アルプス天然水」もここで作られている。ウイスキー蒸留所ガイドツアーを見学して、最後に、「白州12年」と「北杜」をハーフロックでいただく。ツアーも試飲もすべて無料というのが驚きであり、場内は、とてもきれいに整備されている。山口瞳さんの時代から、サントリー宣伝部は有名であるが、こういうところにもサントリーらしさが感じられる。無料の試飲だが、意外にもサイスさんを除くと、あまり盛大にやっている方はいらっしゃらなかった。
 最後は、小淵沢リゾートアウトレットへ。しかし、御殿場などとちがって、ここは、あまり有名なブランドがないようである。
 今日の宿は、リゾナーレ。いわゆるバブル系のリゾートであるが、有名な建築家の設計で、設備もなかなか充実している。惜しむらくは、温泉がないことで、近くにある町営の「スパティオ・延命の湯」へ無料送迎バスで参戦する。小雨の中、露天風呂を満喫してホテルへ戻り、夕食はイタリアンをいただく。5000円のコースだが、わざわざ食べにいく価値があるほどの美味である。ワインを飲みながらデザートまで美味しくいただき、盛りだくさんの充実した1日が終わる。22時には就寝。

20041030

10月28日(木):横浜・東京:はれ
 日本橋室町「あうん」さんにて、「ハセシュンタロウさんを囲む会」が開催される。室町「あうん」さんといえば、鴨川グランドホテルの経営である。事前にグーグルで検索してみると、以前うし様とオフを開催したこともあり、小生の日記がヒットしてしまった。
 事前に4人の予約を3人に変更しようと電話すると、「ダメです。」という。まぁ、当日の予約変更だから仕方がないともいえるが、こういうときに、「じゃあやめます」と言ったらどうなるのだろうか?ホテルみたいに明確なキャンセルチャージが設定されているわけでも前金を払っているわけでもない。
 それにしても、すべての料理が4人分ずつ出てくる。「どうせ食べきれないから、お金は4人分払うから料理は3人分だけ出してよ。」
 言うと、これも「ダメです。」という。
 終了後、場所を変えて、深夜2時まで飲む。ちょっとやりすぎである。タクシーにて帰宅。そのまま就寝するが、その時間帯に掲示板がにぎわっていたとは驚いた。

10月25日(月):横浜・東京:はれ
 イッキマンさんは、仕事をほとんどすべて明日に回して早々に帰宅したとのことであるが、小生も仕事を明日に回して帰社。諸般の事情により、池袋に出て、もー嬢と合流して、湘南新宿ライングリーン車にて横浜へ。車掌ではなくて、アテンダントさんが改札に来て、コーヒーなども販売している。
 新潟県在住で、地震の後、うし様もまず気にしていたというもー嬢は、ご無事で、何よりであるが、車中、イッキマンさんは、小生の上司なのか?と言う。どうやらかなり年配の方と思われていたようである。なお、もー嬢のホームページが完成したかどうかについては、残念ながらここに記すことはできない。
 それにしても、北の大地にいて情報に取り残されていたが、あらためてニュースを見ると、今回の地震の被害は、想像以上である。ちょっと状況が違えば、死者も大幅に増える可能性もあったように思う。村中がヘリコプターで全員避難とか、ガソリンスタンドの行列に対して、給油する側は、停電のために手動で給与しているとか、ニュースで見るだけでも大変なことばかりである。しかし、以前とちがって、行政とか政府の対応を非難するような場面は少ないし、食料の不足する避難所などでも、混乱はなく、みんな天災さから仕方がない、自分達でがむばるしかない、という感じで、淡々としているのは立派である。今年は、豪雨、台風、猛暑、地震、クマととにかく自然災害が多発したが、ボランティアとか救援物資の運び方など、この国もずいぶん変わってきた感じはする。
 ドラゴンズ終了。8回に突然登板した松坂、ちょっと理解に苦しむ。こんなことで、プロ野球界の至宝が故障したら、目も当てられない。イッキマンも終了。

10月24日(日):標茶→女満別→横浜:はれ
 北の大地の朝は早い。7時に起床して、露天風呂へ。すばらしい天気で、紅葉した山を眺めながらの露天風呂は最高である。適温なので、いくらでも入っていられる。なお、石鹸とシャンプーは持参する必要がある。
 二日酔い気味であるが、吐いてしまったところを掃除しようかと思い様子を伺うと、あらかた片付いてしまっている。まさか掃除してくれたとも思えないので、何か動物が食べてしまったのだろうか?そういえば、夜中に、人が通ると電気がつくようになっている防犯用のライトが一度だけ着いた。熊か鹿でもあらわれたのだろうか?北の海→小生→北の大地→動物という変則的な食物連鎖が完成したようである。
 朝食は、サンマと雑炊。シンプルだが、美味である。コーヒーもいただける。希望者には、もちろん牛乳もある。
 昨日はよくわからなかったが、朝になってみると、想像以上に広いところである。30万坪と言われてもピンと来ないので、常駐スタッフのセイコちゃんと常駐犬のメメちゃんにカートで案内していただく。ちなみにセイコちゃんは、おじさんである。夏に手伝いに来たまま住み着いているという。このあたりのノリも、ムツゴロウ動物王国に通じるものがありそうである。
 カートで獣みちをぶっ飛ばすと、突然360度視界が開ける高台に出る。見渡す限り牧草地で、家は1軒見えるだけ。隣の高松牧場さんかもしれない。とにかく広大な原野である。標茶町の人口は9000人くらいとのことだが、面積もかなり広く、この近くの小学校は、全校生徒6人、2年生と4年生はいないという。夏の盆踊り大会の参加者は50人に満たないという。都会の上品な奥様と思っていたK君のお母さんがここでワイルドな生活をエンジョイされているのは、当時から考えると、実に不思議である。次回は、サイス夫妻と参戦して乗馬でもやってみたいものである。
 鮭の遡上を見に行くという一行と別れ、小生は一足先に帰る。ずっとエッジ圏外にいたので、女満別空港でレンタカーを返却しながら、メールをチェックしていると、係員が話かけてきた。「それ、京セラの新しいPHSでよね?」「そうですよ。」「オペラがついてますよね。どうですか?」
 係りの人もH”ユーザーで購入を検討しているとのことである。すばらしい。スズキ・スイフトは全然ダメだっただが、オリックスレンタカーさんは許すことにする。
 帰りは、キャンセル待ちでクラスをゲット。アップグレードのキャンセル待ちにも、JGC優先が導入されたようである。旧仕様のクラスJ、すなわちスーパーシートなので、断然ラクである。行きは最低だったJALも許すことにする。

20041024

 羽田空港に戻り、マダムにご挨拶して、うし様と雑談していると、サイス夫人が登場した。我々もと羽田に集まってくる感がある。すばらしい。
 北の大地から帰ったばかりであるが、開催を熱望していた第2回マダムオフが開催されることになった。「しんちゃんさんの今後を見守る会」から中1日でマダムオフである。その間、るいさん、イッキマン夫人も激しく動揺しているようであるから、考えようによっては、小生も大したものである。強行軍であるが、いったん帰宅して、体調を整えてコンタクトレンズをつける。同じ強行軍といっても、名古屋まで行って胴上げを見られずに、月曜朝の新幹線で帰ってくるのとはえらい違いである。
 日本シリーズ中継は見ていなかったのだが、イッキマンが「日本一が見えてきた」というので、テレヴィをつけると、1点リードしているだけである。いかにも危険である。好投山本昌が、低めに投げ続け、ファウルで粘り続ける和田の対決は見ごたえあったが、10球目に突然高めに入って終了した。
 自宅でお迎えを待っていればよいのだが、マダムオフとなると、落ち着かないので、外へ出てしまう。ちょうどスカイライン号がやってきたので、赤レンガ倉庫に参戦。
 小生が店を選ぶとだいたい9割は失敗する。さらに小生が料理を選ぶとだいたい9割は失敗する。オフを待望しておきながら、お疲れのマダムを横浜へ呼び出したあげく、注文は失敗である。我慢できなくなって、うし様が追加して、今度は食べ切れなくて残すというあんまりな展開になってしまった。反省すべき点が多々あるが、まぁ、名古屋まで行って胴上げを見られずに、月曜朝の新幹線で帰ってくるよりは、マシであると思うことにする。

20041023

10月23日(土):横浜→女満別→ウトロ→標茶:くもり時々はれ
 急遽、北の大地に飛ぶことになった。小学校の同級生のK君のお母さんが、標茶に村を作ったという。ペンションとかではないらしい。スケールの大きな話のようであるが、詳細は不明である。乗馬バンダナか、ムツゴロウ動物王国かというところではないかと思われる。親同士も親しいので、親孝行をかねて、母親を同伴して、JAL無料航空券で参戦する。
 諸般の事情で、北の大地へ飛ぶのは、3ケ月ぶりである。こんなことはめずらしい。前回は、千歳で降りられず、引き返してくるという事態になったが、今回も、恐ろしいことになった。
 バーゲンフェアで混み合う空港。母は、現地の従業員におみやげを購入するというので、さっそく千疋屋さんへ誘導するが、うし様もマダムも不在で、お客も少ない。そうこうしているうちに、母は、東京ばななを購入してしまった。あまりにもあんまりである。
 ラウンジでくつろいで、「ま泉」を購入して、A3Rで出発。北の大地の天気は、悪くないはずだったのだが、女満別に近づくと、急に風が強くなり、ガタガタと揺れながら、高度を下げていく。離陸時や上空では、多少揺れても平気だが、着陸時に揺れるのは嫌なものである。機内に緊張感が漂う。それでも、よろよろと空港近くまで来た。これだけガタガタ揺れていると、着陸の瞬間も、ドスンと着くのではないかと思い、窓の外に目をこらす。そして、空港内、滑走路に進入して、あと2,3秒で着陸というところで、いきなりエンジン音がとどろき、機体は上昇を始めた。衝撃的である。ちょっと記憶にない。乗客も動揺している。そこで、CAさんの様子を伺うと、ひとりは、同様しているが、ヴェテラン風の人は、ニヤニヤしている。どうやら、心配ないようである。
 女満別空港強風のため、着陸を断念して、上昇、再度トライするとの報告があり、いったん落ち着くが、燃料の節約のためか、再挑戦までに描く半径が小さく、高度が低いので、けっこう怖い。あいかわらず揺れも激しく、どうなるかと思っていると、360度まわって、同じ方向から進入して、よろよろと着陸した。これまで国内線だけど200回くらい乗ったと思われるけれども、正直、今までで一番怖かった。着陸後、機内から拍手。そして、それまでは気づかなかったが、降りようとすると、気持悪くなってうずくまっているや、腰が抜けたようになって、降りられそうもないお年寄りなどがあちこちにいる。
 さらにみぞれが降ってきた。気温5度。あまりにもあんまりである。今回は、オリックスレンタカーさんであるが、これが、実に運転しにくいクルマである。Sのマークが着いているので、スバルかと思ったら、スズキ・スイフト号である。ちょっとよくわからない。
 母は、知床へ行ったことがないというので、かなりの強行軍であるが、ウトロへ向かう。天候は回復してきたが、風は強く、海は盛大に荒れている。遊覧船はもちろん全便欠航。知床峠も雪で通れない。となれば、知床五湖を散策すればよいのだろうが、最近は、熊が出没するらしいので怖い。ウトロで折り返す。
 午後だけで250キロのロングドライブ。もっとも北の大地なので、1キロ1分のペースでだいたい計算できる。暗くなってしまったが、17時半には、標茶町に到着した。
 めざすオーロラファームヴィレッジは、標茶の街から、国道274号線に入り、5キロほど分け入ったところを右に曲がる。このあたりから、突然ダートコースに変わり、不安がよぎる。ひたすら上っていくと、K君のお母さんが4WDでお迎えに来てくれた。後ろをついて来て、とのことだが、ダートコースをずんずん飛ばして、追走が一杯である。
 暗くてよくわからないのだが、厩舎のような建物の母屋とログハウスというかプレハブというか小屋が10室、さらには、男女別内風呂棟と混浴露天風呂、パークゴルフ場などがあるようである。
 さっそく入浴。近くの川湯とは違って、ここはアルカリ泉で、コンブのようなヌメヌメ感がある。源泉の温度が47度くらいということで、そのままかけ流しするだけで、適温。湯量も豊富なので、気持ちがよい。
 夕食は、カニ、カキなど北の味覚を満喫する。カキは厚岸のようである。地元の人々がいろいろと応援してくれているようである。鹿撃ちの人がやってきて、鹿ジャーキーをくれる。困惑するが、食べていたところ、くさみなどはまったくなかった。人工飼料で飼育していないからヘルシーであるという。そういえばたしかにそうだ。
 さらに近くの高松牧場さんが、絞りたての牛乳を持って登場する。観光牧場によくあるようなどろっとしたやつかと思いきやあっさりしていて、牛乳が苦手な小生も、意外と飲みやすい。しかし、沸騰させていないので、日頃牛乳を飲みなれていない人はあまりたくさん飲まない方がよいとのことであった。
 囲炉裏を囲んでよく飲み、よく食べる。新潟で地震があったらしいとの情報が入るが、誰もテレヴィなど見ようともしない。調子に乗って、飲みすぎて気持ち悪くなってしまい、遺憾ながら、北の味覚は、北の大地に戻されることになってしまった。

10月22日(金):横浜・東京:はれ
 「室町砂場」にて、「第1回・しんちゃんさんの今後を見守る会」が開催される。会の趣旨は不明であるが、小生以外の会員はすべて女性である。考えようによっては、小生も大したものである。もっとも平均年齢は高いので、天皇賞といえばマモクロス、F1といえば、セナ&プロストということになった。手ごわいメムバーがそろっているともいえるが、とりあえず久しぶりにコンタクトレンズを装着してみる。
 日本橋にて上品に会食後、横浜のショットバーに場所を移して、APA金沢問題、指宿砂風呂問題、福岡グランドハイアット問題、福岡ハイアットレジデンシャルスイト問題について検討する。まぁ、これらの問題について検討できるということは、すばらしいことである。さらに、ロックにチェイサー問題について結論が出たこともすばらしいことである。そして、今日の結論としては流氷ということになった。やはり、北の大地ということである。

10月20日(水):横浜・東京→水戸:あめ
 台風23号接近。毎週のように日本を直撃している。年平均2-3個、過去最高で6個の本土上陸が、10個目というのだから驚きである。
 今日も出張。当初、19時発のスーパーひたちで出発の予定で、すでに西日本では被害が出はじめており、早めに出発したかったのだが、業務が終了せず、切符を変更しに東京駅へ。しかし、21時発以降は、発売停止になっているという。構内では、土嚢を積んでいる店もある。
 20時半のフレッシュひたちに変更するが、上野駅到着は、20時35分。ところが、20時のスーパーひたちが40分遅れでまさに出発しようとしている。自由席はガラガラ。我孫子付近でスローダウンしたが、どうにかそれ以上遅れることなく、水戸に到着。居酒屋で一献するうちに雨のピークは過ぎたようである。ホテル・メッツさんにて1泊。

10月17日(日):横浜・東京:はれ
 ロイヤルホストにて和朝食をいただく。3週間ぶりである。ちょうど家に戻ってきたところで、「本日の朝食はどこですか?」とのメールが届く。うれしいことである。
 本日は、試験のはずだったが、体がだるいので欠場して、ゴロゴロする。昨日散財したばかりであるが、ひげそりが壊れたので購入する。父が入社祝いに買ってくれたような気がするので、12年使ったことになる。ヨドバシまで行けばポイントがつくのだが、やはり歩いていけるというのは魅力でデオデオで妥協してしまう。時代は変わってブラウンもかなり進化しているようだが、アルコール洗浄とか言われてもよくわからないので、ブラウンの一番安そうなのを購入。
 久々に競馬中継を見る。東のスティルインラヴ、西のダンスインザムード、ともに危険すぎる1番人気。秋華賞といえば、ティコティコタックを思い出す。本命は飛びそうだが、何が来るかわからないので、結局見送り。予想通り2頭とも飛んだが、大荒れにはならなかったので、買わなくてよかったとも言える。
 ホテルオークラにてお食事会。予約してあったにもかかわらず、なぜか盛大に待たされたあげく、オークラとは思えない店員さんの芸風に衝撃を受けるが、宴は盛大に開催され、700万の馬からスタートして、結論としては、2000万円の馬なら何とかなるのではないか?ということに落ち着く。

10月16日(土):横浜:くもり
 休養。ずいぶん涼しくなってきた。周辺に風邪でダウンしている人が多いので要注意である。イソジンが手放せない季節である。
 フィルターの清掃を業者に依頼してあったのだが、これまで一度も掃除していないのに、ほとんど汚れていないという。汚れていなくても料金は同じだから、業者さんは、お得である。よいか悪いかはともかく、生活感のない生活をしているので、空気も汚れないようである。
 夕方までゴロゴロして、おもむろに起きだして、そごうへ。元々、水が漏るようになっていた靴だけは買いかえるつもりでいたが、なぜかスーツ、Yシャツ、ネクタイ、ジャケット、シャツ、下着、靴下と盛大に衝動買いすることになった。大変な出費である。これなら無料航空券で鹿児島に行った方がよっぽど安上がりである。
 光文社新書「『極み』のひとり旅」を読了。寝台特急や船で全国を旅して、ホテルは大浴場付に限るというのだから、まったくもっておっしゃるとおりなのだが、こういう本を読むと、共感する一方で、先を越された感を抱いてしまうのも事実である。

10月15日(金):横浜・東京:はれ
 ニッカンの一面は、「ライブドア急所」。。。ニッカンだけでなく、マスコミ各社は、昨日のヒアリングで勝負ありという報道である。ある意味、11球団のオーナー達よりもタチが悪い。もっと積極的にライブドア擁護の論陣を張ることはできないのであろうか?
 うし様から勝ち祝いの打診が届いていたが、とても勝つとは思えないので、気にせず仕事に専念。結局、開催決定の連絡は届かず。2歳25万未満で5着に負けるとはある意味大したものである。
 ちゃんこをいただき最終間際の東海道で帰宅。みなとみらい線に乗り換えると、車内には、「東横特急」のポスターが掲示されている。明日のJRダイヤ改正・湘南新宿ライン大増発を意識してのものと思われるが、速度ではかなわないので、本数の多さと乗り換えの便利さを強調しているのがいかにも苦しい。「ハイヒールの私を歩かせないで」というコピーは、理解できるが、もっと直接的に湘南新宿ラインの渋谷駅がいかに遠いかを指摘して戦って欲しかった。この程度では、所詮負け犬という感じがしてしまう。
 以前も書いたような気がするが、渋谷文化圏(小学生の行動範囲は狭い)で育っている小生としては、東急にステータスを感じていた時期がある。そして、その渋谷に西武が進出してきて、街づくりを競っていたことに関心を持って、都市問題などを勉強したこともある。「西武vs東急戦国史」などもおもしろく読んだ。しかしながら、五島プラネタリウムもなく、セゾンも終了し、堤義明さんも退場である。だからといって、「ライブドアvs楽天」と言われても、まだまだ格が100枚くらい足りない気はしてしまう。

10月14日(木):横浜・東京・さいたま:くもり
 昨日に引き続き、野球とサッカーの比較。新球団ヒアリング2回目。ライブドアが、アダルトサイト問題で終了のようである。まぁ、はじめからそういうことになっていたのであろう。しかしながら、自分たちで「プロ野球は、公共財」などといっているのは、思い上がりというか、勘違いもはなはだしい。あくまで、エンターテイメントである。だいたい、読売やオリックスが、子供たちに夢を与えているのであろうか?せいぜいロッテとヤクルトくらいではないか?ダイエーは再生機構、西武にいたっては、どう考えても上場廃止すべきである。よその会社をとやかく言えるのだろうか?
 一方で、サッカー界では、キング・カズ代表復帰との情報が流れている。さすがである。やはり、神様ということなのであろう。まさにエンターテイメントである。

10月13日(水):横浜・東京:あめのちくもり
 アジアカップたけなわの8月3日の日記で、「サッカー人気が野球を超える日も遠くないかもしれない」と書いたが、その後、球団合併に伴うストの問題と新規参入、イチローの大記録に伴う世論の盛り上がりは、巨人戦の視聴率低迷こそ続くものの、この国の野球人気の根強さを感じさせた。
 追う立場のサッカーは、後退は許されない。W杯アジア1次予選オマーン戦。ドーハ以降、負けられない試合はすべて勝っている日本。前半は、どうなることかと思ったが、なんだかんだいっても、アジアでは、格が上になりつつあるようである。通訳退場というのは、驚いたが、やはり、世界のジーコには、中国の審判では、退場を宣告できないのであろうか?
 一方のプロ野球は、ダイエーの再生機構入り、松中入院、堤オーナー退場。新球団では、田尾氏、オマリー氏の監督就任。しかし、新球団の審査の際に、監督とか選手を決めろというのは酷な話で、本来は、参入が認められてから、ゆっくり考えればよいはずである。
 羽生王座防衛。13連覇達成。

10月11日(祝):隼人→横浜:はれのちくもり
 京セラ2泊目は、隣室の騒音に邪魔されることもなく熟睡できた。さわやかな目覚めである。朝風呂、朝食。ニッカンによれば、ファイターズは、幸雄さんの特別待遇を約束したと書かれている。わざわざ記事にする必要があるのか意味不明であるが、まずは一安心である。ついでに片岡篤史の獲得なども検討していただきたい。
 10時半にチェックアウトして、空港へ。ところが、帰りの便は、A3RからA3に変更されてしまっていて、クラスJがないという。仕方がないので、一般席を並びで確保して、ラウンジに入場すると、コーラがない。コーラがないラウンジというのは、ちょっと聞いたことがない。あまりにもあんまりである。グラスもなく紙コップだし、スポーツ新聞もない。あまりにもやる気のないラウンジである。やはり、時代はANAということなのだろう。
 妙に揺れるボロボロのエアバスは、当然のようにゲートには向かわず、バスである。到着ロビーから、そのまま出発ロビーに向かえば、マダムが不在である。あまりにもあんまりである。仕方がないので、ぶどう杏仁は断念して、モンブランオムレットのみ購入して、帰宅。無料航空券で京セラ2泊で指宿で砂風呂という完璧な癒しのプランであったが、最後まで完璧に終わるのは、なかなか難しいようである。早急に次回の遠征計画を検討する必要がありそうである。

10月10日(日):隼人→指宿→開聞→知覧→鹿児島→隼人:はれ
 ホテル京セラで熟睡できなかったのは、初めてである。なぜならば、大浴場入口のロビーでミーティングをしていたコーチ陣が隣の部屋で深夜まで宴会をしていたからである。子供たちを床に座らせて、自分たちは椅子にふんぞりかえって偉そうにして、あげくの果てに深夜まで騒いでいる。まったくもって話にならない。誠に遺憾だ。
 朝風呂、朝食。南日本新聞の一面は、「鹿県、緊急事態宣言へ」とある。財政再建団体へ転落寸前であるという。しかしながら、日経では、まったく触れられていないようである。また、”鹿県”と中途半端に省略するあたりが、よくわからない。
 マツダ・デミオ号で出発する。ホテル京セラ15回目くらいにして、ついに小生も指宿に参戦することになった。小生が師を仰ぐ山口瞳先生は、遠征に行ったら、いつも同じ宿、同じ店、同じコースであるが、小生も日頃、改革を口にする割には、遠征では、保守的であり、食わず嫌いである。ホテル京セラも、うし様が勧めるのを断り続けていたが、あるとき、突然参戦して、そのままやみつきになってしまった。今回、とうとう指宿の砂風呂に同行する。
 高速と一般道でたっぷり70キロあまり。1時間半かかって、指宿「砂むし会館・砂楽」さんに到着する。さわやかな秋の陽ざしというか、夏を思わせる陽気である。
 町営ということで、不安があったが、清潔で快適な施設である。さっそく、浴衣に着替えて、砂浜へ向かう。通常は、屋根の下のようであるが、本日は、混雑していて、屋根のない普通の砂浜で、そのまま砂をかぶる。かえってこちらの方が気持ちよさそうである。あっという間に、顔を残して埋まってしまった。ほどよい暖かさで、なんともいえず快適である。寝不足でもあり、うとうとしてしまう。汗がじんわりと出てくるが、体から疲れやストレスがそのまま出て行く感じがする。うし様は、小生が、3分くらいで退場するかと心配していたようだが、たっぷり20分は埋まっていた。その後、隣接する温泉につかる。これがまたお湯がよい。島津の殿様も愛用していたというだけのことはあって、塩素たっぷりの京セラの温泉とは、残念ながら格が違いすぎるようである。それにしても、老若男女、我も我もと入場してくる。古きよき時代から21世紀になっても対応できるレジャーということのようである。やはり、いつの時代も本物は、生き残っていくということなのであろう。
 すっかり気持ちよくなったところで、半島内部をドライブする。かつて、日本最南端の駅(今では、沖縄にモノレールができた)として有名であった西大山駅を通り、まずは、開聞町営の唐船峡公園の「そうめん流し」に参戦する。ちょっとのぞくだけのつもりであったが、予想外に規模が大きく、大盛況で、予定を変更して我々もそうめんをいただくことになる。水がぐるぐるまわっていて、そこにそうめんを流すだけといえば、それだけのことなのであるが、エンターテイメントとして、こちらも老若男女広く受け入れられている。アイデアひとつでこれだけの人が集まってくるのだ。1日10万トンもの水が湧出からこそできるのであろう。まさにかけ流しである。
 デミオ号は、”イッシー”でおなじみの池田湖に沿ってさらに内陸へ。指宿スカイラインを経由して、知覧へ向かう。薩摩の小京都ということで期待していたのであるが、いくら「小」をつけても京都に失礼である。特攻平和会館も沖縄の平和祈念公園の資料館に比べると芸がないし、武家屋敷も角館と違って、閉鎖的で、街並みとしての魅力に欠けるようである。仕方がないので、早々に退場して、鹿児島市内へ戻り、「黒福多」さんにて、とんかつをいただく。コースで1680円とは、あまりにも安い。まぁ、食に関しては、うし様に任せておけば安心ということのようである。
 ひと休みして、入浴してラウンジでくつろぐ。結論としては、大崎電気に湧永製薬ということである。長年遠征を続けるには、このへんの価値観の共有がとても大事である。
 部屋に戻ってF1を観戦する。いかんせん録画なので、事前に結果を知ってしまうおそれがあったが、幸いにして、わからないまま中継を迎えることができた。
 4番グリッドスタートの佐藤琢磨、惜しくもそのまま4位。たまにしか見ないので、なんともいえないが、どう考えても2ストップの方が有利な気がしてしまう。しかし、ここへ来て、F1人気も盛り返してきた。相撲もどん底を脱した感があり、競馬だけが明らかに取り残されている。
 砂むし会館、町営そうめん流し、黒福多、京セラ。時代は、鹿県である。しかし、これだけがむばっていて、どうして緊急事態が宣言されてしまうのであろうか?

20041010

10月9日(土):横浜→隼人:あめ後はれ
 7時起床。台風22号は、予想より若干遅めに首都圏をうかがっている。朝の便は、予定通り出発している。こういうときは、断然先行逃げ切りである。予約した無料航空券は13時だが、いつもはバスのところを京急を利用して、9時50分には、羽田に到着する。
 しかしながら、JGCカードを機械に投入すると、「お取り扱いできません」との表示が出てきた。こんなことは、T氏と参戦した長嶋ジャパンin北の大地以来であり、あのときは、欠航してしまった。大変心配である。
 3連休に台風が接近して、すでに空港内は大行列であるが、JGCカウンターは、ガラガラである。大変心強い。午後の便の手続きは中止しているが、今なら、1便前の11時5分に空席があるという。至急うし様を呼び寄せ、無事に2人分のクラスJを確保する。
 飛行機の手配が完了すれば、次は、マダムにご挨拶である。ご挨拶するには、列にならんでバナナオムレットを購入なくてはいけない。CDを購入したお客様のみ握手会にご招待、みたいなものである。列に並んでいるうちに緊張してしまって、あたりさわりのないお話しかできず、大変残念であるが、新商品モンブランオムレットと、ぶどう杏仁が発売されていた。秋の遠征気分が盛り上がる。このあたりが、創業以来170年間、浮き沈みの激しい世界をリードし続けてきた証ということなのであろう。まったくもってすばらしい。
 大混雑の出発口。出発時間の迫った便のみ、優先的に割り込みを許すわけだが、勝手に遅れてきているわけだから、時間通りきちんと並んでいる客にとっては、いい迷惑である。さらに、出発時刻が迫っていないお客もどさくさにまぎれて前に割り込んでくる。「ちゃんとチェックしてよ。」
 とつぶやくと、若い女性の係員が、割り込んだ客の搭乗券を徹底的にチェックして、出発時刻の迫っていない客は、元の列に戻し始めた。すばらしい。やればできるようである。「ダメなものはダメです。」と言える世界、「正直者が損をしない世界」がすばらしいということで、この時点では、うし様と見解が一致したのだが、これが、後の事件の重要な伏線となっていく。
 さっそく「まい泉」を購入しに行くが、突然、「『まい泉』は、JALカードの割引対象外となりました」との掲示が出されている。あまりにもあんまりである。たかだか30円くらいのことであるが、こういうのは、かえって逆効果ではないか?少なくともこういうつまらないことで、小生とうし様は離れていくのである。崎陽軒さんの横浜チャーハンを購入して、ラウンジでくつろぐことにする。
 A3RのクラスJで出発。思ったほど揺れなかった。それにしても、最近んでは、往復の飛行機もホテルも朝食も全部別という遠征が多かったので、うし様の隣の席で出発というのは、かなり久々である。機内にて、うし様は、「新幹線とか、高速道路とか、いろんな夢がだんだん実現して、国と国民がそれに向かって熱くなっていた時代に生まれたかった。」
 と熱く語る。ひとつの見解であろう。わからなくもないが、小生としては、そういう時代は、列に割り込むのが当たり前の時代であり、トイレットペーパーに行列してしまう時代である。アメリカの生活を理想として、それが少しずつ日本に入ってくるような時代である。小生としては、大きな夢はなくても、「ダメなものはダメです」とか、ECOカーとか、無料航空券とか、大浴場付ホテルをエンジョイする社会で、小さなぜいたくを満喫できれば十分である。この話も、後の事件の伏線となる。
 バジェットレンタカーさんのお世話になる。迎えにきたお姉さんが、うし様の顔を見つけるや否や、さっとドアを開ける。さすがである。
 今年7回目のホテル京セラ。もちろん2人とも、あらかじめ住所がプリントされた宿帳にサインするだけである。しかし、ここで大変なことになってしまった。
 小生、旅の窓口では、本館が確保できないような予感がしたので、多少割高なのを覚悟して、ホテル独自のサイトから申し込み、「本館希望」と書き込んでおいたので、無事の本館シングルが確保されているが、三木谷氏の軍門に下り、旅の窓口で予約したうし様は、新館である。あまりにもあんまりである。まぁ、まだ早い時間のチェックインであり、どうにでもなるだろうと思っていると、「ダメです」との衝撃的な返事がかえってきた。まぁ、ダメなものはダメということである。羽田空港で割り込んだおばさんをたしなめたうし様であるから、ここはおとなしく引き下がるしかないかと思っていると、徹底的に抵抗している。「ダメです」「そこをなんとか」「大きい部屋でも何でもと思いましたがそれでも無理です」「そこをなんとか」。。。
 まぁ、こういうのは、生き方の問題である。本館が確保できている小生としては、横でニヤニヤするしかない。団体客で部屋がかなりふさがっているようだが、うし様は、かなりのお得意様であるはずだし、本館確約で泊まるプランが存在しないのだから、早く着いたうし様に本館をあてがうことは可能なような気はする。しかしながら、小生にもひとつだけ譲れない落としどころがあった。
 端末を叩き続けること5分、ついに本館のお部屋が確保された。ツインのシングルユースということになった。フロントマンも、うし様もやれやれとなったところで、沈黙していた小生がおもむろに口をはさむ。「高い値段ではじめから本館を確保していた私よりいい部屋になるんですか???」まぁ、ある意味、小生もタチが悪いわけだが、ちょっと釈然としない。2時間前に、正直者が損をする社会はよくないと結論を出したばかりである。さらに端末を叩いて、結局、小生もツインのシングルユースになった。正直、ちょっと後味の悪いやりとりであったが、まぁ、我々が、京セラを絶賛してファンを拡大しているのは確かだから、許してもらおう。
 うし様は、プールへ。小生は、アミューズメントスパ「エデン」にて、福田和也著「地ひらく-石原莞爾と昭和の夢」を読む。60年代にも夢はあったが、戦前にも、石原莞爾の夢があった。21世紀には、夢を描くことができるだろうか?
 夕食は、もちろん「いちにいさん」で黒豚しゃぶしゃぶである。あいかわらず、女性の店員さんは、最低であるが、カウンターの板さんが、がむばっているので、よしとする。
 ひと休みして入浴。大浴場入口のロビーのようなスペースで、じゅうたんに座り込む中学生くらいのハンドボールチーム。えらそうに椅子にふんぞり返る大学生らしきコーチ陣。ひとりひとりの生徒に、今日の反省だか、明日の抱負だかを言わせている。小生が、もっとも忌み嫌う光景である。自分たちの部屋で勝手にやってもらいたい。何も宗次郎が待つ大浴場の入口で20世紀の体育会的体質を癒しを求めに行く客の前にさらけだすことはないだろう。喧嘩になったらなったでおもしろいと思い、徹底的ににらみつけるが、相手にされなかった。数分後に到着したうし様も徹底的に不快になったようである。長年遠征を続けるには、このへんの価値観の共有がとても大事である。あるいは、住友ベークライトということである。しかし、この価値観をそのまま女性に求めるべきかどうかは、難しい問題ある。
 ラウンジにて無料ドリンク券でくつろぎ、無事に1日目が終了する。

10月7日(木):横浜・東京:はれ
 今週は、月曜からぐったりしている。なんとか週末までたどりついて、京セラにて宗次郎を聞きながら癒したいところであるが、小生の弟子筋であるところのF嬢は、出社するなり、うれしそうに、「週末は、台風で、鹿児島便は欠航ですよ。」
 と言う。あまりにもあんまりである。
 自由が丘にて、るいさんオフが開催される。るいさんオフを熱望していたうし様も緊急参戦してなぜかカレーライスを注文している。小生は、マダムオフの再度の開催を熱望しているのだが、こちらは残念ながらなかなか実現しない。
 例によって、いろいろな問題が検討されたのだが、サイス氏ほかの面々が、ロイヤルホストに集まった際、「しんちゃんも、今ごろロイホで朝食だろう」
 と言われていたようである。こういうのは、大変うれしい。日記冥利につきるというものである。しかしながら、最近は、中国政府の検閲により、当日記を読めなくなったとの情報もあり、油断はできない。
 要するに、結論としては、住友ベークライトということである。

10月5日(火):横浜・東京:あめ
 台風が去ったあとも、また雨が降り続いている。これだけ降っても、今のところ、都心ではさすがに災害は発生していないようだ。それにしても、先週の四国以来、雨ばかりである。
 朝、いつもの電車に乗り遅れそうになる。勝手に早く出社しているので、別に遅刻するわけではないのだが、ついついあせってしまい、キヨスクで、140円置いて、あわてて日経を購入したつもりだが、無事に電車に駆け込んでみると、朝日新聞であった。あまりにもあんまりである。10円損したというよりも、読むところがない。
 朝からどうも不吉な予感がしたのだが、やはりろくなことがない1日で、トラブルに追われて、うし様オフも開催できない。
 どうにか22時に帰宅して「ニュース10」を見る。このとことイチローの話題ばかりだったが、イチローが一段落したら、今度は、韓国のトップスター出演である。まったくもって平和としかいいようがない。しかし、いわゆるヨン様とは違う方のようである。残念ながら、小生には、よくわからない。アジアの大砲と奥さんならわかるのだが。有働アナ、「好きなタイプは?」「最後に決めのポーズを」などとミーハな質問を浴びせるが、「ニュース番組ですからやめておきましょう」とあっさり却下されていた。国営放送の固いニュースのつもりで出演したので、かなり困ったようである。
 中部国際空港のターミナルビル完成。大浴場が併設されるという。さすがは、民間企業中心の空港である。おおいに期待したい。

10月3日(日):東京・横浜:あめ
 プレーオフは3戦目に突入した。今日は父の四十九日の法要。お経を唱えながら、ファイターズの奇跡を祈るしかない。
 大雨の中、法事は無事に終わったが、帰宅するといきなり入来が押し出しである。この場面に限らず、主審の判定が見苦しかったのが残念であるが、ファイターズは、よく戦った。賛否両論のプレーオフ、小生も積極的には支持していないが、この3日間で、パ・リーグの熱い戦い、北の大地にファイターズありというところを全国に見せることができた。
 法事も終わり、そろそろ遠征を再開しなくてはいけない。しかし、残念ながら福岡、名古屋への遠征は消滅してしまった。まずは、北の大地から出直しということである。

10月2日(土)
 ○ファイターズ 5-4 ライオンズ●
 多くの関係者を巻きこんだマリーンズとの死闘に決着をつけ、いよいよプレーオフである。すでに前日は、りくおさんが、早退してまで参戦して、ビール8杯という勢いでライオンズを勝利に導いている。我々も特急「小江戸」で参戦しなくてはならない。幸いにして、チケットは、ドゥバイの競馬とマリーンズを愛するというワタナベソーさんが、先走って購入したものをいただくことができた。
 タイガースファンであるところのタカハシ君も参戦することになった。独身3人の負け組が所沢に集結した感は否めないが、まずは、「獅子」に参戦する。中華ヴァイキング1470円は、堤義明氏らしからぬお買い得感がある。意外である。
 ミチヒロのホームランで先制するが、石本の見苦しいバント失敗などもあり、予断を許さない展開。しかし、6回に、SHINJOのヒットをきっかけに怒涛の連打。ライオンズなら1,3塁で攻め続けるのであろうが、いかんせん、ファイターズは、1,2塁で攻め続ける。アップテンポな「北の国から」が徹底的に流れる。やはり、倉本總さんであり、さだまさしさんということなのであろう。満塁となっても、ライオンズは、併殺狙いでなくて前進守備。その1,2塁間を坪井が抜き、石本に代わる代打エチェバリアが押し出しで、5-1。なんとかなりそうになってくる。
 7回頃に、突然、明日の予告先発が発表された。明日の試合があるなら、それはありがたいのだが、西武ベンチは釈然としないのではないか?
 9回。ミラバル続投。小生も気持ちは同じである。しかし、2人走者が出て貝塚。満塁でカブレラとなれば、一大事である。ここで代打柴田。もう少し誰かいないのかと思うが、よりによって四球。舞台が整いすぎてしまった。
 ミラバル続投。小生も気持ちは同じである。しかし、大変なことになってしまった。両チームのファンの絶叫を乗せて、センターバックスクリーンへ、と思いきやまさかの失速。5-2。
 ミラバル続投。小生も気持ちは同じである。和田は、ホームランの心配は感じなかったが、ヒットを打ちそうな雰囲気。センター前。5-4。2死1塁。
 交代するならここしかない。ヒルマン監督も気持ちはおなじようである。横山投入。ここで、和田が盗塁。これはいただけない。ランナー1塁で大きいのを狙うフェルナンデスなら怖くないのだが、ヒット狙いは怖い。しかし、奇跡的に抑えた。
 すべては明日である。江尻が抑えるとは思えない。しかし、正直ここまでよく戦っている。あとは、運を天に任せるしかないようである。

20041002

10月1日(金):横浜・東京:はれ
 1年の折り返しの10月1日。合併で新しい市がたくさん誕生。厚生年金保険料の値上げなどもあるが、富士山測候所の有人観測も終了。まぁ、役目を終えたということであろうが、寂しさを感じる。
 東海道新幹線は、40周年。東京駅の地下街では、グッズの販売が行われているが、実際に使われていた備品なども売っているので、ちょっとひやかしてみる。しかし、「自由席」などというプレートが2万円もする。マニア需要は高いようで、強気の商売のようであるが、いくらなんでもあんまりである。
 プレーオフに備えて早めに帰宅。BS朝日が生中継。テレビ朝日では、読売戦と二元は仕方ないとしても、時間をずらして録画放送しているという。先日のサッカーでも同じようなことをやっていたが、ちょっと理解できない。
 両エースが、両チームの主軸に打たれる展開。金村を引っ張るのは、仕方がない。問題は井場である。9月20日の日記で書いたばかりであるが、井場で話にならない。これは結果論ではない。同じ打たれるなら芝草である。
 しかし、その9月20日というのは、井場が4点とられたあと、SHINJOの奇跡で13-12でひっくり返している。今日も8回、3点とってなおノーアウト2塁までいったが、さすがにそこまで。しかし、幸雄さんも登場し、豊田を引っ張りだし、まぁ、見せ場は作った。とにかく明日である。
 オレ流優勝。野球界の常識を変えると宣言して有言実行。実にカッコイイ。お見事である。

【復刻版】しんちゃん日記(2004/7/1-2004/9/30)

9月29日(水):四国中央→横浜:あめ
 台風は予想通りのコースを忠実に進み、着々と近づいてくる。実は、今回の出張は、3週前に台風で飛行機が欠航で中止になって今回やり直したものである。今回は、行きの飛行機が飛んだ代わりに帰れないということになりそうである。
 少し早めの15時すぎに業務を終了したものの、台風は、九州を抜け、四国をうかがっている。川之江駅では、JRは、松山方面は全面ストップ。高松方面へは、観音寺行きの鈍行がかろうじて動くかどうかという。
 この時点で、詳しい状況は、つかめていなかったのだが、少しでも台風から遠ざかった方がチャンスがありそうなことと、最悪、明日、電車で帰るときの便も考慮して、高松空港へタクシーを飛ばすことにする。タクシーの運転手氏曰く、「高松空港は、四国の空港の中でもキリが出やすく、欠航が多い」
 とのことで、悲観的であったが、結果的には、これが奇跡的な正解の選択であった。
 元々持っていた松山発19時すぎに便は論外としても、午後2時頃から四国発便は、ほぼ全面欠航となっていたのであるが、高松発17時10分のANA638便だけが、天候調査でギリギリまで引っ張って出発することになったのである。
 運転手氏も高速を飛ばして健闘して、16時半すぎに高松空港に到着、後続の便が全滅だけに、満席という懸念もあったのだが、どうにかクリア。機内は、久々に盛大に揺れたが、乗客の間では、”怖い”というよりは、”奇跡的に帰れてラッキー”という余裕が感じられた。
 離陸時、台風の位置は高知付近で、暴風圏の少しだけ外という状況。これで飛べるのなら、西日本各地あそこまで盛大に欠航しなくてもよいのでは?という気がするが、台風から逃げる方向の出発なので、離陸のリスクというのは、着陸のリスクに比べると小さいということなのかもしれない。午後の東京発は、軒並み欠航しており、そもそも、この機材が高松に来たこと自体が不思議だったのだが、帰宅後の調査で、この機材のスケジュールは、東京→高松→札幌→高松→東京であることが判明した。高松往復の間に札幌へ出稼ぎするスケジュールで、札幌に取り残してしまうと、明日のやりくりが大変なので、かなり無理して、午後に高松へ戻し、高松にもこれ以上機材を残したくないので、無理して東京へ飛ばしたという感はある。まぁ、予定が狂って、おもわぬところで1泊もまたよしではあるが、もう3日目で疲れており、今日のところは、めずらしくツキがあったということのようである。

9月28日(火):京都→松山→四国中央:くもりのちあめ
 アランヴェール京都さんにて、朝風呂。京都といえば、山科のブライトンシティを愛用していたが、朝風呂が女性専用となってしまのが難。その点、アランヴェールさんは、男女別展望大浴場が充実している。五条なので、京都駅へも近い。
 久々の伊丹空港。待合室のニュースを見てはじめて、台風がこっちへ向かってきていることを知る。明日、まさに直撃を受けそうな勢いがある。あまりにもあんまりである。
 初体験のフェアリンクさんにて飛ぶ。50人乗りのよくわからない飛行機であるが、機内は満員である。
 松山で1泊したいところであるが、特急いちづちにて、四国中央へ。四国中央とは、大きく出たものであるが、川之江市と伊予三島市が合併してできたところである。一昔前のビジネスホテルであるところのグリーンホテルさんにて1泊せざるを得ない。

9月27日(月):横浜→東京→大津→京都:はれ
 のぞみ号にて西下。業務終了後、親しいお客様と一献。諸般の事情により、1年ぶりくらいにコンタクトレンズを装着して、万全の態勢のはずであったが、おめあての方が登場しなかった。誠に遺憾である。
 深夜1時半まで。タクシーで山を越えて、京都へ。

9月26日(日):横浜・東京:あめ
 村岡兼造氏、起訴。野中氏でも青木氏でもなく橋本氏でもなくなぜか村岡氏である。毒まんじゅうを食べてしまうと、落選だけでは許してくれないのであろうか?しかし、同じ毒まんじゅうでも、河野氏、堀内氏は、それなりに復活している。別に氏を擁護する気はないが、あまりにもあんまりである。橋本氏、青木氏は、嫌疑不十分ということであるが、野中氏については、関与を認定して、起訴猶予である。引退すれば許すが、落選の場合は、徹底的に叩くのであろうか?
 サンデープロジェクトは、今日もプロ野球がテーマ。田原氏はじめ、みんなライブドアを応援している。小生も気持ちはそうである。しかし、明日の出張のホテルは、どこで予約するかというと、遺憾ながら「旅の窓口」である。
 久々にTCKに参戦する。ダイヤモンドターンにて、ヴァイキングを徹底的にいただきながら、秋の遠征についてうちあわせをするが、いかんせん、来週のプレーオフ参戦から先が決めようがない。
 高崎記念に参戦。ホッカイドウ競馬のカミズドリームから手広く流し、好位から抜け出し快勝したものの、2着に伏兵が突っ込み終了。これが万馬券。いかにも大敗しそうな雰囲気が漂ってくる。
 3R、若い女性を含む近くのグループ席から大歓声が上がる。3連単30万を的中したようである。会社のレクか何かで始めて来たという感じであるが、すばらしい。ぜひともこのままTCKのファンとして定着していただきたい。
 大敗寸前から盛り返してどうにか回収率98%で帰宅。

9月24日(金):横浜・東京→仙台→横浜:くもり時々あめ
 神戸に飛びたいところであるが、はやて号にて出発する。今もっとも熱い街、仙台へ参戦する。駅前などは、意外と静かであった。楽天、ライブドアの両社長の姿をみつけることはできず。
 仕事は順調に終わったが、このまま空港へ向かって、17:35のANAに間にあったとしても、伊丹着は18:55。空港バスと地下鉄を乗り継いでいたら、ヤフーBBに着くのは、21時になってしまう。
 それでも、本当に今日が最終戦なら、伊丹からタクシーを飛ばしてでも駆けつけたかもしれない。しかしながら、肝心のスト再試合が結局決まっていない。これでは、10・19のようなドラマはうまれない。松中の3冠も決まらない。あまりにもあんまりである。何度も書いているが、こういうことがわからない人たちが興行しているから、赤字が出るのである。本当に話にならない。
 金村-ミラバル-横山の最終戦らしいリレーで勝利。あとは待つだけ。なんともしまらないフィナーレである。
 赤堀、吉岡、高村、小池、的山らヴェテランが続々と登場した大阪近鉄の最終戦は、サヨナラ勝ち。しかし、中村の涙はちょっと見苦しい。何に泣いているのか、はっきりさせてもらいたい。
 もっとも、オリックス・バファローズが大阪ドーム本拠地ということでは、実態がなくなるのは、オリックスさんの方かもしれない。グリーンスタジアム神戸は、すばらしい球場でぜひ残したい。オリックスも大阪近鉄も両方退場して、楽天が、サッカ同様に、神戸を本拠地として、ライブドアが仙台なら何の問題もないのだが。

9月23日(祝):東京・横浜:くもり
 お彼岸の中日。祖父のお墓参り。
 平和な日本の祝日。ニュース7は、プロ野球スト問題、イチロー4安打、室伏金メダル、プロ野球の結果、相撲の結果、Jリーグの結果。ほとんどスポーツニュースである。
 一昨日の日記で、複数企業が参入する場合のルールの心配をしたが、楽天が仙台で参入ということで、早くも表面化してしまった。楽天のライブドアつぶしは、ミエミエであるが、ライブドアの社長の哲学が、「金のあるものが勝つ」ということのようであるから、「もっと金のある楽天が勝つ」のは、自業自得ともいえるので、同情する必要はないのかもしれない。小生も旅の窓口の利用を自粛する元気もない。
 しかし、この3ヶ月あまり、プロ野球ファンに希望を与え、古田を間接的に支えてきたのは、やはりホリエモンである。これで、楽天参入、ライブドア退場で、6-6でまるく収まった場合に、どうしてもある種の割り切れない思いが残る。解決方法が、結局、旧来のプロ野球界の手法と変わらないのではないか?川渕キャプテンなら、楽天の今回のような手法を認めないのではないか?ただ、ここまで来ると、選手会としては、意見をする範囲を逸脱してしまう。個人的には、浅野知事に少し期待したいが、「ライブドアはダメ、楽天ならよい」という審査結果が出てしまえば、どうすることもできないのであろう。
 ファイターズ敗れる。2-8を札幌でひっくり返したのだから、6-1を福岡でひっくり返されても仕方がない。しかし、今日引き分けなら、明日負けても、マリーンズとの同率決戦一発勝負というこたえられないエンターテイメントが週末に実現する可能性があったのが惜しまれる。もっとも、スト再試合の可能性が残っているので、どうにも盛り上がりきれない。こういうことをさっさと決められないNPBは、本当にファンのことを何もわかっていないとつくづく思う。
 文春文庫「昭和天皇独白録」を読了。以前から気になっていたのだが、著者名で探しにくいので、なかなか入手できなかった。実におもしろい。

9月21日(火):横浜・東京:はれ
 東京の真夏日68日の新記録達成。涼しい北の大地で、熱い戦いを続けるファイタズを応援したいところであるが、まったくもってやってられない。
 しかしながら、さすがに昨日の試合は、社内でも話題になっている。マリーンズとファイターズならSHINJOのいるファイターズを応援するという人が少なくないようである。和田を攻略してホークスに勝利。しかし、マリーンズもしぶとくライオンズに勝って最終戦を終える。残り2試合、ホークスとブルーウェーブのどちらかに勝てばプレーオフ進出であるが、ストの再試合を絶対やらないということもまだ決まらなかったようで、あまりにもあんまりである。
 根来氏、すでに別の団体に天下りが決定しるようである。ボランティアのようなもののようだが、さすがとしかいいようがない。しかしながら、夕刊フジは、根来氏を支持して、選手会を酷評している。衝撃的である。やはり、一刻も早くゲンダイに変更する必要がありそうである。
 プロ野球の新規参入問題で、気になることがひとつある。それは、「6-5は困るから、新規参入を認めればよいじゃないか?」という意見である。これは、今のところ選手会の追い風になっているが、本来、新規参入というのは、奇数か偶数かなどということとは別の次元で審査されるべきものである。このままいくと、ライブドアか、楽天のどちらをとるか?という場面が近いうちに起きる。審査は相対評価ではなく、絶対評価でなくてはならず、ある基準を満たせば、両チームとも認めるべきである。「6-6になったから、もういれない」ではおかしい。この問題の表面化は時間の問題である。もう少し早くからみんな考えておくべきである。

9月20日(祝):横浜:はれ
 3日連続でロイヤルホストで朝食というのは、さすがにマズイのではないかと思い、マックで朝食をいただく。ストが終わる北の大地では、ホークス戦が行われるのだが、残念ながらナイターである。参戦したいところであるが、明日までに戻ることができない。3連休の3日目の祝日にナイターで開催するあたりが、そもそもダメである。
 好天に恵まれた3連休であるが、いかんせん暑い。年中旅に出ているとはいえ、小生、秋の旅が特に好きであるが、これでは、まだまだ夏の続きである。まぁ、四十九日までは、おとなしくしていろということなのであろう。
 仕方がないので、「めざましクラシックスベスト」を聞きながら、読書に専念する。池澤夏樹の「すばらしい新世界」を読了する。文庫で720ページという長編である。著者の作品を読むのは初めてで、いきなり長編というのは、リスキーなのだが、エセエコロジストの小生向きの風力発電の話で、すんなり読めた。何しろ、著者は、北の大地に生まれ、沖縄に在住している。小説の舞台は、主な舞台は、ネパールであるが、沖縄に始まり、北の大地に終わる。すばらしいの一言である。
 BS朝日で、マリーンズ戦を放送している。こちらは、デーゲームである。すばらしい。マリーンズファンが相当乗り込んでいるようだ。遺憾ながらライオンズを応援する。マリーンズ敗れる。ゲーム差0。
 D-netでダービーGPを購入。野球を愛するものは、球場に足を運ばなくてはいけない。地方競馬を愛するものは、馬券を買わなくてはいけない。スポーツクラブで500メートルほど泳ぎこんで、本を買い込んで帰宅。
 いよいよホークス戦。中継がないので、ヤフーライブだけが便りである。しかし、初回にいきなり2失点。やはり、入来では、話にならないようである。さっさと、大リーグに行ってもらうべきである。しかし、ミチヒロ2ランですぐに追いつく。先週のマリーンズ戦の2つのエラーは大きいが、その借りを何とか少しでも返そうということであろう。
 続投の入来、3回にも打たれる。話にならない。清水に交代。誰が投げても同じとはいえ、清水では話にならない。案の定徹底的に打ち込まれて2-8。やはり、こういうところは、芝草とか高橋憲とかが必要である。というか、同じ打たれるのでも、納得がいく。その芝草が登場して、ようやく試合を落ち着かせたが、時すでに遅い。
 読書に専念して、しばらくして、再びチェックすると、6-8。ここで、小笠原が3ランで、9-8。すばらしい。さすがは、ミチヒロである。しかし、ファイターズは、こういう試合は、結局、負けることが多いので、油断はできない。案の定、井場が打たれる。誰が投げても同じとはいえ、井場では話にならない。建山、横山につなぐ、7回だけ、何とか井場が抑えて欲しかったのだが、あっさり逆転された。8回もなぜか井場が続投して、また2点とられる。9-12。あまりにもあんまりである。もはや、プレーオフは、絶望である。10月の3連休は、福岡に行く必要はなさそうなので、北の大地のホテルの予約状況を確認する。
 ところが、9回、いつのまにか、2点を返して、11-12になっている。なおもノーアウト2塁。ここで、とっておきの代打、オバンドー選手である。同点タイムリ!高橋敬遠、坪井バント。1死2、3塁で幸雄さんの登場である。しかし、まぁ、ここは、敬遠折り込み済みの代打起用だったのであろう。1死満塁で、エチェバリア。豪華な代打攻勢だが、いかにも併殺で終了しそうである。ところが、ここで、三振。これが、ある意味勝因である。SHINJOサヨナラホームラン。衝撃的である。しかし、ヤフーでは、16-12となっているが、ニッカンでは、14-12となっている。よくわからない。
 どうやら、1、2塁間で、幸雄さんが、新庄に抱きついて、追い越されてしまったようである。トホホさんであるが、とにかく勝利である。大変なことになってきた。北の大地のファンも満足したことであろう。スト再試合がなければ、残り3試合で、プレーオフマジックは2!

9月19日(日):横浜・東京:はれ
 スト2日目。ロイヤルホストにて洋朝食をいただきながら、日経とニッカンを読む。一面下段の「春秋」がすばらしい。「今回のストで得るものがあったとすれば、根来泰周コミッショナーが、ストを機に辞任することかもしれない。」とある。小生が、かねてから主張しているところではあるが、全国紙の一面で、ここまで書いてくれるとは、やはり、「始める日経、続ける日経」ということのようである。
 日曜午前中といえば、将棋のNHK杯が基本であるが、本日は、サンデープロジェクトにする。田原氏曰く、「古田以外の論客は、すべてそろった」という豪華なメムバーでさすがに見ごたえがある。三木谷氏、ノムさん、坂井氏、二宮氏といったところを相手に一人で戦うNPBの伊藤氏は、気の毒ではあったが、よくがむばっていたともいえる。
 しかしながら、もはや、やるべきことは出尽くしている。創造力はいらないので、実行力があるかどうかである。要するに、ゴーン氏みたいな人がコミッショナーになれば、すべて解決するのである。「益田競馬を黒字に」と言われては、さすがのゴーン氏も無理かもしれないが、日本のプロ野球には、日産と同じくらいのポテンシャルはあるはずである。
 ゴーン氏といえば、T氏である。日産のリバイバルとともに、勢いが出てきている。拙宅に先駆けて、ホームシアターを導入しており、画面の方も、拙宅の液晶22インチなどとは格の違うプラズマ37インチである。大画面で競馬中継を見せていただくが、グリーンチャンネルは、ハイビジョン対応していないので、競馬大王で見る。しかし、レースのときは、結局フジテレビの画像になってしまうので、クリアな大画面でのレースシーンは見ることができない。グリーンチャンネルも早くハイビジョン&110度CSに対応していただきたいものである。
 コスモバルクのレコードには驚いた。しかし、はっきりいってダービーと同じレースで中山2200で相手が弱いから押し切ったが、あれでは菊花賞は厳しい。「マイルチャンピオンなら勝てそうだ」
 と冗談めかしてつぶやくと、須田鷹雄さんも同じことをつぶやいていた。正直、菊花賞を勝ってもダメで、やはり、この馬がダービーを勝ってこそ日本競馬の改革が進んだという気がしなくもない。JRAの理事長も、一刻も早く交代しないと大変なことになる。

9月18日(土):横浜:くもり時々はれ
 朝9時のANAを予約してあったのだが、スト突入のため、予約はそのまま流してしまう。まぁ、四十九日まではおとなしくしていた方がよいということなのであろう。手元不如意であり、風邪気味でもある。連休は、静かに読書することにする。
 セブンイレブンでニッカンを購入するが、日経が売り切れである。土曜に日経が入手できないとは、非常に遺憾である。ロイヤルホストにて和朝食をいただきながら、ニッカンと神奈川新聞を読む。ライブドアに続き、楽天、シダックスも参入に意欲を示している。仙台・ライブドア、神戸・楽天、静岡・シダックスと加わってパ・リーグ8球団となったら、セ・リーグよりとっぽど盛り上がるのではないか?交流試合をやりたいのは、セの方になるかもしれない。
 連休はおとなしくしていることにするが、今日は、12月のANA超割の先行予約日である。今回は、週末2回分あるので、札幌、函館、福岡、鹿児島、沖縄を押さえておく。新ターミナルも開業している頃であるが、いかんせん、その頃、どこに行きたい気分になっているかを読みきるのは、難しい。
 光文社新書、八幡和郎氏の「江戸三00藩最後の藩主-うちの殿様は何をした?」を読了。筆者は、元通産官僚で、遷都などの都市問題の著作は、学生時代にも読んだことがあるのだが、こういうものも書いているとは意外であった。名前も聞いたことのない藩の殿様まで、すべて、明治維新前後にどのように対応したかが記されていて、雑学としては、なかなかおもしろい。
 横浜FC、城が久々に得点して勝利。やはり、キング・ジョー・ショージ・アレ・アレということなのであろう。横浜FCが福岡を破ったものの、4位の山形が勝ったため、るいさんの川崎Fは勝利したが、昇格は次節に持ち越し。まぁ、時間の問題ではある。J1は、来期チーム数を増やすが、J2にも、ザスパ草津とか、徳島ヴォルティスとか、愛媛FCとか続々と加盟申請が出ている。このあたりも野球とは違いすぎる。

9月17日(金):横浜・東京:はれ
 うし様とマダムが相手にしてくれないので、ダンナオフ開催が検討されたが、残業になりそうなので延期。幸い21時には仕事が完了したので、京セラは認めつつも、APA金沢を酷評するF嬢とファイターズファンの恋人と近々ゴールインするY嬢を誘って、オープンしたばかりの丸の内オアゾに行くが、込み合っていて話にならない。仕方がないので、丸ビルの蕎麦屋で一杯やるが、ハズレであった。宗次郎問題、マリンズ問題、ホテラー問題について検討して、横須賀線グリーン車内にて、引き続き、戒名問題などについて語っていると、前の座席の人に、「静かにしてください」
 と一喝されてしまう。あまりにもあんまりであるが、おっしゃるとおりなので、返す言葉がない。
 スト突入。北の大地に行く必要がなくなってしまった。しかも、今日は、ファイタズが負けて、マリーンズが勝っている。厳しい状況である。唯一の救いは、これで根来氏が辞任するということである。

9月16日(木):飯田→横浜:はれ
 飯田線で来たというと、飯田の人たちもみな驚く。駅よりも、中央道のインターや、バスセンターが栄えているようでもある。しかし、駅近くのホテルニューシルクさんは、まったく期待していなかったのだが、なかなか健闘した。なんといっても人工温泉大浴場付である。人工温泉とは、いかなるものなのか?いかがわしい感は否めないが、大浴場がり、部屋もそんなに狭くはなく、信濃毎日新聞が届けられて7200円なら、合格である。
 帰りは、中津川行のJRバスに乗る。途中の恵那山トンネルは、子供の頃、日本で一番長いトンネルだった。その後、関越トンネルができたので、今は2番目のはずである。ところが、同行者曰く、3番目だという。そんなはずはないと小生が言うと、「アクアラインができたから今は3番目です。」
 という。遺憾である。以前、うしさんに、「日本で一番深い駅は馬喰町だ」
 と言ったときに、「吉岡海底と竜飛海底じゃないのか?」
 と言い返されたことを思い出した。子供の頃の知識は古くなっているようである。
 中津川から特急しなの利用で、飯田線経由よりかなり早く帰れるのであるが、この中津川行のバスは、10月で廃止になるという。あまりにもあんまりである。今後は、名古屋へバスで直行するしかないようだ。
 プロジェクトXの再放送で、メイセイオペラのGI制覇を見る。地方競馬所属馬初の中央競馬GI制覇であるが、プロジェクトというのとは正直ちょっと違う。しかし、そんなことを言っているうちに、全国の地方競馬が次々と廃止になっている。岩手競馬すら存続が危ぶまれる状況。数年もたったら、「地方所属馬の中央GI制覇」などという言葉自体が意味を持たなくなる恐れもでてきた。競馬がつまらなくなってきたのは、地方競馬や馬産地の不況で、土台が揺らいでいることと無関係ではないはずだ。
 ライブドアが仙台で参入申請、楽天は神戸。とにかく底辺の拡大が大切である。

9月15日(水):横浜→東京→飯田:はれ
 スーパーあずさグリーン車にて出発する。飯田に行くのは、名古屋回りの方が早いことが多いのだが、東海道新幹線での出発というのは、おもしろみに欠ける。久々に中央線の特急に乗ってみたかった。もっとも、グリーン車は、2-2配置なので、それほどゴージャスではない。やはり、グリーン車は、1-2配置にしてもらいたいものである。
 5時間の長旅、夕刊フジとPenを購入するが、これだけでは足りないような気がするので、最近創刊されたよくわからないスポーツ雑誌を購入する。予想通り、あまりおもしろくはなかったが、長谷川も高津も35歳が重要だと語っている。小生も、来年あたり、勝負しなくてはいけないのだろうか?
 岡谷から、飯田線鈍行2時間の旅。飯田線は、元々が私鉄だったこともあり、駅と駅の間隔が短いので、停車駅が多い。しかも、途中で、お客さんは、誰もいなくなってしまった。あまりにも退屈なので、うし様にメールするも、旅先の夜をマダムとエンジョイしているようで相手にしてくれない。あまりにもあんまりである。仕方がないので、過去の日記を携帯で読み、退屈をまぎらわす。

9月14日(火):隼人→鹿児島→横浜:はれ
 前夜、クラスJで熟睡しているうちに、のどをやられたようで、風邪気味である。遺憾ながら、朝風呂を断念して、きりしま1号にて出発する。残暑が厳しく、ぐったりしてしまうが、17時すぎに無事に仕事を終え、空港へ向かう。予定していた17時30分発のJALには間にあわないので、19時5分発のANA、スーパーシートにて帰京する。ラウンジに入れないので、時間が余ってしまうが、この時間帯のスーパーシートは、お食事が出るので、ビールとつまみのみいただいてから搭乗。幹線は4200円、沖縄線は6000円であることを考えると、鹿児島線のスーパーシート3200円というのは、ある意味お得である。
 それにしても、今年の搭乗回数は、JAL24回、ANA11回と中途半端に分散してしまった。新ターミナル開業とともに、来年は、ANAスーパーフライヤーズをめざさなくてはいけない。

9月13日(月):横浜→隼人:はれ
 浜松町からモノレールに乗るのは久しぶりである。激増したはずの快速が来る気配もなかった。まぁ、追い抜かない快速では意味はないのだが。TCKのカクテル光線を横目で見ながら久しぶりの羽田空港へ。
 しかるに、うし様の姿も、マダムの姿もない。あまりにもあんまりである。まぁ、うし様は、昨日もしゃぶしゃぶをいただいているからよいとして、久しぶりにマダムにお会いできると思っていたのに、大変残念である。これでは、バナナオムレットを購入しようという気にもなれない。88番搭乗口からの出発では、旅立ちの気分も、まったく盛り上がらないが、アップグレードクーポンで、クラスJのキャンセル待ちをゲットできたのが、せめてもの救いである。懐かしいJASカラーのA3Rで、クラスJへの改造がまだ行われていないので、実質的には、スーパーシートである。
 3ケ月ぶりのホテル京セラ。もう今年何回目かよくわからないが、住所や名前が事前にプリントされた用紙にサインするだけというのはうれしいものである。引越し後、拙宅の改善も進み、都市ホテル宿泊への依存度は、下がってきているが、京セラだけは、やはり別格である。
 さっそく入浴する。湯上りラウンジで宗次郎を聞いていると、数時間前までオフィスで働いていたというのが不思議に思えてくる。

9月12日(日):横浜・船橋・東京:はれ
 例によって、早朝から起床して、ロイヤルホストにて和朝食をいただき、部屋の掃除などしてから、連日、総武快速線グリーン車にて千葉へ向かう。しかしながら、今日は、市川で総武緩行線に乗り換えざるをえず、昼すぎに、中山競馬場へ到着する。
 JRAカードで指定席を手配したものの、午後になってもまだ売れ残っている。秋競馬の開幕、すなわち3連単開幕週でガラガラである。本格的にやばくなってきた。まぁ、同じ千葉に行くなら、普通は、マリンスタジアムへ行くというものである。
 マリンスタジアムの結果が気になるが、イッキマン参戦ということで、いかにもファイターズが勝ちそうである。小宮山相手となれば、勝つ場合は、序盤から徹底的に打ち込むだろうと予想していると、案の定、5-0である。さすがは、イッキマンということなのであろう。夫人は同伴しているのだろうか?
 7R、ユキオオカベの人気馬が、シンガリを進んでいる。場内がどよめくが、そこから、4コーナー大外をぶん回して、快勝。2921勝目をあげる。もはや、キングカズのような存在であるが、ユキオオカベの活躍は、今や数少ない明るい話題といえよう。
 9Rから3連単が発売。9頭立てなら、何とかならないか?と思うのだが、やはり、どうにもならなかった。新マークカードの”フォーメーション”というスタイルは、○-△などの馬券を購入する小生のスタイルにはあっていて、1枚のマークカードですべてが解決するようになったのは、ありがたいが、いかんせんもう少し競馬を一生懸命やっている頃に欲しかった。
 メインの京成杯AH。うし様は、504通りの3連単のうち、168通りを購入したようである。当たっても、168倍以下になる可能性が高いが、残念ながら、当たらなかった。重賞勝ちのチャンスは、そうそうないので、気の毒ではあるが、やはり、柴田善が落馬負傷して、木幡に乗り代わるあたりが、すでにシャレの域に入ってしまい、勝負にはならなかったのだろう。続く阪神のセントウルSで、ダンナのチリエージェが5着。小生ひとり負け組である。
 船橋法典の駅で、武蔵野線を待っていると、南船橋行でも東京行でもなくて、海浜幕張行というのがやってきた。今からでもマリンスタジアムへ行けということなのであろう。しかし、7-4となっていて、さすがに逃げ切れそうである。イッキマンがいれば大丈夫と思い、西船橋で総武緩行線に乗り換え、新宿へ向かう。しかし、7-5、7-6とジワジワと詰まってきて、新宿駅の西口を出たときには、ついに7-7の同点となっている。あまりにもあんまりである。
 にいむらさんにて残念会開催。奇跡的にファイターズは勝利したようなので、高野さんに場所を変えて、パフェをいただき、先週に引き続き、負け組の生き方について、熱い議論となるが、ワールドシティターワーズではなさそうだ、という結論は出たものの、それ以上となると、すぐにはなかなか結論が出ない。

9月9日(木):横浜・東京:はれのちくもり
 週末のマリンスタジアムがスト予定のため、急遽中山競馬に参戦することになり、久々にJRAカードを引っ張りだしてきて、指定席の予約に挑戦してみたが、秋競馬開幕週、中央場所での3連単スタートにもかかわらず、小生もうし様もあっさり予約できてしまった。考えようによっては、かなり深刻な事態といえよう。
 早めに帰宅したので、BS-Hiで読売戦を見る。セ・リーグは、完全に決着した。ヤクルトの残り試合のうち中日戦が8試合もあるので、マジックこそ点灯しないものの、これで、安心してストに入れるというものであろう。激動の1年となったプロ野球界だが、オレ流の優勝というのも、特筆すべき出来事といえる。キャムプ初日から、実戦形式で短い時間の練習、「ボールはナナメからは来ない」として、トスバッティングを禁止するなど、野球界の常識を覆しつつ、かつ素人にも納得のいくスタイル。「日本の野球界のこれまでの常識を変えるために、自分が優勝しなくてはいけない」といって、本当に優勝すれば、すばらしいことである。12球団最少のホームランで、防御率が1位。打撃の職人が、日本野球を変えようとしている。
 ファイターズ勝利、3位浮上。こちらも安心してストに入れるというものであるが、ひょっとしたらストは回避されるのではないか?という予感がしてきた。参入条件の緩和が認められそうな勢いがでてきたようである。ここで妥協する以外に、落としどころが見当たらない。
 ところで、話は変わるが、ふと思いついて、記録を見ると、われらが幸雄さんは、今年わずか19安打である。2000本安打へあと80本である。あまりにも遠い。しかしながら、片岡は?といえば、今年わずか18安打である。あまりにもあんまりである。

9月8日(水):横浜・東京:はれ
 通勤時間が延びて、毎朝車内では、「日経よく読む」ということになったわけだが、今日は読み応えがある。相鉄とJR東日本の乗り入れ、西谷から横浜羽沢経由とは、なかなか考えたものである。湘南新宿ラインもそうだが、なんだかんだいっても、JRが本気を出したら、民鉄は、かなり厳しいことになる。潜在的なポテンシャルが違いすぎる。それにしても、横須賀線も、早く東海道線並みに、2分半、せめて3分間隔での運転を可能にしていただかないと、横浜から東京方面への電車が少なくなってしまいそうである。その他、羽田の発着枠問題、スカイマークの財務問題など、「始める日経、続ける日経」ということのようである。
 ダイエー・ロッテの合併は成立せず、2リーグ11球団体制が発表された。さらに、高崎競馬の廃止が正式に発表された。あとは、ライブドアさんに期待するしかない。2歳馬ホリエモンが中山競馬でデビュー予定という氏は、地方競馬への出資にも興味を示しているという。JAS、パリーグ、地方競馬と、根来氏が、次々と終了させていったあとを、氏に何とかたてなおしてもらいものである。

9月7日(火):横浜・東京:はれ時々くもり
 朝、NHKのニュースを見ると、西武・ロッテの合併が浮上している。ダイエー再建問題が膠着しているからであろうが、この合併が成立すると、ファイターズだけが、本格的に弱くなりそうで大変心配である。
 台風18号、長崎上陸。年間上陸7個の新記録達成。最終便で松山へ出発する予定なので、運航情報が気になるが、台風と入れ違いなので、楽観していた。ところが、台風のスピードが思ったほど加速せずに、影響が残って、欠航が決定した。
 こういうときは、マニアの血が騒ぐ部分もあり、大阪あたりへ何とか飛んで、JRを使うかとか、広島へ飛べるか?夜行バスはどうか?などといろいろ考えたいところであるが、同行者も多く、緊急を要しないとのことで、出張は中止になってしまった。久々にマダムにお会いできると思っていたのだが、大変残念である。
 結局、西武・ロッテの合併は明確に否定されたようである。ダイエーの場合、産業再生機構の活用かどうかすら決まらないので、オーナー会議で決めることも現状では難しいと思われるので、時間切れということであろう。
 よくわからないのは、このあたりで、「合併は1つだけ、代わりにライブドアを10億円くらいで加入させて2リーグを維持、ただし交流試合は少しやる」というようなファンの大多数が納得しそうな案を出した場合、誰が反対するのであろうか?メンツをつぶされそうな、近鉄とナベツネくらいだろうか?一番困るのは、堀江氏か?
 マリンスタジアムでの直接対決を楽しみしていたのだが、もはやスト突入は、避けられそうもない。となると、中山競馬場で、マイネルゼスト号を応援するしかないのであろうか?一発やりかねない勢いがある。あまりにもあんまりである。

9月6日(月):横浜・東京:くもり時々はれ
 ぐんぐん杯でおなじみの「ジジババ」へ行く。道場とちゃぷちゃぷを足して2で割ったような店である。ポテトもなかなか美味しい。
 臨時実行委員会で近鉄とオリックスの合併が承認される。しかしながら、カープが、棄権した。さすがは、サイスさん、さすがは、ぐんぐんさんということなのであろう。加盟料の減額について、多少なりとも前進したのが唯一の救いである。
 週末は、久々に千葉マリンスタジアムへ、と思っていたのだが、見事にストにぶちあたりそうである。まぁ、イッキマンさんをのぞくプロ野球ファンの多くが支持しているのであるから、やむを得ない。2日だけよりは、週末だけということの方がまだ意味があるが、その間の平日の試合も何ともシラケそうである。やはり、無期限ストの方がスジがとおりそうだ。NHKのニュースでは、いかにもおだやかにスト反対を唱えそうな藤田元司氏まで、ストやむなしを主張していたのが、意外であった。
 地震の次は、台風18号、19号接近。明日の出張が大変心配である。

9月5日(日):横浜・東京:くもり時々はれ
 このところ遠征は控えているのだが、油断している間にカードの請求が大変なことになってきた。社台の馬代金が入っているとはいえ、このあたりが、ANAダイナースカードの怖いところである。仕方ないので、湘南新宿ライン普通車にて上京する。
 玉海力さんへ行く。K1大敗の影響もなく、店内は混雑しているのは、何よりだが、例によって、常連にもかかわらず、あるいは、常連だからかもしれないが、邪険な扱いを受ける。仕方がないので、アンナミラーズに移動。いつもなら、遠征の行き先について検討するところであるが、JASに続き、地方競馬、さらにパ・リーグも終了しかねない昨今、「我々は間違っていたのではないか?」という議論になり、それが、「日本はこれでいいのか?」ということになり、「結論として教育問題ではないか?」ということになる。
 そこで、子供心にも「森永ラブはどうして客が少ないのか?」くらいは考えなくてはいけないということになり、だからといって、「お年玉でクルーガーランド金貨を買って、相場の恐ろしさを体験する」必要があるのか?ということになるが、やはり、「モノポリーでボードウォークにホテルを建てられてしまったら、世の中逆転は不可能である」ということくらいは、小学生のうちに知っておいた方がよいのではないか?ということになる。
 まぁ、延々と議論しても、そう簡単に結論が出るものではないので、お互いに持参した「鉄道ジャーナル」と「月刊・ホテル旅館」を交換して、最後は、「るいさんは、偉大だ」という予想外の結論に落ち着き、解散する。

9月4日(土):横浜・東京:くもりのち雨
 例によって、6時に目が覚めてしまう。ロイヤルホストで朝食をいただき、諸般の事情により、12時すぎに出社する。連日の日本橋オフも考えられたのだが、15時にはお仕事が終了したため、帰宅。
 ファイターズ勝利。3位・5割復帰で、プレーオフ進出マジックが点灯した。いよいよ来週末、千葉マリンスタジアムでの決戦である。しかしながら、プレーオフへのマジックを2としていたホークスは、自らが勝って、マリーンズが負けて、3位以内が確定したにもかかわらず、プレーオフ進出が確定しないという。1位と2位が同率の場合は、3位チームは、プレーオフに参加できないという奇妙なルールがあるためで、ファイターズが残り試合を14勝1敗、15勝0敗などで、ライオンズが1引き分けでファイターズと同じ引き分け数になり、ホークスが全敗か1勝のときにのみ、ファイターズとライオンズの同率1位、ホークス3位というのが起こりうるようである。まぁ、ありえないのではあるけれど、マジックの計算というのは、もともとありえない世界を計算するもので、そのへんの数字のやりとりが、野球の魅力のひとつでもあるのだから、マスコミは、こういうことは、しっかり研究してもらいたい。
 ところで、来週末のマリーンズ戦は、ストライキが予定されている。どうやら、この週末の2試合のストを予定しているようであるが、そんなもの痛くも痒くもないので相手にされないのではないか?「やるだけやりました」みたいなスタンドプレーのストであれば、最低である。そもそも、機構側、あるいは、オーナーサイドの結論が出ていないのだから、何にどう反対するのかが決められないので、ストもやりにくい。1リーグなのか2リーグなのか、10球団なのか、11球団かのか、加盟金はどうなるのか?まだ何も決まっていないし、ストをするには、残り試合も少ない。だからといって、日本シリーズでストをすれば、1リーグを認めるようなものだし、選手会側としては、厳しい状況に追い込まれた気がする。ストをやるなら、もっと前にやるべきだったのではないか?

9月3日(金):横浜・東京:はれ
 実家の方は、一段落したが、今度は、どうもお仕事の方が疲れてきたので、うし様と緊急日本橋オフが開催される。鴨川グランドホテルでおなじみのあうんさんにて、カツ煮をいただくが、評価は微妙である。いかんせん、鴨川グランドホテルと言われても、違和感がある。とりあえず、プレーオフ次第で、今後の日程が流動的にならざるを得ないとの結論に達する。
 会社には、Y嬢というファイターズファンの女性がいて、小生が贈呈した色つきのファイティーに、専用のマフラーを編んで大切にしているというすばらしい方なのだが、このたび、めでたく熱烈なファイターズファンの恋人とゴールインするという。おおいに祝福するところであるが、9月末から10月初旬に結婚休暇をとりたいというので、念のために、
「プレーオフのせいで、新婚旅行どころではなくなるのでは?」
 とくだらない質問をすると、
「そうなんです。プレーオフ次第で、すべてが白紙になりそうで困っている」
 という。さすがである。小生、6年前、やはり9月末が挙式で、ファイターズは、ぶっちぎりの首位を独走。9月中旬には優勝を決める勢いで、完璧かと思いきや、連敗につぐ連敗で終了。あげくの果てに、メロン事件が起きている。
 木元のサヨナラヒットでマリーンズと0ゲーム差。各地で困惑しているカップルがいるのかもしれない。

9月1日(水):横浜・東京:はれ
 当初、本日の日記に予定していたテーマがあったのだが、遺憾ながら構想がまとまらず延期になる。まぁ、日記に構想というのもヘンではあるが。。。
 このところ、22時からは、BS-Hiでニュース10を見ていたのだが、イチロが打ちまくっているので、久々にBS-1でMLBハイライトを見る。チャンネルをそのままにしておくと、「海外安全情報」なる番組が始まってしまう。西ナイル熱が流行っているので、アメリカに行く人は、長袖にして、網戸を閉めろという。一方、ニューヨークで共和党大会があるので、鉄道のダイヤも変わっているという。そして、デモに巻き込まれないよう気をつけろといったかと思うと、ブラジルでは、サメが出没しているので、食われないように気をつけろという。やっている方は、大まじめなのであろうが、ちょっとよくわからない番組である。まぁ、こういう訳のわからなさが、BSの良さでもあるので、なくさないでもらいたいという気もする。
 さらに油断していると、ABCニュースシャワーなる番組が始まる。海外ニュースを提供しているのかと思うと、同じニュースを英語字幕あり、字幕なし、日本語吹き替えなどパターンを変えて繰り返している。語学番組のようでもある。これもよくわからない。
 防災の日。浅間山が噴火した。大変なことのように気がするが、あまり相手にされていないようである。

8月31日(火):横浜・東京・川崎:はれ
 台風が通り過ぎて、最高気温34度。北の大地に行きそびれた身に残暑はこたえる。
 五輪に乱入した男が、執行猶予付判決。軽犯罪とはいえ、行政処分ではなくて、一応は裁判のようである。ずいぶん早い。日本も見習った方がよさそうだ。この事件について、ギリシャの警備の不備を指摘する声もあるが、それは酷な気がする。一度でも沿道でマラソンや駅伝を観戦したことがあれば、わかると思うが、やろうと思えば誰でもできてしまう。完全に防ごうとして、徹底的にガードしてしまえば、もはや、道路上を走る意味はなくなってしまい、トラックを100周するのと同じになってしまう。今後、真似する輩が増えないかどうかが心配である。それしてもこの男、F1のレース中にも乱入していたのだから、ただものではない。
 ファイターズ大勝。新庄、坪井の1、2番に、3番に小笠原が戻って、オバンドー選手も復帰して外国人が3人。さらに高橋信、木元という打線は、かつてのビッグバン打線を彷彿させる破壊力である。何しろ、いつストに突入するかもわからないので、早くマリーンズだけは抜き返しておきたい。まぁ、スト後にプレーオフがあるかどうかも怪しいが。それにしても、マリーンズの試合消化が全チームの中で一番進んでいるというのも衝撃的である。やればできるのかもしれない。
 東京地裁で合併に待ったがかかったようだが、これは、文春事件や、UFJ問題と同じ鬼沢裁判長の判断なのだろうか?そのあたりはっきりしてもらいたいものである。60億円の参入障壁についても、公取も関心を示しているようだが、公取出身の根来氏も今頃になって、「1リーグになったらやめる」
 と言い出した。流れはかなり変わってきているようである。しかし、なぜコミッショナーが自分の意見らしきものを表明するのに3ケ月もかかるのか。ある意味、根来氏がやめてくれるなら、1リーグでもいいような気もしなくもない。「2リーグ制を守り、プロ野球の発展を図る議員連盟」なるものもできたようだが、小林興起氏は、以前から小生が嫌いな国会議員である。このテのことに力を入れる議員というのは、スタンドプレーがみえみえでどうもすなおに応援できない。

8月30日(月):横浜・東京:くもり
 寝つきが悪く、1時すぎに目が覚めてしまう。仕方がないので、五輪のマラソンをつける。油谷が脱落しそうになりながらも何とかふんばっているので、ついつい見てしまうと、突然、乱入者が来て、先頭のランナーを沿道に押し込んでしまった。衝撃的である。もう一歩でセーフティ・リードというところだったのが、一気に射程圏になってしまったのだから、あまりにもあんまりである。
 五輪終了。金16・銀9・銅12。小生の予想は、7-12-8であるから、大ハズレ。うれしい誤算である。

 ◎予想:7
 金:ハンマー投げ・室伏
 金:柔道・谷
 金:柔道・阿武
 金:女子レスリング・吉田
 金:女子レスリング・伊調(馨)
 銅:野球
 -:柔道・井上
 金メダル期待の7種目のうち、5種目でしっかりと金メダルを獲得というのも、なかなか大変なことであるが、やはり、井上康生の敗退は大きな誤算である。

 ○予想:12
 金:体操・男子団体
 金:競泳・男子200平泳ぎ
 金:柔道・野村
 金:柔道・鈴木
 金:柔道・上野
 金:柔道・塚田
 銀:柔道・横澤
 銀:シンクロ・デュエット
 銀:シンクロ・チーム
 銅:競泳・女子200背泳ぎ
 銅:ソフトボール
 銅:女子レスリング・浜口
 銀メダル予想の12名が、全員メダリストである。小生の予想もけっして、まちがってはいないのだが、ここから金メダルが6つ出たのがうれしい誤算。

 ▲予想:8
 金:女子マラソン
 金:競泳・女子800自由形
 銀:競泳・男子200バタフライ
 銅:女子レスリング・伊調(千)
 銅:体操・種目別・あん馬
 -:体操・男子個人総合
 -:柔道・高松
 -:競泳・女子400自由形
 銅の予想からも金メダルが2つ。柴田の800mは、銅の予想をしていただけでも一応は評価してもらいたいところではある。

 △予想:20
 金:柔道・谷本
 金:競泳・男子100平泳ぎ
 銀:柔道・泉
 銀:体操・男子種目別・平行棒
 銅:体操・男子種目別・鉄棒
 銅:競泳・男子200個人メドレー
 銅:競泳・男子100背泳ぎ
 銅:競泳・女子200バタフライ
 銅:レスリング男子フリー55K(田南部)
 -:レスリング男子フリー66K(池松)
 -:競泳・男子メドレーリレー
 -:競泳・女子100背泳ぎ
 -:陸上・男子4*100mリレー
 -:陸上・男子マラソン
 -:陸上・男子400mハードル
 -:バレーボール女子
 -:柔道・塘内
 -:テニス・女子ダブルス
 -:女子アーチェリー団体
 -:テコンドー・女子67K超
 メダル圏内ギリギリと見ていた種目から9人のメダリスト。こういう人たちの銅メダルはうれしいものであるが、北島の100もここに入れていたのはちょっと恥
 ずかしい。

 ノーマークのメダリスト
 金:柔道・内芝
 銀:アーチェリー・山本
 銀:自転車チームスプリント
 銅:ヨット男子470級
 銅:レスリング男子フリー60K(井上)
 ひとりくらいは、伏兵メダリストが出てくるもので、アーチェリーも自転車もヨットも過去にもそうした実績のある種目なのだが、ここまで出てくるとは。自転車のチームスプリントは、シドニーのときはかなり期待していたのだが。

<ライブで見た主な名場面>
 1.体操・男子団体総合金メダル
  りくおさんと2人で興奮。早起きしたかいがあったというもの。
 2.柔道・女子52K準決勝
  残り数秒で横澤が見事な逆転一本勝ち。柔道の醍醐味を味あわせてくれた。
 3.柔道・男子81K3位決定戦
  左手脱臼のロシア選手、執念の勝利。
 4.男子マラソン
  前科のある乱入者。あまりにもあんまりです。
 5.競泳・女子200m背泳ぎ
  ゴール前無念の4着と思っていたら、同タイムの3位。

8月29日(日):横浜:あめ
 夏休みも五輪も今日で終わりである。ロイヤルホストにて2週間ぶりに朝食。
 クイーンズスクエアに高嶋ちさ子が登場する。FM横浜の公開録音とかで、生演奏が披露された。本来なら木曜日に網走でコンサートを聞く予定だったのだが、思わぬところで、代替することができた。
 終了後、スカイスパにて入浴。残念ながら、これは、滝本の代替とはいい難い。

8月27日(金):東京・横浜:くもり
 4日ぶりにいったん横浜に戻る。机の上には、1枚のチケットがある。今日27日の14時37分、パリ・北駅発、ロンドン・ワーテルロー駅行きのユーロスターのチケットである。
 フランス遠征をやめて、北の大地に変更したのは、2週間前。あくまで念のためということで、深い意味はなかった。そして、北の大地8泊9日に切り替えて、9日分の荷物を持って軽い気持ちで、父の見舞いに行ったのが20日の土曜日である。
 医者は大丈夫と言うが、何かひっかかるものがあり、出発を1日延ばして実家に泊まった晩、父は亡くなり、何がなんだかわからないままに通夜と葬儀が終わった。多くの方に来ていただき、また手伝っていただいた。本当にありがとうございました。
 来週また暑くなるかどうかは知らないが、五輪も終わり、今年の夏は、終わったという感が強い。

8月20日(金):横浜・東京:はれ
 18日の水曜日の日本テレヴィ、読売戦の視聴率は、ついに5%。政権交代は起きないが、この国はとうとう変わったようである。ちなみに、他の局は、五輪が3つとサッカーのアルゼンチン戦、そして、いい旅夢気分で、いずれも10%以上。やはり、五輪と旅ということなのであろう。ようやくみんなわかってきたということである。
 よりによって、北の大地に行く前の日にこの夏の最後の猛暑となってしまったようであるが、とにかく12日連続勤務も今日で終了して、あとは、北の大地である。
 横須賀線の終電に間に合わず、京浜東北線で変える。ホームで「ドスン」というにぶい音がする。なんと酔った女性が、線路に転落している。幸い、電車の到着までに5分ほどあったので、まわりの人たちが引き上げたが、ぐったりしている。駅員さんがいつまでたっても到着しない。おもいあまって、一番近い改札にいって、事情を説明するが、「もう連絡しましたから、そのうち着きます」の一点ばりである。そんなことより、アンタが早く行けよ、と思うが、改札口から動こうとしない。結局、その後、駅員がひとり現れたが、顔色を伺うでもなく、携帯で何やら話している。助け起こした周囲の人々は憤慨しているが、考えようによっては、東京駅側にしてみれば、よくあることなのかもしれない。
 1時すぎに帰宅。五輪の途中経過がわからず、今日あたり、日本選手の活躍もひと休みかと思うと、どうしてどうして柔道はすでに金2つである。そして、テレヴィをつけると、競泳決勝。残業で遅くなったので、逆にじっくり見ることができる。
 200m背泳ぎは、中村礼子。ゴール前、またしても僅差の4位かと思ったところで、タッチがうまくあたって見事3着同着。メダルがとれてよかった。
 800m自由形。実は、小生が▲に押したのは、世界ランク1位の山田ではなくて、伸び盛りの柴田の方。なぜか五輪では活躍できない山田はまさかの予選落ち。柴田は、前半抑え気味で、ペースが上がらないのかと思いきや、後半からじわじわあげてきて、先頭のフランスの選手が一杯になったところを、一気に追い込んだ。見事な金メダルである。初の大舞台とは思えぬ落ち着きのある笑顔である。このへんの度胸のよさが一発金メダルにつながったのであろう。しかし、今日は金メダル3つ。1大会で3つなどということもあったのだから、ものすごいことになっている。

8月19日(木):横浜・東京:はれ
 北島の金メダルをわかっていても、2時まで起きている元気がない。4時半起床。体操男子個人総合を見ようと思っていたが、ほとんど終了している。団体がうまくゆきすぎたので、逆に厳しいかとも思っていたが、やはりミスが出てメダルはならなかったようである。種目別に期待したい。バタフライ中西の銅メダルは、見事。メダル圏内ギリギリの選手の銅メダルもうれしいものである。
 宴会があり、0時近くの帰宅。途中で、大本命井上康生のまさかの敗退を知る。一方で、世界選手権4連覇中で、五輪は2大会連続の1回戦負けという阿武が悲願の金メダル。彼女も今回どうしても勝たせたかった選手のひとりである。
 明日は、朝ゆっくりなのだが、田中雅美の平泳ぎまで起きている元気がない。早く北の大地でゆっくりしたいものである。

8月18日(水):横浜・東京:はれ
 帰宅すると植木がしおれている。これまでずっとまめに水をやってきたのだが、五輪ということでおろそかにされたようである。気の毒である。
 小生の予想をはるかに上回る日本選手の活躍、特に金メダルラッシュで、観戦計画が追いつかない。昨日も、日記執筆後、谷本の金メダルを見逃すわけにいかず、代わりに競泳の山本の銀と野球のキューバ戦勝利の観戦は断念する。柔道男子の3位決定戦、左手を痛めたロシアの選手、一発技が、「一本」ではなく、「技あり」の判定であまりにも辛そうだったが、リードを守りきっての3位。なかなか感動的な試合であった。
 野球、オーストラリアに敗れる。まぁ、打たれたのが、清水直、三浦、安藤ということで、打たれるべき人が打たれたともいえる。ウイリアムスに3回をピシャリと押さえられたのも、まぁ仕方ないともいえる。まだまだ勝負はこれから。
 バレーボールを見ようと思うと、前の中国-キューバ戦が長引いている。キューバ大健闘。日本の試合とは、ちょっとレベルが違いすぎる感じ。ラリーポイントの最終セット、6-9から追いついた中国も見事だが、最後は、キューバが15-13で逃げ切る。ルイス健在。
 柔道が今日も決勝に残り、23時すぎまで眠れない。上野が金、泉は銀。その間、ギリシャに苦戦する女子バレー、ちょっと話にならない。

8月17日(火):横浜・東京:はれのちあめ
 3時起床。遠征のときでもさすがに経験がない。体操男子団体決勝。今回の五輪の中で、野球の決勝とともに、これだけは、絶対に生でじっくりと見たいと思っていた種目である。
 1種目目の床がすでに終わっていて、なんと7位スタート。一方、野球が抗議などで長引いて、オランダに苦戦している。後で調べたところ、メムバー表にいない選手が登場して、中畑が猛抗議をしていたようである。それはそうだろう。めちゃくちゃである。最後は、格の違いを見せて2勝目。
 体操2種目目は、あん馬。世界の鹿島がいる。昔は、日本の苦手種目だっただけにこれは大きい。3位に浮上。3種目目のつり輪も、富田らが見事な演技。以前とちがって、同じような技でも、足の先まできれいに伸びている感じがする。
 中国が早々に脱落する予想外の展開。日本も、得意の平行棒が思ったほど伸びず、1位ルーマニア、3位アメリカと僅差のまま最終種目へ。予選トップの日本は、最後に演技をすることができる。得意の鉄棒で、しかも最後の演技。このアドバンテージが、予想以上に大きかったようである。ルーマニアが気の毒なくらいのミスを連発。アメリカも小さなミスをきっちりと減点されて、かなり余裕のある状態での最終演技。
 少し難度を抑えても、大きなミスさえなければ勝てたのだろうが、トップバッターの米田がいきなりコバチを決めて9.787。鉄棒といえば、トカチェフ、ギンガー、イエガーという世代なのだが、時代は進んでいるようである。鹿島も9.825。そして、落下しても勝てるくらいの差をつけて、最後の富田は、コールマンで、9.850。圧巻の完璧な演技。終わってみれば大差の圧勝。あまりの完璧な演技に、場内大歓声、アメリカの選手も笑顔でたたえてくれるような優勝である。6-3-3制は、ミスが響きすぎるので、個人的には、あまり賛成できないが、富田選手の言うように、「本番でミスしないのは当たり前」ということなのだろう。大きなミスがゼロという確実性が日本に金メダルをもたらしてくれた。
 28年ぶりの金メダル。体操ニッポン見事な復活である。この感激は、早起きしてじっくりつきあわないと味わえない。掲示板にりくおさん登場。さすがである。その点、ここまでがむばっていたイッキマンさんは、肝心なときに二日酔いで終了してしまった。明日から北の大地なのだから、もうひとがむばりすべきであった。
 終了後、りくおさんが就寝したのにも驚いたが、6時に就寝しても仕方がないので、入浴して出社。さすがに眠い。キューバ戦まで起きている自信がない。まぁ、勝負は、あくまで決勝トーナメントである。
 福原、杉山の愛ちゃんコンビがそろって2勝目。福原愛ちゃんは、格上の選手を破ってのベスト16。立派なものである。気の毒なのは、女子ソフトボール。昨日の高山が7回ノーヒットピッチング、今日の上野は、7回2死まで完全試合。しかしながら、あまりにも打てない。タイブレークにもつれこんでしまっては、PK戦のようなもので、運になってしまう。まさかの3敗。残り中国戦も含めて、全部勝たないと、決勝トーナメントに出場できなくなってしまう。打線の奮起を期待したい。
 工藤200勝。偉大な記録だが、あまりにもタイミングが悪い。ダルビッシュ君終了。続きは、ファイターズでゆっくりやってもらいたい。

8月16日(月):横浜・東京:はれ4
 就寝時、あまりにも眠かったので、目覚ましはかけなかったが、未明1時半に結局目が覚める。競泳100m平泳ぎ決勝、北島金メダル。昨年の世界新連発の後、ちょっと伸び悩んでいたので、小生控えめの予想にしてしまったが、野村、谷同様、彼も格が違うようである。前半飛ばして、ハンセンをあせらせる作戦は、鈴木大地とバーコフの対決を思い出させた。競泳金メダルの醍醐味である、解説者の絶叫も楽しめた。
 柴田、山田の400mも当初はかなり期待していたのだが、準決勝までの泳ぎでは厳しそうなので、就寝。結局、5,6位だったようである。
 6時すぎに起床して、新オフィスに出社。その間にサッカーが終了したようである。残念ながら、死のグループ内では、力不足としかいいようがない。
 寝不足である。本日のところは、グリーン車で出社する。まだ定期券ではないので、グリーン料金だけの差額で乗れる。9月から定期なので、厳しくなるが、小生の勤務地変更にあわせるかのように、なぜか10月16日のダイヤ改正からは、定期券でも差額だけで利用できるようになる。
 今日も注目競技が目白押しの日。ソフトボール→バレーボール→柔道→野球→競泳→体操と日本の有力選手を追うだけで徹夜が成立してしまう。バレーボール、イタリア戦に間にあうように帰宅すると、ちょうどソフトボールが延長でアメリカに敗れたところ。2位通過は厳しくなったが、4位までは、決勝トーナメントには出場できるので、前回予選で3敗したアメリカが決勝トーナメントで復活したように、巻き返しを期待したい。
 それにしても、女子バレーは、あまりにもあんまりである。世界最終予選の初戦、フルセットでイタリアを破ったのが、柳本ジャパンのベストゲームであるが、それに比べて、今日は、勝ち負け以前に、まったく試合にならなかった。第2セットまで、大友&吉原のセンターで0点。こんな試合は、ちょっと見たことがない。残りの格下3カ国に勝てば問題ないとはいえ、このままでは、韓国戦も危ない。なんとかたてなおしてもらいたい。
 幸か不幸か柔道も決勝に進めなかったので、本日はこれにて就寝することにする。未明の体操男子団体に期待したい。

8月15日(日):横浜・東京:あめのちくもり
 小生が、2日連続して休日出勤というのは、4年に1回あるかないかである。何もそんなものが、4年に1度の五輪に重ならなくてもよいではないかと思う。未明の、なでしこジャパンと体操予選は見られなかったが、なでしこジャパンは、まさかの黒星で、メダルが一気に遠くなった。一方、体操男子団体は、見事なトップ通過。本番に得点は持ち越さないとはいえ、採点競技でもあり、勢いを見せつけておくに越したことはない。中国にはかなわないと思っていたが、望みが出てきた。しかし、決勝は、月曜日の深夜というか、火曜早朝というかきつい時間の中継である。
 11時に家を出て、まずニッカンを購入しようとするが、売り切れである。ロイヤルホストに行くと、朝食が終了している。どうも流れがよくない。結局、ニッカンは、購入できたが、一面は、やはり谷で、野村は裏一面。あんまりである。
 早々に業務を終了して、実家に立ち寄って、中畑ジャパンの初戦。12-0でコールド勝ち。城島の怪我が心配だが、まずは順調なスタート。下手すると大ブレーキの可能性があると思っていた中村にホームランが出たのも大きい。ミチヒロは、例によって活躍しなかった。まぁ、どこかで1回は、活躍してもらいたい。金子にいたっては、熱発して、ホテル待機。他の選手にうつしては困るということなのであろう。
 卓球の愛ちゃんや、テニスの杉山も順調に勝ちあがっているようであるが、22時すぎからは、今日も柔道。小生期待の横沢は、準決勝で、強敵サボン相手に、残り1秒で奇跡の大逆転。これなら金と思ったが、残念ながら銀メダル。一方、まったくノーマークだった男子の内柴選手が、すべて一本勝ちで、見事に金メダル。2日目も日本選手の活躍は、予想以上であるが、今夜は、まだ、競泳の北島、柴田、そして、サッカーが残っている。困ったものである。イッキマンさんに任せたいところだ。

8月14日(土):横浜・東京:はれ
 ナベツネ辞任。予想外の展開である。諸般の事情としかいいようがないであろうがが、予想以上に、読売新聞の不買運動が広がっていたのだろうか?ある意味、明大の一場が気の毒という見方もできなくはないが、すでに200万円を使ってしまって、立て替えてもらってあわてて返済したとかのようなので、あまり同情の余地もなさそうである。今後も、同様の事例が続々と摘発されるようになるかもしれない。ニセ温泉などもそうだが、ひとつバレたら、続々と自首や内部告発がでてくる可能性がある。
 ナベツネが辞めれば、すべては解決するかというと実は、何も解決しない。残ったのは、ナベツネのいいなりだった無能のオーナーばかりなのだから、考えようによっては、もっと悪くなるく可能性もある。しかし、これをきっかけに、ドラフトのウェバー制なども真剣に検討されるであろうし、いい方向に変わることを期待したい。
 五輪初日から、日本の有力選手が多数登場して忙しい。しかしながら、データイムグリーン回数券を購入して、横須賀線グリーン車にて新オフィスに出勤する。引越しの整理で17時すぎまでかかってしまう。
 ソフトボール初戦でオーストラリアに敗戦。まだまだ先は長いが、できれば2位以内で決勝トーナメントに進みたいところであり、エース上野で負けたのも痛い。
 バレーボール女子、ブラジル相手に勝つのは厳しいとしてもどこまでやれるか注目されたが、ブラジルが本調子でないのに、勝手に自滅した感じもする。世界最終予選の時のように、初戦からエンジン全開していれば、絶対に勝てないという感じでもなかったのだが。休日出勤すると、どうしても疲れが出る。途中で眠くなってしまった。
 気を取り直して、柔道。谷、野村。負けられない戦いであるが、順調に勝ち上がる。まず、谷。強敵ジョシネが決勝に出てきたので、気がかりであったが、見事に勝利。今に始まったことではないが、この人の精神力には、ただただ脱帽するしかない。試合後、スタンドのダンナと話しあっていたのが、妙に印象に残った。
 野村の相手は、準決勝で勝った時点で大喜びしていたので、格が違うのだろうとは思ったが、意外に健闘した。それでも、危なげない勝利で、見事に3連覇。早くも、小生の予想は、よい方に裏切られた。五輪は、いったん波に乗ると、他の競技もなぜか連鎖的に活躍するようなところがあるので、最高のスタートである。競泳の北島も、予選で不安を払拭する泳ぎ。ソフトボールとバレーボールの敗戦はあっても、98点くらいの初日である。
 それにしても、明日の新聞の見出しは、前回同様、やっぱり「谷」で、野村は、裏一面になってしまうのだろうか?野村は、今回は、前人未踏の3連覇で一面をと思っていたようであるが、いかんせん相手が悪すぎる。しかし、できれば、裏一面ではなく、表一面に、「谷・野村」と並べてあげたい。
 夏の五輪の金メダルは、谷が99個目、野村で100個目。

8月13日(金):横浜:はれ
 2時20分起床。目覚ましをかけていたわけではないが、冷房が切れる頃で、予定通り目が覚める。しかしながら、開始5分で見苦しい失点。イッキマンが起床したところで、2失点目。前半終了で、1-3。就寝しとうかと思うと、2-3になったが、2-4となったところで、就寝。パラグアイに負けるなら、1-0と思っていたが、3-4とは話にならない。
 7時20分起床。NHKの朝のニュースのアナウンサーがこのところ、いつもの人とちがう。どうでもいいのだけれど、こういうときに、どうでもいいことがすぐに調べられるのは、インターネットの恩恵ともいえる。高橋アナが夏休みで、土日担当の島津アナが平日も担当している。どちらかといえば、島津アナの方が好みである。
 8時半に出社する。イッキマンさんは、いつまでたっても登場しない。10時頃に、おもむろに出社してきた。サッカーを見たからといって、10時出社とは、あんまりである。
 12年間慣れしたしんだオフィスも今日が最後。最後のランチは、やはり「道場」。

8月12日(木):横浜・東京:はれ
 0時から、女子サッカー、なでしこジャパン登場。スウェーデン戦開始。強豪スウェーデンを相手に健闘している。1対1では、一歩譲るものの、その分早い動きで、ディフェンスもがむばっている。これなら、そうそうひどいことにはならないと思ったが、いかんせん五輪は長い。女子サッカーは、10チーム中8チームが決勝トーナメントに進めるので、ここは就寝することにする。しかしながら、小生がテレヴィを消した直後に先制点が入ったようである。勝ってしまえば、この1勝は実は大きい。8チームが決勝トーナメントに進めるとはいえ、2位通過では、1回戦の対戦相手が、最強国ドイツになってしまう。1位通過なら、ベスト4も見えてくる。一気にメダルの可能性が広がってきた。
 東京の真夏日は、38日連続。午前9時に、あっさり新記録を更新した。さすがに夏バテ気味である。「大草胃腸散」を購入する。よくわからないが、小生、この胃薬を愛用している。しかし、これにさらに五輪の寝不足が重なってしまう。一刻も早く北の大地へ避難する必要がある。
 明日未明は、男子サッカーパラグアイ戦。キックオフは2時半。さて、どうしたものか。ここは、イッキマンさんに任せるべきか。

8月11日(水):横浜:はれ時々くもり
 東京は、37日連続真夏日のタイ記録がかかっていたが、さすがに高気圧の勢いも一時ほどではなく、暑さにやや元気がない。ここまできたら、記録更新をというか、小生が夏休みをとる月末まで、暑さがもってくれないと逆に悔しい。タイ記録危うしと思われたが、結局、真夏日となり、タイ記録達成。
 五輪展望最終回。
【体操】
 今回、小生が楽しみにしているのが、体操。かつてのお家芸も、90年代以降は、低迷が続いていたが、ここに来て、団体でトップを争えるまでに復活してきた。中国の壁は厚いが、メダルは十分期待できそうである。個人総合の富田、米田もメダル候補だし、種目別では、世界選手権で金メダル2つの鹿島に期待がかかるが、前回大会はやや恵まれた面もあるので、過大な期待は酷かもしれない。
 男子団体は、火曜日の未明という厳しい時間帯だが、種目毎に順位が変わる団体は、じっくり見てみたい。以前とちがって、演技者のうち最下位ひとりの得点を除外するルールではなく、演技者全員の得点が採用されるので、ミスが許されない。
 ○男子団体
 ▲男子個人総合
 ▲男子種目別・あん馬
 △男子種目別・鉄棒
 △男子種目別・平行棒

【その他の種目】
 卓球の福原愛ちゃん。子役から立派な女優になったような感覚であるが、なかなか魅力的である。しかしながら、現状では、メダルは難しそうである。
 女子ホッケー。マイナー種目だが、メダルにあと一歩のようである。
 バスケットボール。アメリカのドリームチームは、若手中心で、以前ほどの圧倒的な強さは期待できなそうであるが、負けたら、かなり格好悪いだろう。女子の日本は、予選の韓国戦の歴史的勝利で出場権を獲得したが、メダルはさすがに厳しそう。
 テニスの杉山は、ダブルスならチャンスがありそうな気もするが、従来とちがって、トップクラスのほとんどが五輪に参加しており、予断は許さない。
 その他では、女子アーチェリーが意外と期待できるようである。自転車のチームスプリントも個人的には期待したいのだが、メダルまでは厳しそう。射撃、ウエイトリフティングなどもかつては、メダルを獲得しているのだが、ちょっと厳しいか。あとは、出場権問題でもめたテコンドーのオカモト。何かひとつくらい伏兵のメダルが欲しいところではあるが。
 △テニス・女子ダブルス
 △女子アーチェリー団体
 △テコンドー・女子67K超

【メダル予想】
 ここまでの印をあわせると、◎7○12▲8△20全体にかなり控え目に予想してきたつもちで、△から多少はメダルがとれると考えると。。。
 金7+3-1
 銀12+2-4
 銅8+4-2
 といったところであろうか。波に乗れば、久しぶりの金メダル2桁も可能性はある。初日のヤワラちゃんと野村にかかる期待は大きい。そして、あと2時間で、女子サッカーがいよいよ開始。

8月10日(火):横浜:はれ
 明日の深夜には、女子サッカーが始まってしまう。昨日に引きつづき、五輪の展望。
【柔道】
 全般にレベルアップして、多くの競技で、メダリスト誕生が期待される今回の五輪だが、やはり金メダルとなると、柔道への依存度は高い。しかしながら、今回の柔道の予想は難解である。谷亮子のケガで、不動の大本命は、井上康生ひとり。ベテランが健在な反面、若手の台頭に乏しい。問題は、やはり初日。前回と同じ谷・野村で、金メダル2つなら、一気に勢いづくが、谷のケガは、重傷で、ここで取りこぼすと、連鎖的に大敗する恐れもある。山下、古賀というスーパースターは、五輪でも怪我を克服して、金を獲得しており、その2人に負けないだけのスーパースターの谷にも、何とか克服してもらいたい。
 ○男子60K(野村)
 ◎女子48K(谷)
 …男子66K(内柴)
 ○女子52K(横澤)
 ▲男子73K(高松)
 …女子57K(日下部)
 △男子81K(塘内)
 △女子63K(谷本)
 △男子90K(泉)
 ○女子70K(上野)
 ◎男子100K(井上)
 ◎女子78K(阿武)
 ○男子100超(鈴木)
 ○女子78超(塚田)

【レスリング】
 世界チャンピオンカルテットを擁する女子。この女子レスリングが、今回から正式種目に採用されたことで、日本の金メダルが、前回を上回ることは、ほぼ確実になった。おそらく全員が単勝1番人気。しかし、だからといって、4つ金メダルとは、なかなかいかない。ただし、55キロ級の吉田は、全種目の中でももっとも金メダルが固い。単勝1.1倍クラスの大本命だ。その他にも、姉妹出場の伊調、父と二人三脚の浜口と話題も多い。
 それに比べて、地味な男子。しかしながら、1952年から12回連続のメダル獲得という記録を続けている。前回も伏兵の永田が、銀メダルで記録をつないだ。何とか1つとれるか?
 ▲女子48K(伊調千春)
 ◎女子55K(吉田)
 ◎女子63K(伊調馨)
 ○女子72K(浜口)
 △男子フリー66K(池松)
 △男子フリー55K(田南部)

【バレーボール】
 なんだかんだいっても、みんなバレーボールが大好きである。そして、メダルへの期待を抱かせるレベルまで短期間にチームをまとめあげた柳本監督の手腕は、すばらしい。ベテラン吉原から、大型センターの大友。メグ・カナコンビ、さらに若い木村とバラエティに富んだチーム構成もよい。
 組み合わせに恵まれた予選リーグ突破は固いが、韓国に負けての4位通過となると、決勝トーナメント1回戦で中国と当たって終了するので論外。
 おそらく韓国には勝てる。これで3位通過。ブラジル、イタリアの一角を崩しての2位通過がまずは、目標だが、実は、大健闘で2位通過しても、相手が、アメリカかロシアかといった程度の違いしかない。決勝トーナメントでは、これらの強豪国を、準々決勝と3位決定戦で最低2回倒さなくてはいけない。冷静に考えれば、現状では難しいといわざるをえないが、メダルまでは無理でも、1試合1試合、熱い試合で、楽しませてもらいたいと思う。
 △女子・日本(以下、さらに明日へ続く)
 

8月9日(月):横浜:はれ
 この日記は、2000年の12月31日からスタートしている。しかし、その前に、シドニー五輪期間中に「五輪日記」があって、これがそもそもの出発である。4年に1度、なんといっても、選挙と五輪である。というわけで、今日は、五輪の展望を。五輪展望雑誌は、多数あるが、ダイヤモンド社の「TVステーション別冊」が、過剰な日本びいきを抑えて、冷静な分析をしているので参考になる。(◎:金有力 ○:銀有力 ▲:銅有力 △:メダル可能性はあり)
【サッカー】
 谷間の世代と言われながら、ここへ来てがむばっている男子だが、いかんせん死のグループに入ってしまった。予選突破も正直、かなり困難である。逆に予選さえ突破すれば、準決勝でアルンゼンチンに負けても3位決定戦でメダルの可能性も出てくるかもしれない。五輪全体の盛り上がりのためにも、球技の活躍は重要で、予選はなんとか突破してもらいたいものである。
 女子は、予選突破は有力だが、こちらもメダルとなると正直厳しいだろう。
 …男子
 …女子

【野球・ソフトボール】
 今大会最大の注目競技のひとつである長嶋ジャパン。ゆがんだ3の文字が、不吉な感じをかきたてるし、中畑監督としないあたりも、責任の所在を曖昧にしてよろしくないが、とにかくオールプロのメンバーで、アメリカがいないのだから、負けるわけにはいかない。アジア予選でも感じたが、進塁打、守備、走塁といった基本の部分で、日本野球のアドバンテージは大きく、多少打線が湿ってもそうひどいことにはならないと思われる。岩瀬、石井、小林雅も、開幕当初は、どうなることかと思われたが、少し調子を上げてきたのも好材料。決勝のキューバ戦は、松坂ではなくて、左の和田だろうか。ずばり金メダル。
 今回、心情的にもっとも金メダルをとらせてあげたいのが、女子ソフトボール。前回の大健闘も記憶に新しいが、その後、ジャムプのように、日本つぶしを意識したルル変更なども行われたが、野球とちがって、こちらは、監督がしっかりしている。エース上野の快速球もすばらしい。冷静に見れば銀かもしれないが、なんとか打倒アメリカを期待したい。
 ◎野球
 ○ソフトボール

【陸上】
 以前ならば、日本選手は、マラソン以外は、まったくノーチャンスだったが、今回は、メダルの可能性のある種目がいくつかある。
 ハンマー投げの室伏。一発勝負なので、確実とはいえないが、本命であることは、間違いない。世界陸上で大健闘の銅メダルの末続は、100mのファイナリストに照準をあわせているようにも見えるが、その末続も出る4*100mリレーも、チャンスがありそうだ。以前なら考えられないことだが、こうした陸上の花形種目で、多少なりともチャンスがあると、見ている方は楽しい。
 女子マラソンは、ハイレベルの戦いで予断は許さないが、イギリスのラドクリフが、本番に弱そうなタイプなので、混戦の中で誰かがメダルに届く可能性はけっこうありそう。その他では、男子マラソン、400mハードルの為末あたり。
 ◎男子ハンマー投げ
 ▲女子マラソン
 △男子4*100mリレー
 △男子マラソン
 △男子400mハードル

【競泳・シンクロ】
 下馬評を裏切ったアトランタから立ち直り、シドニーでは、女子が健闘した競泳。今回もまずまずのレベル。問題は、北島の金メダルがどうか。五輪前年に世界記録で、五輪イヤーに下降線となってしまうと、巻き返しは楽ではないが、相手のハンセンも、鈴木大地の時のバーコフのようなここ一番の弱さを感じる。得意の200mで、なんとか一発決めてもらいたいところ。
 競泳は、選考基準が厳しいので、出場選手の大部分がメダル圏内。今ではお家芸ともいえる女子の背泳ぎ、特に200mの中村は、メダルはほぼ大丈夫だろう。女子自由形、400、800の山田と柴田、男子バタフライの山本、松田、背泳ぎの森田に、個人メドレーの三木とメダル候補は多く、各種目に候補がそろった男子は、過去最強メンバーでメドレーリレーのメダルにも挑む。外国勢では、長い名前のファンデンホフェンバンドが今回も気になる。
 シンクロは、正直、格だけで順位が決まるので、あまり好きではないが、銀メダル2ケが確実に計算できるのはたしか。
 ○男子200m平泳ぎ
 ○女子200m背泳ぎ
 ○シンクロ・デュエット
 ○シンクロ・チーム
 ▲女子800m自由形
 ▲女子400m自由形
 ▲男子200mバタフライ
 △男子100m平泳ぎ
 △男子4*100メドレーリレー
 △男子200m個人メドレー
 △男子100m背泳ぎ
 △女子200mバタフライ
 △女子100m背泳ぎ(以下、明日に続く)

8月8日(日):横浜:はれ
 めずらしく10時まで寝てしまう。やはり、疲れがたまっているようである。本日は、休養日。ロイヤルホストで洋朝食をいただき、午後からは、スポーツクラブへ。500mだけ泳いで後は、プールサイドで日経TRENDYを読みながら昼寝。
 「沖縄スタイル」なる本を購入。”南の島の楽園生活マガジン”とある。移住者が、増えているようで、時代は、完全に沖縄である。まぁ、小生もその気持ちは、わからなくはないが、その点、北の大地には、そういう動きがあまりないのは、大変残念である。たしかに北海道より、沖縄の方が、外国っぽい感じがあるが、”北の大地の楽園生活マガジン”のひとつやふたつは、あってもよさそうなものである。
 うし様来浜。水炊きをいただいてから、ロイヤルホストにて甘いものをいただく。1日2回とは、我ながら、ちょっとバカじゃないかとも思う。
 大魔神終了。終了のしかたがすごすぎる。あまりにもあんまりである。

8月7日(土):横浜・さいたま・東京:はれ
 北の大地への遠征が中止となり、本日もロイヤルホストで和定食をいただいてから、湘南新宿ラインのグリーン車にて出発する。うし様もマダムもぐんぐんさんもみんな大変なようだが、小生も疲れている。元気なのは、イッキマンさんくらいであろう。
 21時前に無事に帰宅して、アジアカップ決勝戦。始まる前は、それほど関心の高くなかったこの大会も、ここまで来ると、国民的行事となってきた。高岡のホテルで、CNNのスポーツニュースを見たが、意外にも、アジアカップがトップニュースで、中国のブーイングの件も正確に報道されていた。相手の国の国歌にブーイングするようでは、所詮、中国は、まだまだ遅れている国ということが、世界に広まったとは思うが、だからこそ、アウェーで勝って、少しへこませてやれという、感情が日本でも高まっているのであろう。
 3-1で快勝。今日のところは、まぁ、ざまぁみろということである。中国在住で、いてもたってもいられなくなって、北京へ応援に行ったというT君も喜んでいることでしょう。

8月6日(金):福岡→横浜:はれ
 博多駅にて、昼どき、メールをチェックすると、「旅の窓口」からの前日予約確認のメールである。なんと、小生、明日の滝本インを予約していたようである。完全に忘れていた。そういえば、当初は、涼しい北の大地で、マリーンズ戦と函館2歳Sを堪能する計画だったのである。諸般の事情により、参戦不可能となってしまったが、一刻も早く北の大地に戻らないと熱射病になってしまう。先月行ったばかりと言われそうであるが、東京は、今日で歴代2位の32日間連続の真夏日である。今日の福岡ももちろん猛暑だ。
 久々にJALで帰京。夏休み本番という感じで、羽田空港は混雑しており、うし様もマダムもぐったりしている。みんな北の大地で体を休める必要があるのだろう。北の大地でSHINJOを応援するという、イッキマンさんの選択は、実に賢明である。
 さすがにTCK参戦は断念して、早めに帰宅。念のため、確認すると、明日の滝本インだけでなく、今日のアートホテルズも予約していたことが判明した。今頃は、北の大地で、入浴しているはずだったのである。あまりにもあんまりである。

8月5日(木):高岡→福光→小松→福岡:はれ時々くもり
 せっかくのニューオータニだが、朝食をパスして、7:53の城端線にて出発する。懸念された仕事は、予想外に順調で15時すぎに終わるが、城端線が1時間後までないので、タクシーで石動へショートカット。特急街道の北陸線だが、あいにく都合のよい列車がなく、鈍行を金沢で乗り継ぎ小松へ。
 ANAで福岡へ飛ぶ。空港に早く着きすぎてしまったが、ラウンジが使えるわけでもないので、退屈である。こういうときは、やはり昭和史、ということで、おなじみの保阪正康氏の「父が子に語る昭和史」を購入して時間をつぶす。
 エアニッポンのB737-500ドルフィンにて、福岡へ。ローカル便ということで、第1ターミナルに到着するが、なんとゲートが登場しない。まさか、こんなところでバスになってしまうのかと思うと、なんとそのまま徒歩でゲートまで行くようになっている。海外の小さな空港では経験があるが、国内の空港で、歩いてターミナルビルへ入場とは衝撃的である。
 今回は、タカクラホテルである。ホテルの方は、まぁ普通だが、隣接する薬院の温泉施設が利用できるプランである。「博多薬院しろやまの湯」。これが、予想外にすばらしかった。実は、この施設は、鹿児島の城山観光ホテルの経営だという。長い1日だったが、最後にようやくくつろぐことができたのは、何よりだ。

8月4日(水):横浜→高岡:はれ
 会議をあわただしく終えて、17時に出発して、羽田空港へ。少し早めに着いて、うし様とマダムとゆっくりお話でもと思っていたのだが、なんと撮影が行われている。こんなところで、テレヴィに映ってはたまらないので、メロン杏仁豆腐を購入して、早々に入場。味の時計台さんをいただいて、バスで出発する。
 同行者は、富山のAPAに泊まりたいとのことであったが、明日のことを考えて、ホテルニューオータニ高岡に参戦する。県都富山に対して、商都高岡ということで、かつては、栄えたようであるが、最近は、あまり勢いがないので、寂しい駅前と、多少老朽化したとはいえ、一応豪華な都市ホテルのたたずまいがアンマッチである。
 部屋は、シングルとはいえ、それなりに広く、まずまず豪華であり、テレヴィは、パナソニックの液晶、そして、ネットはといえば、LANが使えるだけではなくて、なんと部屋にパソコンがあって、こうして日記を書くこともできる。便利といえば、便利である。
 台風11号が突然発生して、いきなり上陸してきた。あまりにも暑いので、日本付近まできてから、熱帯低気圧から台風に昇格してしまう。東に偏る高気圧を迂回するため、四国が徹底的に狙われているようである。明日は、小松から福岡というマイナな便で飛ぶ。ちょっと心配である。

8月3日(火):横浜:はれ
 送別会があり、21時すぎに帰宅。サッカーのアジアカップ準決勝が気になるが、まぁ、もう終わっていると思いつつ、テレビをつけると、4-3とかで大変なことになっている。結果的には、このまま逃げ切るわけで、中沢のロスタイムの同点ゴールをはじめとして、ゴールシーンはまったく見ることができなかったわけだが、ここから25分。テレビの前からまったく動けなくなってしまった。アナウンサーや、松木安太郎さんはともかく、辛口でおなじみのセルジオ越後さんまで、ガンバレ、ガンバレ、ヤッタ、ヤッタの絶叫である。
 アジアカップの激闘だけでなく、五輪代表、なでしこジャパン、レアルの来日など、毎日のようにサッカーが放送されている。ナベツネの暴言でしらけるプロ野球、小生も一度は、長嶋ジャパンに夢を託そうと思ったが、まさか中畑清にすべてを託すことはできない。まして、巨人戦の視聴率は下がる一方で、夏休み、子供につきあってサッカーを見ているお父さんも少なくないに違いない。なんだかんだいっても、マスコミへの露出は、大きい。川上、長嶋、王、稲尾、金田、江夏らが積み上げてきた歴史に対して、ドーハ、マイアミ、ジョホールバル、日韓W杯。本当に逆転するときが来るかもしれない。

8月2日(月):横浜:はれ
 花火オフ疲れの月曜日。ぼーっとしているうちに午前中が終わり、会議で言いたい放題言っているうちに午後も終わり、イッキマンさんの退社を見届けたので、小生も帰宅して、テレビタックルを見る。あいかわらず三宅さんはすばらしいが、今日は、他の出席者の話もハマコーも含めてなかなかかみ合っていたようである。
 しかしながら、油断しているうちに、「報道ステーション」が始まってしまった。ちょうど、週末に、正午のNHKニュースを見て、油断していると、四角い仁鶴が、まーるくおさめてしまったり、のど自慢が始まってしまうのと同じである。土曜日のPK戦を再現してくれるというので、ついつい見てしまったが、民主党の岡田代表へのインタビューがまったくかみ合わず、あまりにも見苦しい。喧嘩越しでやっているのは、演出なのだろうが、全然ダメである。非武装中立みたいな理想論を唱えるにしても、久米さんや筑紫さん、あるいは土井さんとちがって、古館の場合、心の底からそう思っているようには見えないので、ますます見苦しい。挙句の果てには、「そういうロマンを追う人は、共産党か社民党に入れろということですね?」
 と来る。まったくもっておっしゃるとおりで、そこまでわかっているなら、岡田代表とは、ちがう話をすればよいのではないか?

8月1日(日):横浜:はれ
 花火オフ開催。るい夫妻、モー親子、トモ嬢、サイス夫妻、タカハシ君来る。るいさんのご好意により、ベランダのサンダル問題が解決したが、新たに、テラスの椅子の値札問題が発覚した。
 花火は、開港祭同様に、すばらしいのだが、ベランダのチェアでくつろいでいると、「肝心なときにいつもお腹をこわすから、トイレに行ってるのではないか?」
 と噂されている。あまりにもあんまりである。肝心なときにお腹をこわすといえば、うし様とサイスさんである。
 しかし、そのおかげで、るいさんのダンナより、「ストッパ」をいただく。曰く、突発性の○○に水なし1錠で聞くという。電車・クルマでの突然の○○、飲んだ翌朝の○○などに、とのことである。大変心強い。
 一同解散したところで、サイス夫人より、「ぐんぐん杯、早く誰か持って行って欲しいわ」
 との問題発言あり。持って行きたくても持って行けない人もいるのに、あまりにもあんまりである。

20040801

7月31日(土):横浜・さいたま:はれ
 今週もあまり気乗りしない所用にて、上京。湘南新宿ラインのグリーン車とはいえ、なんだかんだと疲れる。こういう時は、ついつい衝動買いをしてしまう。いろいろなモノが揃っているようにみえて、実はDVDプレーヤーがない。今はやりのHDD付DVDレコーダーを買う案も検討したが、基本的にテレビを録画するということは、ほとんどしない。単品の安いプレーヤーだけ購入すれば十分なのであるが、パイオニアのホームシアターセットを購入してしまった。5.1chスピーカーとか言われても小生は、あまり得意でないので、よくわからない。
 サッカーアジアカップ。PK戦で2人続けて失敗。あまりにもあんまりである。掲示板に「ニッポン、終了。。。」と書き込む準備をする。解説の松木安太郎氏のみが、「何が起こるかわからないから、あきらめてはいけません!」
 と絶叫しているが、どう考えても無理である。
 しかし、川口がスーパーセーブを連発して、3-3となる。それでも、6人目がはずして今度こそ終了かと思いきや、またしてもスーパーセーブ。7人目で奇跡的に勝利。ヨルダンは、都合4人連続してはずしたことになる。ちょっと考えられないが、優勝するときは、案外、決勝トーナメントの間に1回くらいこういう試合があるものなので、このあとは、すんなり行くのかもしれない。
 それにしても、日本は、中国にここまで嫌われているのね。それとも、重慶だけなんでしょうか?韓国には、最近は、こんなに嫌われていないような気がするけど。

7月30日(金):横浜:はれ時々あめ
 このところ、出張が多かったので、1週間フルに会社にいると、ちょっと退屈してくる。そんな気だるい金曜日。ぐんぐんさんが来浜。同様に気だるそうなイッキマンさんとともに、さっそく道場ランチオフが開催される。しかしながら、小生とイッキマンさんの2人分くらい働いているぐんぐんさんは、ぐったりしている。大変心配である。また、久々に道場でランチをいただくと、バーチャストライカーでおなじみの「のら」が終了していることが発覚した。あまりにもあんまりである。道場で1時間のランチをいただき、「のら」で日本vsパラグアイ戦を堪能していたのは、フランスワールドカップの頃、したがって、第1回ぐんぐん杯の頃である。もう6年も前の話である。時の流れの速さを感じざるを得ない。
 再び、激務に戻るぐんぐんさんには、申し訳ないが、19時半に退社して、自宅にて、BSフジで「料理の鉄人」を見ていると、うし様が来浜。ハマのグルメに愛されて31年、世界の青木功さんのサインでおなじみの「関内苑」さんにて、待望のマダムオフが開催される。これまでにも、JASオフ、危機管理嬢オフなど、さまざまなオフが開催され、まぁ、それなりにエンジョイはしていた小生だが、積極的に開催を熱望したのは、なんといってもマダムオフである。西鉄グランドホテルの朝食を愛しているというマダムは、食には厳しいということで、心配されたが、なんといっても、JASにゲンデルランド、ホテル阪神にホームライナー古河、そして、極めつけは、美里の西武ドームに、東京ベイNKホールであるという。まったくもってすばらしいとしかいいようがない。世の中まだまだ捨てたものではないようである。

7月29日(木):横浜:あめのちはれ
 台風接近。日本の東海上から西をめざすという、北半球の常識ではちょっと考えられないコースである。ゆっくりやっているようだが、日曜日までには、退場していただかないと困る。
 ロッテとダイエーの合併がいよいよ浮上してきたようである。しかしながら、正直、もはや、関心が薄れてきた。というか、1リーグか2リーグかは、本質的には、どうでもいいことである。阪神の社長を応援するのは、ナベツネに反対したからというだけの理由である。ライブドアが買収して2リーグ12球団存続するのが理想であるが、それが無理なら、ドラフト改革なり、参入のための30億円の見直しなりを、実現してもらいたい。
 アメリカ民主党大会。ちょっと前までは、とにかくブッシュさえ退場してくれればよいと思っていたが、いかんせん、「日本の自動車市場は閉鎖的だ」などとトンチンカンなことを言っている人が大統領になっては、話にならない。風貌も大国のリーダとしては、どうも冴えない。副大統領候補のエドワーズ氏の人気に期待しているとのことだが、ならば、なぜエドワーズ氏が、大統領候補にならなかったのだろうか。どうも、よくわからない。

7月26日(月):横浜:雨のち晴れ
 土日ともに日記が更新されないのは、家に引きこもっていたからかというと、そういうわけではなくて、日記に書けないこともいろいろあるということである。
 そうはいっても、今日は、三宅久之祭りが開催されるとあれば、仕事の方は早々に切り上げて退社せざるを得ない。ところが、エレベーターホールでイッキマンさんに遭遇してしまう。イッキマンさんは、退社時刻もさることながら、手ぶらであることに衝撃を受けたようである。
 テレビタックル、三宅久之祭り、まったくもってすばらしいの一言である。曰く、「愛妻、納税、墓参り」とのことである。残念ながら小生には2つしかできない。

7月23日(金):福岡→東京・横浜:はれ
 仕事は早めに終了して、福岡空港でイチゴミルクをいただき、16:30のANAで帰京。ゲーム付の777-200がANAにもあるとは意外だった。しかしながら、まさかのバス到着である。ゲートに近いエリアで、バスも大量に待機していたので、実害はあまりなかったが、福岡でバスとはあまりにもあんまりである。12月の新タミナル開業に向けて、ANAに体を慣らしているが、はっきりいって、いいことがほとんどない。
 ほぼ24時間で羽田に戻ってきた。さっそくうし様とマダムにご挨拶して、杏仁豆腐を購入。東京ドームに参戦するには、少し遅いので、そのままうし様とTCKに参戦する。久々のTCK、ステルステクニックが大敗したところまではよかったのだが、結局大敗。
 しゃぶしゃぶが食べたくなるが、場所柄、難しいのではないかと思っていると、うし様のカーナビが、即座に1.1キロ先の大森の木曽路を選択してきた。さすがは、ゴーン氏ということなのであろう。大敗して木曽路をいただいている場合ではないような気もするが、まぁ、いろいろと重要な打ち合わせを行うには、木曽路さんがふさわしいということなのであろう。

7月22日(木):横浜→福岡:はれ
 勤務地の変更が近づいてきた。慣れ親しんだお店とももうすぐお別れ。夏の風物誌「むらたや」へ行く。今年も無事に営業が開始されていた。王選手のポスターも健在。高校野球神奈川県予選の結果も、全試合書き込まれている。いちごミルク400円をいただく。これからもぜひ続けていただきたいし、勤務地が変わっても、たまには訪れたい店である。
 大阪から帰ってきたばかりだが、18時まで仕事をして、京急で羽田空港へ。うし様とマダムにごあいさつをする。夕方の出発なので、バナナオムレットという気分でもないのだが、マダムの手前、やはり何か買わないわけにはいかないので、杏仁豆腐を購入してから、味の時計台さんをいただいて、ANAで福岡へ飛ぶ。福岡へ行くのに、何も味の時計台さんに寄らなくてもという気もするが、ANAで飛ぶとなると、「まい泉」を購入するには、あまりにも遠い。
 八百治ホテルがブックフルなので、モントレラスールさんに泊まる。開業1年しかたっていないので、とりあえずきれいである。今回は、francfrancプランとかで鞄がいただける。フロントでは、入浴剤を売っている。有料とはいえ、こういう配慮はうれしい。
 札幌のモントレエーデルホフは、ウイーン風ということであったと思うが、ここは、ベルギー風をいうことのようである。まぁ、よくわからないが、ヨーロッパの雰囲気はある。ここの場合は、具体的には、床がカーペットではなくてフローリングである。ホテルではめずらしい。室内のデザインや、机の質感などもよい。しかし、部屋が特に広いわけではなく、これで1万円というのは考えようによっては高いし、逆にいえば、ちょっとしたデザインの工夫で、それだけの料金をとれるということでもある。

7月20日(火):横浜→大阪:はれ
 東京の最高気温39.5度。10年前にたしか一度あったと思っていたが、その時の記録を更新する観測史上最高らしい。殺人的である。夏休みをとるタイミングを完全に失敗した。早く北の大地に戻らないと死んでしまう。
 しかしながら、のぞみ号にて西下することになってしまった。普通に歩くだけで、スーツはぐしょぐしょである。この時期に大阪とはあんまりであるが、今日に限っては、大阪の方がまだマシのようである。
 のぞみ号の移動も最近は、退屈である。仕方がないので、「週刊将棋」を取り出すと、隣のおやじも「週刊将棋」を呼んでいる。「競馬ブック」くらいならまだわかるが、今どき「週刊将棋」を読む人はそうそういない。お互いに「おぬし、やるな」という感じで微妙に視線を送るが、結局、そのまま知らん顔して読む。なんとなく違和感があるので、後回しにしてニッカンを先に読むことにした。これが、ローカル線だと、「やぁやぁあなたもですか」みたいな感じで会話が始まるところであるが東海道新幹線ではそういう雰囲気でもない。
 ホテル阪神に泊まる。徳次郎の湯で入浴。大阪駅から一駅の福島。一流ホテルの下というランクで、大浴場付であるから、文句はないのだが、絶賛という感じでもない。それでも湯上りラウンジでポカリスウェット飲み放題をいただくと、昼間の暑さからだいぶ回復する。

7月19日(祝):横浜・御殿場:はれ
 土曜、日曜と横浜に引きこもっていたので、3連休の最終日は、5時20分起床。6時13分発の普通列車にて出発する。国府津で乗り換えて、御殿場着7時56分。昨年に引き続き、太平洋クラブ御殿場コースに参戦する。ウッズがVISA太平洋マスターズの18番でチップインイーグルを出したコースである。
 小生、ゴルフには、あまりお金をかけたくないし、いわゆる一昔前の名門コースというのは、それほどありがたみを感じないのだが、ここのコースはやっぱりすばらしい。ホテル界でいえば、前者が御三家なら、ここは、新御三家のようなものである。クラブハウスもすばらしいし、コースの芝もすばらしい。
 何度かの引退の危機を乗り越え、レディースドライヴァーとともに復調してきたが、今回も2月以降、クラブは宅急便の袋をかぶったままで、そのまま送っている状況。しかし、早いグリーンに相性がよく、パットがけっこう決まり、32パットで、48-53で101。ぐんぐん杯が待ち遠しい。

7月18日(日):横浜:はれ
 連日の猛暑に耐えかねて、とうとうスポーツクラブに入会することにする。リーヴさんへは、徒歩5分と近くて便利ではあるが、プール会員の制度もなく、一般会員のみで、けっこうなお値段である。
 ランドマークタワーの低層階のテラスのようになっているところにプールがあり、屋根が開くのがすばらしい。さすがに今日は水温がかなり高くなっているが、やはり、開放感のあるプールはよい。ホテルのプールと同じレベルである。
 500mほど泳ぎ、プールサイドで競馬ブックを読みながら、一眠りする。雑誌を読んでいる人はいるが、競馬新聞を読んでいる人はいない。検討のかいあって、NSTオープンを的中するが、北九州記念で吐き出す。
 そうこうしているうちに、周辺が騒がしくなってきた。山下公園の花火大会である。みなとみらい線も臨時ダイヤになっていて、浴衣姿で、我も我もと集まってくる。
 今日の花火は、事前の調査では、見えるか見えないか非常に微妙であったが、バルコニーの端まで移動すると、どうにか見えた。お隣の家からは、見えないという声が聞こえてきたので、かなりきわどいが、何よりである。

7月17日(土):横浜:はれ

 昨晩、イッキマンさんから、
「今週は遠征行かないの?」
 と聞かれたが、いかんせん手元不如意になってきているし、今週は、オフが続いたこともあり、ゆっくり休養する。
 ロイヤルホストにて、ニッカンと日経を読みながら朝食をゆっくりいただく。しばらく日記をさぼっている間に、世の中は、2リーグ制にむかって動き出した。どこまで本気かわからないし、このままでは、パ・リーグは5チームの2リーグになってしまうが、ナベツネに反旗を翻す動きが出てきたというのは、画期的なことであるし、いったん流れが変われば、ライブドアの出番も出てくるかもしれない。
 日経の土曜版は、あいかわらず読み応えがあり、特集は、プロ野球改革であるが、一人暮らし向けのページでは、女性のひとりファミレスを提唱している。さすがである。曰く、ファミレスを自分の庭のように使えとのことである。やはり、なんだかんだいっても、始める日経、続ける日経ということなのであろう。
 曽我さんの帰国便の入札で、JALとANAが安値で競争したことが話題になっているが、この件に限らず、談合ならともかく安値入札で非難されるというのは、小生は、おかしいと思っている。安くするために入札しているのだから、発注側は、1円でもいっこうにかまわないはずだし、応札する側も、広告料と割り切れば、マイナスでも受注したいケースもいくらでもあるはずである。安値競争になじまないと判断すれば、発注側がそもそも入札にしなければよいのであって、入札になった以上、1円で入札したからといって、応札側が非難される筋合いはまったくないと思う。
 手元不如意なので、ストロングメモリーで確実に1勝をあげたいところだったが、なんとウォーニングムスメに先着を許してしまった。あまりにもあんまりである。
 女子バレーを見ながら、ここまで書いてきたが、何気なくヤフーをチェックしてしまい、ドイツに負けたことが確認されてしまった。あまりにもあんまりである。

7月14日(水):横浜・東京:はれ
 「カトさんと愛馬について語る夕べ」が開催されることになった。ちなみに、昨年は、7月16日の水曜日に開催されている。七夕のようなものである。昔と同じように愛馬談義に花が咲くのは大変喜ばしいし、1年ぶりでも何も変わっていないように感じられる。
 しかしながら、現実は、この1年で、カトさんは、一児の父である。愛馬が息子かといえば、息子を選ぶという。(当たり前だ)しかしながら、厳しいこづかい制にもかかわらず、森師のサンデーサイレンスで勝負している。やはり、我々は、負け組との感を強く感じざるを得ない。

7月12日(月):登別→千歳→東京→横浜:くもり
 6時半に起床すると、自民党49、民主党50。微妙な数字になっている。それにしても、今回、政策はともかくとして、民主党の選挙戦術は、見事だった。ギリギリのところで思いきって2人たてたところで、共倒れはひとつもない。北海道のように結果的に、自民、民主で1議席ずつになったところでも、当事者は大変だが、党としては、2人たてて勝負して失ったものはないわけである。東京もそうだが、見事に票が均等に割られている。このあたり、小沢君の票読みと作戦があったのではないか?
 一方、比例代表で、個人への投が少ないのも大きな特徴ではないか?業界団体の候補でも10万ソコソコしかとれないということは、もはやそういうしがらみで投票する人はほとんどいないということであろう。
 それにしても、「利益誘導して何が悪い」と開き直ったムネオ氏は、ある意味大したものである。以前のように要職につかれては困るが、辻元氏とともに、やはり国会にひとりくらいは必要な人物と認めざるをえない。本当に徹底的に応援した松山千春さんもさすがである。その点、拉致被害者の会の増元氏は、事前に石原知事が応援すると言っていたのに、梯子をはずされたのだからたまらない。まぁ、知事は、亀井静香氏の総裁選のときも、梯子をはずしているが。
 朝食後、ゆっくりと朝風呂。10時出発。セレクトセールに参戦する。もちろんひやかしなのであるが、購買者登録をして、セリ名簿に購買者番号が記載されたシールを貼っていただくと、なんともいえない緊張感がある。アイウエオ順の登録名簿を見ると、小生の隣は、ニッポーの山石氏であった。我ながら、小生も大したものではないかと錯覚してしまう。
 まずは、展示が行われている。調教師、馬主はもちろん、須田鷹雄さんや、成沢さんなどの姿もある。スナミ氏、鈴木さんにあいさつ。予算を聞かれるが、返答に窮する。しかしながら、こういうところにいると、マンションのローンをさっさと返して、早く勝負しなくてはいけないとつくづく思う。
 あいかわらず炊き出しというか、提供される料理も充実している。とにかく寒いので、豚汁と焼肉などをいただくが、けっこうなお味である。社台グループの全面協力であるから、従業員の態度は、あいかわらずすばらしく、気持ちがよい。
 12時セリ開始。選挙翌日にもかかわらず、河野太郎会長本人が挨拶をしていた。あいかわらず中尾さんの独特の声がセリの雰囲気を盛り上げ、最初から2000万円、3000万円台の馬が登場。今年は、サンデーサイレンス産駒がいないので、1億円の大台に達するかどうか心配されていたが、なんとジャングルポケット産駒が、いきなり1億円に達した。場内拍手。やはりフサイチである。しかし、セリ上がるには、相手が必要なのであるから、大したものである。小生、諸般の事情により、14時すぎに帰宅してしまったため、史上最高の4億9000万を見逃してしまった。正直、クレイジーであるが、新庄のホームスチールのようなもので、やはりフサイチの力が必要とは、認めざるを得ない。

7月11日(日):大沼→函館→登別:雨
 朝の大沼公園を散歩する予定であったが、遺憾ながら雨が降り続いている。特急スパー北斗にて出発。8Rにスプートニク号が出走しているので、函館競馬場に参戦する。
 しかしながら、久々の函館競馬場のスタンドは老朽化している。ちょっと居場所がないというか、時間のつぶしようがない。普通ならば、なんだかんだとエンターテイメントがあるのだが、何もない。一昔前の、ハギノトップレディをたずねるビデオとかが懐かしい。
 スプートニク号終了。どうも横山典と合わないような感じがする。愛馬の出走が終わると、もはや時間をつぶせない。早々に退場することにする。
 トヨタレンタカーヴィッツ号にて出発する。国道5号を走るのは、久しぶりだが、函館新道が開通して函館市内を抜けやすくなり、高速も、長万部を超えて、国縫まで伸びてきた。長万部で無事にかに飯を入手して、3時間半で、登別へ到着した。
 早々に入浴して、20時に備える。出口調査の結果は、民主党躍進。ただし、前回ほどではないが、開票が進むと、若干、出口調査よりは、自民党有利に票が開くような気がする。期日前投票が全体の1割を超えていることもあり、出口調査の信頼性が少し落ちてきているのではないか?
 惨敗は免れた感のある自民党だが、今回は、実は、徹底した守りの選挙で、北海道、埼玉、東京、神奈川、愛知など、共倒れを恐れて、候補を絞っている。民主党がリスク覚悟で2人たててくるのに対して、共倒れが怖くて、対抗できないわけで、もはや、単独での過半数をとるのは難しいことを認めてしまった格好である。
 それにしても、各局ともに、北海道の開票速報が随所に割り込んでくるのは、いただけない。関東で見ているとローカルとの切り替えがきちんとしているのだが、どういうわけか、北海道の場合、突然切り替わる。他の地域より、北海道の持ち時間が長いようだが、参議院の場合、北海道選挙区1つである。わざわざローカルでやる必要はあまりないように思うのだが、地域毎の票なども発表して延々やっている。ちょっと意味不明である。

7月10日(土):横浜→千歳(上空)→東京→函館→大沼:くもり時々あめ
 1ヶ月ぶりの遠征。5時起床。YCATからバスで羽田空港へ。うし様もマダムの姿もないので、お店も閑散としている。仕方がないので、バナナオムレットを購入して、ラウンジでいただき、久しぶりのJALにて出発する。
 くたびれたジャムボであるが、いかんせん眠いので、早々に就寝する。一眠りして、いよいよ北の大地かと思うと、様子がおかしい。新千歳空港が霧で、着陸できないという。燃料は十分なので、1時間待機するという。あまりにもあんまりなことになってきた。
 今回の遠征は、12日に有休をとって、セレクトセールに参戦する以外は、あまり何も決めないまま、とにかく千歳便を押さえてしまっていたが、直線になって、急遽函館競馬への参戦が決定した。したがって、函館に着陸してくれれば、万々歳なのであるが、待つこと1時間、羽田へ引き返すことが決まった。正直、小生のように、予定が流動的な旅行者は少ないので、機内は、絶望的な雰囲気が流れるが、個人的には、それほど困ることもないので、どんなことになるのかの興味もある。
 11時羽田着。バスになったら暴動が起きるのではないかと思ったが、さすがにゲトに着く。地上係員が乗り込んできて、3ヶ月有効の搭乗引換証なるものを渡すので、あとは、それを使うもよし、払い戻すもよし、好きにしてくれということで、意外とあっさり説明は終了した。ただし、今日の札幌便は、この後もどうなるか自信がないという。
 さすがにこれからまた飛行機に乗るのもシンドイし、明日の函館競馬、滝本、明後日のセレクトセールに備えて、いったん帰宅してしまおうと思ったが、11時45分という絶妙なタイミングで函館便がある。こういうときは、JGCカウンターが利用できるのがありがたい。混乱する乗客を横目に、ガラガラのカウンターで、あっさりとクラスJをゲット。しかも、札幌と函館の正規運賃の差額ということで2000円が現金で返却された。もう一度お店に顔を出すが、うし様もマダムの姿もない。あまりにもあんまりである。
 10番搭乗口で突然呼び出しを受ける。何かと思うと、札幌と函館の差額は、1500円の間違いだったので、500円返してくれという。衝撃的である。千歳に着陸できずに引き返した客をつかまえて、わざわざ呼びだしてたった500円を返金させるとは、さすがJALということなのであろう。
 777のクラスJということで、さすがに快適で、機内では、津島嬢が大沼公園をエンジョイしている。函館駅にて、社台の2次募集。山崎師にすべてを託すことになった。
 特急スーパー北斗で大沼公園へ。涼しいが、軽井沢のような感じで湿気があり、北の大地の涼しさと少しちがう。JR系のクロフォード・インに泊まる。流山温泉にて入浴。かけ流し。じゃらんの全国公共温泉ランキングで8位にランクされたという。
 大沼公園駅周辺、あまりにも何もない。明日の新聞も入手できない。エッジのケーブルを忘れるという大きなミスを犯してしまい、アナログで接続しようとすると、電流が強すぎて、モデムが壊れるというメッセージが表示された。仕方がないので、ロビーのネットコーナーにて、執筆。

7月8日(木):横浜:はれ
 連日の猛暑。早くもぐったりしてしまう。
「イッキマンさんらしき人がいます」
 との報告がある。さっそく行ってみると、ホンモノのイッキマンさんである。同じフロアにイッキマン現る。いかんせんマリーンズの終了が近づいているので元気があるとはいえない。しかしながら、人格者であるところの氏は、ストライキはいけないという。その点、古田選手会長は、かならずしも人格者とは思えないが、過激分子の小生としては、ストライキでもなんでも、この際やってもらいたい。ライブドアを含む2リーグ12球団か、1リーグ10球団かの選択なら、ファンの99%は、前者を支持すると思われる。
 19時すぎには、仕事が落ち着いたが、イッキマンさんの目の前で、早々に退社するのもどうかと思案していると、氏は、すでに退社されていた。

7月7日(水):水戸→横浜:はれ
 水戸といえば、ホリディ・インがおなじみであるが、あいにくブックフルのため、今回は、JRグループのホテルメッツさんのお世話になる。新しいので、部屋は、まずまず快適であったが、朝食は今ひとつであった。
 あまりにも暑い。スーパーひたち号にて帰宅。社台追加募集が近づいているが、まったく検討が進まない。
 オーナー会議に堤義明氏現る。1リーグ・10球団の流れが着々と進んでいるが、「合併反対した選手は、プロテクトしない」とは、近鉄の社長は、本当に話にならない。まぁ、あの程度の人物が社長をやっているから、JR西日本の攻勢の前に、本業もどんどん終了しているのだろう。
 一方、女子サッカー「なでしこジャパン」が、浴衣でお披露目。あまりの好対照に今の野球界には、何かが決定的に不足としていると思わざるをえない。

7月5日(月):横浜:くもり時々はれ
 残業して、22時に帰宅。社台の封筒が届いている。早く開けたいのを我慢して、部屋に入って、着替えをすませ、一段落してから、開封。しかしながら、「まことに残念ですが・・・」
 あまりにもあんまりである。結局、「繋」の常連さんでないと、話にならないということなのであろう。しかし、ミスベルベールがここまで人気になるとはまったくの予想外であった。サンデー産駒でもないし、母も兄弟も活躍しているわけではない。ただ、3000万~4000万クラスの牡馬というのは、意外と少ないのも事実である。安馬が売れ残る一方で、1億円以上の値段がついたゴールドアリュールやローズバドの全兄弟も売れ残っている。
 2次募集といっても、正直、あまり食指の動く馬がいない。やはり、小生は、社台とは一線を画してHBUの藤原牧場にかけるべきなのかもしれぬ。しかし、1200万のタバスコキャット産駒1頭では、荷が思いのも事実である。
 仕方がないので、セレクトセールに購買者登録をすます。1頭まるごと購入すれば、抽選もへったくれもない。

7月4日(日):横浜:はれ
 例によって、早起きしてしまう。選挙期間中の日曜日というと、各紙に、情勢展望が掲載される。昨年の11月は、ココガーデンリゾートで、朝食ヴァイキングをいただきながら、「自民単独過半数伺う」などという沖縄タイムスを読んでいたのだが、今回は、「民主、自民を上回る勢い」とある。ニッカン、日経、神奈川の3紙を購入して、ロイホにて朝定食をいただきながら、ゆっくりといただく。
 「そごう夏市」にてお買い物。財政再建のため、遠征を控えているが、結局、無駄使いをしてしまう。
 BS-iでファイターズ戦の中継がある。しかしながら、幸雄さんまたしても故障。もう無理なのかもしれない。試合の方もあんまりな内容。
 夜は、BS朝日で、「世紀のバイオリニスト夢の競演!~イスラエルフィル60周年ガラ・コンサート」。BSデジタル放送は、なかなか番組が充実している。

7月1日(木):横浜・東京:はれ
 九州で盛大にやってしまったので、疲労困憊しているが、上京して、親しいお客様と一献。接待というわけではなくて、昔からお世話になっている気心のしれた方と楽しく懇談なのであるが、中盤に突然、「馬刺」が注文されてしまった。小生、プライベートでは、こだわりを大切にしているが、仕事には持ち込まない主義である。しかしながら、これだけは困る。これでも一応ホースマンのはしくれである。丁重に固辞させていただく。
 23時すぎに散会して、ゲンダイを購入して帰宅。「自民惨敗41議席」との衝撃的な見出しがある。まぁ、ゲンダイの悲壮な抵抗という感も否めないが、とにかく何とかしなくてはいけないということである。さらに、通勤に疲れた方へのおすすめという企画があり、(1)たまにはグリーン車に乗る(2)朝早く出社してみる(3)手ぶらで出社する(4)帰りに寄り道する、というアドバイスが掲載されている。何のことはない、小生が実践していることばかりである。これで疲労困憊しているようでは、前途多難である。
 東スポの見出しは、「選手会ストも辞さず」。実際、12球団選手会が一致できれば、大きな力になるはずで、ライブドアの登場もそのシナリオの一環という説もあるようである。オリックスと近鉄の出資比率や、プロテクト人数なども着々と決められているようであるが、世論は、絶対に12球団存続の味方につく。ここであきらめてはいけない。とにかく何とかしなくてはいけないということである。


【復刻版】しんちゃん日記(2004/4/1-2004/6/30)

6月29日(火):福岡:はれ
 京セラ、リレーつばめ、八百治と徹底的にやっていたのだが、小生は、一応サラリマンなので、連日、出張先でやりたい放題というわけにもいかない。えらい方々が合流して、中洲で飲む。しかしながら、松田聖子を歌ったのは、ちょっとやりすぎではないかと思う。
 まぁ、そういうことは、八百治の湯で流してしまえばよい。幸いなことに、23時半には、ホテルに戻る。しかしながら、部屋に戻ると、「最終受付23時30分(時間厳守)」と書かれている。あまりにもあんまりである。
 しかしながら、そこは、八百治さんである。23:35に入場が許可されて、無事にこうして日記を書くことができたのは何よりである。

6月28日(月):隼人→出水→福岡:はれ
 6時起床。6時30分の大浴場オープンとともに入浴して、7時にチェックアウト。残念ながら、朝食ヴァイキングをいただく時間がない。「きりしま1号」にて出発、鹿児島中央から、開業日以来の新幹線「つばめ」。出水までは、わずか25分と早い。
 出水からは、肥薩オレンジ鉄道。いわゆる並行在来線第3セクターである。正直、仕事で乗ることになるとは思わなかった。
 無事に仕事を終え、つばめ号にて新八代へ。ここから博多までのリレーつばめは、前回意外と長く感じられたので、うし様おすすめのグリーン車にチャレンジする。意外にも差額は、わずか1030円。しかし、1-2配置の座席は、スーパーシートのようにゆったりしており、しかもガラガラなので、断然ゆとりがある。つばめレディが飲み物をサービスしてくれるのもよい。快適な1時間45分。この1030円は、お得である。クラスJとは全然ちがう。
 とうとう八百治博多ホテルのお世話になることになった。予想外に部屋が広く、きれいである。さっそく八百治の湯にて疲れを癒す。出張時のホテルとしては、まったくもって文句のつけようがない。京セラ-リレーつばめ-八百治と出張とは思えない完璧な日程である。しかしながら、惜しむらくは、すべてうし様の受け売りである。まぁ、よいものはよいのだから仕方がない。開拓するのがうし様の役目であれば、小生の役目は、こうして、全国に広く伝えていくことである。

6月27日(日):横浜→鹿児島:はれ
 出張の前夜移動。目的地は、なかなか不便なところにあり、福岡、熊本、鹿児島のどの空港から入るか検討したのだが、諸般の事情により、鹿児島インに決定。羽田にて、うし様を訪ねるも、商売繁盛のため、オフが開催できず、バナナオムレットを購入して、入場する。もちろん今回もANAである。時間が余っているが、ラウンジに入れないため、村山富一さんでおなじみの「味の時計台」さんに入場する。しかし、よく考えてみると、小生、今日のお昼は、「一蘭」さんであった。北へ西へと胃袋の方も大変である。
 鹿児島行は、当初の14番ゲートが31番ゲートに無念の変更。しかし、その割には、お客さんは多い。バスラウンジへ降りると、なんと福岡行もバスになっている。あまりにもあんまりである。ANAだけで10以上のゲートがあるはずなのに、いったいどこに使っているのだろうか。福岡、鹿児島、宮崎と大型の機材を使う便の出発が重なって、バスが不足していて、各路線にバスが1台しか割り当てられず、鹿児島便も同じバスが5往復もしたため、出発が遅れた。誠に遺憾である。隣では、富山行がオーバーブックになっていて、30分後の小松行&JRで移動する人には、協力金を1万円出すという放送が流れている。ANAに体を慣らすのには、まだまだ時間がかかりそうだ。
 3ケ月ぶりのホテル京セラ。昨日の時点では、新館しかとれなかったのだが、到着すると、すでに宿帳に住所が記載済みで、「本館がおとりできました」
 とうれしそうに話しかけてくれる。さすが京セラである。さっそく入浴して、湯上りラウンジで宗次郎の新作を聞き、うし様のサクランボをいただく。すばらしいの一言である。

6月26日(土):横浜・さいたま:はれ時々くもり
 本来なら、ぐんぐん杯が開催される予定であったが、諸般の事情により、今週も朝から上京する。主宰であるところのぐんぐんさんも諸般の事情により参加できないとのことで、今回は延期された。まぁ、30代も半ばになると、いろいろと諸般の事情があるということなのであろう。もっとも、今日は、気温もさることながら、湿度が高く、ちょうど同じ時期に行われた第1回ぐんぐん杯を思い出させるような、蒸し風呂のような天気だったので、開催されていたらかなりの消耗戦になっていたであろう。
 幸い、15時すぎには、無事に帰宅できたので、アーバンとフットマンで疲労回復に努める。幸雄さんが復帰するもファイターズは、またしてもサヨナラ負け。この試合は、オリックス主催で、東京ドームは4万人。神宮の巨人戦が4万2千人である。この数字を見ても、もうナベツネが何を言っても、相手にする必要はないのではないかと思う。やれるものなら、ぜひ単独で新リーグを結成していただきたい。そうすれば、残りは10球団になり、ナベツネの持論にも合う勘定だ
 夜は、ようやくゴールインした「列島縦断・鉄道12000Kmの旅」を見てから、WBS土曜版。増え続ける観光客年間500万人、移住者年3万人。時代は、沖縄のようである。

6月24日(木):横浜→大阪:はれ
 参議院選挙公示。日頃は、夕刊フジを購入している小生だが、こういうときは、やはりゲンダイである。曰く、「ひょっとするとひょっとするかもしれない。」
 と元気がでてきた。当初は、低投票率&自民圧勝という予想だったが、ここへきてそうでもなくなってきているようである。いったん小泉人気にかげりが見えてくれば、意外と小沢一郎君の豪腕ではなくて、岡田氏のまじめさというのがうけるのかもしれない。
 参議院選挙といえば、UFO党とかの時代が懐かしいが、今回も少数激戦。それでも上田哲先生が健在なのは何よりである。
 のぞみ号にて西下。スーパーホテルCity大阪天然温泉さんに数年ぶりにやってきた。意外にもここは、かけ流しである。大阪近鉄・加藤投手の復活を支えたのもここの湯とのことである。湯上りラウンジにていちごミルクをいただき就寝。
 

6月23日(水):横浜:はれ
 長嶋ジャパンの24人が内定した。1チーム2人の制約は仕方ないとしても、今年の成績というよりは、昨年の予選メムバーを優先して選考したため、ちょっと物足りない感じがある。安藤、岩瀬、石井、小林雅というリリーフ陣は、昨年は抜群の信頼感があったが、今年は、全員今ひとつである。松坂、上原、和田に岩隈を加えた先発陣に期待するしかなさそうである。ファイターズからは、金子が追加。新庄の方が、本番で活躍しそうだが、外野は、他にも有力メムバーが揃っているので、まぁ、やむをえないのだろう。阪神からは、藤本が追加されたが、どうみても今岡の方が上ではないかと思う。まぁ、いかんせん、監督が決まっていないのだから、どうしようもないとも言える。ある意味絶対に負けられない戦いは、昨年の秋の予選であって、本番は、お祭りなのかもしれない。
 ヒルマン監督が、ナベツネ批判。しがらみがない立場であるから、徹底的にやるべきである。
 カネやんが、合併問題に対して、「球団を増やせばいい」と発言。さすがである。なんだかんだいっても、カネやんということなのだろう。

6月20日(日):横浜:はれ
 別に目覚ましをかけたわけではないが、6時に目が覚めてしまったので、全米オープンの中継を見る。しかし、6番くらいからずうっと見ていると、見ているだけでも疲れてくるような難コースである。プレーしている方はたまらないであろう。そんな中でも、丸山は、同じ組のミケルソンとともに我慢のプレーが続いていたが、最後の最後18番でダブルボギー。スタジオも含めて、あまりにもあんまりな雰囲気が漂ってきたのだが、そんな中、青木功さんのインタビューで、丸山もスタジオも視聴者も救われた。さすがは、世界の青木功さんである。
 早起きしてしまったので、ロイヤルホストで朝食をいただき、そごうで買い物して、シーバスで帰宅して昼寝。
 うし様来浜。ナナイロノキセキとドラゴンシャンハイのダブル勝ち祝い開催。まったくもってすばらしいことであるが、ナナイロノキセキは骨折し、ドラゴンシャンハイも放牧に出てしまっている。ハマのグルメに愛されて31年という関内の「関内苑」へ行くと、橋本聖子さんの写真が飾ってある。やはり、マルゼン橋本牧場ということなのであろう。レジには、市長や大魔神の写真とともに、青木功さんのサインが飾ってあり、「世界の青木プロ」と書かれている。さすがは、世界の青木功さんである。格が違いすぎる。

6月19日(土):横浜・さいたま・東京:はれ
 所用のため、本日も上京。ストロングメモリー3着。スプートニク大敗。ナナイロノキセキがデビュー戦快勝後骨折という衝撃的な状況の中で、今年の資金のさらなる上積みを期待したのだが、なかなかうまくいかない。
 このところ忙しくて、近鉄とオリックスの合併問題について書くひまがなかったが、まぁ、このくらいのショックがないと、野球界の改革は進まないと思うので、災い転じて福となることを期待するしかない。ただ、5球団でやるか、もうひとつ合併して、1リーグ10球団でやるかの選択肢しかないような報道が多いが、参入障壁さえ低くすれば、潜在的に野球チームの需要はあるはずで、サッカーのように安い給料で弱いチームをいっぱい作ってもよいと思う。NOMOベースボールクラブとかでもよいのではないか。高橋ユニオンズのように負け続けるのもまた一興である。ただし、根来氏では何もできないのだろう。
 IP電話が開通。050で始まるやつである。ここにきて、いろいろと環境が整ってきた。

6月16日(水):横浜→佐賀→福岡→横浜:はれ
 中2日で再び羽田空港へ。早朝の空港は閑散としている。残念ながら、うし様の姿はなく、マダムの姿もないので、バナナオムレットのみ購入して、早々に入場する。
 ANA451便にて、佐賀へ飛ぶ。正直、佐賀空港を利用することになるとは、夢にも思わなかった。大館能代、石見などとともに一生使わない空港のひとつと思っていたが、佐賀に11時前に着くには、7:55発の便が断然便利である。遺憾ながら、33番登場口よりバスにて出発する。エアバスA320というには、海外で乗ったことがあるような気もするが、やはり違和感がある。しかも読書等が壊れている。恐縮したCAさんが、「お好きな席に移動してください」
 というくらいガラガラであったが、佐賀駅に到着したのは、8時発の福岡便とかもめ号を乗り継いだ上司よりも一応30分だけ早かった。
 帰りは、かもめ号で博多へ。あいにく、みどりとハウステンボスを併結した”白くないかもめ”であった。佐賀駅で、3人で特急券を購入しようとすると、駅員氏曰く、「4枚きっぷ」を買って、1枚捨てた方が安いという。衝撃的である。しかし、出張精算のことを考えると、実在しない人の切符を買うわけにもいかず、結局、正規料金でバラバラに買うことになった。まじめな駅員氏は、「せっかく、安い切符があるのに」
 と、憮然とした表情である。気持ちはありがたいが、売り上げ増に貢献しているのだから、そこまで怒らなくてもという気もする。
 天神で一献して、ANAスーパーシートにて帰宅。もちろんスーパーシートは自腹であり、差額4200円というのは、残念ながら、出張の日当よりも高い。しかしながら、新ターミナル開業に向けて、そろそろANAに体を慣らしていく必要がある。

6月15日(火):横浜:はれ
 朝、出社してみると、昨日放り出した仕事が大変なことになってきた。さらに新たにトラブルも発生して、てんてこまいである。お昼を食べるヒマもなく、「名作」と「白い恋人」だけで、22時まで業務が続行する。一応、小生の名誉のために言っておくと、昨日、TCKに参戦していてもいなくても、トラブルが起きたのは同じなのであるが、「昨日でツキを使い果たした」「バチがあたった」と言われると返す言葉がない。
 本日の船橋競馬の交流競走には、ラピッドストリーム号が出走していたのだが、勝ち馬から4秒離されるブービー。すべてが昨日とは違いすぎる。

6月14日(月):横浜・東京:はれ
 日ざしは強いが、湿度が低く、からっとした好天。滝本で入浴して徹底的にやってきたとあれば、しばらくは、仕事に専念すべきなのであろうが、よりによって、歴史的な一戦を迎えてしまった。ナナイロノキセキ号デビュー。実は、留守をあずかる後輩が風邪でダウンしてしまい、小生が留守番するはずであったが、そうもいかないので、周囲の人に少しずつ借りをつくって、14時には、会社を後にする。
 単勝1.3倍。圧倒的人気を背負う。パドックの気配などは、のんびりしていて、物足りないものがあったが、まぁ、メムバーが違うことを信じるしかない。これほど勝って当たり前というレースもあまり記憶がないが、すべては、1勝から始まるのである。
 ゲートが開いた瞬間、1頭落馬。心臓が凍りそうになったが、落馬は、隣の馬だったようだ。持ったままで、外目外目を通り、10馬身差の圧勝。まずは、ホースマンへの歴史的扉が開いた。

20040614

6月13日(日):登別→千歳→横浜:はれ
 6:45起床。サイスとお弟子さんは、いかにも朝風呂に入らずにギリギリまで寝ていそうなので、ひとりで朝風呂に行き、露天風呂でゆっくりする。今日も好天に恵まれ、さわやかな朝の空気、そして緑が美しい。毎週のように遠征しているとはいえ、やはり、滝本は別格である。心の底からリフレッシュするのがわかる。朝食ヴァイキングをいただく。意外にも、サイスさんは、朝だけで2回入浴した、小生はというと、トイレにしゃがむハメになってしまった。調子に乗って、昨日から食べ過ぎた感がある。しかも、ウオシュレットになれているだけに、お尻が痛くなってきた。これから、乗馬というときに、お尻が痛くなるとは、あんまりである。
 10時チェックアウト。しかしレシートを見ると、1泊2食3名の他に、夕食4500円*1というのが加算さている。いったん引き返して、確認すると、宿泊しない人の夕食代ということが判明するが、うし様は、滝本インに泊まっているので、1500円に訂正された。しかし、うし様に電話すると、氏の分は、当然のように氏の宿泊代に課金されているので、サイスさんが1500円払う必要はないわけで、再度引き返して訂正された。
 バンダナさんへ行く。ムツゴロウ風のおやじさんがひとりで経営している乗馬クラブである。馬20頭、犬5匹、ネコ10匹、うさぎ3匹。ミニ動物王国である。まぁ、実際に一度行ってみるとかなり衝撃を受けるとは思うが、素人でも外で乗らせてくれる。予想外に繁盛していて、今回は、お弟子さんが我々の先導をしてくれることになったが、以前、ラフィアンに勤務していたという。すばらしい。昨年は、ハミ受けの悪い馬で苦戦したが、今年のローズ号は、実におとなしくて、楽である。昨年よりは、だいぶ余裕があって、ゆっくりと北の大地の乗馬をエンジョイすることができたのは、何よりである。
 馬から降りて、動物に囲まれて、サービスのジュースをいただき、くつろぐ。北の大地の自然を満喫していると、正午のニュースがラジオから流れ、大阪近鉄終了の知らせが飛び込んできた。突然、都会の現実に引き戻されたような気分であるが、こういう流れになってくると、ファイターズが、一足に北の大地に避難していたのは、実に大きい。
 オロフレ峠、美笛峠というおなじみのルートで千歳へ抜けて、これまた15年連続30回目くらいのノーザンホースパークへ。今さら来ることもないのだが、どうしても立ち寄ってしまう。ちょうど社台のツアーが開催中で混雑している。心配された馬車は、1頭立ての小さな方だけが運行していたようである。
 もう1泊するサイスさんたちに新千歳空港まで送ってもらい帰宅の途へ。予約より一本前の便のキャンセル待ちで、クラスJの非常口座席がとれたため、実に快適であった。北の大地でリフレッシュしたところで、いよいよ明日は、ナナイロノキセキ号が、TCK3歳18万下でデビュ-する。負けられない戦いである。

20040613

6月12日(土):横浜→千歳→静内→登別:はれ時々くもり
 5時半起床。いつものようにYCATからバスで出発。3週間ぶりの羽田空港は、バーゲンフェア期間でもないのに、早朝からかなりのにぎわいである。自動発券機が行列しているので、JGCカウンターのお世話になると、サイスさんから電話があり、「まい泉」は、購入しておいてくれるという。
 JAL1005便にて北の大地へ飛ぶ。もちろん満席である。やはり、時代は、よさこいソーラン祭りということなのだろうか?北の大地を支持している小生だが、残念ながら、この祭りについては、あまり理解できていない。しかし、HBUのセレクトツアーに参戦すると毎年重なってしまうのだ。
 ダンナであるところのサイスさんは、ニッポンレンタカーさんを愛用している。しかしながら、前回のコルトに続き、またしても三菱自動車。今回は、ランサーディア号のお世話になるとは遺憾である。
 早来から鵡川へ抜ける裏道を経由したため、毎年立ち寄るコンビニは通過して、一気に静内へ。まずは、村山富一さんでおなじみの味の時計台さんへ。しょうゆラーメンをいただき、WINS静内へ。昨年とまったく同じコース。WINSは閑散としている。国営競馬の馬券は、めったに買わないので、まったくひらめくものがないが、パドックの映像を見ていて、中京の6Rにいい馬がいるな、と思うと、HBUの勝負服を来た騎手が騎乗した。その後の調査で、ダンナのHBUの最後所有馬であることが判明。しかも見事に勝ち上がって、2戦2勝となったようである。あまりにもあんまりである。ちなみに、ここでいうダンナとは、サイスさんとは別人である。ザッツザプレンティでおなじみのダンナのことである。
 恒例の1歳馬展示会は、社台のツアーとは異なり、雑然とした雰囲気の中で、のんびりと始まる。馬匹改良は、遅々として進まないが、価格だけは下がってきた。しかし、エサ代は、同じであるから、ある程度の結果を出してくれないことには、話にならないのもたしかである。毎年、もうやめようとも思うのだが、なんだかんだとツアに来てしまい、目の前で見てしまえば、1頭くらいは欲しい馬がいるものである。スプートニク号でおなじみの藤原牧場は、HBUの中では、数少ない信頼できる牧場である。タバスコキャット*テンザンミラーの牝馬を購入。父母の実績を考えれば、1260万の価格は、リーズナブルと思われる。関西・藤原英厩舎。昨年社台で購入したグラスワンダー産駒も同じ厩舎である。ご縁があるようだ。まだ若い調教師だが、今後の活躍を期待したい。
 サイスさんも、サイスさんのお弟子さんもそれぞれ購入を済ませて、235号線を北上する。この帰り道は、毎年眠くなるが、お弟子さんががむばって運転してくれたため、無事に17連続30回目くらいの登別温泉に到着した。
 うし様来る。さっそく4人で入浴する。夕食は、第一滝本館のヴァイキングである。滝本インとは雲泥の差である。登別に来れば、小食の小生でも人並みには食べる。最後のおはぎまでゆっくりといただく。まぁ、正直、滝本の湯に入って、湯上りのヴァイキグで食欲がないようになったら、人生ももうおしまいであろう。
 22時から再び入浴。館内は、全館満員であるが、特にナントカ金属さんの50周年記念旅行が盛大に行われており、全国から社員が集結している。クラブをはしごして、徹底的にやっている役員もいれば、次期工場長問題について、熱く語りあう社員もいる。まぁ、浮き沈みの激しいこの世界で、50年会社が続くことは、すばらしいことであり、滝本で徹底的にやるべきであろう。小生も、かき氷とラーメンをいただいて就寝する。

20040612

6月10日(木):横浜・東京:くもり
 自由が丘にて、オフ開催。カンコ氏、るいさん、サイス氏。天童の人間将棋問題のような高尚な話題もあったが、結局のところは、フランク問題、カタマリ問題という25年前の議題に収束せざるを得ない。しかも気がつけば1時半である。都内から横浜までタクシーに乗るのは、かなり久々である。運転手氏は、
「最後にいいお客さんがついた。横浜に行くのは、5年ぶりくらいだ」
 と上機嫌である。みなとみらいまで、第3京浜経由で22分と速い。9990円。一応、
「釣りはいらないよ」
 と言ってみたが、たかが10円である。

6月6日(日):横浜:あめ
 関東甲信越地方、梅雨入り。ボーナスサンデーということで、散髪して、スーツを購入して、無線LANを構築する。1LDKで無線LANでは、あまり意味がないのであるが、これからの季節、バルコニーでくつろぎながら、パソコンが使えるのは、魅力的である。
 うし様来浜。ランドマークプラザへ。Y子さんでおなじみの喫茶店が、残念ながら閉店していたので、コーヒーショップでケーキをいただく。しかしながら、現地解散しようとすると、駐車場がわからないという。仕方がないので、駐車場まで行くと、クルマの場所がわからないという。小生はB1だと思うのだが、B2だという。さらにトイレに行きたいとのことで、ランドマークホテルに戻る。あまりにもあんまりである。しかし、実は、小生も以前、ここでクルマを見失い、盗難と思い途方にくれたことがある。呆然として、うろたえていると、奇跡的に救援車が登場した。不審な者と思われたフシがあるが、さすがは、三菱地所ということなのであろう。

6月4日(金)-5日(土):横浜・さいたま:はれ
 金曜日夜、入社以来お世話になっていたえらい人が定年になるので、送別会が開催される。小生が幹事を務めることになり、えらい人の会でもあるので、思い切って、鉄人の店で開催することになった。高島屋8階の「中村孝明YOKOHAMA」さんである。まぁ、鉄人といっても、道場六三郎さんに比べると、取りこぼしが多かったというか、番組そのものがピークを過ぎてからの感はあるのだが、とにかく鉄人には違いない。一番安いコースでもけっこうなお値段になった。ちなみにもちろん鉄人は、登場しない。
 その後、場所を変えて、1時半まで飲み、終電はないので、帰れなくなった同僚を拙宅に迎えて、5時まで語る。ほとんど徹夜である。こんなのは、ボーリングとカラオケを盛大にやっていた3年前以来である。
 諸般の事情により、本日も上京しなくてはいけないので、4時間ほど仮眠して出発。いったん帰宅して、みなとみらいホールにで、「6thアニバーサリーコンサート」。しかし、横浜開港150年にちなみ、アメリカ音楽をとりあげたまではよいが、クラシックのはずが、半分ジャズのコンサートになっている。ちょっとあんまりである。

6月2日(水):横浜:はれ
 横浜は、開港祭。小学校などは、お休みになっているらしい。夜は花火大会。当初の予定がやや遺憾なことになったが、ゆうぞう氏、M君、F女史、I嬢らを招いて、花火を見る会が開催される。
 何ぶん初めてのため、本当に見えるのか?という心配があったのだが、予想以上に条件がよく、大好評であった。しかし、ベランダのサンダルだけは、何とかした方がよいとの厳しい指摘があった。
 
5月31日(月):横浜:はれ
 未明より、F1の中継。学生時代は、にわかファンの小生も、中嶋に声援を送ったものだが、いかんせん日曜日深夜であり、ここ10年くらいはほとんど見ていない。しかしながら、佐藤琢磨が、フロントローからのスタートとあっては、力が入る。3位スタートの前々回は、中継の前に、ホームページなどで結果がわかってしまったので、今回は、スポーツニュースも見ないで、万全の態勢で望んだ。
 しかるに、表彰台確実となった、ところで、2位を狙って勝負をかけて終了してしまった。あまりにもあんまりである。あそこでなお攻めるような性格だからこそ、世界を相手に戦えるのであろうが、今回のところは、まず表彰台を確保して欲しかった。
 今日も真夏の暑さ。今日は、世界禁煙デーらしい。小生は、タバコを吸わないが、昨今の禁煙一色の風潮を深く憂慮するものである。(ただし、歩きタバコは、純粋に危険なので、やめて欲しいと思っている)51%以上の人がタバコを吸わなくなったからといって、他人にも禁煙を一方的に押しつけられるような世の中は困る。ニュースでは、タクシーの受動喫煙の問題を取り上げ、運転手の肺がんの率が高いことを指摘していたが、どんな職業にもひとつくらい、職業柄、なりやすい病気はあるものだ。
 自分は好きなことをしているのだから、他人のやることには、もう少し寛容になってもらいたい。酒飲みが肝臓を壊そうが、ギャンブラーが破産しようが、その人の勝手であり、周囲にとやかく言われたくない。

5月30日(日):横浜:はれ
 予報がはずれて、真夏のような天気。今日は特に予定もなく、海辺のリゾートホテルに滞在しているような気分である。
 スプートニク号2着を確認してから、ヨドバシカメラへ。まずは、H”の機種変更。待望の新機種が出たので、これは予定通りである。operaブラウザ搭載。とりあえず、掲示板への書き込みが可能になった。しかしながら、内臓カメラ10万画素というのは、あまりにもあんまりである。久々の機種変更であるが、使いこなすには、かなり時間がかかりそうである。
 問題は、テレビである。せっかくアンテナが来ているのだから、BSデジタル放送を見たいのだ。小生、そもそもあまりテレビは見ない方だが、BSデジタルの方が、小生向きの番組が多い。7万円でチューナーを買うくらいなら、テレビを買い換えたいところである。とはいえ、液晶の大型のものは、さすがにそれなりのお値段である。テレビといえば、数年前には、34型ブラウン管テレビ問題というのがあったが、もちろんそんな大きいものは、いらない。
 少し古いモデルの22型と最新モデルの26型で延々迷ったあげく、10万円安い前者を購入。「梱包時15キロ。持ち帰りOK」というのだが、あまりにも重くて、タクシーを拾うまでに死にそうになった。ちなみに34型のブラウン管テレビは、当時80キロくらいだったと記憶している。
 さっそくBSフジで「競馬大王」を見る。今日は日本ダービーである。沈滞する日本競馬に風穴をあけるべく、北の大地からやってきたコスモバルク。ラフィアンの岡田氏、ホッカイドウ競馬の田部師と五十嵐騎手。応援しないわけにはいかない。ダービーでの単勝1万円1点買いは、河内にダービーをとらせたかったアグネスフライトのとき以来。
 しかるに、1000m57秒台で飛ばすペースメーカーの僚馬マイネルマクロスを3コーナーで交わしに行ってしまった。いくらなんでも無理である。4コーナーで失速してしまう。これを早めに交わしたキングカメハメハ。これでもまだ早仕掛けかと思ったが、そのまま押し切る。2分23秒3の驚異のダービーレコード。ノーザンファームのマル外が勝って、社台ファームのサンデーサイレンスが2、3着。あまりにもあんまりである。須田さんが番組でも言っていたように、安藤勝さんが勝ったのがせめてもの救いではあるが、北の大地からの夢の挑戦はかなわなかった。日本競馬の新たな夜明けは遠い。

5月26日(水):横浜:はれ
 先週末の日記で、小泉首相、あそこまで酷評されなくても・・・というようなことを書いたところ、共感のメールをいただいたが、実際、世論調査では、けっこう支持されていたようで、家族会への批判も増えているようである。もちろん家族会の方には、言いたいことは山のようにあるとは思うが、いきなり「最悪の結果」というあの一言に違和感を感じてしまったことはたしかである。
 あいかわらず、日本のマスコミで不満なのは、アメリカとの犯罪人の引渡し条約のない国が具体的にどこなのか、とかそういうことをなかなか報道しないことである。何かの新聞で読んだところでは、中国とロシアくらいしかないようであるが、だとしたら、他に条件を出しても仕方のないことになってしまう。一方で、厳密には、引渡し条約は、ジェンキンスさんが日本に来たからといって、即、アメリカの引渡し要求に応じなくてはいけないというものでもないようである。このへんの素人では、よくわからないところをじっくり解説してもらいたい。
 ファイターズ敗れる。日記の読者から、小生は、ファイターズの番記者なのか?という質問があったが、残念ながらそういうことはないようである。
 男子バレー敗れる。よくもまぁ、3試合続けて、フルセットで終了するものである。あまりにもあんまりとしかいいようがない。
 日高ケンタッキーファームでおなじみの白井民平さんが自殺。あまりにもあんまりである。
 原油価格の値上がりで、JALは、国際線のみ値上げするという。国内線は、JASと合併するときに、値上げしないことを公取委に約束したから、値上げしないという。一見もっともなようだが、独占状態の国際線を値上げして、ANAという競合会社がある国内線の方を値上げしないということが許されるというのも、ある意味ヘンである。

5月25日(火):横浜:はれ
 歯医者に行く。いよいよ今日は、最大の難関であるところの「型取り」である。型をとるのが、なぜそんなに大変なのか?と理解に苦しむと思うが、「オェッ」となってしまう人には、これは大変なのである。
 先生は、一見小宮山風であるが、幸い、非常に理解がある人で、椅子の角度を起こしてくれたり、型取りの器具を自分で持たせてくれたりと配慮がある。人に突っ込まれるのと、自分で持つのでは、ずいぶん違うのである。
 上、下と2回あるので、最後は、一杯になりかけたが、どうにか持ちこたえた。週末に北の大地に行ってきたばかりで、胃の調子がよかったのも好材料であった。しかしながら、歯医者の予約をとるのに、北の大地の日程も考慮しなくてはいけないのだから、我ながら大変である。
 男子バレー終了。中国戦に続き、第5セットで力尽きるとはあまりにもあんまりである。生で中継を見ていなくて、ある意味よかった。しかし、小生の子供の頃、男子バレーが世界と戦えていた最後の時代、不動のエースは田中幹保であった。その田中幹保監督で、何とかもう一度世界と戦えるチームをと思っていたのだが、甘くはなかったようである。
 ANAが、長嶋監督の代役にCMに一茂を起用するという。しかしながら、JALは、松井である。長嶋さんなら、松井よりまだまだ5枚くらいは、格上であると思うが、一茂では、100枚くらい格下である。

5月23日(日):帯広→東藻琴→女満別→東京→横浜:はれのちあめ
 6時起床。本来なら昨日中に阿寒湖あたりまで行っておくべきところであり、早々に出発しないと間に合わない。阿寒湖も摩周湖もパスして、ノンストップで200キロを走って、1年ぶりの藻琴山公園に到着した。
 小生が日本で一番おすすめの観光ポイントである藻琴山公園のシバザクラ。3回目の今年も天気に恵まれ、しかもちょうど満開。さすがにだいぶ知名度もあがってきたようで、かなり混雑しているが、秩父あたりとはちがって、広々としているので、まだまだ余裕がある。惜しむらくは、一番いい場所に老朽化した温泉宿があることで、これを移設して、リニューアルすれば、ずいぶん雰囲気が変わるとは思う。演歌のど自慢なども、地元の人向けとしてはよいのだろうが、富良野をめざすのであれば、もう少し別の方向性がありそうではある。いずれにしても、北の大地の大きな財産であり、これからも大切に育ててもらいたいものである。
 女満別からの帰りは、スーパーシートに乗る最後のチャンスであったが、あとわずかというところでブックフルになってしまった。
 TCKに参戦。ダイヤモンドターンにて、ステーキをいただく。
 突如PRIDEに参戦した玉海力、なんと1R18秒でKO負けとは、あまりにもあんまりである。

20040523

5月22日(土):横浜→千歳→帯広:くもり
 小泉首相の出発で慌しかったであろう羽田空港から3週間ぶりの北の大地へ向かう。バーゲンフェア期間でもあり北の大地へは、臨時便も出ており、9:00、9:20、9:35とすごい頻度である。
 11時すぎに空港へ到着すると、すでにダンナがひとつ前の臨時便で到着している。今回は、直前まで日程が未定だったため、オリックスレンタカーのお世話になるが、なんと三菱コルトである。まさか三菱自動車とは思わなかったが、北の大地なら、ホイールがはずれても、キツネを直撃するくらいで許されるかもしれない。
 社台ファームさんへ。オークスを翌日に控えているが、例によって余裕がある。今年の募集馬を中心に見せていただく。アグネスタキオン*レッドチリペッパーの筋肉がすごい。地方オーナーズでは、ホワイトマズル*セーヌリバーがよさそうである。
 ダンナと千歳駅で別れて、鈴木宗男さんでおなじみの道東道を東へ。一般道に戻って、路肩に雪の残る日勝峠は霧。なんとか20時に帯広は、みどりヶ丘温泉サウナビジネスホテルさんに到着した。温泉は、かけ流し。和室8畳で、インターネット接続OKで、5250円。このクラスの宿に泊まるのは久々であるが、お買い得ではある。
 たまには和室もよいものである。バレーボール勝利を見届けた後は、小泉訪朝のニュース。家族会に徹底的に酷評されている。歴代の総理が何もしてこなかったことを考えれば、ここまで言わなくてもいう気もしなくもない。しかし、ジェンキンス氏の問題は、あまりにもあんまりなことになってきた。北朝鮮云々ではなく、日米問題であり、最後は、家族の問題になってしまう。小生が、言うのもナンだが、夫婦と親子の関係はちがうだけに、曽我さんが気の毒としかいいようがない。

5月17日(月):横浜:くもり
 会議続きで仕事がたまりがちな月曜日であるが、テレビタックルに間にあうように退社すると、小沢一郎君が民主党の代表を辞退するという衝撃的なニュースが飛び込んできた。小泉首相と同様に、加入義務づけられる以前に未納期間があったということで、正直、大した問題ではないと思うが、同じ立場の小泉氏を追い込むためには、やむを得ないということなのであろう。それにしても、あまりにもあんまりである。夏の参議院選挙は、小沢一郎君の最後の勝負として、大きな期待を持っていたのだが、もはや何の楽しみもなくなってしまった。今では、ただのご意見番となってしまった羽田前最高顧問の、「小沢という人材を失うのは、大変な損失だよ。」
 との言葉が空しく響く。梯子をはずされてしまったという点で、加藤の乱以来の空しさを感じる。
 この任意加入期間の問題については、意外なことに、共産党が理解を示している。国会議員になる前や、国会議員になってからの任意加入期間については、未加入でも別に政治責任は発生しない。したがって、小泉氏の責任も「不問」と市田書記局長が、はっきり示している。ある意味当然ではあるが、非常に意外な発言である。さすがに、一本筋が通っているとはいえよう。

5月16日(日):横浜・東京:くもり時々あめ
 サンデープロジェクト冒頭、田原総一朗が、国民年金未納を釈明。まぁ、正直、独立して会社を設立する時期の数ヶ月というのは、やむを得ないとは思うが、調べればすぐにわかるのだから、政治家を攻撃する前に、なぜさっさと調べておかなかったのかという疑問は残る。ぜひ、名誉回復した菅直人氏あたりに、先週の仕返しに、田原氏を徹底的に攻撃してもらいたいところだったが、なぜか今日のゲストは塩爺である。曰く、「政治家にしても、田原さんたちにしても、国民年金の金額なんかわずかだと思ってあてにしてないから、加入も忘れるでしょう。普通の人とは、そこの感覚が違う。」とのことで、まったくもっておっしゃるとおりである。まぁ、しかし、塩爺にまるくおさめられているようでは、田原氏も情けない。
 アウトバックステーキハウスにて、うし様の勝ち祝いが開催される。ここは、東京の中の外国である。ステーキ、ベークドポテト、巨大なチーズケーキ。

5月15日(土):横浜・東京:はれ
 さわやかな初夏の陽気となった土曜日。遠征日和である。ヤフーBBスタジアムで、バルボンさんの野球教室を楽しむもよし、あるいは、久々に淀競馬場で吉野家をいただくもよし。いずれにしても、朝日を右側に受けながら、早朝のYCATを出発する予定であったのだが、誠に遺憾ながら、遠征は中止となった。あまりにもあんまりである。急遽単独参戦となったうし様には、申し訳ないが、オープンを勝ったのだから、まぁ許していただこう。
 菅直人氏の国民年金未納は、実は、市役所側の手続きミスであったことが正式に発表された。しかしながら、記事はあまりにも小さく、すでに時代は小沢一郎君である。あまりにも気の毒である。

5月14日(金):横浜:くもり時々はれ
 いよいよバレーボール日韓決戦。しかも4戦全勝同士で勝てば五輪出場決定という絶好の舞台での対決である。19時には退社せざるを得ない。
 第1セット開始直後だけは、ちょっと苦しんだようだが、帰宅したのは、その直後だったので、終始安心して見ていられた。これほど楽に見られる韓国戦というのは、いつ以来であろうか。10数年前までは、女子バレーの目標は、メダル獲得であって、韓国に勝つことではなかったのだ。その頃は、ナショナルチームといえば、サッカーでも野球でもなくバレーボールであった。
 バレーボールといえば、ダンナである。初戦のイタリア戦に勝ったときに、ダンナに聞くと、
「監督がまともな人になったから」
 という答えが返ってきた。一見、これまでと同じような精神論をとなえるオヤジのように見えるが、実は、データも重視しながら、計画をたててチームを整えて、17歳から34歳まで、速攻あり、バックアタックありのすばらしいチームを作り上げてくれた。久々に五輪本番でも楽しめそうである。

5月11日(火):横浜:はれ
 東京は真夏日。しかしながら、うし様は突然北の大地である。週末の関西遠征計画でカモフラージュしておいて札幌ドーム参戦とはあんまりである。
 イッキマンさん復活。やはり、38歳の小宮山が復活した以上、イッキマンさんも復活せざるを得ないということであろう。しかしながら、ジョニー黒木は復活しなかった。まぁ、格が違うということなのだろう。一方で、ぐんぐんさんは、胃カメラである。小生はといえば、胃の調子が悪く、今日も歯医者の治療がわずか5分で打ち切りとなった。とても型をとれるような状況ではない。胃カメラなど想像するだけでも終了である。
 年金法案が可決されている間に、アメリカ兵の虐待や、サマワでオランダ兵が死亡している。福田氏、菅氏以上に、ラムズフェルド氏こそ辞任すべきではないかと思うし、小泉氏の立場も本来なら苦しくなるはずであるが、人質の解放以降、国民の関心も薄れている。あいかわらず運がよいということなのであろう。
 民主党の代表選びが混迷している。選挙前であるから、小沢一郎君以外にあり得ないと思うが、どうなるのかよくわからない。とにかく分裂だけはしないでもらいたいものである。民主党の総会みたいなものを見ていてなんとなくおもしろいのは、執行部の若手が、いかんせん知名度やカリスマ性がまだまだ物足りず、羽田氏とか、江田氏、鹿野氏、米沢氏、石井氏、海江田氏など、一丁あがりになっている顧問的な人たちの方がある意味魅力的なところである。長老というにしては、実はまだ若く、自民党なら、バリバリの総裁候補世代と思うのだが、まぁ、このへんの方々が一線に復帰することはないのであろう。ちょっと気の毒な感じがしなくもない。

5月9日(日):横浜・東京:くもりのちあめ
 午後から湘南新宿ラインで上京。新宿のコンランショップさんに寄るが、特に欲しいものも見当たらないので早々に撤退。ビックカメラさんにて、液晶TVとH”の新機種を検討してから、にいむらさんにてうし様と合流してしゃぶしゃぶをいただく。
 ひとしきり、菅直人君を酷評して、小沢一郎君の最後の勝負への期待について語りあい、遠征の計画を検討する。何しろ手元不如意のため、今週は、めずらしくおとなしくしていたが、やはり遠征の計画だけでも進めないと、体調もよくなってこない。神戸遠征といえば、バルボン氏の野球教室が思い出されるところであるが、なぜか、神戸のホテルが徹底的に満員である。やはり、みんな天然芝とバルボンさんということなのであろう。
 仕方がないので、大阪ということになるが、大阪に泊まるというのは、何とも食指が動かないところである。しかしながら、リンクスさんが、実は、「かけ流し」という意外な事実が判明して結論が出た。
 バレーボールは順当に2連勝。あとは、F1で3位スタートの佐藤を久々に夜更かしてでも見ようと思っていたら、いきなりニッカンのHPで結果が・・・あまりにもあんまりである。

5月8日(土):横浜:くもり時々はれ
 前夜は、めずらしく会社帰りに飲んだのだが、6時に目が覚めてしまう。しかし、二度寝すると、10時半になっている。府中6Rに参戦するには、ギリギリの時間である。しかしながら、なんとなく億劫になり、ゴロゴロしているうちに時間がすぎる。愛馬2頭が人気で出走、気候もよい土曜の府中に参戦しないようでは、我ながら、話にならない。しかも、うっかりしているうちに、TVKの中継を見逃してしまった。スプートニク号大敗。まぁ、オーナーがやる気ないので、馬も走らないのかもしれないが、芝をつかってもらいたい。
 ファイターズ戦の中継を見るが、これも見苦しい大敗。みえみえのダブルスチールで1点をとられるあたり、西武の本領発揮といえばそれまでだが、実に情けなかった。開幕直後のメムバーに比べると、坪井、SHINJO、幸雄さん、小笠原が欠場している。ちょっと話にならない。
 ストロングメモリー号も1番人気で4着。府中に行かなくてよかったということか。だらだらと1日すごして、最後は、バレーボール最終予選。最大の強敵イタリアをふりきって勝利。ワールドカップから半年で、さらにパワーアップしたようだ。これで、五輪出場はほぼ当確だが、本番でも久々にソコソコ楽しめそうな感じがする。

5月5日(祝):伊豆高原→横浜:あめのちくもり
 連休最終日。早めに帰京して、のんびりくつろぐ。「いい旅夢気分」でも見ようかと思っていると、BS-2で「列島縦断鉄道12000kmの旅・最長片道切符でゆく」なる番組を発見する。2時間番組で、ゆっくりと全国の旅を見られるのかと思っていると、まずは、宮脇俊三先生の書斎のVTRなどから始まり、東大鉄研による最長ルート探索など、延々とマニアックに展開する。
 最初に最長片道切符の旅を実行した人として、いきなり元連合会長の鷲尾氏が登場したのも衝撃的であった。
 残念ながら、旅は、明日出発で、この後、延々と続くようである。旅の模様は、BSハイビジョンの方で中継されるようである。いよいよテレヴィを買い換える必要があるのかもしれない。それにしても、最近のNHKは、全国特急列車の旅とか、そんなような番組が妙に多いような気がする。時代は、鉄道なのだろうか?

5月3日(祝):横浜→伊豆高原:くもり時々あめ
 連休後半。踊り子号にて伊豆へ向かう。正月同様、自由席で何とかなると思っていたが、さすがに今日は混雑している。熱海までは、修善寺行きの編成に乗り、熱海で下田編成に乗り換える。喫煙席しか空席がないが、踊り子号は、実は窓が開くのだ。特急で窓が開くのは、踊り子号と先日鹿児島で乗った「はやと風」くらいしかないらしい。車中で、温泉教授の本2冊目を読了する。結論としては、やはり登別ということのようである。
 伊豆高原から、送迎バスにて赤沢温泉館へ。温泉教授の本を読んだ後に、循環の温泉施設へ行くのは、ちょっと抵抗がないわけではないが、アド街ック天国でも紹介された景色のよい露天風呂がある。大混雑であったが、今日は、天気が悪く、眺めが今ひとつであったのが、残念。

5月2日(日):札幌→東京・横浜:はれのちくもり
 朝風呂、朝食。朝食ヴァイキング会場には、「パフォーマスンテーブル」なるものがあるが、もちろん何のパフォーマンスもしてくれない。10時チェックアウト。
 結論として、品川プリンスが札幌に上陸したということである。プリンスホテルというと、小生などは、軽井沢のコテージとか、よくわからないけど古きよき時代を少しだけ感じさせる東京プリンスといったものも思い浮かべるわけだが、よりによって品川プリンスが上陸してきてしまった。右肩上がりの高度成長の時代が終わり、プリンスホテルの役割は、どこへ行くのか?少なくとも小生がターゲットでないことは、たしかである。露天風呂は評価できるが、残念ながら、もう二度と泊まることはないであろう。
 羽田空港からリムジンバスにてお台場へ。うし様と合流して、モデルルームを見学する。巨大高層マンションということで、モデルルームからしてパビリオンである。そもそもモデルルーム見学というのは、エンターテイメントとしては、非常に楽しめるのだが、現場バスツアーもあり、徹底的にやってくれる。全体的なグレードという点では、多少難があるものの、特にバルコニーに面したバスルームや、1LDKにもかかわらずメゾネットになった部屋など、なかなかすばらしい。TCKや、羽田空港へは、モノレールでダイレクトである。

4月30日:横浜→札幌:はれ
 すでに気分は連休モードであるが、別に海外旅行へ行くわけでもないので、今日のところは、後輩に休暇を譲り、出社する。連休の谷間の今日は、実は、バーゲンフェア対象日。2月の段階で、札幌便を押さえてある。遠征続きで、手元不如意となっているし、先週、東北へ行ったばかりでまた北の大地というのもどうかと思う。このあたりがバーゲンフェアの難しいところで、正直あまり気分が盛り上がらなかったが、掲示板を見れば、札幌ドーム12試合中、なんと11試合観戦というないるさんが、今週も甥っ子同伴で参戦するようである。小生も気合を入れなおす。
 19時にはどうにか退社するが、いかんせん手元不如意なため、びゅうキャッシュインのお世話にならざるを得ない。あまりにもあんまりであるが、とにかく京急にてあわただしく羽田空港へ。千疋屋さんの期間限定店舗の最終日には、残念ながらタッチの差で、間にあわなかったが、うし様のお見送りを受けて、JAL777-300にて出発する。スーパーシート空席待ち7番目ということであきらめていたが、最終間際の便は、早く到着した客から前へ前へと繰り上がるのであろう。あっさりとゲットできた。何しろ手持ちのスーパーシート券は、6月からは、クラスJ券に成り下がってしまうので、早く使わなくては損である。もしかすると、これが最後のスーパーシートになるかもしれない。
 機内VTRでは、津島嬢が沖縄を満喫している。そろそろ沖縄へ行く必要もあるのかもしれない。そして、今月5回目くらいでもう読むところのない機内誌「SKYWARD」を何気なくめくると、鷺沢萌嬢が、沖縄の蕎麦屋さんを絶賛しているエッセイが目にとまる。5万円かけて500円の沖縄そばを食べに行こうという。まったくもって、すばらしいのだが、実は、彼女は、もうこの世にはいない。なんとも無情であり、不思議な感じがする。
 快速エアポートUシートにて、無事に札幌入り。横浜が初夏の陽気だったので、温度差が心配だったが、北の大地も開幕の頃に比べるとだいぶ暖かくなってきたようだ。
 札幌プリンスホテルタワー。開業からまだ1週間である。残念ながら、大浴場は、23時までなので、本日のところは、評価を差し控えるが、フロントに、「東京・品川で大好評のブッフェレストラン『ハプナ』が札幌に登場しました」とあるのをみると不安にならざるを得ない。
 23時57分、期限3分前にコンビニで固定資産税の納付を完了して、大通りまで出て、村山富一さんでおなじみの「味の時計台」をいただき、LANケーブルを購入してホテルに戻る。何やら光回線らしきものが部屋にきているのだ。こんな深夜に294円でLANケーブルが買えるのだから便利になったものであるが、さっそく部屋に戻って、ネット接続すると、「1000円」と表示された。あまりにもあんまりである。堤義明氏恐るべしということなのであろう。

4月29日(祝):横浜・秩父:はれ
 Y嬢、N嬢との蕎麦オフ拡大版開催。特急「ちちぶ13号」にて出発する。西武の特急といえば、西武ドーム参戦の際にお世話になっているが、いつもガラガラという印象がある。しかしながら、今日は満席。事前に購入しておいてよかった。
 西武秩父駅徒歩8分。「こいけ」さんが、今回の目的地である。バイブルであるところの「蕎麦屋で憩う」でも高い評価を得ている。11時開店とほぼ同時に到着したのだが、すでにブックフル。しかし、それほど待たずに入店できたので、さっそく、地ビールと焼き味噌と天ぷらで一献。いい感じである。
 蕎麦は、田舎蕎麦。太くていかにもコシがありそうである。ところが、いざいただくと、饒舌だったY嬢が沈黙してしまった。どうも冴えがない。それでも、せいろを追加注文するが、まぁ、可もなく不可もなくという感じがする。Y嬢が追加したけし切り蕎麦の方が見た目が美しくまずまずであったが、全体に「こんなはずでは?」という想いを残したまま退場する。
 秩父まで遠征してきたもうひとつの目的は、羊山公園のシバザクラである。小生、毎年、北の大地、藻琴山公園のシバザクラを見るために遠征しているが、手近なところでシバザクラで堪能できるとはすばらしい。色鮮やかなポスターが首都圏各地に掲載されているし、ニュースなどでもずいぶん報道されている。
 しかるに!嗚呼!羊山公園のシバザクラは、はっきりいって、大したことなかったのである。藻琴山公園や滝上公園を知らない人は、まぁよいのかもしれないが、北の大地の山がまるごとピンクに染まるシバザクラを見た人から見れば、子供だましのような規模である。広さは1/20、人の数は20倍というところであろうか。あまりにもあんまりである。同行者2名もあまり感激がないようである。
 早々に退場して、「千茶古」さんで休憩する。この喫茶店は、よかった。本日唯一の収穫といえよう。
 とにかく人だけはやたら多い。帰りは、なんと特急がブックフルになってしまった。これまたあまりにもあんまりである。鈍行で飯能まで立ちっぱなしで1時間。急行で池袋、湘南新宿ラインで横浜。たっぷり3時間かかっている。女満別へ飛ぼうと思えば飛べる時間である。

20040429

4月28日(水):横浜:はれ
 閣僚および、民主党・影の内閣の年金支払い状況が発表されたが、よりによって、菅代表とは、まったくもって話にならない。年金未納がすべてではないが、少なくとも民主党には、自民党よりも厳しい倫理感覚を持っていてもらわなくては存在価値がなくなってしまう。政策だけなら、大きな政府に向かいやすい民主党よりも、自民党の方が支持できる部分すらあるのだ。もはや、残された道は、代表を辞任して、閣僚に居座り続けるであろう自民党の面々に差をつけるしかない。そうでなければ、菅氏のこれまでの政治活動がすべて否定されてしまうはずだ。
 いよいよ小沢一郎君に期待するときが来たようだ。

4月26日(月):横浜・東京:はれ
 緊急ダンナオフ開催。菊花賞馬オーナーであるところのダンナもK点越えを果たし、久々のオフ開催である。汐留シティセンターといえば、にらさわ嬢オフが思い出されるが、低層階にてひっそりと開催される。
 ちょうど社台の募集馬リストが到着した。値段も未定、オーナーズクラブに行く馬も未定であり、なんともいえないが、インディアナカーブの初仔が早くも登場とは、月日のたつのは早いものである。ガリレオ問題、照哉社長問題、テキ問題、うし様マンション問題、キサスキサスキサス問題などについて、幅広く意見を交換する。

4月25日(日):弘前→青荷→田舎館→青森→横浜:はれ時々くもり
 7時起床。朝食は、和洋別だが、サラダとジュースとコーヒーは自由という最近のビジネスホテルの標準パターン。和食だがジュースを飲みたい小生としては、ありがたい。このホテルも、7000円くらいのビジネスホテルと思えば、文句はないのだが。ジュースがりんごのみというところが青森らしくてよい。
 チェックアウト前に、弘前公園へ。西側の桜のトンネルは、見事に満開。広い公園内のどこもかしこも桜、桜、桜である。圧倒的なボリュームである。

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 チェックアウト後、青荷温泉へ向かう。黒石温泉郷の奥。国道から左へ入ると、にわかに道が細くなり、急なカーブになる。青荷温泉は一軒宿。入口には、方言で何やら書いてある。正直、ちょっと手ごわいノリかと思ったが、中へ入るとそういうことはなかった。
 今日も寒いが、天気は回復してきた。混浴の露天風呂。東北地方は、混浴が多い。雪の残る山合いの景色を眺めながら、2種類の露天風呂を満喫していると、いきなりメガネが壊れた。温泉の熱で壊れたのであろうか?しかし、これから、まだ運転して帰らなくてはいけない。あまりにもあんまりである。
 国道に戻り、道の駅「藤の湖」にて小休止するが、ここで焼肉など注文してしまったのが、また大失敗であった。
 さらに道の駅「田舎館」へ。ここの道の駅には、岩手県競馬のテレトラックつがるが併設されている。岩手県競馬は、青森、秋田へも積極的に進出している。コンビニで新聞が手軽に買えて、立派な場外が身近にあるのだから、やはり他の地方競馬とはちがう。赤字問題が表面化しているが、ここの競馬は、何とか残してもらわなくては困る。小生も応援の意味で参戦する。ちなみに、テレトラックつがるには、JRAのWINS田舎館も併設されている。岩手競馬の施設にJRAが間借りするような形で、東京の3特別と他場のメインのみ発売。まだメインレース前の時間帯であったこともあり、JRAよりも岩手競馬コーナーの方がお客さんが多かった。
 青森空港へ。4月からラウンジが廃止されてしまった。まったくもって最近のJALのやることは、理解に苦しむ。
 まぁ、いろいろと問題もあったが、角館、弘前の桜は、やはり圧倒的にすばらしい。青荷温泉も風情があり、お湯もさすがである。1年に10回の北の大地とはちがって、東北へ遠征するのは、2年1度くらいであるが、観光資源という意味では、すばらしいものがけっこうあるのだ。あとは、なんといっても、ホテルである。仙台、盛岡、秋田、青森には立派な都市ホテルが欲しいし、リゾートホテルも欲しい。秘境や秘湯、自然はそのまま残して欲しいが、とにかく宿泊面の充実が待たれる。

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4月24日(土):横浜→秋田→角館→森吉→弘前:くもり時々雨か雪
 土曜日の朝、右手に朝日をうけながらYCATからバスで羽田空港へ向かう。遠征でおなじみの風景である。バーゲンフェア期間の週末ということで混雑している羽田空港。秋田行は遺憾ながらバスでの出発だ。飛行時間は正味45分。あっという間に秋田空港へ。初めて訪れる空港である。
 ヴィッツ号がブックフルのため、トヨタレンタカー・カローラ号にて出発する。今回の目的地は、角館、弘前。2年前のGWに、あけぼの号で参戦したときには、桜はすべて散ってしまっていた。今年も早咲き傾向ではあるが、東北地方では、2年前ほどではなく、出発も1週間くり上げた結果、見事に満開の週末に当たった。何しろバーゲンフェアなので、2ケ月前から天気を読みきらねばならないので、気象予報士としても大変である。
 桜祭りでにぎわう角館。武家屋敷で有名な小京都だが、武家屋敷通りには、しだれ桜、そして檜木内川沿いには、ソメイヨシノ。まったくもって素晴らしいの一言に尽きてしまう。

20020424a

 しかしながら、突然ひょうが降ってきた。今年は、桜は、見事に満開になったのだが、よりによって寒波が襲来してしまったのだ。気温は5度前後。いくら何でも寒すぎる。この後は、玉川温泉で入浴しながら、弘前をめざす予定なのだが、国道341号は、積雪で通行止だという。あまりにもあんまりである。そもそもカローラ号のタイヤは、スタッドレスなのかどうかもよくわからない。満開の桜に酔いつつも、前途は険しいものがありそうである。
 国道105号線へ迂回する。秋田内陸縦貫鉄道に沿う地味なコースであるが、こちらも峠は、まだ雪が残っている。阿仁前田駅に併設されているクウィンス森吉で入浴。このあたりで、天気も回復してきて、露天風呂で一息つく。湯上りラウンジには、有料とはいえ、マルタカさんが用意されているのもすばらしい。
 17時すぎに弘前に到着。とりあえず、弘前公園まで歩く。夕方になってますます冷え込んできた。弘前公園の外側の桜は、満開とはいえ、もう少し散り始めていて、花びらが堀を埋め尽くすのもまた美しい。夜桜もまたよいのだろうが、あまりにも寒いので、ホテルに戻る。
 東北は、ホテル事情が悪い。仙台ですらしっかりした都市ホテルがない状況で、弘前に多くを期待するのは酷なのであろうが、ブロッサムホテル弘前は、失敗だった。ツインのシングルユースで1万5000円というのはかなりのお値段であり、それなりのホテルかと期待したのだが、普通のビジネスホテルの一番高い部屋だけが残っていたということのようだ。まぁ、この時期の弘前にホテルがとれただけでもよしとしなければいけないのだろう。
 めずらしく近くの居酒屋に繰り出してみたが、これが、またひどい店だった。それでもNHKのニュースをやっていたので、最後まで見ていくつもりで我慢して食べていると、これからスポツというところでいきなり消されてしまった。手ごわい店である。仕方なく、ホテルに戻り、TCKに投票。H”カード故障のため、アナログダイヤルアップでのネット接続というのも情けない。
 女子サッカーアテネ五輪予選。女子サッカーを見るのは初めてだが、ここまで男子と違うのかというくらいのレベル差を感じる。たとえば、陸上などでは、男子と女子の記録差は、10対9くらいであるが、サッカーは、ちょっと厳しい。しかし、そう思いながら見ていると、レベル差を忘れるような熱い試合になってきた。北朝鮮相手に3-0で快勝して五輪を決める。

20040424b

4月23日(金):京都→大津→大阪→横浜:はれ
 遠征の必需品であるH”カードが故障してしまった。あまりにもあんまりである。のぞみ号自由席にて帰京。新大阪始発で新横浜停車ののぞみ号が意外と少ないことに気づく。
 3閣僚が国民年金未納。そりゃ、誰だってミスもあるし、小生だって、NHKの受信料くらい滞納したことはありますよ。しかし、少なくとも江角マキコ問題のときに、正直に申告すべきで、今ごろ出てくるっていうのは、あまりにもあんまりである。今の国会の最大の焦点が年金改革法案である以上、この件は、重箱の隅をつつくようなアラ探しとはいえない。今国会で法案を通したいのなら、少なくとも3閣僚をやめさせるべきだ。

4月22日(木):横浜→京都:はれ
 のぞみ号で西下するのは、かなり久しぶりである。おそらく品川駅開業後初めてである。新横浜-京都は、2時間だから、夕刊フジと購入して、ビールとしょうが焼き弁当をいただいて、少しウトウトすると到着するが、格別おもしろいこともない。しかし、車内は、ほぼ満員である。
 久々の京都。これだけ遠征に出かけていても、京都をじっくり観光したのは、シグナルライトの菊花賞のときくらいしかない。小生も枯れてきたので、そろそろ京都をじっくり散策すべきという気もしているのだが、シーズンともなると、宿の確保もままならないことが多い。せめて、夜の街を散策しようかと思ったが、結局、疲れてしまい、早々にホテルにチェックイン。
 京都の宿は、山科のブライントンシティと決めているのだが、あいにくブックフルであった。三井ガーデン系の三条烏丸ホテルにて入浴するが、お値段の割には、大したことがなかった。
 東京地裁にて、圏央道の事業認定が取り消される。まぁ、今どき圏央道というのは、たしかにどうかとも思うが、かなり衝撃的な判決である。もっとも、この裁判官は、小田急の高架のときも暴れた実績があり、そのときも高裁であっさりひっくり返されたようだ。まぁ、裁判官によって、多少の違いはあるのも、またよしなのかもしれないが。しかし、圏央道はいらないかもしれないが、外かんは、必要である。圏央道の事業認定を取り消しているヒマがあったら、さっさと外かんの用地買収を進めていただきたいものだ。

4月19日(月):横浜:くもり後あめ
 JGC会員限定の7月のバーゲンフェアの予約開始日。最近は土日の北海道や沖縄便は、すぐにブックフルになってしまうので、あわてて札幌便を抑えるが、それでも日曜の昼頃の帰りしかとれない。しかしよく考えると、この週は、ファイターズ戦がないし、競馬も函館開催である。札幌に行く必要があるのかどうかよくわからない。
 夜の時点でも、沖縄と北海道以外は、まだ残っているが、7月の地方競馬の開催日程も不明である。正直、どこに行きたいのかよくわからなくなってきた。しかも、今月は、遠征は今のところ1回だけなのに、すでに赤字決算が確定してしまった。愛馬もさっぱりである。うし様もマンションに関心を示している昨今、小生も少しは自宅でおとなしくしているべきなのであろうか?しかし、それでは、せっかく回復し始めた景気に水を差してしまうのではないか?
 マンションといえば、多摩ニュータウンの売れ残り物件が7割引である。以前ならこういう場合は、先に買った住民が反対運動など始めたものだが、今回の場合は、住民も空室だと無用心だから値引きしてでも入居してくれた方がよいと理解を示しているという。いろんな意味で、この国も変わってきているようだ。
 話はどんどん変わって、青森山田高校で2度目の入学式が行われた。卓球の福原愛選手といえば、小生、以前は、あまり興味がなかった。まぁ、子供の頃から英才教育すれば、はじめのうちは、それなりになるだろうけど、ちょっと痛々しいというか、かわいそうな気がしていたのだが、実際にここまで強くなれば、もう本物である。しかも、インタビューなど見ていても大したものである。五輪のメダルを望むのは酷であろうが、とりあえず応援している。しかし、遠征で学校に出席するのが遅れたからといって、もう一度全校生徒が集まって入学式をやり直さなくてもよいと思うだが。

4月15日(木):横浜:はれ
 人質3人が開放される。小生、日記ではあまりとりあげなかったが、今回、なんといっても意外だったのは、世論があまりにも人質および家族に対して厳しかったことである。自己責任ということがここまで強調されるとは思わなかった。「人命は地球よりも重い」から30年。変われば変わるものである。基本的に歓迎する方向ではあるけれど、いったん変わると、思わぬ方向に加速がついてしまうのも懸念されるところではある。

4月11日(日):横浜:はれ
 春好日。連日、実に気持ちよい気候。スプートニク号が出走する福島へ花見をかねての遠征も検討したが、今後の遠征ラッシュに備えて倹約することにして、3日連続のロイヤルホストで朝食をいただき、臨港パークを散歩して、ベンチで読書。その後、ホームセンターで、バルコニー用の椅子とテーブルを購入する。これからの季節は、アーバンよりも、バルコニーで椅子に寝そべって読書する方が気持ちよさそうである。
 ファイターズvsホークス戦、桜花賞、TCKと、スポーツ中継の観戦をはしごしながら、合間に読書。実にのんびりとした平和な一日であるが、人質の解放は誤報で実現しなかったようである。

4月9日(金):横浜:はれ
 カーテンを遮光にするために修理に出しているため、朝日とともに目が覚めるので、ロイヤルホストにて朝食をゆっくりいただいてから出社する。気持ちのよい春らしい天気。20時すぎに帰社できたので、海沿いを散歩でもしてから帰ろうかと思うが、BSでファイターズvsホークス戦の中継があったのを思い出して、まっすぐ帰る。
 しかしながら、和田が先発で、1-7。話にならない。やっぱり散歩でもしてくるべきだったと思うと、ここから猛攻が始まる。新庄3ラン、幸雄さんタイムリー。1点差に詰め寄ってなお1死満塁。しかし、金子の併殺で終了。芝草の好投で、望みをつなぐが、9回無死1塁もセギノール併殺で終了。先発全員15安打で負けているようでは前途は険しい。

4月8日(木):横浜:あめのちはれ
 体調もよくなり、仕事もはかどる。しかし、はかどるということは、早く終わるということで、19時には退社する。久々にそごうに寄り、入浴剤を買い込み、山野楽器で、宇多田ヒカルのベストを購入し、紀伊国屋で、吉村昭「海の史劇」、長尾三郎「神宮の森の伝説」、沢木耕太郎「冠」、二宮清純「悪漢たちのプロ野球」を購入。
 帰宅後、バドワイザーを飲みながら、MXTVで、TCKマイルグランプリを観戦。我ながら、まったくもって平和な生活である。しかし、ここで臨時ニュースが入った。MXTVで臨時ニュースとは何ごとかと思うと、イラクで日本人が人質にとられたという。しかし、この時点では、まだよくわかっていなかった。ご飯を炊いて、納豆でいただきながら、BS-1のメジャーリーグハイライトを見る。しかし、これも臨時ニュースで中断してしまった。
 23時からのWBSの特集は、ファイターズの北の大地への移転についての予定だったのだが、当然、そんなものは、どっかにすっとばされてしまった。自衛隊撤退の期限はわずか3日である。あまりにもあんまりなことになってきた。

4月7日(水):横浜・東京:はれ
 東京の最高気温は22度。長持ちした桜もそろそろ散りはじめた。春本番、TCKが開幕する。飯田橋で所用があったため、錦糸町経由、はとバスにて参戦する。
 到着が17時半になってしまったため、先着10,000名の「うまたせのお面」がいただけるかどうか心配であったが、無事にゲットできた。場内は、開幕を待ちわびていたTCKファンでにぎわっているが、いい年したオッサンが、腕や帽子などに、もらったばかりの「うまたせのお面」をつけて歩いている。すばらしい。みんなうまたせ君が好きなのだ。
 新スタンドの隣の中央スタンドが壊されており、馬主席が2号スタンドに移動した。それなりに見やすいし、気候のよい時期は、ガラス張りの新スタンドよりもこちらの方が気持ちよいのだが、今日は風が強い。馬券も新聞もすべて飛んでいってしまう。7Rまで観戦して、吉野家の牛丼をいただき、8,9Rの馬券は買って帰宅。これで、9Rは、自宅のMXTVで観戦できるのだから、便利だ。

4月5日(月):横浜:はれ
 21時半には帰宅。テレビタックルの後半を見る。めずらしく話がソコソコかみ合っていると思ったら、後で考えたらハマコーがいなかった。
 年金の一元化は、小生も反対しない。しかし、こういうとき、これみよがしに国会議員の年金を下げろと主張する政治家というのは、信用できない。国会議員の数などというのは、全体からみればたかがしれている。「国民の前に、まずは国会議員が痛みを受けてから」という主張は一見説得力があるようで、実は、大衆迎合的なスタンドプレー以外の何者でもない。立派な政治をしてくれれば、国会議員を10年つとめた人は、一生生活に困らないくらいの年金をもらって当然である。
 自民、民主ともにスタンドプレーがめだつなかで、舛添氏だけは、「金持ちしか国会議員になれないのでは困る」として議員年金の削減に反対していた。立派である。まぁ、選挙に強いから本音が言えるということもあるが、少し見直した。
 報道ステーションが始まるので、1回目くらいは見てみる。いきなり、テコンドー問題、しかも両親の中継である。ちょっと理解不能である。まぁ、ニュースステーションの1回目も、鮭の中継とかやっていて、ちぐはぐだったので、まだこれからかもしれない。ちなみに、五輪マニアの小生だが、テコンドーは、正直どうでもよいと思っている。

4月4日(日):横浜・東京:くもり後あめ
 代官山の高層マンションにて、オフが開催される。カンコ親子、るい夫妻、ヌマ嬢、トモ嬢、サイス氏他の面々である。小学校の同級生も既婚者が増え、子供連れも多い。マンションのオーナーは、数少ない独身者である。勝ち組か負け組か評価が難しいが、マンション購入では、小生の3年先輩であり、バルコニーにはタイルが敷かれ、椅子もたくさんあって、オフ開催の環境はさすがに整っている。
 あいかわらず、女性陣の方が記憶が細かく、相談会問題、東横のれん街の漬物問題、スキー学校での事件など、新たな事実が暴露される。
 もうひとりの独身者、ヒトゲノムでおなじみのN嬢が、アメリカに旅立つという。なんでもネズミが光るとのことである。これでも小学校時代は、同じ数学部だったのだが、もはや、小生には、とてもわからない世界である。

4月3日(土):札幌→横浜:はれ
 昨日とうってかわって、穏やかな好天に恵まれ、積もった雪に朝日が反射している。さっそく朝風呂に入り、朝食バイキングをゆっくりいただいてから出発する。うし様のいる三越をひやかしてみるが、いかんせんこのご時世にジャイアンツ応援セールなどを開催しているような感覚なので、お客がまったく入っていない。うし様もひまそうで困っている。ただ、数少ないお客さんを観察すると、ファイターズではなくて、ジャイアンツという感じのお客さんが多いのも事実である。大丸あたりよりは、客単価も高そうである。しかし、いかんせん絶対数が少ない。時代の大勢はファイターズである。
 昨日3万3000人になら、今日は超満員かと思ったが、そうでもない。3塁側の外野は、早々に札止めになったが、1塁側内野指定は、やはりガラガラである。まぁ、そうはいっても、3塁側が内外野ともにびっしりと埋まっていれば立派なものである。ないるさんおよびないるさんの甥っ子と内野自由席にて観戦する。つまり、ないるさんは、おばさんというわけである。小学校2年生の甥っ子は、まだファイターズファン入門中というか、無理やり連れてこられたのかもしれないが、ないるおばさんのルール教室も開催されている。先日、どこかに書かれていたが、我々の世代は、いつのまにか覚えてしまった野球のルールも、一から子供に教えるとなるとなかなか難しい。ファールはストライクだが、2ストライクからファウルしても三振ではない。なぜ外野フライで、ランナーが進んでよいのか?なかなか説明は厄介である。
 
●ファイターズ 9-11 ライオンズ○

 ライオンズ1番DHは、昨日に引き続き、元ジョッキー柴田政人さんの甥っ子である。彼が出塁すると、足だけは速いのでやっかいである。昨日とちがって、西武らしい細かい攻めで、早々に3点をとられるが、ファイターズもすぐに追いかける。しかし、4回に、大島、フェルナンデス、和田と3者連続ホームラン。場内が静まり返ってしまった。ないるさん曰く、昨年までなら、相手の派手なプレーにも客観的に拍手を送っていたが、今は、ホーム意識が強いので、相手のプレーに声援を送ることはなくなったとのことである。
 ミラバルKOで、2-7。しかし、今年のファイターズ打線は、充実著しい。4回裏、先頭の幸雄さんがヒットで出塁すると、高橋信の四球を挟み、今日初スタメンの小谷野も続き、ノーアウト満塁。そして、金子がタイムリーを放つと、不動の上位打線、坪井、SHINJO、小笠原が徹底的に打ち込む。なんと7人連続出塁でノーアウトのまま一挙6点、8-7とひっくり返した。3万観衆の心をつかむ派手なパフォーマンスである。この時点で、勝てるかどうかはわからなかったが、魅せる野球という意味では、十分合格点である。ないるさんの甥っ子もご満悦のようである。
 中継ぎ投手の不振は、いかんともしがたい。その後も、ライオンズが1点ずるじわじわと得点する。6回表にライオンズ9-8と逆転。ここで、6回裏から森慎二が登場した。あまりにも早い継投だが、2番手の許さんも打ち込まれただけに、勝っているときに投入するには、ここしかないという判断であろう。ここまで1勝のライオンズの窮状を象徴するリレーである。ここで、森慎二が格の違いをみせ、2回をぴしゃり。ライオンズはさらに追加点で11-8。しかし、6回から森を投入したため、8回が問題となる。あるいは、豊田かと思ったが、さすがにそれはなく、小野寺が登場。しかし、ファイターズもこのスキを見逃さない。左の代打攻勢。売り出し中の小田がいきなりホームラン。札幌ドームファイターズ初アーチは、記念シートを作ると言う話もあったが、思わぬ伏兵の一発である。さらに上田君、新庄と続き、1アウト1,2塁で小笠原。早めの森投入の代償だからやむを得ないが、ライオンズベンチは生きた心地がしなかったであろう。よく豊田投入を我慢したと思う。小野寺が、奇跡的に小笠原、エチェバリアを抑えた。
 ほとんど毎回のように得点の入った4時間ゲームだが、最後は、豊田がぴしゃりと抑え、ライオンズ勝利。登場した投手でまともに抑えたのは、森、豊田、芝草の3人だけである。まぁ、さすがといえばさすがである。
 大阪近鉄戦ばりのすさまじい乱打戦は、残念ながら勝利できなかったが、3万のお客さんに、魅せるところは魅せてくれた。4回の大逆転の後、じわじわとライオンズに突き放され、場内が疲れてきたところで、8回にもう一度見せ場を作ったのは立派である。初スタメンの小谷野や、小田といった若手の成長、一方で幸雄さんや上田君も奮闘。今日はセギノールが9回に代打3番手で登場するほどで、もし出塁していれば、次にはまだ島田が残っていた。長いシーズン故障者が出ても、攻撃陣に関しては、かなり層が厚くなってきている。
 明日のオフ会用に三越さんで、千疋屋さんのバナナオムレットを購入して、快速エアポートのUシートで新千歳空港へ。村山富一さんでおなじみの「味の時計台」さんをいただくと、北の大地ともお別れである。アップグレードクーポンで、スーパーシート。6月からは、同じクーポンでクラスJになってしまうのだから、今のうちに使わなければ損である。
 JAL1034便。搭乗の際、ゲートで、
「さよなら、サッポロ!」
 と叫んでいる人がいた。北の大地、去り難しということであろう。まったくもっておっしゃるとおりである。

4月2日(金):横浜→札幌:雪
 ファイターズ札幌開幕戦。休暇をとって、3週間ぶりの羽田空港へ。JASの看板はもうない。JAL1017便、「早割21」で押さえた座席番号は、「81C」。これは、ジャムボの最前列であり、本来ならスーパーシートのはずである。なぜ普通席が81Cなのか疑問だったのであるが、乗ってみて解決した。すでに「クラスJ」の座席に改修が終わっているのである。正式なスタート前なので、とりあえず普通席料金で乗れるということである。逆に言えば、この便には、すでにスーパーシートは存在しない。
 座席は、新型の「777」の普通席と同じ、少し固めのしっかりしたもので、普通席としては、悪くないが、幅は広くないし、追加料金を払ってまでという感じはしない。スリッパもなし、イヤホンがゴムでは、高級感は得られない。1000円払う価値はあるかもしれないが、残念ながら、これまでのスーパーシートの満足感は得られない。高級志向のお客は、ANAに流出するしかないようである。
 順調に12時半に新千歳空港へ到着。気温0度前後で、雪。ここで時間をつぶして、臨時特急「ファイターズ号」の到着を待つか、登別方向へ進んで、ファイターズ号を迎える予定であったが、寒いし、ばからしいので、快速エアポートにて早々に市内へ入り、アートホテルズさんにチェックイン。シーズンオフということで、6400円は安い。しかもツインにアップグレードされた。さっそく入浴する。
 ラウンジで休憩。高校野球の中継をやっている。小生、あまり興味はないのだが、東北高校は、応援している。長い歴史で、いまだに白河の関を超えていないというのも大変なことであるし、北のチームが強くなれば、ファイターズにとってもいいことであり、ダルビッシュ君も入団してくれるかもしれないではないか。
 ダルビッシュ君ではなく、真壁が先発で、東北高校4点リードの9回裏。1点とられて、なおノーアウト3塁で、なぜか前進守備。しかもせっかくの内野ゴロをバックホームせずに1塁でアウトにした。まぁ、高校野球レベルだと挟殺プレーのミスもあるし、3点リードだから、確実に1つアウトをとるのもわかるが、だったら、なぜリスキーな前進守備だったのか?どうでもよいはずのことが、あとで大きな意味を持ってしまう。
 リードは2点となったが、2アウトランナーなし。ファールフライで万事休すと思ったが、とれない。ここで嫌な予感がした。こういうドラマって、高校野球では、過去にあった気がするではないか。ヒット、ヒット、サヨナラホームラン。終了。レフトのダルビッシュを救援に送る間もなかった。あまりにもあんまりである。新聞などには、かかれていないけど、あそこで、3塁ランナーを挟殺しておけば、同点で済んでいたのだ。
 降りしきる雪の中、札幌ドームへ。前回訪問時に、地下鉄のプリペイドカードを購入しておいた。道民の仲間入りをしたようで、ちょっとうれしい。それにしても、とても球春開幕という天気ではない。開門と同時なら、選手、監督がハイタッチで迎えてくれたのだが、ラウンジでくつろいだため、間にあわなかった。もっとも、開門前に到着したないるさんでも、列が長くて、入場する頃には、ハイタッチは、終わってしまったというから、かえってよかったかもしれない。
 3塁側は満員になった。小生は、勘違いして、1塁側の指定席を購入してしまった。普通は、ホームチームは、1塁側である。駅から近いとか、ビジョンが見やすいとかいう理由で勝手に変更されても対応できない。まぁ、道民の間では常識のようであるが。グッズを購入して、ないるさんと合流して、開幕イベントを観戦していると、うし様が登場した。仕事で福岡から札幌へ転戦してきている。やりたい放題である。

○ファイターズ 5-1 ライオンズ●

 今日の松坂はけっして悪くなかったと思う。1回は、ボテボテのヒットから犠牲フライで1点。2回もポテンヒットから、パスボール、併殺くずれ(アウトと言われても仕方ないくらいのタイミングだった)、エラーで2点。その後、キャッチャーが交代してからは、立ち直って打てなくなった。しかし、金村も危なげないピッチング。何よりも、松井とカブレラのいない西武打線というのは、12球団最弱で、怖さがまったくない。1番DH柴田と言われても、柴田政人元騎手の甥ということはわかるが、それ以上のものが感じられないではないか。
 5回に、エラー2個の木元がタイムリー、8回の小田の犠牲フライもえらかった。若手の成長は着実に進んでいて喜ばしいのだが、2000本安打へあと97本となった幸雄さんの出番が、今日もなかったのは、残念である。もはや、彼の力は、必要なくなってしまったのであろうか?おそらくタイガースは、片岡篤志の力をもう必要とはしていないと思う。しかし、ファイターズには、幸雄さんの力は、必要なのではないか?
 すすきので、ジンギスカンをいただく。うしさん曰く、
「ファイターズには、小生の力はもう必要ないから、あとは道民に任せる」
 とのことである。うしさんが応援する気がなくなるということは、ある意味本物である。キング・カズとか、アジアの大砲の奥さんとは格が違うということである。スーパーシートがなくなってしまうのはいただけないが、小生は、北の大地で応援を続けることになる。氷いちごミルクをいただきすばらしい1日をしめくくる。

20040402

4月1日(木):横浜:はれのちくもり
 六本木ヒルズの回転ドアの事故のとき、被害者は気の毒ではあるものの、親の不注意という面も否めないにもかかわらず、よからぬ方向に話が進むのではないかと恐れていたが、予想通りというかあまりにもあんまりな展開になってきた。これで日本中から回転ドアが消えるのであろうか。今日は、スーパーでパラソルが折れて、主婦を直撃したという。今度は、パラソルも消えるのであろうか。しかし、そういうことなら、踏み切りとか、横断歩道とか、ラッシュのホームとか、もっと危ないものはいくらでもあるが、これらはどうなるのであろうか?
 4月1日。営団地下鉄が民営化。しかし、どうせなら、このタイミングで都営地下鉄も統合のうえ民営化するべきだった。あまりにもセンスがない。消費税の総額表示、市町村統合なども今日から。そして、JAL・JAS統合も正式にスタート。WBSでも「航空新時代」の特集を組んでいるが、いかんせん展望が開けてこない。
 このところ、あまりぱっとしたことがなく、冴えない1週間であったが、いよいよ明日は、札幌ドーム開幕戦である。新生JALで北の大地へ飛び出直しである。


【復刻版】しんちゃん日記(2004/1/1-2004/3/31)

3月28日(日):横浜:はれ
 今週は、遠征がなく、土日ともに横浜でゆっくりする。天気も回復して、穏やかな春の陽気。お花見日和である。バスで本牧へ行ってみる。ぐんぐんさん在住の頃は、プリウスでよく参戦したものであるが、氏が東京へ移ってしまったので、久々である。本牧のメインストリートは、広い幹線道路の両側が長い桜並木なのであるが、あいにくまだ3分咲きくらいである。横浜の開花は19日であるから、もう9日もたっているのだが、いかんせん寒い日が続いたせいか、時間がかかっている。首都圏の本当の見ごろは、来週末になりそうである。仕方がないので、家具屋をひやかして、三渓園へ行く。ここは、横浜ではかなり開花が進んでいて、7部咲きくらいまできており、なかなかにぎわっている。
 しばし散歩して、帰宅。ヤフープロ野球速報をチェックすると、2-2の同点である。しかし、ここでSHINJOがやってくれた。9回決勝3ラン。衝撃的である。さすがとしかいいようがない。しかし、これで、今晩はビールでも飲みながら、ゆっくりスポーツニュースが見られると思いきや、大変なことになってしまった。どうして、大阪近鉄戦はこうなってしまうのだろうか?1番坪井から7番高橋信までの打順は、故障者さえ出なければ、リーグトップクラス(ユキオさんが復帰すれば8番DHか?)と思うが、いかんせん投手陣がどうにもならないのかもしれない。
 相撲中継を見る。生で見るのは、本当に久しぶりである。上位が強ければ、お客さんも入って、盛り上がる。黒海、琴欧州、荻原らも控えている。もうダメかと思っていたが、相撲人気は、もしかすると復活するかもしれない。少なくとも、JRAよりは、可能性がありそうだ。高松宮記念といわれても食指はまったく動かない。

20040328

3月25日(木):横浜→水戸:くもり後あめ
 諸般の事情により、どうもこのところあまりぱっとしない。そういう場合、小生は、胃の調子が悪くなる。別に本格的に悪くはないようであるが、たとえば、歯磨きをしていると、「オエッ」となったりするのである。
 そんなときにかぎって歯医者である。胃の調子がよいときでさえ、歯のレントゲンをとるのに、口を押さえながら開けるのはシンドイのだから今日はダメである。治療開始5分で、「オエッ」となってしまい、続行不可能となる。なんとか30秒くらい我慢した瞬間に薬だけ塗って治療打ち切りである。歯医者の先生曰く、こういうのは、嘔吐反射というらしいが、訓練により治るので、風呂に入ったときにでも、口に指を突っ込めというのだが、そういう問題ではないような気がする。
 スーパーひたち号にて水戸へ。ホリディインくらしかないのだが、ここのホリディインは、部屋はけっこう広いので合格点。

3月24日(水):横浜:くもり後あめ
 いよいよ今週いっぱいでニュースステーションが終了する。最近は、ほとんど見ていないのだが、最近は総集編のような雰囲気があるので、チャンネルをあわせてみる。
 18年間で首相は12人。久米さんと政治家が対決したなつかしいVTRが流れる。18年前、中曽根首相の時代、防衛費のGNP1%突破が問題になっていたのだから、ずいぶん変わったものである。
 ニュースステーションの世論調査では、「この18年間で、政治がよくなった」という意見の人は20%ということであるが、とりあえず、小生はよくなった方に1票を入れたい。ある意味、ニュースステーションも貢献した部分があるかもしれない。政治がすこしはマシになったため、久米さん流の報道は、もう必要なくなったという気がする。
 ちなみに、小生が、もうニュースステーションの(あるいは久米さんの)報道にはついていけない、と思ったのは、ペルーの人質事件が解決したときである。

3月22日(月):横浜:あめ
 武豊がハルウララに騎乗。交流競走の黒船賞(G3)にJRAの馬で参加することを活用した演出である。地方競馬の他地区や電話投票での発売も実施された。
 負け続ける馬が話題になることには、一部の競馬ファンは、抵抗があるのも事実であるし、高知競馬の下級条件の賞金レベルだと、正直、勝たせようと思えば勝たせることもできるだろうし、いつまでも勝たせないこともそれほど難しくないので、不正の恐れがでてくるのも事実だ。
 しかし、昨今の地方競馬の窮状は、もはやそういう正論が通らないところまできている。とにかくどんな話題でもよいから、1円でも多く売り上げないと、明日にでも廃止されてしまう。とにかく廃止されてしまっては、すべてが遅いのである。多少ゆがんだ盛り上がりでも歓迎せざるを得ない。
 高知競馬唯一の交流競走の黒船賞は、例年は、春分の日に行われるのだが、今年は、春分の日が土曜日(JRAの騎手が参加しにくい)のため、月曜日になってしまったのが、残念であるが、黒船賞とその後の最終レースに組まれたハルウララのレースが、どれだけ売れるのか?地方競馬の今後を占う壮大な実験である。
 ところで、小生は?といえば、会社へパソコンを持参して、D-netで、久々に参戦する。昼休みの時点で、ハルウララの単勝は1.0倍。残りの全部の馬の単勝を買う。どの馬が勝つかまったくわからないので、特に2,3,4番人気の馬を多めに買う。
 結果は、10着。ハルウララの単勝は、最終的には、1.8倍というから、小生のようなセコイ買い方をした人もけっこういたようではある。2番人気の馬の単勝が、4倍まで下がったため、小生の2000円は1600円に減ってしまった。
 しかしながら、小生も黒船賞を含めると4000円購入したわけだが、なんと今日1日の売り上げが8億7000万。高知競馬の2002年の年間売り上げ額が77億円というからとてつもない数字である。ハルウララの先に、地方競馬の未来は見えてくるのだろうか?

3月21日(日):東京→さいたま→横浜:くもり時々はれ
 諸般の事情により実家に滞在したため、24時間ぶりくらいに掲示板をチェックすると、いつのまにか、うし様が北の大地に参戦している。うらやましい限りである。今週は、ファイターズvs読売戦が開催されているので、ダンナも北の大地に参戦という噂がある。うし様は、マイネルゼスト号がスプリングSに出走する。ダンナは、ザッツザプレンティが阪神大賞典に出走する。小生をのけ者にして、勝ち組同士、北の大地で祝杯でもあげているとしたらあまりにもあんまりである。
 しかしながら、そういうことはなかったようで、ザッツザプレンティ号は、阪神大賞典2着と力のあるところを示したが、マイネルゼスト号は、逃げて見せ場を作ったものの、直線で一杯になったところで前をカットされる不利もあって、大敗、うし様も早々に引き上げたようである。勝ち組といっても、格差があるようだ。小生はといえば、実家での親孝行により、沢木耕太郎の「杯」とスプーンセットを獲得した。メロン対策も万全である。負け組といっても、体調不良の中、休日出社しているイッキマン夫人や、ぐんぐん杯でもないのに、冷たい雨の中、ゴルフをした斉須さんに比べれば恵まれているかもしれない。
 JALよりアップグレードクーポンも到着した。国際線アップグレードには、いろいろ制約も多く、大してお得ともいえないのだが、とりあえず、スーパーシート廃止前に、北の大地に行くべしということであろう。
 明日は、いよいよ武豊がハルウララに騎乗。春分の日が土曜日になってしまったため、平日の開催となったのは残念であるが、全国の地方競馬場で発売されるという。常識的には、ハルウララ以外の単勝を全部買うのが理にかなっている。しかし、正直、あまりにもあんまりなメムバーではある。レース名も「YSダービージョッキー特別」とよくわからない。ノボトゥルーやディバインシルバーが出走するメインの黒船賞とどちらが売れるのだろうか?興味深い実験ではある。

3月19日(金):横浜:くもり
 諸般の事情により、午後に危険な発表を控えていて、午前中は、あまり仕事が手につかなかった。本日は、オフが開催されるのだけに、大変心配であったが、無事に、これからも遠征できそうな結果となり一安心である。
 オフ開催。みみう、牡丹園以来である。出席者も様変わりしている。イッキマン夫人の欠場は大変残念だが、初対面の方々も、広島県の教育問題、オフの支払い9:1問題、トゥーリオ問題など、楽しい時間をすごしていただいたようで、何よりである。そして、最後には、6年越しのメロンが無事に切られた。大きな前進である。

3月18日(木):横浜:くもり時々あめ
 横浜も桜開花。あまりにも早い。今年は1月はそれなりに寒かったと思うのだが、2月になって急に暖かくなってしまい、一昨年なみの早い開花になってしまった。その一昨年は、4月末に角館へ行ったが、葉桜どころか、完全に葉っぱであった。今年は、1週早い時期のバーゲンフェアで再挑戦を予定している。平年並みになると、つぼみという恐れもあったのが、むしろそれまでもってくれるかどうかが心配になってきた。
 サッカー五輪代表勝利。最終戦、3チームにチャンスがあり、どのチームにも自力優勝がないという混戦であったが、最後は圧勝であった。大久保に助けられるとは、という気もするが、まぁやむを得ない。ちなみに、小生このメムバーの中で誰のファンかといえば、断然山本監督である。ぐんぐんさんが酷評するトゥーリオだが、最後の山本監督のあいさつの途中、ペットボトルの水でうがいをしていた。話にならない。
 しかし、小生のようなにわかファンが言うのは気がひけるのだが、そろそろ聖地を国立から移すことはできないのだろうか?さいたま、横浜国際、その他、W杯を開催した全国のスタジアムを少しでも有効活用してもらいたいものである。
 オリックスの伊原監督が、残りの数単位を取得して、芝浦工大を卒業したとのことであるが、単位というのは、何十年もキープできるのであろうか?イケメンも今から不足分を補えばよいのであろうか?伊原氏のようなタイプの監督がひとりくらいいてもよいとは思うが、自分の応援するチームの監督にはあまりなってもらいたくない。ユニフォームで突然卒業式に出席されても応援できない。バレンタイン監督が喧嘩を売りたくなるのももっともである。

3月15日(月):横浜:はれ
 女子マラソンQちゃん終了。ゲンダイに比べて、あまり自己主張のないフジだが、めずらしく「最悪の選択」と1面で主張している。ただし、3面に掲載された、識者の声では、やむなしの声が多い。フジの主張に沿う意見は集められなかったのだろう。土佐が2時間23分で走った時点で、もはや選択肢はこれしかなかった。
 ポイントのひとつは、坂本である。小生は、高く評価しているが、陸連としても、同じだったようである。土佐か高橋の選択になれば、多少無理な理屈をこじつけてでも、高橋を選んだと思うが、現実に土佐が坂本を上回るタイムで走ってしまったため、坂本が高橋の選択にならざるを得なくなった。これが、大きな誤算である。坂本を落としてまで、高橋を強引に選ぶほどの評価はもはや高橋にはないということである。
 高橋、野口、坂本というラインナップは、年齢的にもタイプ的にもバランスがとれていた。誰もがこれでいきたかったのだが、いかんせん土佐がもっとも速いタイムで優勝してしまった。これで土佐を落とせば、名古屋は開催する必要がなかったということになってしまう。そして、なんといっても、高橋が、名古屋に出なかったのだから仕方がないということになるのだろう。
 毎回毎回物議をかもすマラソンの選考だが、小生は、一発勝負でなくてもよいと思っている。野球の選手起用が、監督の自由であるように、サッカーの代表選考が監督の自由であるように、陸連の自由である。賄賂とかもらっては困るが、一般庶民への納得性は、優先されなくてもよい。キングカズを落としても、W杯に出られれば、岡ちゃんが評価される。中村俊輔を落としても、決勝トーナメントに出れば、トルシエの勝ちである。日本のマラソン選考も、五輪で結果を出してきた。松野明美よりも有森を優遇してメダルをとってきた。今回も、3選手の誰かがメダルをとってくれれば、それでよしと思う。

3月14日(日):隼人→吉松→人吉→八代→福岡→横浜
 朝風呂、朝食。九州新幹線開業ニュース満載の南日本新聞を熟読しながら、ゆっくりといただく。チェックアウトしてから、再びスパに入場して、将棋のNHK杯の続きを見る。準決勝の谷川-久保戦は229手の大熱戦となったが、遺憾ながら、久保八段の逆転勝ち。4度目の入浴を済ませて、隼人駅へ。
 これから、博多まで6時間近くの列車の旅である。食べ物や新聞でも購入しておこうと、駅前にかろうじて見えるコンビニへ入場しようとすると、工事中である。それ以外には、店らしい店がまったくなく、特急停車駅である隼人駅にも売店がない。
 13:18発「はやとの風4号」で出発する。鹿児島のイメージカラーということで、黒に塗られた新型ディーゼル特急2両編成。車内は、フリースペースが広くとってあって、くつろげる。
 肥薩線の隼人側から特急列車が乗り入れるのは初めてということで、昨日のつばめ号同様に、沿線の各駅では、特に用のない人も見学に来ている。地元の注目度はかなり高いようである。県都鹿児島への直通特急ではあるが、特に大きな町がある訳ではないので、新幹線や、これから乗り継ぐ熊本側との連携で観光需要をどこまで掘り起こせるかが重要である。
 終点の吉松駅では乗り継ぎが30分ほどあるので、駅前で食料と新聞を入手したいところであるが、ここもコンビニもキオスクもなかった。正直、このあたりかなり田舎である。
 次に乗るのは、普通列車ながら、新型車両で指定席のある「しんぺい号」である。この肥薩線というのは、八代と鹿児島を最短距離で結ぶコースで、鹿児島本線よりも先に開通したくらいなのであるが、吉松から人吉までは、山越えの難工事。しかしながら、車窓の風景は、一級品で、「日本三大車窓」のひとつと言われている。(あとの2つがどこかは不明である。餘部鉄橋とか根府川橋梁あたりであろうか?)ちなみに、列車名の「しんぺい」が、当時の鉄道院総裁の後藤新平にちなんだものであったとは、車内アナウンスを聞くまで知らなかった。小生が尊敬している人物のひとりである。
 「しんぺい」号は、観光ポイントでは、徐行や停車をしながら、ゆっくりと進んでいく。本日は1両増結の2両編成で、ワンマン運転なので、運転手さんも忙しいが。しかも、スイッチバック(急勾配対策で、向きを変えながら”Z字”型に進んでいく)がある。バックで運転するのかと思っていたが、そうではなくて、いちいち反対側の車両の運転席へ移動して、進まなくてはいけないようである。
 真幸駅のスイッチバックを過ぎ、日本三大車窓の矢岳付近にさしかかるが、あいにく雨が降ってきてしまい、眺めは今ひとつ。そして、ループを描きながら、大畑駅のスイッチバックへ。ループ線の中にスイッチバックという日本で唯一の駅で、いかに急勾配かがわかる。
 1時間あまりのゆったりした旅が終わると、人吉駅。ようやく売店がある。熊本日日新聞を購入。やはり、鹿児島に比べると、新幹線への期待度は、少し落ちるようである。人吉からは、「九州横断特急8号」で新八代へ向かう。この列車は別府行である。別府-熊本間の「あそ号」と熊本-人吉間の「くまがわ号」をつないだため、不思議な名前と運転区間になっているが、実際、先日の出張で、あまりの遠さに苦労した大分-鹿児島間は、これからは、この新八代経由が最短ルートになるようである。球磨川に沿って下っていく。このあたり、本当は途中で1泊してゆっくりしたいところである。
 新八代で、一筆書きの乗車券が一巡。「リレーつばめ」で博多へ。車内は満席で禁煙席しかとれなかった。車窓には、工事中の新幹線高架橋が見える区間もある。2010年頃には、開通するようである。同時期に青森へも開通すると思うが、なんとか北の大地・札幌までは、早急に延長していただきたいものである。一日中乗り詰めであるが、JR九州の車両は、快適なので、疲れもなく、博多駅に到着。井筒屋さんにてホワイトデーのチョコレートなどを購入して帰宅の途につくことにする。
 20:45発のJALは、キャンセル待ちでスーパーシートを確保。ただし、ジャムボではないので、ちょっと損した気分もある。出発が10分遅れたが、空港も空いている時間で、追い風にも乗って、羽田へはあっという間である。遠征記を書き終えたところで、遅れを取り戻して早くも着陸態勢である。ところが、ふと隣の席を見ると、なんと自見庄三郎先生である。お医者さんということで、自民党の議員の中では、上品であり、小生も一目置いている存在である。週末に選挙区に帰って、トンボ帰りということなのであろう。文藝春秋を持参している。やはり、氏も遠征には、文藝春秋が欠かせないようである。さすがである。こういうところがJALスーパーシートの醍醐味であるが、それも5月31日限りである。まさか、自見先生が、1000円のクラスJという訳にはいかないであろうから、ANAスーパーシートになってしまうのであろう。しかし、自民党の国会議員の先生がJALに乗らなくなったらいったい誰がJALに乗るのだろうか?大変疑問である。JRグループに比べて、最近のJALグループの施策は、理解に苦しむものばかりである。

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3月13日(土):横浜→福岡→八代→鹿児島→隼人:はれ
 2週連続の早朝の羽田空港。うし様とロイヤルにて朝食をいただき、いちごオムレットとまい泉を購入して、JAL767にて出発する。今年は、今週から春の繁忙期料金が適用されていしまうので、今回はやむなく無料航空券の利用である。
 機内にて、出発を待っていると、「ただいま最後の1名様をお待ちしております。」
 とのアナウンスが流れ、機内がかすかに険悪な雰囲気になる。ところが、やがて、「荷物をお預けになっていないことが確認されましたので、このまま出発いたします。」
 とアナウンスされた。見捨てて出発するようである。残りの乗客は、みんな時間を守っているし、忙しいのだ。こうでなくてはいけない。
 11:30発の「リレーつばめ43号」で出発する。行先表示は、「鹿児島中央」となっている。あくまで新幹線と一体であるということのようである。
 一世を風靡した787系車両も、その後の新型車両に比べるとやや見劣りするようになってしまった。それに、意外と揺れるようである。停車駅の多いタイプとはいえ、新八代までの1時間45分は、正直、けっこう長く感じられらた。
 その新八代駅。向かい側のホームには、九州新幹線800系「つばめ43号」が待機している。乗り換え時間は3分。通しで購入すると、座席も同じ番号を優先して割り当ててくれるので、乗り換えは楽であるが、開業記念に、写真を撮ったり、周囲を観察するには、かなりあわただしい。
 「つばめ43号」は、各駅停車タイプ。少しでも長く楽しもうと思い選んだわけだが、わずか10分ほどで、次の新水俣に到着する。ホームは、見学と思われる地元の人も多く、かなりのにぎわいである。
 車内は、木や竹が使われて、和風にまとめられており、これまでのJR九州の新型車両とは、イメージを一新。一見豪華さはないのだが、座ってみると、快適なのはさすがである。よく考えたら、全車普通車であるろはいえ、2-2配置なのだから、快適な訳である。260キロ走行だが、揺れもまったくなく実に快適である。まだまだスピードアップできそうな感じがする。あいにくトンネルばかりで景色はほとんど楽しめないが、わずか40分あまりで鹿児島中央駅へ到着というのは本当に速い。
 鹿児島中央からは、普通列車で隼人へ。隼人駅からホテル京セラへは、徒歩10分あまり。先日の出張の際に確認済みである。ホテル京セラは、なんと今年4回目。我ながら大したものであるが、そんなこともあってか、ツインへアップグレードしていただくことができた。実に快適である。さっそく入浴して、午後は、文藝春秋を読みながら休養する。

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3月12日(金):横浜:くもり
 韓国の大統領が、弾劾されて、職務権限停止という。しかしながら、よくわからないのは、座り込んでいた与党議員が、3人一組になった野党議員に次々と排除されていくということである。圧倒的少数与党ということのようである。まぁ、大統領選挙と総選挙のタイミングが異なるからということなのかもしれないが、やはり謎である。そのへん、もう少しわかりやすく議席構成とか伝えて欲しいものである。
 ちなみに、野党のハンナラ党というのは、聞いたことがあるが、与党のウリ党というのは聞いたこともない。なんとなくユーモラスで迫力がない感じがする。しかし、与野党ともにパフォーマンスもなかなかで、ハマコーみたいのがたくさんいて号泣している。大したものである。
 話は変わるが、昨年の総選挙の日のバックナムバーを読みふけっていると、うし様と小生が、開票速報に熱くなっているときに、すでに、イッキマンさんが、千疋屋のモンブランを食べていたことが判明した。やはり、人格者は、先見の明があるようである。

3月11日(木):横浜・東京:はれ
 18時終了の会議を終えると、早々に退社して、上京する。汐留にてオフが開催されるためである。41Fということでさすがにびゅうはすばらしい。バングラディッシュ問題や、ホテルパシフィックの駐車場のエレベーター問題などを検討しながら、楽しくお食事をいただくが、30代未婚男性と30代未婚女性の価値観が、微妙にクロスするところに浮上したのは、意外にも定山渓万世閣ホテルミリオーネであった。わからないものである。

3月8日(月):横浜:はれ
 浅田農産の会長が自殺。司法判断を待たず、マスコミその他によって、社会的に制裁するという傾向は、小生は、あまり好まないが、それでも、正直なところ、今回のようなケースでは、法的には大した罪に問えなくても、社会的制裁によって徹底的に抹殺すべきと思っていた。
 おそらく、そういう思いは、国民の間にも広くあったのだろう。小泉首相をはじめ、いろいろな談話も、「痛ましい」とあるだけで、それ以上のものがない。さすがに、取材その他で、問い詰めたことを問題視する動きはないようだ。
 雪印事件あたりから、日本でも、不祥事そのものよりも、隠す方が悪いという風潮が定着しつつある。内部告発も増えてきている。ヤフーBBの件なども、隠していないだけまだマシということなのだろう。(この件は、別のタブーをひとつ抱えているようであるが)
 久々に見たテレビタックルは、医療の問題。医療事故というのも、あまり追求しすぎると、医者のリスクが大きくなりすぎるという感じもするが、事故が増えているというよりは、今までは、表にでなかったものがようやく出てきただけなのであろう。最後に、大竹まことが最後に、「このテの話は、結局、市民が、薬のことに詳しくなって、ネットワークを作って、自分で守るしかないという話になる。しかも医療だけでなく、あれもこれも、全部と言われても無理だ」
 と発言していた。まったくその通りなのだが、他に道がないのもまた事実である。一歩一歩前進ということなのであろう。必ずしも悪い方向ではないようにも思う。
 ところで長嶋茂雄氏、いかにも悪そうである。デーブ大久保が「大丈夫、驚異的な回復力」などと言うから、ますますウソくさい。そもそも、当初から「意識はある」ということになっているが、医学用語ではそうなるのであろうが、「部屋に入ってきた人を見ると、話したそうにする」ということは、話ができないわけで、一般的な感覚では、意識がないということではないのだろうか?もはや、アテネとかそういうレベルではないのであろう。あまりにも遺憾である。本当のところはどうなのであろうか?皇室ではないが、ちょっとタブーになってしまっている感がするのだが・・・

3月7日(日):登別→千歳→横浜:はれ
 昨晩早めに寝てしまったので、早起きして、朝風呂をゆっくりと満喫する。今回の遠征は、バーゲンフェアで早めに押さえたものの、所詮はオープン戦であるし、北の大地には、今後もまだまだいく機会はあるので、正直、ちょっと迷ったのだが、やっぱり本物の温泉でゆっくりするのも必要ということである。
 バスで千歳空港へ直行。意外と便利である。今回はバーゲンフェアで昼の飛行機しか取れなかったので、早々に帰京。大盛況のうし様のお店をひやかして、帰宅する。
 久々にF1の中継などを見る。何年ぶりだろうか。しかし、佐藤は9位と伸びず。こんなことなら、女子プロゴルフ中継で藍ちゃんを応援すればよかった。
 BS-1「みんな野球が好きだった」。プロ野球70年の貴重な映像が出てくる。すばらしいのだが、いかんせんタイトルが過去形になっている。大変心配である。

20040307

3月6日(土):横浜→札幌→登別:はれ時々くもり
 4時30分起床。5:15のバスで羽田空港へ。6時開店のショッピング街のガレリアには、うし様がいるはずであったが、見当たらないので、早々に入場して、JAL777にて出発する。今年最初の北の大地。新千歳空港駅には、ミチヒロのポスタが掲載されている。JR北海道のCMに起用されたようである。
 JRタワー開業1周年。ここにもミチヒロのポスターが掲載されている。札幌ビールのCMに起用されたようである。どうやら時代は確実に動いているようである。
 3月といっても北の大地は冷え込んでいる。福住の駅を降りて、味の時計台さんでもいただこうと思ったが、見当たらないようなので、吉野家にて、豚キムチ丼で腹ごしらえをして、ドームに入場する。明らかに人の流れがあるようだ。新庄、小笠原、岩本はじめ、グッズも充実しているが、ユキオさんは、まったく相手にされていないようである。
 試合の方は、よりによって、岩本である。しかしながら、3回までパーフェクト。5回1失点ながら完璧な内容であった。まぁ、ここぞというときにホームランを打たれそうな雰囲気はあいかわらず残っているが。
 前半は、非常に効率のよい点の取り方。特に新庄の2塁から内野ゴロで返ってくる走塁はさすがであった。こういう野球ができれば今年は楽しみという感じであったが、後半は、勢いがなくなった。ただ、エチェバリアとセギノールが今年はやりそうなので、攻撃力はかなりのものが期待できそうだ。いよいよユキオさんが心配ではある。
 スーパー北斗にて、登別へ。バスで登別温泉へ。やっぱり登別である。露天風呂もリニューアルされた。湯上りは、もちろんフットマンである。東北医療機器のオバサンが今年も健在である。あまりに頻繁に登場するので、さすがに驚いていた。湯上りにフットマンという生活を送っていると、なかなか結婚する気にならないという点で意見の一致をみる。

3月5日(金):横浜:はれ
 入社以来、お世話になっていた大先輩が定年退職することになり、送別会が盛大に開催される。比較的若い会社なので、なかなか定年退職する方を送る機会はないのであるが、まさに古きよき時代を思わせる人で、とても寂しいものがある。
 寂しいといえば、長嶋茂雄氏が、大変なことになってしまった。小生の記憶というのは、基本的には、昭和51年にスタートしている。したがって、長嶋監督であり、柴田、高田、張本、王という世代である。親の世代を中心とする、長嶋氏を神格化する世代とは一線を画している。しかしながら、そんな小生も、フォア・ザ・フラッグと言われては、札幌ドームまで応援に駆けつけざるを得なかった。ジーコ・ジャパンではなくて、ナガシマ・ジャパンである。あまりにもあんまりである。とにかく祈るしかないが、アテネはさすがに無理であろう。サダハル・オーも、オレ流も現役監督である。ノムラ・ジャパンでは、心がひとつになれない気がする。おそらく星野仙一にすべてを託すしかないのであろう。

2月29日(日):横浜:くもり時々はれ
 筋肉痛がひどい。ぐんぐん杯翌日でも、こんなに首が痛いことはあまりなかったのであるが・・・
 ハセシュンタロウ氏ファミーリーおよびM君ファミリー来る。2組とも社内結婚で、奥様の方も結婚前から存じ上げている。したがって、ぜひとも幸せになってもらいたいわけだが、それぞれ1歳8ケ月と2ケ月の男の子がいて、大変幸せそうで何よりである。
 引越し以降、多くの友人・知人が遊びにきてくれたわけだが、奥様同伴というのは、特に違和感はない。子供連れの場合は、当然まだかなり小さいわけで、夫妻で子供の世話をしている光景は、ほほえましいといえばほほえましいのであるが、小生は?となると、正直考えてしまう。仕方がないので、遠征の計画でもたてながら、うし様おすすめの、にらさわ嬢の「だから私は結婚できる!(はず・・・)」を読了する。

2月28日(土):横浜・市原:はれ
 千葉新日本GCにて、第1回ほんだ杯ゴルフコンペが開催される。ぐんぐん杯とは異なって、手ごわい面々が揃っていて、小生など出番のないところではあるが、前日の時点で降水確率0%というゴルフは実に久しぶりである。特急ビューさざなみ号にて参戦する。
 1番ホールの第1打が、なんと空振りである。衝撃的である。しかも、風圧で、ティーからこぼれてしまった。ちょっとやってられない。さすがに、周囲もヤバイと思ったのか、特例にて救済された。
 しかしながら、その後は、立ち直り、大混戦であるが、なんと小生が優勝である。2打差なので、空振りチョロを2打目から打ち直していたら、どうなっていたかかなり微妙なところではあるが、とにかく賞金3000円を獲得した。ぐんぐん杯本戦に向けて、調整は上々である。

2月27日(金):別府→大分→横浜:はれ
 ホテルアーサーにて朝風呂。朝食は、和洋を選択するが、サラダとジュースとコーヒーは、どちらを選択してもいただけるというビジネスホテルとしては理想的なタイプである。出張利用としては、申し分のないホテルといえよう。
 大分にて無事に仕事を終える。大分空港は遠いが、ホーバークラフトなら25分だ。水陸両用で、考えようによっては、かなり便利な乗り物だと思うが、ここくらいしかないようである。もっとも陸上では、クネクネと横滑りでしか進めないようである。

2月26日(木):隼人→宮崎→別府:はれ
 ホテル京セラにて、朝風呂、朝食ヴァイキング。残念ながら、9時には、仕事が始まるので、ゆっくりいただくという訳にはいかない。
 485系「きりしま」にて、宮崎へ移動。小生、学生時代に、47都道府県を制覇しているが、実は、宮崎県だけは、ほんの一瞬かすめただけで、まともに降り立ったことがない。宮崎駅も初めてである。
 無事に仕事を終えて、485系「にちりん」にて、大分へ向かう。宮崎と大分というのは、実は遠い。つばめ号やソニック号とちがって、ノロノロと北上する。車両も昭和48年製である。たっぷり3時間はシンドイ。途中、宮崎競馬場や、リニア実験線などを見ながら進むが、さすがに退屈である。
 仕事の目的地は大分なのであるが、上司の粋なはからいにて、別府泊。ホテルアーサーは、一見、冴えないビジネスホテルであるが、マイルもたまるし、インターネット接続もOKだし、温泉大浴場も2つある。有料とはいえ、ナショナルアーバンも完備している。すばらしい。

2月25日(水):横浜→鹿児島→隼人:はれ
 沖縄から戻って中1日。JASで南下する。スーパーシートの差額を自前で払って、鹿児島入り。鹿児島で2件のお仕事を無事に完了。明日は、宮崎でお仕事なので、少しでも東へ移動しておきたい、ということで、485系にて隼人へ。隼人駅からは、徒歩10分。今年3度目のホテル京セラへチェックイン。完璧なプランニングである。
 九州出張は多いが、京セラは初めてという上司も黒豚1・2・3および、2回の入浴を満喫していただけたようである。すばらしいの一言である。

2月23日(月):宜野湾→玉城→那覇→横浜:はれ
 強風がようやくおさまって天候も回復。ただし、気温は下がって、長袖が必要なくらい。朝食ヴァイキングをすませて、チェックアウト。
 例年、最終日は、平和祈念公園に立ち寄ることにしていたが、今回は、前回の訪問から3ケ月しかたっていないため、海辺のカフェでくつろぐことにする。ところが、第1候補のカフェ工房さんが、営業していない。やむを得ず、第2候補の浜辺の茶屋さんに切り替えるも、月曜は14時からの営業である。仕方がないので、第3候補の民具の館さんに入場する。アンティークに囲まれて、窓辺から海を眺める。お客さんは、誰もいない。実にくつろげる。昨日の森のカフェといい、沖縄の醍醐味は、カフェにあるのかもしれない。グアバジュース一杯380円で、実にぜいたくな時間を購入できる。
 スーパーシート空席待ち5番目であきらめていたが、ギリギリ滑り込めた。JALスーパーシートももうあと何度も乗ることはできない。誠に遺憾である。

20040223

2月22日(日):宜野湾→名護→本部→宜野湾:あめ後くもり
 遺憾ながら朝から大雨。沖縄タイムスを読みながら、朝食ヴァイキングをいただく。最近、遠征では、地方紙を愛読しているが、なかでも沖縄タイムスは読み応えがある。
 宮古島の伊良部町というところの町長が、住民投票で反対多数にもかかわらず、合併を強行するという記事が出ている。なんでも、自主財源は1割以下で、臨時職員を全員解雇して、町が出す補助金をすべて止めて、住民サービスをすべてストップして、それでも、予算が組めないという。曰く、「リコールを恐れては、首長はできない。名前だけの伊良部町を残しても仕方がない。水産学校で、船長は死んでも乗客と乗組員を守る責任があると学んできた」とのことである。なかなか立派な町長である。一方、その後の、サンデープロジェクトでは、田中知事が盛大に吠えていた。基本的に応援はするのだが、朝日新聞の記者を個人攻撃し始めたのは、さすがにまずいのではないかと思う。
 名護へ。昼頃にようやく雨が止む。本来は、浦添でスワローズと練習試合が予定されていたようだが、もちろん中止。一時は、高速道路も渋滞と言われていた名護だが、正直、例年とあまり変わりない。室内での練習のため、選手の姿も見えない。
 しばらくして、練習を終えたひとりの選手が、ものすごい形相で出てきた。ミチヒロ・オガサワラである。徹底的に打ちこんだようである。それでも、子供にサインをしていたのは、さすがである。
 その後も、なかなか選手が出てこないが、しばらくして、建山が出てきて、ひとりでランニングを始めた。さらに、いつのまにか、人が集まってきたかと思うと、オレンジのシャツを着たSHINJOが登場した。
 本部半島の「やちむん喫茶シーサー園」へ行く。最近、流行の「森の中のカフェ」である。いつの間にか天気も回復し、風がおだやかに吹き抜ける。のんびりとしたぜいたくな時間が流れる。
 すっかりくつろいで、ホテルへ戻る。しかし、ふと気がつくと、部屋のカギがない。シーサー園でくつろぎすぎて、忘れたのかと思うと、届いていないという。あとは、名護の球場くらいであるが、外野の芝生席にでも落としていたら、完全に終了である。あまりにもあんまりである。せっかくのくつろぎがだいなしである。意気消沈して、ホテルに戻ると、部屋にカギはあった。要は、インキーである。話にならない。

20040222

2月21日(土):横浜→宜野湾:くもり後あめ
 イッキマンさんは、寝過ごして寝坊したようであるが、小生、早起きして、部屋の掃除を済ませて、超割にて出発する。バーゲンフェアでなく超割というところがミソであるが、YCATからのバスを南口で降りずに、終点まで乗るというのが、すでにして非常に違和感がある。しかも、「まい泉」を買いにいかなくてはいけないので、移動距離がすごい。帰りがけにJALのラウンジに入場する。しかし、搭乗するのがANAであるのにJALラウンジ入場というのは、どうも反則であったようだ。
 横浜も暖かくなったようだが、さすがに沖縄は暖かい。トヨタレンタカーヴィッツ号にて、ラグナガーデンホテルへチャックイン。本館シングルならリーズナブルなのだが、今回は、新館ツインを奮発。部屋が広く、ベッドも快適である。一眠り。
 「島唄」へ。ライブハウスとプロデューサーの知名定男氏がもめていたようだが、どうにか和解したのか、3代目ネーネーズでスタートした。小生、3代目は、はじめてである。まだ不慣れな点もあるようだが、「黄金の花」をやってくれたので、今日のところは、よしとする。今後の健闘を期待したいところである。

2月20日(金):横浜:はれ
 5人しかいない後輩のうち2人が休暇、1人が研修となれば、少しは忙しくなりそうなものであるが、18時30分にぴたりと仕事が完了してしまった。絶妙なタイミングでぐんぐんさんが登場する。オフを開催せざるを得ない。
 イッキマンさん来る。平日の夜に、イッキマンさんが登場するとは、奇跡的である。白い巨塔問題、沈まぬ太陽問題といった難しいテーマが議論される。イッキマン定年後のイッキマン夫人問題も検討されるが、残念ながら、夫人はお仕事中である。やがて、ドラえもん問題、小宮山問題へと話題が移る。
 しかしながら、ここで、世代間格差が表面化する。イッキマンさんのデビューは、2巻の「暗記パン」であるという。ぐんぐんさんは、6巻の「さようならドラえもん」である。しかしながら、小生は、10巻の「おそだアメ」である。ただ、「轟一番」の四菱ハイユニ問題については、ぐんぐんさんと分かり合えた。すばらしい。
 一方でイッキマンさんは、49年のドラゴンズ優勝であり、ぐんぐんさんは、50年のカープ優勝であり、小生は、51年の読売優勝である。イッキマンさんは、星野であり、ぐんぐんさんは、外木場である。高橋慶彦では、ダメだという。ただし、両名ともに王選手がホームランを打つのは、認めざるをえないとのことである。さすがに人格者ということなのであろう。
 最後は、お約束のキングカズ問題に移るが、やはり、これは認められないようである。ぐんぐんさんの結論としては、1に釜本、2にセルジオ越後、3,4がなくて、5に木村和司ということのようである。そして、柱谷とトゥーリオだけは、絶対に許されないようである。せめて10番目くらいにキングカズを入れてもらうようイッキマンさんと懇願するが、遺憾ながら認められない。

2月18日(水):横浜→青森→横浜:くもり時々雪
 前夜、久々に終電まで仕事をしたので眠い。早めに空港へ行き、ラウンジでくつろぐ。時間があったので、調子にのって「まい泉」の6個入りを購入してしまったが、やはり3個入りで、「もうひとつ食べたい」くらいにしておくのが適当だったようである。
 JAS青森行きは、100%バスだと思っていたが、6番搭乗口からの出発である。すばらしい。青森空港は、おそらく初めて。欠航の多い空港だが、無事に到着した。
 仕事は、早めに終わるが、いきなり雪が激しくなり、あわててタクシーに乗り込み、駅へ戻る。運転手さんの方言がかなりきつくて、会話がしんどい。
 予定の飛行機まで時間があるので、早めに行ってまたラウンジでと思っても、空港行きのバスがない。バスしかない空港はこれが困る。駅で1時間も待つ。特急「白鳥」八戸行きがあるので、ひょっとして、電車の方が早いのでは?と思ったが、そうでもないようである。空港へのバスの途中からは、工事中の東北新幹線高架も見えた。
 ドイツW杯アジア1次予選開幕。飛行機が遅れた分、キックオフには間にあわなかったが、テレヴィをつけた時は、まだ0-0。それどころか、いつまでたっても、0-0である。ロスタイムに久保のゴールで勝利。なんだかんだと胃の痛くなるような長い道のりにまたなるのであろう。
 日本航空システムが日本航空へ社名変更を発表。あまりにも見苦しい。初めから、吸収合併とわかっているのに、ヘンな小細工をするから余計みっともないことになる。社長が変わっても、前社長は、会長兼CEOである。スーパーシートの廃止といい、何をめざしているのかさっぱり見えてこない。結論としては、ANAダイナースカードということなのだろうか?しかしながら、会報「シグネチャ」は、まったく読むところがなかった。まぁ、ANAとダイナースは、別に何の関係もないのだけれど。

2月14日(土):横浜・東京:はれ
 土曜日。めずらしくゆっくり起きる。マックにて朝食。マックで不思議なのは、いわゆるフォーク並び(窓口が複数あっても1列で待つ)をしないことである。せっかく小生が微妙な位置で、先頭で待っていても、「3列でお並びください」と言われてしまう。遺憾である。
 「失われた10年」と言われているが、フォーク並びや、エスカレーターの右側を空けての追い越し、銀行や郵便局での番号札の導入、電車のロングシートで、7人がけに誘導する手すり棒(自然と2-3-2に区切る)の導入など、ささやかなマナー向上のための工夫が都会では定着しつつある。小生は、これをよしとしている。
 10時5分すぎに「みどりの窓口」で、ホテル京セラからの帰りの列車の指定席を購入するが、肥薩線の快速「いさぶろう」だけがブックフルであった。九州新幹線の一番列車などは、数秒で売り切れたようだが、こちらは、ローカル線ということで、つい油断していた。やはりみな目のつけどころは同じなのであろう。わずか5分でブックフルということで、窓口氏も衝撃を受けていた。
 夜、NHKスペシャルで、「りそな銀行の270日」を見る。JR東日本の副社長が、必死に改革を進めているようだが、あまりにも厳しい。窓口が混雑したときに、バックオフィスにいるおじさんが、カウンターで出るかどうかというだけで、延々ともめている。そんなことは、コンビニのバイトさん同士でも、「レジお願いします」とひとこと言えば終わりである。さすがとしかいいようがない。
 春一番。写真は、翌15日。心なしか、窓からの海の色が今までよりも青く感じられる。

2月13日(金):横浜・東京:はれ
 朝早くから上京するが、午後の次の打ち合わせまで4時間も空いてしまう。まずは、御茶ノ水駅にて、九州新幹線の指定券を確保。在来線の「リレーつばめ」と新幹線の「つばめ号」の指定券は、1枚になっていて、号車番号も座席も同じ席が割り当てられれた。末端区間の先行開業という例のない事態(東北新幹線の大宮開業はあったが)だけあって、いろいろと工夫は凝らしているようである。
 小生、喫茶店で、時間をつぶすというのが、どうも得意ではない。飲み終わってから、延々とゆっくりするのが遠慮してしまって、なかなかできない。
 最近、読者が多いので、うっかりしたことを書きづらいのであるが、時間が余るので、上野公園内の東京都美術館に参戦して、「マルモッタン美術館展」を鑑賞する。上野公園というのもずいぶん久しぶりである。マルモッタンは、昨年、パリで訪問して、とてもよかったので、期待していたのだが、今回の展示は、ちょっと物足りなさを感じたのも事実である。

2月11日(祝):横浜:はれ
 確定申告に挑戦する。資金繰りが悪化しているので、取り戻せるものは、早く取り戻さなくてはいけない。しかしながら、住宅取得、株式売却などがあり、何やらめんどうくさそうである。
 巷には、「今年も、自分で。25歳、長谷川京子。」のポスターが貼られている。小生、34歳であるし、長谷川京子よりは、数字に明るいという自負もある。自分でなんとかしなくてはいけない。
 各種資料と「日経マネー」を手元に用意して、国税庁のホームページの指示にしたがって、数字を入力していくと、どうにかできあがった。基本的には、ローン残高の1%が戻ってくるわけだが、定率減税が適用されていこともあり、実際には、4/5しか戻ってこないようである。株式売却も若干利益が出てしまっているので、その分も相殺されてしまう。地上デジタル付大型液晶テレビの購入は難しそうである。
 遠征の谷間でもあり、終日、休養。部屋の掃除。いい旅夢気分3時間スペシャルを見て、次の遠征の計画の参考にする。

2月9日(月):横浜:はれ
 自衛隊イラク派遣が、参議院で国会承認。あわせるように、本隊が、サマワに到着して活動を開始したようである。派遣の是非については、あいかわらず賛否が拮抗しているが、航空自衛隊のときもそうだったが、隊長ともなると、取材への受けこたえもさすがであり、やはりかっこいいというのが正直な印象である。おそらく、今後、活動が本格的になっていく中で、支持する意見が増えていくようにも思う。立場上、野党は、反対せざるを得ないところもあるが、自民党の術中にはまっている感もある。小泉政権への対立軸は、内政問題に求めた方が、長期的にはよかったのではないかと思う。その小泉首相、週末に、品川プリンスのシネコンで、シービスケットを観戦している。このへんが、なんだかんだ認めざるをえないところである。菅氏も、小沢氏も、おそらく品川プリンスでシービスケットは見ないと思う。
 羽田空港再拡張問題。将来の遠征の充実のためにも大変重要であるが、国土交通相が、首都圏知事にルート案を説明、といっても、要は、息子が親父に説明している訳である。その結果、ルートは、あいかわらず千葉県上空というのでは、堂本知事も、ちょっとやってられないだろうとは思う。

2月9日(日):神戸→横浜:はれ
 オリエンタルホテルの朝食ヴァイキングも、小生の中では、トップクラスである。オムレツだけでなく、目玉焼き、フレンチトースト、パンケーキの実演がある。神戸新聞を読みながら、ゆっくりいただく。
 オリエンタルホテルは、チェックアウトが12時。11時チェックアウトとの一番の違いは、NHK杯将棋トーナメントを最後まで見られることである。谷川王位vs森内竜王という好カード、しかも解説が羽生名人である。これは、見逃すわけにはいかない。谷川王位リードかと思っていると、終盤もつれ、逆転負けかと思われたとことで、解説の羽生名人も頭をひねりながら、「これは、光速の寄せが見られるかも」とつぶやいたら、本当に決まった。11時57分くらいの終局なので、チェックアウトギリギリになってしまう。
 徒歩でハーバーランドへ。神戸新聞松方ホールにて、高嶋ちさ子ハートフルコンサトが開催される。ヴァイオリンである。ちなみに、この人は、高島忠雄のめいにあたるようだ。軽妙なトークも楽しめるのだが、いかんせん、2億円のヴァイオリンと市販の大量生産品を観客が目をつぶって聞きくらべた際に、小生を含む8割の観客が安物に軍配を上げたため、かなりショックをうけたようである。
 神戸駅から三宮に戻り、マイネルゼスト号の終了を確認して、ステーキランドさんに再度参戦して、伊丹空港から帰京。

2月7日(土):横浜→神戸:はれ
 神戸に参戦する。7時起床。初日の出の頃に比べると、太陽の位置が高くなって、描く弧も大きくなっているのがわかる。YCATからのバスは、もちろん右側に座る。差し込む陽射しの暖かさから、遠征の楽しみが始まっている。「まい泉」を買って、ラウンジで日経を読みながらいただくのも同様。
 なんとなく暖かい陽射しと錯覚していたのだが、出発ロビーの表示では、札幌は、マイナス18度。北の大地は大変である。しかし、大阪でも0度。どうやら、かなり冷え込んでいるようである。JAL109便は、レインボーセブン。5Hなので、旧レインボーシートである。これが、Jクラスになるのであろう。椅子がずれていて、ヘンだったのだが、キャビンアテンダントさんに申し出ても相手にされなかった。
 伊丹からリムジンバス。京都行がちょうど到着したので、行先変更も一瞬考えたが、あまりに寒く古都散策という雰囲気でもない。予定通り三宮へ。
 ステーキランドさんにて、鉄板焼きをいただく。ロースランチ1280円は安い。サラダ、温野菜、ライス、味噌汁、コーヒー付である。今どき鉄板焼きというのは、ホテルでもいかないとなかなか食べられないが、1万円くらいかかる。ステーキランドさんとどの程度違いがあるかというと別にない。目の前の立派な鉄板でちゃんと焼いてくれる。カウンターなので、ひとりでも入りやすい。
 横浜で海を眺めているのに、なぜわざわざ神戸か?という疑問が生じるようである。たしかに横浜と神戸はあまりにも似ている。元町があり、中華街があり、山手がある。しかし、そういうのが好きだから横浜に住んでいるのであって、したがって、神戸も好きであり、年に1,2回は訪れたいということである。
 メリケンパークオリエンタルホテル。横浜でいえば、インターコンチに相当する。あちらは、ヨット型であるが、こちらは、軍艦型である。プールがよい。1000円というのもリーズナブルである。プールそのものは小さいのだが、プールサイドが、ゆったりとしていて、ジャグジーで暖まって、読書。軽食もいただける。
 隣接するハーバーランドへ。観覧車もあって、ワールドポーターズのあたりの雰囲気であるが、あまりにも寒いので、早めに撤収する。日記の執筆は、帰宅後の予定であったが、読者から過分なお褒めのメールをいただいたので、やる気になって、急遽執筆。

2月6日(金):横浜:はれ
 財務分析についての研修を受講。ROAだとか、流動比率だとか、キャッシュフロ計算書だとかを教わる。
 しかしながら、さっそく小生にあてはめてみると、先月は赤字決算なので、ROAはマイナスである。しかも、流動負債であるところの、クレジットカードの利用残と社台2歳馬の未払い金額が、流動資産であるところの、現金・預金を上まわっている。あまりにも危険である。一応、有価証券も流動資産にいれれば、流動比率は、プラスになるが、ここへきて相場が下がりだしてしまった。当然、キャッシュフローも悪化の一途であり、資金繰りが危ぶまれる昨今である。しかも、企業とちがって、急に売り上げ(給与)があがることはないので、あとは、愛馬が奇跡的に活躍でもしないかぎり終了である。
 まぁ、今さらあれこれ考えても仕方がないので、とりあえず明日から遠征に出かけることにする。

2月3日(火):横浜・川崎:はれ時々くもり
 みなとみらい線開通記念オフが、予定をくり上げ緊急開催。F嬢、W嬢、S嬢来る。というと、モテモテのようであるが、F女史、W女史、S女史来るという方が正確か。飲み役ばかりである。夜景を眺めながらシャンパンをいただく。
 小生の影響をうけたF女史だけでなく、W女史も、ホテル京セラを利用していたとのことである。手ごわい面々であるが、さすがにおさえるべきところはしっかりおさえているようである。

2月2日(月):横浜:あめ後くもり
 みなとみらい線で初の通勤。ホームが深いので、バスのときに比べて、時間短縮の効果はそれほどないが、真新しいホーム、電車での通勤は、気持ちよいものではある。開通に伴い、動線が変わり、横浜駅の東口へ出る必要がなくなってしまったため、そごうでのお買い物が不便になり、西口への依存度が高まる。相鉄ジョイナイス地下に開業したばかりのお茶漬けの店に寄る。鯛、まぐろ、うなぎなどメインのネタを選び、さらに、ほうじ茶、緑茶、京風だしなどを選択する。ヘルシーであり、なかなかよい。
 本日の日経によれば、JALがJクラスと称して、1000円増の席を用意するという。要するにレインボーシートの復活である。今さら何を、という感は否めない。この記事によれば、スーパーシートは廃止されるとあるが、幹線のジャムボは、明らかにスーパーシートから満席になっており、ANAにいたっては、沖縄へのスーパーシートを4月から値上げしようとしている。稼ぎ頭であり、廃止は理解に苦しむ。あるいは、日経の間違いかもしれないが。
 ファイターズホームページに、キャムプレポート掲載が始まった。球春到来。ファイターズ開幕2連戦チケットを購入する。

2月1日(日):横浜:はれ
 みなとみらい線、待望の開業。さっそく試乗に出かける。徒歩3分のみなとみらい駅、ホームは地下3Fだが、むちゃくちゃ遠いというほどでもなく一安心。なぜか、コンコースにドラッグストアがある。
 日本大通りでいったん地上に出て、山下公園に沿って歩く。うし様が、日本大学の通りと勘違いされたが、「日本大-通り」ではなく、「日本-大通り」である。格が1万枚くらい違う。ニューグランドで朝食ヴァイキングをいただくことも検討したが、やめにして、マックで、朝食を済ませ、元町・中華街から戻る。ニュースでおなじみの新型車両は、何両もあるわけではないので、残念ながら、東横線の銀色の車両がほとんどである。
 みなとみらい駅へ戻ってきて、今度は、クイーンズスクエア側へ。エスカレーターで、一気にショッピングモールへ出られる。地上階から、列車の進入が見えるのも、工夫されたデザインである。9時をすぎて、ようやく、マニアだけではなく、観光客の姿も見られるようになった。
 所要で上京する。横浜駅で湘南新宿ラインへ乗り換え。大工事が続いていた、横浜駅が、ようやく全貌を現した。きたとみなみの自由通路ができて、通り抜けは便利になったが、みなみ通路は、ちょっと不便な感じ。きた通路は、ポルタ~京急~JRと比較的うまくつながっている。
 せっかくなので、帰りは、渋谷から東横線特急でみなとみらいへ一気に抜けてみる。いかんせん、車掌が不慣れで、ただでさえうるさいところへ、特急の停車駅を何度も間違える。しかも、元町・中華街が混雑していて、ダイヤも乱れ、なるべく各駅停車に乗り換えて、日本大通りで降りてくれという。午後になって、大変な混雑になってきているようである。まぁ、湘南新宿ラインのグリーン車に比べると、スピードも、快適さもはるかに及ばないが、多摩川を渡るあたりは、ある種の懐かしさを感じることができる。東白楽~反町間で、地下区間へ切り替え。このあたりも沿線にマニアが多い。基本的に鉄道は、斜陽産業であり、マニアも大切にしていかなくてはいけない。記念切手や、記念パスネットもあったようだが、もっとグッズを用意してもよかったような気もする。
 何はともあれ、横浜・みなとみらい地区へ脚光があたるのは、喜ばしいことである。うし様も以前より気軽にやってくるようになった。ランドマークプラザにて勝ち祝い開催。

20040201

1月31日(土):横浜:はれ
 穏やかな陽気の土曜日。ランドマークプラザのマックで朝食をすませて、WINS横浜へ。東京競馬1Rにスプートニク号が出走する。2番人気。不器用なだけに、東京コースに替わったのは、好材料だが、やはり道中モタモタして、じりじりと下がってしまう。直線ようやく外に出したものの、万事休すかと思ったが、ここからすごい伸びを見せて、見事に差し切り勝ち。まぁ、パサパサのダートで前が止まったということもあろうが、とにかくめでたい。うし様に追いつけ追い越せである。本質的には、芝向きと思われるだけに、次走も期待したいところだ。いよいよ負け組返上である。
 勝ち祝いにそごうでCDを買い込み、シーバスで帰宅。わずか10分の船旅であるが、天気もよく、実に快適である。
 部屋の掃除などして、ひと休みしてから、「シービスケット」を見に行く。小生、映画は、ほとんど見ないのだが、やはりこれは、見ておかなくてはいけないと思い、久々に参戦する。2時間前までに、ネットでカード決済しておくと、席が確保されて、機械にクレジットカードを通すだけで発券される。実に便利である。たまの映画なので、S席を奮発したが、これが、劇場のど真ん中で、たしかに見やすかった。
 シービスケット。これは、実話であるという。83戦33勝。3冠馬ウォーアドミラルにマッチレースを挑む。前半が、少し退屈ではあったが、後半は、一気に加速してあきさせない。少なくとも競馬ファンなら楽しめるし、この映画が、競馬を知らない人をひとりでも多く競馬場に足を向けさせてくれれば、うれしいことである。個人的には、馬主のダンナがとてもよかった。
 エンディングの字幕を見ていたら、クリス・マッキャロンとゲイリー・スティーブンスの名前が。ゲイリー・スティーブンスが、ピンチヒッターでシービスケットに騎乗するマッチレースでは、マッキャロンがウォーアドミラルに騎乗しているという。「優駿」の根本Jあたりとは、格が違いすぎるということなのだろう。

1月30日(金):横浜:はれ
 バスでの通勤も今日で最後である。みなとみらい線の開通は、明後日だが、東横線の横浜-桜木町は、今日で廃止。最後に乗って帰ろうかとも思ったが、特に愛着のある区間ではないのでやめる。
 小生、基本的に手帳は持たないのだが、年間の遠征計画をはっきりさせるために、マンスリー型のものを購入。バーゲンフェアを赤くぬり、TCK開催日を青くぬる。さらに、ファイターズ戦を記入すると、おぼろげに年間の遠征計画が見えてくる。

1月27日(火):横浜→仙台→横浜:はれ
 先日、やまびこ号で北上したばかりだが、中3日で、今度は、はやて号で北上する。全車指定席の車内は、満員。たいしたものである。そういえば、今日は、皇太子殿下も、MD87問題のため、JASをやめ、はやて号普通車で北上しているはずである。
 牛タンをいただき、業務終了後、はやて号にてトンボ帰り。こちらも満員。時代は、新幹線なのだろうか?
 しかしながら、JALグローバルクラブJCBカードが到着した。ANAダイナースカードと今年の2本柱が揃い、眺めているだけで、遠征気分も高まってこようというものである。その点、ViewSuicaカードからは、あまり感じるものがない。
 古賀議員帰国。離党。辞職せず。正直、買収した埼玉の自民党議員などに比べれば、詐称自体は大したことではないが、いかんせん対応が見苦しすぎる。自分が卒業したかどうかわからないなどということはありえない話である。そんなことは、訪米しなくてもわかることで、金でも渡して、後づけで卒業扱いにしてもらうために訪米したとしか思えない。中退なら中退で結構であるが、見苦しいのはダメだ。ここは、山崎拓君の出番ある。

1月23日(金):横浜→蔵王→横浜:雪
 今年一番の寒気で全国的に荒れ模様の中、やまびこ号にて北上する。うとうとして、新白河を通過する頃には一面雪景色である。普段はあまり雪のない仙台駅前も、かなり積もっているが、そこへお迎えにきたバスが、屋根に50cmくらいの雪を積んでいるのに衝撃を受ける。
 蔵王温泉にて、研修会の講師のような仕事をして、本来なら、出席者の方と、そのまま蔵王温泉にて、雪の中で入浴というのも悪くないのだが、今日だけは帰らなくてはならない。明日は、ぐんぐん杯記念大会である。雪はいよいよ激しくなってくるが、このまま山の中に閉じ込められては困るので、無理をお願いして、白石蔵王駅まで送迎していただく。
 蔵王から無事に帰還しても、鹿児島も雪である。インターナショナルゴルフリゾート京セラは、本日はクローズという情報も入ってきた。鹿児島市内積雪なんていうのは、1年に1度あるかないかであろう。一方、ぐんぐん杯記念大会というのも、5年目にして初めてなのである。どうしてそういうものが重なるのだろうか?この週末は、沖縄をのぞけば、首都圏が一番天気がよく、暖かそうである。あまりにもあんまりである。

1月21日(水):横浜:くもり時々はれ
 会議が終わって、席に戻ると、後輩が、
「イッキマンから電話がありました」
 と報告してきた。人格者であるところのイッキマンさんは、顔が広いようである。しかしながら、鹿児島地方の予報は、土曜が雨で、日曜は雪に変わった。あまりにもあんまりである。
 みなとみらい線の定期をもらう。いよいよである。しかしながら、東京三菱銀行のみなとみらい支店は、廃止されるという。あまりにもあんまりである。

1月20日(火):横浜・東京:はれ
 ぐんぐん杯を控えているが、小生もたまには働かなくてはいけない。会議が長引き、昼食をとりそびれ、横須賀線グリーン車にてシウマイ弁当をいただき、外出先から、直帰できずに会社に戻る。まぁ、それでも、22時30分退社だから、イッキマン夫妻からみれば、忙しいとはいえないのだろう。
 夕刊紙もなく手持ち無沙汰の帰りの駅のホームで、仕方がないので、「相鉄瓦版」を手に取る。いわゆる無料の沿線ガイドみたいなものである。特集は「鍋、いいね」である。まったくもっておっしゃるとおりだ。そして、2番目の記事は、「ちゃんこ鍋からかいま見える相撲世界」。著者は、河邊幸夫氏。いわゆる玉海力である。こういう発見は、ささいなことではあるが、うれしいものである。人生、小さな幸せの積み重ねが大切である。
 ちなみに、玉海力は、最高位前頭8枚目。幕内通算8場所、43勝75敗2休とのことである。まぁ、格としては、斉須関と同等クラスのようである。

1月18日(日):横浜・東京:はれ
 8時起床。パンパシフィックホテルにて、朝食ヴァイキングをいただく。絞りたてのオレンジジュースが、あいかわらずすばらしい。1時間15分かけて、たっぷりといただく。朝食ヴァイキングをいただいた日は、昼食抜きなので、考えようによっては、それほど高くない。
 腹ごなしに散歩。赤レンガパークへ。気温は高くないが、風もなく、日なたでぼんやりしている分には、暖かい。
 みなとみらい地区の計画について、あらためて確認する。今後の開業予定施設は、万葉の湯、にっかつの撮影所、シネコン、ニューオータニ、スポーツクラブ、日産などが予定されているようである。オフィス需要を東京に奪われたため、エンターテイメントで勝負するしかないようであるが、住人としては、その方がありがたい。
 パシフィコ横浜で、のぼりがたち、雄たけびがあがっている。全国佐川急便組合の総決起大会である。バスが何十台も終結している。さすがに、荷物ひとつ時間通りに届けられない会社だけのことはある。
 秋葉原のヤマギワLIVINA館をひやかし、日比谷線で玉海力さんへ。場所中でもあり、さすがに混雑している。カウンターで1時間15分かけてゆっくりいただいていると、退場を命じられてしまった。雑炊も終わり、言われなくてもそろそろ退場しようというところである。基本的に我々は、早い時間に参戦して、食べ終わればすぐに退場する。お店からみれば、非常に効率のいいお客のはずである。それを退場を命じるとはあまりにもあんまりである。こういうことだから、大相撲人気が終了する一方ではないのか?猛省を促したい。
 アンナミラーズさんで、チョコレートパイをいただく。のぞみ号でトンボ帰りのうし様は、お疲れのようである。しかしながら、いかんせん負け組の小生にアドバイスできることは限られている。とりあえず、今日のところは、るいさんおよびヒトゲノムではないかという結論に落ち着く。

20040118

1月17日(土):横浜:雪
 前日から雪の予報。気温も日中でも3度と強烈に冷え込んだが、肝心の低気圧の発達が今ひとつで、朝から降り続けたわりには、積もらない。一面の雪景色を期待していただけに残念である。やはり、ひと冬に1回くらいは、20センチ級のドカ雪が必要である。
 降り始めた雪が舞う中、横浜美術館へ行く。東山魁夷展が開催中である。午前中からなかなか混雑している。小生、まったくの素人であるが、風景画なので、わかりやすくてよい。徒歩5分でふらっと美術館というのは、なかなか文化的な生活である。
 共産党が天皇制と自衛隊を容認。天皇制は、憲法上の制度であるので、機が熟したときに国民の総意によって解決といいながら、一方で、「護憲」を打ち出しているのだから、かなりの自己矛盾に陥っているような気がする。護憲であれば、天皇制も、存続するはずだからだ。上田耕一郎先生をはじめ論客が続々と引退して、役者不足は、否めないところだ。

1月13日(火):横浜:はれ
 川崎市の成人式で、成人の代表が、「議員の紹介が長くて選挙目当ての式。市長の話なんかみんな聞いていない」とぶちまけたようである。詳細がわからないとはいえ、すばらしいという感じがする。一方、議員団が取り囲んで、「謝ったって、取り返しがつかねえんだよ」と脅したようであるが、ほとんどヤクザである。小生は、川崎市長の人物をまったく知らないが、少なくとも、千葉、埼玉、東京、神奈川の知事と横浜市長は知っている。いずれも官僚ではない。成人式で事件も起きなかった。
 イラクのサマワで、日本人(自衛隊)を歓迎する会が結成されて、日本人を守るための自警団が組織されたという。こういうニュースは、あまり大きくは報じられない。
 日本で狂牛病が発生したときに、真っ先に日本産牛肉の輸入を禁止したのは、アメリカであって、輸入禁止はなんと今も継続しているという。こういうニュースもあまり大きくは報じられないようである。

1月12日(祝):横浜:はれのち一時あめ
 スプートニク号出走のため、WINS横浜へ参戦する。グリーンチャンネルが見られないのは、やはり不便である。途中、1Rのうし様のカリティバの結果が気になったが、カリティバが快勝した場合、小生が大敗するような気がして掲示板をのぞくのがちょっと怖い。しかし、我慢できずにチェックすると、「ぶっちぎりの・・・」とあるので、やはり勝ち組の勢いかと思うと、ぶっちぎりのシンガリであることが判明した。衝撃的である。
 そうなれば、小生はあっさりかと思ったが、出遅れて、砂をかぶって、包まれて、あっさり終了した。単勝1.7倍なんてめったにないのだが、あまりにもあんまりである。
 カンコ親子、るい夫妻、モー親子、ヌマ嬢、トモ嬢、サイス氏来る。小学校の同窓会風である。手料理やお菓子などいろいろ用意していただく。るい嬢は、滝本で入浴しているうし様の写真を発見する。
 なぜか小学校のときの演芸会の話になり、「自分はうさぎだった」、「木だった」、「自転車を使った」などと話がかみ合わなかったが、写真で確認すると、うさぎも木も自転車もちゃんと登場していた。大したものである。全般的に、女性陣の方が、当時の記憶がこまかく、「○○は、実は眉毛がなかった」などと、当時はあまり話題にならないことまでチェックされていて、手厳しいものがあるようだ。
 女性陣が腕をふるってくれたおかげで、とうとうディスポーザーが稼動。その他、蛇口がシャワーのように動くことも発見され、まな板もデビューした。一方で、アーバンとフットマンが好評であった。るいさん夫妻は、浅草ビューホテルをエンジョイする予定であるという。やはり、我々の世代は、癒しが必要ということなのであろう。

20040112

1月11日(日):鹿児島→東京→横浜:はれ
 ホテル京セラのベッドは、実によく眠れる。朝風呂。朝食ヴァイキングをゆっくりいただいたところで、指宿へ向かううし様と別れる。
 NHK杯将棋トーナメント、青野九段を破って3回戦に進出した中井女流名人が、中原永世十段に挑戦する。見逃せない一戦である。途中の11時にチェックアウトしなくてはならないが、そのまま大浴場へ移動して、休憩室にて観戦できる。序盤こそ中井女流が指せているように見えたが、中原永世十段、ほとんど時間を使わずに、相手に好きなように指させておきながら、最後は、あっさりと押さえ込んでしまった。駒落ちの上手のような指し方で、貫禄勝ち。まぁ、格が100枚くらい違うのだから仕方がない。4度目の入浴を済ませて、バスにて空港へ向かう。実に暖かい。
 ふたたびラウンジでくつろぎ、帰りはスーパーシート。一見、強行軍の1泊2日だが、空港ラウンジ→大浴場→湯上りラウンジ→空港ラウンジ→スーパーシートと移動しているだけであるから、疲れようがない。

1月10日(土):横浜→東京→鹿児島:はれ
 深夜まで宴会にもかかわらず、結局7時起床。掃除と荷造りをして、TCKに参戦する。愛馬ナナイロノキセキの出走が予定されていたため、ダイヤモンドターンを奮発したのだが、あまりにもあんまりなことになってしまった。まったくもって気が進まないがやむを得ない。
 番組も充実していないため、ヴァイキングを徹底的に食べるしかない。パドックにもいかず、適当に返し馬をみて、買ってはいけないカイジンボスの馬券などを買ってしまい大敗。しかるに、愛馬も好調のうし様は、足取りも軽くパドックへ通い、馬単390倍の大万馬券を的中している。いくら小生負け組とはいえ、ここまで徹底的にやられるとは、あまりにもあんまりである。
 モノレールにて羽田空港へ参戦する。ホテル京セラにて、マイネルゼスト号およびナナイロノキセキ号の祝勝会が行われることになっていたのだが、遺憾ながら、マイネルゼスト号の祝勝会のみの開催である。久々の羽田空港、千歳空港大雪で欠航が相次いでいるようで、混雑しているが、サファイヤ会員であるところの我々は、早々にラウンジにてゆっくりさせていただく。
 愛馬の故障という冴えない状況下ではあるが、4ケ月ぶりのホテル京セラは、あいかわらずすばらしい。温泉を満喫して、ラウンジで宗次郎を聞けば、浮世のあれこれが遠くなる癒しの空間である。

1月9日(金):横浜:はれ
 この週末は、来客あり、愛馬の出走あり、ホテル京セラありと、充実した4日間になるはずであったが、出社直後に、うし様から届いた1通のメールにより、すべてがオシャカになった。
 ナナイロノキセキ号、出走回避。1年半待って、待望のデビュー前日。「デビューのお知らせ」として、写真や口取りの仕方の案内などが届いたばかりである。勝利を確信していたから、ダイヤモンドターンを予約し、京セラでの祝勝会までセットされていたのである。どうしようもない。ダンナに続いて、カトさん新馬勝ち、うしさんオープン勝ちの昨今、ひとり負け組である。
 後輩のF嬢とU君が新居訪問。シャンパンを空けて深夜まで飲む。ヤケクソである。イッキマンは知らないが、イッキマン夫人なら存じ上げているというU君は、ホテラであることが判明し、ぐんぐんさんでおなじみのハイアットのカードが登場し、さらに、JGCダイナースカードが登場して、アメックスプラチナまで登場してきた。小生の負けである。負け組は、どこでも負けてばかりだ。
 小生の指導により、最近ホテル京セラフリークになっているF嬢は、小学校1年のクラス写真から、サイスさんを発見して、「この人見たことがある」と気づいたまではよかったのだが、「生意気そうな子供だ」とは、あんまりである。

1月8日(木):横浜:はれ
 誕生日である。しかしながら、久々に残業となり22時すぎに退社。シウマイ弁当を購入してひっそりと帰宅。ちなみに同じ誕生日であるところの小泉首相は、四国で讃岐うどんをいただいたようである。まぁ、大して変わらないともいえる。

1月7日(水):横浜:はれ
 引越してから、出勤の途上、羽田空港行きのバスとすれちがうようになった。念願のJGC入会条件クリアで一息ついてしまい、遠征から遠ざかっている。たしかに新居からの景色はリゾートホテルに匹敵するものがあるのだが、だからといって、遠征が不要ということではないようである。北の大地、福岡グランドハイアット、京セラ、沖縄キャムプなどが、気になる今日この頃。「るるぶ鹿児島」を購入する。しかしながら、いかにも薄い。しかも1/3は、離島の紹介である。ぐんぐん杯記念大会では、2日目に観光のリクエストがあるが、京セラから、鹿児島市内や指宿方面は、かなり遠く、なかなか厳しいものがありそうである。
 大型施設が立ち並ぶみなとみらい地区に、なぜか突然オープンした個人経営のそば屋に寄る。何やら「当たり」っぽい雰囲気を漂わせているので、ビール、てんぷら、せいろと注文。大当たりとはいかなかったが、近所の蕎麦屋としては、まずまず評価できそうである。

1月5日(月):横浜:はれ時々くもり
 仕事はじめ。これは、「初」が正しいのか「始」か自信なくなったので、ひらがな。
 5日といえば、金杯だが、すでに川崎競馬で今年の打ち初めは済ましており、食指が動かず見送り。しかしながら、15時すぎに、うし様より、マイネルゼスト号が、ジュニアCを圧勝したとの情報が入ってきた。衝撃的である。昨年がダンナの年であるとすれば、今年は小生の年のはずであり、10日のTCKでのデビュー戦に向けて最終調整中であったが、あまりにもあんまりな情報が入ってきた。いよいよ追い詰められた感がある。
 仕方がないので、早々と退社して、そごう冬市にて、ベートーヴェンのピアノ協奏曲4番を購入して帰宅。今年は、引越しで転送されるため、年賀状の到着が遅いが、毎年カラフルな手書きイラストの年賀状で楽しみにしていたS君も、結婚したためか、写真になってしまった。そんな中、ぐんぐんさんは、ゴリラの写真である。さすがである。

1月4日(日):横浜・秦野:くもり時々はれ
 5時20分起床。6時13分発の東海道線にて出発する。あいにくグリーン車は、連結されていない。国府津から御殿場線に乗り換えて、7時23分松田着。Y氏、H氏と合流して、太平洋クラブ相模コースにて、2004年の初ラウンド。月末にぐんぐん杯記念大会を控えており、調整にはよいタイミングである。
 相模コースは、太平洋クラブの中では、B級のようで、ややトリッキーだが、距離が短いので、小生にはちょうどよい。レディースドライヴァーも好調で、ぐんぐん杯のレベルでは、まったく問題がないスコアだったので、よしとする。
 帰りは、小田急新松田~海老名経由で相鉄で帰宅。ゴルフに行って、パスネットだけで帰ってくるというのは、何ともお手軽である。

1月3日(土):伊豆高原→さいたま→横浜:はれ
 午前中に帰浜。そごう冬市に参戦する。2日目とはいえ、さすがに混雑している。今月は、誕生月なので、ポイントが加算されるようである。8Fの東京メガネさんで、メガネを購入。けっこう高い。
 昼寝をしてから、川崎競馬の投票。当たり損ばかりで、昨日の儲けを吐き出す。
 明日の朝早いので、ゆっくりする予定であったが、正月も3日目となり、ヒマを持て余しているうし様が来浜する。クイーンズスクエア内の陳麻婆豆腐さんへ参戦するが、あいかわらず辛すぎる。他にも鐘さんの水餃子とか、何トカ夫妻の何トカというのが多いが、いかんせんわかりあえないようである。やはり、鉄人・陳建一あたりが、ちょうどよいのかもしれぬ。ロイヤルホストにて口直し。お互いに重要な局面を迎えている正月競馬について検討。

1月1日(祝):横浜→伊豆高原:はれ
 ここ数年、都内のホテルで元旦を迎えていたが、今年は自宅。6時起床。東の空がぼんやりと茜色に染まっている。ジルヴェスターコンサートの終演から5時間あまりしかたっておらずさすがに眠いが、臨港パークへ。2~300人くらい集まっている。6時50分頃、初日の出。
 ホテルに泊まらなくても朝食ヴァイキングをいただくというテはある。分厚い新聞各紙を購入して、パンパシフィックホテルに入場して、お正月スペシャルブッフェをいただく。オムレツはもちろん焼いてくれる。お雑煮もある。ジュースは目の前で絞ってくれる。ただし、お値段もさすがである。
 神奈川新聞の一面は、日産本社のMM21への移転。さすがは、ゴーン氏である。
 踊り子173号にて、伊豆へ。この時期は、鈍行グリーン車が意外と混雑するので、踊り子号を利用。繁忙期なので、指定席料金を高くしたうえで、指定席を増やしており、自由席は2両だけ。しかし、この時期は、みんな指定席を確保するので、実は、自由席がガラガラという現象がおきる。椅子を回転させて、4人分独占しても全然迷惑がかからないほどの空き具合。ただし、こういうのは不公平ではある。全車指定席があるべき姿ではある。
 根府川の鉄橋からの眺めはあいかわらず美しい。伊東駅停車中に、川崎競馬の投票。大敗。

20040101

【復刻版】しんちゃん日記(2003/10/1-2003/12/31)

12月31日(水):横浜:はれ時々くもり
 おだやかな大晦日。ipodを持参して、臨港パークを散歩。高嶋ちさ子のヴァイオリンを聞きながら、ぼんやりと海をながめる。実に気持ちがよい。すっかり散歩が日課になってきた。老人のような生活である。
 あまりに浮世離れしすぎるのもいけないので、MXTVとSPAT4にて、TCKに参戦する。最終日のメインは、「ジルベースターオープン」である。ジルベスターとはいったい何ぞや?と思っていたら、ドイツ語で大晦日のことだそうである。さすがはMXTV、さすがは小森谷さんである。
 しかしながら、ジルベースタオープンの結果は、誠に遺憾なものとなり、11Rのファイナルドリーム賞も大敗。最終レースのカウントダウン賞にすべてを託さざるをえない状況となり、8番人気今野騎手のヤスミダブリン、直線強襲も届かず万事休すと思いきや、ハナ差2着に滑り込んで記録的な大敗は回避された。やれやれ。
 ジルベースターオープンの次は、ジルヴェスターコンサートである。みなとみらいホールへは、徒歩3分である。初心者でも楽しめる趣向で、カウントダウンとともに年が変わる。せっかくなので、来年は、少しクラシックも聞いてみようと思う。

20031231

12月30日(火):横浜:はれ
 2段ベッドで1泊したT氏を送り、あわただしく掃除と片付けを済ませると、新潟からK夫妻がやってくる。夫妻とも幼稚園からいっしょなので、30年近いおつきあいということになる。連日、なつかしい友人・知人が訪問してくれるのは、うれしいことである。
 夫妻には、2人の子供がいるが、幸い拙宅は、ムーミン、ミッフィー、ドラえもん、ファイティーなどグッズが充実しているため、飽きずに遊んでいただけたようで何よりである。
 外食が続いたので、突然、納豆が食べたくなり、1年ぶりくらいに炊飯器でご飯を炊いて、納豆ご飯をいただきながら、「ザ・ベストテン2003」を見る。
 スビケル死去。享年20。大往生である。

12月29日(月):横浜:はれ
 T氏、タッキー、竹氏来る。竹氏は、イッキマン氏に通じるところがあり、小生の学生時代の友人の中では、数少ない人格者である。その竹氏夫人は、以前、小生のホムページを見て、「どうして、この人があなたの友人なのか?」
 と述べられたと聞いているが、その後も日記を読んでいただいているようで、「しんちゃんさんは、エンジョイしているから、結婚しないだろう」
 と解説されているとのことである。まぁ、何はともあれ、読者がいるのは、うれしいことであるが、何やら夫人の方もイッキマン夫人に通じるものがある。
 ドラえもんの携帯ストラップのタッキーは、あいかわらず謎に包まれており、麹町や西麻布などを転々としているようで、こちらは、独身時代のダンナに通じるものがあるようである。
 ゴーン氏でおなじみのT氏は、ヨーロッパ競馬で徹底的にやっていたのであるが、日本に帰宅後は、なかなか公私ともにお忙しいようで、最近は、スカイスパにもあまり姿を見せないようで残念である。

12月28日(日):横浜・東京:はれ
 ようやく体調も回復。朝からTCKに参戦する。新スタンド「L-WING」が、いよいよオープンである。中山で有馬記念が行われる日にオープニングをぶつけるあたりにもJRA何するものぞとの意気込みが伝わってくる。本日は、招待デーであるが、S氏のご好意により指定席に入場する。先着1万名様限定のうまたせ君ストラップも無事にゲット。
 新スタンド4Fのウイングルームは、7人まで利用できるボックスタイプ。ここを2人で独占するので実に快適であるが、いかんせん、ゴールをすぎたところにあり、傾斜の関係もあって、レースが見づらい。まぁ、社交の場ということなのだろう。3Fの指定席エリアも、旧スタンドが邪魔になってしまう。いずれは、全面的に改装する必要がありそうだ。
 とはいえ、場内は、なかなかしゃれたデザインで、よくわからないダイニングバーのようなものもあったりする。来場者のニーズとマッチしているのかどうかは、正直不明あるが、JRAの新スタンドよりも演出という点では、上かもしれない。
 残念ながら、今日は、番組面では充実しているとはいい難いので、ふるさとコーナで、宇都宮競馬とばんえい競馬に参戦する。選択肢がたくさんあるということは、すばらしいことであるが、いかんせん大敗する。やむを得ず、6RあたりからTCKに参戦するも、徹底的にやられてしまった。最終レースまで資金が続かず、10Rで帰宅となる。有馬記念は、1-3着でワイドのみ的中の当たり損。
 京急川崎のヨドバシカメラにて、ipodを発見。横浜では売り切れであったので、さっそく購入する。
 N氏来る。白金の高級マンションに住んでいる氏は、BMWのオープンカーみたいので、登場した。衝撃的である。引越し祝いに、高級家具のカタログを持参している。氏の自宅は、もう家具を一通り購入してしまったため、蓼科に別荘の購入を検討しているという。すばらしいの一言である。結婚してからさらに徹底的にやっているようである。バブリーな話題に花が咲く。

20031228

12月27日(土):横浜:はれ
 7時起床。あいかわらず老人性早起きである。熱も下がり、まずまず体調も回復してきたが、お腹の具合は、まだちょっと怪しい。
 寒い。未明に初雪を観測したようである。スカイビルで散髪を済ませる。ipodを買うかどうか迷うが、とりあえず日の出町のWINS横浜に初参戦する。しかし、雪のため、中山競馬の日程が大幅に変更されている。衝撃的である。グリーンチャンネルが見られなくなったので、スプートニク号の未勝利戦にあわせてやってきたのだが、発走が予定より1時間以上遅くなっている。仕方ないので、有馬記念の馬券を購入して、100円バスで帰宅。寒すぎる。
 発走が遅れた分、TVKの中継で見ることができた。惜しい2着。とりあえずメドはたったようだ。イカルスドリーム号は7着。まぁ仕方のないところだろう。
 夕方から100円バスにて再び横浜へ出て、ipodを購入すべくヨドバシカメラへ行くが、売り切れである。誠に遺憾ではあるが、弟子に指摘されたように、小生が、旅先でぐんぐんさんほど音楽を聴くとも思えないので、実は不要なのかもしれない。仕方がないので、テレヴィ売場をのぞくと、AQUOSの30型が41万円台と、一時期より10万近く安くなっている。しかし、これはさすがに衝動買いするわけにはいかないので、TCKの新聞のみ購入しておとなしく帰宅する。有馬記念の前日に、TCKの検討をしているのだから、おかしなものではある。

12月26日(金):横浜:はれ
 熱は下がったが、依然としてお腹の具合が悪い。仕事をお休みして、病院へ行く。徒歩30秒くらいのところに大きな病院があるのだが、こういうところは、一般の初診は原則として受付けないらしく、どうしてもという場合は、3000円かかるらしいので、徒歩5分のところのクリニックへ行く。お腹を押すだけでなく、何か妙な機械のようなもので、測定している。しかし、結論としては風邪とのことである。
 医薬分業なので、薬は、近くのファーマシーショップで受け取る。最近では、当たり前なのであろうが、小生は、あまりなじみがない。カラープリンタで打ち出した薬の説明書きのようなものももらえる。よく見ると、ビオフェルミンとか書いてある。
 病院から戻ると、「JAL・FLYON・サファイヤカード」が到着した。同時に、JALグローバルクラブの入会申込書も届いた。1年間がむばったご褒美である。にわかに元気がでてくる。
 こういうときは、コンビニエンスストアが、マンションと一体になっているのが、実にありがたい。また、ウオシュレットであるのも実にありがたい。幸い、札幌で大量購入した年末年始用の本もいっぱいあるので、じっくり読書をする。

12月24日(水):水戸→横浜:はれ
 水戸のホテル。治ったとおもった風邪がおなかにきたのか、食あたりなのか、とにかく腹痛に見舞われ、悪寒がする。
 「フレッシュひたち号」で帰京。お弁当を購入するが、とても食べられない。仕方がないので、桃源社・佐佐木吉ノ助氏の「蒲田戦記」を読了する。バブル崩壊前後の、銀行の悪事を徹底的に暴露している。もちろん、自分のやってきたことを肯定するという前提はあるのだろうが、おそらく、半分以上は、本当なのだろうと思う。氏は、K大医学部卒業後、開業医をしていたということで、いわゆるバブル親父とは一味ちがうところがある。
 クリスマスイブである。独身の若手諸君は、心なしかおしゃれをしていて、早めに帰宅したようである。しかしながら、小生は、もはや若手ではないので、18時すぎから会議が行われ、20時すぎに帰宅。いつもは、横浜駅から歩くところを、桜木町経由で、イルミネーションきらめくなかをカップルをかきわけながら帰宅。腹痛おさまらず。「いい旅夢気分スペシャル」を見る。小林稔侍さんがよい。

12月20日(土):横浜:はれ3
 年末の宴会の疲れもたまっている週末だが、6時起床。7時に出発。京浜急行にてTCKに参戦する。新スタンドの工事もほぼ完成したTCKだが、今日は開催がないので、工事関係者以外はほとんど人がいない。
 愛馬ナナイロノキセキ号、いよいよ能力試験である。なんといっても、これまでの一口馬主とちがって、正真正銘の共有オーナーである。疑わしそうに近づいてきたガドマン氏が、
「オーナーさんですか?」
 と聞くので、
「そうですが」
 と答えると、
「能力試験ですか、ご苦労さまです。」
 と返してくれる。
 8時20分発走。鞍上は、的場Jである。心強いの一言である。スナ氏現る。蛯名調教師も登場する。オーロラビジョンにも映らないし、時計も表示されない。出遅れ気味のスタートから、大外をまくって、2番手に進出したところがゴール。師の手元の時計では、53秒前後ということで、めでたく合格である。師曰く、
「こんなスローペースだと、後ろの方の馬が不合格になるな。」
 とのことであるが、とりあえず、当方は無事にクリアである。
 とにかくここまで来た。あとは、デビューを待つのみである。早々に引き上げて、朝風呂で一息つくと、うし様のサンデーサイレンスが安藤勝さんで、新馬シンガリという衝撃的な情報が入ってきた。いよいよ流れが変わってきたようである。

12月19日(金):横浜・東京:はれ
 関川夏央氏の「中年シングル生活」を読了。著者の作品を読むのは、初めてであるが、群ようこ氏や、阿川佐和子氏などのエッセイにもよく登場するので、なんとなく親近感がある。タイトルからも小生同様の気楽な独身生活のエッセイを想像していたのだが、あとがきで著者が、「この本は『さびしい本』ではない。しかし、『たのしい本』というわけにもいかなかった。」
 と書いているように、なかなか考えさせられる内容である。「三十をすぎればなんとかなると思っていたのにこれがまた全然だめで、やがて四十を越し(中略)ひとりでいることが洗っても落ちない虎の縞のように染みついた気がして、いまや憮然たる思いである。」
 同じ独身作家のエッセイでも、阿川佐和子氏などは、五十になって、かえって開き直っている感があるが、男性独身者は、四十をすぎると、憮然とせざるをえないのであろうか?
 毎日、海を眺めながらぼんやりしている場合なのであろうか?難しい問題である。

12月17日(水):横浜・東京:くもり時々はれ
 外出して、早めに帰宅。オートロックを解除すると、「荷物が届いている」と表示される。一人暮らしにとって、宅配ボックスは、非常にありがたい存在である。これで、佐川急便相手に貴重な休日を台無しにされて不愉快な思いをすることもなさそうである。
 HPのプリンタ兼スキャナ兼コピー機が到着。小生、プリンタといえば、エプソン派であったが、複合機で、1万円台で、小型でデザインもよいとあっては、HPでも購入せざるをえない。ヨドバシドットコムさんは、ネットでもポイントがたまるらしい。大変便利である。小生、通販はこれまであまり好きではなかったが、結局、それは、不在になってしまうからであって、宅配ボックスさえあれば、実に便利であることがわかった。
 「いい旅夢気分」を見る。別府、湯布院、黒川温泉という完璧なコース。元Bu大久保捕手の奥さんが女優とは知らなかった。バースデー割引でも利用して、さっそく湯布院あたりを押さえたくなるところであるが、ぐんぐん杯も控え、財政事情も厳しいのでふみとどまる。
 水曜日といえば、気になるのは、愛馬情報。ナナイロノキセキは、20日の土曜日にいよいよ能力試験を受ける。もう1頭の2歳馬スプートニクも帰厩して、年末の中山で復帰が決定。ようやく巻き返しの態勢が整ってきたが、阪神では、好調うし様の真打ち、サンデーサイレンス参駒が安藤勝騎手でデビューを予定している。大変危険である。

12月16日(火):横浜:はれ
 引越ししてから、電車に5分だけ乗る通勤になったので、一応日経を購入するようになった。もっぱらWebでもニュースはわかるわけであるが、やはり紙面の方には、こまかいニュースも載っているわけで、2面の隅の方を見ると、太平洋のツバルという国が地球温暖化で、水没しそうなので、小泉首相に協力を求めたとか、その小泉氏は、18時から、麻布で堤義明氏と3時間会食したとかいう記事があって、興味深い。
 今日は、何となくヒマであった。ちょうどよいタイミングでぐんぐんさんが来浜。新居について、一定の評価はいただいたようであるが、いかんせん、氏の家も、同じであるという。しかも、フットマンも同じで、卵型のランプも同じだという。「自宅にいるみたいだ」
 とのことである。まぁ、ぐんぐんさんと同じなら間違いはないが、氏は、ずいぶん前から先取りしていたわけで、さすがである。崎陽軒のシウマイとビールをいただきながら、S君ベンツ問題、グランドハイアット問題、八百治ホテル問題、加藤紘一君問題などについて、23時近くまで語り合う。

12月13日(土):横浜→小樽→札幌:はれ
 1カ月ぶりに北の大地へ向かうことになった。引越しに伴い財政事情が逼迫しているなか、たずね人を囲む会のお誘いを断り、うし様のGI初挑戦を見捨ててまで、北の大地へ向かう理由はといえば、バーゲンフェアであるから、それらの事情が生じるはるか以前に、参戦が決定していたということである。ホテルも含めて支払いまで終わっているので、新たに費用がかかるわけでもない。中山競馬へ行くよりは、よっぽど安上がりであろう。
 YCATへ徒歩というのは、羽田空港がかなり近いということである。湾岸線の右側の車窓の朝陽が遠征気分を盛り上げる。空港で購入する「まい泉」と文藝春秋新年特別号も遠征気分を盛り上げる。小生にとって、旅は、非日常であり、文藝春秋も非日常である。文藝春秋が充実しているのは、遠征をより充実させてくれる。たとえば、これが、出張の場合は、DIMEあたりで十分ということになる。
 久しぶりの777。スーパーシートには、札幌アンビシャスの古葉監督の姿があった。お付の人もいないようで、寂しそうである。やはり、市長選大敗後は、元気がないようだ。
 快速エアポートで、一気に南小樽へ。気持ちのよい快晴だが、さすがに冷え込んでいて、気温は2度くらい。耳あて、マフラー、手袋、靴用ホカロン、スベラーズという万全の装備で歩き始める。かにラーメンをいただき、昼間からビアを一杯、北一硝子でグラスとりんごの置物を購入して、小樽築港から区間快速で札幌へ戻る。函館本線の、小樽築港から銭函のあたりは、日本海すれすれのところを走るので、眺めがすばらしい。東海道線の根府川付近とともに、見逃せない車窓風景である。
 今回は、うし様おすすめのジャスマックプラザに泊まる。日帰り入浴では、何度もお世話になっているが、宿泊は初めてである。いかにも健康ランドの宿泊施設という雰囲気があるので、敬遠していたのだが、案の定、田舎の団体さんという雰囲気であり、話にならない。新館はLAN接続対応という話であったが、ダブルを希望したため、本館になってしまった。部屋はたしかに広いが、これなら、自宅の方がよっぽどホテルらしい雰囲気がある。仕方がないので、早々に入浴してラウンジ。基本的に、日帰り入浴の団体さんがここの主役である。やはり、宿泊には向かないようである。
 昼間の重装備にセーターを一枚重ね着して、街へ。北の大地の繁華街は、にぎわっているが、いきなり地下鉄が止まってしまい衝撃を受ける。しかも、ホームに転落した人がいて、送電を止めたため、車内は、停電している。どうにか運転再開したので、いったん駅へ出て、旭屋書店へ。なぜか文庫本を9冊も買い込んでしまう。そんなもの横浜で買っても同じと思われるかもしれないが、どうせ同じなら、北の大地にお金を落とすべきである。
 ホワイトイルミネーション開催中。駅前通りを大通公園へ歩く。大通公園では、クリスマスツリーやすずらんなどのライトアップされた装飾がすばらしい。こういうのは、やはり冷え込んで澄んだ空気の下で、より映えるような感じがする。さすがは、北の大地である。

20031213

12月12日(金):横浜:くもり
 ニュース23・CM大賞2003、なんとまたしてもアミノ式が1位である。どうにも不可解である。勘弁していただきたい。ただ、海外でも賞をとったといういくつかの日本のCMは、なかなかおもしろかった。アニメやゲームとともに、今後、日本が世界をリードできそうな分野ではあるように思う。
 米長永世棋聖引退。

12月11日(木):直江津→長野→横浜:くもり
 信越本線普通列車にて出発する。ローカル線ではないが、地方の中距離鈍行列車というのは、旅情がある。雪化粧した山を遠くにみながら、暖かい車内でまどろんでいると、突然、逆向きに走り出した。いったい何ごとか?と思うと、どうやらスイッチバックで駅に進入しているようである。これもずいぶん久しぶりの経験である。
 妙高高原付近は、かなり雪があったが、長野に到着すると、雪はない。しかし、かなり冷え込んでいる。長野駅前広場、なつかしい感じがするのは、オリンピック以来だからである。
 帰りは、長野新幹線。よりによって、またしても各駅停車である。当初は、ノンストップ79分なんていうのもあったが、長野新幹線も速達タイプがどんどん減っているようだ。数分遅くなっても、多くの駅で利用者を拾った方が営業上得策なのであろうが、大宮-長野ノンストップの列車も何本かは欲しいところだ。
 車内販売で「峠の釜めし」をいただく。これも10年ぶりくらいかもしれないが、まったく変わっていないのがうれしい。

12月10日(水):横浜→富山→福光→直江津:くもり
 またしてもANAで飛ぶ。小銭をポケットに入れても、通常はOKなのだが、ブザが鳴る。イラク派遣に伴うテロ対策でチェックが強化されたのかもしれぬ。
 遺憾ながら、搭乗口は33番、つまりバスである。8時台の便ということで、出発ラッシュとなり、滑走路の順番待ちが続く。機長のアナウンスがあるものの、管制塔の指示であって、自分たちに責任がないことをやたら強調して不快である。さすがは、ANAである。
 富山空港から、高岡へ出て、城端線。15年くらい前に、白川郷に行ったときに、乗車したような記憶がある。のどかな田園風景。遠くの山々は、うっすら雪化粧をしている。
 特急北越号にて直江津へ。駅前のホテルに泊まるが、あまりに何もないのに驚く。コンビニもない。幹線の乗り換え駅ということで、知名度が高いわりには、何もない街というのがある。他には、米原とか長万部なんかがそうだ。

12月9日(火):横浜:くもり
 2月のバーゲンフェアの先行予約日である。財政状況の厳しい昨今であるが、2月といえば、キャムプ、キャムプといえば、沖縄である。バーゲンフェアの先行予約は、初日の夜に手続きすれば、だいたい確保できているのだが、沖縄だけは、すぐにブックフルになってしまう。14時の受付開始に対応できるように、会社にパソコンを持参する。
 しかしながら、午後から、トラブルが続き、気がつくと23時である。誠に遺憾である。帰宅後、さっそく手続きするもすでに土日分は終了。

12月6日(土):横浜・東京:くもり
 みなとみらいでは、マリノスのパレードが行われ、ゴーン氏も参戦するようだが、小生は、入れ違いに上京して、日本橋は、「室町砂場」さんに参戦する。Y嬢、S嬢との蕎麦オフも4回目にして、いよいよ都心の老舗にチャレンジである。昼時をはずした15時すぎの蕎麦屋で一杯というのが、実にぜいたくである。つまみも充実していて、鳥わさ、あさり、玉子焼き、そば味噌など、いずれもすばらしい。ウイスキーがあるのもうれしい。老舗ではあるが、店員さんも怖いといったことはなく、雰囲気がよい。
 蕎麦もさすがの味で、小生は、もりとあられ蕎麦。Y嬢などは、もりと大もりをペロリと平らげていた。冷たい蕎麦と暖かい蕎麦と両方食べるときの順番というのは、今だによくわからないところがある。盛大にやったにしては、お値段もそれほど高くなかった。すばらしいの一言である。
 蕎麦オフのあとの甘味処選びは、いつも失敗するので、今回は、千疋屋総本店さんでアイスクリームを購入して持ち帰ることにする。誠に安心な選択である。横浜で、S君夫妻が合流して、拙宅にて夜景をみながらアイスクリームをいただく。2つしかないマロンをめぐって、ジャンケンに熱が入っていた。結論としては、やはり、日本橋室町ということになる。
 S君といえば、ベンツ廃車事件など、ツキのなさでは、イッキマンさんを上回るものがあるが、新婚旅行で初日にプールで中耳炎になってしまったという。あまりにもあんまりである。

12月5日(金):横浜→白根→横浜:くもり
 白根といっても、白根山とかではない。新潟県白根市である。燕三条からタクシーで5000円という見当である。Maxとき号で出発。意外にも車内は混雑している。久しぶりの燕三条駅前には、「南関東競馬発売中」の看板がみえる。仕事は短時間で終わり、早々に帰宅する。薬を飲み忘れるので、風邪がなかなか治らない。
 CM好感度調査の結果が発表されたが、1位が「アミノ式」とは衝撃的である。小生、もっとも不愉快なCMのひとつである。CMの場合、嫌われるだけで、そもそもインパクトを与えているわけだから、そういう意味で成功なのは認めるが、あれが、好感されていると思うとゾッする。

12月2日(火):横浜:はれ
 久しぶりに晴れて、暖かくなったので、自転車通勤に挑戦してみる。意外と近くて、20分で到着。YAMAHAパッソルさんの電動アシストは、なかなか快適である。
 しかしながら、23時まで残業してしまうと、帰りが自転車というのは、シンドイものである。このあたりの兼ね合いが難しい。桜木町の「一蘭」さんあたりへ寄るのが一興なのであるが、そういう元気もなくなってしまう。
 小宮山マリーンズ復帰。衝撃的である。FAから丸2年で、横浜への補償金が発生しなくなったとのことであるが、いかんせん、彼は、早慶OB戦でも打たれていた。まずは、マスターズリーグで実績を積むべきではないかと思われる。しかしながら、マリーンズのやることは、さすがである。須永の入団の決まったファイターズも札幌移転後、かなりがむばっているのだが、やはりマリーンズには、一目も二目もおかざるをえないようだ。

11月30日(日):横浜:くもり時々あめ
 本棚が到着して、引越し関係の荷物が一通り到着。近くのホームセンターへ行く。このところ、ホームセンターが流行っているようで、小生もよくわからなかったが、立場が変わってみると、ホームセンターというのは、たしかに何となく楽しくなってくるものである。
 サイス夫妻来る。夫人は、小生が、ホテル京セラの湯上りラウンジで購入したランプがお気に入りのようである。ぜひ、ぐんぐん杯の際に、お買い求めていただきたいものである。

20031130

11月29日(土):大分→横浜:くもりのち雨
 大分駅、15時半すぎ。JR九州の窓口にて、カズ山本、達川と遭遇。本日、大分では、マスターズリーグが開催されている。しかしながら、本日は、大分-仙台の残留をかけた直接対決が開催されている。地元の人の関心は、圧倒的にこちらにあるようで、駅のテレビの前に人だかりがしている。引き分け以上なら残留の大分、1-1の同点で、残留。
 大分空港では、大島康徳氏と遭遇。氏は、アサヒスーパードライを飲んでご機嫌である。かなりの格を主張しているようである。帰りは、同じJA便で、氏と中西太氏は、スーパーシートだったが、ギャオス内藤氏は、レギュラーシートのようであった。まぁ、格の違いということなのだろう。
 飛行機で目的地について、お迎えが来ているというのは、実にうれしいものである。これは、新幹線とかでは、あまり感じない。ただし、夜行列車で着いたときなどは、やはり非常にうれしい。「出会いの広場・南」にうし様来る。湾岸線をETCで軽快に飛ばして20分で拙宅へ到着する。

11月28日(金):横浜→大分:くもり
 引越しも一段落したので、昼間から入浴して、パジャマで読書。だらだらとすごす。
 夕方、徒歩でYCATへ。バスで羽田空港。18:55発のJASで大分へ飛ぶ予定だったが、空港へ着くと、18:10のANA便に空席がある。JASは、当然のようにバスなのだが、ANA便は、20番ゲートからの出発である。以前では、考えられないことだが、ふらふらとANAカウンターへ向かい、手続きを済ませて、20番ゲートへ。シウマイ弁当とビアを購入して、ANAで飛ぶ。すでに50000ポイントを獲得して、JALグローバルクラブ入会の権利を獲得したので、このあたりでANAに乗るも一興ということである。
 大分空港は、本当に遠い。ホーバーは荒天で欠航している。バスで1時間10分。しかしながら、ここで、ようやく別府に泊まればよかったと気づいたのだから、我ながらどうかしている。別府・亀の井さんで温泉に入れたのに無念である。全日空ホテルオアシスタワーさんに泊まる。ダブルの部屋は、なかなか広くて快適である。

11月27日(木):横浜:くもり
 6時45分起床。休みなのに、どんどん早起きになっている。パッソルにて、前の家へ。粗大ゴミを捨てるのが重労働。電気とガスを止めて、不動産会社へ引き渡し。
 引き続き、住所変更手続きなど。小生、ぜいたくではあるかもしれないが、シンプルライフのつもりでいたが、住所変更だけで、25社くらいある。馬券の購入だけで、PAT(JRA)、SPAT4(南関東)、RCALL(岩手)、D-net(その他の地方)とあって、これだけでもう4つである。
 今日は、来客もなく、MXTVを見ながら、ゆっくりTCKを楽しもうと思ったら、SPATの入金が間にあっていなかった。誠に遺憾である。しかも、愛馬ナナイロノキセキ号は、明日の能力試験にも間に合わないという。年内デビューは絶望的である。勝ち組と負け組の差が開く一方である。
 仕方がないので、クリスマスイルミネーションきらめく街へ散歩に出る。非日常の中に日常生活がある不思議な感覚だ。

11月26日(水):横浜:はれ
 7時半起床。カーテンが薄くて、海からの朝日が差し込んでくると、明るくなってしまう。仕方がないので、海沿いを散歩。
 ダンナ来る。そごうにて、ビール、ウイスキー、シウマイを買い込み、一献。うし様2勝問題について検討する。遺憾ながら、馬匹改良が進んでいることは認めざるをえないとの結論に達する。
 MXTVにて、TCKハイセイコー記念を観戦。本来なら、小生ここへ駒を進めていなくてはいけないのだが、遺憾ながら、28日の能力試験すら微妙な状況である。ダンナ曰く、石崎のエーピーの頭は固いとのことで、わずか1600円となったSPATの全額を投入。できあがったと思った瞬間に、的場さんが飛んできて万事休す。ダンナを横浜まで送り、明日の新聞を購入。

20031125

11月24日(振):横浜:くもり
 引越し当日。7時起床。まずゴミを捨てる。8時にサカイ引越センター到着。意外と時間がかかり、11時半に出発。小生は電車で移動。ここまで飲まず食わずなので、マックを購入して、あわただしく新居へ。荷物をだいぶ減らしたつもりであるが、ダンボールが山積みされ、開梱する元気もなくなってきた。さらに、カーテンとデスクが届く。
 すばらしいビューであるが、いかんせんまだまだわからないことが多い。コンシェルジュさんがいるので、何でも聞けばよいのかもしれないが、なんとなく敷居が高いように感じてしまう。

20031124

11月23日(祝):横浜・東京:はれのちくもり
 引越し1日前。学生時代からの友人で、会社もいっしょのS君の結婚式。33にもなって意外なことに、今年は友人の結婚が多い。
 ホテルニューグランドへ。なかなか心暖まる式であった。そして、やはり、ホテルニューグランドは、すばらしい。なんといっても、山口瞳先生の愛したホテルである。そして、祖父の愛したホテルでもある。ニューグランドに泊まって、根岸競馬場に参戦していたというのだから、いつのことだかよくわからないが、晩年も、ふらっと横浜に来ては、ニューグランドでコーヒーを飲んでいたという。そんな祖父には、今回の新居をぜひ見てほしかった。とても残念である。
 そんな感傷にひたっていると、H”にメールが着信する。うし様が1日2勝。勝ち祝いを要求している。ニューグランドのフルコースでおなかいっぱいであるが、氏が1日2勝というのは、もう二度とはないであろうから、参戦しないわけにはいかない。先日、負け組の会を開催したばかりの品川駅東口。横浜は連休で込み合っていたが、こちらは閑散としている。ミミウさんをご馳走になる。しかしながら、これでは、小生のひとり負けである。大変遺憾である。

11月22日(土):横浜:はれ
 引越し2日前。正式な引渡しが行われカギをいただく。日記によれば、抽選で当選したのが、2001年6月であるから、ここまであまりにも長い道のりであった。まぁ、今後、これ以上の買い物というのは、将来、社台のセリにでも参戦しない限りないであろうから、達成感のようなものがないわけではないが、まだ2割あまりしか払っていないのだから、実は、全然満足している場合ではない。
 ちなみに、2年半前の6月はというと、日記によれば、抽選当日は、ダンナと銀座でオフ、その前日は、浅草ビューホテル宿泊、その前日は、うし様とオフ、さらにその前日は、ぐんぐんさんとオフということで、オフばかり開催されているが、基本的に、2年半たっても、あまり変わっていないということのようである。
 光回線の共同利用なので、さっそく試してみる。ADSLが1M程度しか出ない今の家に比べると、さすがに早い。速度測定では、20Mちかく出た。しかし、それだけの速さを有効に使うサイトが思いつかないので、岩手競馬のブロードバンド中継でも見る。たしかにクリアな映像と実況である。
 せっかく駐輪場を用意したので、自転車を購入する。電動アシスト自転車初体験である。ヤマハ・パッソルさんであるが、これは想像以上にラクである。

11月19日(水):横浜:くもり
 引越し5日前。頭金の残金、諸費用を振り込み。お金がなくなってしまったので、しばらくおとなしくしていることにする。
 20時頃、どうも社内に人が少ないと思ったら、カメルーン戦が開催されていたようである。大分で開催するあたりはセンスがある。まぁ、長嶋ジャパンとは格が違うが、帰宅後、最後の20分ほどTV観戦。あいかわらずの0-0。試合内容はともかく、エンターテイメントとしては、これではあんまりである。
 第2次小泉内閣スタート。社民党は、首班指名では、菅氏に投票。中曽根Jr.は、首班指名を棄権。

11月18日(火):横浜:はれ
 昨日、日記執筆後、「ニュース23」に加藤紘一君が生出演。しかしながら、冒頭から公明党礼賛とは衝撃を受ける。まぁ、加藤の乱の終了の仕方から見ても、もはや、彼に多くを期待してはいけないのであるが、あまりにも残念である。
 その点、本日は、山崎拓君生出演である。人柄のよさがにじみ出ている。プレイは、変態なのかもしれないが、そんなことは、政治家としてあまり問題にならない。議員秘書の汚職があったわけでもない。なんとか再起していただきたいものである。
 男子バレー3連勝。奇跡の大健闘である。つい先日、パキスタンに負けて、アジア6位にまで落ち込んだばかりである。小生、男子バレーボールといえば、川合ではなく、中垣内でもなく、田中幹保である。氏が監督であるうちは、応援しないわけにはいかない。もう勝てる相手は残っていないかもしれないが、よくやった。

11月17日(月):横浜:はれ
 引越し7日前。粗大ゴミの申し込みを行う。事前にチェックして、郵便局で、8品目6200円分のチケットを購入してから電話をすると、スキーとストックは、別々にカウントして、それぞれ200円だという。あまりにもあんまりである。さらに、原則として毎週木曜日だが、もう満員なので、次は、12月4日になるという。それでは、引越し後になってしまう。あまりにもあんまりで泣きつくと、お役所にしては、めずらしく何とか許してくれた。しかしながら、川崎市では、無料らしい。横浜市は、郊外住宅地の急速な人口増があって、住民税も高い。だからといって、川崎市に住むかと言われれば、小生はそれでも横浜市を選ぶが。
 男子バレー2連勝。小生の事前の予想は1勝10敗であったから、すでに大健闘である。しかしながら、女子のような活躍を期待しているファンが多いであろうから、選手は気の毒だ。

11月16日(日):東京・横浜:はれ
 東京の最高気温がなんと24.8度。女子マラソンの高橋が33キロくらいから、すごい勢いで一杯になってしまう。しかし、画面のラップを見ていれば、もっと早く気づきそうなものなのに、アナウンサーは、高橋の勝利を確信したような実況を延々と続けて、37キロくらいでようやく事態に気づいて動揺していた。
 かくいう小生も、いろいろと計算した結果、かなり財政的に厳しい状況であることにようやく気づいたため、日中は、荷造りに専念しておとなしくしていることにする。
 うし様が北の大地から横浜に転戦してきた。崎陽軒さんでシウマイをいただき、モロゾフさんでパフェをいただくが、やはり、高野あたりに比べると、一枚も二枚も落ちるようである。

11月15日(土):横浜・東京・さいたま:くもり
 先週あたりをつけておいたソファを購入すべく、新宿パークタワー内のOZONEへ再度参戦。しかしながら、魔がさしたというか、ビビっときてしまったというか、書斎用のデスクを購入してしまう。イタリア製の、ガラスのテーブルで、グランドハイアットさんのスイートにでも置いてありそうな感じである。しかしながら、ソファの予定価格の2倍である。すでに、冷蔵庫やら乾燥機やらカーテンを購入しており、JAL-JCBカードの限度額を超過するため、急遽限度額拡大を要請する。限度額拡大といえば、あまり思い出しくないが、5年前にある物を購入したとき以来である。
 遺憾ながら、これにて、引越しに伴う予算をすべて使い果たしてため、ソファも、ダイニングセットも、ベッドも、液晶大型TVもすべて延期となってしまった。

11月13日(木):横浜→長岡→横浜:くもり
 つばさ号、はやて号に引き続き、本日は、とき号にて北上する。上越新幹線は、事実上ライバル不在でJRの独壇場であるため、オンボロな200系ばかり配備されている。仕方がないので、ディズニーキャンペーンを展開しているが、よくわからない。
 遺憾ながら日帰りである。長岡にて、日本酒をいただき、とき号にて帰宅。
 田原総一朗氏の「日本の戦後(上)-私たちは間違っていたか-」を読了。戦後民主主義のあり方が問われている中で、著者は、1970年代半ばまでは、社会党に投票していたと告白しながら、綿密な取材にもとづいて、総括している。テレビを中心にあれだけ忙しく活躍しながらも、これだけの書き下ろしを発表するのは、さすがである。著者のライフワークということなのであろう、下巻の刊行予定は、2004年12月とのことである。

11月12日(水):仙台→横浜:はれ
 ロイヤルパークホテルは、仙台市郊外の泉パークタウンにある。雨上がりの空気は澄んでいて、紅葉が美しい。送迎バスがなかなか来ないので、タクシーで泉中央駅へ。郊外住宅地といえば、民主党の地盤である。再選を果たしたばかりの鎌田さゆり議員が、駅前で演説をしている。国会議員もなかなか大変である。鎌田議員は、水島議員とともに、小生が、美人議員として応援している。プロフィールによれば、全日本かるた協会理事とある。百人一首の名人のようである。ますます応援せざるを得ない。
 仕事が早々に終了したため、牛タンをいただいて、はやて号にて帰社。
 河野洋平氏の衆議院議長が内定したようである。同じ毒まんじゅうでも村岡兼造氏が落選したのに比べると、大きな違いである。しかしながら、1970年代に自民党を飛び出すという英断に踏み切りながら、その後の政治活動は、あまりにもあんまりである。もう息子に任せて、趣味の馬産と日本競馬の再興に専念していただきたいと思うのは、小生だけではないであろう。

11月11日(火):横浜→福島→仙台:雨のちくもり
 午後のつばさ号で北上する。かみのやま競馬最終日、最終レースには、何とか間にあう時間であるが、誠に遺憾ながら、福島で下車して、お仕事である。中津や足利は、まぁつぶれるべくしてつぶれた感があるが、かみのやま競馬は、古きよき地方競馬の醍醐味を満喫させてくれるよい競馬場だっただけに本当に残念である。温泉もあって、旅打ちには、もってこいであった。山口瞳先生も愛していた。無念である。
 仙台へ移動。地下鉄で泉中央、送迎バスで10分。仙台ロイヤルパークホテルに泊まる。プールはなくなってしまったが、サーヴィスは、さすがである。ダブルの部屋は広く、ベッドも快適で、場所が不便な分、7700円で泊まれる。すばらしい。

【注目選挙区の総括・2】
・新潟5区(-)
 田中真紀子氏当選。白川勝彦氏には、ぜひ選挙区変えて、復活してもらいもの。
・石川1区(○)
 今回は奥田Jr.が接戦を制す。馳浩は、比例で復活。
・石川2区(-)
 森喜朗君、意外と票が伸びず。
・静岡7区(○)
 熊谷氏終了。保守新党も終了。
・愛知5区(○)
 赤松氏辛勝。次回あたり危なそう。
・愛知9区(-)
 海部氏辛勝。次回あたり危なそう。
・愛知10区(●)
 佐藤観樹氏落選(比例で復活)。江崎Jrの返り咲き。このへんでとりこぼしてい
 るようでは。。。
・大阪17区(○)
 西村真悟氏勝利。ようやくみんなわかってきてくれたのか。
・大阪19区(-)
 松浪氏終了。加藤の乱のときの水かけだけは、小生、評価しているが。。。
・兵庫7区(●)
 さすがに土井さん落選は気の毒だが・・・一応復活。もうこの人数になったら、右も左もないから、土井さんが引退して、残りの人は、民主党に合流すべきでしょう。
・兵庫8区(●)
 社民党さえ候補をたてなければ、投票率があと5%あがれば、重複立候補をしていない冬柴幹事長を落とすことができたのに・・・
・奈良1区(○)
 小生は、それほどでもないが、ぐんぐんさんは、どうしても高市早苗を落としたかったようです。
・鳥取2区(●)
 相沢氏終了はよいのだが、当選は僅差で民主候補ではなく無所属の元秘書。
・広島6区(-)
 亀井静香氏予想外の苦戦。
・岡山1区(-)
 菅Jr.大敗。カッコはよいけど。。。相手も強い。
・福岡2区(●)
 小生、政治家の下半身は、別にヘンタイでもかまわないと思っております。山崎拓君の落選は実は残念です。僅差で逃げ切って、イケメンが復活くらいに落ち着いて欲しかったです。
・福岡3区(○)
 レイプ発言がどうこうというよりも、それ以前から、太田誠一氏は、落としたかったので、これで一安心。
・大分1区(○)
 よく知らない人だが、純粋野党系無所属の勝利はこの人だけ。
・大分3区(●)
 横光氏、社民党で小選挙区で勝てそうな数少ない候補だったが・・・復活もなし。
・宮崎2区(●)
 分裂した自民系無所属同士だが、どうせなら江藤Jr.を落としたかった。
・鹿児島2区(○)
 徳田虎雄氏、自由連合1議席は死守。
・鹿児島5区(●)
 山中貞則氏、82歳。圧勝。
・沖縄1区(●)
 自公分裂も、公明党勝利とは・・・
・沖縄2区(○)
 社民党唯一の小選挙区当選。

11月10日(月):横浜:あめ
 山は動かず。疲労感が漂う月曜日。ファイターズファンのY嬢に、
「札幌で小笠原を応援してきた」
 と自慢すると、
「昨日、東西対抗に行ってきました」
 と切り返された。衝撃的である。ある意味、小生の負けである。

【注目選挙区の総括・1】()内は、小生の支持側から見た勝ち負け
 ・北海道9区(○)
 鳩山由紀夫氏当選。まぁ、今回は予想通り。
・岩手4区(○)
 小沢一郎氏圧勝。相手の自民党の玉沢氏も比例上位なので復活。小沢氏の目標は、相手が復活できないだけの大差(供託金没収の法定得票以下だと順位にかかわらず復活できない)をめざしたのだが、さすがにそこまでは無理。
・宮城3区(●)
 壮絶な大接戦。242票差で自民党の勝ち。
・秋田3区(-)
 毒まんじゅう恐るべし。村岡氏落選。相手は、自民系が民主系か微妙な無所属。
・山形1区(●)
 鹿野道彦氏無念。民主党側の保守系の人材のひとりのはずだが、たしか何か事件があったような気がする。比例で復活。
・山形3区(-)
 加藤紘一君復活。まぁよいのだが、できれば、相手の民主党の若手も比例で復活さ
 せてあげたかった。
・福島3区(○)
 郵政族の荒井氏落選。復活もできず。小泉首相の「ウソつき」発言が決めて。こういうところは、小泉首相、認めざるをえない。
・栃木1区(●)
 船田氏、さすがに返り咲く。水島候補無念。若いし美人だし頭もよさそうなのだが。比例では復活。
・埼玉1区(-)
 山口節生氏、6237票を獲得。社民党候補に迫る。
・埼玉13区(●)
 土屋Jr.前回の票を大幅に減らすも574票差の逃げ切り。こういうとりこぼしがけっこう多い。
・神奈川6区(●)
 地元。たしかに民主党の候補は、冴えないのだが、社民党の1万6000票、無所属(松下政経塾)の30000票が無駄な死に票になって、536票差で公明党が漁夫の利。あまりにも遺憾な取りこぼしの典型。
・神奈川8区(○)
 大接戦。なんだかんだいっても、小生、岩国氏は支持している。突然の選挙区替えで、苦戦かと思われたが、1970票差で勝利。自民党が論外で、所属の江田氏との勝負。この人、テレビで有名らしいが、小生知らない。
・東京1区(○)
 宮城3区と並ぶ壮絶な接戦。地盤もほぼ同じなため、開票初期から終始並んだままゴールへ。1437票差で海江田氏勝利。今回は、次点バネで与謝野氏有利かと思ったが意外。自民党の中では、与謝野氏はまともな人なのだが、もう65歳。今回は、比例で復活。
・東京3区(○)
 最重点区。マツバラジン勝利!日本の民主主義の将来にわずかながら光がさす。
・東京12区(●)
 八代英太を比例にまわして、公明候補を自民が支援。こういう選挙協力を成功させてしまうとは情けない。4000票弱の差。投票率の低さが直撃。
・東京15区(●)
 3つ巴。東祥三でも柿沢弘治でもどちらでもまだよいのだが、木村勉当選とは。
・東京16区(●)
 かすや茂、オチミチオら長老が引退に追い込まれる中で、民主と無所属の会と分裂とはいえ、まさか島村氏が返り咲くとは・・・
・東京18区(○)
 菅代表圧勝。鳩山邦夫は、比例での当選が約束されている。話にならない。
・東京21区(○)
 長島氏意外に伸び悩むも初当選。うしさん、よかったね。

11月9日(日):横浜・東京・府中:くもりのち雨
 決戦の週末。長嶋ジャパンが終われば、次は選挙である。9時半すぎに投票所へ。小生の選挙区は、横浜とはいっても、郊外住宅地というよりは、宿場町であり、下町っぽいところもある。したがって、高齢者もけっこう多いせいか、投票所は、混雑していた。今回、いろんな人から、けっこう混雑していたという話を聞いたが、投票率は、遺憾な結果に終わった。
 東京競馬場へ行く。前回の盛岡競馬の的中馬券を換金しなくてはいけないからだ。1万6000円分の払い戻しだけのために1時間かけて参戦して、本日だけで、2Rで9000円分吐き出して、すぐに退場する。
 新宿のコンランショップへ行く。パークタワーなどずいぶん久しぶりである。しかしながら、諸費用やら、登記費用やらが予想外に高くて、とてもソファなど買えない状況になってしまった。見学だけで早々に引き上げる。
 本来なら、開票速報に備えて、一眠りしておきたいところであるが、サザエさんの35周年スペシャルがある。「磯野家北へ」と言われては、見ないわけにいかない。サザエさんをきちんと見るのは、10年ぶりくらいかもしれないが、いきなり、カシオペアの最後尾のスイートで北上するとは、衝撃的である。しかも、福島あたりで、カツオが無賃乗車してきて、仙台で降りて新幹線で戻ったのも、以前、郡山で、おやじさんが乗ってきたのとそっくりである。函館では、明らかに五島軒と思われるレストランが登場した。札幌まで行かなかったのは残念だが、やはり北の大地ということなのだろう。
 20時。出口調査の結果が発表される。小生の予想では、民主は160程度の読み。「ウゴカザルコトヤマノゴトシ」と掲示板に書き込むつもりでいたのだが、テレビ朝日の出口調査では、民主192という。ジンジンジンの優勢が伝えられるなど、にわかに楽しくなってきたのだが、それにしては、東京・神奈川での取りこぼしがめだつ。どうもおかしい。テレビ朝日の偏向報道は、かなり問題があって、自民党執行部が出演拒否するのもわからなくはないし、一方で、CM前に江藤氏の「バカヤロー」とかを流すのもそれはそれで楽しいのだが、出口調査がいいかげんなのは困る。それならむしろ出口調査などしてくれない方がよっぽど楽しめるのだ。
 個別には、楽しめる結果も多かったのだが、未明には、自民ソコソコ健闘、与党安定多数が確実となり就寝。注目区の総括は、明日。

11月8日(金):札幌→千歳→横浜:くもり
 朝風呂。朝食ヴァイキング。ニッカン、道新、日経を購入して、勝利を再確認しながら、ゆっくりといただく。正直、今日は別に予定はないのである。バレーボールW杯も今日から札幌大会だったようで、事前に知っていたら、もう1泊するテもあったのだが。
 どうやら小生が起きる直前に、札幌では初雪が観測されたようである。空はどんより曇り、気温は5度。東京の真冬くらいの防寒対策をしてきたのだが、強烈に冷える。
 社台スタリオンステーションへ行く。特に意味はないのだが、ナリタトップロードとかを観察する。ノーザンホースパークへ行く。特に意味はないのだが、レストランノーザンテーストでカツレツをいただき、リアルバースデーとかを見学する。いかんせん寒い。
 札幌で知人と会食するというT氏と別れ帰宅。羽田空港で購入したゲンダイは、とにかく菅民主党に投票を、と悲壮感漂うよびかけである。ここまで徹底して態度を鮮明にするのは、ゲンダイだけである。さすがである。しかしながら、夕刊フジを購入すると、アメリカが、野球の五輪出場権を失うと書かれている。衝撃的である。3A主体のメムバーとはいえ、メキシコに敗れるとはあまりにもあんまりである。実は、今年引退表明したクレメンスは、来年、五輪参加を予定していて、調整もかねて、日本プロ野球参戦も検討していたというが、すべておしゃかになってしまった。バスケットボールのドリームチームは、アマ主体で、ソ連に大敗したのがきっかけだったと思うが、アメリカを本気にさせるために、アテネで長嶋ジャパンが、3Aのアメリカを徹底的に叩く予定であったのが、妙なことになってしまった。
 とにかく五輪予選は、終わった。あとは、明日の投票がすべてである。

11月7日(金):横浜→札幌:くもり時々はれ
 国民的行事にもいろいろあるが、小生としては、選挙と五輪である。いずれも4年に一度しか楽しめないのが残念である。週末に選挙を控えた今週、野球五輪予選。長嶋ジャパンである。少なくともトルシエジャパンとは格が違うのである。3連休後であるが、これは北の大地へ飛ばざるをえないのではないか?「神宮で長嶋の8号を見た」という部長も快く休暇を許可してくれた。
 2ケ月以上前からおさえていたJALバーゲンフェア。今月4回目の羽田空港で、いつものように機械にJALカードを投入するが反応がない。まさか予約を間違えたのだろうか?搭乗時刻が迫っており、あわててカウンターへ向かうと、札幌行き11時の人は、待ってくれとのことであるが、さっぱり要領を得ない。掲示板は「搭乗手続き中断中」の表示。
 さっぱり要領を得ないが、機材繰りの都合で、しばらく待ってくれとのことである。今回、同行はヨーロッパ遠征でおなじみのT氏である。早めに到着した氏は、すでに荷物検査を済ませてゲート内であるが、7番搭乗口には、我々が乗るべきジャムボがすでに到着しているという。ならば今さら機材繰りも何もなさそうであるが、やがて、「機材繰りのため欠航」とのアナウンスが流れる。衝撃的である。
 まぁ、しかし、遅延とか欠航は仕方がない。ただし、JAL地上職員の対応は、まったくダメである。次の517便も含め、いったん搭乗手続きをストップしているのだが、その間、もっとも大事なのは、札幌便搭乗予定者へ情報を伝えて、列を整理することである。しかしながら、呆然と立ち尽くすだけで、カウンターは混乱を極めている。札幌へ行く2本だけで、数百名の乗客を待たせているのだが、その人たちと通常の搭乗手続き客の列を分離しないために、訳がわからなくなっている。いくら説明しても意味がわからないようなので、小生が、列を整理する。今どきアナウンスさえ徹底すれば、あえて割り込む人はそれほどいないのだが、列がごちゃごちゃでは、結果的に割り込んだり大損する人がでてきてしまう。
 35分後に出発予定の517便も、満席の表示になっているので、欠航になった515便の客が全員振り替えられるとはとても思えない。まぁ、ナイターに間にあいさえばよいのだが、こういう場面、バーゲンフェアは不利かもしれない。あるいは、FLYONクリスタルが威力を発揮するか?と思ったが、とてもそういう選別をしている余裕はないようで、小生が自分で整理した列の順番で手続きが進み、さすがに通路側は無理だったが、無事に517便の席を確保した。先にゲート付近にいたT氏も、優先的に処理していただいたようである。結局、気になるのは、もともと517便を予定していて、515便からの振り替えのあおりをくった人がいるのかどうか?という点であるが、そのたりよくわからなかった。ただ、この時間、札幌便はさらに25分後に519便があり、1時間の間に3本あるため、1本欠航しても残りの2本で吸収できた可能性は高い。結局、当初予定よりも1時間程度の遅れで、今年9回目となる北の台地に降りたった。そして、この瞬間、FLYONポイントが5万ポイントに達した。来年は、いよいよJALグローバルクラブへ参戦である。
 1ヶ月半ぶりの北の大地は強烈に冷え込んでいる。決戦を前に、身が引き締まる思いだ。おなじみのトヨタレンタカーさんへ。同行のT氏がニッサン勤務ということをうっかりしていた。さすがに、氏は憮然としている。36号線を北上して、「純連」さんをいただき、アトホテルズへ。
 今回、小生は1泊であるが、T氏は2泊である。そして、1泊目は、小生が2人分予約して、翌日は、T氏が自分で予約している。こういう場合、福岡のハイアット・レジデンシャルスイートでは、翌日に部屋を変わるように指示されて、爆発したのだが、アートホテルズさんならそういうバカはないだろうと思っていたら、いきなり、T氏の部屋が翌日は変わると言われてあきれ果てた。同じシングルで、翌日の他のお客さんの部屋番号は確定していないのだから、何の問題もないはずなのである。説明してもしばらく理解できなかったようだが、最終的には、同じ部屋になった。当たり前である。JALさんに続いて、アートホテルズさんまで、話にならないとは誠に遺憾であるが、部屋はなぜかツインのシングルユースにアップグレードされていた。ただし、アートホテルズにツインは、細長くて使い勝手としては、今ひとつという気がする。
 そうはいっても、さっそく入浴すれば、気分も爽快。いよいよ決戦である。五輪代表権は、ほぼ手中とはいえ、長嶋ジャパンドリームチームである。負ければ五輪出場できなくなる韓国には申し訳ないが、ここはきっちり叩いておかなくてはいけない。
 2ケ月半ぶりの札幌ドーム。さすがに今日は満員になった。さっそくグッズを購入に行くが、帽子も日の丸もぬいぐるみも売り切れである。こういうところが、北の大地の甘いところだとつくづく思う。3日間で、だいたいどの程度のお客が来るかわかっているのだから、ある程度売り上げの見込みは計算できるはずである。機会損失があまりにも大きい。アサヒビールチャレンジであるが、ビールの売り子も不足している。そして、衝撃的だったのは、「ビールいかがですかぁ?」
 とようやく到着した売り子さんに、前の席のお客さんが、ビールをたのむと、「すいません。ビール売り切れです。」
 と言って、退場してしまった。空のタンクをしょって、声をかけていたようである。あきれてものも言えない。
 試合開始。何ともいえない緊張感が漂う。3回、ノーアウト2塁で松井が送りバントをきっちり決める。この短期決戦、長嶋監督の采配は、非常に手堅く、また、選手もノーミスで応えている。進塁打、全力疾走、ファインプレーといったところが、他の国とは、やはりレベルが違うようだ。宮本のタイムリーで1点先制。
 このとき、何となく1-0で9回まで言ったら、ものすごい緊張感だろうと思ったのだが、それに近い展開になった。負ければ出場すらできなくなる韓国チームに緊張感はものすごいと思う。主軸は、打っているのだが、下位打線では、日本投手陣の完璧な投球を打ち崩すのは、難しいようである。
 上原、松坂と日本の2大エースの後を受けた、和田は、相当なプレッシャーだったと思うが、6回途中まで0点に抑えたのはお見事としかいいようがない。黒田を投入した判断も見事だった。そして、小生、国際試合の救援では、日本一ではないかと期待している岩瀬も、期待通りの好投。左打者は、まず打てないと思う。そして、8回2死から小林雅。正直、今シーズンは、絶対の信頼感はなかったのだが、中国戦に続き、今日もすごいピッチングだった。これなら大魔神の代わりを立派に果たせる。
 3戦全勝。ドリームチームでアジアでは格の違いを見せた。すばらしいの一言である。来年の五輪本番は、1チーム2名までとなるため、多少制約が出てくるものの、今回のような、打って守って走れる3番打者主体の編成がやはりベストのようである。4番打者ばかり集める読売が弱いのがうなづける。正直、今回のチームにあとどうしても欲しいのは、イチロー、松井、野茂ら大リーガーを別とすれば、井川くらいのものであろう。それくらい完成度の高いすばらしいチームであった。
 試合が長引いたため、寿司→入浴→ラウンジの予定が無理になってしまい、入浴→ラウンジのみとなってしまったが、ラウンジでいただくビールの味は格別である。なんといっても、長嶋ジャパンである。ジーコジャパンとか、柳本ニッポンとか、ましてや、小泉ニッポンとは、格が違うのである。長嶋ジャパンだけは、別格である。かき氷をいただく。完璧である。

20031109

11月6日(木):横浜・東京:あめのちくもり
 外出から直帰となったため、本日も長嶋ジャパンをTV観戦。緊張感が見る側にも伝わってきて、通常の野球中継とちがい、うっかりトイレにも立てない。
 台湾の先発は、ライオンズでおなじみの許投手である。相手がファイターズならば、1/2くらいの確率でやられそうだが、そこはジャパンである。8番に下げられた小笠原のタイムリーから始まり、9得点。松坂の奪三振ショーで完封リレー。もっとも、2回の谷のファインプレーがなければ、怪しい雰囲気になっていた可能性はある。やはり、夫婦で五輪に行こうというだけのことはある。
 台湾の4番打者は、ドジャース3Aとかいうことなので、新庄か田口くらいなのかもしれないが、よく打っていた。しかし、いかんせん台湾チームは、守備がひどい。エラー4つ以外にも、中継ミスや、不可解な守備体型もめだった。その点、ジャパンは、ゴールデングラブ賞が8名である。長嶋ジャパンには、小久保もローズも清原もペタジーニもいないが、必要性がまったく感じられない。読売が弱いのもうなずける。

11月5日(水):横浜:くもり後あめ
 今週は実働3日なので、今日あたりは仕事を片づけておかなくてはいけないのだが、いざ、ジャパンの試合が始まると落ち着かなくなり、早々に退社。エース上原を初戦から投入している。ピッチングは完璧だが、打線が予想外にてこづっていて、テレビの前を動けない。五輪予選ならではの緊張感である。
 7回にようやくビッグイニングで試合を決め、安藤、小林雅は、昨年までの安定感がないのでは?と心配していたが、打たれそうな雰囲気がなかった。我らが小笠原は、本日もいいところがなかったが、札幌ドームでの試合でもあり、何とかこの後の試合で一発決めていただきたいものである。
 しかしながら、台湾が韓国にサヨナラ勝ちとは誤算である。これで、明日台湾に勝っても、3すくみの可能性が残るので、最終日まで決まりそうもない。最終日に参戦する立場としては、歓迎でもあるが、日本に勝たなければ予選突破できないという状況の韓国と戦うのは、かなり手ごわいものがある。

11月4日(火):横浜→伊丹→横浜:はれ
 4時50分起床、5時36分の横須賀線で出発といえば、「JAS特便割引で行く北海道遠征」といったところがイメージされるが、誠に遺憾ながら、ANAで行く大阪出張である。
 何とか帰りは、JAL利用に持ち込んだが、15時すぎには、会社に戻ってきてしまう。強行軍であるが、今週末は、長嶋ジャパンの応援があるので、3日間だけは、がむばって働かねばならない。
 そうはいっても、21時前に帰社。会社を出た瞬間に、携帯が鳴る。ぐんぐんさんが、来浜している。緊急オフ開催。結婚を控えている同期のS君のベンツ廃車問題について語る。S君といえば、1973年製のベンツである。しかしながら、コンピュタウイルスがきっかけで廃車に追い込まれたという。衝撃的である。同期の中でも「引きの弱さ」では定評があったのだが、あまりにもあんまりである。引きが弱いといえば、イッキマンさんも思い浮かぶところであるが、ぐんぐんさんと検討の結果、人格者であるイッキマンさんは、必ずしも引きが弱いのではなく、自分から承知のうえで、苦労をかってでているのであるが、S君の場合は、単に引きが弱いだけという結論になった。
 その他、松下政経塾問題などについて語り解散するが、帰宅すると、民主党が政権をとった場合の財務相に、ミスターYENが発表されていた。衝撃的である。すばらしいのであるが、小沢一郎君にゴールドマンサックスの何とか氏に、ミスターYENでは、女性浮動票を獲得するのが難しそうである。

11月3日(祝):石川→糸満→横浜:はれのちあめ
 今朝も、沖縄タイムスと琉球新報を読みながら朝食ヴァイキングをゆっくりといただく。衆議院選挙の情勢展望。沖縄県内では、民主・社民連合も健闘しているようだが、全国的には、与党安定多数、自民単独過半数をうかがうという情勢のようである。誠に遺憾である。あまりにもあんまりである。
 今日も真夏のような青空と暑さ。平和祈念公園へ。時間があるので、資料館も久々に見学。全日程を終了して、那覇へ戻る途中、FM沖縄を聞いていると、小久保が読売に移籍という。しかも無償である。もはや、論評するのもバカバカしいが、あまりにもあんまりというしかない。とにかく、ナベツネが生きている限り、どうにもならない。
 16時羽田着。もう少し早い便ならば、TCKのJBCに間に合ったのだが、そういう元気も正直なかった。実際、サウスヴィグラスとアドマイヤドンでは、夢も希望もない。どうしようもない。鹿児島から羽田経由で参戦したうし様は、徹底的にやられたようである。負け組の出番はないということなのだろう。
 しかも、帰りは、雨の中、バスである。あまりにもあんまりである。バスの車中、「エア・ドゥがゲートにいるのに、どうしてJALがバスなんだ」「ゲートに着くのは、1年に1回くらいだ」「バスの方が、かえって歩かなくていいじゃないか」「お父さん、バカ言わないでよ」
 などとさまざまな声が聞こえてくる。みんなバス問題には一過言あるのだ。新ターミナルビルの早期完成を願う。まだまだこの国は、公共事業が必要なようである。
 バレーボールを見る。ここ数年、ルールの見苦しい変更や、あまりにもあんまりなふがいない成績に、一時ほどの熱狂的なファンではなくなってしまっていたが、韓国戦となると、いつもながら、すさまじい試合になる。一進一退の手に汗握る攻防。両チーム、レシーブがすばらしいので、ラリーが長い。死闘を制して3連勝。正直、今の韓国に勝っても、メダルもアテネも見えてはこないのだが、今日の試合だけみれば、歴史に残る好ゲームであった。

20031103

11月2日(日):石川→本部→宜野湾→石川:はれ後くもり一時あめ
 ココガーデンの朝食ヴァイキングは、プールサイドのテラス席で。沖縄タイムスと薄いニッカンを読みながら、ゆっくりといただく。
 美ら海水族館へ行く。1周年記念のようで、混雑している。天気予報がはずれて、夏のような陽射し。ビーチは基本的に10月いっぱいで営業終了のようだが、これなら十分泳げそうだ。
 いったんホテルに戻る。天皇賞。テンザンセイザから総流しも無念の3着。やっぱりオリビエ・ペリエという無難なことになった。ダンナのローエングリンは、1000m56.9秒という暴走で一杯になった。いくら何でも後藤の騎乗はむちゃくちゃである。昼寝。ココガーデンは、冷房の調子が悪いようである。
 夜は、「島唄」へ。ラグナガーデンとちがって、クルマで40分くらいかかる。しかも、飲むわけにいかないので、7UPをいただく。2ステージ見て、高速で戻る。

20031102

11月1日(土):横浜→那覇→石川:くもり
 仕事が無事にひとやま越えたので、自分へのご褒美ということで、沖縄へ飛ぶ。いちいちご褒美が多すぎるのではないかという感は否めないが、984マイルも魅力的であり、やむを得ない。
 飛行機には多少空席があったが、那覇空港のトヨタレンタカーさんは、かつてないほどの人でごった返していた。沖縄といえば、選挙で熱くなる土地柄だが、今朝は、菅代表が来たようで、「菅直人来る」の看板が目立つ。候補者のポスターで、氏名をカタカナで強調するのも沖縄ならではである。
 ココガーデンリゾートは久しぶりである。初回は、いびき問題などもあり、それほど評価していなかったのだが、今回は、ラグナガーデンがブックフルでもあり、また、先日読んだ本で「大人のリゾート」として高く評価されていたので、再挑戦することになった。ビーチはないのだが、プールを囲んで、テラスハウスが並ぶ。部屋が広いので、ゆっくりとくつろぐには悪くない。系列のルネッサンスリゾートへ出かけて、温泉ヤマダでくつろぐ。
 夜は、長嶋ジャパン壮行試合をテレビ観戦。バレーボールも気になったのだが、やはり長嶋ジャパンを応援せざるを得ない。しかしながら、あまりにもあんまりなことになった。ジャパンの要は城島である。しかるにプロ選抜の要は、なんと田口である。衝撃的である。やはり、世界の王ということなのだろう。

20031101

10月29日(水):横浜:はれ時々くもり
 N嬢、Y嬢との第3回蕎麦オフが開催される。今回の目的地は、麻布十番の「更科堀井」さんである。「麻布十番には、更科さんが3軒あるが、他はニセモノで、堀井さんが一番」といいながら到着すると、なんと定休日である。蕎麦オフであるから、いまさら、焼肉「三幸園」さんあたりに変更するわけにもいかない。ニセモノ呼ばわりしたばかりの残りの更科さんの中から、一の橋に近い、「永坂更科本店」さんに入場する。まぁ、ソコソコのお味であるが、第1回の三合庵、第2回の利庵さんに比べると、一枚落ちるのはやむを得ない。
 口直しに、六本木ヒルズ内「TORAYA CAFE」さんをめざすが、あと一歩のところで閉店してしまった。仕方がないので、グランドハイアットさんに入場する。ストリングスホテルとちがって、バニラアイスクリームもちゃんとある。さすがは、世界のグランドハイアットである。

10月28日(火):横浜:あめ
 朝、会社に行くと、いきなり大先輩が、競馬ブックを持ってきた。小生が、「最近は、ブックも買わないし、GIの検討にも熱が入らないと」
 言ったら、いきなりブックの差し入れである。実は、昨日は、部長が、浅田次郎の「カッシーノ!」を貸してくれたばかりである。やはり、すばらしい職場というべきであろう。
 衆議院選挙公示。東京1区に突然浜田麻記子氏が出てきた。謎である。しかし、結果的には、自民党の与謝野馨氏のアシストになってしまう可能性が高い。
 比例代表は5党のみ。訳のわからない政党は、すべて終了してしまった。さびしい限りである。羽柴誠三秀吉の姿を見当たらない。やはり、ニセ有栖川宮の結婚式に出席したことが影響してしまったのであろうか?

10月27日(月):横浜・東京:くもり時々はれ
 参議院・埼玉補選。投票率27.5%。投票した人の1/3くらいは、公明党と共産党の支持者ではないか。あまりにもあんまりである。さすがの「ゲンダイ」の一面も絶望感にうちひしがれている。こんなゲンダイの見出しは、加藤紘一君の乱が終了したときくらいであろう。
 中曽根氏引退。無念である。総裁が党の約束を破っておいて、マニフェストだ何だというのだから、ちゃんちゃらおかしい。ぜひ群馬5区で、小渕優子さんと最後の戦いに挑んでいただきたかった。
 田中真紀子氏出馬。白川氏には、あまりにも気の毒であるが、この際やむを得ない。田中康夫氏でも、京セラの稲盛氏でも、なだいなだ氏でも何でもいいから、総動員して何とかしてもらいたい。

10月26日(日):横浜・東京:はれ時々くもり
 サイスさんの挙式も無事に終わり、本日は休養日。サンデープロジェクトを見る。この時期の党首討論は、主義主張の繰り返しに終わり退屈なことが多いのだが、そこは田原氏が趣向を凝らし、少子化の問題にしぼって、トークを進めた。非常に難しい問題である。田原氏が、土井さんに、
「なぜ独身なのか?」
 と突っ込むと、すかさず、
「相手がいない。反面教師にしてくれ。」
 と切り返した。さらに小泉氏に突っ込もうとすると、
「この話はやめましょう。」
 とのことである。おっしゃるとおりだ。年金問題は重要だが、独身者や、バツイチを魔女狩りするようになっては困る。せいぜい、企業の育児休暇の充実とか、保育所の充実で勘弁していただきたい。
 10月、11月は、1年でもっとも小生の好きな季節である。窓を開けて、夏川りみさんでも聞きながら、アーバンリラックスでのんびりする午後もよい。冷蔵庫と、乾燥機付洗濯機も無事に到着した。
 しかしながら、突然暗転する。ダンナの愛馬ザッツザプレンティが菊花賞を制覇。正直、今回は油断していた。参った。菊花賞を勝たれてはもはやこれまでである。我々は、どこに目標をおけばよいのか?
 ぐんぐんさんの第3子誕生、サイスさんの挙式に続いて、ダンナの菊花賞制覇とはあまりにもあんまりである。勝ち組と負け組の差は開く一方である。イッキマンさんがどちらに属すのかは微妙な問題であるので、とりあえず、品川にてうし様と負け組の会が開催される。新幹線開業でにぎわう東口。「ビーアンビシャス」といわれても、負け組が希望を抱くのは難しい時代である。
 串揚げのお店に入場する。ビールと梅酒サワーを注文すると、ビールが2杯出てくる。オレンジジュースをたのむとウーロン茶が出てくる。
 ストリングスホテルに入場する。26Fのロビーの雰囲気がよい。メインダイニングがコーヒーショップとバーも兼ねていて、しかも案外落ち着ける。きれいなお姉さんが続々と入場してくる。
 しかしながら、うし様がバニラアイスクリームを注文すると、牛乳のアイスクリームしかないという。仕方がないので、ロイヤルミルクティーを注文すると、ウバが出てきた。勝ち組と負け組の差は開く一方である。

10月25日(土):横浜・東京:くもり
 サイスさん挙式。会場にて、ご家族にごあいさつ。妹さんが、いきなり、「ヤマスさん、今日、これ(スピーチのしぐさ)ですよね?まぁ、今は忘れて楽しんでください。料理も美味しいので」
 と言う。いきなりプレッシャーをかけてきた。いかんせん、いつ頃なのか、どういう順番や状況で声がかかるのかもまったく不明である。
 会場には、サイスさんと本日の参加者の写真が多数飾ってあるが、その中に混じって、HBUでセレクトした2歳馬の写真も掲載されていた。新郎のプロフィールには、「今欲しいもの」は、「午後3時台に出走する強い愛馬」とある。まったくもっておっしゃる通りである。ちなみに「大切なもの」は、奥さんと「変な色の車」とのことである。
 どうにかスピーチは終了。空手世界選手権日本代表が登場する。衝撃的である。しかし、おめでたい席で、かわらを割ったりしてよいのか?との雰囲気が流れる。すると、すかさず、板に「病気」とか「浮気」とか記入する。悪いものを割ってしまうとのことである。さらに、「日経平均1万円割れ」の板が登場した。すばらしい。しかし、これを割るということは、結局、1万円を割ってしまうことではないか?という気もする。
 2次会が開催される。イッキマン現る。るいさんと遭遇する。るいさんから、「ぐんぐんさんは、実在するのか?」
 との衝撃的な質問が出された。さらに、「うしさんは、なぜ今日いないのか?」
 とのことである。いずれもなかなか難しい質問ではある。

10月22日(水):横浜→八代:あめ後くもり
 久々のJAS。熊本便はガラガラである。機内にて、「同僚・友人の短い結婚スピチ」を熟読する。しかしながら、うしさん曰く、今頃から検討しているようでは、話にならないとのことである。
 熊本空港は、あまりにも遠い。バスで1時間のところ渋滞で遅延。なんとか予定していたつばめ号には間にあって八代へ。諸般の事情により、ホテルアルファーワンに泊まることになった。
 熊本といえば、馬刺である。小生、基本的にプライベートな事情を仕事関係には持ち込まないようにしているが、こればかりは、いかんともし難い。馬刺だけは困る。しかも、3点盛りとかで、「タテガミ」などというものも供される。固辞せざるをえない。

10月21日(火):横浜:くもり時々はれ
 「NHKニュース10」、トップは、国土交通省がJRに立ち入り検査のニュース。先月来のトラブルに対するものということで、当然との受け止め方が多いようであるが、日ごろから小さな政府とか、脱霞ヶ関を唱えている人まで特に疑問視していないように見えるのはいかがなものか。JRのトラブルそのものは、ずさんな管理体制に問題があったとはいえ、工事にある程度のトラブルの発生は避けられないものだし、死傷者が多数出た事故というわけでもない。公共交通とはいえ、国土交通省の検査なんていうものは、形式的で、役人仕事の典型みたいなものであろうから、こんなことをいちいちやっていても、無駄なだけである。JRにお灸をすえるなら、利用者やマスコミがやれば十分でないか。
 「ニュース23」では、冒頭、猪瀬氏と元ゴールドマンサックス投信の社長とかいう人が道路公団の民営化vs高速道路無料化で対決。高速道路の無料化には、正直、かなりの問題はあると思うが、そもそも”高速道路”という定義は、非常にあいまいである。東名阪自動車道が高速道路であり、名阪国道が一般道路であり、小田原厚木道路の最高速度がなぜ70キロなのか?区別することにあまり意味がない以上、一部を取り出して民営化するよりも、全部を税金でまかなう方がすっきりしているのはたしかである。ただし、猪瀬氏のいうように、国道にすると、余計にずさんになる可能性があるのはたしかなので、ここのチェックはきっちりやってもらいたい。あと、いきなりタダにすると、鉄道輸送や航空輸送とのバランスが崩れてしまう。空港使用料の値下げとか、鉄道建設費の補助なども含めて、税金の使い道を考慮してもらいたい。
 有栖川宮逮捕。誠に遺憾である。結婚披露宴には、小生の敬愛する羽柴誠三秀吉氏も出席していたという。さすがである。すばらしいのひとことである。みんなで楽しくやっていたのなら、別にいいのではないか?逮捕すべき人は他にいくらでもいるのではないか?

10月19日(日):横浜・東京:はれ
 ゴルフの夢。なぜか、ゴルフ部の試合に駆り出されている。もうゴルフ部はやめたということで固辞したのだが、やむを得ない事情のようである。1番ホール、みんなチョロばかりである。たいしたことないな、と思いながら、ティーグランドにたつと、なんと空振りである。しかし、何事もなかったかのように、素振りを装って、打ち直すと150ヤードくらい飛ぶ。やれやれこれなら勝負になりそうだ。しかしながら、「あれ、空振りじゃないのか」
 とささやく声が聞こえてきた。過小申告は失格になる。正直に申告せざるをえない。
 2打目を打とうとすると、傾斜に止まっていたボールが突然動き始める。どんどん手前に転がって、カート道路をはねて、壁にはさまってしまう。これでは打てない。アンプレアブルにするしかないという。ということは、4打目になるのか?ちょっとやってられない、と思ったら目が覚めた。
 りんかい線でお台場へ行く。別に若洲リンクスでゴルフをしたわけではない。帰りに乾燥機能付洗濯機と冷蔵庫を購入。カードの限度額が心配である。

10月16日(木):横浜:はれ時々くもり
 ぐんぐんさん来る。道場にてランチオフの前に、イッキマン夫人のオフィスに顔を出す。ぐんぐんさんに紹介していただきご挨拶する予定であったが、急遽とりやめにして、キャビネの影からこっそりと確認させていただくことにする。イッキマン夫人は、サントリーのウーロン茶をお飲みになられていたようである。
 道場にて、ぐんぐん杯第10回記念大会問題、R点越え問題、福岡ホテル事情などについて語る。

10月13日(祝):横浜・鎌倉:くもり後雨
 2003第10回ぐんぐん杯・予選会。豪雨の中、11ホールにて打ち切り。森義朗君でも、今日は中止したのではないか?

10月12日(日):東京・横浜:くもり時々あめ
 久々の東京競馬場。毎日王冠ということでさすがに混雑している。秋競馬といえば、毎日王冠と京都大賞典。豪華メムバーの毎日王冠、一方で、少頭数で、武豊がぶっちぎる京都大賞典とそれぞれ味があったのだが、どうも昨今は、今ひとつ盛り上がるものがない。そして、4Rの新馬スプートニク号がまさかの大敗。
 内馬場へ行く。府中の内馬場は、何年ぶりだろうか。岩手競馬専用投票所がついに開設されたのである。遅きに失した感があるが、とにかくめでたい。今月中は、新聞が無料ということで、ケイシュウをいただき、さっそく検討。TCKのふるさとコーナーよりは、お客さんが多く、ゴール前では声も出ているが、いかんせん、マニアと東北出身者だけという感は否めない。須田鷹雄氏、原良馬氏、鈴木淑子さんがイベントで盛り上げているが、いかんせんマニアの内輪受けである。なんといっても、明日の南部杯の前売り発売がないのがどうしようもない。
「アドマイヤドンのレースはここで買えばいいのですか?」
 とふらりとあらわれたおじさんは、ひとりやふたりではなかった。猛烈な機会損失である。昨日、グレートサスケ議員が善処を約束したという話だが、残された時間は、あまりないのである。
 なんだか蒸し暑いし、東京競馬はさっぱり当たらない。所持金が900円になってしまったので、15時すぎに退場する。毎日王冠の前に退場とは、われながら衝撃的である。ファインモーションは負けると思うが、馬券を買うお金がないのだから、どうしようもない。
 しかしながら、帰宅してみると、盛岡競馬9R的中。盛岡分だけならプラスになっている。もっとも換金するには、60日以内にまた府中へ行くか岩手に行くかしなくてはいけないのだから、油断はできない。引きつづき、SPATにて、TCKに参戦。
 明日は、いよいよぐんぐん杯予選である。

10月11日(土):横浜・東京:くもり時々はれ
 3連休初日。今週は、いろいろと忙しく疲れもたまっているので、京セラあたりで、ゆっくり癒したいところである。事実、うし様は、すでに京セラ入りしている。しかしながら、最終日にぐんぐん杯予選が控えている。京セラは1泊ではもったいない。
 浅草ビューホテルに行くことにする。横須賀線グリーン車にて東京駅へ。まずは、八重洲ブックセンターで本を買い込む。1泊でそんなに読みきれるわけはないのだが、たくさんの文庫本を抱えるだけで、豊かな気分になってくる。
 杉村隆「がんよ驕るなかれ」
 吉岡忍「墜落の夏」
 山崎豊子「華麗なる一族(上)」
 後藤正治「奪われぬもの」
 阿川佐和子「阿川佐和子のお見合い放浪記」
 浅田次郎「勇気凛々ルリの色」
 半藤一利「ドキュメント太平洋戦争への道」
 河出書房新社「永久保存版 山口瞳」
 連休で混雑する東京駅。小生は、一駅だけ乗って神田で下車。TCKの新聞と明日のJRAの新聞を購入して、銀座線で田原町へ。浅草ビューホテルへチェックイン。
 小生のバイブルであるところの「蕎麦屋で憩う」によれば、並木の藪へは、まず、浅草寺へお参りしてからとあるので、小生も従う。そして、いよいよ藪に入場。本にある通り、ひとりの客には、さりげなくスポーツ新聞が渡される。予想していたよりこじんまりした店内。空いてそうな午後を狙ったのだが、連休ということもあり、さすがに混雑している。それでも、どことなく落ち着いた空気が流れてくるのは、さすがである。
 ビール、板わさ、わさび芋。ざる。さらに天ぷらそばを追加。普通は、暖かいそばが先だと思うので、逆になってしまったが、それもまたよし。そばは、細めで、コシのあるソバとは少しちがうのだが、とにかく癒されるのである。
 ホテルに戻り、山口瞳先生の愛した檜風呂で入浴。まったくもってすばらしいの一言である。癒しの空間である。あとは、SPAT4でTCKに参戦して、ゆっくりと読書するだけである。そして、明日は新馬がデビューする。実に贅沢な週末である。

1011

10月7日(火):横浜:くもり時々はれ
 22時すぎに退社。最近は、帰宅後、「ニュース23」を見ることが多くなった。ちょっと前までは、WBSであり、今年途中までは、BSのメジャーリーグハイライトだったのだが、今さらという感じで、筑紫さんである。やはり、ネーネーズと沖縄を愛しているのが一番の理由である。あるいは、小生も齢をとったということである。
 道路公団の藤井総裁が、辞表提出を拒否。小生、野中氏とともにこの人物は最低であり、退場を歓迎するが、辞表提出を拒んだ一点は評価できる。自分が悪いと思わない人は自分からやめる必要はさらさらない。任命権者が罷免すればよいだけである。なお、辞表を出せば退職金が2600万もらえるのに、自分のプライドのために、更迭を選んだということは、日ごろ、役人の退職金を批判しているマスコミこそ、もっと報道すべきである。
 原監督ラストゲーム。小生、今でこそ読売は嫌いだが、小学生のときのスターは、王選手であり、中学生のときのスターは、原選手である。彼もプライドを貫き通した。甲子園で、星野仙一と抱き合えばある意味大したものである。王監督ともども、読売を相手にせず、第2の道を歩んでいただきたいものである。一方で、オレ流監督が誕生しそうな気配になってきた。いかにも監督にはご縁がなさそうな感じだっただけに、かなり意外である。

10月5日(日):横浜・東京:はれ
 爽やかな秋晴れ。遠征していないのがもったいない。仕方がないので、サンデープロジェクトを見る。菅氏、小沢氏出演。いよいよ勝負の秋である。
 スカイスパでくつろいでから、湘南新宿ラインで上京。ビックピーカンさんへ行く。SHARPの液晶TV、だいぶ安くなってきた。もう一息である。うし様、レッツノトを予約。ようやくVAIOではないということに気づいたようである。
 にいむらさんでしゃぶしゃぶをいただき帰浜。珍しく佐川急便が時間通り到着した。

10月4日(土):横浜:はれ
 出張後も何かと忙しく、今週は疲れたわりには、あまりよいことがなかった。本来ならホテル京セラにでも行きたいところであるが、そうもいかないので、せめて浅草ビューホテルあたりで癒そうと思ったが、ブックフルである。仕方がないので、スカイスパに参戦、いつもなら1時間コースで退場してしまうのだが、今日は通常料金を払って、休憩室で「日経TRENDY」を読みながら徹底的にくつろぐ。
 「日経TRENDY」は、恒例の日本のホテルランキング特集である。このランキングは、細かい項目まで細分化しすぎていて、個人的には、そのまま納得はできないものも多い(例えば、スパ付のホテルの部屋の風呂の大きさなど小さくてもかまわない)が、個別に評価表が公開されているので、自分の評価ポイントだけを見比べることも可能である。今回も、わざと本を置き忘れたり、絆創膏を要求したりと、徹底的にやっているが、調査される側は、ある程度感づいているのかどうか、そのあたりも気になるところではある。小生が泊まったことのあるホテルの中では、名古屋マリオットアソシアが全国6位と検討している。全体に得点が低い札幌では、意外にもオークラが1位で、JRタワーが3位、モントレエーデルオフが5位となっている。

10月1日(水):広島-松山-横浜:はれ
 6時起床。疲れがとれず朝風呂も朝食も断念して、広島港から松山港へ。1時間あまりの船旅は、天気もよく快適だが、熟睡してしまう。坊ちゃんスタジアム参戦以来の松山だが、残念ながら夕方のJALにて帰浜。今日から10月。行きと帰りで、機内誌が変わっているのは何か得した気分だ。JASアルカス終了後、読むところは少なくなったが、浅田次郎氏の連載は欠かせない。氏は、月曜から金曜まで働いて、煮詰まると土日の競馬で発散して復活し、それでも蓄積されるストレスは、ラスベガスで発散するというさすがである。10月1日というとなんとなく気持ちがひきしまるものがあるが、首都圏ではディーゼル車規制がスタート。いろいろ課題もあるようだが、そういうことは後から改善すればよいことで、4年かけて実現した知事の実行力は、やはり評価に値すると思う。

【復刻版】しんちゃん日記(2003/7/1-2003/9/30)

9月30日(火):福岡-広島:はれ
 ホークス優勝。しかし、小生はその2時間ほど前に福岡を後にして、ひかりレイルスターにて広島へ移動する。ドーミーイン広島にて入浴。準天然温泉というのは、正直よくわからないが、小さいとはいえ露天コーナーがあるのはよい。しかしながら、須田鷹雄さんほどではないが、ちょっと煮詰まっており、いまひとつくつろげない。

9月28日(日)
●ファイターズ 3-4 ライオンズ○
 いよいよこの日がやってきた。東京ドーム最終戦。思い思いのユニフォームを着た5万の大観衆がスタンドを埋めた。しかしながら、この試合で、ファイターズが勝てばホークスの優勝が決まるというやっかいなことになってしまった。見たところライオンズファンは1000名程度と思われるが、5万観衆の中に、ホークスファンがまぎれていて、試合終了後に若鷹軍団が鳴り出したりしないことを祈りたいものである。都城中学から修学旅行生が来ているが、幸雄さんの応援団なのか、ホークスの応援団なのか不明である。
 ライオンズ4番中村。謎であるが、体型は、大阪近鉄の中村ばりである。しかも、初回いきなりタイムリー。よくわからない。
 7回小笠原が勝ち越し3塁打。2点リードで9回。福岡で待機するホークスの選手は、ビールかけを思い描いたかもしれないが、我らがヒルマン監督、わずか2点のリードで、いきなり小笠原、島田を引っ込めて、阿久根、石本が守備につく。この2人では、まったく守備固めになっていない。そのわりには、ミラバルが9回も続投する。これが、超野球ファイターズで言うところの「ヒルマン主義」なのであろうか?ベースボールと野球が融合した結果なのであろうか?
 しかしながら、マクレーン特大同点アーチ。まぁ、ここまでは仕方ないかもしれない。しかし、1死1塁から特大のセンターフライでいきなり1塁走者が2塁へタッチアップしてしまう。石本の肩なら当然そうなるわけだが、通常はちょっとお目にかかれないプレーである。守備を固めた結果がこれである。2死満塁で芝草が押し出しで決勝点。「ありがとう東京」の掛け声とともに迎えた最終戦がこの体たらくである。さすがとしかいいようがない。まぁ、JASといい、地方競馬といい、PHSといい、ファイターズといい、小生が応援しているものはみなこんなものなのかもしれない。退場させられるのもやむを得ないのかもしれない。せめてもの救いは、行き先が北の大地ということである。
 試合終了後、ピアノが運び込まれる。選手入場、ヒルマン監督あいさつ。いかんせんこういうときは、外人監督はつらい。選手会長は誰だっけ?奈良原か、金子あたり?と思っていると、岩本が登場した。さすがである。やはりこうでなくてはいけない。しかしながら、さすがに「マイド!」は封印された。球団旗が降ろされ、選手が持って場内を一周。これではまるでお葬式である。身売りではないのだから、もう少し明るくできないものか?突然、JALバーゲンフェアで札幌へ1万円をアピールするとかそういう芸風はないのだろうか?長年の声援に感謝するのなら、もっとOBを前面に出してもいいはずだが、わずかに土橋さんと木田氏あたりがいるものの、出番がほとんどない。
 前の席では、若い女性ファンが、号泣している。一方、場内には、なぜかウイルソン選手の横断幕がかかる。かと思うと、突然、「サルワタリ!」と声がかかる。さすがである。結局、こういうことなのだろう。とにかくあとは北の大地である。まさに「試される大地」である。

20030928

9月22日(月):横浜:はれ
 台風が去り、涼しい秋がようやく訪れる。内閣改造。昨日は、安倍幹事長で、あっといわせたが、今日も竹中氏の留任、川口氏の留任をはじめとして、石原国土交通相、麻生総務相、谷垣財務相など思い切った布陣である。40台が3人、50台前半が3人という若手抜擢もあり、良し悪しの判断は別として、確実に自民党を壊しつつあるのは確かといえよう。ただし5年かけて自民党が変わるのを待つよりは、政権交代を実現する方が本当は早いと思うが。
 しかるに、久米氏は、「挙党体制に配慮した内閣」と称して、テレビ朝日政治部長の末延氏に、
「それは違うと思います。」
 と即座に否定されていた。さすがである。野中氏ともども引退するだけのことはあるようである。一方、社民党の福島幹事長は、「派閥均衡内閣」と発言していたが、これまたどこをどう見れば派閥均衡なのか理解に苦しむ。同じ悪口を言うのでも、もう少し的確に捉えていただきたい。
 それにしても、これで小沢一郎君の最後の勝負がますます厳しくなってきた。今の民主党に今回の人事を上回るサプライズを与える人材がいるとは思えないのだが。

9月21日(日):登別→岩見沢→千歳→横浜:はれ
 今日もさわやかな行楽日和。朝風呂を満喫して出発。今日の日程は、いろいろと悩ましかったのだが、札幌競馬は堪能できそうな気がしなかったので、久々にばんえい岩見沢競馬に参戦する。だいたいいつもは途中で退屈してしまうのだが、何しろ今日は天気がよく気持ちがよい。久々のばんえい競馬は、経費削減が徹底しており、パドックへの馬体重掲示の中止、発売窓口の減少、誘導馬の廃止などが行われているが、ここまでやれば、賞金を下げても関係者も納得するだろう。一方では、グッズの販売や、着ぐるみマスコットも活躍しており、関係者の努力は評価できる。TCKでの発売も始まったことだし、なんとか売り上げ減に歯止めをかけたいと思い、小生も積極的に参戦。5R中4R的中するも、若干のマイナスになってしまったが、なかなか気持ちのよい1日であった。
 爽やかな北の大地であるが、首都圏には、台風15号が近づいている。20時50分発の特便割引では欠航したらしゃれにならないので、手数料を払って、事前に17:50発に変更して帰京。道中多少揺れたものの、結果的には問題はなかった。
 雨のYCATからタクシー。行き先を告げると、いきなり、
「お客さん、私だから嫌がらないけど、普通だったら嫌がられますよ。」
 と言う。衝撃的である。そういう自分が一番嫌がっているのかと思ったが、結果的には、そういうわけではなかったようだ。
「ここは、飛行機で帰ってきた人が使うところだから。」
「私も飛行機で帰ってきたんですけどね。」
「そうですか、しかし、ここは長距離専用なんですよ。」
「そうなら、そう書いてくれれば、そごうの方から乗りますけど、何も書いてない。」
「そうなんですよ。わかりにくいんですけどね。」
 ちょっと話にならない感じで不愉快になりかけたが、運転手氏必ずしも悪い人ではなさそうでもある。
「すみませんね、実は、場所も嫌がられそうなところなんですよ、行き止まりで。」
「いえいえ、そうやってお客さんみたいに先に言ってくれる人はいいんです。」
 よりによって、料金が1040円で、小銭がなく2000円差し出す。
「100円玉ないんですか?」
「ないんです。」
 最後までかみ合わなかったが、とにかく無事に帰京。結論として、やっぱり遠征は北の大地に限るということである。爽やかな北の大地の秋、早急に再訪が必要である。


20030921

9月20日(土):横浜→札幌→登別:はれ
 5時20分起床。JAL503便にて1ヶ月ぶりの北の大地へ飛ぶ。この1週間、残暑厳しく、宴会も多く、すっかり胃の調子がおかしくなっていたが、北の大地への遠征となった瞬間から食欲旺盛、まい泉をいただき、ひと休みすると、新千歳空港へ到着である。
 快速エアポートにて札幌駅には、10時10分到着。朝方はずいぶん冷え込んだようだが、爽やかな秋晴れである。「かに飯」を購入して、札幌駅・ステラプレイス内のスターバックスでまず休憩。大丸とビックカメラをひやかしてから、札幌競馬場へ。場内はガラガラである。うし様と合流。
 中山6Rにラピッドストリーム号出走。3歳未勝利であり、おそらくこれが最後のチャンスである。状態もよさそうで、チャンスはあると思っていたが、無念の2着。初の連対であり、今後に希望をつないだと言いたいところであるが、いかんせん、もう未勝利戦はあと2週しかなく、除外確実。引退レースとなる恐れもある。札幌の7Rには、うし様のマイネルシュネル号が出走したが、明らかに太く、いいところなく大敗。
 久々の中央競馬参戦であるが、いかんせん、勝手がわからず、対応できない。無理やり8Rで勝負してみるも、藤沢師の1番人気があっさりと快勝では、話にならない。こんなところで無駄金を使っている場合ではないということで衆議一決。トヨタレンタカー札幌西営業所へ直行して、ヴィッツ号にて道央道を南下する。
 3カ月ぶりの登別だが、6ケ月ぶりの滝本イン。

8月には、全館満室という予想外の事態になっていた滝本インは、フロントの応対があまりにもダメだった。まぁ、このホテルに何かを期待するのが無駄なことは15年来の経験でわかっているのだが、立て直してシングル中心のきれいなホテルを建てれば、絶対成功間違いないだけに、遺憾である。仕方がないので、早々に第一滝本館へ移動して入浴。団体さんが多く、館内はかなり混雑していて活気がある。やはり、湯は登別、登別は、第一滝本館ということなのだろう。なんと露天風呂の増設工事が始まっている。6月頃から、北の大地へ来るたびに、道内の景気がどん底から脱出してきた感を強くしていたが、今回もいっそうそういう感じがする。これでは、小泉氏再選もやむを得ないということなのだろうか?

9月19日(金):横浜:はれ
 引き続き、体調不調。早く北の大地で癒す必要がある。しかし、本日も宴会である。ファイターズファンの彼がいるとかで、ファイターズに理解を示していたY嬢から、「最終戦は当然行くんですよね?私はもうチケット買いました」
 と言われる。この人は、彼がファイターズファンだからということを理由にしているが、最近は、ひとりでも参戦しているという。さすがである。小生、最終戦は欠場するつもりであったが、バーゲンフェアのチケットをキャンセルしてでも、やはり、最終戦は参戦すべきと反省する。
 12月のバーゲンフェア先行予約受付開始。沖縄はさすがに確保できず、札幌便と鹿児島便を確保。

9月18日(木):横浜・東京:はれ
 残暑厳しく、体調不調であるが、ダンナ凱旋帰国とあれば、新橋SLあたりで一席もうけないわけにはいかない。蕎麦をいただいたあと、カレッタ汐留へ行く。久しぶりだが、あいかわらずこの街はよくわからない。なぜか46Fのソラシオさんに入場。男2人で入場をお断りされるのではないかと思ったが、ブームは去ったらしく、窓側の特等席へ通された。すばらしいビューを眺めながら、出川師問題について語る。

9月15日(祝):横浜・東京:はれ
 所用のため上京するが、あまりにも不快な事件があったので、そのことにはふれないことにして、昨日に続いて、世の中が少しはよくなるかもしれない話。
 NHKが、地上波デジタルの受信をカードで限定するという。以前から、人が歩いてまわる受信料徴収、しかも払わない人がトクするというのはあまりにも理不尽だと思っていたが、これなら、他の有料放送同様に払わない人には見せないことができる。災害時のニュースなどは、ノンスクランブルで流せばいいのだから、公共放送だからといって、スクランブルしていけないことはないし、逆に税金を使って無料放送にするか、どちらかでよいはずである。しかしながら、ニュースを読む限り、不正コピー防止のためで、実際にスクランブル放送になるのかどうかがよくわからない。受信料徴収員とかの利権とかがありそうで、すぐにはできないのかもしれぬ。
 阪神優勝。優勝の瞬間をどこか中継しないものかとチャンネルをいじっていたら、大リーグ中継をしていたBSがいきなり甲子園の画面に切り替わった。18年前といえば、プラザ合意。バブルの始まりである。阪神優勝とともに失われた18年に別れを告げることができるだろうか?

9月14日(日):横浜・東京:はれ
 午前中、引越しの見積もり。まだ2ヶ月以上あるが、ダンボールを置いていっていただく。ノートPCと赤外線プリンタで見積書を印字していた。サカイ引越センター、なかなか先進的であるが、やはりバテリーがすぐに終了してしまうとのことである。
 午後から湘南新宿ラインで上京。最近になって、首都圏のJRと私鉄では、携帯電話の是非についてのガイドラインが改訂された。曰く、「優先席付近では、電源オフ、それ以外では、マナーモードで通話は遠慮すべし」ということである。遅きに失した感はあるとはいえ、ようやく現実的な案に落ち着いてきた。通話がうるさいのが問題なのであって、それを今まで1件も起きていないペースメーカーの誤作動と結びつけるから話がおかしくなるのである。こういう偽善的な指導は、まだまだいろいろあるが、まずは改善の一歩である。世の中少しずつ合理的かつ常識的な方向へ向かっているのだろう。構造改革の痛みに耐えた結果なのか?
 「玉海力」さんへ行く。7周年、ちゃんこ半額である。

9月13日(土):横浜:はれ
 引越しが近づいてきて、内覧会が開催される。残暑が厳しい。内覧会ということは、まだクーラーなどもなく、大変な暑さになるかと思っていたら、クーラーは、事前に設置されていた。その他、購入を検討していたウォシュレットなどもはじめから装備されていた。すばらしい。
 そして、肝心の眺望であるが、期待以上のグレートビューである。眺めのよい方にこだわっただけのことはあったようである。バルコニーも広く、海を見ながら読書ができそうである。もはや遠征は不要になるかもしれぬ。

9月7日(日):鹿児島-東京-横浜:はれ
 昨日と同じく6時半起床。読書。朝風呂。朝食ヴァイキングを1時間かけてたっぷりいただく。昨日とまったく同じ。
 11時にチェックアウトして、そのまま大浴場へ。サンデープロジェクトの続きを見る。総裁選候補3人、石原ジュニア、宮沢喜一氏、河野氏ら若手4人、と豪華なメムバーである。しかしながら、政策の是非はともかく、それなりにテレビというメディアを活用して主張を展開した亀井氏ら3候補に比べて、推薦人集めに苦労している若手4氏は、はっきり物足りなかった。結局、何をやりたいのかがよくわからない。一言でいうと役不足ということではないか。これでは、旧来の自民党を変えたいという人は、民主党に投票してしまうだろう。
 それに比べると、宮沢喜一氏は、あいかわらずさすがである。実行力はともかく、解説者としては、本当にすばらしい。最後も、イラク問題への対応について、田原氏から、「では、小沢さんと菅さんでは、宮沢さんは、菅さんの意見に近いのですね?」
 と聞かれたところ、
「菅さんが、私の意見に近いのです。」
 と切り返して締めくくった。
 プールサイドで「スプートニクの恋人」の続きを読みながら、時々、軽く泳ぎ、ジャグジで一服して、また読書。外はあいかわらず強烈な陽射しが照りつけているようだが、プールサイドでの読書は快適の一言である。チェックアウト後もこうしてくつろげるのだから、まったくすばらしい。
 14時32分のバスで空港へ。15時30分のJAS777で飛び、羽田からは、そのままTCKへ参戦である。まったく無駄がない。会社から、ホテル京セラ、そしてTCKナイターというこのプラン、ある意味、ハワイでくつろいで、香港に寄って帰るバカンスのようなものである。しかも片道9100円、会社を1日も休んでいない。すばらしいの一言に尽きる。東京は涼しい。しかし、連日のTCK参戦のうし様は、お疲れのご様子。遠征帰りとはいえ、小生はまったく疲れを感じない。さすがは、京セラさんである。TCK8R的中でプラス。まったくもってすばらしい。
 グリーンチャンネルにて、ムーランドロンシャン賞観戦。ダンナのローエングリン逃げて2着大健闘。恐るべし。
 
9月6日(土):鹿児島:はれ
 6時半頃にブラインド越しの朝の光で目が覚める。布団の中でだらだらとすごしてから、朝風呂。そのまま朝食会場へ。部屋に配達された日経を読みながら、1時間かけてたっぷりといただく。
 部屋に戻って2度寝。正午過ぎまでだらだらと過ごす。「囲碁・将棋ジャーナル」を見て、PATでJRAの3場メインを購入してから、新館の「エデン」へ行く。
 「エデン」は、水着スパゾーンである。気温は35度近く、猛烈な陽射しであるが、プールサイドで読書するだけであるから、別に問題はない。海外のビーチリゾートでのんびりするのに近い。村上春樹の「スプートニクの恋人」を読みながら、まどろむ。時々、スパに入っては、また読書。
 時計をまったく気にせずにだらだらして、部屋に戻ると16時。朝食ヴァイキングをたっぷりいただいたとはいえ、さすがにお腹が空いてきたので、コーヒーショップで地ビールとサラダ。食後は、散歩。SATYで本を追加購入。戻って、入浴、マッサージチェア。部屋に戻って、読書しているとそのまま寝てしまう。22時頃にいったん目が覚める。まったく時計を無視した生活。寝たいときに寝て、食べたいときに食べて、入浴したいときに入浴する。

9月5日(金):横浜→鹿児島:はれ
 17時20分退社。金曜日にリュックを背負って、早々に退社しても、もはや誰も驚かなくなりつつある。
「今日も北ですか?」
「今日は南です。」
 というわけで、JASで鹿児島へ飛ぶ。バーゲンフェアでなんと9100円である。バーゲンフェアの場合、2ケ月前の段階で、行きたい場所を決めるので、直前になると、行きたい場所が変わっていることも多いのだが、その点、鹿児島の場合は、ホテルランキング第1位のホテル京セラに行くだけだから、天候や気分に左右されることは少ない。読書に専念したいのだが、忙しくて、本を買うひまがなかったので、空港内の山下書店で、あわただしく文庫を4冊買い込む。
 空港からバスでホテルへは15分。バーゲンフェアで飛んでレンタカーもしないので、安上がりな週末リゾートである。しかし、ホテル京セラは、値段は、安くても、設備もホスピタリティも一流である。さっそく入浴。湯上りラウンジは、おなじみのリラクゼーションCDコーナー。今日は「宗次郎」が流れている。おもわず購入してしまう。とにかくすばらしいのひとことである。

9月3日(水):大阪→滝野→横浜:はれ
 朝食ヴァイキングにするか「なだ万」の和定食にするか迷ったが、結局ヴァイキングを選択。仕事前なので、盛大に食べるというわけにもいかない。バスで大阪駅へ。このあたりで、のどが痛くなってくる。どうやら、風邪を引いたようである。日本酒を飲んで、プールで泳いで、湯上りラウンジでひっくり返っていたのだから、まぁ、自業自得という感じもする。
 新快速で加古川へ出て、加古川線。ディーゼルカー1両ワンマンである。ただし、お客さんは、けっこう乗っている。猛暑。夕立。
 仕事は、無事に終わったのだが、中国自動車道を高速バスで新大阪へ戻り、551で餃子をいただく頃には、体調がやばくなってきた。お腹にガスがたまっている感じ。のぞみ号の2時間半が長く感じられる。やはり、帰りだけでも伊丹経由にすべきであった。PHP文庫「石原莞爾」を読了。かねがね気になっていた人物である。もう少し研究する必要がありそうである。

20030903

9月2日(火):横浜→大津→京都→大阪:はれ
 2週連続の東海道新幹線。7時36分の「のぞみ号」で出発というのは、けっこうつらいところであるが、今晩ゆっくりできる見込みなので眠い目をこすりながら西下。
 無事に業務が終了し、京都駅ホテルグランヴィア内の「万彩」にて一献。調子に乗って日本酒までいただいてしまう。新快速で大阪へ。
 関西出張の際、小生は、原則として、大阪での宿泊を回避してきたのだが、今回は、”関西の迎賓館”リーガロイヤルホテルに参戦する。旅の窓口で朝食付10800円というプランである。大阪駅から6分間隔運転の送迎バスで10分。車内では、さっそく関西弁が耳に入ってくる。「星野は優勝して、引退やな。来年は、田淵でBクラスや。18年に一度だからな。
 南海地震がきそうで怖いわ。」
 いかにも大阪という気分が漂ってきたところで、到着。いくらなんでも安すぎるような気がしたが、眺望は悪いとはいえ、特に問題のないシングルである。
 さっそくロイヤルスイミングクラブへ。出張の晩に、プールでひと泳ぎというのは、いつかやってみたいと思っていたが、いかんせん日本酒を飲んだ後の水泳は危険である。200mほど泳いだところで一杯になってしまう。

8月31日(日):横浜・さいたま・東京:くもり時々はれ
 日経の一面は、「年金施設の2割閉鎖」。ようやく年金資金の無駄遣いに歯止めがかかるようである。遅きに失したともいえるし、当たり前のことをやるだけともいえるが、ともかく今までできなかったことへ一歩を踏み出したわけである。こういうことをもう少しマスコミは評価して、きちんと伝えるべきと思う。ペースはともかく、国の進んでいく方向は少しずつ変わっていることはたしかである。埼玉県知事選挙も、民主党出身の上田氏。どんな人か知らないが、少なくとも元総務次官の嶋津氏でなくてよかった。基本的に首長というのは、役人と正反対の能力が求められるように思う。とりあえず、これで、東京・千葉・神奈川・埼玉の4県から役人知事が一掃された。大きな進歩である。
 山の上ホテルにて天ぷらをいただく。以前から気になっていたが、入場するのは、初めてである。まぁ古きよき隠れ家であることは間違いなさそうだ。ロビーの雰囲気はよい。天ぷらも美味である。

8月30日(土):横浜:くもり時々はれ
 出張後に残業したので、さすがに疲れている。しかしながら、3時50分起床。世界陸上である。正直、世界水泳に比べると、小生あまり興味はなかったのだが、今日だけは別だ。男子200m決勝。日本選手が決勝に残るだけでも信じられないことだが、メダルの可能性があるというのだから驚きである。
 スタート前に、末続にいちゃもんがつく。予選から同じスタート方法なので、嫌がらせと思われる。しかし、スタートこそ今一つも、着実に加速して、ゴール前、きわどく3番手争いになだれこんだ。わずかに出たか?
 3着の判定が長い。しかし、見事に3着。銅メダル。日本選手が陸上短距離で銅メダルである。歴史的快挙である。なんといっても、陸上200mもなれば、柔道や体操のメダルとは価値が違いすぎる。400m初のファイナリスト高野コーチが育てたというのもさすがである。とにかくすばらしい。
 再度就寝。11時起床。JALさんから、「FLY ON CRYSTAL」のカードが届いた。すばらしい。

8月29日(金):福井-横浜:くもり時々はれ
 朝風呂、朝食ヴァイキング。リヴァージュ・アケボノは、すばらしい。同行の上司も満足されたようである。
 午前中で業務終了。しらさぎ8号にて米原へ。プライベートなら小松空港へ向かうところだが、さすがにそうはいかない。実際、福井から小松空港へは遠い。バスが寄り道する関係で1時間かかる。直行なら40分で行くと思われる。福井空港の滑走路延長は、論外なので、バスをもう少し整備すべきと思われる。
 485系が残っていた「しらさぎ」もようやく全車リニューアルが完了したので、それなりに楽しみにしていたのだが、どうということはなかった。正直、JR東日本、西日本の在来線の新型特急車両は、もう少しなんとかしてほしい。JR九州に比べると、明らかに落ちる。新幹線とちがって、スピードでマイカーやバスを圧倒できないのにこれでは先が思いやられる。

20030829

8月28日(木):仙台→福井:くもり時々あめ
 ホリデイイン仙台の朝食ヴァイキングは、意外と充実していた。1000円なら、まずは上出来であろう。最近は、サラダバーがあれば、それだけで評価が甘くなる傾向はあるが。
 仙台空港は初めてである。エアニッポンで小松へ飛ぶ。遺憾ではあるが、いかんせん1日に1本なので、やむを得ない。B737-500は、4割程度の搭乗率。上昇したらすぐに下降かと思ったら、意外と長くて飛行時間は1時間。機長のアナウンスで、天候とか航路の説明だけでなく、ジュースの説明とか始まったのには驚いた。
 小松空港から福井は遠い。ローカル便なので、接続バスがなく、東京からの飛行機が到着後に福井駅行のバスがでる。福井は、ファイターズ北陸シリーズ以来だから、3年ぶりくらいだろうか。当時は、ビッグN全盛期、野村證券の店頭で、ビッグエヌの立て看板を撮影した記憶がある。すごい時代である。前回は、APAであるが、今回は、ホテルリバージュアケボノである。名前からすると、いかにもダメそうであるが、天空大浴場「曙覧」がある。朝食付で、ツインのシングルユースで7200円は安いし、ウオシュレットもあるし、部屋も清潔である。すばらしい。

8月27日(水):横浜→川崎→仙台:はれ後くもり
 ぐんぐんさんは、ANAで福岡へ、うし様は、JASで岡山へ。小生は、はやて号で仙台へ向かう。お互いに大したものであるが、惜しむらくは、小生のみ、マイルが増えない。もちろん、はやて号そのものは快適で、鉄道ジャーナル10月号を読みながら、シウマイと銀河高原ビールをいただくと、あっという間に杜の都に到着する。
 ホリディイン仙台に泊まる。まぁ、どうということのない標準的なホリディインである。水戸とつくりがそっくりだ。しかしながら、急遽合流することになった後輩の分も予約しようとするとブックフルであるという。旅の窓口で検索するとなんと該当なし。駅の案内所でも、「うちで紹介できるところはありません」という。
 何も知らない後輩のN君が到着。どうせダメなら遅い時間の方がなんとかなるかもしれないということで、何はともあれ牛タンをいただき、23時から、ホテルに電話をかけまくって、どうにかR&Bさんをゲット。歯ブラシはないが、まずまずよかったという。

8月24日(日):札幌-千歳-東京-横浜:くもり
 定山渓の朝は早い。6時50分起床で朝風呂。意味もなく24時間テレビに少しつきあってしまい、寝不足気味であるが、朝食ヴァイキングをたっぷりといただく。うし様は、食欲がないようである。北海道遠征の朝食ヴァイキングで食欲がないようでは、あまりにもあんまりである。
 社台ファームへ。「どうぞ、どうぞ、どうぞ」
 とおなじみのTさんに丁寧に応対していただき、TCK入厩予定のナナイロノキセキ号と対面。あいかわらずの好馬体とおだやかな気性で問題はないのだが、問題はTCKの馬場に対応できるかどうかである。なんとか秋にはデビューして欲しいものである。
 いったん千歳に出て、サッポロビールさんを訪ねる。ジンギスカンさんをいただく。パークゴルフをプレーしてからランチをいただく人達で大盛況である。ここも勢いがある。ノンアルコールビアをいただき、ノーザンファーム空港へ。おなじみの岡本さんにご案内いただけなかったのは残念だが、休養中のストロングメモリー号、さらに今年の1歳馬2頭を見学する。うし様のサンデーサイレンス産駒もいたのだが、デビュー前の牝馬で550キロ。しかも暴れ放題と完全に終了していたのは気の毒であった。
 まだ午後2時であるが、空港へ向かう。今回の遠征は短いに日程の中にいろいろと凝縮されている。午後4時発のJAL便で羽田へ。ところが、ここでうし様が、JMBクリスタルカードを提示して、1便前の777のキャンセル待ちをゲットして先発してしまった。猛暑の東京へなぜそれほど急ぐのか理解に苦しむところである。羽田からモノレールでTCK参戦。遠征もいよいよ最後の勝負どころを迎えた。ちょうど夕暮れどき、カクテル光線が美しいが、30分前に到着したうし様は、暑さでグロッキー状態である。情けない。
 メインの準重賞’03アデレードカップは、好メムバーが揃った。酒井騎手騎乗の8番人気ヤマタイセイから総流し。厳しい先行争いを一歩後ろで見て、直線中を割る好騎乗で見事に2着。99.8倍的中するも、薄目で儲けにならず。馬券の買い方が下手すぎる。しかし、猛暑のナイター競馬、これはこれでよいものである。今日はかなりの入場者があったようである。爽やかな北の大地、まったくすばらしいの一言なのであるが、また別の魅力が、猛暑のTCKにはあるようにも思う。

20030824

8月23日(土):札幌:くもり
 JRタワーホテル日航の朝食ヴァイキングは、予想通り、大したことはなかった。まぁ値段も1800円でもあり、やむを得ないとはいえる。しかしながら、営業が10時までにもかかわらず、9時をすぎても多数のお客さんが待っており、その割には窓側の席が前のお客さんが退場したまま残されている。混雑して待たせているのだから、もう少しどんどん片付けて次のお客さんを誘導すべきと思う。
 11時チェックアウト。全体として、評価が非常に微妙であるが、まぁ、二度と泊まらないというほどではない。お風呂の営業が23時まで、朝風呂なし、ラウンジにかき氷なしということで、アートホテルズの代替とはなりようがないが、駅に直結、眺めがよく、部屋のグレードも悪くないので、モントレエーデルオフの代わりに選択する場面はあるかもしれない。まぁ、しかし当面は予約がとれなさすぎるし、そうまでして泊まるホテルでもなさそうだ。
 トヨタレンタカーヴィッツ号にて出発。すすきのでうし様を拾い、札幌ドームへ。駐車場、入場券ともにいかにも要領悪く混雑しそうな予感がしたので、事前にぴあとローソンで購入しておいたのは、正解であった。しかし、駐車券が前売りで2500円というのは理解に苦しむ。しかも、事前購入しないと入場できないようである。東京ならともかく、北の大地で駐車料金2500円とはどういうことか?これでは、自らの魅力を殺していることになる。入場後も、コーラ240円、アイスクリーム300円と、東京ドームと同等か、それ以上の価格体系である。札幌が真に自立していくためには、こういうところをなんとかしないと、いつまでもリトルトーキョーで終わってしまうであろう。
 試合の方は、観戦記にあるように、長い長い凡戦も、とにかく最後は、劇的な逆転サヨナラ勝ち。公式発表2万2000人とあいかわらず空席が目立つとはいえ、9回裏は、とうとう道民の心がひとつになったような雰囲気がうまれた。6連戦皆勤のないるさんを筆頭をはじめとする貴重なファンを大切にして、少しずつでも確実に盛り上げていってもらいたいものである。
 定山渓へ急ぐ。かなり久しぶりである。たしか札幌競馬最終でニーニャデガルチで息を吹き返した頃だったと思うが、もう5年以上経っているはずである。今回は、「定山渓温泉
 万世閣ホテルミリオーネ」さんにお世話になる。正直、滝本インがブックフルの状況でも、予約がとれるということは、あまり多くを期待できないと思っていたのだが、果たして、フロントのおばさんは、話がさっぱり要領を得ず、いかにも危険な雰囲気が漂いはじめた。
 しかしながら、シングルユースのツインルームは、滝本インの100倍くらい清潔でウオシュレット付。心配された夕食ヴァイキングも、ビアが東京ドームより高い850円、さらにヴァイキングにもかかわらず、夕張メロン(600円)、平目(15000円)を始めとするオプションの群の存在が気になるものの、ノーマルメニューだけで十分に満足できる。大浴場も、滝本と比べるのは酷とはいえ、湯加減もよく、露天風呂もよい。予想をはるかに上回る大健闘である。ホテルランキング上位に抜擢したい。さすがに、館内は混雑しているが、今年になってから、北の大地に全体に勢いが感じられるようになったのは、うれしいことである。東京はこの夏一番の34度だという。涼しい北海道で、東京の猛暑のニュースを聞くのは実にうれしい。

20030823

8月22日(金):横浜-札幌:はれ
 例年、8月第3週頃といえば、札幌競馬と登別滝本インと相場は決まっているのだが、ここ数年、8月だけでなく毎月のように北の大地に参戦するため、8月の遠征の比重が相対的に軽くなってきている。今回は、もたもたしているうちに滝本イン満室という失態を演じたため、札幌と定山渓2泊の小規模な遠征になった。
 午前中スーツで外出したが、スーツで北上したくないので、昼休みに家に帰って着替えて、リュックを持って出社して、17時に退社。さすがにちょっとやりすぎである。18時には、1ケ月ぶりの羽田空港。シウマイとビアを購入したのだが、妙にお腹が空いてしまい、うどんを食べてしまう。こういう慣れないことをするとよくない。機内は、比較的空いていたのだが、お腹が痛くなって、シウマイどころではなくなってしまった。遺憾である。
 20時すぎに新千歳空港到着。札幌ドームでは、松坂と金村の投手戦が行われており、うし様とないるさんが観戦しているが、小生は、JRタワーホテル日航でくつろぐ。駅から直結はやはり便利である。とにかく予約がとりづらいのだが、ここだけは、開業前から押さえておいたものである。
 何はともあれ、スカイリゾートスパへ入場する。2800円というのは横浜のスカイスパよりも高い。さすがに高級スポーツクラブのような落ち着いた雰囲気がある。お湯も意外とよい。そして、何より夜景はすばらしい。しかしながら、いったんラウンジで休憩すると、メニューがあまりにもダメである。ヘンにJAL色を出そうとして機内と同じお酒を置いてみたり、エスニック風の料理があったりするが、こういうところは、ラーメンとかき氷でもあればよいのである。遺憾ながら、どちらもないので、ジンジャエルをいただく。ラウンジに、パソコンを持ち込んで徹底的にやっている人もいるが、よくわからない。
 もう一度入浴して、23時に退場。せめて24時までは営業すべきである。また、朝風呂の営業がないのもまったく理解に苦しむ。せっかくの設備がもったいない。ただし、宿泊客は1500円で利用できたのは、当たり前とはいえ、事前に2800円を覚悟していたので、得した気分である。
 部屋に戻り、シウマイとビアをいただくが、せっかくなので、35Fのバー「SKY
 J」に参戦してみる。いかんせん、ホテルのバーなら、ひとりでもそれほど違和感ないかと思ったのだが、金曜日の夜の札幌一の夜景スポットということで、やはり場違いな感は否めず、眺めの悪い落ち着かない席に通された。余市のウイスキーをロックでいただき早々に退場する。というか、ここも営業は24時終了である。
 部屋は、30F。一番安いシングルなので、けっして広くはないが、東向きなので、眺めは今ひとつである代わりに、千歳、旭川方面へのJR線の列車が眼下を行き来するのがよく見える。これはこれで、なかなか捨てがたい魅力があるのも確かである。

8月17日(日):横浜・御殿場:あめ
 当初、今日から回復するはずだったのだが、直前に予報が変更になり、今日も雨である。あまりにもあんまりである。年に何回もゴルフをするわけではないのに、必ず雨の心配があり、実際に雨のラウンドも多い。昨日中に、中止のメールでも来るかとひそかに期待していたのだが、連絡はなく、御殿場線もどうにか平常ダイヤに戻っていて、6:04大船発の普通列車にて出発する。
 この電車は、東京発の始発で、ムーンライトながらの折り返しで静岡行き。したがって、特急型車両なのだが、そういうことは有名なようで、いつも混雑している。しかも、酔っぱらいや、爆睡している人がいて、車内の雰囲気は冴えない。
 太平洋クラブ御殿場コース。名門である。普段は日曜はメンバーオンリーなのだが、今日は特別で、しかも2万5000円でプレーできるとのことである。小生、ゴルフに高いお金かけない主義なのだが、まぁ今回は、正直さすがと認めざるをえない。ウォシュレットは当然としても、洗面所にイソジンうがい薬が置いてあるあたりがすばらしい。18ホールスルプレーということで、茶屋に、卵焼とかたくあんとかがあるのもよい。レディースドライヴァーも好調で、180ヤードくらいは安定してキープしている。しかしながら、グリーンやバンカー、池の難易度は、ぐんぐん杯レベルではなく、水浸しのフェアウェイもあって、スコアは冴えなかった。まぁ、この調子を維持すれば、ぐんぐん杯なら十分戦えるであろう。

8月16日(土):横浜・東京:あめ
 連日、雨が降り続いている。午前中、吉村昭「白い航跡」を読了。高木兼寛という医師の伝記。途中までこの人物がどういう人なのかわからなかったが、慈恵医大の創設者ということで、親しみがわいた。
 午前中到着予定の佐川急便、またしても到着せず。衝撃的である。セリ名簿とわかっているからいいようなものの、本当に話にならない。14時まで到着しないので、電話で盛大にクレーム。今どき、ヤマトさんはもちろん郵政公社だって、配達の時間指定は守られている。
 スカイスパにて入浴して、京急にてTCK参戦。ふるさとコーナー初体験である。本日は、ばんえい岩見沢競馬とうつのみや競馬を発売している。新聞もコピーが配布され、実況や、パドック、オッズの映像もある。まったくもってすばらしい。時代は変わった。すでにうし様が到着して、ばんえいで万馬券を的中している。恐るべし。正直、マニアばかりで、売上としては、微々たるものかもしれないが、JRAが話にならず、まったくアテにできない中、地方競馬全滅の危機を救えるかどうか、ギリギリの第一歩である。全面的に応援せざるを得ない。
 モノマネチャンプ号が出走。馬主の清水アキラ氏も応援に来ている。小生もおもわず勝負してしまったが、いかんせん話にならず大敗。しかしながら、こういうインチメイトな競馬もまたTCKの魅力である。コロッケも50円である。すばらしいの一言である。

8月13日(水):横浜・東京:くもり
 世の中はお盆休みムード。直接関係ないはずであるが、社内もどこかのんびりした雰囲気がある。N嬢、Y嬢と第2回蕎麦オフ開催。「利庵」は、予約ができないので、17時すぎに早々に退社させていただく。「蕎麦屋で憩う」でも絶賛された玉子焼きをはじめ、ぬた、板わさ、合鴨などつまみも充実している。めずらしくしそ切り蕎麦があったのもよかった。最後のわらび持ちまで堪能する。
 白金の甘味所といえば、ショコラティ・エリカにでも行きたいところであるが、営業してしないので、やむをえず、「都ホテル・東京」へ参戦する。ラディソン系列になって、リニューアルされて、以前よりはだいぶよくなっている。ロビーラウンジは、なかなかくつろいだ雰囲気で、やがて、何やら演奏が始まっていい雰囲気である。
 しかしながら、3人でコーヒーと紅茶だけいただいて退場すると、なんと6200円であるという。衝撃的である。コーヒー一杯2000円なのか?と思うと、20:40からは、JAZZ TIMEということで、チャージが課金されているようだ。しかしながら、我々が入場したのは、20:00頃であり、反対側の入口から入場したせいもあって、何も書いてなかった。あまりにもあんまりである。これは、一種のぼったくりではないか・・・

8月11日(月):横浜:はれ
 このところ、日曜の夜は、なかなか寝つけないことがあり、1時すぎに起きてしまって、結局、「ドキュメント’03 改革が夢だった・・・細川政権から10年」を見る。湯河原で隠居してから5年、ついに細川氏がインタビューに応じるということで、30分間、たっぷりと語ってくれるのかと思ったら、氏は、黙々とろくろを回し、窯に火をたくばかりで、多くを語ってくれなかった。結局、田中秀征氏、渡辺恒三氏、野田佳彦氏、小沢一郎君など当時の主役たちの取材で時間を埋めていた。日本新党ブームにのって、当選した野田氏が、今でも細川氏に感謝していると言っていたのが、まぁせめてもの救いである。あの頃は、政治が熱かった。あれから10年。失われた10年で、おもしろくなりかけたのは、加藤鉱一君のときだけであるが、それも一瞬で終了してしまった。この秋、再び、ドラマは起きるのだろうか?

8月10日(日):横浜・東京:はれ
 昨日の日記執筆後、0時から、BS-1で「江夏の21球」の再放送。冒頭に解説に出てきたノムさんがあまりにも若いので衝撃を受ける。問題の9回裏、ノーアウト満塁で打席には、佐々木。いわゆるヨッシャーである。テレビ50周年ということで、このテの再放送がいろいろと見られるのはありがたい。
 10時起床。うし様には申し訳ないが、台風のおかげで遠征が中止になり、ちょっともうけものの休日。いつもなら、将棋のNHK杯でも見るところだが、サンデープロジェクトを見る。亀井静香氏、森喜朗君、おおいに語る。総理を辞めた後の森喜朗君は、ある意味すばらしい。応援せざるを得ない。まぁ、キングカズと同じで小生が応援するようになっては、おしまいなのであるが、とにかく人柄のよさがにじみ出ている。さすがに台風の中、ゴルフを強行するだけのことはある。そういえば、同じく台風の中ゴルフを強行したイッキマンさんも人柄のよさがにじみ出ている。
 スカイスパにて入浴。外は猛暑であるが、台風一過ということもあり、いつもより空の色がきれいに見えて、ベイブリッジが美しい。冷房の効いた東海道線からの品川の高層ビルもなぜか今日はきれに見えた。
 お盆休みにかかるこの時期、自分の夏休みが終わっても、やはり世の中がゆっくり流れる感じがある。ということで、海外旅行は終わったのだが、「文藝春秋」を購入する。冒頭に、まず嵐山光三郎さんが、「がんばれ上山競馬」と来る。まったくもっておっしゃる通りだ。さらに、「変人内閣全閣僚を採点する」、「野中、小沢の反撃が遂に始まった」、「道路公団・藤井総裁追及第二段・亡国の総裁へ」、「証言・日本の黄金時代」と読み応え十分である。本当は、深夜、日本テレビのドキュメント’03「改革が夢だった・・・細川政権から10年」を見たかったのだが、録画して就寝する。

8月9日(土):横浜:あめ
 台風10号が日本縦断。首都圏からはかなり遠いはずなのだが、朝から風雨が激しい。室戸岬から、西宮、新潟と経由して、北海道をうかがっている。新潟競馬は中止。うし様は、すでに北海道入りしているが、小生は、17時30分発のJAL函館便である。あまりにも危険である。東北方面へのJAS便は欠航が相次いでいるが、JALの札幌、函館便は、何が何でも飛ばそうとしているようだ。しかし、盛大に揺れるのも怖いし、あげくの果てに、羽田へ戻ってこられるのも困る。15時すぎに遠征を断念。仕方ないので、スカイスパにて入浴する。
 結局、函館便は、2時間遅れで飛んだようであるが、さすがにあの状況で飛行機に乗るのは怖い。うし様の丘珠-函館便も死ぬほど揺れたようである。しかしながら、この雨の中、森喜朗先生は、山中湖でゴルフを強行したという。さすがとしかいいようがない。しかしながら、安倍副長官の「遭難する」との発言で、3ホールで打ちきられたという。これまた、さすがである。

8月3日(日):横浜・東京:はれ
 小生の海外遠征中は、まだ涼しかったようだが、残念ながら、帰国とともにすっかり夏らしくなってしまったようである。新宿にいむらさんにて、しゃぶしゃぶをいただき、高野フルーツパーラーで、桃パフェをいただく。やはり、食に関しては、日本が一番だ。
「地方競馬だより」は、平成の名勝負特集。スイフトセイダイとグレートホープの1着同着など、意外と古いレースもランクインしていておもしろかった。なんといっても、小生は、平成7年の南部杯。トウケイニセイvsライブリマントである。レース内容は、名勝負というわけにはいかなかったが、その前からの盛り上がりが大事である。夜行バスで参戦したのだから今ではちょっと考えられない。平成7年といえば、シルバーピークから始まり、ユーフォリアがフェブラリーS参戦、ハシノタイユウが弥生賞3着、ライデンリーダーが阪神4歳牝馬Sをすごい追いこみで勝ち、大川慶次郎氏がシグナルライトのダービー勝利を確信、マイネオリーブの新潟3歳S問題もあった。競馬がおもしろかった時代である。

8月2日(土):成田-横浜:くもり時々はれ
 無事に帰国して、成田エクスプレスに乗車すると、やけに車両が立派である。普通車にもかかわらず、1-2または1-1という座席配置。超ラクである。車掌に聞くと、グリーン車を普通車に改造する予定で、先行して普通車扱いにしているとのことである。
 Jリーグを久々にテレビで生で見る。マリノスの優勝がかかった一戦。元々、横浜国際での最終戦をいうことで、かなり動員をかけていたらしいが、うまいことに優勝がかかる一戦となり、6万近く入ったようだ。
 相手の神戸は、前節で大分に0-8というすさまじい負け方をしている。正直、勝負にならないのだが、徹底的に守って、前半を0-0でしのいだので、多少は楽しみも出てきた。あとは、キングカズの奇跡を信じるしかない。しかしながら、前半、後半と1回ずつチャンスがめぐってきたものの、ゴールはならず。後半途中で交代してしまった。あまりにもあんまりである。
 深夜、NHKで「あの日僕ら青春時代」。EPICソニー(今は正式にはちがう名前かも)の25周年を記念したライブのVTR。TMネットワーク、渡辺美里、大江千里、佐野元春といったなつかしい顔ぶれによるライヴである。すばらしい。やはり、T・コムロといえば、TMネットワークである。しかしながら、「My
 Revolution」からもう17年である。昭和も遠くになりにけり。キングカズの時代が終わるのもやむをえないということなのだろう。

8月1日(金)-2日(土):ドーヴィル-パリ-横浜:はれ
 いよいよ最終日。チェックアウトして駅へ。この3泊でも延2時間くらいはネット接続したはずだが、電話料金は20ユーロ(2700円)くらいで一安心。
 2時間でパリ・サンラザール駅へ。今回は、このサン・ラザール駅周辺が何かと拠点となっているので、3日ぶりに戻ってくるとなんとなく懐かしい感じがする。
 最後の数時間のために、わざわざ地下鉄を乗り継いで、東駅のコインロッカーへ向かうのはさすがにばかばかしいので重たい荷物をひきずりながら、市内散策する。リュックから、キャスター付のランセルの鞄に変わったので、移動はだいぶ楽になった。
 ラ・デファンスへ行く。いわゆるグラン・アルシュ、いわゆる新凱旋門のある新都心である。まぁ、みなとみらいか幕張かというところであるが、10年以上経過して、にぎわいを増してきた。ルーブルから、コンコルド広場、凱旋門、グランアルシュとシャンゼリゼ通りの延長線上で一直線になるのがパリの都市計画のさすがと思わせるところである。なお、ここでトイレ問題に遭遇することになり、公衆トイレに初挑戦するかどうか検討したが、幸い、世界の言葉「M」を発見し、しかも店が大きく混雑していたので、トイレだけ勝手に借用させていただいた。マナー違反であり、あまりおすすめはしません。
 1号線でシャンセリゼ通りのジョルジュVまで戻り、ブランドショップが並ぶ一角をひやかしながら、フランクリン・ルーズベルト駅まで散歩。シャルル・ドゴール空港もそうだが、外国には、歴史上の人物の名を冠した通りとか建物が多い。日本には、田中角栄通りもなければ、吉田茂空港もない。日本ももう少し政治家を尊敬する風潮があってもよいとは思うが、いかんせん、「ムネオハウス」とかが登場してしまうようでは、そうもいかないか。
 地下鉄でアーブル・コーマルタンへ戻る。地下鉄とRERの利用が延10回。初日に買ったカルネをちょうど使い切った。完璧である。今回の日程は、直前に決まったのだが、アヌシー、ドーヴィルともに期待以上にすばらしくなかなかよくできたプランであった。ロワッシーバスで空港へ。行きと値段が違う。今日(8月1日)から値上げされたようである。衝撃的である。
 荷物も重いし、おみやげ類をあまり買っていなかったので、早めに空港へ行ったのだが、出発の3時間も前なのに、JALカウンターは長蛇の列である。ビジネスクラスは、別カウンターだが、それでも長い列になっている。しかも、フランス人と思われる職員さんがまったくダメで、リーダー格の日本人管理職がすぐに呼ばれる。小生、海外旅行中は、待たされてもイライラしないことに決めているのだが、最後の最後に来て、イライラしてくる。これが、エールフランスだったら、初めから期待しないと思うが、JALのカウンターだと、つい日本と同じレベルの対応を期待してしまう。実際は、日本語もよく通じない人が多いのだが。
 エールフランスのラウンジが使えたが、あまりたいしたことはなかった。パリの空港というと免税品が充実していそうな印象があるが、これもそうでもなかったので、機内で財布とネクタイを購入する。免税で、しかもJALカード1割引、マイルは2倍である。断然お得だ。JAL・SEASONSは、帰りも隣がいないので、快適。機内食も充実している。お昼を抜いたこともあり、めずらしくすべて平らげてしまった。寿司と麺の他に、わざわざご飯と味噌汁が別途出てくるのだから、大したものである。最後にパリの野田岩でうなぎでもいただこうかとも思ったのだが、土用の丑がすぎたばかりでもあり、いかにも機内で出そうなのでやめたのは正解であった。
 お食事を終え、軽く一休みして、帰路用にとっておいた「昭和史の謎を追う(上)」を読み進めていくと、機内が明るくなった。そろそろ折り返し点で、このあたりからが長いと覚悟していたのだが、なんともうロシアを抜けて、日本海へ出つつあるではないか。まったく疲れがない。さすがは、JAL・SEASONSである。
 しかしながら、正直言って、エコノミークラスは、せめて300系のぞみ号くらいのレベルまで改善すべきであると思う。夜間、機内を暗くして、原則就寝の態勢をとるにもかかわらず、一方で、窓側の人がトイレに出られないというのは西側先進国の生活水準からかけはなれている。エコノミークラス症候群という言葉が独り歩きしたときに、航空会社は、エコノミークラス以外でも、他の乗り物や、劇場などでも起こりうることを強調したが、エコノミークラスほど長時間窮屈な場所というのは、今どき存在しないのも事実である。
 ともあれ、最終日の日記をここまで記述すると早くも新潟付近である。JAL・SEASONSに始まり、アヌシー、シャンティ、ドーヴィルと美しい街でのんびりして、またJAL・SEASONSで戻ってきただけなので、正直ほとんど疲れを感じなかった。これでこそ夏休みというものである。何としても来年もまたJAL・SEASONSで出かけたいものであるが、それには、5万5000マイル必要である。ますます国内線を利用する必要がある。札幌か、沖縄か、はたまた鹿児島あたりか。早急に遠征の計画が必要ということである。

20030801

7月31日(木):ドーヴィル:くもりのちはれ
 8時起床。朝食をいただいてから、また散歩。まったくもって散歩にふさわしい街である。昨日から、気になっていたランセルのかばんを購入。かばんなど購入すると荷物が増えそうだが、代わりに行きに背負ってきたリュックが引退となり、このかばんに荷物を詰めて帰ることになる。トランクより一回り小さい3~5泊くらいの遠征向きのかばんを探していたので、SOLDE(バーゲン)50%OFFの文字に踊らされてしまった。168ユーロ。もちろんJCBは使えないので、普段はまったく使わないセゾン・VISAカードの出番となる。マイルがたまらないのが残念だ。
 午後からいよいよ競馬場へ。街の中心から歩いて5分くらい。とても便利だ。

・フランス競馬事情(実践編)
 競馬場に着いてしまえば、それほど難しいことはない。まず入口で入場料を払う。3~5ユーロ程度だから、日本よりはずいぶん高い。パドックも日本と同じだが、馬が出てくる時間が遅く、周回も短いので、すぐに終わってしまう。本馬場入場もあるのだが、そこまで見ていると、締め切りがけっこうギリギリなので、小生は、パドック終了後に購入した。発売窓口は、2ユーロ単位、10ユーロ単位、20ユーロ単位などに分かれている。最低の2ユーロでも270円くらいだから、安くはない。
 馬券は、筆談で購入。マークシートはない(場外にはあるようだ)ので、メモ帳に、馬券の種類と番号と金額を書く。もちろんお釣りももらえる。場内テレビには、単勝オッズが表示されているので、だいたいの人気がわかる。これは、たくさんのオッズを無理して切り替えて表示する日本よりかえって合理的である。
 <馬券の種類>
 単勝 Gagnant
 複勝 Place
 馬単 Jumeles Ordre
 馬複 Jumeles Gagnant
 ワイド Jumeles Place
 3連複 Trio
 締め切りは、だいたい発走時刻の3分前くらいで日本と同じ。締め切ると、ゲートインが順調に進めば、予定より早くても発走してしまうようだ。ファンファーレがなく、発走と同時にベルがなり、以降は、実況がある。
 レース確定後、払い戻しが場内テレビで表示される。払い戻し窓口は、購入窓口と同じ。ドーヴィルでは、場内には、グッズショップもあって、帽子、キーホルダー、マグカップなどが販売されていた。
 
 ドーヴィル競馬場。実に美しい競馬場である。場内にも芝生が多く、スタンドは、規模は小さいけれどとても美しい。正直、日本の地方競馬のスタンドよりもずっと小さいと思うが、何万人もおしかけるわけではないので、これで十分なのであろう。一応、来賓席のようなものもあるようだが、一般スタンドで十分楽しめる。パドック側にも、カフェコーナーがある。
 1R、2Rは新馬戦。日ごろならとても勝負できないが、逆にこちらでは、新馬戦の方が地元ファンと同じ条件で戦えるので、始めから勝負に出る。血統と騎手とパドックくらいしか情報がないのだから、お互いさまである。しかしながら、見事に大敗。3Rでスミヨン-ペリエでようやく的中したものの、馬単3.0倍。せめて逆に入って欲しかった。4Rも大敗。1Rにつき20ユーロずつ参戦しているのだが、このままでは、最終レースまで現金が持ちそうもない。続く5Rは、ハンデ戦で難解なので、一休みしようかと思ったが、1番のア-ティスティックスタイルがよく見えたので、人気どころとボックスで購入。直線1100m、まとしても大敗と思った瞬間に、外ラチギリギリのところを1番が突っ込んきて2着。直線レースは、馬場のよい外側(=スタンド側)に馬が集まるので、ゴール前は迫力がある。さすがに声が出た。26倍。ようやく一息つく。グッズショップで帽子を購入。
 続く6R、3000mのハンデ戦で、16頭というからわけがわからない。3000mなら騎手の腕がものをいいそうなのでめずらしく人気薄のペリエを中心にワイドで購入。これもダメだと思ったのだが、終わってみたら、2着、3着で的中。日本のように帽子の色で区別できないので、よくわからない。このワイド、かなりの高配当と期待していたのだが、なかなか確定しない。なんとそのまま7Rが始まってしまった。ローエングリンでおなじみのシングスピール産駒から購入してこれも的中。しかし、これも確定払い戻しが出ないまま、最終レースが始まってしまう。正直、よくわからないが、これでは、お金をころがせないではないか。
 結局、最終レース終了後に、6,7,8Rの払い戻しがまとめて行われた。回収率は97%。まずまず健闘といえよう。なお、最終レースがダート戦(しかも2300m)だったのには衝撃を受けた。
 一時は、どうなるかと思ったが、無事にトントンで競馬場を後にする。まったくもって美しくて、すばらしい競馬場である。武豊がローエングリンがやってくるだけのことはある。ひと夏滞在して、じっくり取り組みたいとこである。
 再び、街へ戻り、通り沿いのカフェへ。無事にほぼ全日程を消化し、一応最後の夕食になる。街並みを眺めながら、ベルギーのフランボワーズビールとレタスのサラダとオムレツというヘンテコリンな夕食をいただき、さらにアイスクリームスタンドでグラニータをいただく。午後から天候も回復して、実に気持ちのよい夏の夕暮れである。

20030731

7月30日(水):ドーヴィル:くもり時々あめ
 はじめの予定では、近くのオンフルールへ行く予定であったが、とりやめて、リゾート地・ドーヴィルの休日を満喫することにする。オンフルールは、印象派の画家が好んだ港町で、風情がありそうではあるが、バスで行くしかなく、何かと疲れそうなのでやめる。
 ドーヴィルは、期待通りの高級リゾート地で、海辺の旧軽井沢というところだろうか。街の端から端まで歩いても15分くらい。カジノ周辺には、高級ブランドショップが並んでいる。どちらかというと、リタイヤした老夫婦が多い。いかにも治安もよさそうで、散歩するには手頃である。散歩しては、ホテルに戻って、読書と昼寝。そしてまた散歩に出る。優雅な休日である。天気はあいにくの雨模様で、気温は、20度ないくらいだろうか。長袖にジャケットでちょうどよいくらい。さすがに砂浜には人影があまりないが、この時期にこの温度だとここの海岸で、海水浴や、日光浴は、いつできるのだろうか?ちょっと謎である。あるいは、今日が特別涼しい日なのだろうか?
 カジノに参戦するのも一興なのだが、あいにく手元ユーロが不如意になってきている。明日の競馬に備えて現金は温存することにする。仕方がないので、TCKと旭川競馬に参戦。夕方から、再び散歩して、「PARIS TURF」を買って、前夜検討。そろそろ武豊が到着するはずなのだが、残念ながら、まだ明日は騎乗がないようである。21時を過ぎても外はまだ明るいのだが、お店が意外と早く閉まってしまう。老夫婦は早寝なのか?あるいは、みんなカジノに吸い込まれたのだろうか?

・フランス食事事情
 気ままな一人旅で、ちょっとやっかいなのはお食事である。さすがに高級レストランにひとりで入るわけにはいかない。「食」が旅の楽しみの大きな部分を占める人も多いと思うが、小生は、ひとり旅のときは、「食」には、あまりこだわらないことにしようと割り切ることにしている。
 朝食は、ホテルで食べるとして、昼食は、ファーストフードやサンドイッチで済ますのが無難ではある。しかしながら、フランスは、世界の言葉「M」のマークが少ないような気がする。もちろんまったくないというわけではないのだが、正直あまり目立たない。今回は、一度もお世話にならなかった。やはり、アメリカ文化への抵抗が強いのだろうか。
 しかしながら、地元資本のファーストフードに入るとだいたいロクなことがない。昨年のフィンランドもそうだったが、今回も、「QUICK」とかいう地元のハンバーガーを食べたが、これがまぁひどいものである。世界の言葉の偉大さを認めざるを得ない。ちなみに、言葉が通じないので、だいたい壁に掲げられているセットメニューから選んで、ドリンクはコーラというパターンに落ち着くのだが、今回は、適当に相づちをうっていたら、ポテトが大に変更されて、0.50ユーロ高くなってしまった。
 列車に乗る前に、駅でサンドイッチなどを購入するのは、比較的容易であるが、いっしょに飲み物を買うと意外と高い。清涼飲料水の値段は、日本よりだいぶ高いようである。うっかりすると400円くらいすることがある。自動販売機でも、コーラやジュースが買える。これは、1枚ずつお金を枠にはめて、押し込むという不思議な入れ方をしてから、ボタンで買いたい商品の番号を選択する。お釣りはちゃんと出てくる。コーラやジュースが、1.50~1.60ユーロ(200円)。
 夕食は、ホテルのレストランで済ませてしまうことも多いが、多少なりとも雰囲気を味わうのであれば、カフェやそれに類するレストランなら、それほど違和感なく入れる。しかしながら、いかんせんフランス語メニューへの対応は困難を極める。小生理解した単語は、前菜、サラダ、ステーキ、アイスクリーム、ワイン、ビール、コーヒーくらいがせいぜいである。やけくそであてずっぽで注文したら、骨付きチキンみたいのが出てきた。まずまずである。コーヒーは、何も言わないと、小さいカップで出てくる。砂糖はつくが、ミルクはつかないようだ。なぜかチョコレートがつく。今回の店では、単品6ユーロ、前菜付きでプラス3ユーロ、デザート付でさらにプラス3ユーロなどというセット形式が多かった。チップは、正直よくわからない。その場の状況で、1割程度の小銭を置いたケースが多いが、あまり自信がない。
 この他、日本料理店のお世話になるのも一案ではある。学生時代は、意地を張って、あまり利用しないようにしていたが、訳のわからない流儀に難儀して、欲求不満が残るくらいなら、大都市では、1回くらいお世話になるのが無難である。もちろん日本で食べるのよりは、高くてまずい。ラーメン屋でキムチをたのんだら5ユーロ(700円)もした。あと、日本料理屋の店員でも、全員言葉が通じるとは限らないので、注文するときちょっと迷う。その他、日経新聞が購入できたりもする。
 その他、今回の拾い物としては、パリ北駅地下街の中華のファーストフードみたいのがよかった。テークアウトとイートインの両方が可能。牛肉の玉ねぎ炒めみたいのとドライカレーをいただいたが、まずまずである。
 しかしながら、ファーストフードやそれに類するものは、全般的に高い。吉野家の牛丼280円などというのは世界に冠たる低価格だ。自動販売機のジュース120円というのも安い。

・フランス競馬事情(前夜検討編)
 フランス競馬の前夜検討は、「PARIS TURF」の購入から始まる。1.15ユーロ(150円)だから安い。紙質は悪いが、主要な競馬場の出走表を中心に、24面くらいある。競馬専門のスポーツ新聞というイメージで、出走表以外にも、前回の成績とか、トピックスみたいな記事も載っているようだが、いかんせんフランス語はわからない。
 とりあえず理解できるのは、レース番号、発走時刻、距離、賞金、馬番、馬名、騎手、斤量、調教師、馬主、父馬、母馬、前走着順などである。フランス語が読めなくても、O.Pesllerとあれば、ペリエ騎手のことである。とすれば、横にある55.5という数字は斤量ということになる。
 この他、前4走くらいの詳しい成績が別の場所に掲載されている。ここで、通算成績もわかる。2歳戦とか3歳戦があると、検討がつけやすい。新馬の場合は、前走成績の代わりに、母馬の産駒成績が、掲載されている。それもない馬は、プルミエ何とかと書かれているので、初仔と思われる。
 まぁ、正直、検討できないという気もするが、何とかイメージを作っていくしかない。重賞でもあれば、前走成績に、G2とかG3とかあるので、身近になってくる。メインレースという概念があるのかどうかよくわからないが、重賞だからといって、後半に行われるということはないようである。また、重賞以外では、ハンデ戦の扱いが意外と大きく、かなり広範囲な条件にわたって、ハンデ戦を行うようで、明らかに中下級条件と思われるハンデ戦でも、60キロから49キロくらいまでいて、多頭数になっている。グレード制の本家ヨーロッパでは、目黒記念とか、函館記念のような重賞のハンデ戦はない(優秀なサラブレッドを選定するグレード制には、ハンデをつけることはそぐわないためと思われる)が、その代わりに、条件戦では、ハンデ戦があって、馬券の売り上げ増に一役かっているようである。メゾンラフィットでは、1000mのハンデ戦で60キロの馬が大敗していたが、明日のドーヴィルでも、3000mのハンデ戦が16頭立てになっている。やはりトップハンデは60キロだが、見習い騎手の起用で59キロに減量されているようである。日本でも、ローカル開催の条件戦では、未勝利から1000万下くらいまでを一括参加できるようにして、斤量差をつけたハンデの特別を作ってもおもしろそうである。ちなみに、フランスでは、すべてのレースが、「***賞」と名前がついている。

20030730

7月29日(火):パリ-シャンティ-パリ-ドーヴィル:はれ
 3泊したホテルをチェックアウト。旅も後半戦に入る。ドーヴィル行きの列車は18時すぎなので、まずは、荷物を預けなくてはならない。ホテルに預ければよいのだろうが、最終日にもう一度預ける必要があるので、予習をかねて、サン・ラザール駅の荷物預かり所を探すことにする。ところが、ガイドブックの指示通りに訪ねても見当たらない。案内所で聞いたところ、廃止されてしまったとのことである。荷物を預けるのなら、東駅へ行けと言う。今日のこの後の予定は、北駅からシャンティへ向かうのだが、東駅とはあんまりである。たとえていえば、夜に東京駅から出発する予定で、その前に、昼間、新宿駅からでかけるのだが、コインロッカーは、上野駅にしかないと言われたようなものである。しかもコインロッカは、お釣りが出ないうえ、金額がちょうど合わないと受け付けない。もちろん両替所や両替機などあるはずもなく、やむを得ず、コーラを購入して、5ユーロ(700円)もする大型用のロッカーに収納することになった。
 東駅から北駅へはどうにか歩けるのがせめてもの救いであるが、めざすシャンティへの列車がどこから出発するのか、実にわかりにくい。時刻表を見ても、「Gare de Nord」(パリ北駅)の他に、「Paris Nord(北パリ?)という記述がある。後になって考えれば、京王線新宿駅と新線新宿くらいの違いだったのだが、こういうことを外人が理解するのは大変である。しかも、日中は本数が少なく、12時28分発の列車で出発する。半日つぶれている。一般のガイドブックはともかくとして、「地球の歩き方」系の個人旅行用のガイドブックは、このへんの細かいことまでもう少し詳述すべきだと思う。地下鉄の乗り方くらいは、詳しく書いてあるが、RER(郊外線=JRの東京近郊区間のようなイメージ)になると、もう曖昧であるし、コインロッカーとか、カフェの注文の仕方とかもはっきりしない。お金がからむところのルールやマナーについては、具体的に書いてもらいものである。もうひとつ、トイレの問題については、後ほどあらためることにする。
 どうにかシャンティ駅に到着。シャンティ城へ向かって歩き出すと、道を微妙に間違えたようで、いきなり競馬場の3コーナー付近に到着した。フランスダービーが行われるシャンティ競馬場だが、あいにく開催はしていない。しかしながら、森の中にあって緑が美しい競馬場である。その先のシャンティ城と庭園を散策して、パリへ戻る。北駅から東駅へ歩いて、ロッカーから荷物を出して、RERに1駅乗って、サン・ラザール駅へ。荷物が重いし、雑踏の中、スリなどにも気をつけなければならず、疲れる。
 しかしながら、どうにか18:09発のドーヴィル行の列車に乗り込むと、雰囲気が一変した。冷房の聞いた1等車は、昨日と同じく1-2の座席配置で快適であるが、車内が実に上品な雰囲気である。いかにも品のよさそうな老夫婦とか、名門私立に通っていそうな子供とか、おしゃれな若い女性とかが多い。さすがは、高級リゾート地ドーヴィル行の列車という感じがする。日本で、夏休みに軽井沢行きの新幹線のグリーン車に乗っても、こういう感じにはならないのではないか。疲れ気味なので、のんびりできそうでありがたいが、これでは、一応ジャケット着用とはいえ、小生の方が場違いかもしれない。もっとも、その後、車内で携帯電話のベルがけっこう鳴っていたので、買いかぶりすぎかもしれない。
 車窓にドーヴィル競馬場の直線コースのスタート点が見えたかと思うと、まもなくトゥルヴィル・ドーヴィル駅に到着。雨が降ってきたが、イビスホテルは、ほとんど目の前である。
 今回も10分でネット接続完了。今朝投票したTCKの結果を確認。メインの赤富士賞3連複で的中。気がつけば月末である。家賃の振込みと9月のバーゲンフェアの航空券を購入を済ませる。まったく便利な時代になったものである。

・フランストイレ事情
 ヨーロッパを旅行するうえで、気になるのがトイレの問題である。デパートやホテルのトイレはわかりにくいところにあることが多いし、駅や街角のトイレは有料だったりする。有料なのは別にいいのだが、言葉が通じないので、お金の払い方がよくわからないという問題もあるし、トイレ番のおばさんが薄暗いところに座っている光景は、何となく治安が悪そうな感じもある。
 今回、4日目までで、宿泊しているホテル以外で利用したトイレは、オルセー美術館、メゾンラフィット競馬場、TGV車内、アヌシー城博物館、パリ北駅といったところである。このうち、有料なのは、北駅だけで、0.40ユーロ。自動改札の機械があるが、硬貨はそのまま入らない。隣の窓口にお金を払うと専用のコインをくれるので、それを改札に投入する。したがって、ちょうど0.40ユーロ用意しなくてもお釣りももらえる。この北駅をはじめ、その他のトイレもすべて清潔で、自動で水が出てくるところも多かった。なお、あいにく大の利用はなかったので、紙が用意されているかどうかは不明である。

・フランスホテル事情
 ホテル事情といっても、今回泊まったのは2軒だけである。パリは、メルキュール・オペラ・ガルニエ(★★★)、ドーヴィルが、イビス(★★)。前者は、旅の窓口、後者は、アルキカタ・ドットコムでそれぞれ予約のうえ、事前にお金を払い込んで、バウチャーを入手しているので、チェックインのときも、そのまま渡すだけである。フランスらしい風情という点では、プチホテルなどの方がよいのであろうが、いかんせん日本で予約可能、エアコンあり、電話ありとなると、チェーンのホテルが安心である。正直、日本のホテルに比べると高い(パリが15000円、ドーヴィルが11000円)が、とりあえず2軒ともまずまず清潔だったのでよしとする。バスタブあり、お湯の出も良い。備品は、石鹸とシャンプーとタオルとコップ程度。もちろんスリッパもパジャマもない。セキュリティボックスは、パリにはあったが、ドーヴィルはなし。いずれもレストラン併設で朝食込み。パリの朝食ヴァイキングは本文にも書いたようにまずまず。ドーヴィルは明日のお楽しみ。
 インターネット接続は、両ホテルともに、電話の他に、専用のモジュラージャック(日本と同じ形)が、用意されていて、トーンの0発信。リムネットが提携しているIPASSの専用ソフトから問題なく接続できた。通常は、最寄の都市のアクセスポイントを選択するのだが、フランスの場合は、国内共通アクセスポイントというのがあるようで、選択は不要だった。パリでは、延べ1時間以上接続していたと思うが、請求された電話代は、9.4ユーロ(約1300円)であるからまずまずリーナブルである。テレビは、国内チャンネルの他、ユーロスポーツなどの専用チャンネルあり。ドーヴィルではCNNがなく、代わりにBBCWORLDであった。パリはカード式、ドーヴィルは普通のカギだが、いずれもオートロック。枕銭は、よくわからないので、念のため2ユーロ。

20030729

7月28日(月):パリ-アヌシー-パリ:はれ
 今日はTGVでアヌシーへ往復する。スイス国境に近い水の都である。何としても晴れて欲しかったが、期待通りの好天に恵まれた。ホテル近くのアーブル駅からRERで2駅、リヨン駅からの出発だ。
 9:50発のTGVは、1等車を奮発。1-2配置なので、ゆったりとしているが、進行方向に対して、後ろ向きの座席である。こちらの列車は、基本的に座席が回転しないので、半分が常に後ろ向きになってしまうのだが、ガラガラにもかかわらず、後ろ向きも販売されている。あまり気にしないようである。リクライニングも、あまり快適とはいえないし、シートピッチも狭い。東北新幹線のグリーン車の方がはるかに上である。
 270キロか300キロかわからないが、とにかくリヨンまで快走して、そこからは在来線に入るので、一転して遅くなる。秋田新幹線と同じである。アヌシーまでは3時間40分。東京に来た外国人が、ちょっと田沢湖へ日帰りというくらいの感じだから、かなりハードな日程ではある。
 ほぼ定刻にアヌシー駅へ到着。高原の涼しい風とまではいかないが、まずまず快適。駅前通りを5分くらい歩くと早くも運河沿いに美しい街並みが展開して、さらにしばらく歩くと、一気に開けて、美しいアヌシー湖畔に出る。まったくもってすばらしいの一言で、はるばるTGVでやってくるだけの価値があるというものである。運河沿いの風情ある街並みと湖畔の雄大な景色が一度に楽しめるところは案外と少ない。しかも、公園の花がまた美しい。ぶらぶらと散策した後は、ベンチでくつろぐだけで十分である。うまく伝えられないのがもどかしいので、写真を見ていただく。

20030728a

20030728b

 運河沿いの店で、ビアとピザとカフェをいただき、夕方まで公園でくつろぐ。のんびりと何日かすごしたいところである。19:02分発のTGVで引き返す。リヨン駅到着は定刻の22時34分より少し遅れた。帰りが深夜、しかも2駅とはいえ地下鉄(RER)利用というのが、今回の日程の中では、治安の面でもっとも不安なところであったが、無事に23時すぎにはホテルに戻る。

7月27日(日):パリ-メゾンラフィット-パリ:くもり時々雨、夕方からはれ
 7時起床。今回は時差がすんなり解消できたようである。朝食はヴァイキング、フルーツ、パン、玉子、ヨーグルト、ハム、ジュース、コーヒーだからまずまず合格点といえよう。メトロ(地下鉄)で出発。卒業旅行の頃にはずいぶん使いこなしていたのだが、12年ぶりである。カルネ(回数券)を買って、自動改札から入場。3号線と7号線を乗り継いで、パレロワイヤル・ミュゼドルーブル駅へ。ルーブル周辺は、黄色のジャージを着た自転車の一段が周回しており、歩行者の横断もままならない。今日はツールドフランスの最終日である。一瞬、選手かと思ったが、そういうわけではなく、関連する市民レーサーのイベントと思われる。
 オルセー美術館へ。さっそく印象派のコーナーへ行くが、以前来たときほどの充実感がない。もっとたくさん印象派の作品があったような気がしてしまう。物足りない感じがしたので、マーモッタン美術館へ。地下のホールに、印象派の名前のきっかけとなった「印象・日の出」や、一連の睡蓮の作品群。撮影禁止なのが、残念だったが、なかなか見ごたえがあった。オランジュリー美術館が改装中なのが残念であったが、その分ここへ行けたのは収穫である。

20030727a

 サンラザール駅からSNCF(フランス国鉄)の近距離電車でメゾンラフィットへ。地下鉄とちがって均一料金でないので、切符の購入に手間取るが、自動販売機でどうにか購入に成功。メゾンラフィットへは30分で到着。高級郊外住宅地駅前という感じである。同じ車両にパリチェルフを読んでいるおじさんがいたので、後をついていくと、競馬場行きのバスが出ていた。競馬場行きのバスの中というのは、日本もフランスもあまり変わりはないようである。
 メゾンラフィット競馬場。雰囲気は、日本の新潟あたりとそれほど変わりはない。細長いコースで直線がやたらに長い。1Rの2100mが向正面スタートで左回りだったのだが、2Rの1800mはなんと直線でしかも右から左へ走り、決勝線がスタンドを通過してからということで、コース設定が複雑である。
 今日は重賞が2つもある。まず2Rは、3歳馬限定の芝1800m。いわゆるラジオたんぱ賞のようなレースで、GI上位馬と上がり馬の対決になっているのも似ている。過去の勝ち馬には、スリルショーなどの名前があった。前走、GIパリ大賞典4着、デットーリ騎乗のラテンセイルから馬単を購入。馬券は、単、複、馬連(少頭数のとき馬単)、ワイド、3連複といったところが標準的なようである。筆談により無事に購入に成功。見事にデットリーが逃げ切って、馬単9.7倍を的中。幸先のよいスタートである。
 ハンデ戦の3レースは不的中。次の4Rロベールパパン賞(G2・芝1100m)は、伝統の2歳戦、日本でいえば、デイリー杯2歳Sあたりになるだろうか。過去の勝ち馬には、アラジの名前もある。3戦3勝、新馬-特別-G3と勝ち続けているマッチファスターが人気だが、ゴーンウエスト参駒、1戦1勝のマーチングウエストから勝負。スミヨン騎乗で人気の一角だったが、いいところなく、デットーリ騎乗のヘイドンも大敗。マッチファスターが4連勝を飾った。
 続く5Rは、ペリエ、デットーリ、スミヨンが、上位人気で固いと思われたが、レース前に放馬などあったことも影響したのか、3頭揃って消えてしまった。なかなか奇怪である。結局、50ユーロ(7000円)もやられてしまったので、ドーヴィルでの雪辱を期して、退場する。しかしながら、言葉がまったく通じないくても、まぁ競馬だったら何とか理解できるものである。

20030727b

7月26日(土):横浜-パリ:雨
 夏休みである。暑さに弱い小生としては、首都圏がもっとも暑い時期に、日本を脱出して、涼しいヨーロッパへ避難したいところであり、7月下旬を選択しているのだが、今年は、梅雨明けが遅れて、涼しい日本からの出発となってしまったのは残念である。
 昨年は、ム-ミン21であったが、今年は、一転して、JAL・SEASONSである。いわゆるビジネスクラスである。もちろんまともに払うわけはなく、マイレージでのアップグレードだ。JAL悟空でエコノミークラスの運賃だけ払って、マイレージでアップグレード。5万5000マイルかかるが、マイルの使い道としては、もっとも効果的ということを実感した。断然ラクである。実は、JALのビジネスクラスの中では、ロンドン線とニューヨーク線が、特別なシートが導入されていてもっとも設備が充実しているらしいのだが、パリ線はその次のランクで、シートは通常のものだが、前とのピッチが広げられているようである。念のため、通路側にしてのだが、これなら窓側でも、出入りにまったく支障はない。もっとも、今回は、隣も前も後ろも誰もいない。夏休み中の土曜日のビジネスクラスというのは、かえって空いているのだろうか。実は、出発1週間前まで、キャンセル待ちということになっていたので、これだけ空いているのは不可解であるが、おそらく、マイルでのアップグレードへの割当は、直前に一般のビジネスクラス利用者での空席が確実になるまでは、座席数を制限しているのであろう。それにしても、全体の3割程度しか埋まっておらず、かなりの客がマイレージ利用者と思われるから、航空会社も大変である。3倍マイルをはじめとするマイルインフレのツケがまわってきているのだろうが、利用者としては、断然ラクである。これなら、何時間乗っても、肉体的につらいということはなさそうだ。
 出発早々昼食である。ここ数日飲みすぎ気味なので、アルコールは遠慮しておく。なぜか足元が妙に冷えるので、トイレがやたらに近くなってしまうが、隣もいないし、安心である。7時のNHKニュースが放映されるが、未明0時の地震を仙台から報道しようと切り替えた瞬間の7時13分に、さらに強い地震が発生していたのが衝撃的であった。
 あいにくお好みの映画をやっていないので、読書。毎年書いているが、海外旅行といえば、「文藝春秋」である。普段は読まないので、購入回数は、その年の海外旅行の回数と一致するが、夏になると、小生向きのわかりやすいテーマが多いような気もする。今回も、道路公団総裁を告発した例の記事を始め、石原慎太郎が、安部晋三、野中広務、中曽根康弘の三氏と対論する「宰相の器」、『「亡国の外交官」田中均の正体」、この他にも、吉田照哉、カルロス・ゴーン、ミスターYEN、桜井よしこ、藤原正彦など小生向きの話題が多かった。海外旅行に出ると、やや愛国者的になる傾向があるだが、そのへんの気分にも合致している。しかも、単行本とちがって、帰るまでには捨ててしまうので、帰りの荷物が減るというのもよい。
 そうこうしているうちに、9時間近くが経過。読書にも飽きてきたので、レッツ・ノートを取り出して、遠征記を書き始めたりするわけだが、昼間の便なのに、窓は閉められて、機内が暗いままである。もちろん読書灯はあるけれど、映画の上映も終わったようだし、ここまで暗くしなくてもよさそうな気がする。帰りの便とはちがって、時差の関係もあって、昼間中飛び続ける形で、機内で無理して寝ないで、少し寝不足気味で、現地で爆睡した方が、時差解消がうまくいくのだが。
 2回目のお食事をいただき、いよいよパリに到着。シャルル・ド・ゴール空港は初めてだ。予想されていたとはいえ、かなり激しい雨。バス乗り場がよくわからず、1本逃してしまったが、どうにかロワシーバスに乗り込み、オペラ座周辺へ出て、無事に今夜の宿であるところのメルキュール・オペラ・ガルニエへたどりついた。旅の窓口で予約済みなので、特に問題なくチェックイン。正直、日本のビジネスホテルの価格を考えるとかなり高いが、エアコン付でまずまず清潔、そして何よりネットが簡単に接続できたのでよしとする。テレビを付けると、ユーロスポーツで世界水泳をやっている。日本では深夜だが、こちらは時差もなくちょうどよい。
 サン・ラザ-ル駅が予想以上に近かったのはラッキー。アヌシーへのTGVとドーヴィルへのチケットを無事に購入。TGVの1等はさすがにけっこう高い。キヨスクで「パリ・チュルフ」(競馬新聞)をゲット。明日のメゾンラフィットの前夜検討をして就寝する。

20030726

7月23日(水):横浜→水戸→横浜:くもりのちあめ
 「フレッシュひたち号」で北上する。これまで、「スーパーひたち号」ばかりであったが、ようやく乗車する機会に恵まれた。後発のフレッシュひたちの方が車両としては、よいとの話であったが、期待していたほどの差はなかった。いずれにしても水戸は近い。早々に戻ってこざるを得ない。八重洲ブックセンターに寄って、夏休み中に読む本を買い込む。
 早めに業務を終われたので、「その時歴史が動いた」を見る。吉田茂である。「小説吉田学校」で知っているエピソードばかりではあるが、やはり面白い。しかしながら、プロジェクトXともども、月に1回でいいから、もう少し時間枠を広げて、深く掘り下げて欲しい気もする。同じ1時間でも、週末のNHKスペシャルの方が中身が濃いように思うときもある。
 小沢一郎君が終了してしまった。遺憾である。30年後くらいに、「その時歴史が動いた-民主・自由両党世紀の合併-」などと取り上げられる可能性はまずないであろう。しかしながら、菅直人はともかくとして、小沢一郎君と羽田孜君の関係などは、今後どうなるのであろうか?

7月20日(日):福岡→小倉→福岡→横浜:くもり時々あめ
 昨日の時点で、今日の日記の書き出しは決まっていた。「3連休の中日に、グランドハイアットでいただく朝食ヴァイキング、人生とはこういう小さな幸せの積み重ねでありたいものである。」と。
 しかしながら、10:52起床。すべてが終了してしまった。目覚ましをかけていなかったはいえ、ちょっと考えられない。あまりにもあんまりである。バスジェルを入れて入浴だけすませて、慌しくチェックアウト。
 どうにか水は引いたものの、泥だらけの博多駅から、0系こだま号にて小倉へ参戦する。さすがに場内は混雑している。1年でもっとも小倉競馬場が混む日かもしれない。
 朝食を食べていないので、お腹が空いてくる。オークラのカレーが食べたい気分なのだが、あいにくここは新潟競馬場ではない。流れがよろしくない。ライオンさんのカレーをいただくが、つくねが入っている。ちょっと違うような気がする。しかし、アサヒのスーパードライと黒生のハーフ&ハーフを購入すると、売店のおじさんが、「おいしいカレーですね」と言う。カレーは美味しくなかったのだが、このへんで流れが変わってきた。函館9R、3歳500万下で、3連複460倍的中。すばらしい。往復の航空券代は確保された。
 スギモト氏現る。衝撃的である。広島在住の氏のことだから、頻繁に参戦しているのかと思ったが、小倉は初参戦だと言う。それにしても、遠征先で知り合いに会うのは、何ともいえずうれしいものである。
 小倉9Rで人気先行のダンナのファビラスキャットを蹴飛ばし的中、3場メインも当たり損含みとはいえ、パーフェクト的中。いい気分で帰ろうとして、スギミト氏に挨拶すると、うし様のグロワールが新潟最終に出ているという。小生、まったくもってうっかりしていた。スギモト氏が「応援すべし」と言うので、仕方なく、馬連・馬単総流し。メムバーにも恵まれ、何とかなりそうな気がしたのだが、絶好の手ごたえからすごい勢いで一杯になってしまった。郷原だからといえばそれまでだが、あまりにもあんまりである。
 100系こだまにて博多へ。山陽新幹線区間の車両は、リニューアルされて、自由席でも2-2のシート配置。スーパーシート並みにゆったりしている。
 最終便の出発まではまだ時間がある。「万葉の湯」へ行く。湯布院と武雄温泉から運んできているという。東名の町田ICに箱根の湯を運んできているあの「万葉の湯」チェーンである。露天風呂を満喫、フットマンでほぐして空港へは、タクシーで5分。

20030706

7月19日(土):横浜→福岡:くもりのちはれ
 4時40分起床、横須賀線始発→京急空港直通快特。特便で利用のおなじみのコースである。夏休みのこの時期、早朝、深夜便以外は、かなりのお値段になってしまう。
 JAL767機内で「まい泉」をいただき、8時10分すぎに福岡空港へ到着すると大変なことになっている。博多駅が水没して、地下鉄が終了しているという。バスもいつ、どこへ行くのが来るのかさっぱりわからない。幸い、安いから早朝便を利用しただけで、この後、何か予定があるわけではない。空港にてしばらく待機して、タクシーを待つ。「キャナルシティへ行かれます?」「混雑していると思いますが、行かれるところまで行ってみましょう」
 とのことで、運転手氏から飴玉が差し出された。
 空港脱出だけで20分くらいを要し、博多駅が近づくと、すさまじいことになっている。道路はドロドロで、立ち往生しているクルマもある。幸い、我がタクシーはどうにか水浸しになりながら、突破して、キャナルシティへ到着した。後で、西日本新聞で見たところによれば、博多駅周辺は、50センチくらいの水で、ひざまでつかりながら、駅前を歩いていたようである。
 キャナルシティへ到着したものの、特にすることもないので、「一蘭」さんをいただき、いったんスーパーブランドシティへ出て、大塚家具さんを見学してから、少し早めに、グランドハイアットさんへチェックイン。入浴、昼寝。ファイターズ勝利。
 夕方から少し散歩。天神まで歩く。福岡には何度も来ているが、実は、天神を歩くのはこれが始めてである。早々に宿に戻り、読書。早めに就寝する。

7月16日(水):横浜・東京:くもり
 「カトさんと愛馬について語る夕べ」が緊急開催されることになった。非常に貴重な機会である。新橋駅SL前に駆けつける。函館競馬場で会ったのが最後のような気がするが、北海道遠征もごいっしょできなくなって久しい。10年ぶりくらいかもしれぬ。
 ダンナ来る。うし様来る。両者が集うのもけっこう久しぶりであるが、幸いにして、「ダンナの結婚について語る夕べ」となることもなく、馬談義に花が咲いたのは何よりである。タカラホース会員番号、2,3,4,5が顔をそろえた。ちなみに会員番号1番は海外遠征中、6番は地方在住、7番は消息不明となっている。
 しかしながら、カトさんが、ジャパンダートダービーを制していたのには驚いた。一方で、ダンナは、海外遠征である。我々は、何を目標とすればよいのか?

7月15日(火):横浜・さいたま:くもり
 7月も半ばというのに涼しい。スーツでの外出だけにとても助かる。このままあと1週間くらい涼しくて、小生の夏休みの間に猛暑になってくれるのが理想的である。
 外出先から直帰で早めに帰れたので、サンヨーオールスターなど見るが、1点リードの9回裏に、いきなり吉田豊彦が登場したのには衝撃を受けた。正直、大阪近鉄にいたとは、知らなかった。小林雅が、明日マリンスタジアムだから使えないとしても、吉田豊彦はないだろう。そもそも大阪近鉄単独チームだって、抑えは高村ではないか。あまりにも人をバカにしている。高橋由伸が2打席連発でMVPをとったが、格が違うのだから仕方がない。
 バカバカしいので、プロジェクトXに切りかえるが、こちらもネタ切れ感は否めない。早々に就寝することにする。藤沢師の「競走馬私論」を読む。正直、小生、藤沢師は、大嫌いだったのだが、これを読むと、少し考え方をあらためざるを得ない気もする。だからといって、一口愛馬を5歳でデビュー勝ち、さらに放牧とかされても困るのだが・・・

7月13日(日):横浜:くもりのち雨
 なぜか今日も早朝から目が覚めてしまう。いよいよ老人性早起きになってきたようである。遠征する週末は、だいたい早朝に出発しているので、たまに遠征のない週末にゆっくり寝ようにも体が受けつけないのであろう。
 久々に将棋のNHK杯を観戦。中井女流3冠が畠山六段を破る。女流が男性棋士に勝つことは、それほどめずらしくはなくなってきているとはいえ、最後秒読みが続くなか、見事に寄せ切ったのはさすがであった。
 午後もダラダラとすごし、福島9Rでイルネージュ号大敗を確認してからようやく始動。みなとみらいにてオフ。久々にイタリアンなどいただくが、インターネット予約の方のみ雨の日のサービスという意味不明の企画で、「雨の日カクテル」なるものが提供された。かき氷のブルーハワイみたいな味で、傘をさしている。謎である。さらに、お会計の際に、トラムプでJなら10%OFF、Qなら20%OFF、Kなら30%OFFという衝撃的なサービスがあったが、Aが出て終了。

7月12日(土):横浜・東京:くもり
 今週はどこにも遠征しない。こういうときは、各種不在配達をまとめて受け取らなくてはいけない。ヤマト、佐川、郵政公社と3つもたまっていて、いずれも午前中に指定していたのだが、いつまでたっても到着しない。食料不足だが、買い出しにもいけないので、ピザを注文するが、ピザが最初に到着してしまった。結局、午前中に到着したのは、郵政公社さんのみで、無事にびゅーsuikaカードをゲットしたが、JAL悟空航空券のヤマトさんは遅刻。ヤマトの再配達が時間に遅れるのはめずらしい。配達の方もかなり恐縮していた。
 しかしながら、セリ名簿を届けるはずの佐川急便はとうとう到着しなかった。さすがとしかいいようがない。別に明後日の当歳馬セールのセリ名簿だからどうでもいいのだが、再配達指定をやっとプッシュホンでできるようになったと思ったら、到着しないのだから大したものである。フットマンのJCB決済で見なおしかけたのだが、やはりダメなものはダメだ。このような会社が、首位を争っているのだから、何かがおかしいとしかいいようがない。
 12時59分。社台地方競馬オーナーズ募集に備える。正直、今年は資金難で直前まで迷ったが、相場も持ちなおしてきたので、参戦を決意。リダイヤルを30回くらいしているうちに無事につながって、303番パーソナルファイルの2002をゲット。船橋・出川師にお世話になることになった。芝もこなせそうなので、JRA参戦も期待できる。
 湘南新宿ラインにて上京。玉海力さんにてちゃんこをいただく。夏こそちゃんこである。うし様は、社台2頭購入という。さすがにラベンダー賞をめざそうというだけあって、勢いがあるようだ。ロイヤルホストにていちごミルク。すばらしいに一言である。

7月9日(水):横浜→水戸→東京→横浜:くもり
 上野からの出発は久しぶりである。常磐線か東北線の夜行に乗るときくらいしか利用することもなくなってしまった。スーパーひたち号にて北上。しかしながら、すぐにとんぼ帰り。
 さすがに疲れるので、早めに帰宅して、めずらしくナイターをつけると、9回裏に読売が追いつかれている。さすがとしかいいようがない。五十嵐亮太が150キロを連発。ついついフジテレビ739リレーナイターを見てしまう。12回裏にサヨナラ勝ち。さすがにここまでくると読売が気の毒になってくる。

7月7日(月):富良野→千歳→横浜:はれ
 富良野といえば、ラベンダーであり、プリンスホテルであるが、もうひとつ何といっても、「北の国から」である。しかしながら、小生は、よくわかっていない。資料館を見学。CDを購入して、出発。さだまさしさんを聞きながら、峠越えのドライブへ。金山湖を経由して、日高町、さらに274号線に入り、夕張ICから、道東道に入り追分町へ。
 先日、サイス夫人を案内した、「ゆにガーデン」へ。あいかわらず、芝生も花も美しいのだが、経営が謎である。ショップで確認すると、やはり由仁町が経営しているとのこと。乾坤一擲の勝負と思われるが、何とか成功してもらいたいものである。
 ノーザンホースパークへ。セレクトセールが開催中である。今回は、親孝行ということで、特に見学するつもりはなかったのだが、ちょうど到着したところで、場内に、「3億3000万!ラストコール!ありませんか!」
 とおなじみの中尾さんの声が響き渡ると、やはり落ち着かなくなり、急きょ参戦する。場内には、森師、藤沢師などの姿もみえる。15分ほど見学。まぁ、よくもこれだけ競りあがるものである。17時50分発のJAL528便にて帰京。

7月6日(日):札幌→美瑛→富良野:はれ
 ホテルクラビー札幌の朝食ヴァイキングは、可もなく不可もなし。オムレツはなかった。道央道を北上するが、いったん美唄で降りて、12号線へ。「日本最長の直線道路」。実に29キロに渡って直線になっているという。しかしながら、原野の一本道ではなく、都市部の幹線で、4車線になったり2車線になったり、中央分離帯があったり、右折レーンがあったりなので、感覚的には、壮大な一直線とはいかない。
 滝川から道央道へ戻り、旭川鷹栖から237号線へ。美瑛に入ると、パンフレットなどでよく見る雄大な緑の景色が広がる。ひまわりが一面に咲いているところもある。街道から少し分け入ったオーベルジュでランチをいただく。都会的な雰囲気で、パスタの味の方もなかなかである。軽井沢とか東伊豆と同じような感じで、洗練された店が何軒があるのは大したものである。
 いよいよ富良野へ。突然渋滞が始まったと思うと、そこがファーム富田。富良野のラベンダーの代名詞というべき農園である。一面に咲き誇るラベンダーはさすがに一言。ショップも充実しており、富田氏著「わたしのラベンダー物語」を購入する。氏の執念がみのって、今の富良野があり、ラベンダーがある。
 富良野プリンスホテルへ。堤義明さんのお世話になることになった。新館がブックフルで、夏季のみオープンの旧館である。さすがにボロイ。車椅子の方が宿泊していたのだが、3階建てにもかかわらず、エレベーターがなく、必死にかついで階段を降りていたが、あまりにも気の毒であった。
 ユニットバスが、衝撃の狭さなので、中富良野町のふらのラテールにて入浴。露天風呂や、スターダストスパなど、充実していてすばらしい。宿泊施設も併設されており、こちらで十分であった。

20030706

7月5日(土):横浜→小樽→札幌:はれ
 2週間ぶりに北の大地に戻ってくることができた。今回は、母親をマイレージで北の大地に招く。北の大地を評価していただくために、プランは入念に検討された。
 結論としては、JALスーパーシート→トヨタレンタカー→石原裕次郎記念館→ヒルトン小樽→北一硝子→クラビー札幌→かに家ということになった。
 しかしながら、一見完璧にみえるラインナップの弱点は、クラビー札幌である。残念ながら、モントレエーデルオフもアートホテルズもJRホテルも5月の時点でブックフルであった。グランドホテルやパークホテルの方が結果的にはよかったのかもしれないが、さすがに小生が推奨するわけにはいかない。
 クラビー札幌、部屋は広くて悪くないのだが、いかんせん素人が一生懸命やっているというのは否めない。かに家とかに将軍の違いをフロントに確認するだけで、いったんコンシェルジュにまわされ、コンシェルジュがいるのかと期待すると、いったん電話が切られ、散々待たされたあげく、パンフレットを持参して、部屋に登場して、氷雪の門のタラバガニがよいという。小生、タラバガニよりは、断然毛がにである。わかりあえなかった。

7月4日(金):岡山→京都→横浜:くもり
 一昨日から、遠征が続いているが、いろいろあって、今回は、あまりのんびりはできない。やはり、遠征はプライベートでないとダメなようである。仕方がないので、いかりや長介著「だめだこりゃ」を購入して読了する。生八ツ橋を購入してのぞみ号にて帰浜して出社。
 共産党が迷走している。飲酒がやっぱりOKになったようである。まぁどうでもいいし、小生、主義主張は全然合い入れないのだが、なんといっても一本筋が通っていることだけは評価していた。しかしながら、今回の対応の迷走は、らしくないというか非常に残念である。このままでは、村山富市先生の党の後を追ってしまうのではないか?やはり、上田耕一郎氏に続き、不破哲三氏、松本善明氏、正森成二らが続々と引退してしまうと、役者不足の感は否めない。

【復刻版】しんちゃん日記(2003/4/1-2003/6/30)

6月27日(金):横浜→福岡→横浜:くもり時々あめ
 北の大地から帰京して5日目にして、早くも羽田空港へ戻ってきた。「ま泉」をいただき、JALにて福岡へ飛ぶ。しかしながら、諸般の事情により日帰りである。せめて、終了後に、「一蘭」さんでもいただきたいところであったが、それもかなわず、空港搭乗口付近の売店でラーメンを注文したところ品切れである。うどんなどいただくはめになってしまった。誠に遺憾である。来月再訪が必要である。
 今月の搭乗回数は8回。JALグローバルクラブ加入に向けて、ペースがあがってきた。しかしながら、さすがに機内誌も読むところがないし、オーディオサービスの曲も変わっていない。津島亜由子嬢のハワイ紀行のビデオも同じ。退屈である。

6月24日(日)横浜→新潟→横浜:くもり時々あめ
 日帰りで新潟へ参戦することになった。昨年のストロングメモリー号のデビュー戦以来であるから、けっこう久しぶりである。とき号にて出発。しかしながら、与えられたチケットは、よりによって各駅停車である。2時間半は長い。飛行機との競争がないので甘えているのではないか。車両も、こまち号やはやて号に比べると見劣りがする。大宮、長岡停車の速達タイプがもう少し欲しいところだ。
 帰りも、予定していた列車にまにあわず、またしても各駅停車である。仙台日帰りに比べるとずいぶん効率が悪い。高崎でだるま弁当でも登場しないかと期待していたが、SLばんえつ号弁当しか手に入らなかった。
 東京駅からそのままハマボウルへ参戦。さすがにスコアが伸びない。やはり、苫小牧で練習しておくべきであった。3ゲーム380でも3位。徹夜で戦っていた頃に比べて、レベルが落ちてきた。

6月22日(日):苫小牧→早来→千歳→横浜:はれ
 6時20分起床、6時30分朝食、7時30分出発。北の大地の朝は早い。早来ファームへ向かう。新しくできたばかりの牧場で、さすがに美しい。今日は天気もすばらしい。ここでは、スタリオンにいた細田さんが事務局として仕切っているとのことで、なかなか活躍されている。
 引き続き、空港牧場へ。ここで今回の出資馬をだいたい見極めなくてはならない。地方競馬の303番は、予想通りの好馬体、船橋・出川厩舎なら文句なし。181番ユキミザケもまずまず丈夫そうな感じで、グラスワンダーのスピードとパワーに期待。
 さらに遠浅牧場へ。サンデーサラブレッドクラブが誇る期待のサンデーサイレンス産駒が続々と登場する。大トリは、2億2000万円のエアグルーブ産駒。しかし、一昨年の2億円馬のダンシングキイの当時の方がよかったような気もする。いずにせよ、ここまで来ると手が出ない。しかしながら、フレンチデピュティ*フサイチエアデールが気になる。サンデー以外の牝馬で、3600万は破格であるが、馬体がすばらしい。はちきれそうな筋肉である。サンデー軍団相手に勝負するならこれしかないと思うが、いかんせんかなりのお値段である。困る。
 これで1歳馬の見学は終了して、休養馬を見学。我々の休養馬は不在であったが、休養馬を囲んでいるときの方が、会員さんがリラックスしていてみな楽しそうである。やはり、出資馬検討となると真剣なので、のんびり北の大地を満喫するには、こうした時間も必要のようである。とにかく、このツアーは、ぎっしりと中身が充実していて、しかも無駄がまったくなく手際よく、すべてが時間通りに運ばれていく。また、従業員のみなさんの対応もすばらしいの一言。当たり前のようで、なかなかできないことである。さすがは、社台グループと認めざるを得ない。
 ノーザンホースパークにて昼食。隣のテーブルでは、勝己社長一家も、同じお弁当を食べている。楽しそうである。今回の展示でナレーター役を務めた吉田真知子嬢もいる。正直、かなり手ごわい感じもするが、小生、ちょっとファンになってしまった。3代目の活躍も楽しみである。
 ハンモックに揺られて、北の大地を満喫し、パターゴルフをエンジョイして、凝縮された北の大地の休日が終わる。千歳空港は大混雑。先週も感じたのだが、ようやく北海道再生の時が来たのではないかと思う。一旅行者の錯覚でないことを祈りたい。
 帰宅すると、第一滝本館でおなじみの東北医療機器さんから、フットマンの最新カタログとともにお手紙が届いた。「先日、久々に再会いたしましたが、足がやわらかくなっていました。毎日使っていただいているようで、とてもうれしいです。ぜひ、ご友人にもおすすめください。」とのことである。すばらしい。さすがである。やはり北の大地しかないということなのであろう。

20030622

6月21日(土):横浜→千歳→苫小牧:くもり
 横浜での1週間の出稼ぎを終えて、ようやく北の大地に戻れる。二日酔い気味であるが、北の大地に戻れるのであれば、早起きも苦にならない。先週と同じJL503便なら、起床時間も同じ5時半で十分と思っていたら、大変なことになった。今回は、なんと501便であった。6時40分羽田発である。間に合わない。
 しかしながら、不思議と冷静になれて、あわてずに荷物を詰めて、コンビニでお金を降ろして、タクシー乗り場へ移動。6:40発というと運転手氏が衝撃を受けていたが、朝の湾岸道路は、ガラガラで、無事に6時15分には、JALカウンターへ到着した。飛ばしてくれたので、おつりは、チップとしたので、1万円である。しかしながら、これから札幌までの飛行機は、バーゲンフェアで1万100円である。衝撃的といわざるを得ない。
 二日酔いであるが、なんとか「ま泉」だけ口に入れて、あとは熟睡。定刻より早めに無事に北の大地に到着すると、ゲートにうし様の姿が見える。しかしながら、小生の姿を確認すると、彼は足早に出発ゲートへ向かった。HACにて函館に南下するのである。一方、小生は、そのまま到着ロビーに向かう。
 社台の愛馬見学ツアー。初参加である。今年から首都圏在住者も現地参加が認められたので、参加しやすくなった。バス11台を連ねて、社台ファームへ。まずは、伊勢厩舎にて歓迎バーベキューが開催される。小生は、二日酔い気味なので、もっぱらフルーツをいただく。スナミ氏、鈴木さん、徳永氏ら、おなじみの面々も顔をそろえている。ここで、愛馬ナナイロノキセキ号にも再開。TCK蛯名厩舎から無念の退厩である。秋の再入厩を待ちたい。
 バスで次から次へと厩舎を移動。続々と良血馬が登場する。吉田3兄弟も、それぞれ敵の視察もかねて、馬をチェックしているが、みなリラックスしていて楽しそうである。さすがは、北の大地である。小生の二日酔いも徐々に解消して、3時のおやつに、じゃがいもと夕張メロンが提供される頃には、お腹が空いてきた。しかしながら、ここで、別格の扱いで、ローエングリンとザッツザプレンティが展示されたのは遺憾である。
 先週も寒かったので、それなりに対策はしてきたのだが、天気予報では、けっこう暖かくなるはずが、最後に追分ファームへ行く頃には、かなり寒くなってきた。実は、この日、東京では、33度まで上がったようであるが、ちょっと考えられない。しかしながら、こういうのは儲けものである。さすがは北の大地である。しかし、強行軍でさすがに疲れをおぼえる。
 予想外に立派な苫小牧ニューステーションホテルさんに荷物を置き、すぐに歓迎パーティへ。函館からうし様HACで戻ってくる。どうにか間に合ってくれてよかった。さすがに、着席式のパーティでひとりは辛い。照哉社長のあいさつで幕を明け、よくわからない会員さんの乾杯に続いて、ユキオ・オカベが登場した。こんなところに来ている場合なのかどうかわからないが、やはり彼は別格である。しかしながら、司会役の鈴木さんの段取りが今ひとつという感もあり、残念ながらあまり誰も聞いていなかった。
 終了後、苫小牧市内へ繰り出すも、駅周辺は、若者がたむろしていて、治安が悪そうな感じがするので、ロイヤルホストにて検討会を開催して、早めに就寝する。

20030621

6月15日(日):登別→由仁→札幌→千歳→横浜
 2時50分に目が覚めてしまった。M君のいびき問題が浮上したためである。やはり、小生には、滝本インが必要なのであろうか?幸い、しばらくして、二度寝に成功して、7時半起床。入浴、朝食ヴァイキング。
 乗馬を行うことになった。やはり、夫人に対する配慮も必要ということなのであろう。それはかまわないのだが、ノーザンホースパークとか、ルスツリゾートが浮上していたにもかかわらず、なぜか登別郊外の「バンダナ」さんで開催されることになった。看板を見る限り、大変不安がある。ニセコのラフティングのときよりもさらにいかがわしい感じの誓約書にサインして、いきなり外乗りである。大変不安であるが、ムツゴロウさんのような感じのワイルドなおじさんの後に続いて、とにかくついていくしかない。小生のムサシ号は、ハミ受けが悪く、口元を気にして落ち着かない。M君の馬が後ろから競りかけてくるとひっかかってしまう。スピードがあがってくると、お尻は痛くなるし、たづなもしっかりと握らなくてはならず、大変である。
 しかしながら、絶好の天気に恵まれ、馬にまたがって、遠征する気分は格別である。9000円とさすがに安くはないが、まともな乗馬リゾートでは、おそらくもっと高いか、初心者は、外には出してくれないかのどちらかであろうから、バンダナさんに感謝するべきであろう。
 道央道から道東道へ入り、社台Fでおなじみの追分インターへ。「お花畑っぽいところ」との夫人のリクエストに応えて、「ゆにガーデン」へ行く。英国庭園風のテーマパークというこで、予想外ににぎわっている。ランチとハーブティーをいただき、きれいに手入れされた芝生の上で就寝する。さわやかな風と陽射しがあまりにも心地よく、4人とも熟睡する。やはり、北の大地は、何度来ても、すばらしいの一言に尽きる。
 札幌駅にて解散。もう1泊するサイス夫妻、もう3泊するM君と別れ、地下街で軽く寿司とつまんで、かに寿司を購入して帰宅の途に。快速エアポートを待つ隣のホームには、北斗星が入線してきた。このままころがりこんでしまうのも魅力的なのだが、今年は、マイルおよびFLYONポイント獲得に専念しなくてはならない。
 明日から普通に仕事というのも不思議な感じではあるが、6日後には、また北の大地に戻ってくる。これも不思議な感覚である。旅が終わったというよりは、北の大地から、1週間だけ出稼ぎに横浜へ行くという感覚である。

20030615

6月14日(土):横浜→千歳→静内→登別:くもり時々あめ

 5時半起床。1週間ぶりの羽田空港。10番搭乗口からの出発というのは、ゲートを入場してすぐにいきなり搭乗口になってしまうので、違和感がある。当然、JASのコーナーまで移動して、「ま泉」を購入したところで、サイスさんと合流。今年もHBUセレクトツアーに参戦である。同行は、サイスさんとご夫人とお弟子さんであるところのM君である。
 サイスさんは、ニッポンレンタカーを愛用しているので、三菱コルト号にて南下する。途中、立ち寄るローソンも毎年決まっている。1歳馬展示は、午後からであるが、WINSへ急ぐ。ストロングメモリー号、武豊で必勝である。好スタートから、2番手につけて、直線抜け出して快勝。遠征先で、愛馬が勝利とは、誠にめでたいことである。サイス夫人曰く、「サイスさんの馬とちがって、自分のエサ代を稼ぐのはうらやましい」
 とのことである。大変心配である。
 昼食は、村山富一さんでおなじみの「味の時計台」である。静内にも進出してきた。しゃれのつもりで入場したのだが、夏の北海道は初めてという、サイス夫人は、味噌ラーメンのお味に感激している。味の時計台をほめていただけるとは、うれしいことである。
 1歳馬展示は、いつも天気が悪く、冷え込む印象がある。今年も小雨模様の中での開催。カタログを現地でようやく入手する。フォーティナイナー、エンドスウィープあたりの産駒には、なかなか気になる馬もいるが、いかんせん、来週に大一番を控えているので、購入は我慢する。ハルカゼは、さすがの好馬体である。しかしながら、もはやこの馬に夢をたくすのは、後ろ向きのような気がするので、小生はご遠慮しようと思う。サイスさんは、何頭か購入していたようであるが、夫人は、退屈して、クルマの中で休憩されている。大変心配である。
 第一滝本館へ。入浴。勝ち祝い。バイキングを盛大にいただく。お味は、まぁ、それなりであるが、定山渓ビューなどとちがって、オプションがないのは、良心的である。入浴、かき氷、フットマン、入浴。

6月12日(木):横浜・東京:雨のちくもり
 ぐんぐんさん来浜。緊急上海オフ開催。一応、業務上の都合で横浜までお越しいただいたので、少しだけ仕事の話をして、あとは、ぐんぐん杯予選マッチプレー問題、イッキマン家のマッサージチェア購入計画問題に話題は移る。アーバンが痛いのは事実である。イッキマンさんの研究が進んでいるのは認めざるを得ない。小生は、もっぱら「たたきなし」を選択している。しかしながら、このテのものは、あまり迷っていてもいけない。勝負すべき時は一気に勝負すべきである。イッキマン新居に、マッサージチェアとフットマンが登場する日が待ち遠しい。万が一マッチプレーで敗退することがあっても、フットマンが疲れを癒してくれるものと思われる。
 滝本問題についても検討したが、ぐんぐんさんJr.は、ブセナテラスよりも、滝本の鬼ち大金棒を選択してくれたという。さすがは、ぐんぐんさんJr.である。

6月11日(水):横浜:くもりのち雨
 前夜、けっこう飲んで、そのままばたっと寝てしまったとはいえ、いきなり2時半に目が覚めてしまうとは、老人性早起きの世界に入ってきてしまったのだろうか?仕方なく、アーバンを15分ほどやってから二度寝。その後も2回くらい目が覚める。寝不足で胃はもたれているが、本日も飲み会の予定があるので、キャベ2を飲んで出社する。
 しかしながら、研修を終えると、飲み会は中止になっている。キャベ2を飲んでいるくらいだから、中止でもかまわないのだが、「だったら、不在配達の指定をしておけば、社台のカタログを受け取れたのに・・・」と思う。で、こういう時に、そのまま早く帰ればいいのに、だらだらと仕事を始めてしまってから、「しまった、だったら東京ダービーに行けばよかった」と気づく。さらに、しばらくして、「せめて、早く帰って、サッカーでも見ればよかった」と気づく。
 サッカーは後半20分くらいだけ見れたが、結局、引き分けである。まぁ、小生、パラグアイファンでもあるのだが、今日は、日本に勝たせたかった。いかんせん、チラベルトのいないパラグアイというのも味気ない。
 相場が上がってきた。ここらで少し売っておかないと、「しまった・・・早く売っておけば・・・」となりそうで心配である。

6月8日(日):神戸→東京→横浜:はれ時々くもり
 昨日の日記を執筆後、ルームサービスのお盆を廊下に出そうとして、そのまま浴衣を着たまま、廊下に閉め出されてしまった。誠に遺憾である。正直、あまりにも見苦しいところで弁解の余地もないが、日経TRENDY的には、こういうときこそ、ホテルの対応の真価が問われるところではある。エレベーターホテルの電話で助けを求めると、すぐにボーイさんが走ってきてくれたが、カギを間違えて、出直しになってしまったのには、参った。
 朝食ヴァイキングの方は、どうということもなく、本来ならプールへ行くべきところであるが、疲れを残してもいけないし、窓から見ると、子供連れが多そうなのにで、断念して、そのまま読書をして、予定より早めに11時チェックアウト。浮いた時間で、布引ハーブ園に行く。”ラベンダーフェスタ”と銘打っているわりには、大したことなかったが、新神戸からロープウェイ10分で、いきなり涼しい風の吹く丘の上になるのだから、神戸という街も大したものである。
 あまりご縁のない伊丹空港だが、まぁ、機能的には、問題はないのだろうが、羽田や千歳に比べると、あまりにも古い。毎週毎週ここから遠征に出発するのでは、気分が盛り上がらないことだけは間違いなさそうだ。
 熟睡して、羽田到着。到着ロビーに、アグネスデジタルと四位がアップになっている。ダンナのGI制覇という最悪の危機は、2週続けて何とかまぬがれたようだ。
 TCK参戦。うし様も千歳から参戦してくる。しかしながら、あいかわらず手ごわいレースばかりで、徹底的にやられてしまう。春先に欠場を続けたツケがまわってきている。勉強不足である。ここは我慢である。

20030608

6月7日(土):横浜→神戸:くもり時々はれ
 ふらっと神戸に行く。別に理由はないが、うし様が連日盛大にやっていて、FLYONポイントが逆転しそうなこと、明日、TCK参戦が決まっていて、羽田からの参戦が便利なことから急遽旅に出ることになる。
 特便割引の購入期限は前日までなので、チケットは、前日オフ終了後、24時直前に購入したが、ホテルは、決めていなかった。メリケンパークオリエンタルホテルがあいにくブックフルになってしまったので、今回は、ポートピアホテルに泊まってみることにする。
 13時30分発のJALで飛ぶ。出張や旅行では、こんな時間に出発することはめったにないが、出発する飛行機が少ないので、さすがに手荷物検査などはガラガラである。「ま泉」のサンドイッチとビアをいただく。土曜日の昼間の羽田空港で飲むビアというのは、なかなかぜいたくな感じがする。レインボーセブンは、あっという間に伊丹へ着陸して、バスの乗り継ぎもよく、15時すぎには、三宮へ到着した。早い。
 ステーキランドさんにて、鉄板焼きをいただく。カウンターでひとり鉄板焼きが堪能できるのは貴重である。遠征に来ると途端に食欲も旺盛になる。
 送迎バスにてポートピアホテルへ。神戸空港は、ポートアイランドの先にできるようで、ポートライナーの延伸工事が進んでいる。これなら三宮へ直行だから、かなり便利な空港になりそうだ。小生、田中康夫氏を応援しているが、彼が反対している神戸空港も応援している。開港が待ち遠しい。神戸空港と関空があれば、伊丹はいらないのではないか?
 ポーピア博覧会というのは、小学校5年くらいのときにあったような気がするから、このホテルもけっこう古くなっているのだろうが、ツインのシングルユースで、旅の窓口でリーズナブルな値段なので、文句はない。
 TCKに参戦するも大敗。ルームサービスでおにぎりをいただき、読書に専念する。復刊された「匠の時代」第4巻は、国鉄技術陣の話。絶版になっていて、古本屋で探してもなかなか見つからなかった本が、復刊するのは、うれしい。

6月6日(金):横浜:はれ
 今週は、正直、あまりパッとしない1週間であったが、本日は、もりちゃんオフが開催されるため、17時半には退社させていただく。元町に行くのに、なぜか桜木町で降りてしまい、赤レンガ倉庫から山下公園と延々と歩くハメになる。いまだにこのあたり、よく理解できていない。
 沖縄料理の「うるうるま」さんに行く。店内の雰囲気も一瞬にして、沖縄ムードになる。もちろんまずは、オリオンビール(缶)をいただく。ゴーヤーチャンプルー、もずく、沖縄そば、紅芋天ぷらその他、どれも美味である。小生、沖縄は愛していても、沖縄料理は、あまり愛していなかったのだが、認識をあらためる必要があるようである。しかしながら、こういうところに来ると、遠征に行きたくなってしまうのが困る。

6月6日(金):横浜:はれ
 今週は、正直、あまりパッとしない1週間であったが、本日は、もりちゃんオフが開催されるため、17時半には退社させていただく。元町に行くのに、なぜか桜木町で降りてしまい、赤レンガ倉庫から山下公園と延々と歩くハメになる。いまだにこのあたり、よく理解できていない。
 沖縄料理の

5月31日(土):横浜→府中→石和:あめ
 台風接近で大雨の中、T氏のZ号にて府中へ。2週連続の参戦であるが、叩き3戦目の狙いが惜しいところでひっかからず、またしても大敗。T氏といっしょに競馬場に行って、儲けたためしがない。早々に退場することにする。
 豪雨の中、中央道を西へ。府中で競馬をやって、中央道を下るというのは、山口瞳さんの愛読者ならおなじみのコースである。瞳先生の場合は、徳さんの運転で、湯村温泉の常盤ホテルへ向かうところであるが、小生は、T氏の運転で、石和の常盤ホテルへ行く。同じ常盤ホテルでもこちらの方が多少安い。
 しかしながら、部屋は、12畳+応接コーナー+3畳という広さである。もちろん部屋食で、内容も充実。これで、2人1室で、2食付16000円(税別サ込み)なら、なかなかリーズナブルといえる。さっそく入浴。お風呂はそれほど大きくないが、空いているので、気分はよい。
 日韓戦とGT戦。今年は断然GT戦である。それにしても、9回の攻撃は衝撃的である。トラ党のT氏もご機嫌。

5月28日(水):横浜:はれ
 仕事でごいっしょしている別の会社の方々と一席。小生、最近担当するようになったばかりで、あまり面識がなかったのだが、いきなり、若い女性がファイターズファンであることが発覚して衝撃を受ける。先方も、弊社に来て、オフィスに、カラフルなファイティーが何匹もいるので衝撃を受けていたようである。
 しかしながら、もうひとりの方が、いきなり滝本インの話題を持ち出してきたのには、さらに驚かされた。さらに続いて、錦糸町東武マリオットを酷評するのだから、さすがである。まさに真のホテラーである。札幌のモントレエーデルオフとかグランドハイアット福岡までは、小生も対応できたが、パークハイアットよりも、フォーシーズンズがよいというあたりになると、もはや小生ではお手上げである。完敗である。

5月26日(月):横浜:くもり
 夕方、衝撃的な揺れ。一応新しいビルなので、安全のためにわざとビルごと揺れるようになっているとはいえ、入社以来、オフィスでは最大の揺れである。船酔いでもしそうな感じ。東北では、震度6までいったようだが、横浜では、震度3。それにしては、ずいぶん揺れたような気がする。
 久々に早めに帰ったので、うし様おすすめの「テレビタックル」を最後の10分くらいだけ見る。日本の平和ボケについて、平沢勝栄先生らが論じている。結局、ダッカ事件で日本が失ったものは、あまりにも大きいという結論になった。まったく同感である。
 また、自分の家族が人質になっても同じ決断ができるのか?との問いに、「自分は、自信がないから、私は、政治家にならなかった。」
 と答えていた評論家もえらい。もっともである。結論としては、アンパンを差し入れている場合ではないということなのだろう。
 ファイターズ4試合連続二桁得点のプロ野球タイ記録。松坂でも出てきたら、途端に完封されそうな気もするが、潮崎ならひょっとするか?
 それにしても、イチローのバックホームは、すばらしいの一言である。

5月22日(木):横浜:くもり
 オフ翌日ということで、深夜まで業務。帰りにコンビニに立ち寄ると、夕刊フジの見だしに「米中激突」とある。今さら、米中と言われてもねぇ、と思いつつ、よく見ると、「米長中原激突」とあって、米と中の字だけが大きい。米長vs中原とあれば購入せざるを得ない。ただし、まったく将棋を知らない人には、あまりにもあんまりな見だしである。
 二上九段が引退して、会長選挙が行われるという。本来なら、とっくに中原永世十段が、会長になっているはずだったのだが、いかんせん「これから突撃します」で一世を風靡してしまったため、ややこしくなってしまった。
 ナナイロノキセキ号、TCK入厩。残業後の愛馬の入厩の知らせは、うれしいものである。カトさんからメールが届く。残業後のカトさんのメールもうれしいものである。

5月21日(水):横浜・さいたま・東京:はれ
 元JASオフが開催。外出先から直帰して、汐留へ。もりちゃんオフに続き2回目だが、あいかわらず、よく分からない場所だ。通りがかりのおじいさんに、タクシー乗り場の場所を聞かれたが、答えようもない。「そんなことも知らないのか?」
 と衝撃を受けていたようだが、一見の観光客であるのは、お互い様である。
 餃子をいただきながらオフ開催。JRなんば問題など、マニアックな旅の話題で、盛り上がったのは何よりである。

5月19日(月):浦河→新冠→静内→横浜:くもり
 浦河ウエリントンホテルの朝も早い。公開調教は新冠で8時30分から。サラブレッドにかかわる人の時間にならざるを得ない。
 それにしても寒い。東京の真冬の朝と同じである。地元の人も震え上がっているところを見ると、ちょっと異常なのであろう。ストーブやホカロンが動員されているが、これでは、馬を買うという気分も盛り上がってこないのではないかと心配である。
 ちょっと怪訝そうな反応をされたものの無事に購買者登録も完了して、調教を見る。しかしながら、一部の馬をのぞいては、12秒から13秒でたらたら走るだけで、まっすぐ走らないようなのもいる。2歳トレーニングセールなのだから、即戦力として、すぐに競馬に使えるようでないと話にならないのだが、売る側にやる気が感じられない。ここで売れなければ、もう後もないはずなのに困ったものである。それでも、11秒台前半をマークした何頭かはしっかりした動きだった。
 あまりにも寒いのでいったん引き上げて、新冠レコードの湯に入浴して、ラウンジでうたた寝してから、セリ場へ。一昨年のこのセールでわずか650万で取引されたのが、菊花賞、天皇賞を制覇したヒシミラクルということで、M・アベ氏が表彰される。
 いよいよセリ開始。ナカミジュリアン*ニホンピロウイナーがいきなり930万までセリ上がるが、その後は、冴えない。今回は、最低希望価格が公表されず、それより低いお台から始めて、その代わり上場者本人が、希望価格までセリに参加する。したがって、セリ上がったように見えても実は主取りというのが多く、途中から、だんだんそのへんもばれてしまう。300万くらいでピタリと声がかからなくなるのはだいたい主取りである。しかしながら、どう見ても希望価格が高いとしか思えない。ということは、生産者のコスト体質に問題があるのだろう。たしかに苦労した2歳馬が300万では売りたくないであろうが、実際には、それでも買わない人ばかりということなのである。
 ポトマックチェリー*ペンタイア。ネイティブハートの妹である。馬体は小さいが、この血統は、兄弟も走っているし、名牝サンサンの孫である。しかるに、100万円のお台のまま沈黙している。おもわず110万と声が出そうになるが、さすがに思いとどまる。実際、100万のまま終了してしまった。おそらく200万くらいまでは、上場者が競ってきたのだろうが、ずいぶん安い。
 今日の最高タイムを出したエンドスウィープ産駒が、盛大に競りあがる。2100万円。これはうなずけるところだ。しかしながら、落札者は、ノーザンファームさんである。他に誰もお金が出せないということなのだろう。
 主取りばかりなのに異常に時間がかかるので、ここで退場する。初めてのセリは、やはり独特の緊張感があった。維持費が問題とはいえ、価格は、クルマより安い馬ばかり。うし様あたりと共有であれば、実際に買おうと思えば買えないこともないかもしれない。まずは、TCKの共有で1勝をあげて、本格参戦したいものである。
 大活躍のヴィッツ号、700キロを無事に走破して千歳空港へ。最後はかなり緊迫したが、途中給油なしでゴールへ。37リッターで700キロだから燃費は19キロ。プリウスでも記録しなかった新記録である。JAL便扱いのJAS777。かつてのレインボーシートが普通席扱い。久々に坂田プロを見て帰京。ぐんぐん杯が近づいてきた。

20030519

5月18日(日):川湯→釧路→広尾→浦河:くもり
 ホテル御園の朝は早い。今日は相当な強行軍である。6時40分入浴、7時朝食、7時40分出発。カーナヴィに、目的地浦河と入力すると、277キロと表示された。一気に釧路まで突っ走る。2年前に北海道でスピード違反で捕まっているので、制限速度を15キロ以上超えないように慎重に飛ばすので、どんどん追い抜かれる。道の駅で休憩して、今度は、38号線を西へ向かい、途中から336号線に入って、広尾まで飛ばす。中川一郎記念館なるものを発見するが、営業している気配がなかった。題字は、竹下登先生の書となっているが、問題はないのだろうか?
 ここまで来ればあと一息、日高山脈をトンネルでぶち抜き、ようやく浦河へ。さて、そろそろ小生の愛馬ストロングメモリー号が出走する時間なのであるが、あいにく浦河には、JRAの場外がない。仕方がないので、後で確認することにして、AERU浦河へ。いわゆる乗馬のテーマパークであるが、温泉があるので、さっそく日帰り入浴する。新冠のレコードの湯と同じような感じ。湯上りラウンジには、マッサージ機もある。270キロのドライブの疲れを癒す。隣が、バブル期に作られたJRAの巨大な育成場である。
 浦河ウエリントンホテルへ。久しぶりだが、あいかわらず雰囲気は悪くない。しかしながら、H”圏外をいうのは衝撃的である。浦河でダメだとは思わなかった。2日連続して、インターネット接続不可というのは、海外を含めてもここしばらく記憶にない。馬産地のホテルなので、グリーンチャンネルくらい映らないかと期待したが、そういうこともなく、仕方がないので、スーパー競馬にて、本日の結果を確認。ストロングメモロー号2着健闘。しかし、うし様のマイネルシュネル号の結果はとうとう不明である。同じ建物の中に、AIBA浦河というホッカイドウ競馬の場外があるのでのぞいてみたが、当然のように閉まっている。馬産地にいて、競馬の結果がわからないとは遺憾である。明日も早いので本日も早々に就寝することにする。

5月17日(土):横浜→女満別→東藻琴→摩周湖→川湯:くもり時々はれ
 中3日で羽田空港バスターミナルにやってきた。JAS181便で女満別への出発である。機内で読む日経の一面は、りそな銀行への公的資金投入についてである。6年前、女満別へ飛んだときの一面は、山一証券終了だった。もはや当時ほどのインパクトはない。ま泉のサンドイッチをいただき、ひと眠りすると今年3回目の北の大地へ到着である。
 トヨタレンタカーヴィッツ号で出発する。以前は、レンタカーでずいぶんハズレを引いたものだが、トヨタレンタカーさんにしてからは、そういうことはなくなった。カーナビ、CDも標準料金に含まれている。長距離ドライブへの備えも万全である。
 2年ぶりに東藻琴の芝桜公園に行く。数ある日本の観光地の中でも、小生が高く評価している場所である。今年は、満開へあと一歩というところだが、あいかわらずの美しさで見るものを圧倒する。多少有名になってお客さんも増えてきたが、まだまだ知らない人が多いし、ガイドブックの扱いも小さい。欲を言えば老朽化している温泉を立て直してもらいたいところだ。
 予想していたとはいえ、それにしても寒い。摩周湖の展望台を経由して、早めに本日の宿舎であるところの川湯温泉へ行く。ホテル御園さんは、旅の窓口で朝食付8200円。ツイン+ミニ和室のシングルユースだからお買い得である。さっそく入浴。いわゆる硫黄系の温泉である。草津と成分が近いということで、じんわり温まるのはさすがだ。PH1.98という強酸で、刺激が強そうだ。露天風呂もよい。
 唯一の誤算はH”が圏外ということである。いったん美幌の街まで出て、明日の競馬新聞はなんとか確保したので、第2回入浴を済ませて早々に就寝する。

20030517

5月13日(火):横浜→別府→大分→横浜:あめ後くもり
 搭乗口86番、バスでの出発は久しぶりである。A300で大分空港へ飛ぶ。打ち合わせは午後からなので、10時頃の飛行機でよかったのだが、なんとブックフルで早起きを余儀なくされる。早く着きすぎるので、別府・竹瓦温泉にて入浴。こういうのは、さぼっていることにはならないと小生は判断している。
 湯上りに、羽田で買ったま泉のサンドイッチをいただきながら、TCKの検討をしていると、男湯からおっさんが出てきて、「ズボンがない」
 と言っている。貴重品もとられたようである。ご愁傷様であるが、下手すれば、小生が疑われかねない。幸い、番台のおばちゃんが、見ていたので、小生は疑われなかった。小生は、大分に出張であるから、こんなところでトラブルに巻き込まれるとやっかいなことになる。
 無事に業務終了して、帰りは、ホーバークラフトで空港へ。圧倒的に早いが、強烈に揺れる。小生、乗り物酔いはしない方だが、ちょっと手ごわい。
 実は、帰りは、ANAが予約されている。JAS最終便がブックフルであったのだ。しかも、ANA最終便は、JAS最終便の5分前というセンスのないダイヤなので、キャンセル待ちもしずらい(ギリギリまで待つとANAの搭乗締めきりになるため)ので、困っていたのだが、なんとその1本前に間に合うという。大阪行きに接続しているホーバークラフトなので、東京行き16時50分の便は元々あきらめていたのだが、空港到着10分後の便に乗れるというのは、かなりラッキーである。会社への連絡もそこそこに、搭乗ゲートへ急ぐ。
 予想外に早く帰れたため、TCKに参戦することになった。大分は雨だが、TCKは、初夏の風が心地よい。ナイター気分多いに盛り上がり、盛大に購入してしまうが、あまりにも固い。大敗である。
 日帰りの強行軍であったが、2000FLYONポイント&3000マイルを獲得できたのは大きい。

5月12日(月):横浜:くもり
 例によって月曜日は会議続きであわただしい。昼休み、後輩に弁当を買ってきてもらい、あわただしくかきこみつつ、TCKに参戦する。馬券くらい購入しないとやってられない。もっとも、最近は、イッキマン夫人が、小生のフロアを通りかかると、馬券など買っていないかどうかチェックしてるという説もあるので、要注意だ。
 残業がはかどるかどうかは、ファイターズの成績とTCKの結果にかかっている。ファイターズは、完全に終了したようだが、TCKの回収率は150%。気力回復で、24時まで業務を続けるが、キオスクが閉店してしまい、明日のTCKの新聞を購入できなくなってしまったのは遺憾である。あと30分早く切り上げるべきであった。

5月11日(日):横浜・東京:くもり時々はれ
 大相撲夏場所に参戦することになった。千代の富士が平幕の頃に一度だけ行った覚えがあるので、20年ぶりくらい2回目くらいである。大相撲といえば、お茶屋、お茶屋といえば、おみやげ、おみやげといえば、やきとり、あんみつ、おせんべいといったところであろう。徹底的にお腹を空かせて行く。WINS錦糸町で急きょNHKマイルCを購入して、両国へ。十両土俵入りが始まるところだ。サイスさんとそのお弟子さんであるところのモガチュー氏と入場。マス席はあまりにも狭いが、3人ユースなので、何とかなる。場内では、外人さんがさすがに楽しそうにしているが、足が長く正座ができないと思われるので、4人では、どうしようもないのではないと思われる。
 さて、ゆっくりお食事でもと思ったのだが、なんと、チケットがお茶屋さん経由でないので、何も食べるものがない。やきとりとシウマイを購入する。シウマイは、崎陽軒さんのポケットシウマイである。無理してお腹を空かせてこなくても、横須賀線グリーン車でいただいても同じであった。2階の食堂でカツカレーをいただく。イメージがずいぶん違うが、お味はなかなかよかった。
 それにしても、いかんせん力士がわからない。小生、一応の知識はあるつもりだが、さすがに対応できない。寺尾が近くの席に座って、解説か何かやっているが、そちらの方が圧倒的に人気を集めている。懸賞も永谷園ばかりで、ひとつの取り組みに、「味一筋永谷園」、「さけ茶漬けの永谷園」、「うめ茶漬の永谷園」、「たらこ茶漬けの永谷園」とか何本も懸かっていてよくわからない。
 当たり前のように大関がコロコロ負けたが、サイスさんのひいきであるところの高見盛が、場内でも圧倒的な支持を受けている。よくわからない。小生は、闘牙、貴ノ浪あたりを応援するしかなかった。
 終了後、サイス宅へ。未来のサイス夫人にご挨拶する。初対面にもかかわらず、いきなり「やせましたね?」
 と言われて衝撃を受ける。いつと比べているのかと思うと、小学生のときのアルバムを比べられているようである。その頃はけっこう小生も丸かった。サイス夫人は、ムツゴロウ動物王国を読んで、牧場主にお嫁に行きたかったとのことである。サイスさんなら、10年後位には何とかしてくれるかもしれない。しかしながら、サイスさんのお腹の出方は、ちょっと危険である。夫人も、「ゴルフに、相撲に、野球観戦と、オヤジ趣味ばかりだ」
 と嘆いている。
「昔は、バイクとか乗って、けっこうアウトドアだったときもありましたよ。」
 と言うと、
「その頃に戻りましょう。」
 とのことであった。そうは言っても、楽しそうである。幸せ太りというやつであろう。

20030511

5月10日(土):横浜:はれ
 2時業務終了。2時10分帰宅。3時就寝。うし様は、福岡に遠征している。あんまりである。小生も早急に遠征する必要がある。
 9時に目が覚めてしまうが、すぐに眠くなって、ダラダラと無駄にすごす。これほど何もしない日もめずらしいが、イッキマンのように150(推定)も叩くよりはよいかもしれぬ。
 夕方からでかけて、横浜に進出してきた「一蘭」さんをいただく。ようやく近所に美味しいラーメン屋ができたことは何よりであるが、小生もそろそろ福岡に行きたくなってくる。
 そごう美術館にて、「THEドラえもん展」を見る。ちょっと不気味なドラミちゃんのポスターでおなじみのやつである。小生、現代美術のことはよくわからないが、まぁ、各自が自分の心の中のドラえもんを確認するということのようである。
 久々にスカイスパにて入浴して帰宅。

5月7日(水):横浜:はれ
 先週、蕎麦オフなどで早帰りしたため、連休明けから多忙で、日記に書くこともあまりない。
 研修のため、仕事を抜け出す。イッキマン現る。あいかわらず、イッキマン夫人は、小生の周囲に出没して、小生を観察しているようである。いかんせん、小生のみ面が割れているのは不利である。ぐんぐん杯も近づいてきたことだし、ぜひ、堂々と名乗りでていただきたいものである。
 研修センター宿泊。ホテルのシングルルームのようで快適ではあるが、遠征に行きたくなってしまう。

5月2日(金):横浜・東京:はれ
 蕎麦オフが開催されることになっているので、仕事を放り出して、17時半に退社しようとすると、エレベーターのところで、先輩が這いつくばっている。コンタクトレンズを落としたらしい。2分ほど探すのを手伝うが、蕎麦オフが優先するので、徹夜明けの先輩には申し訳ないが、早々に退場する。
 Y嬢・N嬢と湘南新宿ラインにて上京して、「三合庵」に行く。白金という街に対しては、特にプラチナ通り周辺を過大評価する女性が多いが、今回もそういう気配がある。しかしながら、「利庵」とともに、小生も認める「三合庵」であれば、まぁ間違いはない。あいかわらずつまみが充実している。Y嬢は徹底的に飲み、つまみを食べ、せいろを2杯平らげて、満足そうである。何よりである。一方、N嬢は、ここへきて、山口瞳さんの「礼儀作法入門」を熟読しているという。さすがである。

5月1日(木):横浜・東京:はれ
 ニッカンの一面が片岡である。なんだかんだいっても、手が伸びる。まぁ、小生が感慨深い思いをするようになっては、キングカズやキヨ選手の域に達してしまったということであるが。。。
 学生時代の仲間が集まる。銀座の「ライオン」に集合。以前は、一部のメムバーが、三越のライオン像に集合してしまうという事件があったが、今回は無事に集合する。5人中3人が独身ということで、Zを購入したT氏、あいかわらず住所不定のタッキーなど、盛大にやっているのは小生だけではないが、「巨人・大鵬・卵焼き」については、あまり賛同がえられなかったのは遺憾である。

4月29日(祝):横浜・さいたま:はれ
 ポカポカ陽気、休日に5時半起床とあれば、羽田空港へでも向かいたいところであるが、スーツ着用にて、湘南新宿ラインにてさいたま入り。あまりにもあんまりであるが、座ったままで、1時間20分と予想外に快適ではある。
 幸い、17時すぎには帰宅できたものの、立ちっぱなしだったため、足がパンパンである。アーバン&フットマンで徹底的にほぐす。松本清張氏の「日本の黒い霧(上)」で、下山事件の詳細を知る。まだまだ知らないことがたくさんある。人生とは、旅と読書とフットマンということなのだろう。

4月28日(月):横浜・東京:はれ
 連休の谷間といいたいところだが、明日も出社である。打ち合わせが重なって、昼食は、横須賀線グリーン車にて、「鯛めし」になってしまった。さらにお客様先での作業が長引き、20時を過ぎてしまうが、「ファイターズがリードしてますよ」
 と速報され、少し元気が出る。
 飯田橋付近で無事に作業が終了、となれば、このままファイターズを応援に行きたいところであるが、遺憾ながら、横須賀線普通車にて、会社に戻り、そのまま業務が再開される。うし様は、ジャスマックプラザで入浴している。あまりにもあんまりである。

4月27日(日):横浜:はれ
 気持ちよい行楽日和だが、TCKで徹底的にやられたので、部屋の掃除をして、おとなしくしていることにする。東京8R、イルネージュ号、見せ場なく大敗。放牧に出してから、どんどん馬体が減っている。調教師にも問題があるが、山元トレセンにも疑問がある。
 保阪正康の「昭和史七つの謎」を読了。夕方から横浜出て、新たに本を買いこむ。松本清張の「日本の黒い霧(上)(下)」、佐々淳行「東大落城」、藤原正彦「古風堂々数学者」、小林よしのり&福田和也&佐伯啓思&西部ススム「国家と戦争」。最近、少し読書傾向が変わってきた。
 東京6区補選、オチミチオ氏返り咲きならず。次点バネが効かないようでは、引退するしかないようだ。小宮山氏を特に支持するわけではないが、石井紘基氏の遺志を継ぐのが、上から読んでも下から読んでも同じでは、さすがにまずいということなのだろう。

4月26日(土):横浜・東京:はれ
 曜日の配列は悪いが、今日かGWということになる。当初は、角館・弘前の桜を見に行く予定だったのだが、諸般の事情により、TCKに参戦することになった。しかるに、番組があまりにも厳しい。
 久々のダイヤモンドターン。馬券を買えるレースがほとんどないので、徹底的に食べるしかない。朝から何も食べていないので、たっぷりといただく。
 いつのまにか馬券の自動販売機が新しくなっており、10円玉を使えるようになっただけでなく、当たり馬券でそのまま次の馬券が買えるようになっている。JRAにもない最新型である。時代は、常にTCKから始まるようである。先着7000名には、「うまたせ君」のぬいぐるみが無償で配布される。さすがである。かつての我々なら、リニューアルされた東京競馬場へ真っ先に足を運ぶところであるが、TCKがあれば十分である。
 しかるに、馬券の方は厳しいことになった。角館に飛んだ方が安かったかもしれない。あまりにも遺憾である。昼間開催中は研究が不足していた。ナイター再開とともに、じっくりと取り組まなくてはいけないようである。

4月21日(月):宜野湾→糸満→豊見城→那覇→横浜:はれ
 春休みも最終日。朝風呂へ行くと、いきなり刺青の方が登場して、衝撃を受ける。あまり見てしまうのもいけないし、目をそらしてもいけないので、困っていると、いきなり、
「兄ちゃん、沖縄の人?」
 と話かけられて、ふるえあがってしまった。幸いにして、特に意味のある会話ではなかったようで、次に外人さんが登場したこともあり、小生は、解放された。ゴルフ場の風呂とちがって、「入れ墨の方の入場はご遠慮ください」などとは書いてなかったので、問題はないようである。
 気を取り直して、朝食ヴァイキングをいただく。掲示板にるいさんの書きこみがあり、金曜日から土曜日にかけてラグナガーデンホテルにいたという衝撃的である。しかしながら、大浴場もプールも満喫できなかったとは、あまりにもあんまりである。ちなみに、福山雅治も最近、ラグナガーデンホテルにお忍びでやってきたとのことである。さすがである。しかしながら、小生、シングルがリーズナブルであって、かつ島唄に近いから愛用しているものの、もっとよいホテルはいくらでもあるのではないか?という気もする。
 チェックアウト。JALカードでの支払いが申し訳なくなる瞬間であるが、ANAマイレジも別途ゲットである。
 南へ下り、ニライカナイ橋へ。高低差100mを一気に駆け下りるとのことだったが、特にどうということはなかった。平和祈念公園へ。久々に資料館も見ようかと思ったのだが、あいにく休館。豊見城にできたアウトレットモールへ行くが、これまた特にどうということはなかった。ひとつ繰り上げてJAL906便にて帰京。事前にアナウンスがあったとはいえ、かなり揺れた。JALの777は、バカにしていたのだが、意外と椅子がよい。

4月19日(土):宜野湾→名護→本部→恩納→宜野湾:はれ
 8時起床。朝風呂後、朝食ヴァイキングをたっぷりいただいてから、ヴィッツ号にて出発する。2ヶ月ぶりの名護を通り越して、海側の道を進み、海洋博公園へ。昨年リニューアルした「美ら海水族館」に入場。世界最大級という立派な水族館で、巨大な水槽は迫力十分。「美ら海(ちゅらみ)」という名前の語感もよい。
 帰りは山側のルートで戻る。途中、やちむん喫茶シーサー園にて休憩。このテの森の中のカフェがブームになっているようである。海岸とは一転して、静かな空気が流れる。コーヒーを飲みながら読書。
 帰りは、久々に恩納海岸に沿って58号線で戻る。今日は、ホテルのプール開き。さっそくプールサイドで読書の続き。夕方になると風がとても心地よい。ハワイにいるのとあまり変わりない気分である。なんといっても、沖縄まで来ると、日常が徹底的に遠くなるのがよい。ルームサービスをいただき、大浴場で再度入浴する。
 旅先では、あまりテレビを見ないのだが、たまたまNHKスペシャルを見ると、アメリカのカード破産をとりあげている。身分不相応にカードで徹底的にやっている人たちが、やがて終了して「ゲームオーバーだ」とか言っている。小生などまだまだである。

20030419

4月18日(金):横浜→那覇→北谷→宜野湾:はれ
 JALにて沖縄へ飛ぶ。連日深夜まで残業していたのも、この日のためである。トヨタレンタカー・ヴィッツ号にて出発。とまりんこと泊埠頭内の本屋で、今回の滞在中に読む本を購入する予定だったが、本屋がなくなってしまっていた。急遽、北谷のJASCOへ向かう。
 もちろん今回もラグナガーデンホテルだ。このときだけは、ANAさんのお世話にならざるを得ない。
 携帯が鳴ったので、会社からかと思うと、T氏からの飲みの誘いである。沖縄にいるというと、さすがに衝撃を受けている。金曜の夕方に電話して、一献やろうとしたら、沖縄にいるというのだから、まぁ、あきれられてもやむを得ないのだが、そういう氏は、昨日、フェアレディZを買ったというのだから、やりすぎなのは、氏の方ではないかとも思う。氏の話では、共通の友人であるところの竹氏の奥さんが、小生の日記を読んであきれはて、「なんであの人があなたの友人なのか?」とまで言ったという。あまりにもあんまりである。たしかに竹氏は、どちらかというと巨人・大鵬・玉子焼きであり、子供も生まれて穏やかな家庭生活を営んでいるが、だからといって、そこまで言われなくてもよいのではないか?イッキマン夫人といい、隠れ読者がいるのはうれしいことであるが、油断もスキもない。
 横浜も暑かったようだが、沖縄は夏である。夕方は、半袖でちょうどよいくらいで、ハワイのイメージに近い。4月に来るのは、初めてだが、今までで一番よい気候のようである。早めにチェックインして、読書、昼寝で疲れをとり、夜は、もちろん「島唄」でネーネーズである。すばらしい。

20030418

4月14日(月):横浜:はれ時々くもり
 週末に遠征を控え、月曜から忙しくなるのは覚悟していたのだが、コチフカバ号が、川崎スパーキングナイターに参戦するのは予想外であった。20時すぎに、結果を確認すると、なんとシンガリである。地方交流戦でシンガリになるようでは、これ以上弱い馬というと、TCK22万下でシンガリになるうし様くらいしか思いつかない。あまりにもあんまりである。残業する気力も失われてしまう。
 それでも気を取り直して、業務を続けると、ファイターズ終了。ヤフーBBスタジアムで終了しているようでは、先が思いやられる。

4月13日(日):横浜・さいたま:はれ
 初夏を思わせる好天となった日曜日。所用を済ませ、15時すぐに横浜へ戻る。早く家に帰って桜花賞でもテレビ観戦したいところだが、投票所に寄らなくてはいけない。
 知事選挙はよいとして、神奈川県議、横浜市議といわれても、正直まったくわからない。東京都議選なら、清原錬太郎はじめ、おなじみの名前がすぐに浮かぶのだが。あまりぱっとした人もいないようだし、これなら小生がやった方がマシではないかとも思うが、立候補していないのだから仕方がない。
 知事選は、45歳の松沢氏が当選。中田横浜市長が38歳で、ずいぶん若返った。

4月12日(土):横浜→福島→横浜:くもり後あめ
 早朝起床すると、ダンナからメールが届いている。HBU募集馬の中に、サンデーサイレンス*ハルカゼがいるという。メジロ牧場生産、牝馬、4515万円。あまりにも衝撃的である。小生にとっては、究極の配合である。検討せざるを得ない。
 しかしながら、その前に、カザンラーク産駒のラピッドストリームがデビューすることになった。つばさ号グリーン車にて緊急北上する。土曜とはいえ、福島競馬場でも指定席が余りまくっている。深刻である。
 しかしながら、ラピッドストリーム号、タイムオーバーでブービーも深刻である。戸田師、びっしり仕上げていたように見えたのだが、あまりにもあんまりである。
 福島競馬、まったく手が出ないので、1Fに降りて、水沢競馬を堪能するが、これがまたカスリもしない。大敗。
 10R・桑折特別。休み明けにもかかわらず3番人気のイルネージュ。未勝利勝ちの時計からもここでは力上位と思うが、いかんせん休み明けの10キロ減、パドックでもうるさい。消極的なレースで、最後に足を見せたものの7着。
 早々に退場する。満開の桜を眺めながら散歩する予定だったが、いかんせん雨が降り続いている。一方、鹿児島へ飛んだうし様からは、温泉でくつろいでいる様子が刻々とメールで報告される。あまりにもあんまりである。
 仕方がないので、横浜そごうにて、防水アンプ、入浴剤、夏川りみのCDを購入して、自宅にてくつろぐことにする。こういうときこそアーバンリラックス&フットマンである。京セラで買ったランプと北一ガラスで買ったキャンドル台の上にキャンドルライト。これはこれで悪くない。少なくとも、雨の中、ハーフ81を叩くよりはよさそうだ。

20030412

4月8日(火):横浜:あめ
 午前中、社内他部署とのミーティング。小生も中間管理職のような立場になりつつあり、肝心なところは、弟子に任せつつ、外野の意見で、言いたいことを言っていたのだが、まさか、相手が、イッキマン夫人とは思わなかった。しかも、2時間後に、ぐんぐんさんからのメールで明らかにされるとはあんまりである。すさまじいスピードでIPがかけめぐったであろうことは想像に難くない。暴論をはかなかったと思うので、まだ救われたが、小生だけが知らないで、夫人の方は、「いくらなんでもやりすぎでは?」「アーバンリラックスの使いごこちは?」などと突っ込むスキをうかがっていたという。あまりにもあんまりである。事前にわかっていれば、小生も、「うし盃をつかまされて、夫婦で喜んでいる場合じゃない」くらいは言えたのに残念である。

4月6日(日):横浜・東京:はれ
 好天、花見日和の日曜日。9時半起床。当初のスケジュールでは、クリーニング屋→湘南新宿ラインにて上京→ヨドバシカメラにて、SDカード型H”購入→新宿御苑にて花見→東京ドーム参戦となる予定であったが、クリーニング屋の開店時間を間違えていたあたりからケチがついた。
 クリーニング屋→横浜のヨドバシカメラにてSDメモリ型H”カードへ機種変更→途中でノートPCでは使えないことが発覚→キャンセル認められず→ノートPC用アダプタを追加購入→東海道線にて東京ドームへ。SDメモリスロットのあるLet’sノートだが、結局カード用のアダプタをつけて利用するのでは、何のために機種変更したのか意味不明であり、誠に遺憾である。
 しかしながら、21番ゲートから入場すれば、球春開幕、「ハレ」の日である。「ハレ」の日とあれば、「にいむら」さんのしゃぶしゃぶくらは、許されるところである。さらに、高野の苺パフェ1600円は、ちょっとやりすぎではないかという気もするが、まぁ、これくらいは許されるかもしれない。味の方はさすがである。観戦記

4月5日(土):横浜:あめ
 疲れがたまっており、11時起床。真冬に逆戻りしたかたのような冷たい雨。外に出る気になれないので、昼からビアを飲んでゴロゴロする。たまにはこういう週末があった方が、お金を使わなくて済むのでよいのだが、D-netにて本日開幕の水沢競馬に参戦してしまう。地方競馬の優等生である岩手も、最近は、売上が伸び悩んでおり、多少なりとも貢献しなくてはならない。インターネットでライヴ中継を見ながら投票できるのだから、便利になったものであるが、結果は大敗である。何しろ全馬が3ケ月の休みあけで、転入馬も多いので、まだまだ勝負はできない。
 夕方から、近所のコンビニへ出かけ、明日のファイターズ戦のチケットを購入して、近所でうな重とビアをいただく。何もしないはずが、けっこう散在しているような気もする。
 Fs田中幸雄1号。T片岡1号。

4月3日(木):横浜→長崎→横浜:くもり
 統合3日目。早くもJASの翼で飛ぶことになった。7:55発の長崎行。本当は、もう少し遅い時間のANAで十分なのだが、なんと満席である。仕方ないので、A300Rにて、西下となった。当然バスでの出発かと思っていたが、意外にも2番搭乗口からの出発。九州線は、JASの中では、かなり全般にかなり優遇されているようである。
 しかしながら、アルカスのない機内は、ひまをもてあます。機内販売も、JAS時代の商品の大半は生き残っているようだが、小生が気になっている本棚は終了している。坂田プロは、一応生き残ったが、いかんせん777個人テレビ搭載機に乗れる機会は、限られている。
 長崎空港は遠い。仕事は半日でも、出張は、早朝発の深夜帰りになってしまう。空港レストランのて、皿うどんをいただく。売店では、「ハウステンボスは元気に営業中です」との看板が掲げられている。もちろん帰りもJAS。帰りは、3番搭乗口。しかしながら、何か物足りないのも事実である。
 
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4月1日(火):横浜:はれ
 新年度である。小生、元旦とは別の意味で、4月1日とか10月1日という節目は、意外と好きなのであるが、いかんせん今年は、JASとJALが統合されてしまう日である。朝、JALホームページへ新IDでログインすると、すでにマイルが合算されている。いかにもトラブルが起きそうだったのだが、意外である。
 松井メジャーデビュー初安打、野茂は、ランディジョンソンと投げ合い完封勝利。ファイターズ連勝。

【復刻版】しんちゃん日記(2002/10/1-2002/12/31)

12月31日(火):東京:はれ時々くもり
 9時から朝食ヴァイキングをいただき、10時からプールへ。イースト21は、なんといってもプール、特に陽がさしこんでくるプールサイドの読書がよい。
 午後は、MXTVの実況を見ながら、TCK最終日。あわせて、水沢、宇都宮、高崎、名古屋、笠松、高知、佐賀、荒尾と徹底的に参戦する。だいたい各地固いレースが多くて、当たり損のオンパレードになるのは、見えているのだが、1年の最後に、どうにか生き残ってくれた地方競馬への恩返しというところである。
 一方、今年も大盛況のTCKは、前途洋々であるが、いかんせん手におえない。最終レースは、よりによって小紫氏にやられることになってしまった。まぁ、しかし、来年こそは、夢馬券をゲットしたいものである。
 的場騎手リーディング獲得。しかし、最後の最後まで見せ場を作った石崎も立派である。
 うし様来る。ロッテ会館に行くが、ボーリングがブックフルである。仕方なく、ストラックアウト・マリーンズ編を戦う。諸積、サブロー、福浦と3球で片づけて、調子にのったところで、ボーリックに真ん中の甘い球をホームランされてしまった。実によくできている。やはり、マリーンズしかないと、年末はいつも思う。
 巷は、どうやらイノキボンバイエ一色のようである。小生も認めるにやぶさかではないのだが、いかんせん対応できない。小生は、ボブサップより、中島みゆきである。黒部ダムである。

12月29日(日):神戸→東京・横浜:はれ
 せっかくなので、2日目は、朝食ヴァイキングをいただくフルーツやサラダは充実しているが、オカズが少ないといえば、少ない。そして、いかんせん困るのは、朝食の友であるところのニッカンが赤いということである。関西遠征の大きなウイークポイントである。
 リムジンバスで関西空港へ。直行50分なので、楽だ。阪神高速の湾岸線のしくみというのが今ひとつわからなかったが、だいぶ勉強になった。
 関西空港は、かなり久しぶり。小生、バブル期のハコモノは、実は好きである。というか、田舎の二流品はともかく、アクアラインとか、関空のようなスケールの大きなハコモノは、バブル期ならではである。
 しかるに、JAS342便は、35分の遅延であるという。あいかわらず話にならない。今回は、関西空港便ということで、JASを選択できなかったのが残念である。
 東京大賞典である。東京モノレールにてTCKに参戦する。今回の神戸遠征は、TCK参戦のための助走みたいなものである。
 ゴールドアリュールには一応敬意を表すとして、リージェントプラフ、ネームバリュー、ベルモントアクターに期待する。しかるに、これが3、4、5着となり、逃げたゴールドアリュールをつつかなかった横山典のビワシンセイキが2着に残ってしまった。大敗である。どうして、典は、あそこで武をつぶしにいけないのか?失うものは別にないと思うのだが。佐藤哲の偉大さをあらためて感じざるをえない。
 牛車さんで反省会。態勢を立て直す必要があるが、残された時間はもうわずかである。

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12月28日(土):神戸:はれ
 携帯のバイブの不快な音で9時に起こされる。朝食ヴァイキングが終了する時間帯であるが、今回のプランは、朝食別で、うし様からの情報では、朝食は充実していないとのことなので、見送り、2度寝。ホテル隣接のグルメマート内で、11時開店のサイゼリアにて、ディアボーラ風ハムバーグ、ペペロンチーノ、ドリンクヴァーをいただく。
 なんだか眠くて、体もだるいので、そのまま部屋に戻り、囲碁・将棋ジャーナルを見ながら、TCKの投票をしていると14時になってしまった。お目当ての園田ゴールドトロフィに参戦するには、ギリギリの時間である。しかるに、どうにも体が動かない。とうとうそのまま昼寝となり、かろうじて、発走前に起きて、サンテレビで観戦になった。何のために神戸に来たのか?ということになるが、いかんせん六甲アイランドから園田は電車では遠い。
 レースの方は、ユタカ・タケのあいかわらずのすばらしい騎乗ぶりだけが目立った。他のJRAの騎手とは、レベルが違いすぎる。池添、穂刈が下手な分だけ、馬は弱くても、岩田、張田も接戦に持ち込んだが、いかんせん力が足りないようだ。
 三宮へ。ジュンク堂書店で1時間ほど本探しをするうちに、腰が痛くなってきた。どうも、風邪の気配がある。駅前の神戸ステーキハウスで栄養をつけることにする。ステーキハウスといっても、いわゆる鉄板焼である。カウンターもあって、目の前で、焼いてくれる。ひとりでも入りやすい。ホテルの鉄板焼きなら1万円くらいするが、ここはコースにビアをつけても3000円である。リーズナブルである。すばらしい。
 早々にホテルに戻り、TCKの大敗を確認。バスジェルで盛大に泡立てた熱い風呂の入り、早々に就寝する。

12月27日(金):横浜→神戸:はれ
 御用納めである。18時から、オフィス内で、打ち上げ。ビアとワインと日本酒でほろ酔い加減になったところで、中座して、そのまま新横浜へ。のぞみ号にて西下する。横浜駅で、明日のTCKの新聞を入手したので、じっくりと検討。12R制で、さらに東京大賞典の前売り、園田のゴールドトロフィーと充実していて、いつもより多い6面。
 ふと目を覚ますと、雪である。一瞬乗り過ごしたかとあせったが、関ケ原付近で、徐行運転。3分の遅れで新大阪到着。住吉から六甲ライナーで六甲アイランド内のシェラトンに到着。いかんせん不便であるが、ツイン11000円と、格を考えれば割安ではある。ただし、海側というのが、実は景色がよくなくて、陸側の方が高くて眺めもよいようだ。

12月25日(水):横浜:はれ時々くもり
 ADSL工事。1年ぶりのリターンマッチである。今回は、ACCAの12MBのサービスによって、どうにか開通した。局から4キロくらいあるため、1MB程度しか出ていないが、電波状態が不安定なAirH”で細々と動いていたのに比べると雲泥の差がある。今まで、いかに無駄な時間を使っていたかとあらためて感じる。
 全日本2歳優駿投票。河内-武豊の兄弟弟子決着。関西の競馬を盛り上げた二人のワン・ツーフィニッシュもこれが最後だろうか。ちなみに大当たり損。
 ADSLも開通したことだし、22時からぐんぐんさんとネット碁対局の予定だったが、軽く飲んでしまい、23時半帰宅、しかるに、ぐんぐんさんは不在。仕方ないので、久しぶりに将棋倶楽部24にて、ネット対局するも、まさかの3連敗。王手を見逃して王様をとられる大失態である。話にならない。

12月24日(火):横浜:くもり
 クリスマスイブである。昨年は、たしか川崎競馬場で、ホワイトクリスマス賞に参戦したわけだが、今年は、ふつうにお仕事である。仕方なく、SPATにてホワイトクリスマス賞を購入するも大敗。
 ところで、昨日の続きである。小生、東戸塚のヴィクトリアでドライヴァーを購入した訳だが、新宿のヴィクトリアさんで、アイアンを物色した。検討の結果、PRGRの、925TR-Xがよさそうだということになった。PRGRは、シャフトも、RとかXとかでなく、M-40、M-37など、ヘッドスピード毎にバリエーションがあるのがよい。さすがに10万以上するので、衝動買いこそしなかったが、ターゲットは決まった。
 しかるに、自宅に戻って、自分のアイアンを見ると、PRGRの725TR-Xであることに初めて気づいた。買いたいと思ったモデルのひとつ前のもので、ほぼ同じである。まぁ、もらいものだから、シャフトがM-40くらいで小生には固いのかと思いきや、M-37である。要するに、買いたいと思ったクラブは、自分のクラブだったということである。おそらくシャフトがM-37とやや非力な人向けだったので、斉須さんが、譲渡してくれたものと思われる。我ながら、自分のクラブもよくわからないとは情けないが、結果オーライである。本戦が楽しみになってきた。

12月23日(祝):横浜・さいたま・東京:はれ時々くもり
 所用で、新宿へ出たついてに、さくらやへ寄る。ポイントの有効期限が今日までである。2年前の12月24日といえば、有馬記念の日であり、アルタの前で観戦していて、ダイワテキサスが粘りこみ大勝利!と思った瞬間に、テイエムとドトウが突っ込んできて終了した日である。たしか、Nゲージを盛大に買ったので、ポイントが4000円もたまっている。しかしながら、4000円のポイントでは、何か買えるというほどでもない。結局、ノートン・アンチウイルスを購入した。有効にポイントを活用したとは言い難い。
 うし様来る。有馬記念を的中したもの同士、しゃぶしゃぶをいただくことにする。せっかくなので、1500円でおなじみの新宿牧場はご遠慮して、とんかつでおなじみのにいむらさんへ行く。2900円で、食べ放題、ぽんずのお代わりも自由、店内の雰囲気もよく、お買い得であった。ビールをたのんでも、お通し代などが加算されず、明朗会計なのもよい。
 コパボールさんへ行く。142、176と好調。勝負にならない。完勝。実力差がかなりあるような気がするのだが、先週のように時々連敗するのが不可解である。
 甘味「みつばち」さんにて、遠征の打ち合わせを行い、湘南新宿ラインで帰宅。実に便利である。

12月22日(日):横浜:くもり
 ゴルフの翌日は、かならず筋肉痛になる。マックで軽く朝食いただき、競馬ブックを購入して将棋のNHK杯を観戦。谷川王位勝利。加藤一二三九段の解説もよい。
 うし様のお誘いを辞退して、自宅でくつろぎながら、有馬記念参戦。GI馬9頭となかなかのメムバーで、馬券も売れそうだ。興行という面では、ファインモーション陣営の参戦の決断に拍手を送りたいが、馬券戦術としては、蹴飛ばす一手だ。
 常識的には、シンボリクリスエスかジャングルポケットしかないはずで、シンボリの単と、馬単総流し。向正面で、ファインモーションが先頭にたったときは、豊にやられたと思ったが、もう一度仕掛けた佐藤哲はえらい。これで、ファインモーションはなくなって、いただきと思ったが、そのまま佐藤哲が粘りそうになったのには驚いた。最後は、ペリエの怒涛の追いこみで逆転。馬単200倍的中。いわゆる”オモテ”なのだが、馬連に比べて、1.4倍もつくのは美味しい。
 あぶく銭が入ったので、ヴィクトリアに行く。次回ぐんぐん杯へ向け、ドライヴァー購入。斉須さんからいただいたクラブは、すばらしいのだが、小生、いかにも非力で、クラブに負けている感じがする。体格的にも、筋力的にも、女性用で十分な気がする。念のため、売場の人に聞くと、ヘッドスピード次第だという。
 さっそく試打コーナーで測定。38キロということで、通常の男性ゴルファーの範囲内で、レディースにする必要はないという。しかし、まともに当たっていないことは確かで、女性用の軽くて短いクラブにすると当たりがよくなった。「とりあえず男性用のスプーンでティーショットする方がよいかもしれません。」
 とのアドバイスもいただいたが、8000円のパラディソの女性用ドライヴァー(ロフト14.5度、42.5インチ)を購入する。

12月20日(金):横浜:くもり
 マックが赤字転落という。ひとり勝ちで赤字というのが、どうにもよくわからない。今のレベルから値段を30%くらいあげても、たぶん売れる数は、30%落ちないと思われる。経営の失敗としかいいようがないのではないか?閑古鳥がないている店ならともかく、こういう場合、現場に責任は、ほとんどないのではないか?
 航空会社の赤字も同様に謎である。寡占であり、カルテルスレスレのことをやっておきながら、赤字というのは理解できない。だったら、各社結託して、料金を上げればよさそうなものだ。もちろん、一消費者としては、望まないけれでも。
 ハンズに行く。明日、重要な一戦を控えている。90球ほど打ちこみ、仕上がりは、まずまずである。しかるに、天気予報は、雨。最高気温4度とは、あまりにもあんまりである。

12月19日(木):横浜・東京:くもり時々あめ
 竜王戦第5局、阿部七段が羽生竜王を破り、3勝2敗。将棋界最高賞金のタイトル奪取まであと1勝である。阿部七段といえば、「競馬予想TV」でよくわからない予想を展開して、予想家からバカにされていた阿部七段である。一方、羽生竜王は、あの羽生竜王である。予想外の展開である。
 大阪近鉄の大塚、ポスティング入札なし。衝撃的である。

12月17日(火):横浜:はれ
 残業して、帰宅後、将棋連盟のサイトをチェックすると、「高橋女流二段婚約」とのニュスが入ってきた。誠に遺憾である。しかも、相手は、大崎善生氏である。「聖の青春」、「将棋の子」といった著作は、小生も高く評価しているが、いかんせん45歳と26歳である。遺憾と言わざるを得ない。

12月15日(日):横浜・東京:はれ
 ようやく一段落したので、将棋のNHK杯を見ながら、部屋の掃除。午後から、東戸塚ダイエーで、生活雑貨や下着類などを買い込むつもりだったが、手前の西武に入場。クラブオンメムバー限定のセール開催中で、コートなど購入してしまう。さらに、ステージアップのための年間20万円まであとわずかであることが判明して、靴とカバンまで購入するハメになる。いずれもなかなか気にいった品ではあるが、突然の大散財である。HBUのタイキシャトル産駒の購入を検討していたが、白紙撤回とする。
 夕方から状況。今日の日経は、読むところがあって、充実している。しかしながら、税制改革は、あまりにも話にならない。基本的に、誰が得か損かということよりも、わかりにくいのは論外である。公明党の意見がとり入れられると、さらに歪んでくる。タバコ増税など、とれるところからとればいいだろうという発想で、誠に恐ろしい。一方で、証券税制は、多少簡素化の方向に向かったのだが、ビッグエヌの損失と株式売却益の相殺が可能になったということを、ビッグエヌ保有者の何割が理解しているのか、大変心配である。
 広尾へ行く。玉海力さんの予定が、隣の店に急きょ変更される。ふぐ刺、牛刺、水炊き。ちょっとやりすぎであるが、まぁうしさんと一献するのも鹿児島以来である。しかしながら、続くボーリングでまさかの2連敗は予想外である。普通車にて帰宅する。

12月14日(土):東京・横浜:はれ
 朝食ヴァイキングは、新館1Fのハプナ。苗場プリンスばりのすさまじい行列を覚悟していたが、入場に3分ほど待たされたものの、その後は、料理が品切れになったり、大行列になることはなかった。とにかくすさまじい収容能力であるが、エレベーターや、チェックアウトが、混乱していないのは、評価できる。
 いったん実家に戻り、告別式。法事の間に旅行が入り、疲労困ぱいである。

12月13日(金):横浜・東京:はれ
 会社を早退して、通夜。強烈に冷える。終了後、部の旅行のため、品川プリンスへ合流。新高輪プリンスホテルにてお食事、品川プリンスホテルにて大ボーリング大会。地元開催ということで、ひそかに優勝を狙ったが、157-123と息切れして4位に終わった。枠複27.3倍の高配当だが、的中者はえらい人ばかり。
 終了後は、街へ繰り出す組もあったが、品川の街へ出ても仕方ないような気がする。せっかく新館に泊まっているのなら、トップ・オブ・シナガワや、カラオケ山手線に繰り出した方がまだマシだと思うのだが、みなさん、プリンスの芸風については、あまり詳しくないようである。

12月12日(木):横浜・東京:はれ
 本日は、体育の日から60日目である。ということは、TCK・リゲル賞から60日目ということであり、小生の当たり馬券は、本日換金しないと紙くずになってしまう。ナイター期間中あれほど頻繁に通っていたのだが、データイム開催と同時に、週末の開催もなくなったため、追いこまれてしまった。
 しかしながら、幸い、本日、午後から東京ビックサイトへ外出することになっている。通り道でもあり、何とか換金できるとふんでいた。
 しかるに、諸般の事情により、お昼を食べるヒマもなくなり、湘南新宿ライングリーン車ないで、季節はずれの崎陽軒の「お弁当・秋」をいただき、大崎へ。降りたホームの向かい側に始発のりんかい線が止まっていてすぐに発車。あっという間に国際展示場へ到着した。便利なことこのうえないが、リゲル賞の1720円は終了である。誠に遺憾である。

12月9日(月):横浜:雪のちくもり
 朝起きると、なんと雪である。しかも、うっすら積もっている。自宅前では、例によってタクシーがヘアピンを曲がりきれず、電柱に突っ込んでいる。これは、必ずしも雪とは関係なのだが、うし様もあと3cmくらいで終了に追いこまれたミステリーゾーンで、月に1台は終了している。
 会議が続き、22時頃まで残業。終了後、週末の社員旅行のボーリング大会の出馬表など作成し始めてしまい、23時すぎに退社。家の中は、なんと10度しかない。社台RH会報到着。巻頭の吉田照哉氏のコメントがよい。サンデーサイレンスを擁して、日本と世界の競馬を席巻し、長者番付上位の常連となった氏が、最後にたどりついたのは、やはり地方競馬だったようである。小生も「地方競馬便り」を見て就寝。

12月7日(土):横浜:くもり時々雨
 風邪のため、予定をキャンセルして、家にこもる。コンビニで買い物だけして、あとは、「囲碁・将棋ジャーナル」を見て、昼寝して、「競馬予想TV」を見て、遠征の計画を練って、「恋のから騒ぎ」を見て就寝する。このところ盛大にやりすぎたので、いい休養ではあるが、家にいると、次の遠征の計画をたてずにはいられない。

12月5日(木):横浜・東久留米・東京:はれ
 風邪である。よく考えてみると、休日出勤した後は、だいたい風邪をひいている。しかしながら、ふぐオフが強行されることになった。諸般の事情により、ふぐオフを開催している場合ではないのだが、やはり、ふぐの魅力には勝てない。
 例によって、最後は、「この国は・・・」とゲンダイ風に話が展開していくが、最後に、イッキマン問題に話題が移る。何しろ、氏は、あいかわらずふぐオフにも参加できなほど忙しい。あまりにもあんまりである。本日の結論としては、「イッキマン=大隈重信」というところに落ち着いた。

12月1日(日):函館→八戸→横浜:はれ
 朝風呂。もちろん津軽海峡を望む露天風呂だ。快晴。津軽半島までは見えないが、すばらしい眺めである。朝食ヴァイキング。和と洋で別会場というのは、あまりうれしくないのだが、和食コーナーにも、ジュース、サラダ、コーヒーが完備しており、案ずることはなかった。もう一度入浴。眺めだけでなく湯がまたよい。ホカホカと温まる。
 市電で市内を横断して、十字街で降り、坂を登り、元町散策。横浜、神戸、長崎と同じく、函館も、港があって、倉庫街があって、坂があって、元町があって、外人墓地があるという町である。小生は、これをよしとしている。出勤後の日曜日でもあり、あくせくせずに、ゆっくりと散策して、港の見える喫茶店で、休憩。横浜なら、行列でもできそうな絶好のロケションであるが、ゆったりと座れる。朝食ヴァイキングをすませたばかりなので、お茶だけのつもりが、パスタをいただく。どうして、遠征すると、お腹がすくのだろうか?
 おそらく気温は5度くらいしかないのだろうが、晴れているので、日向は、暖かい。東京は、冷たい雨のようであり、得した気分である。先週末も、鹿児島が小春日和で、東京は、雨だったのだから、ずいぶんもうけている。
 函館競馬場へ。もちろん開催はしていない。WINS代わりである。市内にインターネットカフェを見つけたので、I-PATで徹底的にやることも考えたのだが、やはり生で見たいので、市電で再び市内を横断して参戦。
 10Rイカルスドリーム。はっきりいって、今日はメムバーに恵まれた。プレジオは、人気ほど強くないと思うので、ここは勝ちたい。問題は鞍上である。
 2番手の形になると、どうしても折り合いを欠く。ハイペースで逃げた馬は、勝手に後退して、4角先頭。坂の手前で、いったん後続を離し、中山独特の逃げ込みパターンだったのだが、結局、賀とユキオオカベの差ということなのだろう。2着の写真判定は微妙だが、態勢は不利か。時間がないので、市電にて、駅へ戻る。
 函館駅では、ドラえもんが見送りに登場していた。「スーパー白鳥28号」にて、八戸へ向かう。東北新幹線の八戸開業にあわせて、待望の直通新型特急の登場である。青函トンネル内140キロ運転で、八戸まで3時間。「はやて」に乗り継ぐと、東京まで6時間。メインレース終了後でも、なんとか帰京することができるようになった。JASが飛んでいないというのが、函館に足が向かないもうひとつの理由であったが、これで解決である。
 グリーン車は、AC電源付で、3列シートで、革張りである。断然楽である。おしぼりと飲み物のサービスは、JR東日本と同じ。東日本と北海道は、比較的仲がよいようだ。
 早くもお腹が空いてきたので、地ビールとかに寿司。どうして、遠征すると、お腹がすくのだろうか?快速「海峡」が全廃されたため、”スーパー”という割には、停車駅が多い。青森までノンストップならかなり短縮できそうである。
 八戸の乗り換えは14分。お弁当に大行列。今日4食目だ。どうして、遠征すると、お腹がすくのだろうか?やわらかいお肉の牛めしもなかなかよかった。「東北デイリー」を購入する。夕刊デイリーみたいなものではなく、八戸のローカル紙のようである。新線開通日の地元紙というのもよいものである。新幹線特集が別冊3部あり、元旦の新聞みたいだ。
 「はやて」号に乗ってしまえば、従来の「やまびこ」とそれほど変わらない訳だが、トイレがウォシュレットになっていたのは、気づかなかった。衝撃的である。グリーン車は、先日の盛岡競馬の時と同じく快適なシートだが、AC電源がないのが惜しい。外は暗いし、トンネルばかりで、あっという間に、盛岡へ到着。新線区間は終了した。こちらも2駅停車がなければ、さらに短縮できるのだが、1時間に2本運転する需要もなく、ダイヤの組み方が難しい。しかし、30キロ毎に停車では、せっかくの260キロ運転もあまり効果を発揮できなそうである。
 盛岡からは、どうということもなく、2時間半で東京駅へ。横須賀線グリーン車へさらに乗り継ぎ、函館競馬場退場後、約8時間あまりで、帰宅できた。もう一息である。なんとか、青森延長時に、函館まで
 同時開業させたい。青函トンネル部分は、新幹線規格だから、それほど負担にはならないはずである。300キロ運転で、函館まで3時間半となれば、札幌も見えてくる。高速道路建設凍結で、猪瀬氏とともにがむばっている松田会長(JR東日本)であるが、新幹線の方は、長崎なんかどうでもいいから、せめて札幌までは、早く伸ばしてもらいたい。

20021201

11月30日(土):横浜→函館:はれ
 休日出勤である。しかも、難航している。小生、本日夜は、湯の川温泉を予約済みだが、函館行の最終便は、17時25分である。一時は、かなり危険な状況となったが、どうにか一段落して、16時すぎに業務終了。YCATから羽田空港へ。仕事がどうなるか読めなかったので、航空券は、予約していない。しかし、ここでそのまま購入すると、正規料金ということになってしまう。急遽VAIOを取り出し、ネット予約&チケットレス決済。搭乗1時間前でも、これだけのことで、一応「e割」&チケットレス割引となって、2割くらい安くなるから、妙なものだ。
 函館は、JASが飛んでいない。最終便はJAL。なんとジャムボである。最前列まで、普通席なので、前方の3-2-3の変則配置になっている2人掛の席。隣が来ないので、かなり快適である。搭乗率は60%程度。
 2週連続JALで飛ぶことになったが、崎陽軒のシウマイをいただきながら、ビアを飲み、揺れもなく快適な空の旅。先週の鹿児島線とは、ずいぶん違う。2週連続なのに、WINSも読み応えがあるような感じがしてしまう。やはり、ジャムボということなのだろうか?りくおさんとともに、しゅうめいさんも、正しかったということなのだろうか?
 函館空港からタクシー5分、湯の川プリンスホテル・渚亭に到着した。飛行機がランディングしてから20分くらいしかたっていない。圧倒的に便利である。函館山の夜景を見るバスもあるようだが、市内のクリスマスのイルミネーションは、残念ながら明日から。市内散策はやめて、ゆっくり入浴させていただくことにする。
 露天風呂は、なんと目の前が、津軽海峡である。海岸線までわずか数メートル。外は0度、イカ釣り船のあかりが瞬いている。すばらしいのひとことにつきる。これまで、函館になかなか足が向かなかったのは、宿泊面で物足りなかったからなのであるが、これだけの湯で、シングルルームがあって、朝食付1万円ならば、来年からは、函館競馬へ足む向こうというものである。函館には、もうひとつ難があったのであるが、これについては、明日解決する予定である。

11月24日(日):鹿児島→横浜:はれ
 6時起床。インターナショナルゴルフリゾート京セラへ向かう。途中国道504号線に衝撃を受ける。高速道路が国道として先行開業しているので、わかりにくいことこの上ない。
 8時inスタート。典型的なバブルリゾートであるだけに、利用者から見れば、すばらしいゴルフ場である。破綻後、京セラに買収されたため、フィーは、それほど高くない。元々は、青木建設だったというから、衝撃的である。前の組のキャディさん曰く、「前の会社は、どんぶりだったけど、京セラは、シビヤーだからねぇ・・・」
 とのことである。
 休日に2サム可はうれしい。前半はトップスタートなので、2時間足らずでまわってきたが、後半は、3時間コース。3週連続のプレーにもかかわらず、あまりにもあんまりな内容であり、該当者なしで、持ち越し続けたニアピンは、最後の最後のうし様が、全部持っていってしまった。このコース、4つのショートホールで、JAL2回、ANA1回、JAS1回のホールインワン賞がかかっているのだが、最後のJAS賞のかかったホールで、うし様が突然快音を残して3mくらいにワンオンしたのは、衝撃的だったが、さらに次のロングホルで、エアニッポンがイーグル賞がかかっていたのには、驚いた。だったら、ショートホルは4つあるのだから、分け合えばいいではないかという気がする。
 ボーリングこそ快勝したものの、後半ハーフでうし様に1打負け、ジャパンC大敗、全日本アラブグランプリ大敗と昨日とは流れがちがう。しかもうし様は、今夜も京セラに泊まり、その後も九州を転々とするという。いかんせん、小生は帰らなくてはいけない。しかし、何といっても京セラである。すばらしいのひと言に尽きる。癒しが必要である。これでまたしばらくは働けそうである。

11月23日(祝):鹿児島:はれ
 朝風呂、朝食ヴァイキング。日経新聞は、到着せず。二度寝。今度は、水着スパゾーン「エデン」へ行く。「クルーですか?」
 と聞かれる。どうみてもクルーには見えないと思うのだが・・・クルーでないとわかると、「団体様ですか?」
 と聞かれる。大きなお世話である。小春日和の下で、屋外スパゾーンでくつろぐ。
 ジャパンCダート的中。デットーリである。600倍を200円的中。今回の旅費がすべてまかなわれることになった。すばらしいのひと言につきる。
 入浴。足裏マッサージ。激痛。うし様来る。黒豚しゃぶしゃぶをいただく。美味ではあるが、ポン酢でいただきたいとの思いが残る。再度入浴、マッサージ機、ヒーリングCDと、ランプを購入する。あぶく銭なので、徹底的に使ってしまおう。
 ワンドリンクサービス券にて、最上階のラウンジでくつろぐ。入浴4回、まさに命の洗濯である。すばらしいのひと言に尽きる。

20021123

11月22日(金):横浜→鹿児島:くもり
 金曜日、17時55分。お客さんとの打ち合わせの途中、突然小生のみ退席する。横浜駅。TCKの新聞を購入しなくてはいけないのだが、手元の現金が200円しかない。銀行に行く時間がない。やむなく、びゅうキャッシュインに入場しようとすると、おもむろに先客が滑り込んだ。小生以外にびゅうキャッシュインを利用している人を見るのは、初めてである。何もここまで時間がないときに登場しなくてもよいのではないかと思う。
 18時18分発、京急。さすがにバスでは危険である。羽田空港駅18時42分。階段を駆け登り、搭乗手続き締め切り寸前に滑り込んだ。
 JAL397便、徹底的に揺れる。あまりにもあんまりである。ニッポンレンタカーさんへ。もちろんANAマイルがたまる。やはり、王道ということなのだろう。我々は、今まであまりにも邪道を歩みしぎていたのかもしれない。
 苦労して到着した10ヶ月ぶりのホテル京セラ。もちろんANAマイルがたまる。あいかわらずすばらしいのひと言に尽きる。入浴。マッサージ機。リラクゼーションコーナーでCDを聞く。就寝。

11月18日(月):横浜:はれ
 特に積極的には購読していないが、購読中止の手続きもめんどうなので、何通か、メールマガジンが届く。たまたま旅の窓口からのものをさわりだけ読むと、担当者が部屋の掃除をしていたら、中学時代の百人一首大会優勝の賞状が出てきたと書いてあった。がぜん親近感がわく。小生も小学校時代、百人一首大会に優勝している。ちなみに、斉須さんも優勝している。なぜ優勝が2人いるかというとチーム戦だったからであるが、同じゲームでも。将棋などとはちがい、以来20年、一度もプレーする機会がない。残念である。当時は100枚覚えていたが、今思い出せるのは、50枚くらいだろうか?
 JAS機内誌「アルカス」廃止決定。機体の塗り替えも始まった。いよいよ本格的に終了するときが来たようである。JR東日本グリーン車内誌「トランヴェール」あたりに乗りかえるしかないのであろうか?

11月17日(日):横浜・松田:くもり
 2週連続のゴルフ。6時のお迎えが来る。配車の都合もあるが、横浜新道の200円だけで行かれるゴルフ場もめずらしい。それでも7時半には到着する。太平洋クラブの系列であり、小生にしては、高級な方だ。キャディさん付も久しぶりだが、すばらしいキャディさんであった。
 2週連続となると、さすがにスコアは改善する。パットがよく入った。とりあえず、鹿児島でうし様と接戦になる心配はなさそうである。
 引退、引退と口走る割には、あんたが一番ラウンド数が多いとの話になり、ドライヴァーを購入したらどうかという。斉須さんからいただいた立派なドライヴァーなのだが、合ってないという。まぁ、正直、小生など、レディースで十分という気はする。問題は、これ以上、ゴルフにお金をかけるべきかどうかである。堤義明さんの手前、シューズは購入したものの、クラブも購入となると、相場が相場だけに難しい問題である。

11月16日(土):横浜・さいたま:くもり
 東戸塚の西武へ行く。クラブオン・会員限定セールが開催している。49800円のジャケットが20%OFFなので迷ったのだが、結局やめた。シャツだけでも買おうかとも思ったが、これも結局やめて、隣のダイエーにて、パジャマのみ購入した。遺憾ながら、このところ、小生もデフレである。小生がデフレになったら、この国もおしまいではないかという気もするが、いかんせん、この2ケ月くらいは、給料よりも、株式評価損の方が多いような状況である。これは、考えようによっては、失業して、貯金を取り崩して生活しているのと同じことである。デフレもやむを得ない。あとは、うし様あたりに徹底的にやっていただくしかない。
 フィン・エアから郵便物が到着する。ひょっとして、日本撤退のお知らせではないかと思ったが、そんなことはなく、関西空港乗り入れも再開するという。北欧は勢いがあるようである。やはり、ムーミンということなのだろう。

11月15日(金):横浜:くもり
 21時すぎに帰宅。何気なくフジテレビ739をつけると、いきなりモンテプリンスが画面に登場した。ジャパンCを第1回から延々と流しつづける番組のようである。今でこそ、ジャパンCの日に鹿児島でゴルフなどするようになってしまった小生であるが、第1回当時は、本当に心の底からワクワクしたものである。サクラシンゲキの逃げ、2.25.3の衝撃的なレコードが、なつかしく思い出される。インドのオウンオピニオンもよくがむばった。一方で、当時は、必ず現場参戦していたので、あらためてVTRで見ると、盛山アナの実況の下手さもかなりのものである。夢の3冠馬対決を逃げ切ったカツラギエースやロッキータイガーのがんばりもよかったが、VTRで見ると、ジュサブローもかなり健闘している。15年くらい連続して参戦したが、たしかエリシオの出ていた年に、なぜか盛岡競馬場に参戦した記憶があり、それからは、一度も行かなくなってしまった。

11月11日(月):横浜:はれ
 日米野球で日本が2連勝。今回の全日本は、お情けで呼ばれたような選手がいなくて、ほとんどベストメムバーで戦っているのがよい。たとえば、今日あたり、福岡ドームということで、若田部とか田之上とか出てきたらどうしようかと思っていたが、ちゃんと、上原の次は、川上だったし、抑えも小林雅である。大リーグ側はともかく、日本側は、ベストメンバで勝ちにいかなくてはならない。
 しかしながら、一方で、この時期に、これだけのスーパースターがベストプレーをみせてくれるのであれば、日米野球なんか中止にして、インターコンチネンタルCに、そのまま代表を送りこんで欲しかったとも思う。1軍半&アマの混成チームでキューバ相手に健闘も、無念サヨナラ負け。

11月10日(日):横浜・東京:はれ
 冷え込んだ朝。筋肉痛もあって、なかなか布団から出られず。ようやく10時すぎに起きだして、部屋の掃除。普段なら、将棋のNHK杯戦を見るところであるが、今日は、久々にサンデープロジェクトにする。石原慎太郎吠える。総理になって欲しいかといわれれば、考えてしまうが、エンターテイメントとしては、すばらしい。
 諸般の事情により、門前仲町に行くことになった。柿沢弘治先生の御城下である。前回は、「若の海」さんで妥協してしまったので、あらためて「三重の海」さんに挑戦するが、残念ながらお休みのため、もんじゃオフを開催することになった。やはり、下町は、日曜日に訪れてはいけないようである。「近くの清澄庭園がすばらしい。有栖川公園なんかメじゃない」
 と言われる。いきなり有栖川公園が比較に出てきて衝撃を受けるが、おそらくそうなのであろう。

11月9日(土):横浜・御殿場:はれ一時小雪
 4時20分起床。前夜帰宅が午前様だから、あまりにも厳しい。5時出発。富士高原CCにて、会社のメムバーとゴルフ。近頃始めたばかりのにわかゴルファー相手に、格を主張しておきたいところであるが、後半は、シャンクが出始めて完全に終了した。気温4度。午後になると風が出てきてかえって寒い。とうとう最後は、小雪が舞う。セルフ17800円と土曜日にしてはリーズナブルなのであるが、風呂がなくて、シャワーしかないという。寒くてシャワーなど浴びる雰囲気ではないので、早々に帰宅せざるを得ない。その分渋滞もなく夕方には、解散となったため、スカイスパでくつろいでから帰宅し、早々に就寝する。

11月8日(金):横浜・東京:はれ
 19時に退社して横須賀線普通車にて上京する。明日早朝からゴルフのため、本当はハンズで軽く打ちこんで、早めに就寝しておきたいところであるが、牡丹園以来、5年ぶりの掲示板オフとあっては、参加せざるをえない。ただし、「あの方」は、出席していない。
 いかがわしい雰囲気の「嵐山」さんは、ある意味拾いものであり、黒豚しゃぶしゃぶとちゃんこを満喫したが、2次会の神田ドームさんには、衝撃を受けた。外見は、四谷の「あぶさん」と同じような雰囲気をかもしだしており、一度は行かざるを得ないと思っていたわけだが、中に入ると、徹底的にダメである。小生やうし様が、「良しとしない」雰囲気に満ち満ちている。まぁ、ここまで徹底的にやってくれれば、安心して、酷評できるわけだが、その思いは、みな同じであったようで、いきなり、あたりめのみ注文、早々に退場することになった。それにしても、かねがね「神田ドーム」に注目していた人はたくさんいたが、愛読する「ゲンダイ」でかねがね「嵐山」に注目していたというセキグチ君は、さすがである。ゲンダイを愛読していても、普通は、なかなか嵐山には、目がいかないのではないかと思う。やはり、アマ野球に詳しいだけのことはあるようだ。

11月4日(休):東和→盛岡→横浜:はれ
 5:20起床。掲示板を見ると、りくおさんが、パパママリバティーを購入したようである。小生、日々エンジョイしているつもりであるが、何となくこのときだけ、釈然としないものを感じてしまった。別に、小生もパパママリバティーにあこがれているわけではないが、なにかひっかかるのである。たとえば、これがおぎさんであれば、何も感じていなかったと思うだが、りくおさんである。国分寺で徹底的に飲んでいるはずではなかったのか?小生は、こんなところで、早起きして盛岡競馬に参戦している場合なのか?との思いがよぎる。
 昨日と同じ裏街道を快走して、6:40に競馬場到着。すでにクルマの列ができている。駐車場開門は7時半と聞いていたが、早くきてよかった。ところが、サイドブレーキを引いて、おにぎりをいただいているうちに、列が動きだした。6:45頃入場。行列しているクルマへの開門というのは、かなり危険である。いっせいに近くの駐車場に向かって加速していく。TCKの指定席奪取競走の比ではない。本当に危ない。
 何もそんなに急がなくても、この時間なら・・・と思い、適当にクルマをとめて、のんびりと整理券配布の列につくと、なんと「このあたりの方は、難しいと思います。」
 という。一部がVIP席に使われていることもあって300席しかないようだ。しかし、小生前から30台目くらいのクルマだったような気がする。開門後のダッシュに敗れたのか?トレン太君Sクラスの限界なのだろうか?あるいは、タクシー来場者その他がいたのかわからないが、とにかく終了である。どうしようもない。以前のダービーGPのときは、6時のやまびこで&トレン太君で間に合ったし、夜行バスで来た、トウケイニセイvsライブリマウントのときは、前から7番目だった。やはり、今日はちがうようである。それにしてもあんまりである。
 いったん退場して、日帰り入浴でもしようかとも思ったが、再入場も大変そうなので、クルマに戻って、就寝。9時頃起きだして、入場すると、どうにか、アトリウムのビジョン前の椅子が確保できた。
 1Rから参戦。新聞をエイカンに代える。小生、たしか以前はエイカンだったのだ。タブレット版という理由でケイシュウにしたのだが、どうも検討しづらい。松尾さんには悪いが、8面のエイカンの方がよいので、ケイシュウは場所取りグッズにさせていただく。須田鷹雄さんと並んで、ノルディック複合五輪金メダリストの三ケ田礼一さんの予想が載っているのに驚くが、その内容が、自分が働いているスキー場のオープンが12月1日だから、12→1一点というのだから、衝撃的である。
 新聞は取り替えたものの、パドック重視でいく。1、2Rと快勝。しかし、調子にのって、3Rからうしさんへメールで情報を流したあたりから、怪しくなってきた。それでも若干のプラスで7Rのオパルカップで、勲のウエストユメキラリにあつくいってしまい、儲けを吐き出してしまった。
 場内は、ちょっと考えられない混雑ぶりである。馬券の購入、払い戻しも厳しい状況であり、まして、帰りの駐車場からの退場が恐ろしいので、JBC2クラは、パソコン投票とする。実況は、いつものささやき実況ではなくて、TCKでおなじみの及川氏が朝から徹底的にやっている。しかも、参考レースの大半が彼の実況であり、南部杯の「岩手の2頭でどぉぉおしようもない」
 などが、朝から流れ続けている。パドックでは、遠征してきたと思われる若いカップルがいて、「私、ささやき実況知ってるわ!今日聞けるよね」
 などとやっていて微笑ましいのだが、残念ながら、ささやき実況は聞くことができなかった。あまりにもあんまりである。調子に乗った及川アナ、スプリントのパドックでカカヤキローマンが出てくると、解説者そっちのけで、「昔は速かったんですよぉぉぉぅ」
 とやりだしてしまった。本当に手におえない。
 スプリント。福永スターリングローズだけには、勝たせたくないが、前走、最低の乗り方で、あの内容なので、外枠の今日は、多少粗末に乗っても勝たれるかもしれない。ノボジャック、ココモキングから手広く買う。ゴール前、スターリングローズを連れてきたものの、どうにかノボジャックで元取り、と思ったところへ、武豊が突っ込んできてしまった。あまりにもあんまりである。
 クラシック。ロジータちゃんの馬体がすばらしい。プリエミネンスは、何かに足元をすくわれる可能性があると思っていたが、どうやらこれだ。松永幹も、ダート交流に限ると、侮れない。単、総流し、プリエミネンスとアドマイヤドンへ熱く買う。ここまではいいのだが、なぜか、トニージェント、セクシーディナーからも流す。自分でもバカではないかと思う。しかし、小牧太さんに賭けたくなってしまったのだ。あるいは、及川アナの「セクシィー、セクシィー!」
 が聞きたくなってしまったのだ。
 3コーナー、カネツフルーヴ先頭へ。ちょっと早いが、普通はこれで押し切れるものである。ようやく声が出る。観戦ポジションはゴール前200m。アドマイヤベガが抜け出す。カネツフルーヴ、すごい勢いで一杯になっている。しかし、ゴールまでは、あとわずかである。なんとかできあがったか、と思ったところで、プリエミネンスが差してきて、すべては終了した。
 吉田勝巳氏は、自分で自分に表彰状を渡すのだろうか?表彰式を見たい気もしたが、早々に退場する。幸い、駐車場渋滞は回避することができた。脱兎のごとく逃げ出して、盛岡駅に到着すると、吉田照哉氏の姿が見えた。弟の圧勝に、彼も早々に退場したくなってしまったようである。
 3日連続の盛楼閣へ行く。我ながらバカではないかと思う。冷麺、今日はちょい辛にする。グリーン車で帰京。大敗してグリーン車に乗っているとは、我ながら本当に情けない。しかし、なぜか、小生の席だけが、一人がけでシートベルトなどついている。昨日の時点で、障害者優先席が開放されたのかもしれない。楽チンである。通路をはさんだ隣は、ノボジャックで一杯になってしまった蛯名騎手である。奥様とは多少ご縁があるのだが、疲れているようで、早々にお休みの様子であり、話しかけるのも大人気ないので、やめておく。後藤騎手もいる。こちらは、いかにもという感じでニヤニヤしている。お二人は、あまりおつきあいがないようで、東京駅到着後も、別々に退場された。まぁ、いかにも合わなそうな二人だ。しかし、本当は、上野駅停車のやまびこ号に乗りたかったのではないかと心配である。
 それにしても記録的大敗である。あまりにもあんまりな連休となってしまった。しかしながら、仕事で読売のパレードを担当するよりは、マシではないかとも思う。あるいは、風邪で欠場して、自宅からスカパー&パソコン投票で参戦して、船橋と盛岡で大敗しているうし様よりもマシではないかとも思う。ジムに通いすぎて、朝起きたら、筋肉痛で、二度寝したら、夜になっていたというH嬢にしても似たようなものである。所詮、人生とはそういうものなのだ。それとも、やはり、パパママリバティーということなのだろうか?あるいは、ぐんぐんさんということなのだろうか?そんなことはないと信じたいのだが、いかんせん、TCKトゥインクルも終了してしまった。来週から、ゴルフが続く。馬券で大敗してグリーン車に乗って、ゴルフしているようでは、本当にどうしようもない。おとなしくマスターズリグでも見に行くしかないのだろうか?

20021104

11月3日(日):東和→盛岡→東和:はれ
 フォルクローロの朝食は、思ったよりはよかった。農家のおばさんが作ったという感じの味噌汁や、サラダ、りんごなど。
 明日の下見をかねて盛岡競馬場へ。だいぶご無沙汰してしまったが、あいかわらず美しい競馬場だ。地方競馬馬主登録証の威力がどこまで通じるか注目されたが、馬主駐車場には入れたが、馬主席の方は、岩手県馬主会限定ということで、お席はなかった。指定席が残っていたので、事なきを得たが、これでは、明日は大変である。
 6R、ハイランド牧場のワンマンギャング。休養明けだが、仕上がりは悪くない。穴人気になっていたが、5着。インターネット投票可能になったD-netで、上山のバージニアスカイでも勝負するが、こちらも4着。メインの若駒賞は、距離延長で不安を感じつつもサインモンピュアーから買ってしまい、直線一杯。高知競馬のアラブオープンなどにも手を出してしまい、こちらも大敗。
 明日に備えて、早々に退場する。盛岡駅前の盛楼閣さんにて、ひとり焼肉を敢行するも、冷麺に比べて肉の方はどうということがなかった。
 昼間の負けは、ナイターで取り返すしかない。トゥインクルレース最終日。2歳特別の転入馬で勝負。本場のうしさんからも好気配との情報が入ってきた。しかしながら、入浴、フットマン、夜食をすませて、いい気持ちで引き上げて、結果を確認すると、大敗である。あまりにもあんまりである。メインでは、的場から総流しで98倍をゲットしたが、それでもダメだ。すべては、石さんのせいである。ヤラズばかりである。

20021103

11月2日(土):横浜→盛岡→ゆだ温泉→瀬美温泉→東和:はれ後ゆきまたは雨
 JBCウイークである。「3連休パス」で北上する。あまり値段が変わらないので、グリーン車用を奮発する。指定席確保に出遅れたため、停車駅の多い「やまびこ」号しかとれなかった。Maxの2階席でくつろぐ。JR東日本では自動改札の情報を車掌の携帯端末に送ることで、車内改札の省略を実現した。ちょっとしたことだが、実によいサービスである。
 盛岡駅前の盛楼閣さんで、冷麺いただき、トレン太君こと駅レンタカーさんのお世話になり出発する。
 突然冬型が強まったため、寒い。それでも盛岡駅前は、ポカポカと冬の陽ざしがあたっていて、1月の東京競馬くらいの寒さだったが、東北自動車道を南下して、北上JCTから秋田自動車道に入ると、にわかにしぐれてきた。山越えにかかると、雨から雪に変わる。温泉がついていることで有名な錦秋湖S.A.のハイウェイオアシスに到着するも大雪。何はともあれ、入浴するが、「湯量が少ないため、水を加えています」、「ポンプの故障により展望風呂は閉鎖しています」など情けない表示が目につく。
 湯田I.C.で降りて、国道で錦秋湖に沿って、引き返す。紅葉した山の上の方がうっすら雪化粧して、湖とのコントラストがすばらしい。
 瀬美温泉へ行く。混浴大露天風呂・美人の湯というのだが、思ったほどの大きさではなかった。女性の姿もなかった。紅葉を見ながらの入浴は気持ちよいが、いかんせん寒すぎる。気温は0度。露天風呂の温度もかなり下がっているが、それでも、長く入っていると、芯から暖まるのか、上がったあとしばらくはホカホカするのはさすがである。
 北上駅にて、「ケイシュウ」を購入して、大雨の中を、東和町へ行く。道中は、当然のことながら、東京FM系の「サントリーサタデーウェイティングバー」を聞くわけだが、バーテンのジェイクが、スタンとか言う人に代わっていたのが衝撃的である。番組内容がまったく変わっていないだけに余計に不思議である。
 盛岡競馬の最大の弱点は、魅力的な宿が市内にないことであるが、今回は、JR系のフォルクローロさんのお世話になることにした。ツインのシングルユースで7000円とまずまずの値段で、隣に市営の温泉がついている。こじんまりとした素朴な建物だが、ヘンなビジネスホテルよりは、よっぽど清潔で落ち着く。唯一の心配は、H”が圏外ではないかということだったのだが、無事にクリアされたので、SPAT4にて、TCK3特別を購入してから、入浴。露天風呂もついていて、なかなかよい。3度目の入浴だが、やはり、日帰りよりは、宿でゆっくり入浴した方が温まるし、もう運転がないので、ビールも飲める。
 TCK最終で、山田信が3着同着に突っ込みワイド的中で勝利。同着でなければ、大勝だったのだが、あるいは、現地に参戦していれば、3連複がとれたかもしれないが、まぁ仕方がない。まだまだ勝負は、これからである。

20021102

11月1日(金):横浜・東京:あめ
 今日から11月。ということは、12月1日ダイヤ改正の1ヶ月前である。出勤途中に、「みどりの窓口」に指定券を申し込んでおく。幸い駅の1番にはなれたようである。
 午後から外出なので、再び、駅へ寄ると、どうにか「スーパー白鳥」-「はやて」の乗り継ぎの第2希望が入手できたようで一安心である。明日から盛岡であるが、その間に、1ヶ月後の八戸の指定券を押さえなくてはいけないのだから大変だ。

10月30日(水):横浜:はれ
 高知国体で、開催県である高知県が、天皇杯を獲得できなかった。39年ぶりの大事件である。小生は、こういうのを歓迎するクチである。だいたい、鳥取や和歌山クラスの県でも、これまで優勝できていたことが不可解である。橋本大二郎知事が、無理やり選手を移籍させてまで優勝できなくてもよいと指示したのか、優勝しようともがいてもできなかったのかは、不明であるが、とにかくよいことである。
 話は変わるが、先日の日記で、「お引とりいただくしかない」と書いた、高野連の牧野翁もついに退場しそうである。この2つの話題、まったく関係がないようで、日本の将来にかすかな希望を感じさせる点が共通している。
 しかしながら、一方で、高知競馬の賞金大幅カットという問題がある。国体で選手を動員するパワーもないところで、競馬を開催するのは、無理なのかもしれぬ。

10月28日(火):東京・横浜:はれ
 江東区へ行く。日曜日に門前仲町にいったばかりであるが、本日の目的地は、先月泊ったイースト21の近くであった。実家に泊っていた際に、食べそびれていた丸金ラーメンを発見していただく。このところ、錦糸町、東陽町、門前仲町、木場といったあたりをずいぶんうろうろしているが、柿沢親子のポスターばかりが目立つことをのぞけば、実によいところである。

10月28日(月):東京・横浜:はれ
 諸般の事情で、一時的に実家に滞在しているので、久々に、列車通勤。もっとも、逆方向であるから、たかがしれている。帰りは、久々に、東海道線のボックス席を独占して、フジを読みながら、ビアをいただいてしまう。さらに、品川駅前の屋台のにんにくラーメンを数年ぶりにいただく。なつかしいリズムである。

10月27日(日):東京:はれ
 諸般の事情により、門前仲町へ行く。柿沢未途君の御城下である。小生、下町には、あまりご縁がないが、いかにも住みやすそうなところではある。ちゃんこ屋や甘味屋も充実しているのだが、日曜日というのが惜しい。「三重の海」さんが美味しいらしいのだが、あいにくお休みなので、「若の海」さんへ行く。やはり、格の差はいかんともし難いようである。
 天皇賞大敗。イカルスドリーム3着はえらい。新橋でTCKの新聞を購入して帰宅。補選の速報のため、サンデースポーツはお休み。自民圧勝とは・・・やはり、鳩山由紀夫くんが退場しないことには、どうにもならないのだろうか。

10月23日(水):横浜:はれ
 ダンナ来浜。のびのびになっていた勝ち祝いを開催。菊花賞残念会も兼ねる。ヘンテコリンな店に入ってしまったため、横浜東急ホテル改め、エクセル東急ホテル横浜で飲みなおし。ロジータ記念で大敗したS氏も緊急来浜。うし様問題について語る。例によって、うし様を絶賛するS氏、沈黙するダンナというおなじみの展開。

10月22日(火):横浜-名古屋-横浜:はれ
 700系にて西下。名古屋まで1時間23分というのは、本当に早い。近すぎるので、出張も日帰りになってしまい、おもしろくないのだが、幸い、帰りの名古屋駅で、明日の「競馬エース」を入手することができた。あまり期待せずに開くと、メインは、アラ3歳の菊花賞のようなレースであるが、その前の準メインのサラのオープン戦に、マリンレオが出走してきた。アラブの超一流馬は、サラの一流馬より強いことが多いので、まぁ圧勝するのであろう。できれば、ダートグレード競走に出てきて欲しいものである。この他、姫路の交流戦も発売しており、ロードバクシンが出ている。ずいぶん読み応えのある買い物で、帰りの500系の旅も、あっという間であった。

10月21日(月):横浜:あめのちはれ
 確定拠出年金、いわゆる401kの第1回運用成績報告書が到着した。相場が相場だけに、悲惨なことになっているだろうと思っていたが、1%ほど増えている。実質4ヶ月程度なのでかなり健闘している。小生、あまりにも株式に依存しすぎているので、こちらは、もっぱら債権中心の固い運用に徹していたのを忘れていた。やはり、リスクは分散しなくてはいけないようである。もっとも、総資産の90%は、あいかわらず株式で運用されているため、焼け石に水もはなはだしいが。
 インター何とか杯日本代表発表。ファイターズから木元。二岡あたりをのぞけば、よく知らない選手ばかり。先日の西浦4番もそうだが、どうやって、こういう中途半端な選手が選ばれるのか、誠に不思議である。まだイースタンベストナインとかいうのならわかりやすいが、そういうわけでもない。いずれしても、これでは、何のために長嶋茂雄さんに登場していただいたのかまったく不明である。とにかく、牧野老、山本老に一刻も早くお引取りいただくしかない。

10月20日(日):札幌-東京・横浜:はれ
 快晴。しかも妙に空気が透きとおっている。よりによってこの秋一番の冷え込みになってしまったようである。紅葉している北大のキャンパスへ。情報処理試験である。もちろん東京近郊で受ければよいのだが、日曜日をただつぶされるのも悔しいし、元手をかければ、やる気もでるかと思い、札幌か福岡か迷った末に札幌を選択した。ちなみに、受験料は会社の負担であるが、交通費は、当然自腹である。
 試験は早々に大敗。早々に退場して、WINS札幌へ行くと、イカルスドリーム号の大敗と菊花賞の大敗が確認された。あまりにもあんまりである。しかし、五丈原さんになんとかたどりつき、とんしおとチャーシューおにぎりをいただき息を吹き返し、ジャsマックさんで天然温泉に入浴して、ラウンジでくつろいでいるうちにだいぶ元気がでてきた。
 ちょっとやりすぎたので、帰りはJAS122便。最終便の5分前である。レインボーセブンではないが、やはりJASに乗ると気分が落ち着く。キャビンアテンダントさんも若くて初々しくてよい。以前どこかで見かけたような気がする。
 しかしながら、10分遅れで、羽田に着くと、5分後に続行していた最終便の124便がすでに到着して、荷物のピックアップまで完了している。これはどういうことなのか?同じ航空会社の同じ区間の便で、後から来た便、それもエアバスがMD-87にまくられるとは、衝撃的である。

10月19日(土):札幌・小樽:はれ
 モントレエーデルオフの快適な部屋で熟睡して、朝食ヴァイキングをたっぷりといただくが、疲れがたまっていたのか、また眠くなってしまった。試験勉強は中断。昼寝というよりは、無気力にゴロゴロするだけ。
 ようやく14時すぎに、「起こさないでください」を「部屋を掃除してください」に替えて、快速エアポートで、南小樽へ。「北一硝子」を訪れるのも、ずいぶん久しぶりである。このあたり、店の数も増えて、ずいぶんムードが出てきた。ビールグラスなど買い込む。どうせ買い物するなら北海道にお金を落としておきたい。
 ぐんぐん冷え込んでくる。寿司を食べて早めにホテルへ戻る。寒いし、あいかわらず疲れているので、街へ出ず、ホテル内のスパへもいかず、小樽の書店で買ってきた「聖の青春」を読みながらゴロゴロする。

10月18日(金):横浜・東京-札幌:くもり時々あめ
 19時すぎに退社、スーツだったので、家で着替えて、羽田空港へ急ぐ。横浜からの京急直通快特が大増発されたはずなのだが、あいにくタイミングが悪いので、おなじみのリムジンバスで行く。京急増発に伴い、減便されたようだが、客が2人しかいないのには、驚いた。このままでは、大幅減便されてしまいそうで、心配である。
 羽田空港搭乗口は24番。ANAである。いつ以来だかちょっと思い出せない。時代は変わった。日本航空システムを応援する義理はない。札幌行最終は、JASが19時台、JALが20時台なのに対して、ANAは21時である。もっとも「翼の王国」は読むところがなく、坂田プロが見られるはずもなく、機内は退屈極まりない。
 新千歳空港発22時50分の最終の快速エアポート。飛行機が少しでも遅れたら、間に合わないところだったが、無事に乗車。ただ、最終なので、空港乗り継ぎ客を完全に見届けるまで待つのかと思ったが、定刻に発車したあたり、意外とシビアなようだ。
 1ヵ月半ぶりの札幌、小雨。身が引き締まるような寒さもまたよい。村山富一さんでおなじみのお店で味噌ラーメンをいただき、1年ぶりのモントレエーデルオフ。ようやく泊まることができた。本日は、すでにスパの営業は終わっているが、なんといっても室内があいかわらずすばらしい。アートホテルズとは格が違うといわざるをえない。

10月16日(水):横浜:はれ
 喜八チャイナにて、もりちゃんオフ開催。同年輩の男女6人の話題は、なぜかゴルフに集中する。ぐんぐん杯が5人なので、やりずらいとの情報に、N嬢が参加を前向きに検討するとの意見が表明される。謎につつまれていたN嬢のベストスコアが、イッキマンさんの月曜日のスコア+13であることが判明した。何とかなりそうな気もする。一方、もりちゃんさんは、ボーリングには、自身があるという。こちらはうし盃か?
 横浜駅にて解散。いきなり競馬新聞を買うのは気まずいので、コンコースで正式に解散してから、あらためてキオスクにもどり、無事に新聞を入手。「’02ムーンライトカップ」の検討。

10月14日(祝):伊豆高原-さいたま・東京・横浜:はれ
 帰京。連休でのんびりしたといえば、のんびりしたのだが、いろいろあって、疲れてもいる。家でゆっくりしたいとことでもあるが、TCK開幕とあっては、そうもいかない。
 適当に時間調整したつもりが、開門前に到着。たまには、うし様より早く着いたかと思ったが、氏はすでに到着していた。さすがである。まず、盛岡の南部杯で大敗。福永は、あいかわらず話にならない。そこまではよかったのだが、バンケーティングとは。
 益田の御神本騎手がデビューする。ここは心中する覚悟だ。10年後のTCKも的場&石さんでは、さすがにまずいではないか。ヴェテランファンからも声援がとぶ。
 しかしながら、能試ダントツの2Rの新馬で大敗。やはりTCKは一筋縄ではいかないのか?と思わせて、3Rでは、抜群のスタートを決めて、見事に初勝利。
 そして、5Rの3歳選抜。的場、石崎、内田の3強に、御神本、山田信をからめてのボックスで勝負。ゴール前、グチャグチャとしたが、内で一杯に粘る御神本、外から強襲する山田、真中わずかに届かず3着がホワイトか?馬連のみ的中かと思ったが、なぜか、ホワイトが4着にところに掲示され、場内どよめく。みえないところに、的場さんがいて、的場-御神本-山田信の順で、3連複165倍を的中。あまりにもすばらしいのだが、正直、的場さんがどうして勝ったのか、今だによくわからない。神隠しのようである。
 ファイターズ全日程終了。小笠原首位打者。正田9勝で、新人王もほぼ決まりだろう。最後はかなり強引であったが、とれるものをとっておいたのだから、これを来年につなげてもらうしかない。幸雄さん、2割7分8厘、17本塁打。かなり衝撃的な数字である。ちなみに片岡は2割2分8厘である。さすがとしかいいようがない。ところで、初芝はというと、2割2分4厘である。さすがとしかいいようがない。なお、先日、初芝が1000三振を達成したときに、史上29人目ということで、ある意味驚くとともに、幸雄さんは先を越されたのか?という疑問が残ったのであるが、すでに1250三振を超えていたようである。さすがとしかいいようがない。

10月13日(日):伊豆高原:はれ
 快晴。すばらしい天気。入浴して食事して昼寝して入浴。
 夜、渋井が出場するシカゴマラソンを途中まで見ていたが、カメラが渋井しか映さないので、全体の状況がまったくつかめない。男子の高岡や、他の女子有力選手の動向も不明。おそらく、渋井サイドとテレビ東京の契約や、現地の映像と、テレビ東京の持ち込めるカメラの台数などの制約もあるのだろうが、中継の体をなしていない。あげくの果てに、渋井が徐々に後退して、世界新も日本新も絶望になってきた30キロすぎになって、
「なんと高岡がトップのようです。世界新を上回っているようです」
 と気づく始末。情報も混乱し、暗算もできないアナウンサーは、トンチンカンな予想タイムを想定して、ますます見苦しい。結局、惜しくも3位となったが、見事な日本新。しかし、これほど訳のわからない中継もめずらしい。

10月10日(木):横浜:はれ
 あいかわらず忙しいので、23時すぎに帰宅。仕方がないので、プロ野球ニュースを見る。今シーズンもいよいよ残りわずか。「PLAY OF
 THE DAY」総集編。好プレーの数々を見ていると、やはりうれしくなる。もう少し、現場に足を運ぶべきだったとも思うが、今年のファイターズでは、いかんともしがたい。6回登場の福留に対して、Fs中村豊が5回登場というのも驚いた。おそらく外野から徹底的に刺したのだと思うが、大したものである。しかしながら、こういうのを見ていると、やはり桑田という選手は、すばらしいと認めざるをえない。野球選手としての、完成度が、100枚くらい違う気がしてくる。

10月9日(水):横浜:くもり時々はれ
 多忙につき煮詰まってきた。それでも少し早く22時すぎに退社すると、ちょうど、サンライズ瀬戸が、目の前を通過していく。ぐんぐん杯も延期になったようなので、そろそろ遠征の計画が必要である。しかしながら、ここまで株価が下落すると、小生の生活もデフレ傾向にならざるを得ない。竹中平蔵君にかけるしかないのであろうか?

10月8日(火):横浜・千葉:くもり時々あめ
 多忙な中、千葉へ行くことになった。出張にはならないが、横浜からだとそれなりに時間がかかる。当然、データイムグリーンの出番なのだが、同行者3名のうち2名は、グリーン利用など思いもつかない人たちである。恐る恐る切り出すと、賛同が得られた。もちろん会社は負担してくれないが、500円で、快適な90分をすごせる。
 帰りは、特急が来たので、東京駅まで利用。こちらも500円。これは、会社が負担してくれるようだ。
 東京駅にて、軽く一献して、解散するが、小生は、帰社。ぐんぐんさんとちがって多忙である。
 ファイターズ勝利。正田8勝で新人王へ大きく前進。小笠原首位打者奪回。西武の日程が気になる。ファイターズ-ライオンズ戦などがもし残っているのであれば、カブレラは、敬遠せざるを得ないので、その前に早く56号を打っておいていただきたい。
 ぐんぐん杯日程調整難航。いろいろ事情はあろうが、うし様、ぐんぐんさんともにあまりにも非協力的である。イッキマンさんの出番かもしれぬ。

10月5日(土):横浜:はれ
 全休日。中山行きを断念して、グリーンチャンネルの前に陣取る。福島5R、3歳未勝利。イルネージュ号、2回除外で中4週と、ぜいたくなローテーションなので、状態はよさそうだが、いかんせん、残されたチャンスはあと1回くらいしかない。
 2000mとはいえ、福島では、前走のようにシンガリ一気というわけにいかず、木幡だけに、粗末な騎乗が心配されたが、向正面から、グイグイ上昇して、3角で中団、4角で先頭集団にとりつき、直線で前を競り落として完勝である。好騎乗というよりは、馬が強かったということだろうが、脚を余すのだけは悔いが残るので、積極的に乗ってくれたのはよかった。もうひとつの未勝利戦より1.3秒速く、10Rの500万下特別よりも速い。小生初のトニービン産駒であり、先が楽しみになってきた。それにしても、2年前のティンバードールもそうだが、秋の福島の未勝利勝ちほどうれしいものはない。絶叫して、声がかれた。
 その点、中山9Rのストロングメモリーは余裕があったが、人気馬が伸びず、チャンスかと思われたが、あと50mで一杯。かなりきつい競馬で、大バテはしていないので、価値は高いが、1200mで一杯なのかどうか、気になるところではある。

10月1日(火):横浜:あめ
 台風21号接近。なんでも戦後最大級というふれこみである。早々に退社。しかしながら、近づいてきているはずなのに、大したことがない。960hpaで関東に上陸してくるのは、たしかに非常にめずらしいのだが、いかんせん、暴風域が狭く、速度が早いため、本格的に影響される時間が短い。20時半頃に、突然突風が吹き、それらしくなったが、21時すぎには、終了した。鎌倉から川崎へ抜けたというから、その時間帯、かなり近くを通っていたようである。
 雨の量はそれほどでもなかったが、洪水のメッカ、カタビラ川は、それなりに増水しており、タマちゃんが大変心配である。
 なお、台風のどさくさにまぎれて、相場が暴落している。誠に遺憾である。

【復刻版】しんちゃん日記(2002/7/1-2002/9/30)

9月30日(月):横浜:あめ
 河内J引退発表。ニホンピロウイナー、サッカーボーイ、アグネスフローラ、ダイイチルビーなど、小生の応援する馬は、なぜかいつも河内のマイラーだった。古きよき時代の職人である。武豊が海外へ行き、田原が去り、関西の騎手は、すっかりつまらないメムバーになってしまった。来年は、安藤勝さんの天下になるのだろうか?
 ザウス閉鎖。バブルの遺物といえばそれまでだが、こういうものは、バブル期しか作れないものだし、なんとか残して欲しかった。全盛期の半分とはいえ、年間50万の入場者があったという。誠に遺憾である。

9月29日(日):横浜:くもり時々はれ
 昨日、徹底的にやって、疲れたし、お金もないので、おとなしく休憩。吉村昭の「破船」を読了。
 うし盃の準備は、万全だが、ぐんぐん杯予選の準備は、万全ではない。別に予選に向けて調整する必要はないのだが、西武系ゴルフ場で開催されるので、スパイクレスシューズを購入しなくてはならない。ヴィクトリアさんにて、パラディソのシューズと安いボールを購入。
 ぐんぐん杯も9回目を向かえるが、毎回予選を開催していると、年間4ラウンドになってしまう。別にかまわないといえばかまわないのだが、長く続けていくためには、少し多いような気もする。考えてみれば、予選といっても、うし様が勝手に150くらい叩いて退場していくだけであるし、プロに習うわけでもなく、今後も上達する見こみはない。JRAの未勝利馬対策のように、3回連続予選落ちした場合は、1回出場停止とするなどの対応を検討したいところである。

9月28日(土):横浜・さいたま・東京:くもり時々あめ
 午前中、インターホンが鳴る。NHKの集金人でなければよいが、と思うと、書留にて、地方競馬全国協会から馬主証が届く。パウチしただけのペラペラのものだが、とにかくホースマンとしての第一歩を踏み出した。幸い、先にスタートを切ったうしさんの馬は、クギを踏んだとかで、出遅れている。軽くひとまくりといきたいものである。
 中1日でTCKに参戦する。今開催3回目だ。さすがにやりすぎではないか。ここで、数少ない読者のために、念のために解説しておくと、TCKとは、東京シティ競馬、すなわち大井競馬のことである。
 わざわざ銀行にお金を降ろしにいってまでして、7Rの2歳特別戦で、北海道からの転入馬アジュガから大勝負するも、まさかの3着。その後も、大敗続きで、徹底的にやられた。ここ2回、万馬券的中で、少し慢心していた。馬主証も到着したことだし、一から出直す必要がある。
 敗者にとって幸いなことに、玉海力さんで、ちゃんこ半額セールが開催されている。競馬好きの店員さんも交えて、地方競馬談義。
 ポートボールへ行く。うし盃を控えての最終調整。いきなりスペア-スペア-ストライクというすばらしいスタートで、スコアは?と見れば、何も表示されていない。「スタート」ボタンを押し忘れたらしい。前代未聞の失態である。
 気を取り直して、再スタートすると、うし様の1投目がクリアされて、「F」の表示。なんとファールである。ポートボールでは、ファールラインで自動判定しているという。以降、うし様は、ファールラインが気になって低迷した。たしかに、うし様は、従来からファールが目だっていたので、これはすばらしい。全国に普及させていただきたい。一方の小生は、なんと196で、自己ベスト更新。うし盃に向けて、調整は万全である。

9月27日(金):横浜:くもり時々あめ
 会議が次から次へあって、気がついたら、20時。急きょVAIOを取り出して、SPAT4にてTCK購入。遺憾ながら8Rには間に合わなかった。
 メイン、最終ともに大敗では、残業にも熱が入らず、早々に退社。正直、じっくり検討すればとれない馬券ではなかったが、やみくもに会社から購入してもダメということである。
 遠回りして、明日の新聞を購入して帰宅。まちがえて、国営競馬の「競馬研究」を購入しそうになる。500円払って立ち去ろうとしたので、KIOSKのおばちゃんが、気づいてくれた。
 久々に「プロ野球ニュース」。佐々木信也さんが、TBSの森監督解任を徹底的に批判するが、解説者の面々がついてこない。平松氏にいたっては、コーチ就任へやる気を見せているようだ。

9月26日(木):横浜・東京:くもり
 「ティンバードール号を偲ぶ会」開催。当初、銀座で蕎麦でもの予定が、急きょTCKに変更になる。たずね人をたずねる。想像通りの暖かい人である。1,2,3Rの特選問題についてたずねたところ、業界関係者向けTCK番組表をいただく。ある程度謎はとけたが、最終的には、関係者による恣意的な振り分けが行われているとのことである。
 到着早々8Rにて135倍を的中。しかし、鷹見が頭まで行ってしまったのは誤算。2着までにとどまってくれれば大勝だった。最終レース、ホワイトでいただきのはずが、あまりにも情けない3着。大当たり損。
 終了後、大井町にて、ダンナ、SM氏と一献。SN氏、SN夫人合流。若きホースマン集結しておおいに語るが、途中から、話題はうし様問題となる。
 本日付けで、小生の免許が下りたとの情報がSN氏より伝えられる。まことにめでたい。

9月24日(火):横浜:はれ時々くもり
 22時帰宅。すでに読売優勝。しかしながら、9回に河原が打たれて延長に入っているという。23時前に、ヤフープロ野球速報でファイターズ勝利を確認するが、延長12回裏、ヒットが出たようなので、テレヴィをつけてみる。さすがに放送時間を延長している。
 1死満塁。押しだしだったらカッコ悪いなと思っていたら、そんな甘いものではなかった。
 しかし、阪神が勝ったおかげで、甲子園はまるくおさまったようである。原監督のあいさつも大したものである。うまく説明できないが、さすがに若大将である。

9月23日(祝):東京・横浜:くもり時々あめ
 イースト21の朝食ヴァイキングは、思ったほど充実していなかった。昨日の話では、チェックアウト後も、ヘルスクラブが使えるとのことだったので、12時ギリギリまで部屋で読書して、チェックアウトして、そのままヘルスクラブへ。TCKまでの時間をゆっくり過ごそうと思ったら、利用はOKだが、料金は、再度必要だという。あまりにもあんまりである。暴れようかとも思ったが、おそらくルールはその通りで、昨日の担当者の説明が悪いだけ(いかにもダメそうな人だった)と思われるので、断念する。
 コーヒーショップで、「血涙十番勝負」の続きを読む。ここのコーヒーショップの雰囲気は、なかなかよい。小生、こういうところで、お茶一杯で、長居するのが苦手なのだが、1時間あまりくつろぐ。
 錦糸町天然温泉へ。1時間コースは、1000円と安い。なぜか洗い場に、おばさんがいる。背中を流すのと洗髪のセットで350円という。いかにも下町的であるが、とまどいを覚える。TCKの検討をしていると、隣の親父が、
「盛岡(ダービーGP)は、何時からだっけ?」
 と聞いてくる。TCKだけでなく、盛岡もチェックしているとは、うれしいことである。
 はとバスでTCKへ参戦する。一度やってみたかったのだが、まぁ、どうということはない。しかし、高速に乗ってからは、あっという間である。1Rに間に合ってしまった。
 8RのサラC1で、3連複463倍を的中。正直、根拠はない。負けが込んでいたので、山田信から一発狙っただけ。たずね人が△を打っていたのがよかった。実際は、最低人気だったようだ。その後、2匹目のどじょうは、さすがにひっかからなかったが、週末に徹底的にやった分の半分くらいは取り戻せた。すばらしい。

9月22日(日):横浜・東京:はれ
 東戸塚西武にて、ライオンズ優勝セールに参戦する。休日出勤をすると、どうしても自分に甘くなってしまう。スーツ8000円というのも魅力的であったが、小生の場合、それほどたくさんのスーツが必要なわけではないので、断念して、秋物のシャツと、スラックスを購入。以前から買いたそうと思っていたイタリア製のランプ(59000円)も、2割引となっていたので、おおいに迷ったが、断念。
 そのまま横須賀線グリーン車にて、錦糸町へ。久しぶりに「イースト21」へ。今週は、上山遠征も検討したのだが、休日出勤後で、遠出もおっくうなので、ここでゆっくりさせていただく。プールにて、600mほど泳ぎ、プールサイドで読書。
 錦糸町駅にて、明日のTCKの新聞を購入し、ヨドバシカメラの上の本屋をひやかすと、山口瞳先生の「血涙十番勝負」を発見する。古本屋にもなく、断念していたのだが、中公文庫で復刊されたようである。とても得した気分で、ホテルに戻る。読みたい本は、いろいろあるのだが、眠くなってしまう。TCKの検討もしなくてはならないし、忙しい。

9月21日(土):横浜:はれ
 休日出勤は、かなり久しぶり。電話などに邪魔されることなく、仕事ははかどるのだが、その分終わってから、どっと疲れる感じがする。資生堂パーラーにて、ビーフカレーをいただき、早めに帰宅。
 ファイターズ勝利で、西武優勝かと思われたが、9回まさかの一発で、延長戦。しかし、結局引き分けで西武優勝という、まぁ、どうでもいいところで、後ろ向きのドラマを演出するあたりが、いかにもファイターズらしい。とりあえず、ミチヒロが3安打とまた打ち出したのが何よりである。西武についていえば、巨人と同じで、東尾がやめれば、まぁ、こういう結果になるのだろう。しかし、5回までノーヒットの先発を代えるような監督はプロ野球発展のためには、最低ともいえる。
 JASカードのJALマイレージへの移行案内が届くが、あまりにも難解かつ、不親切で、結局、JALになるといろいろと不利益が発生するしくみで、話にならない。一方で、JR東日本が12月ダイヤ改正の概要を発表。「白鳥」~「はやて」乗り継ぎで、函館競馬終了後、横浜まで戻ることも可能になった。その他にも、湘南新宿ライン増発、埼京線の大崎延伸とりんかい線乗り入れなど、積極的である。JAS亡き今、旅は、列車ということなのだろうか?しかしながら、おぎさんの白馬行でおなじみの、名門急行「アルプス」号の廃止は、誠に遺憾である。

9月20日(金):横浜・東京:はれ
 月島にて、もんじゃオフ開催。高層マンションあり、スポーツクラブあり、「ゆ」あり。住みやすさなら、下町なのか?
 東京駅に移動して、歌う。京浜東北線の終電のひとつ前。横浜で降りるはずが桜木町まで乗り過ごす。あまり実害はなかったが、大垣行などに乗っていたら危ないところだった。

9月18日(水):横浜:はれ
 とうとう歯医者に行くことになってしまった。ブラウンの電動歯ブラシを導入した際に、隠れていた虫歯が多数発覚していた。痛くなかったので、放置し続けていたが、もはや限界である。
 会社と同じビルにあるので、便利ではあるが、7年ぶりということで、緊張する。社内の仲間の話では、4人のドクターのうちのひとりが女性で、美人であるという噂で、見事に、その先生を引き当てたが、いかんせん、歯医者の椅子に座ると、緊張してそれどころではなくなってしまい、よくわからなかった。麻酔をしても、痛いものは痛い。30分も削られると疲れ果ててしまう。「麻酔が切れたら、痛みが出るかもしれないから、そのときは、バファンリンでも飲んでく
 ださい。でも、たぶん大丈夫でしょう。」
 とのことである。バファリンとは、あんまりであるが、たしかに夜になると、痛くなってきた。前途多難である。
 残業していると、突然ぐんぐんさん現る。あいかわらずヒマそうである。週末は、休暇をとって遠征するという。一方で、めずらしくヒマだったはずのイッキマンさんは、早くも、忙しくなってきたという。あんまりである。

9月16日(祝):横浜・東京:あめ
 連休最終日。掃除や洗濯、郵便物の整理。住基ネット登録の選択についてのハガキがようやく届いたが、何やらめんどうくさそうである。
 久々にD-netで全国各地に参戦する。今日は12場で開催しているが、園田以外は、すべて購入することができる。徹底的に投票してから、久しぶりにメガロスへ行く。400mほど泳いだところで、子供スクールが始まってしまったので、ジャグジーを堪能して、早めに引き上げる。めずらしく、マッサージチェアが空いていたの、くつろぐ。
 ●ば岩見沢、●門別、○水沢、△上山、△宇都宮、△名古屋、△金沢、●福山、○高知、△佐賀。けっこう当たったものの、当たり損が多く、回収率は81%。やはり、なじみのある岩手県競馬と、おなじみの高知のアラブがプラスになっている。
 10場での戦いを終え、残るはTCKである。出遅れてしまったので、例によって、立会川から、走ることになってしまったが、そのかいあって、的場から5点で、6Rを的中。8Rも的中して、プラスでメインのトゥインクルレディ賞を迎えたが、昨年末のロジータ記念で大勝利をプレゼントしてくれたカーディアンゴッドに厚くいってしまっい大当たり損。この馬は、TCK女王盃でも大敗しており、右回りがよくないのかもしれぬ。続く、最終も大敗して結局、回収率は70%に終わった。本日通算は78%。控除率をわずかに上回ったものの、いかんせん分母が大きすぎる。まぁ、しかし、先週は、けっこう働いたし、連休は、親孝行もしたのだから、このくらいは許されるかもしれない。しかしながら次の連休最終日には、もう次のTCKが開幕するというから油断できない。

9月11日(水):横浜:はれ時々くもり
 ニューヨークのテロから1年。飛行機に乗るのは、ちょっとためらわれる日だが、うし様は、JASで飛ばれた。さすがである。
 昨年の9/11の日記を見ると、台風が上陸したりしている。テロは日本時間の22時頃なので、日記の時点では、まだ詳細がよくわかっていなかったが、衝撃的な映像だけが記憶に残る。
 アメリカは、せいぜい愛国ムードを盛り上げているのだろうが、一方で、イラク攻撃を準備しているのだから、支離滅裂だ。「9/11を忘れるな」とか言っても、日本には、原爆の日とか、阪神大震災の日とかいろいろあるのだ。アメリカの記念日は、世界の記念日ではない。
 残業で午前様。ストレスがたまる前に、遠征の計画をたてないといけない。とりあえず、ぐんぐん杯予選の予約を完了する。

9月7日(土):横浜:くもり時々あめ
 今週はめずらしく働いたので疲れた。休養日である。9時半起床。グリーンチャンネル。1R、サラ2歳未勝利。ストロングメモリー号3戦目。正直相手に恵まれた。パドックで尻尾を振ることもなくなり、負けられないところ。めずらしくIPATで馬券を買う。
 直線1000m、55秒7。前走よりさらに時計を詰めて楽勝である。ちょっと楽しみになってきた。この夏は、うし様の2連勝など、予想外の展開であったが、夏のローカル競馬が終わり、本格的な秋競馬ともなれば、小生やダンナの出番ということなのだろう。
 そういえば、じじの1周忌が近い。こういうときは、やはり馬券を買ってみるべきなのではないかと思い、新潟、札幌、阪神と3場メインに参戦する。新潟で馬連&3連複と万馬券をダブル的中するなど、3場勝利。調子に乗って、新潟最終も的中。まったくもってすばらしい。じじの後押しであろうか。
 馬も買ったし、馬券も当たったので、スーツでも買おうかとポイントキャムペーン中の東戸塚西武へ繰り出すが、よく考えてみると、手元にあるのは、うし様のJAS-JCBカードである。ポイントを贈呈しても仕方がないので、購入は断念。

9月4日(水):京都→大津→横浜:はれ
 客先で、パソコンの設定に悪戦苦闘していると、うし様から、衝撃的なメールが届いた。お互いのJASカードが入れ替わってしまったのである。おそらく、千歳空港のカウンターで返却する際と思われるが、まったく気づかずに、ホテルの支払いをすませたばかりである。うし様もお買い物を済ませたという。いかに、お店の側で、サインの確認をしていないかということであるが、気づかずに使っていた自分にも驚いた。
 のぞみ号で帰社。ファイターズ勝利。久々にプロ野球ニュースを見る。佐々木信也さんが一番であるが、今日は、田尾さんとともに石本を絶賛していた。小生、いくら打とうが、走ろうが、センターからセカンドへも届かない選手は、引退すべきとの見解をとっている。その点、上田君のバックホームはさすがである。「イチロー並みの返球ですね。」と言っていたが、元々、イチロー並みの返球は、以前からしていたのである。3割を打ったこともある。何とか、もう一花咲かせて欲しいものだ。

9月3日(火):横浜→京都:はれ
 あいかわらず多忙で、お昼を食べ損なうくらいであるが、先週、遠征でリフレッシュしたばかりなので、体調は良好。今のうちに早く次の遠征の計画をたてておかねばならない。おりしも、JRAがJBC発売で、地方競馬サイドと合意したとの報道。秋は、やはり盛岡のJBCが遠征のターゲットになりそうである。
 久々に西への出張。明日早朝の新幹線でも間に合わないこともないのだが、さすがに辛いので、前日入り。のぞみ号で京都までは2時間。おなじみのホテルブライトンシティ山科に泊まる。もちろん大浴場付であるが、今回は、ちょっとぜいたくして、ナショナルアーバン付のシングルルームである。大浴場後のマッサージチェア、まったくもってすばらしいのひとことである。

9月1日(日):札幌→横浜:くもり
 朝食ヴァイキング会場でニッカンを開くと、いきなり「ハム赤っ恥」の見出しが飛び込んできた。まぁ、実際あまりにも見苦しかったので仕方がないのだが、いくらなんでもあんまりではないか。その横には、「千春とウマイめし」と小見出しがある。何かと思えば、オリックス石毛監督が、快勝後、松山千春さんと会食したという。どうも我々の行くところ行くところ、松山千春さんの影がちらつく。しかし、格の違いは認めざるをえないものの、いかんせん彼は、「そのときが来たらオレがムネオさんに引導を渡す」といいながた、いまだにかばい続けて、自身も脱税疑惑の渦中にいる。以前のようにエールを送ることはできない。
 札幌競馬3R、うし様の新馬登場。遠征にあわせて登場するとは、大したものである。しかし、いかんせん3回使いであり、それなりに健闘したものの差のある6着で、展望は開けてこない。
 スナ氏、S氏登場、S氏のお弟子さんであるところのY君現る。よりによって、同じ週末に北海道遠征であるが、札幌競馬場で会うのは初めてではない。出発前日に船橋で新馬を快勝してきたというS氏は、さすがに勢いがある。ダンナ、H氏も現る。若きホースマンが札幌に集結した感がある。何でも、ダンナは、某大手馬主さんにごあいさつした際に、「お仲間が、上に来てるよ。」
 と言われたらしいのだが、お仲間とは、我々のことである。我々もかなりこの世界で認知されてきたのだろうか?
 しかしながら、馬券の方はといえば、昨日から徹底的にやられてしまっている。うし様は、昨日のプリエミネンスに続き、2Rでも万馬券を的中させている。その後は、熟睡モードに入っているため、余裕がある。
 メインHBC賞、岩手県競馬出身の13番、マイダイナマイト。小生が近況を把握している数少ない馬である。本馬場入場の具合もよし。グリーンチャンネルのパドック解説者も、人気どころのネームバリュー、ミスキャストを切って、この馬を含む1,3,13,14番の4頭を推奨している。単、馬連ボックス、3連複ボックス。
 絶好の手ごたえで直線を迎えたマイダイナマイトだが、最後の最後で、もう一押しが効かない。ごちゃごちゃと流れ込んだが、どうにか3着を死守していた。1-14-13と入線して、馬連&3連複的中。3連複は、255倍で大逆転。昨日からの負けをすべて取り戻した。正直、北海道遠征で馬券でもうけた記憶はあまりないのだが、以前も、函館記念や、札幌の最終ですべてを取り返したことはある。やはりあきらめてはいけない。札幌銀行のATMがなかったら、この逆転はなかったのだ。
 明日は岩見沢、明後日は、旭川という、ホースマンご一行様と別れ、我々は帰京の途へ。札幌駅地下でリーズナブルなお寿司をいただき、千歳空港へ。ゲームセンターが廃止になってしまったのは残念だが、新たにインターネットコーナーが整備され、大盛況。横からのぞくと、NARホームページをチェックしている若者がいる。すばらしいのひと言である。やはり我も我もとホースマンが集結しているようである。
 JAS118便。通常は、ひと言ふた言で終わる機長のあいさつが、延々と続く。千歳空港19番滑走路を飛びたったに始まり、何トカ空域を通過して、何とか管制の誘導にしたがって、羽田空港横風のため、何とか滑走路を使うという。あまりにもマニアックである。さすがは、JASである。おなじみ坂田プロのゴルフ進化論を見終わる頃には、定刻よりも早く羽田空港へ滑り込んだ。2番ゲート付近は、途中で引き返してきた青森便の乗客で混乱していたようだが、出会いの広場を抜けたところで、田中康夫知事勝利のニュースが飛び込んできた。すばらしいのひと言である。牧場、ゴルフ、温泉、野球、温泉、万馬券。たっぷり凝縮された2泊3日。完璧な遠征である。

20020901

8月31日(土):登別→札幌:くもり
 6時45分起床。入浴。7時30分朝食。8時出発。9時レンタカー返却。今日も、充実して無駄のないスケジュールが続く。
 札幌競馬場到着。例年よりは涼しいが、8月前半の冷夏状態が終わってしまったので、ちょっと湿気がある。それでも、まぁ快適なことには変わりなく、関西地区および北海道地区独特の本馬場入場の曲が遠征ムードを盛り上げる。このテーマ曲も、遠征に欠かせないだけに、今後、ヘンな曲に変更されないよう切に願う。
 新潟3R未勝利戦、愛馬イルネージュ号5着。大外ぶん回して、さぁ、直線650m、と思ったら、内回りだった。これでは届くわけがない。未勝利戦も残りわずか。小林久では、ちょっと心もとない。
 最近は、もっぱらTCK専門なので、知らない馬が多く、検討に苦労する。たまになじみのある馬がいると、7歳とか8歳である。しかし、遠征気分と涼しい風にのせられて、ついつい購入してしまう。3連複やワイドも併用するが、狙った馬が4着ばかりで、じり貧となり、終わってみれば、けっこうな大敗である。遅れて競馬場に到着して、ずぅっと眠り続けて、突然起きて、メインのプリエミネンスの単で大勝したうし様に、大きく水を開けられてしまった。遺憾である。
 通常の遠征なら、大敗しても、大勝しても、ビール園→すすきのにて解散というコースになるのだが、今回まだ後半戦がある。アートホテルズさんにチェックインして、早々に入浴、イチゴミルクを堪能してから、地下鉄東豊線にて、福住へ。札幌ドームにて、ファイターズ戦を観戦する。今年は待望のナイターとなり、野球とのダブルヘッダーが実現したわけであるが、さらにその後、ファイターズ移転、日本ハム不祥事と重なったなかでの参戦である。
 正直、まったく相手にされていないのかと心配していたのだが、地下鉄車内では、親子連れの姿も目立つ。選手名鑑で選手の名前を研究している人が多いのが、いかにもである。おそらく、唯一知っているのは、岩本だけという人が多いのだろう。ニッカンスポーツの道内面では、「愛しのファイターズ・選手紹介」が、本日からスタートしたようである。
 一応、ライト側外野席が完売して、公式発表2万1000人。東京ドームのオリックス戦よりは、入っているが、今日のコンサドーレ戦は、実数で1万4000人だから負けているかもしれない。そして、何よりもいただけないのは、試合内容で、小笠原が、徹底的に歩かされると、あとは、手も足も出ず、あまりにも淡白でみっともない負け方であった。唯一のチャンスともいえる、4回、1死満塁で、幸雄さんがこの日2つ目の併殺。直後にいきなり阿久根に交代させられてしまった。いくらなんでも、あまりにもあんまりであるが、どうやら1塁へ駆け込む際にカカトを痛めたとのことである。前日、初芝が、史上29人目の1000三振を達成したというニュースが伝えられたが、初芝よりは、幸雄さんの方が一枚上のはずである。すでに1000三振を達成しているのかどうかは定かではないが、北海道の人のためにも、まだまだやってもらわなくてはならない。
 早々に退場して、南光園さんに入場する。うし様がかねがね気になっていたというお店である。全品50%OFFという衝撃的なお値段であるが、着席早々、キムチが売り切れと言われて衝撃を受ける。二人とももう少し元気があれば、即刻退場もしくは、ひと暴れするとことであるが、強行日程の中、ついついふたりとも油断してしまったために、札幌の夜が、厳しいものになってしまった。たしかに二人で4100円と衝撃的に安いので文句はいえないのだが、あまりにもあんまりであった。早々に退場して、アートホテルズにて再度入浴。

20020831

8月30日(金):横浜→千歳→早来→登別:くもり
 夏休みである。今年の夏は、前半が暑いと予想して、7月にフィンランドへ避暑に行き、実際、日本が猛暑の時期を回避したわけだが、その後もずぅっと暑いままである。新潟遠征にいたっては、横浜よりも暑い37度であった。これでは、体が持たないので、第2回夏休みをとらしていただく。金曜日1日だけ休んでの2泊3日だが、イベントが凝縮された豪華日程である。
 4時45分起床。横須賀線始発電車から京急羽田空港直通快特へ。早朝だけは、横浜から直通するので、リムジンバスを愛用している小生も、京急で行く。10月からは、終日、横浜からの直通20分感覚で運転されるとのことで、どちらを選択するか迷うところである。
 7月はJASに乗れなかったので、機内誌「アルカス」を読むのも2月ぶりであるが、合併決定後は、いかんせん元気がない。寝不足でもあり、坂田プロも見ずに、レインボーシートで熟睡し、6月のHBUセレクトツアー以来の北の大地へ到着する。
 機内はガラガラで、観光客の減少、北海道経済の低迷を実感させられていたのだが、オリックスレンタカーさんのカウンターには、人が群がっており、最初のバスには、乗れなかった。なぜか石川ナンバーのニッサン・サニー号を無事にゲットして、南千歳駅へ。9時12分着の快速エアポート、「Uシート」にて、うし様がやってくる。
 ノーザンファーム・空港牧場へ行く。うし様のサンデーサイレンス産駒を見る。大物感はないので、安心ではあるが、ダート中距離あたりで、ソコソコ活躍するかもしれない。その他に、売れ残っていた1歳馬を見せていただくが、どうも今年の社台の募集馬は、今ひとつピンとくるものがない。こういう年は、案外、HBUで当たりが引けるような気がする。
 ユニオンジャックカントリー倶楽部へは、わずか10分程度で到着する。軽食をとって、12時のスタート。朝から、実に無駄のない計算された日程である。2週連続のプレーということで、多少なりとも先週から修正ができているのと、ラウンド勘が戻ったのか、パットがよく入る。50&51で101は、ここ数年ではおそらくベスト。一方のうし様は、ショトホールで1オンした小生のさらに内側につけたり、ドライバーも一時期快音を連発したものの、徹底的に乱れて、スコアが数えられないホールもあり、推定スコア145とあいかわらずである。正直、イッキマンでも、140を叩くとは思えないので、予選会を開催する必要があるかどうか疑問である。
 2サムスループレーなので、15時半すぎには、ホールアウト。風呂も入らずに、出発して、17時半前には、滝本インに到着した。このくらいの時間に着くと、夕食前にゆっくり入浴できる。どこまでも無駄のないスケジュールである。例年より1週遅い日程とはいえ、登別の街、そして滝本は、元気がなく、マッサージチェアの販売も、お客さんがいないため、販売員のおじさんが自分でやっているような状況。若干のマイナーチェンジこそあったものの、基本的には、10年以上変わらなかった滝本インの夕食が、あまりのお客の少なさにヴァイキングではなくなるなど、かなり末期的な症状を呈してきている。エアドゥも終了した今、「試される大地」であるところの北海道は、本格的に厳しくなってきたようである。小生も15年間で40回くらい訪れて、徹底的に金を落としているつもりであるが、これ以上はさすがに無理である。それでも、たっぷりと2回の入浴およびイチゴミルクを堪能して、長い1日目が無事に終了。

8月25日(日):伊東-横浜・東京:はれ
 あまりの早寝に、未明1時に目が覚めるが、あいにく風呂の営業も終わってしまい、どうしようもない。2度寝、3度寝で、7時半起床、朝風呂。
 8:59発の「リゾート踊り子号」で帰京。伊豆急のリゾート車両で、ボックスに1人なので、実に快適だ。横浜までは、1時間19分と早い。
 帰宅して、休憩して、グリーンチャンネル。札幌新馬、うし様、マイネルシュネル終了。そして新潟新馬、ストロングメモリーの2戦目。例によって、パドックでは、尻尾をふりまくり、スタート直後から、左を向きながら、右へよれていくという衝撃的な展開だったが、なんとか態勢をたてなおして、あと200mまでは先頭で、2着にふんばる。直線1000mならではの馬という感じもするが、とりあえず時計も優秀で、能力はあることはわかった。ただ、そのうち、進路妨害で失格をくらいそうではある。
 夕方から、「玉海力」にて、先週のグランディオーソの勝ち祝い。今日のところは、小生が先着しているが、勝ち祝いは勝ち祝いなので、キムチちゃんこをご馳走になる。会計のとき、店員さんが、「いつも競馬の話してますね、競馬好きなんですか?」
 と話しかけてくる。まだ3、4回しか来ていないが、前からマークされていたようだ。聞けば、南関東を中心に、宇都宮、足利、荒尾にも参戦しているというから、只者ではない。「益田にいくつもりだったのですが、休みがとれなくて、残念でした。」
 というが、紀三井寺に行ったことがあるというのには恐れ入った。
 品川にて、ボーリング。3ゲーム目に190の自己ベストで、2-1と勝利。イッキマンとの対決に向けて、調子があがってきた。おなじ品川プリンスホテル内にオープンした、甘味所でお汁粉をいただき帰宅。

8月24日(土):横浜-伊東:はれ時々くもり
 ぐんぐん杯以外は、封印していたはずのゴルフに参加することになってしまった。横浜発5:47の323Mにて出発。この列車は、「ムーンライトながら」の折り返しなので、特急型車両である。早起きで眠いので、快適な座席でゆっくりと思っていたが、なんと満員で立客がいる。東京駅からの始発列車がいきなり満員とは、まったくもって油断できない。
 小田原にて、サイス氏他2名と合流して、天城高原へ。箱根は霧だったが、こちらは、好天に恵まれ、高原の風が涼しい。スコアは、119とだいたいいつも通り。まぁ、ぐんぐん杯の予選通過には支障がなさそうだが、いかんせん斉須氏は、今日も83である。本戦優勝は絶望的だ。
 0番ホールでおなじみの「かっぽれ」で19番ホールを開催。小学校時代のクラスメート4人で旧交を暖めるが、みな、日頃のハードスケジュールと早起きで眠くなってしまう。なんと20時就寝。

8月21日(水):横浜:はれ
 未明までクーラーをつけて明け方タイマーで切る日々が続いていたが、窓を明けたままで、快適に眠れた。朝、家を出るときの風がさわやか。日中の最高気温も29.3度。いよいよ夏も終わりである。うれしいことである。
 連日残業であるが、23時前には、帰宅できているので、ファイターズも3連勝したことだし、フジテレビ739で、「プロ野球ニュース」を見る。やはり、このくらいじっくりやってくれると、ただのスポーツニュースとちがって、勝負のあやまでわかって、楽しい。連日、代打一振りで決める古田は、本当にさすがである。しかしながら、追いかけるヤクルトのそのがむばりも、よりによって、代打吉永の一発でG前進とは、あんまりである。

8月19日(月):横浜:あめ
 サンデーサイレンス死す。日本の競馬を世界レベルに引き上げた大種牡馬。ファーストクロップ3歳のときにリーディングサイヤーになり、以来7年連続で、2位の2倍以上の差、こんな種牡馬は、もうあらわれないのではないか?
 そして、これだけのサンデーサイレンス系が、日本の根付くかどうか?最近の名種牡馬といえば、テスコボーイ、パーソロン、ノーザンテーストといったところが思い浮かぶが、テスコボーイ→トウショウボーイ→ミスターシービーのラインは一杯で、サクラユタカオー→サクラバクシンオーのラインに期待するしかない。パーソロンは、比較的健闘していて、メジロアサマ→メジロティターン→メジロマックィーンと、シンボリルドルフ→トウカイテイオー。ノーザンテーストは、アンバーシャダイ→メジロライアン→メジロブライト。こうしてみると、やはりメジロさんの力が欠かせないのか?
 サンデーサイレンス産駒の牡馬GI馬は、現在16頭。ただし、すでに種牡馬としては、厳しくなっている馬も少なくない。フジキセキ、ダンスインザダーク、スペシャルウィーク、アグネスタキオン、マンハッタンカフェあたりから、どう伸びていくのだろうか?これでダメなら、日本で父系は、育たないということになってしまうが、以前とちがって、輸入種牡馬よりも、日本産馬の方が競走能力が上になっているので、何とかなると思う。ただ、ラフィアンの岡田氏も言っているように、最良の後継種牡馬候補は、サイレンススズカだった可能性も否定できない。

8月18日(日):横浜・さいたま・東京:くもり時々あめ
 所用で外出するのだが、荷物が多いので、できればクルマで行きたいところ。しかしながら、ECOカーはすでに終了している。
 エックスレンタカーさんの門を叩くことになった。拙宅から徒歩圏内にある唯一のレンタカーなのだが、いかんせんマイナーな感は否めない。ホームページもなく、大変不安だったが、特に変わったところはなく、無事にホンダ・フィット号をゲットする。12時間5250円は、けっこう安いのではないか?
 せっかくクルマで出かけたので、超久々に40球ほど打ちこむ。来週のラウンドは、ゴルフの虫が2名いるので、誠に気が重い。
 ぐんぐん邸に参戦することになった。噂には聞いていたが、予想を上回る眺望、広さ、設備である。さすがにぐんぐん邸である。格が違うとしかいいようがない。

8月17日(土):横浜・東京:はれ時々くもり夜一時雨
 遠征のない土曜日といえば、TCK参戦が真っ先に浮かぶ。しかしながら、まずは、明日の新潟競馬に備えて、スカパーを何とかしなくてはいけない。先週から原因不明で映らなくなってしまった。ヨドバシカメラさんにお願いして、アンテナ取り付けの業者さんに来てもらう。
 しかしながら、なかなか原因が特定ができない。なかなか良心的な業者さんで、会社に電話して、自社のアンテナとチューナー一式を持って出直してくるという。しかも時間の節約のため、会社の人に狩場インターまで来させて、自分もそこまで戻るという徹底ぶりである。
 アンテナをとりかえるなど、さんざん調べたあげく、結局、チューナーが終了していたことが判明する。先日の落雷で終了したようだ。取付が本業の業者氏は、困っていたようだが、5000円でよいという。あまりにも良心的である。
 チューナーの故障であれば、アンテナは、業者氏が調整していってくれたので、購入して再接続すれば、復活できる。しかし、店頭にあるチューナーは、すべてアンテナとセットになっている。単品はないのかと聞くと、アンテナとセットだと22800円だが、単品だと24000円になるという。衝撃的である。アンテナは、マイナス1200円ということになってしまうではないか?アンテナとセットで買って、アンテナを捨てればいいのだが、持って帰るにも大変だし、粗大ゴミもタダではすまない。釈然としないものの、単品の方を購入する。
 TCK参戦がすっかり遅くなってしまった。いかにも負けそうだった3Rのカイジンボスはすでに大敗しているようだ。勝負は、7Rと9R。7Rは、前走が八百長くさいまくりで2着の馬と、笠松からの転入馬、さらに的場の逃げ馬の3頭立てとみたが、それぞれ、4、1、2着でこれはトントン。そして、次の8Rが衝撃的な結果となった。まったく人気薄の浦和の2頭が超スローで逃げる。今開催は、浦和の代替的な色彩が強いため、浦和の馬が多数参戦しているのだ。「今日は、浦和の日だったんだ。話ができてたんだ。」
 と向正面で言っていたら、本当にそのまま2頭で逃げ切ってしまった。本命馬が3着にも入らず、衝撃の970万馬券である。差のない3着馬から総流ししていたうしさんは、馬連くらいは、当たりそうだったが、惜しかった。
 小生の勝負は、メイン9Rの、’02アデレードシティカップ。かなりの豪華メンバーであるが、東北ダービー勝馬で、向山騎手で、JRAでも好走実績のあるアクションアラートが実力は断然である。JRA転入後は、調教師に壊されてしまったようだが、TCKの調教師なら必ずや立てなおしてくる。鞍上が新潟出身の山田信であるのもいい。しかも単勝は、30倍以上つく。断然勝負である。TCK史上最高額を購入したが、まったくいいところがなかった。あまりにもあんまりである。
 平和島へ転戦する。さすがに競艇ではない。クアハウスで汗を流し、ボーリング。僅差ながら、2勝。しかし、平和島の若者のマナーは悪い。だいたい、ドン・キホーテが併設されているようなところに行く我々が悪いともいえる。
 先週、今週と、月曜から金曜まで、残業続きで、食事以外は、ほとんどお金も使わず、おとなしくしていて、週末にTCKで徹底的にやられている。しかし、このくらい徹底的にやっているから、ハードな仕事のストレスが解消できているともいえる。しかし、やっぱりやられすぎのような気もする。

8月15日(木):横浜:はれ
 連日、残業で遅かったが、少し早めに21時すぎに帰宅。スカパーが故障中なので、仕方なくニュース10を見る。終戦の日。石原慎太郎さんが、靖国神社へ行くのはよい。中谷防衛庁長官が行くのもよい。小泉首相も言うように、「本人の自由」である。あるいは、中曽根元首相や、宮沢元首相の世代なら、実際に、同期生が多数戦争の犠牲になっているのだろうから、それもわかる。
 しかし、「みんなで靖国神社に参拝する国会議員の会」が60人参拝となると、おおいに疑問である。国民全体における靖国神社に参拝する人の割合と、国会議員、特に自民党議員が参拝する確率があまりに違いすぎる。国民を代表していないことの証明ではないかという気がする。
 長野知事選告示。花岡氏が直前に出馬断念。あまりにも情けない。これで、長谷川氏との一騎打ちムードとなり、田中氏も予断を許さない状況になってきた。しかし、一見人当たりのよさそうなおばさんだが、あのタイプは、自民党や県議会、連合や、関係団体の操り人形になるのがミエミエである。「必要なのは、独善でなく、対話と協調」と訴えていたが、今、地方自治にもっとも必要なのは、強力なリーダーシップである、対話ではない。それに比べ、「ダムの存続、水は財産」と訴えていた羽柴秀吉の方が、はるかにわかりやすい。

8月11日(日):横浜:はれ
 久しぶりに何の予定もなくのんびりできる。疲れ果てていたわりには、8時に目が覚めてしまい、掃除、洗濯を早めにすませる。依然としてスカパーが映らない。アンテナがおかしくなってしまったようだ。どうしようもないので、ヨドバシさんに電話して、来週修理をお願いする。愛馬の出走が相次ぐだけに早く直しておきたい。暑い新潟に毎週通う元気はない。
 15時すぎから、ようやく外へ出て、クリーニング屋、床屋。本当は、ひと泳ぎのはずだったのだが、疲れているので、めんどうになってしまい、久々にスカイスパに入場する。温泉ではないが、ベイブリッジを臨む大浴場で、疲れを癒す。そのままそごうへ。昨日大敗したので、今日はおとなしくしているはずだったが、靴、シャツなどを買いこんでしまう。

8月10日(土):新潟→東京→横浜:はれ
 ホテル新潟は、朝食ヴァイキングではないので、和定食をいただく。高級ホテルではあるが、大浴場も朝食ヴァイキングもなく、16700円とは、衝撃的なお値段である。とにかく、他に1室も確保できなかったのだから、やむを得ない。新馬に結果を出してもらうしかない。
 競馬場行きのバスは、ガラガラ。しかし、クーラーがなかなか効かない。競馬場についてみて、理由がわかった。外が暑すぎるのだ。ちょっと経験のない暑さ、殺人的な暑さである。
 久しぶりにJRAの競馬場へ着ても、なかなか馬券を買おうという気分にならない。1Rの未勝利戦など、叩き3戦目の西山牧場といういかにも穴っぽい馬が、単勝万馬券、3連複10万馬券を演出。まともに検討していればとれそうだったが、いかんせんその気がないのだから仕方がない。そのくせ,突然3Rの未勝利に熱くいってしまい、こちらは大本命決着で大敗。このあたりから、やることなすことすべてがチグハグになってくる。
 うし様が先陣を切る。札幌4R。モニタ越しのパドックを見ると、仕上がりは今イチと思われるが、馬体は悪くない。めずらしく応援馬券を買ってしまう。小生は、たぶん勝てるので、うし様が勝てば、新潟2歳S対決の可能性も開けてくる。そこそこ追走したものの、じりじり後退。なぜか最後もう一度盛り返して、離れた5着。評価が難しいところである。
 猛暑のパドック。5分も外にいると気分が悪くなる。ストロングメモリー号は、シャドーロール。新馬ではあまり見かけない。まだ幼いところがあり、レースに集中しないような感じがある。しかし、メンバー的にもここは楽に通過できそうなところだ。単・複・馬単・3連複。
 楽に好位にとりつき、3コーナー3番手。楽勝かと思ったが、ここから、ずるずると後退して、まったく走る気をなくして、大敗。ちょっと理解に苦しむ。いずれにしても、あまりにもあんまりである。ビールとイタリア軒のカレーをいただき、就寝。
 早々に帰ることにする。しかし、バス停に行けば、バスが発車したばかり。何もかもがダメである。仕方がないので、場内に戻り、かき氷。新潟競馬場では、かき氷祭りが開催されているようで、これはすばらしいと思ったが、1等、かき氷もう1杯というのは、ちょっとバカにしているのではないか?ちなみに、この日の新潟の最高気温は、37.0度。暑いわけである。おそらく、最高気温を記録したと思われる午後2時頃に、競馬場を後にする。
 あわただしく上りの新幹線に飛び乗り、16:40には、東京駅着。専門紙を購入して、品川で京急に乗り換え、17時半前には、TCKに到着。ほぼ同時刻に、うし様が到着。こちらは、13時半に競馬場を出発して、千歳、羽田経由、モノレルでの参戦。衝撃の現地集合である。それにしても、昼過ぎまで、新潟と札幌で競馬をエンジョイして、(実際はあまりエンジョイしていないが)4Rに間に合うのだから、いかにTCKが便利な場所にあるかということである。
 東京の最高気温は、34.7度。夕方になって、風も出てきているので、小生には、涼しく感じられるが、最高気温21.4度の札幌からやってきたうし様は、死にそうである。
 5Rで3連複を的中して、好スタートを切ったものの、その後は、まったくいいところがなく大敗を続ける。昨日、今日の2日間で、すさまじい金額を使っている。こうなってくると、金銭感覚がマヒしてくるので、大変危険である。せっかく、先週は、残業続きでおとなしくしていたのだが、その反動で、あまりにも盛大にやってしまった。
 品川へ出て、ボーリング対決。1勝1敗。さすがに二人とも後半は、いっぱいになってしまった。アウトバックステーキハウスでエネルギーを補給。デザートのチズケーキが、美味ではあるが、すさまじいボリューム。ヘトヘトである。徹底的にやってしまった。明日からは、おとなしくせざるを得ない。

8月9日(金):横浜→新潟:はれ
 6時すぎに目が覚めてしまう。ちょうどよいので、早朝から、「旅の窓口」とJTBのサイトにアクセス。新潟の宿が徹底的にとれない。ようやく、ホテル新潟の最後の1室、しかもツインのシングルユースというのを確保、そのまま家を出て、みどりの窓口へ、さすがに新幹線の指定席はとれず、自由席特急券を購入して出社。
 19時。打ち合わせをあわただしく打ちきり、まだ昼間の暑さが残る中を、駅まで走る。水曜日のうし様の「緊急メール」以来、何かと落ち着かなかったのであるが、結論としては、愛馬ストロングメモリーが土曜の新潟デビュー、うし様の愛馬マイネルシュネルが、土曜の札幌デビューとなってしまった。新潟→札幌の緊急移動作戦は、不可能となり、各々別々に参戦して、当日夜のTCK集合というすさまじいプランが実行されることになった。日帰りでもいいのだが、やはり、新馬が出るときくらいは、前夜入りして、ゆっくりと味わいたい。その点、札幌の夜を満喫できるうし様はうらやましい。新潟の街は、ちょうどお祭りが行われていて、花火が打ちあがったのだが、小生の到着は、終了後であり、浴衣姿が雰囲気こそ盛り上げていたものの、暑いだけで、どうということはなかった。しかし、人気薄のうし様に対して、当方は、2、3番人気である。この際、新馬が結果さえ出してくれればたいていのことは、よしとしよう。

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8月7日(水):横浜:はれ
 昨日が35度、今日は34度。あまりにもあんまりである。しかも、TCK開催中というのに、あいかわらず忙しい。残業の友といえば、ヤフープロ野球速報であるが、9回6失点大逆転負けとは、あまりにもあんまりではないか?やり切れないので、遠回りして、横浜駅へ出て、明日のTCKの新聞とシウマイとアサヒスーパードライを買って帰宅する。
 忙しいとき、心の支えとなるのは、新馬である。ホームページの情報が更新される水曜日、しかもデビューの週というのは、大変重要であり、ドキドキものであるが、無事に出走態勢が整い、柴田善で土曜日に投票するという。実に心強い。勝ち祝いを兼ねて、TCKナイタとダブルヘッダーを組み、日曜は、久しぶりに家の掃除でもしながらゆっくり休もうと思っていたら、やっかいなことになってた。
 うし様から、「緊急」というタイトルのメールが届く。だいたい、ロクなことにならないのだが、新馬が、日曜の札幌に登録するという。まさに晴天の霹靂であるが、お互いに新馬の応援だけは、全面的に支援することになっている。新潟から札幌の移動といえば、トワイライトエクスプレスにでも乗らない限りは、ANKのお世話になるしかない。ホテルモントレエーデルオフは確保できたものの、これは困った。新潟もあわせて2人の愛馬が5頭登録する。除外濃厚な馬も多いが、とにかく、明日16時の出馬確定を待つしかない。

8月1日(木):横浜:はれ
 横浜の最高気温34.9度。前橋では38.5度というから、むちゃくちゃである。しかしながら、小生には、「むらたや」がある。まだ行ったことがないという新人君を引き連れ、なつかしいのれんをくぐれば、王選手の一本足打法のポスターも、高校野球神奈川県予選のトーナメント表も健在だ。いちごミルクをいただく。
 おじいさん、おばあさんの姿がないので、心配して確認すると、「おじいさんは、昼休みです。おじいさんが全部作ってくれるので、おじいさんがいないと、
 店はできませんよ。」
 とのこと。おじいさんが、何をどう作ってくれるのか、よくわからないが、まずは一安心である。長生きしてもらわねばならない。ただし、おばあさんの安否は不明である。
 横浜は、花火大会。会社の窓からよく見える。しかしながら、残業しながら見る音の聞こえない花火というのは、予想以上に味気ないものだった。
 22時過ぎに退社。ついこの間まで、ECOカーが停まっていた駐車場に、見なれないクルマがいる。おいおい、一応7月中は、まだ小生に権利が・・・と思いきや、今日から8月であった。

7月27日(土)~28(日):トゥルク-ヘルシンキ-東京
 いよいよ最終日。朝食をいただいていると、いきなり熊のようなぬいぐるみが登場して衝撃を受ける。子供を喜ばすためのようだが、驚いて泣き出してしまう子もいる。このホテル、大衆的ではあるが、必ずしもダメなホテルというわけではないようで評価が難しい。部屋のスタンドには電球がなかったり、窓のたてつけが悪かったりする一方で、フロントの対応は、なかなかよかった。フィンエアのカードを提示しなさいと書いてあるので、差し出すと、何か処理している。200マイルくらい獲得したのかもしれないが、いかんせん、OneWorldグループなので、使うチャンスがあまりなさそうだ。
 ヘルシンキへは、フィンランド国鉄が誇る最新鋭の特急ペンドリーノで行く。最終日にも多少の楽しみを残して置きたかった。新幹線やTGVのように、専用新線を通るわけではないので、ヘルシンキまでの2時間を15分程度短縮するだけであるが、最高速度は220キロ。1等車は、各席にAC電源がついているのもすばらしい。さっそく、VAIOを取り出すが、今日の分の旅行記を8行ほど書くと、それ以上することがあるわけでもない。仕方なくスキャンディスクを始め、小生は読書。岩波現代文庫の細谷亮太著「小児病等の四季」を読了。聖路加病院の小児科部長という著者の、飾り気がなく、やさしさが感じられる文章がよい。ぐんぐんさんにファインマンさんを紹介されて以来、岩波現代文庫を何冊も読んだが、どれも読み応えのある名作が多い。
 さすがに超特急は時間通りにヘルシンキに到着した。これから2時間半が、お買い物タイムだ。コインロカーに荷物を預けて、エスプラナーディへ出る。おめあては、マリメッコさんである。フィンランドオリジナルのブランドで、明るい色の花のマークが、初日から気になっていたのだが、荷物が多くなるので、最終日にまとめて購入することにしていた。
 ところが、3日前には、あったはずの、青の布団カバーが品切れになっている。あまりにもあんまりである。ストックマンデパートにも本店にもない。ダメ元でショッピングセンターのForumさんの門を叩くと、小さな店舗にもかかわらず無事に入手できた。やれやれである。その他、Tシャツ、タオル、マグカップ、スリッパなどおみやげの分も含めて大量に購入。
 無事にお買い物をすませ、オープンカフェで、ランチをいただく。今日も気温は、20度前後。木陰で涼しい風にふかれながら飲むビールが格別である。今回は、8日間のうち6日間がひとり旅で、過去最長記録かもしれない。ひとり旅は、夕食時などは、やはり寂しいものがあるが、その分、現地の空気をゆっくりと感じ、いろいろなことを考える時間がある。たまには、ゆっくりと物を考える時間も必要である。そして、「異国で何とかやっている自分」というのを、ちょっとえらいと思ったりもする。そんな時間である。
 外国を旅していると、日本は、外国人から見たら、魅力がないだろう、わざわざ旅行してもつまらないだろうと思ってしまうことがある。しかし、帰りのフィンエアの機内で放映された日本の紹介ビデオでは、北海道の自然と雪祭りから始まり、東北の温泉、東京ディズニーランド、秋葉原電気街、ザウス(なくなってしまうけど)、木曽路の旅館、京都、奈良、ハウステンボス、屋久杉、沖縄etcとなかなか魅力的なラインナップが並んでいる。特に、昼間、ヨーロッパ風のレジャーを楽しみながら、夜は、温泉でくとげるとか、東京では、世界各地のたいていの食べ物が高いレベルで味わえることを強調していた。
 多くの日本人に、もっと海外を旅してもらいたいと思うけれでも、日本もまだまだ捨てたものでない。海外に出る前に行かなくてはいけないところも多い。とにかく旅に出よう!

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7月26日(金):タンペレ-ナーンタリ-トゥルク
 7時半に起床。チェックアウトタイムは12時なので、朝食を済ませて、荷物を残したまま街へ出る。市内中心部の、市立図書館内のムーミン博物館とレーニン博物館を見学。レーニン博物館は、若き日のレーニンが、ここに滞在して、スターリンと初めて会ったことなどに由来するようである。普通の建物の3階なのだが、建物に入った瞬間、どことなく不気味な、生きて帰れるのだろうか?みたいな不安がよぎる。静まり返った館内に、レーニンが、労働者に呼びかけているようなポスターがあって、指先が入口を指している。中に入ってしまえば、いろいろな展示品があって、案内の女性もいて、日本語の説明もあって、普通の博物館だが、全体の雰囲気が、旧ソ連的怖さを醸しだしていた。
 ホテルに戻って、ゆっくりチェックアウトして、タンペレ駅へ。発車まで時間があるので、「USATODAY」を読む。海外で日本の新聞が買えないときは、なぜかいつも「USATODAY」である。まぁ、夕刊フジみたいなものなのだろうが、なんとなく読みやすい。
 トゥルク行の急行も、数分遅れての発車。フィンランド国鉄は、それほど時間に正確とはいえないようだ。今日も1両の半分だけの1等車はガラガラで、車内は快適。2時間足らずでトゥルクに到着した。
 
 今日は、トゥルクに泊まるが、これからの予定は、ムーミンワールドのある海岸沿いの避暑地ナーンタリへ行く。ナーンタリへはバスで20分。駅からホテルまでが少し遠いので、荷物をコインロッカーに預けて、直接行ってしまおうと思う。首尾よくコインロッカーをみつけて、2ユーロで預けたまでは、順調だったのだが、肝心のナーンタリ行のバスが見当たらない。駅の案内のおじさんに聞いてみると、英語があまりできないようであったが、どうやら、市内中心部から出ているらしい。コインロッカーに預けた荷物をそのまま出すはめになる。このあたりから、流れが怪しくなってきた。それにしても、ガイドブックの書き方は、不親切だ。しかもバス20分とあるが、実際は、35分くらいかかった。
 ホテルにチェックインすることにする。今日は、第1希望の宿がとれなかったので、これまでより少しレベルが落ちる。日本でいえば、チサンホテルかサンルートかといった感じ。冷房がなくて、扇風機がついている。しかも、またしても、モジュラーがフィンランド型である。今日のホテルは、とてもフロントで借りられるとは思えないので、市内のデパートの電気売場でコネクタを探すが、みつからない。パソコンショップがあったので、やれやれと思い入場すると、ここにもない。考えてみれば、自国から他国へのモジュラーというのは、その国で買う人はまずいないのである。滞在最終日にして、とうとうネット接続が絶望となった。モバイラーとしては、誠に遺憾である。
 つまらないことで時間をくってしまった。ムーミン谷へ急ぐ。ナーンタリの街から、橋を渡った島が、夏季だけオープンするムーミン谷(ムーミンワールド)である。ここを訪問するために、わざわざトゥルクに泊まったわけだが、しかるに、いざ着いてみると、当たり前だが、子供向けのテーマパークである。ディズニーランドなら、大人でもそれなりに楽しめるが、ここは、そうはいかないようである。しかも、ムーミンがいない。かろうじて、ムーミンママを発見することができたが、誠に遺憾である。疲れもたまっているので、早々に引き上げることにする。

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 ホテルに戻ると、1階がゲームセンターである。しかも、バーチャストライカー3がある。フィンランドの古都の二流ホテルで、バーチャストライカー、それも3にお目にかかるとは思わなかった。早速1ユーロ(115円)でプレーするも、早々に敗退。地元の人とプレーできなかったのは、残念である。
 99%ダメだろうと思うが、一応フロントで聞いてみる。「ドゥー・ユー・ハヴ・ア・モジュラーコネクター・トゥ・アメリカンスタイル?」「オー、ほにゃららほにゃらら(ゴソゴソと箱を取り出す)」
 必ずしも通じていたわけではないようだが、さまざまなコネクタ類を出してきてくれて、無事にモジュラー変換器を借りることができた。大したものである。日本のビジネスホテルでは、ここまで色々と用意しているのだろうか?
 ネット接続可能になっただけで、街の印象も宿の印象も一変する。シャワーを浴びて、再び街を散歩。東京は今日は特に暑いようだが、こちらは、今日も気温20度。実に快適である。

7月25日(木):ヘルシンキ-ハメーンリンナ-タンペレ
 旅も後半戦。今回の目玉のひとつである、シルバーラインクルーズの日である。まずは、特急列車で、ハメーンリンナまで行く。フィンランド国鉄に乗るのは、初めてだ。ロシアと同じ広軌なので、他のEU諸国との直通列車はない。
 時間に正確との話だったが、6分ほど遅れて発車。全車2階建の4両編成。ホームで待つ人は多く、夏休みでもあり、混雑を覚悟していたが、1両の半分(2階)だけのビジネスクラスは、小生の独占となった。広々とした座席で乗り心地はすばらしい。ただし、ヨーロッパの鉄道の常で、座席が回転しないので、半分の客は、後ろ向きに座ることになる。定員を減らしてまで、3列席の回転を実現した、わがJRの方が、その点では上で、300系以降の新幹線の普通車のシートピッチはかなり広い。
 時速160キロで快走するが、徐行区間もあり、5~6分遅れのまま、ハメーンリンナへ。ホームで車両を撮影していると、地元のおばさんが、「列車の写真を撮っていたようだが、興味があるのか?」
 と話しかけてきた。フィンランドには、鉄道ファンはいないのだろうか?しかしながら、一昨日の、アカデミア書店の雑誌コーナーには、鉄道雑誌らしきものも売られていた。あるいは、逆に同好の士だったのかもしれないが、そこまでのコミュニケーションは無理で、「ハヴ・ア・ナイストリップ」「キートス(ありがとう)」
 ということで終了。
 ハメーンリンナからは、8時間の航海になる。当然、食事くらいとれるはずであるが、川沿いに停まっている船は、それほど大きくない。念のため、食料を調達しておきたいところだ。こういうときは、「世界の言葉」のお世話になりたいところであるが、看板だけで、店がみつからず、地元資本のヘスバガーさんに入場する。フィンランド語のみの表記なので、さっぱりわからないが、「メガ・何とか」というのがあるので、ビッグマックの類だろうと判断して、注文する。間違いではなかったが、ビッグマック以上に大きかったのには、閉口した。
 乗船すると、船内は、予想外に豪華で、内部は、ソファ席で、食事や喫茶が可能で、外には、椅子席もあり、200名程度乗れそうなところに、20名あまりなので、とてもゆったりしている。湖とも、川ともいえるようなところを、ゆったりと船は進む。ハメ城を見ながら、しばらく進むと、あとは、回りは、一面の森である。まさに「森と湖の国」である。ところどころに、別荘らしきログハウスがあり、川沿いに桟橋が出ている。マイボートで各自やってくるようだ。
 単調といえば、単調だが、のんびりとくつろぎながらのクルーズは、いいもので、日常生活が果てしなく遠く感じられる。気温も20度前後で、快適で、森と湖を眺めながら、ぼーっとしているだけで、十分である。
 退屈することなく2時間半がすぎ、途中のヴィサボリで1時間の休憩。ここで、タンペレから来た船と行き違いするような形になり、船を乗り替える。天気がますますよくなってきて、陽ざしも気持ちよい。ぼんやりと、針葉樹の先っぽや、白い雲を眺めながら、すごす。日頃、ディスプレイばかり見ているので、目を休める意味でも効果がありそうだ。

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 しばらくすると、船が徐行して、信号に従いながら、ゆっくりと動き出す。運河のようなところを通過している。どうやら、この部分だけは、湖や川だけではつながらず、人工的に水路を通したようだが、両側の湖の水位が違うため、いったん入場すると、まず後ろ側の水門を閉め、次に前側の水門を開ける。高さが低いので、このまま滝に突っ込むのかと思うと、徐々に水位が下がり、同じレベルになってから、船は出発する。なかなか芸の細かいことをやるものである。
 その後も、のんびりとした航海が続き、午後8時に、無事にタンペレに到着した。特急なら1時間のところを8時間半の旅である。

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 ソコス・イビスホテルにチェックイン。予想以上に、立派できれいなホテルだが、いかんせんモジュラージャックがフィンランド式である。最近は、壁側がローカル仕様でも、電話機側が日本と同じアメリカ式であるところがほとんどなので、変換コネクタを用意してこなかったのだが、ここは、電話機側が抜くことができない。最新設備のホテルなのに、あまりにもあんまりである。どっと疲れが出てきた。ダメ元で、フロントへ。「ドゥー・ユー・ハヴ・ア・モジュラーコネクター・トゥ・アメリカンスタイル?」「オー、ほにゃららほにゃらら(何とかなりそうな気配)」
 無事にフロントでコネクタを借りることができた。世の中何とかなるものである。

7月24日(水):ヘルシンキ
 どうせまた深夜だろうと思って目を覚ましたら、7時45分。普段日本で起きているのと同じ時間だ。3日目にして、時差ボケは解消したようである。
 朝食ヴァイキング会場には、日本人のご婦人様一行が現れた。やはり、ご飯とお味噌汁に衝撃を受けている。「おはようございます。」
 と声をかけられたので、「おはようございます。」
 と応じておく。このおばさま方は、大きな団体ではなく、旅好きの主婦6人連れという感じで、小さなリュックを背負って、お出かけになられた。さすがに北欧に来る個人旅行客ともなると、パリやローマ、ロンドンなど、一通りの旅行は卒業しているのであろう。いわゆる日本人団体客らしい見苦しさがなく、いい感じである。結局は、慣れの問題と思われるので、円が強いうちに、どんどん旅に出てもらいものである。
 昨日で市内はだいたい見てしまっている。対岸のエストニアの首都タリンに行くのも一興であるが、船で片道1時間半くらいかかるし、今回は、のんびりしたいので、断念して、バスで、オタニエミへ行く。アールト設計の工科大学が有名である。ここも、11年前に、訪れたことがあり、卒業論文の取材もかねて、隣接するタピオラニュータウンを散策した。今回も両方訪れるつもりだったが、タピオラ行のはずの103番のバスは、前回とはあきらかに違うところで終点になってしまった。どうや日本でいうところの、多摩センターに行くはずが、南大沢に行ってしまったくらいの間違いのようである。まぁ、大勢に影響ないので、気持ちのよい公園を散策して、オタニエミへ行く。我ながら、郊外路線バスを何とか使いこなしているのに関心するが、複数の路線があるところでは手をあげないと停まってくれないこともあるようで、帰りのバスを1台逃してしまった。キャンパスは夏休みで閑散としているが、それを差し引いても、緑が豊かでゆとりがある。

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 市内に戻り、駅前の郵便博物館とデザインフォーラムを見学してから、アート&デザイン博物館へ。1日に1回は、シャワーのような雨が降るようで、出発前に、各社の天気予報がバラバラなのも、この雨をどう表現するかの違いのようである。実態としては、今日も晴れ時々くもり一時にわか雨というところで、気温は20度前後で快適だ。
 今度は、港の側へ降りて、マーケット広場へ出て、縁日をひやかし、屋内マーケット内の「海苔寿司」さんで、昼食。地元の人で大変にぎわっている。にぎり(中)で、8ユーロ(900円)は、安い。各種ネタの中では、やはりサーモンが安いようだが、まぐろなども揃っている。味もまともだ。
 
 いったんホテルに戻って休憩。のんびりしているつもりだが、会社と家を往復している日々に比べれば、なんだかんだとけっこうな距離を歩いている。持参の文庫本を読みながら、しばしまどろむ。シャワーを浴びて、17時すぎに再び出発。まだまだ陽は高い。
 中心部と逆方向へ2分歩けば、オペラハウスがある。これは、11年前に来たときはなかった。あいにく、夏季はお休みのようであるが、白い建物が、トーロ湾によく映える。近くのオープンカフェ、トゥールンランタで軽く一献。一人旅の場合、本格的なレストランには入りにくいが、オープンカフェなら、それほど違和感がない。トーロ湾沿いに、フィンラディアホール、さらに向こうには、大聖堂も望む最高の環境で、気候もさわやか。ワインに、スモークサーモン、コーヒーにアイスクリームをいただき、26ユロ(3000円)とはうれしい。
 再び、市内へ繰り出し、大聖堂からメインストリートを散策して、ストックマンデパートをひやかして、ホテルへ。ユーロスポーツにチャンネルをあわせると、U19のサッカーをやっている。ドイツの試合が終わると、今度は、シューマッハチーム対ドイツウインタースポーツオールスターチームというチャリティーマッチが始まった。ウインタースポーツオールスターは、ハンナバルト、シュミットら、おなじみのジャムプチームが中心。なかなか興味深い対決である。スーパーで購入してきたKOFFビール片手に、しばし観戦。

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7月23日(火):ヘルシンキ
 ラディソンSASヘスペリアの朝も朝食ヴァイキングから始まる。このホテル、日本でいえば、赤坂の東急ホテルか、東京プリンスかという感じで、老朽化した元一流ホテルという感じであるが、さすがに朝食は充実している。ご飯に味噌汁、さらに、お茶漬けの元らしきものまであったのが衝撃的である。ヘルシンキには、日本料理店も何軒かあるようで、かつては、日本人ビジネスマンもけっこういたのかもしれないが、フィンエアも大阪線は撤退してしまったし、観光客は、北欧にはまず来ない。ここ数年、海外に行くたびに、相対的に日本の地位が低くなっているのをじわじわと感じるが、遠からずこのお茶漬けのサビスもなくなってしまうのだろうか?寂しいことである。
 トーロ湾に沿って、フィンランディアホールを見ながら歩いて、街の中心部へ。気温は22度。昨日のオランダよりは、暖かいくらいで、札幌よりは、少し涼しいというくらい。実に快適である。帰りのチケットのリコンファームと明後日からのフィンランド内移動の特急列車の指定席の確保を無事に済ませ、ヘルシンキ大聖堂のある元老院広場へ。卒業旅行以来、11年ぶりになる。大聖堂は変わらずに美しい姿をみせているが、11年も経つと小生の方は、まぁいろいろと変わっている。ヘルシンキの大通公園とでもいうべきエスプラナーディを散歩。アルヴァル・アールトが設立したインテリアショップの「アルテック」を楽しみにしていたのだが、日本に持って帰りたくなるような家具はなかった。機能的であるが、かなりシンプルな作り。

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 中央駅へ戻って、キアズマ国立現代美術館へ。斬新な概観に比べて、中の展示の方は、よくわからなかった。トラムでいったんホテルに戻って昼寝。何もヘルシンキまで来て昼寝しなくてもと思われるかもしれないが、小生は夏休みであり、涼しいところでのんびりするのが目的である。それに日が長いので、いったん休憩して、また夜まで活動すればちょうどよいくらいだ。
 今度はバスに野って、セウラサーリ野外博物館へ。橋を渡って、島に渡ると、まるごと野外博物館になっている。ベンチに腰掛けているだけでも気持ちがよい。リスがすぐそばまでやってくる。
 中心部へ戻ってきてもまだ17時前。もちろんまだまだ陽が高いのだが、「カジノ・レイ」さんに入場することになった。夜になると混みそうなので、空いているうちに軽く一戦という魂胆であったが、あまりにもあんまりなことになってしまった。もちろんブラックジャックだが、ディーラーが21を連発する。小生も、うし様から借りた必勝本の教えに忠実に手堅いプレーを心がけたが、いかんせん21を出されては勝負にならない。2勝12敗2分で、あっという間に虎の子の100ユーロを失ってしまった。早々に退場せざるを得ない。ホテルに戻って、プールで一泳ぎして、サウナで休憩。

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7月22日(月):フォーレンダム-ヒンデローペン-ヒートホーン-ヘルシンキ
 2時に目が覚める。日本時間でいえば9時ということになる。時差が抜けていない。二度寝して、7時すぎに起床。予想よりは、充実していた朝食ヴァイキングをいただき出発。
 埋め立てのために作られた大堤防の上を一直線に走る。あいにく曇り空で風も強いが、天気がよければ、気持ちのよさそうな道である。それにしても、ジャケットを着ても寒い。東京は、今頃は、あいかわらずの猛暑であろう。ずいぶん違うものだ。

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 伝統工芸の村ヒンデローペンへ。どんな伝統工芸かと思ったら、見慣れた絵柄の家具や食器が飾られている。一時、母が凝っていたトールペイントの本家のようである。母の作品とあまり程度の変わらない物からさすがという細かい作品まで、いろいろと売られている。とても小さな村だが、海沿いのカフェで、ビールとコロッケとポテトを食べる気分は悪くない。
 高速を飛ばして、今度は、ヒートホーンへ。”オランダのベニス”と言われているという。小生、いわゆる”水の都”は、大好きであり、ベネツィアはもちろん、ベルギーのブルージュ、フランスのストラスブール、アメリカのサンアントニオなど、いろいろ訪れているので、期待していたのだが、まぁ、”オランダの柳川”という程度の小さな運河がある程度であった。それでも、天気も回復してきたので、運河沿いを散歩しながら、オープンカフェでくつろぐ午後は悪くない。
 再び高速を飛ばして、アムステルダム・スキポール空港へ向かう。今日1日で300キロくらいは、ドラヴしただろうか。オランダも意外と広いのだが、景色はいつまでも同じで、変化がない。時差が抜けないこともあり、眠くなってしまう。
 T氏とは、10月のシカゴ、ブリーダーズCでの再会を約束して、フィンエアで飛ぶ。昨日の便の折り返しなのだが、昨日のA321とちがって、今日は、MD83。平日ということもあって、ガラガラで、楽なフライト。今回も定刻より早いくらいの到着で、フィンエアの定時運行ぶりはすばらしい。フィンエアバスとの乗り継ぎもよく、23時前には、無事にラディソンSASヘスペリアに到着。「旅の窓口」で海外ホテルを予約するのは、初めてだったが、トラブルもなくチェックイン。北緯60度のヘルシンキ。23時といってもまだ外は明るい。ネット接続が予想外に難航するが、どうにかつながって一安心。ファイターズ連敗脱出。

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7月21日(日):東京-ヘルシンキ-アムステルダム-フォーレンダム
 夏休みである。例年は、8月後半にとることが多かったが、どうせなら、もっとも暑い時期に休みたい。ここ数年は、7月末に猛暑になり、8月は案外早く秋の気配が訪れることが多いので、今年は早めに休むことにした。うまい具合に、昨日で梅雨明けとなり、いきなり35度近い猛暑。絶妙なタイミングで日本脱出となった。
 「快速エアポート」で空港へは一直線。たっぷり2時間かかるが、乗り換えが全くないので、便利だ。今年は、成田も3回目。羽田に数え切れない。我ながらよくやっているものだ。
 日頃は、JAL悟空ばかりなので、第1ターミナルは、久しぶり。中森明菜の歌でおなじみの北ウイングから出発のようだが、一部工事中のため、南ウイングは、あるのかないのかよくわからない。日系航空会社は、第2ターミナルからなので、夏休みといっても、家族連れなどは少なく、チェックイン、出国手続きもあっという間に終了した。
 今回の目的地は、フィンランドである。北海道よりもさらに涼しい北欧でのんびりしたい。しかしながら、渡欧とあれば、アムステルダム在住のT氏のところに顔を出さないわけにもいかない。というわけで、JAL悟空でアムステルダムインという手もあったのだが、帰りは、フィンランドから直行した方が圧倒的に早いということもあり、フィンエアを利用することになった。日系航空会社がご縁のない「OneWorld」に加盟しているため、マイルがほとんど使い物にならないのが残念だが、”悟空21”ならぬ”ムーミン21”を利用すると、ムーミングッズがもらえるようである。
 昨秋のギリシャ旅行、今春のアメリカ出張と、散々日程が乱れたが、今回はいたってスムーズで、AY74便は、時間通りの離陸。隣のフィンランド人のおじさんは、札幌と松本に滞在して、ヘルシンキへ帰るという。なかなかマニアックな日程だが、日本の中では、涼しいので、北欧の人には、過ごしやすいであろう。
 しかしながら、離陸してしばらくして、ウトウトしていると、いきなりおじさんが、手を握ってきた。にらみつけても、反応がない。日本酒(sake)を盛大に飲んでいたようなので、酔っ払っていたのかもしれないが、不気味である。ホモなのだろうか?一応、指輪はしていたようだったが・・・
 JAL’sYの個人テレビに慣れてしまったので、フィンエアのMD11は、設備的にはやや物足りない感もあるが、ヘルシンキまでは、9時間台なので、だいぶ楽である。海外旅行といえば、「文藝春秋」なのであるが、今回は、冒頭の、中川一郎未亡人による、「夫・中川一郎は他殺でした」こそ衝撃的であるが、全体としては、読むところが少なく、旅行中にとっておくはずだった村上龍の「希望の国のエクソダス」を読了してしまった。村上春樹は読むが、龍はあまり読まなかった小生だが、1997年の時点で、2002年の日本を予測した近未来小説で、なかなかおもしろかった。日本を改革する中学生集団が、最後は、梅雨のない北海道に移住するというのも共感できた。やはり、北海道であり、北欧である。蒸し暑いのはダメだ。かくして、無事にヘルシンキ国際空港到着。
 予定より早く到着したので、乗り継ぎにも余裕があるのだが、肝心のアムステルダム行のAY845便だけが、ディスプレイを見ても、ゲート表示がない。運休にでもなったのかと不吉な予感がしたが、係の人は、21番ゲートへ行けという。ゲートに行っても、表示がなくて不安であったが、やがて、表示が切り替わり、無事にアムステルダムへ出発。搭乗率80%くらいで、隣が空席なので、快適。時計をさらに1時間戻して、2時間40分の飛行。こちらもほぼ定刻で、無事にアムステルダム・スキポール空港へ到着である。
 T氏と再会。渡欧して3年になるが、昨秋のギリシャ、昨年末の高崎競馬とごいっしょしているので、それほど久しぶりという感じがない。学生時代のメンバーも、年に1回くらいしか集まらないので、氏とは、かえって頻繁に会っているくらいだ。
 アムステルダムも3度目なのと、氏の家が雨漏りして修理中ということもあって、氏の運転で、郊外のフォーレンダムへ。海沿いのリゾート地のようである。サマータイムで外はまだ明るいが、ビールとウインナシュニッツェルをいただいたら眠くなってしまった。かくして長かった1日目が無事に終了。

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7月20日(祝):横浜・東京:はれ
 子供たちも今日から夏休みであるが、小生も今日から夏休みである。どちらかというと、「好きな食べ物を最後にとっておく」タイプなので、夏休みは、8月後半にとることが多かったのだが、ここ数年、暑さのピークが7月に来ることが多く、一番暑い時期になるべく涼しいところへ行きたいので、今年は早めにとることにした。見事に、今日が梅雨明け。これからの何日かがいかにも暑くなりそうだ。
 避暑は明日からで、今日は、熱い戦いが行われているTCKに参戦する。前回初参加で、回収率200%を記録したH嬢が再び参戦してきた。同行のS嬢は、競馬は初めてというが、仕手株で戦っているという強者であり、さすがに飲みこみが早い。一通り、新聞の読み方と馬券の種類だけ説明すると、いきなり最初のレースから的中している。
 明日から、遠征するため、今日は、財布にたくさんお金が入っている。非常に危険である。しかるに、8Rまでに徹底的にやられてしまった。もはや、玉砕覚悟で討って出るしかない。メイン9R、本命のスプリングシオンは固そうだが、岩手で牝馬ではトップクラスだった、ハセノライオネスから勝負。的場のイッキュウサン、山田信のシルクパイロットへ。馬連、馬単、3連単と盛大に買う。
 ハセノライオネス無念2着も、スプリングシオン1着、シルクパイロット3着、イッキュウサン4着と、4連単でも当たっていたような完璧な結果となり、3連単は322倍で、大逆転勝利となった。
 うし様も、最終で万馬券を的中して、今回は男性陣が結果を出したが、S嬢も、きわどくプラス決算。さすがに仕手戦を戦っているだけのことはある。日本もまだまだ捨てたものではないという気もしてきた。
 浜松町のポートボールへ。隣に鉢巻姿の兄ちゃんが登場して、ボールの溝にドライバーで微調整を加えながら、強烈なカーブでストライクを連発。214を叩き出し、すぐに引き上げてしまったのも衝撃的であった。やはり、日本もまだまだ捨てたものではないようだ。

7月18日(木):横浜:はれ
 仕事中、何気なく、ヤフーにアクセスすると、「安室奈美恵、SAM夫婦が離婚」とある。まあ、これは、別に驚かない。
 定数是正法案が、衆院通過。「5増5減」で、若干ではあるが、田舎の議員が減り、都会の議員が増える。これで格差は、最大2.1倍程度に縮小した。とにかく、1.1倍くらいまで平等にしてもらわないと話にならない。地方には地方の論理があり、ダムが必要だと思う人がいてもかまわないのだが、そういう人の声が、2倍通るからいけないのだ。それにしても、第3者機関を設けておきながら、またそれを無視するような動きが自民党内であったが、かろうじて、守られたのは、一歩前進である。以前の森政権などだったら、党利党略のヘンテコリンな修正案が通っていたにちがいない。党利党略で選挙制度を変え出したらおしまいである。
 影響を受ける選挙区からは、かなりの造反者が出た。同情の余地があるように見えるが、結局、そういうのは、「自分だけが・・・」という考え方であり、「総論賛成、各論反対」ということである。名前をよく覚えておく必要がある。
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・採決に起立せずに反対
 金田英行(北海道7区)、遠藤武彦(山形2区)、伊藤達也(比例東京)、斉藤斗志二(静岡5区)、山口俊一(徳島2区)
・採決直前に退席。
 亀井久興(島根3区)、二田孝治(秋田1区)
・意図的に遅刻
 中本太衛氏(比例南関東)
・「腰痛の治療が長引いた」ことを理由に本会議を欠席
 野中広務元幹事長

7月17日(水):横浜:はれ
 仕事中、何気なく、ヤフーにアクセスすると、「エルコンドルパサー死亡」とある。社台スタリオンでは、先日、エンドスウィープが死んだばかりである。あまりにもあんまりだ。シンボリルルドルフ以降の、日本の最強馬は?といえば、意見は分かれるところであろうが、ナリタブライアン、サイレンススズカ、エルコンドルパサーがベスト3ではないか?この3頭は、いずれもその世代の、世界最強馬だった可能性も高い。しかるに3頭すべてが終了である。これでは、日本競馬の前途もかなり厳しいといわざるを得ない。クロフネ、グラスワンダー、タイキシャトルあたりに期待するしかないのだろう。

7月15日(月):横浜・東京:くもり時々はれ
 月曜日は、例によって、長い会議。あいかわらず後ろ向きの議論が多く疲れる。しかも、帰り際に、日経のニュースを見れば、JASとJALのマイレージ統合のニュース。来るべきものが来たという感じだ。あわせれば5万マイルになるけれど・・・
 まとしても台風接近。7月に2週連続とはめずらしい。しかし、NHKの「ニュース10」特別編成にしてみたものの、まだそれほどの被害も出ていないし、やることがあまりない。「JR東海によれば、明日の新幹線を予定通り運転するかどうかは、明日の始発までに、決めるとのこと」などとアナウンサーがしゃべっているが、はっきりいって、こういうのって、ニュースとしての価値ゼロである。「明日の始発から遅れます」ならまだわかるが。
 田中知事、失職、再出馬へ。長野県民の良識を信じたい。再選の後は、来春の統一地方選挙で、知事支持の新人を大量に送りこんでもらいたいものだ。

7月13日(土):横浜・東京:くもり時々はれ
 ガリバーさんへ行く。いよいよECOカーともお別れである。特別な感慨もなく、淡々と手続きは終了し、帰りは地下鉄で戻ってくる。身軽になった気分だ。
 13時から、地方競馬オーナーズ募集開始。固定電話を引いたことがめずらしく役に立つ。10回くらいリダイヤルして、無事につながって、第1希望のフジキセキ産駒をゲット。これで、いよいよ馬主の仲間入りである。クルマを売って、馬に乗り換えたという形になった。偶然ではあるが、ECOカーの売却価格と、馬の一口の価格がほぼ同じ。駐車場代と、カイバ代もほぼ同じである。クルマさえやめれば、誰でも地方競馬のオーナー(1/20)になれるというわけである。
 もうひとつ、今日から、国営競馬(JRA)では、インターネット(IPAT)で馬券が買えるようになった。新馬券は、すでにTCK(大井競馬)で3連単をたっぷり楽しんでいるので、今さら馬単・3連複といわれても魅力はないのだが、IPAT開始に敬意を表して久々に参戦。須田鷹雄氏のコラムの通り、馬単に慣れない人が、オモテとウラを均等買いしているケースが多く、オモテのオッズが美味しい。3場盛大に参戦して、回収率85%ならまずまずだ。
 夜になって上京して、新装品川プリンスでボーリング。2連勝後の3ゲームで、うしさんに冒頭からターキーを出されて、2勝1敗に終わる。真新しいレーンとボールは悪くないのだが、いかんせん、土曜日に22時営業終了とは寂しい。

7月11日(木):横浜・東京:はれ
 一転して猛暑。最近は、スーツでの外出は、それほど多くないのだが、よりによって、台風の日と猛暑の日に外出である。夏ばても時間問題である。なんとか夏休みまで粘りこみたいところだ。
 ぐんぐんさんと日本橋の蕎麦屋「元禄」で一献。うっかりしていて、昼休みに会社の近くのまずい蕎麦を食べてきてしまったのは誤算だったが、こちらは、つまみが充実してよい。前回は、満員で断られたので、予約しておいてよかった。IPメッセージ以外での会話は、久しぶりである。W杯遠征の顛末などを聞く。さすがの氏も、ジーコ氏には、一目置いているようである。
 最後に蕎麦をいただき、満足して、帰ろうとすると、すっかり忘れていていたW杯トトおよび過去2回分のぐんぐん杯の精算を持ち出されてしまった。誠に遺憾であるが、やむを得ない。

7月10日(水):横浜・東京:あめ
 朝、徒歩通勤の途上で、会社の方向から来るイッキマンとすれ違う。なぜこの時間に?と思いきや、徹夜明けでいったん帰宅するという。衝撃的である。
 台風接近の中、大手町へ。東京駅にて、今度は、客先へ向かうぐんぐんさんとすれ違う。奇遇である。氏は、いかにもヒマそうな感じであった。
 大手町のビル内で、上司らと飲む。東京駅が一望できる。「ここなら、電車が止まってもすぐ分かるから大丈夫。」
 というが、電車が止まってから気づいても意味がないのではないか?
 幸い、お店の方も台風接近のため、早めに店終いとなり、無事に帰宅。

7月9日(火):横浜:はれ
 連日の猛暑。早くも水分のとりすぎで早くも夏バテ一歩手前。早急に遠征が必要になってきた。
 なぜかお昼がマック。シェイクなど飲んでしまうので、ますます胃が弱る。それにしても、来月から59円とは衝撃的である。
 22時頃帰宅したので、めったに見ない「ニュース10」などをつける。相撲が始まっていたことを知り、衝撃を受ける。いくら興味が薄れていたとはいえ、場所中だったことに途中で気づいたのは初めてである。新聞も読まないし、ニュースも見ないので、ニッカンか日経のWebのトップページに出ないと見逃してしまう。
 うしさんに続いて、カトさんもサンデーサイレンスへの出資が確定したという。馬匹改良が着々と進んでいる。ダンナの例を見るまでもなく、やはり高い馬は走る。走らなかったら、次の馬だ。最初の重賞ウイナー誕生も時間の問題となってきた感がある。小生、大井のフジキセキかエアジハードで迷っているが、格の違いを感じざるを得ない。時代を先取りしたはずのエンドスウィープの新馬で、2歳重賞をいただくしかない。

7月7日(日):横浜・東京:はれ時々くもり
 9時には目が覚めてしまった。梅雨の晴れ間というよりは、梅雨明けを思わせる好天。夏の風物詩「むらたや」のオープンも確認された。掃除と洗濯を済ませ、JOMOさんで洗車をして18マイル獲得して、ガリバー。査定は初体験だ。マニュアル化されており、従業員も親切で、初心者には、ありがたい。
 その後もいろいろと雑用があり、合間に、水沢競馬の栗駒特別も購入しなくてはいけないので、忙しい。どうにか18時すぎにTCKに参戦。うし様も到着しているのだが、駐車場入口で1時間待たされているという。仕方がないので、専門紙を届ける。これだからクルマは大変だ。
 いきなり6Rで、4頭ボックスの上位4頭で入線し、3連複的中も配当は大したことなかった。4連複で当たっていたのだが。その後も、7,8,9,10Rとすべて的中し、なんと収支は5000円のマイナスである。買い方が悪いといえばそれまでだが、以前のようにカスリもしないということがなくなっただけ進歩したのかもしれない。最終レースのヨコハマハウスの的場の追いこみは衝撃的だった。最後方追走から、無理やり内に突っ込み、どうみても前が詰まっているのだが、右に左にかきわけて、2着に持ってきた。ほとんどゲームの世界である。

7月6日(土):横浜:はれ時々くもり
 本格的な夏の訪れを感じさせる暑さ。まずECOカーを引き取りにいく。結局、どこにも異常はなく、単に小生がめったに乗らないのがいけないのだという。
「しばらく乗らないときは、バテリーをオフにするといいですよ。」
 というので、
「どうやるのか、やってみてください」
 と聞くと、
「やってもいいですが、時計とかラジオとかセットしたのが全部クリアされますよ。」
「・・・」
 まったく話にならない。
「じゃあ、用のない時も適当に走って、無理やり充電するしかないのですね?」
「普通にエンジンかけても、このクルマは、走らないとエンジンが止まるので、充電できない。クーラーをFULLでかけて、エンジンが切れないので、そのまま合いかぎでロックして、1時間くらい置いておけばだいぶ充電されます。」
 どうしようもない。わざわざ用もないのにクーラーかけてエンジンまわして充電するクルマのどこがECOなのか?
 真剣に売却を検討しているのだが、久々にハンドルを握ると愛着もある。ECOカーであることはもちろん、スタイルや乗り心地も嫌いではないのだ。しかし、梅雨の晴れ間だからか、やたらに道が混んでいる。やはり、都会の移動は電車に限る。
 600mほど泳ぎこむ。夜は、久々に三ツ沢へ。W杯が終わった今、ガラガラであろうスタンドで横浜FCを応援するのもまたよしと思ったのだが、大盛況。1万1000人には驚いた。セレッソ大阪の森島、西沢も登場したが、セレッソ1人退場で、横浜FCペース。しかし、ロスタイムにまさかの失点で万事休す。観戦記

7月5日(金):横浜・東京:くもり
 長野県の田中知事の不信任案が可決。今後どうなるのかわからないが、田中知事が尻尾を巻いて逃げ出したら論外として、もし、県民に問う形で知事選、県議選に打って出れば、おもしろいことになる。
 日本の構造改革を阻むのは、本質的には、自民党守旧派というよりは、その背後にいる、地方の公共事業に依存してきた企業、団体、住民達である。その代表が鈴木宗男氏であり、都会のサラリーマンは、冷ややかに見ている。1票の格差が、1.1倍以内くらいまで是正されないと、いつまでたっても日本が地方の論理で牛耳られるのは変わらない。
 長野県というのは、微妙である。北海道や沖縄ほどの公共依存ではないし、教育県をいう誇りもある。都会なのか?田舎なのか?今、もう一度知事選で田中知事を推せば、事実上、公共工事依存を否定することになるが、それができるか?長野市や松本市の都市部と、地方でどう違ってくるのか?
 しかも、これで田中知事が再選したら、県議は赤っ恥だ。間接民主主義の弱点を露呈することになり、自分達の存在意義が問われるだろう。いずれにしても、都市の人間としては、21世紀の日本の行方を占ううえで、今後の動きが注目される。

7月4日(木):横浜:くもり時々はれ
 梅雨もそろそろ終わりっぽくなってきて、蒸し暑くなってきた。夏の遠征が恋しくなる今日この頃である。
 例によって、朝から打ち合わせが延々と続き、ふと気がついたら19時50分である。あわてて、VAIOをとりだし、SPAT4にて、プリンシパルリバーの単、総流し、ゴールドアリュールへの馬単とワイド。ワイドのみ的中で大当たり損。

7月2日(火):横浜:くもり
 いわゆるマーフィーの法則というのは、みんなそれぞれにあると思うのだが、小生にとっては、シュッレダーである。たまにしか使わないのに、いつも途中で、「クズを捨ててください」の表示になってしまう。よっぽど運が悪いのかと思っていたのだが、まわりに聞いてみると、実は、みんなそうだという。かなりの大きさだが、ちょっと紙を入れるだけで、実はすぐに一杯になってしまうようだ。
 10時半、13時、14時、17時半、18時半と打ち合わせが5つ。気がついたら、金沢のセイユウ記念・アラブグランプリを買い忘れてしまった。福山のタマツバキ記念の再戦。距離延長で、マリンレオが負けるとしたらここしかないと思っていたが、レコードで圧勝。買い忘れてよかった。


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